JP2947050B2 - 半導体パッケージ用リードフレーム - Google Patents

半導体パッケージ用リードフレーム

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波用半導体チップを
パッケージするために用いられるリードフレームに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高周波用半導体チップは従来セラミック
パッケージに組み込まれることが多かったが、近年は低
コスト化の面からプラスチックパッケージを使用する場
合が増えてきている。
【0003】図9は、従来のプラスチックパッケージ用
のリードフレームに半導体チップを固定したモジュール
を示したものである。このプラスチックパッケージ用リ
ードフレームは、半導体チップを固定するダイパッド部
3とリード2を備えている。
【0004】図9に示すように、半導体チップ6をパッ
ケージする時、半導体チップ6はダイパッド3に固着さ
れるが、その際、半導体チップ6内のグランド(接地)
用パッド7は、グランドワイヤ5により直下のダイパッ
ド3に接続される。
【0005】一方、複数本存在するリード2中のグラン
ド用リード1はグランドワイヤ4によりダイパッド3に
接続される。このようにして、半導体チップ6はグラン
ドワイヤ5、ダイパッド3、グランドワイヤ4、グラン
ド用リード1を通して接地される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のプラスチックパッケージ用のリードフレームで
は、半導体チップ6をパッケージした場合、図9から明
らかなようにグランドパッド7からグランドリード1に
至るまでに2本のワイヤ5、4を経由することになり、
使用周波数の高い半導体チップ6をパッケージする際
に、グランドパッド7からグランドリード1に至るまで
に2本のワイヤ5、4のインダクタ成分が無視できなく
なり、実際に半導体チップ6をDC或いは高周波動作さ
せた場合に発振してしまう。この問題点に対して、イン
ダクタ成分が無視できる程度にワイヤ4及び5の長さを
極力短くすることが望まれるが、従来のリードフレーム
の構成ではワイヤ長の短縮化に限界があった。このワイ
ヤ長の短縮化の限界の原因について図面を参照しながら
説明する。
【0007】図10は従来のリードフレームに半導体チ
ップを固定したモジュールを示したものであり、半導体
チップ6は、銀ペースト9によりダイパッド3に固着さ
れている。
【0008】ワイヤ長の短縮化の限界のまず第1の原因
として、半導体チップ6のダイパッドへの固着の位置制
御が挙げられる。すなわち、半導体チップ6をダイパッ
ド3に自動的に固着(ダイボンド)させる際、半導体チ
ップ6の位置のばらつきが図10のX方向、Y方向それ
ぞれ約0.1〜0.2mm発生する。ワイヤボンダーは通常リー
ドフレーム上のワイヤ着地点の座標を決めてワイヤをボ
ンディングするが、上記したような半導体チップ6の固
定位置のばらつきの発生を考慮すると、グランドワイヤ
5のダイパッド3上の着地点8は半導体チップ6からY
方向に約0.3〜0.4mm離して余裕をもって設定しなければ
ならず、ワイヤ長の短縮化が図れない。
【0009】次に第2の原因として、半導体チップ6を
ダイパッド3に固着する際に使用する固着剤の形状が挙
げられる。すなわち半導体チップ6の固着剤として例え
ば銀ペーストを使用した場合、ダイパッド3に銀ペース
トを塗布後チップを上から圧着することによって半導体
チップ6をダイパッド3に固着するが、この圧着時に図
10に示すように銀ペースト9がチップ外側にはみ出し
てしまう。これは半導体チップ6とダイパッド3の接着
力を確保するため幾分多めに銀ペーストを使用している
ために必然的に生じるものである。この時、Y方向にも
銀ペースト9がはみ出すが、確実にダイパッド3に接続
するにはそのはみ出しを考慮してグランドワイヤ5を余
裕をもって設定しなければならず、ワイヤ長の短縮化が
図れない。
【0010】また、第3の原因として、グランドリード
1とダイパッド3を接続するグランドワイヤ4の存在自
体が挙げられる。半導体チップ6の回路設計/開発を容
易にするためにもパッケージサイズをできるだけ小さく
し、上記グランドワイヤ4だけでなく入出力ワイヤや、
電源用ワイヤの長さも短くする方が望ましいが、そうす
るとリードフレーム自体の面積も小さくせねばならな
い。しかしながら、リードフレームの面積が小さくなっ
た場合、図9に示すようにグランドリード1をグランド
ワイヤ4によりダイパッド3と接続すると、ワイヤ5の
着地点8はワイヤ4を避けて設定せねばならないため、
ワイヤ5の着地点の設定位置の自由度が減少してしま
い、ワイヤ5の着地点の設定位置の自由度を増加させる
にはワイヤ5の長さに余裕を持たせるためにも長くしな
ければならない。
【0011】本発明は、上記の原因に基づくワイヤ長の
短縮化の限界という課題を解決するものであり、ワイヤ
のインダクタ成分を無視できる程度にワイヤの長さを短
