JPH03261234A - フレーム同期方法とフレーム同期回路並びに多重変換装置 - Google Patents

フレーム同期方法とフレーム同期回路並びに多重変換装置

Info

Publication number
JPH03261234A
JPH03261234A JP2058003A JP5800390A JPH03261234A JP H03261234 A JPH03261234 A JP H03261234A JP 2058003 A JP2058003 A JP 2058003A JP 5800390 A JP5800390 A JP 5800390A JP H03261234 A JPH03261234 A JP H03261234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
frame synchronization
protection
synchronization
stages
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2058003A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kitazawa
雅一 北澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2058003A priority Critical patent/JPH03261234A/ja
Publication of JPH03261234A publication Critical patent/JPH03261234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、伝送路上での符号誤り率を検出することなく
その誤り率が小さい場合には後方保護段数少なくして高
速に同期復帰し得、その誤り率が大きい場合には、通常
の後方保護段数で同期復帰されるようにしたフレーム同
期方法とフレーム同期回路、更にはそのフレーム同期回
路を具備してなる多重変換装置に関するものである。
[従来の技術] これまでのフレーム同期回路としては「ディジタル通信
技術」(東海大学出版会1986年3月25日発行、頁
74〜8232フレーム同期)に示されているように、
その基本構成は同期状態から前方保護状態を経て同期は
すれ状態が確認された場合には、初期状態から新たにフ
レーム同期パターンを検索するハンティング状態、更に
は同期パターンを弓き込んで同期復帰動作を行なうため
の後方保護動作が行なわれるようになっている。
ところで、この後方保護での保護段数は同期復帰時間に
密接に関連するが、その保護段数は一般に伝送路上での
符号誤り率に応じて定められるようになっている。後方
保護における評価パラメータとしては、フレーム同期パ
ターン以外の回線データを恰もフレーム同期パターンと
して誤認識してしまう誤同期確率と、正しい同期位相で
あるにも拘らず伝送路上での符号誤りにより誤って再ハ
ンティング状態に入る再ハンティング確率とがあるが、
これら確率の和が数%以下に抑えるべく後方保護段数が
設計されるようになっているものである。因みに、後方
保護段数と同期復帰時間との関係は、その段数か多い程
に誤同期確率、再ハンティング確率は小さく抑えられる
が、その反面同期復帰時間は(後方保護段数×フレーム
周期)9要されることになり、同期復帰特性は逆に悪化
するものとなっている。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来技術に係るフレーム同期回路では、
その後方保護段数は伝送路上での符号誤り率が最悪の場
合を想定し、誤同期確率、再ノ\ンティング確率が数%
となるべく設定されているが、これかために同期復帰特
性は後方保護段数が多くなる程に悪化するものとなって
いる。しかしながら、この後方保護段数はあくまでも伝
送路上での符号誤り率が最悪値となる場合を想定したも
のであり、符号誤り率が常時最悪値にあるとは限らない
ことを考慮すれば、様々に変化する符号誤り率に対して
常時後方保護段数を固定しておくことは得策でないと云
える。即ち、実際上、伝送路上での符号誤り率は様々に
変化するが、その誤り率か小さい場合には後方保護段数
少なくして同期復帰が速やかに図れるというものである
。また、受信データ中でのチャネル使用率が小さい場合
には、データとしては“1”または“O”の固定パター
