JP2939645B2 - 異硬度裸ヘッドレストおよびその製造方法 - Google Patents

異硬度裸ヘッドレストおよびその製造方法

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JP2939645B2 JP2181087A JP18108790A JP2939645B2 JP 2939645 B2 JP2939645 B2 JP 2939645B2 JP 2181087 A JP2181087 A JP 2181087A JP 18108790 A JP18108790 A JP 18108790A JP 2939645 B2 JP2939645 B2 JP 2939645B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、表面の硬さが部分的に異なる異硬度裸ヘ
ッドレストおよびその製造方法に関する。
(従来技術) 前記の異硬度裸ヘッドレストは、枕部に表皮が被せら
れた状態で自動車用ヘッドレストとして用いられる。
従来の異硬度裸ヘッドレストとしては、第8図に示す
断面図のように所定硬さの発泡体からなる枕状の弾性体
10の表面所定部に凹部12が形成され、その凹部12に弾性
体10とは硬さの異なる発泡体からなる異硬度部材14が固
着されたものがある。
またその異硬度裸ヘッドレストの簡単な製造方法とし
ては、第9図に示すように、発泡成形型16のキャビティ
面18に、そのキャビティ面所定部を包囲する堤20をキャ
ビティ面に対して直角に立設し、その堤20で包囲された
キャビティ面22に所定硬さの発泡体からなる異硬度部材
24を装置し、キャビティ26の残部にその異硬度部材24と
は硬さの異なる発泡体を形成する液状発泡原料を注入
し、キャビティ面の異硬度部材24と一体に枕状の弾性体
を発泡成形する方法がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記の異硬度裸ヘッドレストにあっては、そ
の表面における硬さ変化の境界部13が明確になるため、
その境界部13で違和感を生じる問題がある。特に自動車
のヘッドレストにあっては、その硬さ変化がヘッドレス
トの頭部と接する面に現れるため、その硬さが変化する
境界部13における違和感は、使用者にとって無視し得な
い程影響の大なるものである。
一方、前記異硬度裸ヘッドレストの製造方法にあって
は、得られる異硬度裸ヘッドレストが、前記のように硬
さの変化する境界部で違和感を生じる外に次のような問
題もある。その一つは、堤で包囲されるキャビティ面22
に装置された異硬度部材24が、キャビティ26内への液状
発泡原料の注入、発泡時にキャビティ面22から外れ易
く、異硬度裸ヘッドレストが不良品になり易いことであ
る。その二つ目は、液状発泡原料が、キャビティ面の異
硬度部材24と堤20間に侵入して、その異硬度部材24周縁
に含浸硬化部を形成し易く、得られる異硬度裸ヘッドレ
ストがその含浸硬化部により違和感を生じることであ
る。三つ目は、第10図の部分断面図に示すように、得ら
れる異硬度裸ヘッドレストの異硬度部材24と弾性体26と
の間に、前記キャビティ面の堤20による隙間28が形成さ
れ、その後異硬度裸ヘッドレスト表面に被着される表皮
27に、前記隙間28による窪み状の見苦しい線29が発生す
ることである。
そこでこの発明は、前記の点に鑑み、硬さの変化する
境界部で違和感を少なくできる異硬度裸ヘッドレスト
と、その異硬度裸ヘッドレストを、前記の問題を生じる
ことなく製造できる方法を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 異硬度裸ヘッドレストに関するこの発明の要旨は、所
定硬さの発泡体からなる枕状の弾性体の表面所定部の凹
部に、前記発泡体とは硬さの異なる発泡体からなる異硬
度部材が固着された異硬度裸ヘッドレストにおいて、前
記弾性体の凹部がその底面から開口端に向けて拡大した
