JP3048504B2 - 信号検出回路及びフレーム同期回路 - Google Patents

信号検出回路及びフレーム同期回路

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JP3048504B2
JP3048504B2 JP6229410A JP22941094A JP3048504B2 JP 3048504 B2 JP3048504 B2 JP 3048504B2 JP 6229410 A JP6229410 A JP 6229410A JP 22941094 A JP22941094 A JP 22941094A JP 3048504 B2 JP3048504 B2 JP 3048504B2
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は信号検出回路及びフレ
ーム同期回路に関し、検出対象信号やフレーム同期信号
などの検出回路として適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ通信システムにおけるデー
タ列には、伝送データそのものの他に各種の制御信号な
ども多重化されている場合が多い。例えば、このような
制御信号は、送信側装置から受信側装置を設定状態を制
御するための信号としてデータと共に伝送される場合が
ある。
【0003】このデータ系列の中から制御信号を検出す
る場合の検出方法として、次のような検出方法が一般的
には考えられる。先ず、データ系列の中に所定周期Tで
制御信号00が挿入されている場合、このデータ系列を
受信し、あるタイムスロットXに制御信号00を検出す
ると、このときの検出窓をタイムスロットXに固定す
る。
【0004】次にこのタイムスロットXから所定周期T
後のタイムスロットXが00であるか否かを確認する。
ここでもし信号が00以外ならば、再びデータ系列の探
索の中から制御信号00を探し求める。このようにして
信号00が、所定周期Tで連続して数回以上検出される
と初めて制御信号00を検出したとするものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような制御信号の検出方法では、制御信号を伝送してい
るデータ系列のタイムスロットX以外のタイムスロット
Yに制御信号と同じ00が検出された場合でも、このタ
イムスットYに検出窓を固定することとなる。更に、
このタイムスロットYに00以外が検出されるまで、こ
の検出窓が解除されない。このため、本来のタイムスロ
ットXに周期Tで検出されるようになるまでに非常に時
間がかかる場合があった。
【0006】また、複数のタイムスロットに制御信号0
0と同じでデータが含まれている場合もあり、このよう
な場合は、最初に本来のタイムスロットX制御信号0
0を検出していたとしても、本来の所定周期T以外でも
制御信号00と同じデータ00を検出してしまうので、
正常に制御信号を所定周期Tで連続して検出し得るまで
には非常に時間がかかっていた。
【0007】以上のような問題からして、検出対象信号
(例えば、制御信号)又はフレーム同期信号が含まれて
いるデータ系列から簡単な構成で短い時間に検出対象信
号又はフレーム同期信号を検出し得る信号検出回路及び
フレーム同期回路の提供が要請されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、P個毎のQ個のタイムスロットに
それぞれ検出対象信号を含んだデータ系列を受け、含ま
れているQ個の検出対象信号を全て検出したときに有意
なデータを出力する信号検出回路において(1)アド
レスがタイムスロット当たりのビット数より大きいビッ
ト数でなり、各アドレスに対し、現在対象となっている
タイムスロットのデータが検出対象信号であるか否かを
示すことができるデータであって、しかも、現在対象と
なっているタイムスロットのデータがq(qは1〜Qの
いずれか)番目の検出対象信号である場合にはそれ以前
にq−1番目までの検出対象信号が正しい間隔で到来し
いたか否かを示すことができる、q番目の検出対象信
号に特有なデータを予め記憶しているメモリ回路と、
(2)上記データ系列のタイムスロット単位のデータ