くし、使用周波数の高いMMICをパッケージした場合
における発振を防止し、コンパクト化を図ってもワイヤ
の設定位置の自由度が十分にありワイヤ長を短くできる
半導体パッケージ用リードフレームを提供することを目
的とする。
【0012】また、特に半導体チップが高周波用MMI
C(Microwave Monolithic IC)においては、半導体チッ
プに内蔵されているスパイラルインダクタ、キャパシタ
が大きな面積を占有するため、半導体チップ面積が大き
くなり、これに伴いパッケージサイズも大きくしなけれ
ばならない。パッケージサイズが大きくなると、入出力
ワイヤや電源用ワイヤも長くなる。従って、チップ内の
インダクタ成分を小さくすることに伴ってワイヤの長さ
も短くすることが望まれる。
【0013】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、スパイラルインダクタを有する半導体チップ(例え
ばMMIC)をパッケージする際に、この半導体チップ
のインダクタ成分を小さくするとともにパッケージサイ
ズを小さくできる半導体パッケージ用リードフレームを
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体パッケージ用リードフレームは、
導体チップを固着するダイパッドと、前記ダイパッドの
両側に形成された複数本のリードとを有し、前記半導体
チップと前記ダイパッドを固着するための固着剤を前記
リードの存在しない方向へ誘導するスリット状の孔を前
記ダイパッド上の前記半導体チップを固着させる部分に
設け、前記スリット状の孔の長さを前記半導体チップよ
りも長くしたものである。
【0015】
【0016】
【作用】これにより、固着剤が過剰に供給されても余剰
の固着剤がスリット状の孔の中に収められることによ
り、固着剤の固着面外への漏出を防止することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例における半導体パッケ
ージ用リードフレームを図面を参照しながら説明する。
【0018】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例の半導体パッケージ用リードフレームの概略図を示し
たものである。
【0019】図1(a)において、本発明の半導体パッ
ケージ用リードフレームは、従来の半導体パッケージ用
リードフレームと同様に半導体チップを固定するダイパ
ッド3とリード2を備えているが、複数本あるリード中
のグランド用のリード1がダイパッド3と直接接続され
ている点が従来の半導体パッケージ用リードフレームと
は異なる。
【0020】図1(b)は、この半導体パッケージ用フ
レームを用いて半導体チップをダイパッド3に固定した
モジュールを示したものである。この時、グランド用リ
ード1がダイパッド3と接続されているため、従来のよ
うにグランド用リード1とダイパッド3とをグランドワ
イヤを用いて接続する必要性はなくなる。従って、従来
の半導体パッケージ用リードフレームにおけるグランド
用ワイヤ4が省略でき、半導体チップを高周波動作させ
た時のワイヤのインダクタ成分を考慮する必要がなくな
り、発振を防止することができる。
【0021】さらに、従来の半導体パッケージ用フレー
ムにおけるグランド用ワイヤ4が不要になると、グラン
ド用ワイヤ4の接続不良の発生を低減でき、半導体チッ
プのグランドパッド7をダイパッド3に接続するための
グランドワイヤ5のダイパッド3における接続領域の自
由度も上昇する。
【0022】(実施例2)以下、ワイヤだけでなくリー
ドのインダクタ成分も考慮し、さらにパッケージサイズ
のコンパクト化も考慮した第2の実施例の半導体パッケ
ージ用リードフレームについて説明する。
【0023】図2は、本発明第2の実施例の半導体パッ
ケージ用リードフレームの概略図を示したものである。
【0024】図2(a)及び(b)において、本実施例
は第1の実施例と同様に、複数本存在するリードの一部
をダイパッドと直接接続しているが、ダイパッド3と直
接接続されており、相隣合う複数本(本実施例では2
本)のグランド用リード1間が図のように、金属部10
で埋められた構造となっている点が第1の実施例と相違
しており、ダイパッド3の面積は図2の点線11で示す
ように従来より大きくなり、リード側に突出した部分を
有する形状となる。
【0025】本発明第2の実施例の半導体パッケージ用
リードフレームは、相隣合う2本のグランド用リード1
がダイパッド3と接続されており、第1の実施例と同様
に従来例におけるワイヤ4が不必要になるが、さらにこ
れら2本のグランド用リード1の間が金属部10で埋め
られているため、リード1自身が持つインダクタ成分が
さらに小さくなり、グランドが強化されることになる。
【0026】また、2本のグランド用リード間が金属部
10で埋められているため、結局ダイパッド3がリード
側に突出した部分を有する形状となり、ワイヤ5の着地