形状とされて、その凹部内面に密着して異硬度部材が固
着されてなることを特徴とする異硬度裸ヘッドレストに
ある。
また異硬度裸ヘッドレストの製造方法に関するこの発
明の要旨は、発泡成形型のキャビティ面に、キャビティ
面所定部を包囲する堤を立設し、その堤により包囲され
るキャビティ面に所定硬さの発泡体からなる異硬度部材
を装置し、キャビティ内に液状発泡原料を注入し、キャ
ビティ面の異硬度部材とは硬さの異なる発泡体からなる
枕状の弾性体を、キャビティ面の異硬度部材と一体に発
泡成形する異硬度裸ヘッドレストの製造方法において、
堤により包囲されるキャビティをキャビティ面から離れ
るにしたがいすぼんだ形状にし、その堤で包囲されるキ
ャビティ面よりも周縁が大なる異硬度部材を、堤で包囲
されるキャビティ面に装置し、異硬度部材の周縁を前記
堤により押圧、圧縮した状態で、前記液状発泡原料の注
入、発泡を行うことを特徴とする異硬度裸ヘッドレスト
の製造方法にある。
(作用) この発明の異硬度裸ヘッドレストは、弾性体表面の凹
部が底面から開口端に向けて拡大した形状とされ、その
凹部に異硬度部材が密着して収容固着されているため、
その異硬度部材の厚みが異硬度部材の周縁になる程薄く
なり、異硬度部材と弾性体との境界部における硬度変化
が緩やかになる。
一方この発明の製造方法は、キャビティ面に立設した
堤により包囲されるキャビティをキャビティ面から離れ
るにしたがいすぼんだ形状(換言すればキャビティ面に
向けて拡大した形状)にし、その包囲されたキャビティ
面よりも大なる異硬度部材を、前記堤で包囲されたキャ
ビティ面に装置し、その異硬度部材の周縁を堤により押
圧、圧縮した状態で、液状発泡原料の注入、発泡を行う
ため、前記堤により包囲されたキャビティのすぼんだ形
状および異硬度部材周縁と堤壁面との圧着により、その
異硬度部材がキャビティ面に確実に固定され、液状発泡
原料の注入および発泡時に、異硬度部材がキャビティ面
から浮き上がったり、外れたりすることがない。また、
その異硬度部材周縁が堤壁面に圧着しているため、その
異硬度部材周縁と堤の間に液状発泡原料が侵入するのが
防止され、異硬度部材周縁に含浸硬化部が形成されるの
が阻止される。さらにその製造方法にあっては、前記キ
ャビティ内で堤により押圧、圧縮されていた異硬度部材
の周縁が、異硬度裸ヘッドレストの脱型によって外方へ
復元するため、前記キャビティ内の堤により異硬度部材
と弾性体との間に一旦形成された隙間が、その異硬度部
材周縁の復元により塞がれることになる。
(実施例) 以下この発明の実施例について説明する。
第1図は、自動車用ヘッドレストとして用いられるこ
の発明の一実施例に係る異硬度裸ヘッドレストについ
て、その一部を除去して示す斜視図である。
その異硬度裸ヘッドレスト30は、弾性体32と異硬度部
材34とから構成される。
弾性体32は、ヘッドレストの枕形状をした所定硬さの
ポリウレタン発泡体からなるもので、頭部と接触する表
面に凹部36が形成されている。その頭部接触面の凹部36
は、周壁36aが凹部開口端36bに近付くにつれ徐々に外側
へ開くように傾斜して、その凹部36全体が底面36cから
開口端36bに向けて拡大した形状になっている。
異硬度部材34は、前記弾性体32を構成するポリウレタ
ン発泡体よりも硬さの低い(柔らかい)軟質ポリウレタ
ン発泡体からなるもので、前記弾性体32の凹部36に密着
して固着されている。その弾性体32の凹部36に固着され
た異硬度部材34は、凹部36の拡大形状に合わせたほぼ台
形の断面形状からなり、縁になるほど周縁34aの厚みが
薄くなっている。
なお、前記弾性体32および異硬度部材34の硬さは、自
動車用ヘッドレストに求められる衝撃吸収性および頭部
接触面のソフト性によって定められるものである。
また、前記弾性体32内には、補強体37およびその補強
体37と一体になった取り付け用のスティ38の一部が埋設
されている。
このようにしてなる異硬度裸ヘッドレスト30の表面に