ンのデータ中に占める割合が大きくなり、誤同期確率、
再ハンティング確率は伝送路上での最悪符号誤り率を考
慮した場合よりも小さくなるというものである。換言す
れば、従来技術に係るフレーム同期回路においては、予
め設定された後方保護段数よりもその保護段数小さくし
て同期復帰が図れる場合があるにも拘らず、その保護段
数が固定化されていたがために、そのような場合であっ
ても速やかな同期復帰が図れなかったものである。
本発明の目的は、伝送路上での符号誤り率を特に測定す
ることなく、その符号誤り率が最悪時にあっては予め設
定された後方保護段数で後方保護動作を行なうが、符号
誤り率が小さい場合にはそれよりも小さい保護段数で後
方保護動作を行ない得るフレーム同期方法を供するにあ
る。
また、本発明の他の目的は、そのフレーム同期方法が適
用されてなる構成のフレーム同期回路を供するにある。
更に本発明の他の目的は、そのフレーム同期回路をフレ
ームフォーマットデータ受信部に具備してなる多重変換
装置を供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、受信されたフレームフォーマットデータに
対し、少なくとも相異なるフレーム位相各々で後方保護
動作が行なわれる際、後方保護段数n−m(n:2以上
の整数9m 1以上の整数)での後方保護動作が後方保
護段数nでの後方保護動作に優先しつつ後方保護が行な
われるようにし、伝送路上での符号誤り率が小さい場合
には後方保護n−m段でフレーム同期確立を行なう一方
、その符号誤り率が大きい場合は、後方保護n −m段
でフレーム同期確立を行なうことで達成される。
また、他の目的であるフレーム同期回路としては、フレ
ームフォーマットデータ中よりフレーム同期パターン(
擬似フレーム同期パターンを含む)を検出するフレーム
同期パターン検出部と、該検出部からのフレーム同期パ
ターン検出信号にもとづき相異なる保護段数n 、n 
−mで後方保護動作を行なう2つの後方保護部とが少な
くとも具備されることで達成される。
更に、他の目的である多重変換装置としては、そのフレ
ームフォーマットデータ受信部に上記槽底のフレーム同
期回路を具備せしめることで達成される。
[作用] フレーム同期パターンのフレーム中への配置位置はフレ
ーム先頭に集中的に配置されることもあれば、フレーム
中に分散配置されることもあるか、何れにしてもフレー
ム同期パターン検出部では、受信されたフレームフォー
マットデータよりフレーム同期パターンが、理想的には
フレーム周期(フレームがマルチフレーム槽底である場
合にはマルチフレーム周期)毎に検出されるようになっ
ている。実際には伝送路上での符号誤りや、データ中に
フレーム同期パターンと同一のデータパターンが擬似フ
レーム同期パターンとして出現することを考慮すれば、
−船釣にフレーム同期パターンはフレーム周期的毎には
検出されないことになる。
しかしながら、説明の簡単化上、理想的な場合を想定す
れば、フレーム同期パターンはフレーム周期毎に検出さ
れる結果、後方保護膜数少なくして速やかにフレーム同
期確立、あるいはフレーム同期復帰が図れるというもの
である。即ち、保護段数がn−mに設定された後方保護
部では初期状態、あるいはハンティング状態で最初に検
出されたフレーム同期パターンを含めてn−m回連続的
、且つフレーム周期毎にフレーム同期パターンが検出さ
れたことを以て一旦フレーム同期確立とし、その後もフ
レーム同期パターンがm回連続的に検出される場合は、
そのままフレーム同期状態を維持するようになっている
ものである。理想的な場合には、保護段数がnに設定さ
れた後方保護部では一応後方保護動作可能状態にはある
が、実際には何等後方保護動作は行なわれなくフレーム
同期確立、あるいはフレーム同期復帰には実質的には何
等寄与しないものとなっている。
一方、理想的でない場合、即ち、符号誤り率かが大きい
場合を想定すれば、保護段数がn −mに設定された後
方保護部では最初に検出されたフレーム同期パターンを
含めてn−m回連続的、且つフレーム周期毎にフレーム
同期パターンが検出され得なかったり、仮令一旦フレー
ム同期が確立したとしても、その後m回連続的にフレー
ム同期パターンが検出され得る確立は小さいことから、
このような場合には、保護段数がnに設定された後方保
護部で通常の後方保護動作を行なうようにすればよいと
いうものである。即ち、保護段数nに係る後方保護部で
は、保護段数n −mに係るそれに比し1ビット以上の
