JP4437289B2 - マグネット駆動ローラコンベヤ及び同コンベヤのラインシャフトへの玉軸受及び駆動用マグネットリングの嵌装方法 - Google Patents

マグネット駆動ローラコンベヤ及び同コンベヤのラインシャフトへの玉軸受及び駆動用マグネットリングの嵌装方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラインシャフトの支持用玉軸受の装着を容易にした駆動ローラコンベヤ並びに隣接するキャリアローラに対し、駆動伝達に支障がないように玉軸受けで支持するようにした駆動ローラコンベヤに関し、特にキャリアローラ軸を支持する際に、すべり軸受と、ころがり軸受とに共用できる軸受ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の駆動ローラコンベヤは、多数並列させたキャリアローラ各軸の一端に従動側マグネットリングを嵌着する一方、キャリアローラ群の下部でキャリアローラと直交する方向に駆動用マグネットリング(駆動磁気車)付のラインシャフトを配置しており、ラインシャフトの回転駆動により従動側マグネットリングに対し非接触で回転力を伝達するように構成されているが、ラインシャフトは通常の軸受を用いて数箇所を支持している(例えば特許文献1)。
【0003】
また、ラインシャフト軸受付近のキャリアローラ部にはマグネットリングを配置できないため、隣接するローラから連動する特別のマグネットローラをローラ上部に介在させることも知られている(例えば特許文献2)。
【特許文献1】
特許第3353107号公報(第4頁、右欄40〜48行、図4)
【特許文献2】
特開平8−9626号公報(第6頁、右欄7〜24行、図4、5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般及びクリーン搬送用非接触マグネット駆動ローラコンベヤでは、駆動ラインシャフトを支持する玉軸受を係止する場合に、長尺のラインシャフトと玉軸受との嵌め合いをきつくすると作業性が非常に悪くなり、緩くすると内輪(インナレース)が回転する恐れがある。
上記特許文献1のように、ラインシャフトの数箇所を通常の軸受で支持しただけではマグネットリングに対し所定の回転力を伝達できない。すなわち、支軸に対して嵌装機構を介して嵌装する駆動磁気車において、嵌装機構は通常緩い嵌め合いであり、磁石の反力程度では軸と違う回転をしないようにしている(軸と一体で動く)。支軸に駆動磁気車を嵌装する際には、軸の一方から各駆動磁気車を送り込み、間に玉軸受けを適宜送り込んで、支軸を玉軸受けを介してフレームに支持する。支軸と玉軸受けの嵌め合い緩いと、支軸を駆動した場合玉軸受けの内輪が支軸と一体に動かず結局玉ベアリングが効かずすべり軸受けとなり摩擦抵抗が激増する。そして軸受けおよびシャフトが摩耗する。また、支軸と玉軸受けの嵌め合いがきついと、支軸に駆動磁気車を嵌装する際の軸の一方から各駆動磁気車を送り込み、間に玉軸受けを適宜送り込む作業性が非常に悪くなる。
また、特許文献2のように、連動用のマグネットローラをローラ上部に介在させると、その部分はキャリアローラを欠いているため搬送できないし、搬送物をキャリアローラ上の両サイドに滑らして払いだすことができない。さらに、ラインシャフト軸受付近は、隣接するローラから連動する特別のマグネットローラをローラ上部に配置する構造となっているので、キャリアローラの幅方向中間部の所望位置にラインシャフトを配置すると、ラインシャフトの両サイドはキャリアローラが欠けるものとなるため特別な搬送品以外には使用できない。
これとは別に、コンベヤフレームに並べたキャリアローラ軸を支持する場合に、安価なすべり軸受タイプとすることが好まれるが、従来は、すべり軸受タイプの軸受ホルダと、ころがり軸受タイプの軸受ホルダとを用意して、それぞれ対応した機種に組付ける必要があり、又部品管理も複雑なものであった。
本発明は、ラインシャフトの中間部支持用玉軸受の装着を容易にした駆動ローラコンベヤを提供すること、また、ラインシャフトをキャリアローラ幅方向の中間部に配置してローラ幅全体を搬送に使用できるにようにした駆動ローラコンベヤを提供することを目的とし、さらにキャリアローラ軸を支持する際に、すべり軸受と、ころがり軸受とに共用できる軸受ホルダを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1は、左右のフレーム間に多数配列させたキャリアローラ軸の一端又は中央に従動側マグネットリングを嵌着する一方、キャリアローラ群の下部でキャリアローラと直交する方向に配置したラインシャフトに、前記従動側マグネットリングに対し非接触で回転力を伝達する駆動用マグネットリングを嵌装した搬送用マグネット駆動ローラコンベヤであって、前記ラインシャフトは、隣り合う前記キャリアローラの中心軸中間位置には第1の環状溝を、前記キャリアローラ中心軸下方位置には第2の環状溝を、それぞれの溝のOリングを嵌め込んで設け、前記ラインシャフト外面と玉軸受及び駆動用マグネットリング内面との嵌め合いは緩く、前記ラインシャフト周面には、前記第1の環状溝外側にはOリングを介して前記駆動用マグネットリングが、前記第2の環状溝外側にはOリングを介してラインシャフト支持用玉軸受が、それぞれの側面にスペーサを介して並べて係止されていることを特徴とするマグネット駆動ローラコンベヤである。