を、検出対象信号の照合用に、上記メモリ回路のアドレ
スの一部として与える第1のデータ供給手段と、(3)
上記メモリ回路から出力されたデータを、Pタイムスロ
ット期間だけ遅延させて、今までの検出対象信号の受信
状態の特定用に、上記メモリ回路の残部のアドレスとし
て与える第2のデータ供給手段とを備えることを特徴と
する
【0009】また、第2の本発明は、P個毎の少なくと
もQ個のタイムスロットにフレーム同期信号を含んだフ
レームデータを受け、含まれているQ個のフレーム同期
信号を全て検出したときにフレーム同期トリガ信号を出
力するフレーム同期回路において、(1)アドレスがタ
イムスロット当たりのビット数より大きいビット数でな
り、各アドレスに対し、現在対象となっているタイムス
ロットのデータがフレーム同期信号であるか否かを示す
ことができるデータであって、しかも、現在対象となっ
ているタイムスロットのデータがq(qは1〜Qのいず
れか)番目のフレーム同期信号である場合にはそれ以前
にq−1番目までのフレーム同期信号が正しい間隔で到
来していたか否かを示すことができる、q番目のフレー
ム同期信号に特有なデータを予め記憶しているメモリ回
路と、(2)上記フレームデータのタイムスロット単位
のデータを、検出対象信号の照合用に、上記メモリ回路
のアドレスの一部として与える第1のデータ供給手段
と、(3)上記メモリ回路から出力されたデータを、検
出対象信号が挿入されているPタイムスロット期間だけ
遅延させて、今までのフレーム同期信号の受信状態の特
定用に、上記メモリ回路の残部のアドレスとして与える
第2のデータ供給手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の本発明の信号検出回路によれば、メモリ
回路へのアドレスの一部として与えられる第1のデータ
供給手段からのデータから検出対象信号の検出を行い、
メモリ回路へのアドレスの残部として与えられる第2の
データ供給手段からのデータからQ個の検出対象信号の
連続性を照合することができ、検出対象信号である場合
は所定の信号を出力することができる。このようにして
タイムスロット毎に照合することができる。
【0011】また、第2の本発明のフレーム同期回路
は、フレーム同期信号と同じタイムスロット単位でメモ
リ回路のアドレスの一部へデータを与える。更に第2の
データ供給手段からPタイムスロット前のメモリ回路出
力データメモリ回路のアドレスの残部に与えられるの
で、メモリ回路はこれらの2種類のデータを組み合わせ
たアドレスに記憶されているデータを出力する。その出
力データは、フレーム同期信号であるか否かを示すもの
になっており、また、Q個のフレーム同期信号を受信で
きたか否かを示すものになっており、Q個のフレーム同
期信号を受信できたことを示すデータは、フレーム同期
トリガ信号となる
【0012】
【実施例】次にこの発明を制御信号検出回路に適用した
実施例を図面を用いて説明する。
【0013】『第1実施例』: 図1は制御信号検出
回路の機能構成図である。この図1において、制御信号
検出回路は、主にシリアル/パラレル(S/P)変換回
路2と、ROM3と、m段シフトレジスタ4とから構成
されている。入力端子1には、制御信号が多重化されて
いるシリアルデータが与えられ、この入力端子1からシ
リアルデータがS/P変換回路3に与えられる。
【0014】このシリアルデータは、図4(a)に示す
ように、1フレームが4タイムスロットから構成され、
この1タイムスロットが4ビットから構成されている
する。例えば、フレームnのタイムスロット0は、デー
タが1000設定されている。また、フレームn+1
では、タイムスロット1に制御信号1111が設定され
ている。
【0015】この制御信号は、四つの連続するフレーム
(4フレームをフレーム0、1、2 、3と呼ぶ)にそれ
ぞれ4ビット構成で異なる値が設定されている。即
ち、図2に示すようにフレーム0では制御信号として1
111(16進数でF)を設定している。また、フレー
ム1では制御信号とし0000を設定している。更
に、フレーム2では制御信号として1010(16進数
でA)を設定している。更にまた、フレーム3では制御
信号として0101(16進数で5)を設定している。