遅れを以て後方保護動作か行なわれているが、少なくと
も保護段数n −mに係る後方保護部で一旦フレーム同
期パターン検出後に、n回フレーム同期パターンを連続
的に検出し得なかった場合には、それが検出されなくな
った時点で後方保護動作は保護段数nに係る後方保護部
でのものに切替されるようになっているものである。保
護段数nに係る後方保護部での後方保護動作は、符号誤
り率が最悪の場合が考慮された、通常の後方保護動作と
されていることから、少なくとも従来技術に係る後方保
護動作に比しフレーム同期確立、あるいはフレーム同期
復帰に要される時間特性は同等となり、その時間特性が
劣化されることはないものである。
さて、フレーム同期処理は、多重変換装置においてはデ
ータ伝送回線上からフレームフォーマ・ソトデータを受
信するに際し必須な技術とされているが、以上の如くに
構成されたフレーム同期回路がデータ受信部に具備され
る場合は、データ伝送回線状態の様々な変化に容易に対
処し得ることになるものである。
[実施例コ 以下、本発明を第1図から第3図によって説明すれば、
以下のようである。
即ち、第1図は本発明によるフレーム同期回路の一例で
の構成を示したものである。因みに本例では、データ伝
送回線上での符号誤り率が比較的大きい通常時にあって
は後方保護5段でフレーム同期確立、あるいはフレーム
同期復帰が図られているが、その符号誤り率が小さい場
合には、誤同期確率、再ハンティング確率を考慮し後方
保護2段でフレーム同期確率、あるいはフレーム同期復
帰が図られるようになっている。
さて、シリアル入力データとしてのフレームフォーマッ
ト受信データDATAは、フレーム同期)くターン検出
部でそのデータ中にフレーム同期ノくターン(擬似フレ
ーム同期パターンを含む)が含まれているか否かが検出
されるようになっている。検出された場合には、フレー
ム同期ノくターン検出信号FPが出力されるが、本例で
はフレーム同期ノくターン検出部は同期パターン検出用
デコーダ1、同期パターン検出用メモリ2および同期ノ
くターン検出用カウンタ3より構成されたものとなって
いる。
これについての詳細な動作説明は省略するが、フレーム
同期パターンが如何にフレーム(マルチフレームを含む
)中に配置されていようと、フレーム同期パターンが検
出可能となっているものである。
ここで、説明の簡単化上、先ず理想的な場合、即ち、符
号誤り率が小さく、しかも擬似フレーム同期パターンが
データ中に含まれていないものとして、その回路動作に
ついて説明すれば以下のようである。
即ち、理想的な場合には、フレーム同期ノくターン検出
部からは、第2図に示す如くに正規なフレーム同期パタ
ーン検出信号FPだけがフレーム周期で連続的に出力さ
れることになる。したがって、初期状態、あるいはハン
ティング状態で最初のフレーム同期パターン検出信号F
P(I)が得られたならば、これをリセット信号として
フレームカウンタ6は組合せゲート回路4を介し一旦リ
セットされるようになっている。リセット後、フレーム
カウンタ6ではフレームフォーマット受信データDAT
Aより抽出されたビット周期のタイミングクロック信号
を初期状態よりカウントすることによって、フレーム周
期の基準フレーム周期信号FPIを発生するが、この位
相時点でフレーム同期パターン検出信号FP(n)が得
られているか否かが一致検出回路8で検出されるものと
なっている。フレーム同期パターン検出信号FP(II
)はフレーム同期パターン検出信号FP(1)より1フ
レ一ム周期後に得られていることから、−数構出回路8
からの一致検出信号(一致1)にもとづき後方保護カウ
ンタ10は初期状態から1カウントアツプされ、この時
点てフレーム同期は一旦確立されるものである。後方保
護カウンタlOからは組合せゲート回路9を介しフレー
ム同期が一旦確立された旨が同期状態判定回路14に通
知されるが、この通知にもとづき同期状態判定回路14
では同期状態信号5YNCを出力する状態におかれるも
のである。その後は本来での後方保護段数5までフレー
ム同期パターン検出信号(■〜V)が連続的に検出され
ることで、そのままフレーム同期状態を維持し続けるも
のである。このようなフレーム同期状態でフレーム同期
パターン検出信号FPが検出されなくなれば、前方保護
カウンタ15による前方保護動作状態に遷移するところ
となるものである。前方保護状態では、−数構出回路8
からの不一致検出信号(不一致1)が組合せゲート回路
9を介し前方保護カウンタ15でカウントされるが、こ
