JP2944319B2 - 並列展開型フレーム同期方式 - Google Patents

並列展開型フレーム同期方式

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JP2944319B2
JP2944319B2 JP4215875A JP21587592A JP2944319B2 JP 2944319 B2 JP2944319 B2 JP 2944319B2 JP 4215875 A JP4215875 A JP 4215875A JP 21587592 A JP21587592 A JP 21587592A JP 2944319 B2 JP2944319 B2 JP 2944319B2
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康紀 高橋
恒一 岡部
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NEC Corp
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MYAGI NIPPON DENKI KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列展開形フレーム同
期方式に関し、特に同期方式の多重端局装置に用いられ
疑似同期防止機能付き並列展開形フレーム同期方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の並列展開形フレーム同
期方式は、高速の信号のフレーム同期をとる場合に、信
号をn(nは整数)ビットパラレルに展開することによ
り処理速度を上げる目的で用いられている。
【0003】図2は従来の並列展開形フレーム同期方式
の一例を示すブロック図である。図2において、シリア
ル信号101をnビットパラレル信号102に展開する
シリアルパラレル変換回路1と、nビットパラレル信号
102から、シリアル信号の1ビット分ずつずれたn本
のnビットパラレル信号103−1〜nを作成するラッ
チ回路2とラッチした信号を同期パタンと照合してフレ
ーム同期をとるn個の同期回路3−1〜nを有してい
る。また、n個の同期回路3から同期引込完了信号10
4−1〜nを受信し、一番先に同期を確立した同期回路
3を示す信号を出力する優先処理回路13と、優先処理
回路13が示した同期回路3の入力信号と同じビット配
置になるようにパラレル信号のビット位置を入れかえる
ビット入替回路11とを有している。
【0004】次に動作について説明する。入力されたシ
リアル信号101はシリアル/パラレル変換回路1を通
りnビットパラレル信号102に展開され、ラッチ回路
2に入力される。ラッチ回路2は入力されたnビットパ
ラレル信号102から、シリアル信号101の1ビット
分ずつずれたn本のnビットパラレル信号103−1〜
nを作成する。ラッチ回路2の1本目の各ビットがシリ
アル信号の第1〜第nデータを出力しているとき、k本
目の出力はシリアル信号の第k〜第(n+k−1)デー
タとなる。ラッチ回路2のn本の出力はn個の同期回路
3−1〜nにそれぞれ入力される。
【0005】同期回路3内の同期パタン検出回路4で
は、まずハンチング(同期探査)状態として入力された
信号と同期パタンを照合し、一致か不一致かを出力す
る。フレームカウンタ5は同期パタンと一致したときに
カウントアップを開始し、1フレーム毎にフレームパル
スを出力する。同期パタン不一致のときフレームカウン
タ5はハンチング状態となりカウンタはリセットされて
停止し、フレームパルスは常時出力された状態となる。
同期検出回路4は、1度同期パタンと一致すると保護状
態となりフレームパルスの入力かあったときに同期パタ
ンと照合する。保護回路6では設定された後方保護回数
分同期パタン一致信号を入力すると同期引込完了信号を
出力する。
【0006】同期引込完了後、入力信号と同期パタンの
不一致信号を前方保護回数検出すると同期はずれ信号を
出力する。また、同期回路3は優先処理回路13からの
制御信号によって常にハンチング状態となり、同期引込
完了信号は出力されなくなる。
【0007】優先処理回路13はn個の同期回路3から
の同期引込完了信号104−1〜nを入力し、最初に同
期引込みを完了した回路を示す同期位置信号をビット入
替回路11に出力する。また、k番目の回路が同期引込
みを完了した場合、それ以外の回路に対して同期引込完
了信号を出力しないように制御信号を出力する。k番目
の同期回路3−kの同期がはずれると前記制御信号は解
除され、新たに同期引込みを完了した回路が、同期引き
込み完了信号を出力する。ビット入替回路11は、優先
処理回路13からの同期位置信号によって同期状態にあ
る回路の入力信号と同じビット配置となるようにnビッ