【0016】このように各フレームごとに、制御信号を
異なるビット値に設定しているのは、この制御信号F、
0、A、5(16進数表示)によって所定の制御を行う
ことと、制御信号以外のデータによって制御信号として
誤判定されないようにするためなどである。
【0017】図4及び図5は、一連のタイムチャート
を、紙面の大きさの関係から、2分割して示している。
図4では制御信号1111(16進数表示でF)は、フ
レームn+1のタイムスロット1に設定されている。図
5では制御信号0000は、フレームn+2のタイムス
ロット1に設定されている。更に、図5では制御信号1
010(16進数表示でA)は、フレームn+3のタイ
ムスロット1に設定されている。更にまた、図5で制御
信号0101(16進数表示で5)は、フレームn+4
のタイムスロット1に設定されている。
【0018】/P変換回路3は、シリアルデータが1
タイムスロット4ビットで構成されるため、シリアルデ
ータから図4(b)、図5(b)に示すように4ビット
のパラレルデータに変換して、ROM3の上位アドレス
入力端子に与える。
【0019】このROM3は、上位アドレス入力端子
S/P変換回路2からのパラレルデータを取り込み、一
方、下位アドレス入力端子にはm段シフトレジスタ4か
ら3ビットのパラレルデータを取り込む。
【0020】図3は上記ROM3の記憶データの説明図
である。この図3において、縦軸は上位アドレス入力値
0〜F(16進数表示)を表し、横軸は下位アド入力値
0〜7を表すものである。この図3に示すようにアドレ
ス『F0』には『1』を記憶している。また、アドレス
『01』には『2』を記憶している。更に、アドレス
『A2』には『3』を記憶している。更にまた、アドレ
ス『53』には『4』を記憶している。その他の全ての
アドレスには『0』を記憶している。
【0021】このようにROM3がデータを記憶してい
るのは、制御信号がF→0→A→5という順に受信され
たときに、ROM3の出力として1→2→3→4と、4
フレーム分出力し得るようにして、完全に制御信号の検
出を完了したことを判断できるようにすることと、制御
信号以外のデータが入力されたときに0を出力し、検出
誤りが起きないようにするためである。
【0022】即ち、ROM3の上位アドレス入力は制
御信号の照合に使用し、下位アドレス入力は制御信号の
フレーム番号の照合に用いるものである。
【0023】このようにして、ROM3から出力された
データは出力端子5に3ビットパタレルデータとして与
えられる(図4(d)、図5(d)参照)。この出力デ
ータは更に、m段シフトレジスタ4にも同時に与えられ
る。m段のmは1フレームのタイムスロット数である。
即ちこの実施例では、m=4である。m(4)段シフト
レジスタ4は、ROM3の出力データをシフトさせて、
再びROM3の下位アドレス入力端子に与えるものであ
る。このm段シフトレジスタ4は、初期状態では0を出
力し、下位アドレス入力端子に与えるものである。
【0024】(動作): フレームnのタイムスロッ
ト1のデータは3でシフトレジスタ4の出力は0である
ので、ROM3のアドレス入力は30となり、図3か
明らかなように、ROM3の出力は0となる。この値
は0であるので制御信号としては検出されていない。
【0025】この0はシフトレジスタ4を通じて、1
フレーム期間の経過後に、ROM3の下位アドレス入力
端子に与えられる。フレームn+1のタイムスロット1
ではデータが1111(F)であり、このFはROM3
の上位アドレス入力端子に与えられる。アドレスF0に
よってROM3から1が出力される。即ち、制御信号を
含む4個のフレーム中の1フレーム目の制御信号111
1(F)を検出したことになる
【0026】この出力値1(16進数表示)はシフトレ
ジスタ4に与えられ、1フレーム期間後のフレームn+
2のタイムスロット1でシフトレジスタ4から出力され
る。なお、フレームn+1のタイムスロット2、3及び
フレームn+2のタイムスロット1では、そのタイミン
グでシフトレジスタ4から0が出力されているため、入
力データに拘わらず、ROM3から0が出力される(図
3参照)。次にフレームn+2のタイムスロット1の信
号は0000(0)であり、この値がROM3の上位