れにより例えば不一致検出信号が前方保護膜数分連続的
に得られた場合には、同期状態判定回路14での同期状
態はリセットされ、再びハンティング状態におかれるも
のである。また、前方保護段数分不一致検出信号が連続
的にカウントされる前に一致検出信号が得られた場合は
、前方保護カウンタ15は一旦リセットされることで、
再びフレーム同期状態におかれるところとなるものであ
る。因みに、正規なフレーム同期パターン検出信号だけ
が得られる場合には、フレームカウンタ7は後述するよ
うに、最初のフレーム同期パターン検出信号FP(I)
によってはリセットされなくその後もそのカウント動作
起動は抑えられるようになっている。即ち、後方保護段
数5に係る回路部分は何等動作状態におかれないように
なっている。
次に符号誤り率が比較的大きい場合について説明すれば
、この場合には、例えばフレーム同期パターン検出信号
FPは第3図に示すように検出されるようになっている
。フレーム同期パターン検出信号FP中には正規なもの
だけでなく擬似フレーム同期パターンによるものや、符
号誤りによるものも含まれていることから、フレーム同
期パターン検出信号FPは一般にフレーム周期で検出さ
れることはないものである。さて、初期状態、あるいは
ハンティング状態でフレーム同期パターン検出信号FP
が第3図に示す如くに検出されたとすれば、最初のフレ
ーム同期パターン検出信号FP(I’)によってはフレ
ームカウンタ6が無条件にリセットされ、次のフレーム
同期パターン検出信号FP(1)によってはフレームカ
ウンタ7が初めてリセットされるようになっている。こ
れは、組合せゲート回路5では、最初のフレーム同期パ
ターン検出信号の後に出現するものであって、しかも基
準フレーム周期信号FPIとは同一タイミングではない
フレーム同期パターン検出信号よりフレームカウンタ7
へのリセット信号が作成されているからである。図示の
ように、フレーム同期パターン検出信号FP(I)は最
初のものから1フレ一ム周期内で得られていることから
、基準フレーム周期信号FPIによるフレーム同期パタ
ーン検出信号FPOフレームカウンタ7への入力はイン
ヒビットされないものである。その後、フレーム同期パ
ターン検出信号FP(I[’ 、Il、III)が図示
の如くに得られた場合を想定すれば、フレーム同期パタ
ーン検出信号FP(II′)はフレーム同期パターン検
出信号FP(I’)より1フレ一ム周期後に得られてい
ることから、先の場合と同様にして同期状態判定回路1
4からは一旦同期状態信号5YNCが出力されるように
なっている。しかしながら、その後の1フレ一ム周期後
にはフレーム同期パターン検出信号FPが出現していな
いことから、不一致検出信号(不一致1)によって同期
状態判定回路14がリセットされ、それまで出力されて
いた同期状態信号5YNCは出力されなくなり同期はず
れ状態におかれるものである。
一方、フレームカウンタ7ではフレーム同期パターン検
出信号FP(I)によってリセットされた後は、フレー
ムカウンタ6と同様にしてフレーム周期の基準フレーム
周期信号FP2を発生するようになっている。この基準
フレーム周期信号FP2によって、これと同一タイミン
グのフレーム同期パターン検出信号のフレームカウンタ
6への入力はインヒビットされるものである。図示のよ
うに、フレーム同期パターン検出信号FP(I)以降に
おいては、フレーム同期パターン検出信号FP(II〜
■)がフレーム周期で得られていることから、−数構出
回路11からの一致検出信号(一致2)を後方保護カウ
ンタ13で4回カウントし得れば、この時点でフレーム
同期確立状態であると判断されるようになっている。フ
レーム同期確立状態であると判断された場合には、後方
保護カウンタ13によって組合せゲート回路12を介し
同期状態判定回路14は同期状態におかれ、同期状態信
号5YNCが出力されるものである。本例ではこれと同
時に、フレームカウンタ7での同期状態出力位相をフレ
ームカウンタ6に移すべく、その際での組合せゲート回
路12出力をゲート制御信号として、組合せゲート回路
16からは基準フレーム周期信号FP2がロード信号と
してフレームカウンタ6に入力されるようになっている
。これによりフレームカウンタ7での同期状態出力位相
はフレームカウンタ6に移されるものであり、これ以降
ではフレームカウンタ6で同期位相の保持が行なわれ、
フレームカウンタ7でのカウント動作は停止されるよう
になっている。
後方保護動作終了後での前方保護動作は共通回路部分で