点の自由度が大きくなる。例えばコンパクトなモジュー
ルを得るため、図2(c)に示すように半導体チップ6
の面積に対して非常に面積の小さな半導体パッケージ用
リードフレームを用いた場合でも、グランドパッド7と
ダイパッド3の接続は、グランドワイヤ5を2本のリー
ド間の金属部10を用いて行うことができる。従って、
第2の実施例の半導体パッケージ用リードフレームで
は、半導体チップに対する半導体パッケージ用リードフ
レームのコンパクト化とともにモジュールののコンパク
ト化も図ることができる。
【0027】(実施例3)以下、図10における銀ペー
スト等の接着剤のY方向のはみ出しの防止を考慮した第
3の実施例の半導体パッケージ用リードフレームについ
て説明する。
【0028】図3は、第3の実施例の半導体パッケージ
用リードフレームの概略図を示したものである。
【0029】図3において、半導体パッケージ用リード
フレームはダイパッド3にスリット12を有する構造と
なっている。本実施例では、このスリットは図3のよう
にリード2の長手方向に垂直方向に開けられており、そ
の長さはパッケージされる半導体チップの長さよりも長
くなっている。
【0030】このリードフレームに、半導体チップ6を
ダイパッド3にダイボンドしたモジュールの概略図を図
4に示す。図4(a)はモジュールを半導体チップ側か
ら見た概略図を示したものであり、図4(b)は図4
(a)に示したモジュールの断面図を示したものであ
る。
【0031】図4から明らかなように、半導体チップを
固定すると、固着剤である銀ペースト9はスリット12
を通って裏側へ誘導される。従って図10に示した銀ペ
ースト9のリード側へのはみ出しを防ぐことができ、ダ
イパッド3のリード側の部分を全て半導体チップ6のグ
ランドパッド7をダイパッド3に接続する際のグランド
ワイヤ4を打つ領域とすることができる。つまり、チッ
プ内グランドパッドからのグランドワイヤ4の着地点の
自由度を大きくすることができる。
【0032】さらに、このスリット12は半導体チップ
6の長さよりも長い形状となっているため、半導体チッ
プ6を接着する際に銀ペースト9をダイパッド3の裏面
方向だけでなく横方向にも誘導させることができ、より
確実に銀ペースト9のリード側への流動を防止すること
ができる。
【0033】なお、このスリット12は必ずしも一本で
ある必要はなく、複数本であってもよい。また、図5に
示すように固着剤をダイパッドのリードの存在しない側
へ誘導できる溝であってもよい。
【0034】以上述べてきたように、第1の実施例では
グランドワイヤのインダクタ成分を解消するためにリー
ドとダイパッドを直接接続し、第2の実施例ではリード
のインダクタ成分を解消しリードフレームのコンパクト
化を図るためにダイパッドに直接接続されているリード
間を金属で埋め、第3の実施例では、半導体チップの固
着剤のリード側へのはみ出しを防止するために、ダイパ
ッド上の半導体チップを固着する部分に穴(望ましくは
スリット)を設けているが、これらを組み合わせた半導
体パッケージ用フレームを提供することも可能である。
【0035】その例として、複数本存在するリードの内
の一部をダイパッドと直接接続しつつ、ダイパッドの半
導体チップを固着する部分にスリットを設けた半導体パ
ッケージ用リードフレームを図6に示す。図6の構成の
半導体パッケージ用リードフレームを用いると、リード
1とダイパッド3を接続するグランドワイヤの省略によ
りワイヤのインダクタ成分を解消でき、かつ、半導体チ
ップの固着剤のリード側へのはみ出しを防止することに
よりチップ内グランドパッドからのグランドワイヤの着
地点の自由度を大きくすることができる。
【0036】また別の例として、複数本存在するリード
の内の一部をダイパッドと直接接続してリード間を金属
で埋め、ダイパッドの半導体チップを固着する部分にス
リットを設けた半導体パッケージ用リードフレームを図
7に示す。図7の構成の半導体パッケージ用リードフレ
ームを用いると、図6に示した半導体パッケージ用リー
ドフレームと同様に、リード1とダイパッド3を接続す
るグランドワイヤを省略することによりワイヤのインダ
クタ成分を解消でき、かつ、半導体チップの固着剤のリ
ード側へのはみ出しを防止することによりチップ内グラ
ンドパッドからのグランドワイヤの着地点の自由度を大
きくすることができる。
【0037】さらに、リード間を金属部10で埋めてい
るために、リード1自身が持つインダクタ成分がさらに
小さくなり、グランドが強化され、半導体チップに対す
る半導体パッケージ用リードフレームのコンパクト化と
ともにモジュールのコンパクト化も図ることもできる。
【0038】(実施例4)以下、MMIC等の大面積を
占有するスパイラルインダクタを有する半導体チップを
固着する際に、このスパイラルインダクタの大きさを小
さくすることを考慮した第4の実施例の半導体パッケー
ジ用リードフレームについて説明する。
【0039】図8は、第4の実施例の半導体パッケージ
用リードフレームの概略図を示したものである。