アドレス入力端子に入力されると共に、下位アドレス入
力には1が与えられるので、ROM3の出力は2にな
。即ち、2フレーム目の制御信号0を検出したこと
なる
【0027】この出力値2(16進数表示)はシフトレ
ジスタ4に与えられ、1フレーム期間後のフレームn+
3のタイムスロット1でシフトレジスタ4から出力され
る。なお、フレームn+2のタイムスロット2、3及び
フレームn+3のタイムスロット1では、そのタイミン
グでシフトレジスタ4から0が出力されているため、入
力データに拘わらず、ROM3から0が出力される(図
3参照)。次にフレームn+3のタイムスロット1
は、1010(A)ROM3の上位アドレス入力端子
に与えられる。下位アドレス入力端子には2(16進数
表示)が与えられるので、ROM3の出力は3となる。
即ち、3フレーム目の制御信号Aを検出したことにな
【0028】この出力値3(16進数表示)はシフトレ
ジスタ4に与えられ、1フレーム期間後のフレームn+
4のタイムスロット1でシフトレジスタ4から出力され
る。 なお、フレームn+3のタイムスロット2、3及び
フレームn+4のタイムスロット1では、そのタイミン
グでシフトレジスタ4から0が出力されているため、入
力データに拘わらず、ROM3から0が出力される(図
3参照)。次にフレームn+4のタイムスロット1では
0101(5)ROM3の上位アドレス入力子に与
えられる。下位アドレス入力端子には3(16進数表
示)が与えられるので、ROM3の出力は4(16進数
表示;2進数表示では100)となる。即ち、4フレー
ム目の制御信号5を検出したことになる
【0029】以上のようにして、4フレームに挿入され
ている4個の制御信号を正常に全て検出することができ
るのである。即ち、検出完了信号として、ROM3の出
4(16進数表示;2進数表示では100)の最上位
ビットが1となり、出力端子5へ与えるものである。
お、1、2、3個目の制御信号を検出した段階ではそれ
ぞれ、ROM3の出力は、1(16進数表示;2進数表
示では001)、2(16進数表示;2進数表示では0
10)、3(16進数表示;2進数表示では011)で
あるので、ROM3の出力の最上位ビットは0である。
また、制御信号以外がROM3の上位アドレス入力端子
に与えられた場合に、0で出力するようにしているので
誤判定を起こす心配も軽減される。
【0030】例えば、各フレームのタイムスロット2の
データは、フレームnがFで、フレームn+1が0で、
フレームn+2がAであり、制御信号のフレーム2まで
同じ信号を検出することができるが、次のフレームn+
3がFであるため、ROM3のアドレスがF3となり
出力は0となる。そして、次のフレームn+4で、再び
制御信号のフレーム0のFの検出を始める。
【0031】また、各フレームのタイムスロット0のデ
ータは、フレームn〜n+4まで、制御信号のフレーム
0のFと異なるデータであるので、常にFの検出を続け
ている。
【0032】以上のようにして、制御信号が4フレーム
正常に順番に検出されない限り、検出完了信号はROM
3から出力されない。制御信号と異なるデータの次のフ
レームでは、必ず制御信号のフレーム0のFを検出し得
るように、ROM3のデータを記憶しているので、以上
のような動作を行うことができる。このようにして、全
部のタイムスロットの制御信号の有無をシリアルに確認
することができる。
【0033】(第1実施例の効果): 以上の第1実
施例の制御信号検出回路によれば、全部のタイムスロッ
トの制御信号の検出をシリアルに行い、制御信号を伝送
しているタイムスロットX(例えば、1)以外のタイム
スロットY(例えば、2)に制御信号と数フレーム同一
の信号が検出されても、制御信号が全フレーム(例え
ば、4フレーム)連続して受信された時点で、即座にタ
イムスロットXに制御信号の検出完了を得ることができ
る。
【0034】従って、従来に比べ短い時間で迅速に制御
信号を精度良く検出でき、そのための回路構成も簡単で
ある。
【0035】『第2実施例』: 上述の第1実施例で
は、1タイムスロットを4ビットとし、1フレームが4
タイムスロット(16ビット)からなるデータ系列で、
制御信号が4フレームに分散しているパターンを例に挙
