JP3153975B2 - フレーム同期回路 - Google Patents

フレーム同期回路

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JP3153975B2
JP3153975B2 JP06897793A JP6897793A JP3153975B2 JP 3153975 B2 JP3153975 B2 JP 3153975B2 JP 06897793 A JP06897793 A JP 06897793A JP 6897793 A JP6897793 A JP 6897793A JP 3153975 B2 JP3153975 B2 JP 3153975B2
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一等 相馬
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日本電気エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル無線伝送に用
いられるフレーム同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディジタル無線伝送において、送
受信間でデータ伝送を実行する際にはフレーム同期を確
立する必要がある。
【0003】ディジタル無線伝送において、例えば、送
信側でN(Nは2以上の整数)×K(Kは自然数)倍周
期に多重化されたフレーム同期ビットを含むデータ列を
送出し、受信側においてこのデータ列を入力データ列と
して受け、N列に列変換することが行われている。この
際、N種の位相不確定性を含むN列のデータ列が生じる
が、このN列のデータ列に対してフレーム同期を確立す
る手法として、例えば、特開昭61−58349号公報
又は特開昭62−91044号公報に記載された手法が
知られている。
【0004】ここで、図3を参照してこの種のフレーム
同期回路について概説する。
【0005】図示のフレーム同期回路は第1乃至第Nの
フレーム同期判定回路11乃至1Nを備えており、これ
ら第1乃至第Nのフレーム同期判定回路11乃至1Nに
対してN種の位相不確定性を含むN列の入力データ列1
01が与えられる。第1乃至第Nのフレーム同期判定回
路11乃至1Nはそれぞれ第1列乃至第N列についてフ
レーム同期を判定し(第1乃至第Nのフレーム同期情報
を生成し)、第1乃至第Nのフレーム同期情報を列入換
回路21に与える。列入換回路21では後述するように
して第1乃至第Nのフレーム同期情報に応じて入力デー
タ列101を入れ換えて正常データ列とする。
【0006】第1乃至第Nのフレーム同期判定回路11
乃至1Nの構成は同様であるので、ここでは、第1のフ
レーム同期判定回路11について説明することにする。
【0007】第1のフレーム同期判定回路11は比較回
路11a、フレームパターン発生回路11b、フレーム
同期保護回路11c、及びタイミング発生回路11dを
備えており、N種の位相不確定性を含むN列の入力デー
タ列の内1列目(以下単に入力データと呼ぶ)が与えら
れる。
【0008】ここで、図4も参照して、N=2であると
きの第1のフレーム同期判定回路11の動作について説
明する。図4(a)に示すように、比較回路11aでは
入力データ101を受けるとともにフレームパターン発
生回路11bからのフレーム同期パターン103を受
け、入力データ101とフレーム同期パターン103と
を比較する。比較の結果、不一致であると、比較回路1
1aでは入力データ101を1ビットシフトハンチング
した後、入力データ101とフレーム同期パターン10
3とを再比較する。このようにして、比較回路11aで
は1ビットシフトハンチング及び再比較を繰り返す。比
較回路11aにおいて一致を検出すると、ハンチング停
止情報104がフレーム同期保護回路11c及びタイミ
ング発生回路11dに与えられる。
【0009】フレーム同期保護回路11cは、伝送路で
のビット誤りに基因する同期はずれ及び誤引き込みを防
止するために用いられる。フレーム同期保護回路11c
ではハンチング停止情報を予め設定された回数(M回:
Mは2以上の整数)受信すると、同期が確立されたと判
断して同期確立を示すフレーム同期情報106を送出す
る。そして、フレーム同期情報106はタイミング発生
回路11dに送られるとともに列入換回路21に送られ
る。
【0010】タイミング発生回路11dでは非同期時に
はハンチング停止情報104に基づいて動作し、同期確
立時にはハンチング停止情報によらず自走する。そし
て、タイミング発生回路11dからフレームパターン発
生回路11bに対してフレーム同期ビットの多重化周期
を示すタイミング情報107が与えられる。フレームパ
ターン発生回路11bではこのタイミング情報107に
基づいてフレーム同期パターン103を発生する。
【0011】一方、図4(b)に示すように、入力デー
タ101がフレーム同期ビットFを含まない場合、例え