行なわれているものであり、徒にハードウェア量が増加
するのが抑えられているわけである。
なお、フレーム同期確立状態に至る前に不一致検出信号
(不一致2)が得られ後方保護カウンタ13がリセット
される場合であっても、フレームカウンタ6によるハン
ティング動作が行なわれていることから、従来技術に係
るフレーム同期回路のように、フレーム同期不成立後に
最初からやり直すことなく、フレーム同期復帰を早める
ことが可能となっている。
以上のように、符号誤り率が小さい場合には、フレーム
同期確立、あるいはフレーム同期復帰に際し本来ならば
後方保護段数5段分の時間が要される場合であっても、
後方保護段数2段分で済まされるものである。符号誤り
率が大きい場合でもこれまでと同一の同期復帰特性が保
証され、しかもバーストエラー等により符号誤り率が想
定最悪値よりも大きくなる場合でも、2つの後方保護カ
ウンタで独立な位相でハンティング動作が行なわれてい
ることから、1つの後方保護カウンタによる場合に比し
確率的に2倍早い時間で同期引き込みを行ない得ること
になる。なお、以上の例では、後方保護カウンタは2つ
だけ設けられているが、一般に2以上設けることか可能
となっている。しかしながら、実際には2つ程度で十分
であり、3以上設けられる場合には、その分同期引き込
みは早期に行なわれるが、反面、回路構成の複雑化を招
く等の不具合を生じるものとなっている。
なお、本例においては、前方保護カウンタは共通とされ
ていることから、フレームカウンタ7での同期状態出力
位相はフレームカウンタ6に移行されるようになってい
るが、前方保護カウンタを共通に設けることなくフレー
ムカウンタ6.7対応に設けるようにしてもよい。この
ようにする場合は、最先に同期確立したものをセレクタ
にて選択する、といった具合にフレーム同期をとるよう
にすればよいものである。
以上、本発明によるフレーム同期回路について説明した
が、特に符号誤り率か様々に変化する場合に特に有効で
あることから、伝送路終端でのフレーム同期、例えば多
重変換装置でのデータ受信部に具備されることで、その
機能か発揮されるものとなっている。それ以外には、デ
ィジタルオーディオ製品やディジタルビデオ製品におけ
る同期回路として用いてもよいものである。
[発明の効果コ 以上説明したように、請求項1.2による場合は、伝送
路上での符号誤り率を特に測定することなく、その符号
誤り率が最悪時にあっては予め設定された後方保護段数
で後方保護動作を行なうが、符号誤り率が小さい場合に
はそれよりも小さい保護段数で後方保護動作を行ない得
るから、フレーム同期確立、あるいはフレーム同期復帰
が速やかに行なわれることになる。また、請求項3によ
る場合には、データ伝送回線上で符号誤り率が様々に変
化する場合に、多重変換装置においては速やかにフレー
ム同期確立、あるいはフレーム同期復帰が図れることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるフレーム同期回路の一例での構
成を示す図、第2図、第3図は、その回路動作を説明す
るための一例での要部人出力信号波形を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、受信されたフレームフォーマットデータに対し、少
    なくとも相異なるフレーム位相各々で、且つ相異なる後
    方保護段数n(n:2以上の整数)、n−m(m:1以
    上の整数)で以て後方保護動作が行なわれるに際し、後
    方保護段数n−mでの後方保護動作が1ビット以上後方
    保護段数nでの後方保護動作に優先しつつ同時並行的に
    後方保護が行なわれるようにし、同期引き込み後のn−
    m段での後方保護動作においては、n−m段で一旦フレ
    ーム同期確立と見なした後は、n段までの間の何れかの
    フレーム位相でフレーム同期パターンが検出されなかっ
    た場合は、該時点でフレーム同期確立を解除しハンティ
    ング状態におくと同時に、後方保護段数nでの後方保護
    動作でフレーム同期確立が行なわれるようにしたフレー
    ム同期方法。 2、受信されたフレームフォーマットデータより予め設
    定されているフレーム同期パターンと同一のパターンを
    検出するフレーム同期パターン検出部と、該検出部から
    のフレーム同期パターン検出信号にもとづき、同期引き
    込み状態においてフレーム周期でフレーム同期パターン