げたが、この第2実施例ではもっと一般的な構成で説明
する。
【0036】即ち、1タイムスロットがLビットの場合
は、S/P変換回路2の出力をLビットとし、ROM3
の上位アドレスをLビットとする。また、1フレームが
Pタイムスロットからなる場合は、m段シフトレジスタ
4のシフト段数をP段にする。制御信号がQフレーム
分散して挿入されている場合はQ−1をバイナリ表示で
きるビット数をRとすると、ROM3の出力、m段シフ
トレジスタ4の入出力、ROM3の下位アドレスをR+
1ビットにする。
【0037】また、ROM3の容量を上位アドレス
、下位アドレス2R+1に変更する。例えば、L=
8、Q=128の場合、上位アドレス256(16進数
表示でFF)、下位アドレス256(FF)とする。更
に、上位アドレスに制御信号パターンを対応させ、下位
アドレスに制御信号のフレーム番号(この場合のフレー
ム番号は図2の場合と同様に0から始まるもの)、フレ
ーム番号+1をROM3に記憶するデータとする。最後
のフレームQ−1ではROM3のデータ出力の最上位ビ
ットが1になるように書き込む。これは検出完了信号と
して用いるためである。制御信号の検出に使用しないア
ドレスにはデータとして全て0を記憶しておくことが検
出判定を行い易くするうえで好ましい。
【0038】(第2実施例の効果): 以上の第2実
施例によれば、1タイムスロットのビット長、1フレー
ムのタイムスロット数、制御信号のフレーム数に関わら
ず、全部のタイムスロットの制御信号の検出をシリアル
に行い、制御信号を伝送しているタイムスロットX以外
のタイムスロットYに制御信号と数フレーム同一の信号
が検出されても、制御信号が全フレーム連続して受信さ
れた時点で、即座にタイムスロットXに制御信号の検出
完了を得ることができる。
【0039】従って、従来に比べ短い時間で迅速に制御
信号を精度良く検出でき、そのための回路構成も簡単と
なる。
【0040】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例においては、制御信号が一つのパターンについて説
明したが、複数の制御信号の場合にも、ROMの下位ア
ドレスを増すことによって、簡単に対応することができ
る。
【0041】6は3種類の制御信号パターンを示すも
のである。図7は図6に対応するROMのデータを示す
ものである。尚、図7に示すように、制御信号に無関係
アドレスは0を記憶するものある。
【0042】この図7において、制御信号aはROMに
対してアドレスF0(16進数表示)→F1→F2と遷
移し、アドレスF2に対するROMの出力を3にするこ
とによって検出完了とする。また、制御信号bは図7の
アドレス00→04→05と遷移し、アドレス05に対
するROMの出力を6にすることによって検出完了とす
る。更に、制御信号cはF0→01→F7→08と遷移
し、アドレス08に対するROMの出力を9にすること
によって検出完了とするものである。
【0043】以上のようにROMの下位アドレスを各制
御信号a、b、c別に設定しておくことで、誤判定する
ことなく制御信号を正確に検出することができる。例
えば、制御信号aとcのフレーム番号0のパターンが同
じFであるため、制御信号aとc共に、アドレスF0を
とるが、フレーム番号1では異なるアドレスF1、01
をとっているため、誤検出することはないと考えられ
る。このようにして、複数の制御信号の検出にも対応で
きるものである。
【0044】(2)また、上述の実施例ではROMを使
用したが、この他にRAMを使用してデータを記憶する
こともできる。
【0045】(3)更に、この制御信号(少なくとも1
ビット以上)の検出によって、伝送異常の有無を判断
(セーフガードを判断)し、伝送モードをセーフガード
モードなどに切り替えるような構成を付加するこで伝送
装置や伝送システムを実現することもできる。尚、この
セーフガードモードとは、例えば、異常時などに対応し
て対処する通信方法である。また、上述のような伝送装
置や伝送システムとして、トランスコーダ(Trans
coder)や、DACS(Digital Ace
ss Cross−connect System)な
どを挙げることができる。
【0046】(4)更にまた、上述の実施例の図3の