ば、伝送路でビット誤り等が発生すると、フレーム同期
パターン103と入力データとの一致が検出される場合
がある。ところが、フレーム同期保護回路11cではM
回ハンチング停止情報104を受けないと、同期確立を
示すフレーム同期情報106を送出しないから、通常連
続的に誤一致検出がないことを考慮すると、入力データ
101がフレーム同期ビットFを含まない場合に同期確
立と判定されることはない。
【0012】同様にして、第2乃至第Nのフレーム同期
判定回路12乃至1Nにおいても同期確立が行われ、第
2乃至第Nのフレーム同期判定回路12乃至1Nから列
入換回路21に対して第2乃至第Nのフレーム同期情報
が送られる(ここでは、第1のフレーム同期判定回路1
1から送出されるフレーム同期情報を第1のフレーム同
期情報と呼ぶことにする)。
【0013】上述のようにして、N列のデータに対して
フレーム同期を判定することによって、N列中の1列の
みについて同期確立を行うことができ、これによって、
N種の位相不確定性が除去され、列入換回路21では第
1乃至第Nのフレーム同期情報に基づいてN列の入れ換
えを実行して正常データ列108を出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のフレ
ーム同期回路では、N種の位相不確定性を除去してフレ
ーム同期を確立する際、各列毎にフレーム同期を判定す
る必要がある。つまり、N列分のフレーム同期判定回路
が必要となって、回路構成が大規模になってしまうとい
う問題点がある。
【0015】本発明の目的は小規模な回路構成でN種の
位相不確定性を除去してフレーム同期を確立することの
できるフレーム同期回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、N(N
は2以上の整数)×K(Kは自然数)倍周期に多重化さ
れフレーム同期ビットを含むデータ列を入力データ列と
して受け、N列に列変換する際に生じるN種の位相不確
定性を含むN列のデータ列に対してフレーム同期を確立
するために用いられるフレーム同期回路において、各列
毎に決められたビット遅延を補正してN列内の1列にの
みフレーム同期ビットを含む補正N列データ列を送出す
る位相補正回路と、フレーム同期ビットの多重化周期を
示すタイミング信号を発生するタイミング発生回路と、
前記タイミング信号に応じてフレーム同期パターンを生
成するフレームパターン発生回路と、該フレーム同期パ
ターンと前記補正N列データ列とを各列毎に比較する比
較手段と、該N種の比較結果を論理和して論理和信号を
生成する論理和回路と、該論理和信号に基づいて同期が
確立されたか否かを示すフレーム同期情報を生成するフ
レーム同期保護回路と、前記N種の比較結果及び前記フ
レーム同期情報に基づいて前記N列のデータ列を列変換
する列入換回路とを有することを特徴とするフレーム同
期回路が得られる。
【0017】
【実施例】以下本発明について実施例に基づいて説明す
る。
【0018】図1を参照して、ここでは図3に示すフレ
ーム同期回路と同一の構成要素及び信号については同一
の参照番号を付す。また、本実施例ではN=2の場合に
ついて説明する。
【0019】送信側において、2×K(Kは自然数)倍
周期に多重化されフレーム同期ビットを含む入力データ
列を2列に変換する際生じる2種の位相不確定性を含む
2列のデータ列101が位相補正回路31に入力され
る。
【0020】ここで、図2を参照して、図2(a)には
送信側で列変換された2列のデータ列の位相が一致して
変換された例を示し、図2(b)には送信側の列変換に
よって2列のデータ列に位相ずれが生じた例を示す。
お、図2(a)は、2種の位相不確定性の内、フレーム
同期ビットFを含むデータ列が1列目に現れている状態
を示し、図2の(b)は、2種の位相不確定性の内、フ
レーム同期ビットFを含むデータ列が2列目に現れてい
る状態を示している。位相補正回路31では第2列目の
入力データ101(2)を予め決められた1ビット遅延
させて、補正データ列102を生成する。
【0021】補正データ列102はそれぞれ比較回路3
2に与えられ、ここでフレームパターン発生回路11b
から与えられるフレーム同期パターンと比較される。
比較回路32では補正データ列とフレーム同期パターン
とが比較され、その内の唯一の比較回路32だけがフレ
ーム同期パターンとの一致を検出し、するとハンチング
停止情報104を送出する。したがって、ハンチングを
繰り返す内に2つの比較回路32において必ず一方で位
相の一致が検出されることになる。論理和回路33では
各比較回路32からのハンチング停止情報を論理和し
て、つまり、2種のハンチング停止情報を論理和して合
成ハンチング情報105を生成する。そしてこのハンチ
ング情報105はフレーム同期保護回路11c及びタイ
ミング発生回路11dに与えられる。
【0022】前述のように、フレーム同期保護回路11
cでは伝送路におけるビット誤りによる同期はずれ及び
誤引き込みを防止するために用いられ、合成ハンチング