トパラレル信号102のビットを入れかえて出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
並列展開形フレーム同期方式では、ある回路が同期状態
にあると他の回路は常にハンチング状態となり、同期パ
タンを検出しても保護状態に入らない。このため、デー
タを誤って同期パタンと判断し同期状態になった場合
(疑似同期状態)、その同期がはずれてから新たに同期
引き込みを行うため、同期復帰時間が遅れるという問題
点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の並列展開形フレ
ーム同期方式は、シリアル信号をn(nは整数)ビット
パラレル信号に変換するシリアルパラレル変換手段と、
前記nビットパラレル信号から前記シリアル信号の1ビ
ット分ずつずれたn本のnビットパラレル信号を生成す
るラッチ手段と、前記ラッチ手段のいずれか1本の出力
信号を入力し同期パタンと照合して同期引込完了信号を
出力するn個の同期手段と、n個の前記同期手段からの
各前記同期引込完了信号を受信し最初に同期を確立した
前記同期手段を示す同期位置信号を出力しかつ最初に同
期を確立した前記同期手段以外のn−1個の前記同期手
段にその動作を停止するための制御信号を出力する優先
処理手段と、前記優先処理手段の出力する前記同期位置
信号により前記nビットパラレル信号を前記同期引込完
了を出力した前記同期手段の入力信号と同じビット配置
になるようにビット位置を入れかえるビット入替手段と
を備える並列展開形フレーム同期方式において、n本の
前記nビットパラレル信号から1本を選択する第1のセ
レクタ手段と、n個の前記同期手段の出力するn個のフ
レームパルスから1つを選択する第2のセレクタ手段
と、前記第1のセレクタ手段の出力信号と前記第2のセ
レクタ信号とを入力する前記同期手段と同構成のn+1
個目の予備同期手段と、前記ビット入替手段の出力信号
に対してエラーを検出しエラー検出信号を出力するエラ
ー検出手段と、前記予備同期手段の出力する前記同期引
込完了信号と前記エラー検出手段の出力信号とを入力し
最初に同期を確立した前記同期手段に対して新たな同期
位置を示す信号を出力する制御手段とを付加し、前記優
先処理手段は前記エラー検出手段の出力信号を入力した
時は新たな前記同期引込完了信号を入力し前記同期位置
信号を前記ビット入替手段に出力し、前記制御信号を新
たな前記同期引込完了信号を出力した以外のn−1個の
前記同期手段に出力し、また前記第1のセレクタ手段と
第2のセレクタ手段とに前記同期引込完了信号を出力し
た前記同期手段の位置を示す選択信号を出力する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明のブロック図である。
【0011】図1において、図2における従来例に比
べ、予備同期回路3−(n+1)とn本のnビットパラ
レル信号103−1〜nから1本を選択するセレクタ7
と、n本のフレームパルスから1本を選択すセレクタ8
と、ビット入替回路11の出力データ105に対するエ
ラー検出回路12と、エラー検出回路12がエラー検出
しており予備同期回路3−(n+1)で同期引き込みし
たときに、疑似同期状態の同期回路3に新たな同期位置
を示す信号を出力する制御回路9とを付加し構成してい
る。
【0012】次に動作について説明する。エラー検出回
路12はビット入替回路11の出力データ105に対し
てエラーを検出し、設定されたしきい値を越えた場合に
優先処理回路10及び制御回路9にエラー信号106を
出力する。いま、同期回路3のうちk番目の回路(k=
1〜n)が同期引き込み完了を示しているとする。優先
処理回路10は、エラー検出回路12からのエラー信号
106がない場合には、ビット入替回路11に対し現在
同期状態のk番目の同期回路3−kを示す同期位置信号
を出力し、同期回路3−1〜nの全てが同期状態でない
場合、あるいは同期回路3−1〜nのいずれかが同期状
態であり、エラー検出回路がエラー信号106がある場
合は、同期回路3−1〜nからの同期引込完了信号10
4−1〜nのうち最初に入力されたものを有効とする優
先処理を行う。
【0013】また、同期回路3−1〜nのうちk番目以
外の同期回路に対してハンチングを開始する制御信号を
出力し、同期引き込みを開始させる。さらに、優先処理
回路10は、セレクタ7、セレクタ8に、現在同期状態
の回路がどの回路であるかを示す制御信号107を出力
する。
【0014】セレクタ7はラッチ回路2のn本のnビッ
トパラレル信号103−1〜nから、制御信号107が
示すk番目の信号を選択して出力する。セレクタ8はn
本のフレームパルスから制御信号107が示すk番目の
信号を選択して出力する。予備同期回路3−(n+1)
は同期状態の同期回路3−kと同じ信号をセレクタ7よ
り入力し、セレクタ8より入力したフレームパルスの位