    検出信号を監視しつつ後方保護段数n−m(n:2以上
    の整数、m:1以上の整数)で一旦フレーム同期確立と
    見なし、後方保護n段でフレーム同期確立とする第1の
    後方保護部と、該保護部でのフレーム位相より1ビット
    以上遅れたフレーム位相のフレーム同期パターン検出信
    号を同期引き込み状態においてフレーム周期で監視しつ
    つ、上記第1の後方保護部で一旦フレーム同期確立後に
    後方保護n段までの間までの間の何れかのフレーム位相
    でフレーム同期パターン検出信号が検出されない場合に
    初めて後方保護段数nでの後方保護動作でフレーム同期
    確立を行なう第2の後方保護部とを少なくとも具備して
    なるフレーム同期回路。 3、フレームフォーマットデータ受信部に請求項2記載
    のフレーム同期回路を具備してなる多重変換装置。
JP2058003A 1990-03-12 1990-03-12 フレーム同期方法とフレーム同期回路並びに多重変換装置 Pending JPH03261234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058003A JPH03261234A (ja) 1990-03-12 1990-03-12 フレーム同期方法とフレーム同期回路並びに多重変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058003A JPH03261234A (ja) 1990-03-12 1990-03-12 フレーム同期方法とフレーム同期回路並びに多重変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03261234A true JPH03261234A (ja) 1991-11-21

Family

ID=13071808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2058003A Pending JPH03261234A (ja) 1990-03-12 1990-03-12 フレーム同期方法とフレーム同期回路並びに多重変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03261234A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4207329B2 (ja) フレーム同期回路
JP2578334B2 (ja) デイジタル伝送方式
JP2003060631A (ja) フレーム同期装置およびフレーム同期方法
US5515362A (en) Digital signal transmission apparatus
JPH03261234A (ja) フレーム同期方法とフレーム同期回路並びに多重変換装置
JP2944319B2 (ja) 並列展開型フレーム同期方式
JP3110387B2 (ja) マルチフレーム同期検出装置
JP2959520B2 (ja) 同期保護装置
JPH06152579A (ja) ジッタ抑制回路
US6307904B1 (en) Clock recovery circuit
JP3240869B2 (ja) 同期回路
EP1480370B1 (en) Transmission data frame synchronization method and transmission data frame synchronization circuit
JP2948894B2 (ja) フレーム同期回路
JP3153975B2 (ja) フレーム同期回路
JPH073703Y2 (ja) マルチフレーム同期回路
JPH05336101A (ja) デ−タ伝送におけるフレ−ム同期方法
JPS588782B2 (ja) マルチフレ−ム同期装置
JPH0691524B2 (ja) フレーム同期回路
JPH0818549A (ja) マルチフレーム同期保護回路
JPH0993239A (ja) バーストフレーム同期回路
JPH0522279A (ja) フレーム検出保護回路
JPH0630479B2 (ja) フレ−ム同期方式
JPH04294651A (ja) 同期方式
WO2008049451A1 (en) Synchronising serial data signals
JPH05219044A (ja) フレーム同期回路