請求項2は、前記キャリアローラの幅方向中間部の下部でキャリアローラと直交する方向にラインシャフトを配置すると共に、前記ラインシャフトを、隣り合う前記キャリアローラの中心軸中間位置に玉軸受を介して軸受けブラケットにて支持するに際し、前記軸受けブラケットの上部が、隣り合う前記キャリアローラの中心軸間距離を変えることなく、キャリアローラ駆動に支障がない非干渉の状態に位置することを特徴とするものである。
請求項3は、請求項1に記載のマグネット駆動ローラコンベヤにおけるラインシャフトへの玉軸受及び駆動用マグネットリングの嵌装方法であって、第1の環状溝及び第2の環状溝にそれぞれOリングをラインシャフト端から送り込んで嵌め込んでおき、その後、複数の玉軸受け、スペーサ、駆動用マグネットリングをラインシャフトの一端から適宜送り込むことで、嵌装時にはラインシャフトと玉軸受の嵌め合いを緩く送り込みやすく、駆動時にはシャフトと玉軸受けとが一体で動くトルクに負けない嵌め合いとなることを特徴とするラインシャフトへの玉軸受及び駆動マグネットリングの嵌装方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明駆動ローラコンベヤの横断正面図である。図2は図1のA−A線における断面図である。
図3は図1のB―B線より矢印方向に見た側面図である。
コンベヤ10は、左右のフレーム11、11間に多数のキャリアローラ30、30を並列させ、その各軸31の一端又は中央に従動側マグネットリング32を嵌着する一方、キャリアローラ30群の下部の直交する方向に駆動用ラインシャフト16を配置して、従動側マグネットリング32に非接触で回転力を発生させる駆動用マグネットリング25を固着する。マグネットリング25、32の表面は、前述したように、同じリード角、ピッチの螺旋帯状N、S極が着磁されている。
なお、キャリアローラ30は、コンベヤ幅方向に複数に分割されているが、非分割ローラとしてもよい。図中、符号12はフレームに設けたT形スロット、13はキャリアローラの軸31の両端に設けた軸受ユニット、14はボルト、15は駆動用ラインシャフト側フレームの上面にかぶせたカバー、27はラインシャフトのエンドカラー、28はタイミングベルトにかみ合うローレット部(図2)、33はキャリアローラ軸31に形成したセレーション(図1)、34は従動側マグネットリングを保持するカラーである(図1)。
【0007】
ラインシャフト16は、長手方向には間隔をおいた位置の周面に第1、第2の環状溝20,21を形成させる。環状溝20,21にOリング22,23をそれぞれ嵌め込んでローラ軸側のリング32に対し非接触で回転力を伝達するための多数の駆動用マグネットリング25と玉軸受26とを係止する。玉軸受26とシャフトの間にOリング23を入れることにより、玉軸受の挿入が容易で、しかも、軸受の内輪(インナレース)を止めるようにしている。
【0008】
図2に示すように、ラインシャフト16は、長手方向に間隔をおいて設けた溝21に玉軸受26を嵌装し、その左右にスペーサ24、24を介して駆動用マグネットリング25を嵌めこむ。玉軸受26は、図1及び2に示すように、軸受ブラケット17に軸受カバー18をかぶせてボルト締めし、軸受ブラケット17にボルト14を通してフレーム11の内側Tスロット12に固着されている。
なお、符号16aはラインシャフト軸線である。
【0009】
上記構成の駆動ローラコンベヤにおいて、図示省略のモータの起動でタイミングベルト28を駆動してラインシャフト16を回転させると、ラインシャフト16に設けたマグネットリング25と非接触の従動側マグネットリング34に回転力を発生させる。これにより、各従動側マグネットリング34と同軸の各キャリアローラ30、30を一斉に同じ方向に回転させるので、キャリアローラ30上の物品を搬送することができる。なお、図示実施例ではタイミングベルト28でラインシャフトを駆動するものを示したが、これに限らず、ローラ駆動、チェーン駆動またはギヤ駆動としてもよい。