他、ROMの下位アドレスを制御信号の検出に用い、更
にROMの上位アドレスをフレーム番号の照合に用いて
制御信号の検出を行うように構成しても良い。
【0047】(5)また、上述の実施例では制御信号の
検出を例にして説明したが、フレームにフレーム同期信
含まれて受信される場合の、フレーム同期回路とし
ても適用することができる。即ち、制御信号に代わって
フレーム同期信号を各フレームから検出し得るように、
フレーム同期信号と同じタイムスロット単位で取り込
み、上述と同じようなROMデータを作成し、検出完了
信号に代わってフレーム同期トリガ信号を出力するよう
に構成することもできる。
【0048】このように構成することで、非常に簡単な
構成で迅速にフレーム同期トリガ信号を得るフレーム同
期回路を実現することができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べた様に、第1の本発明の信号検
出回路によれば、メモリ回路は第1のデータ供給手段か
ら与えられるデータと、第2のデータ供給手段から与え
られるデータとから、該当するアドレスの記憶データを
指定し検出対象信号である場合は所定の信号を出力する
構成であるので、検出対象信号が含まれているデータ系
列から簡単な構成で短い時間に検出対象信号を検出する
ことができる。
【0050】また、第2の本発明のフレーム同期回路
よれば、メモリ回路は第1のデータ供給手段から与えら
れるデータと、第2のデータ供給手段から与えられるデ
ータとから、該当するアドレスの記憶データを指定しフ
レーム同期信号である場合は所定のフレーム同期トリガ
信号を出力する構成であるので、簡単な構成で短い時間
にフレーム同期信号を検出し、フレーム同期トリガ信号
を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の制御信号検出回路の機能
構成図である。
【図2】一実施例の制御信号の説明図である。
【図3】一実施例のROMのデータの説明図である。
【図4】一実施例の動作タイミングチャート(その1)
である。
【図5】一実施例の動作タイミングチャート(その2)
である。
【図6】他の実施例の制御信号の説明図である。
【図7】他の実施例のROMのデータの説明図である。
【符号の説明】
1…入力端子、2…シリアル/パラレル(S/P)変換
回路、3…ROM、4…m段シフトレジスタ、5…出力
端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−28543(JP,A) 特開 昭59−167146(JP,A) 特開 昭57−58438(JP,A) 特開 平1−196932(JP,A) 特開 平2−180442(JP,A) 特開 平3−48538(JP,A) 特開 平2−305131(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04L 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P(Pは2以上の整数)個毎のQ(Qは
    2以上の整数)個のタイムスロットにそれぞれ検出対象
    信号を含んだデータ系列を受け、含まれているQ個の
    出対象信号を全て検出したときに有意なデータを出力
    る信号検出回路においてアドレスがタイムスロット当たりのビット数より大きい
    ビット数でなり、各アドレスに対し、現在対象となって
    いるタイムスロットのデータが検出対象信号であるか否
    かを示すことができるデータであって、しかも、現在対
    象となっているタイムスロットのデータがq(qは1〜
    Qのいずれか)番目の検出対象信号である場合にはそれ
    以前にq−1番目までの検出対象信号が正しい間隔で到
    来していたか否かを示すことができる、q番目の検出対
    象信号に特有な データを予め記憶しているメモリ回路
    と、 上記データ系列のタイムスロット単位のデータを、検出
    対象信号の照合用に、上記メモリ回路のアドレスの一部
    として与える第1のデータ供給手段と、 上記メモリ回路からタイムスロット単位に出力され
    ータを、Pタイムスロット期間だけ遅延させて、今まで