【0040】図8に示すように多数本あるリードの内の
隣合う2本、或いは数本おいて隣合う2本のリード2の
間がワイヤ16で接続され、且つこれら2本のリード2
がワイヤ17で半導体チップ6と接続されている。従っ
て、半導体チップ6の外側にワイヤ16及び17からな
るインダクタを形成することができる。
【0041】ワイヤ16及び17のインダクタ成分を半
導体チップ6内のインダクタ成分の一部として利用して
やれば、半導体チップ6内のスパイラルインダクタをそ
の分だけ小さく、或いは省略することができる。これに
より、MMIC等の半導体チップ面積を縮小し、チップ
コストを低減でき、また、チップ面積縮小によりパッケ
ージサイズを小さくできるため、グランドワイヤ以外の
入出力ワイヤや、電源用ワイヤのワイヤ長を短縮でき、
パッケージも含めた回路設計がより容易になる。
【0042】
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明では、 ダイパッド
上の半導体チップを固着する部分に溝またはスリット
けることにより、半導体チップの固着剤のリード側へ
のはみ出しを防止してワイヤ接続部分を半導体チップ側
に近づけてワイヤの長さを短くすることができる。
【0044】さらに、2本のリード間をワイヤにより接
続し、かつ、これら2本のリードをワイヤにより半導体
チップと接続しているため、半導体チップ内のスパイラ
ルインダクタを小さく、或いは省略することができ、M
MICチップ面積を縮小し、チップコストを低減でき、
また、チップ面積縮小によりパッケージサイズを小さく
できるため、グランドワイヤ以外の入出力ワイヤや、電
源用ワイヤのワイヤ長を短縮でき、パッケージも含めた
回路設計がより容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図2】本発明第2の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図3】本発明第3の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図4】本発明第3の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図5】本発明第3の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図6】本発明第4の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図7】本発明第5の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図8】本発明第5の実施例のにおける半導体パッケー
ジ用リードフレームの概略図
【図9】従来例における半導体パッケージ用リードフレ
ームをの概略図
【図10】従来例における半導体パッケージ用リードフ
レームをの概略図
【符号の説明】
1 グランド用リード 2 リード 3 ダイパッド 4 グランドワイヤ 5 グランドワイヤ 6 半導体チップ 7 グランドパッド 8 グランドワイヤ着地点 9 銀ペースト 10 金属部 11 ダイパッド部 12 スリット 13 リード側ダイパッド部 14 溝 15 パッド 16 ワイヤ 17 ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/50 H01L 21/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップを固着するダイパッドと、
    前記ダイパッドの両側に形成された複数本のリードとを
    有し、前記半導体チップと前記ダイパッドを固着するた
    めの固着剤を前記リードの存在しない方向へ誘導するス
    リット状の孔が前記ダイパッド上の前記半導体チップを
    固着させる部分に設けられ、前記スリット状の孔の長さ
    が前記半導体チップよりも長いことを特徴とする半導体
    パッケージ用フレーム。
  2. 【請求項2】 半導体チップを固着するダイパッドと、
    前記ダイパッドの近傍に形成された複数本のリードとを
    有し、前記半導体チップと前記ダイパッドを固着するた
    めの固着剤を前記リードの存在しない方向へ誘導する溝
    が前記ダイパッド上の前記半導体チップを固着させる部
    分に設けられ、前記溝の長さが前記半導体チップの長さ
    よりも長いことを特徴とする半導体パッケージ用フレー
    ム。
  3. 【請求項3】 半導体チップを固着するダイパッドと、
    前記ダイパッドの両側に形成された複数本のリードとを
    有し、前記複数本のリードの中の2本のリード間及び前
    記2本のリードと半導体チップ間がワイヤで接続されて
    いることを特徴とする半導体パッケージ用リードフレー
    ム。
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