【0010】
図4は、本発明の別の実施形態に係る非接触マグネット駆動ローラコンベヤの断面図である。この場合は、フレーム11,11間の内寸法に相当する大形の軸受ブラケット37をボルト締めする。軸受ブラケット37の所望の位置(図4では中央)に軸受けカバー38を組み付けてラインシャフト16の軸受部を形成させる。ラインシャフト16には図2に示したものと同じくOリングを嵌めて玉軸受を係止する。すなわち、キャリアローラ30の幅方向中間部の下部でキャリアローラと直交する方向にラインシャフト25を配置すると共に、ラインシャフト25を隣接するキャリアローラ30に対し、駆動伝達に支障がないように非干渉の状態にて玉軸受で支持する。
このように構成すると、ラインシャフト25をキャリアローラ幅方向のどの位置にも配置できるので、ローラ幅を有効に使えるため全体フレーム幅をコンパクトにすることができる。また、コンベヤフレーム断面から見て、両サイドにキャリヤローラ面から出っ張った邪魔物が無いため、搬送物を両サイドにキャリヤローラ上を滑らして振分けることが可能であると同時に、ローラ幅全体を搬送に使用でき、搬送物を両サイドにキャリアローラ上を滑らして払いだすことができる。
【0011】
本発明の駆動ローラコンベヤは、ラインシャフト16に駆動用マグネットリング25を嵌装する際に、シャフト16の一方から各駆動用マグネットリング25を送り込み、間に玉軸受26を適宜送り込み、玉軸受を介してフレームに支持するようにし、支持するところで、嵌装時にはラインシャフトと玉軸受の嵌め合いを緩く、駆動時にはシャフトと玉軸受が一体で動くようにトルクに負けない嵌め合いとすることができる。
なお、上記の玉軸受の係止構造は、ベルト駆動ローラコンベヤ、非接触マグネット駆動ローラコンベヤまたは枚葉コンベヤ等に適用可能であって、特に非接触マグネット駆動ローラコンベヤの場合には超低発塵、強力な非接触マグネットリングを直交させて回転を伝達するように構成されているので、搬送時に発生する微細ゴミを減少させるためクリーンな搬送を必要とする半導体、液晶等のクリ−ン設備、食品、医薬、化粧品雑貨、電気・機械部品等の搬送に適している。
【0012】
次に軸受ホルダについて説明する。
図5は軸受部の拡大断面図を示すもので、(a)はすべり軸受、(b)は玉軸受を用いた状態の縦断面図、図6は軸受ホルダを示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。また、図7は下部ホルダ部材の拡大図を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は断面図、図8は上部ホルダ部材の拡大図を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。また、図9は滑り軸受(ブシュ)の正面図である。
この軸受ホルダ35は、図示のように、駆動ローラコンベヤにおけるフレームの対向する内側に装着して多数のキャリアローラ31の軸端を滑り軸受(ブシュ)47(図5a)又は玉軸受49(図5b)で支持するもので、コンベヤフレーム11,11の内側面には軸受ホルダを取付けるためのボルト孔38を有し、上面にキャリアローラ軸端の下半相当部分を支持する半円受部43aを形成した下部ホルダ部材36と、下部ホルダ部材36の上部に重ねてビス止めされ、かつ下面には下部ホルダ部材36の半円受部43aに対応する上半受部43bを形成した上部ホルダ部材37とから構成される。
さらに、前記上下のホルダ部材37,36の両半円受部43a、43b(図7、8)には、コンベヤフレーム11の内側面から軸端面側に向け玉軸受49のアウタレースを抱持する広幅溝44a,44bと、滑り軸受(ブシュ)47とを係止するための細幅溝45a、45bを設けると共に、前記細幅溝45a、45bのフレーム内側縁部50(図5a、5b)には滑り軸受周面の面取り部48を挿合させる回り止め部46a、46bを形成させている(図7、8)。前記上下のホルダ部材37、36はガラス繊維補強樹脂成形品とするのが好ましい。
上記のように、この軸受けホルダ35は、玉軸受と滑り軸受けとに対応する軸受孔構成となっているので、キャリアローラ軸を支持する際に、すべり軸受と、ころがり軸受とに共用できる。なお、図中、符号38はボルト孔、39はボルト、40は下部ホルダ部材36の側面に設けた凸部、41はビス孔、42は上下部ホルダ部材を一体に締め付けるビス、43は軸受孔である。
【0013】
【発明の効果】