    の検出対象信号の受信状態の特定用に、上記メモリ回路
    の残部のアドレスとして与える第2のデータ供給手段と
    を備えことを特徴とする信号検出回路。
  2. 【請求項2】 上記検出対象信号の種類がS(Sは2以
    上)種類であり、第s(sは1〜Sのいずれか)番目の
    種類の検出対象信号がP個毎のQs(Qsは2以上の整
    数)個のタイムスロットにそれぞれ含まれている請求項
    1に記載の信号検出回路において、 上記メモリ回路、上記第1のデータ供給手段及び上記第
    2のデータ供給手段は、S種類の検出対象信号の全てに
    共通のものであると共に、 上記メモリ回路は、第s番目の種類のQs個の検出対象
    信号がP個毎のタイムスロットで正しく入力された場合
    における自己からの出力データの変化が、検出対象信号
    の種類によって異なり、しかも、第Qs番目の検出対象
    信号の入力時の 出力データは他の種類と区別できるよう
    に、データを記憶している ことを特徴とする信号検出回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の信号検出回路に
    おいて、 上記第2のデータ供給手段は、タイムスロット毎にシフ
    ト動作するP段のシフトレジスタであることを特徴とす
    る信号検出回路。
  4. 【請求項4】 P個毎の少なくともQ個のタイムスロッ
    トにフレーム同期信号を含んだフレームデータを受け、
    含まれているQ個のフレーム同期信号を全て検出したと
    きにフレーム同期トリガ信号を出力するフレーム同期回
    路において、 アドレスがタイムスロット当たりのビット数より大きい
    ビット数でなり、各アドレスに対し、現在対象となって
    いるタイムスロットのデータがフレーム同期信号である
    か否かを示すことができるデータであって、しかも、現
    在対象となっているタイムスロットのデータがq(qは
    1〜Qのいずれか)番目のフレーム同期信号である場合
    にはそれ以前にq−1番目までのフレーム同期信号が正
    しい間隔で到来していたか否かを示すことができる、q
    番目のフレーム同期信号に特有なデータを予め記憶して
    いるメモリ回路と、 上記フレームデータのタイムスロット単位のデータを、
    検出対象信号の照合用に、上記メモリ回路のアドレスの
    一部として与える第1のデータ供給手段と、 上記メモリ回路からタイムスロット単位に出力されたデ
    ータを、Pタイムスロット期間だけ遅延させて、今まで
    のフレーム同期信号の受信状態の特定用に、上記メモリ
    回路の残部のアドレスとして与える第2のデータ供給手
    段とを備える ことを特徴とするフレーム同期回路。
  5. 【請求項5】 上記フレーム同期信号の種類がS(Sは
    2以上)種類であり、第s(sは1〜Sのいずれか)番
    目の種類のフレーム同期信号がP個毎のQs(Qsは2
    以上の整数)個のタイムスロットにそれぞれ含まれてい
    る請求項4に記載のフレーム同期回路において、 上記メモリ回路、上記第1のデータ供給手段及び上記第
    2のデータ供給手段は、S種類のフレーム同期信号の全
    てに共通のものであると共に、 上記メモリ回路は、第s番目の種類のQs個のフレーム
    同期信号がP個毎のタイムスロットで正しく入力された
    場合における自己からの出力データの変化が、 フレーム
    同期信号の種類によって異なり、しかも、第Qs番目の
    フレーム同期信号の入力時の出力データは他の種類と区
    別できるように、データを記憶している ことを特徴とす
    るフレーム同期回路。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のフレーム同期回
    路において、 上記第2のデータ供給手段は、タイムスロット毎にシフ
    ト動作するP段のシフトレジスタであることを特徴とす
    るフレーム同期回路。
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