情報105に対する保護機能を備えている。
【0023】フレーム同期ビット(F)を含まないデー
タ列の場合、上記の保護機能によってフレーム同期の確
立はできない。一方、フレーム同期ビット(F)を含む
データ列の場合には、保護機能によってフレーム同期が
確立され、フレーム同期保護回路11cではフレーム同
期が確立されたことを示すフレーム同期情報106を送
出する。
【0024】列入換回路34には上記の2種のハンチン
グ停止情報104が送られるとともにフレーム同期情報
が送られ、列入換回路34ではフレーム同期情報106
と2種のハンチング停止情報とがフレーム同期時に一致
した結果に基づいて位相状態を判定してデータ列を入れ
換え正常データ列108を出力する。
【0025】タイミング発生回路11dではフレーム同
期情報106が非同期を示している際には合成ハンチン
グ停止情報105に基づいて動作し、フレーム同期情報
106が同期確立を示している際には合成ハンチング停
止情報105によらず自走する。そして、タイミング発
生回路11dはフレーム同期ビットの多重化周期を示す
タイミング情報107を送出する。フレームパターン発
生回路11bではこのタイミング情報107に基づいて
フレーム同期パターン103を生成することになる。
【0026】上記の実施例では、N=2の場合について
説明したが、Nが2以上の場合における位相補正回路3
1のビット遅延は、1列目は遅延0ビットで、2列目以
上は遅延1ビットになる。また、上述の実施例では、入
力データ列が1列の場合について説明したが、入力デー
タ列がM(Mは自然数)列をN×M列に変換する場合に
おいてもN種の不確定性はM列とも一意的に生じるから
同様に構成できる。加えて、M列中の各列毎にフレーム
パターンを挿入することによってT(T≦Mの整数)列
を監視することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではN種の
不確定性を除去してフレーム同期を確立する際、位相補
正回路を用いて各列毎に決められたビット遅延を補正し
て一つのフレーム同期パターンと各列のデータとを比較
して(必ず一つの位相が一致する)、その比較結果を論
理和してフレーム同期を確立しているから、回路規模を
小さくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフレーム同期回路の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すフレーム同期回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図3】従来のフレーム同期回路を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示すフレーム同期回路の動作を説明する
ためのブロック図である。
【符号の説明】
11b フレームパターン発生回路 11c フレーム同期保護回路 11d タイミング発生回路 31 位相補正回路 32 比較回路 33 論理和回路 34 列入換回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N(Nは2以上の整数)×K(Kは自然
    数)倍周期に多重化されフレーム同期ビットを含むデー
    タ列を入力データ列として受け、N列に列変換する際に
    生じるN種の位相不確定性を含むN列のデータ列に対し
    てフレーム同期を確立するために用いられるフレーム同
    期回路において、各列毎に決められたビット遅延を補正
    してN列内の1列にのみフレーム同期ビットを含む補正
    N列データ列を送出する位相補正回路と、フレーム同期
    ビットの多重化周期を示すタイミング信号を発生するタ
    イミング発生回路と、前記タイミング信号に応じてフレ
    ーム同期パターンを生成するフレームパターン発生回路
    と、該フレーム同期パターンと前記補正N列データ列と
    を各列毎に比較する比較手段と、該N種の比較結果を論
    理和して論理和信号を生成する論理和回路と、該論理和
    信号に基づいて同期が確立されたか否かを示すフレーム
    同期情報を生成するフレーム同期保護回路と、前記N種
    の比較結果及び前記フレーム同期情報に基づいて前記N
    列のデータ列を列変換する列入換回路とを有することを
    特徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたフレーム同期回路
    において、前記タイミング発生回路は、前記フレーム同
    期情報が同期確立を示している際には、自走し、前記フ
    レーム同期情報が非同期を示している際には、前記論理
    和信号に基づいて動作して、前記タイミング信号を生成
    するようにしたことを特徴とするフレーム同期回路。
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