上記のように、本発明は、キャリアローラ群の下部でキャリアローラと直交する方向に配置したラインシャフト周面に環状溝にOリングを嵌め込んで玉軸受を装着するようにしたので、回転力の伝達が確実で、軸受部等のメンテナンスが容易な駆動ローラコンベヤを得ることができる。また、請求項2の構成とすることにより、ラインシャフトをキャリアローラ幅方向のどの位置にも配置できるためローラ幅全体を搬送に使用でき、搬送物を両サイドにキャリアローラ上を滑らして払いだすことができる。さらに、請求項3の軸受け構成とすることにより、キャリアローラ軸端をすべり軸受で支持するものと、ころがり軸受で支持するものとに共用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る駆動ローラコンベヤの横断正面図である。
【図2】 図1のA−A線における断面図である。
【図3】 図1のB−B線より矢印方向に見た側面図である。
【図4】 本発明の別の実施形態に係る駆動ローラコンベヤの断面図である。
【図5】 軸受部の拡大断面を示すもので、(a)はすべり軸受、(b)は玉軸受を用いた状態の縦断面図である。
【図6】 軸受ホルダを示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
【図7】 下部ホルダ部材の拡大図を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は断面図である。
【図8】 上部ホルダ部材の拡大図を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。
【図9】 滑り軸受(ブシュ)の正面図である。
【符号の説明】
10 駆動ローラコンベヤ 11 フレーム
12 T形スロット 13 軸受ユニット
14 ボルト 15 カバー
16 ラインシャフト 16a ラインシャフト軸線
17、37 軸受ブラケット 18、38 軸受カバー
19 割形継手 20、21 溝
22,23 Oリング 24 スペーサ
25 マグネットリング 26 玉軸受
27 エンドカラー 28 タイミングベルト
29 ローレット部 30 キャリアローラ
31 ローラ軸 32 マグネットリング
33 セレーション 34 カラー
35 軸受ホルダ 36 ホルダ下部材
37 ホルダ上部材 38 ボルト孔
39 ボルト 40 凸部
41 ビス孔 42 ビス
43 軸受孔 43a,43b 半円受部
44a,44b 広幅溝 45a,45b 細幅溝
46a,46b 回り止め部 47 滑り軸受(ブシュ)
48 面取り部 49 玉軸受
50 フレーム内側縁部

Claims (3)

  1. 左右のフレーム間に多数配列させたキャリアローラ軸の一端又は中央に従動側マグネットリングを嵌着する一方、キャリアローラ群の下部でキャリアローラと直交する方向に配置したラインシャフトに、前記従動側マグネットリングに対し非接触で回転力を伝達する駆動用マグネットリングを嵌装した搬送用マグネット駆動ローラコンベヤであって、前記ラインシャフトは、隣り合う前記キャリアローラの中心軸中間位置には第1の環状溝を、前記キャリアローラ中心軸下方位置には第2の環状溝を、それぞれの溝のOリングを嵌め込んで設け、前記ラインシャフト外面と玉軸受及び駆動用マグネットリング内面との嵌め合いは緩く、前記ラインシャフト周面には、前記第1の環状溝外側にはOリングを介して前記駆動用マグネットリングが、前記第2の環状溝外側にはOリングを介してラインシャフト支持用玉軸受が、それぞれの側面にスペーサを介して並べて係止されていることを特徴とするマグネット駆動ローラコンベヤ。
  2. 前記キャリアローラの幅方向中間部の下部でキャリアローラと直交する方向にラインシャフトを配置すると共に、前記ラインシャフトを、隣り合う前記キャリアローラの中心軸中間位置に玉軸受を介して軸受けブラケットにて支持するに際し、前記軸受けブラケットの上部が、隣り合う前記キャリアローラの中心軸間距離を変えることなく、キャリアローラ駆動に支障がない非干渉の状態に位置することを特徴とする請求項1に記載のマグネット駆動ローラコンベヤ。
  3. 請求項1に記載のマグネット駆動ローラコンベヤにおけるラインシャフトへの玉軸受及び駆動用マグネットリングの嵌装方法であって、
    第1の環状溝及び第2の環状溝にそれぞれOリングをラインシャフト端から送り込んで嵌め込んでおき、
    その後、複数の玉軸受け、スペーサ、駆動用マグネットリングをラインシャフトの一端から適宜送り込むことで、
    嵌装時にはラインシャフトと玉軸受の嵌め合いを緩く送り込みやすく、駆動時にはシャフトと玉軸受けとが一体で動くトルクに負けない嵌め合いとなることを特徴とするラインシャフトへの玉軸受及び駆動マグネットリングの嵌装方法。
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