置以外の位置でハンチングを行う。
【0015】制御回路9は、同期回路3−(n+1)の
同期引き込み完了信号とエラー検出回路のエラー信号1
06とを入力し、同期回路3−(n+1)が同期を確立
し、エラー信号106がエラーを示しているときに、同
期回路3−kに対して予備同期回路3−(n+1)のフ
レームパルスを出力し、同期回路3−kのフレームカウ
ンタ5を修正する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、疑似同期
を早期に検出する為のエラー検出回路と、疑似同期状態
の同期回路のかわりにハンチングを行う予備の同期回路
を設けたことにより、疑似同期状態のときにハンチング
が可能となり、同期復帰時間が短縮される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 シリアル/パラレル変換回路 2 ラッチ回路 3 同期回路 4 同期パタン検出回路 5 フレームカウンタ 6 保護回路 7 第1セレクタ 8 第2セレクタ 9 制御回路 10 優先処理回路 11 ビット入替回路 12 エラー検出回路 13 優先処理回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−323928(JP,A) 特開 昭63−294151(JP,A) 特開 昭63−67939(JP,A) 特開 平4−81030(JP,A) 特開 平5−37519(JP,A) 特開 平3−244235(JP,A) 特開 平5−268207(JP,A) 特開 平2−274133(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 3/06 H04L 7/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル信号をn(nは整数)ビットパ
    ラレル信号に変換するシリアルパラレル変換手段と、前
    記nビットパラレル信号から前記シリアル信号の1ビッ
    ト分ずつずれたn本のnビットパラレル信号を生成する
    ラッチ手段と、前記ラッチ手段のいずれか1本の出力信
    号を入力し同期パタンと照合して同期引込完了信号を出
    力するn個の同期手段と、n個の前記同期手段からの各
    前記同期引込完了信号を受信し最初に同期を確立した前
    記同期手段を示す同期位置信号を出力しかつ最初に同期
    を確立した前記同期手段以外のn−1個の前記同期手段
    にその動作を停止するための制御信号を出力する優先処
    理手段と、前記優先処理手段の出力する前記同期位置信
    号により前記nビットパラレル信号を前記同期引込完了
    を出力した前記同期手段の入力信号と同じビット配置に
    なるようにビット位置を入れかえるビット入替手段とを
    備える並列展開形フレーム同期方式において、 n本の前記nビットパラレル信号から1本を選択する第
    1のセレクタ手段と、n個の前記同期手段の出力するn
    個のフレームパルスから1つを選択する第2のセレクタ
    手段と、前記第1のセレクタ手段の出力信号と前記第2
    のセレクタ信号とを入力する前記同期手段と同構成のn
    +1個目の予備同期手段と、前記ビット入替手段の出力
    信号に対してエラーを検出しエラー検出信号を出力する
    エラー検出手段と、前記予備同期手段の出力する前記同
    期引込完了信号と前記エラー検出手段の出力信号とを入
    力し最初に同期を確立した前記同期手段に対して新たな
    同期位置を示す信号を出力する制御手段とを付加し、前
    記優先処理手段は前記エラー検出手段の出力信号を入力
    した時は新たな前記同期引込完了信号を入力し前記同期
    位置信号を前記ビット入替手段に出力し、前記制御信号
    を新たな前記同期引込完了信号を出力した以外のn−1
    個の前記同期手段に出力し、また前記第1のセレクタ手
    段と第2のセレクタ手段とに前記同期引込完了信号を出
    力した前記同期手段の位置を示す選択信号を出力するこ
    とを特徴とする並列展開形フレーム同期方式。
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US7272948B2 (en) 2004-09-16 2007-09-25 Carrier Corporation Heat pump with reheat and economizer functions
KR100666126B1 (ko) * 2005-12-29 2007-01-09 전자부품연구원 샘플/심볼 공유 상관기 및 이를 이용한 타이밍 복원 회로

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