は、ファブリックまたはプラスチックレザー等からなる
袋状表皮39が被着されて自動車用ヘッドレストが構成さ
れる。
前記の異硬度裸ヘッドレスト30を用いる自動車用ヘッ
ドレストは、頭部接触面の異硬度部材の周縁34aが、弾
性体32表面の境界部に近付くにつれて徐々に薄くなって
いるため、その部分での硬度変化が緩やかなものにな
り、頭部に与える違和感が小さなものになる。さらにそ
の違和感は、A部の拡大断面を示す第2図のように、異
硬度部材の周縁34aを薄肉のひれ状にするとともに、弾
性体の凹部36壁面36aを外側に膨らんだ弧状にすること
により、一層目立たないものにすることができる。
次にこの発明の異硬度裸ヘッドレストの製造方法の実
施例について説明する。
第3図ないし第6図は、異硬度裸ヘッドレストの製造
方法に関するもので、そのうち第3図は異硬度部材等の
装置時を示す発泡成形型の断面図、第4図はその発泡成
形型の一方の平面図、第5図は発泡成形時における発泡
成形型の断面図、第6図は脱型後の異硬度裸ヘッドレス
トの断面図、第7図は他の発泡成形型の部分断面図で、
第3図のB部と同一位置の断面図である。以下それらの
図を用いて説明する。
なお、前記異硬度裸ヘッドレストの説明と同一部材に
ついては同一番号を用いる。
発泡成形型50は割型からなり、内部にヘッドレストの
枕形状からなるキャビティ52を有する。そのキャビティ
52を構成するキャビティ面54には所定位置に堤55が立設
され、その堤55によって、ヘッドレストの頭部接触部を
形成するキャビティ面54aが包囲されている。堤55は、
高さは10〜30mm程度からなるもので、その堤55により包
囲されるキャビティ52a側へ所定角度傾斜し、その堤55
により包囲されるキャビティ52aをキャビティ面54aから
離れるにしたがいすぼんだ形状にしている。
なお、堤55と、その堤により包囲されるキャビティ面
54aとの間の角度aは90゜以下、好ましくは30〜60゜程
度が好ましい。
また、発泡成形型50の型合わせ面50aにはキャビティ5
2に通じるスティ挿通用凹部51が形成されている。
その発泡成形型50内の堤55で包囲されるキャビティ面
54aに、所定硬さの発泡体からなる異硬度部材34を装置
する。異硬度部材34は、周縁34aが前記堤55とキャビテ
ィ面54a間の角度aに合わせた形状からなり、また周縁3
4aの大きさが異硬度部材34の装置されるキャビティ面54
aよりも5〜15mm程度大なるものであって、軟質発泡体
のスラブを所定形状に切り出したものが好適なものとし
て用いられる。キャビティ面54aへの異硬度部材34の装
置は、その異硬度部材34がキャビティ面54aよりも大な
るため、周縁34aが堤55壁面により押圧、圧縮された状
態でなされる。そしてキャビティ面54aへ装置された異
硬度部材34は、その堤55壁面による異硬度部材周縁34a
の押圧、圧縮により堤55壁面に隙間無く密着する。しか
も異硬度部材34は、その異硬度部材34の装置されるキャ
ビティ52aが、キャビティ面54aから離れるにしたがいす
ぼんだ形状からなるため、そのキャビティ52a内に確実
に固定されることになる。
また、発泡成形型50のキャビティ52には、前記異硬度
部材34の他に、補強体37とスティ38からなるインサート
も装置される。
次に、第5図のように発泡成形型50のキャビティ52
に、キャビティ面の異硬度部材34よりも硬い発泡体を形
成する液状発泡原料32aを注入する。液状発泡原料32aと
しては、軟質ポリウレタン発泡体を形成するポリウレタ
ン原料が好適である。そしてキャビティ内に注入した液
状発泡原料32aを発泡させて、キャビティ面の異硬度部
材34と一体になった弾性体を形成する。その液状発泡原
料の注入、発泡時、異硬度部材34の周縁が堤55壁面に密
着しているため、液状発泡原料32aが堤55と異硬度部材3
4間に侵入せず、異硬度部材34周縁に含浸硬化部を形成
することがない。さらに、その異硬度部材34は、前記の
ごとく堤55により包囲されたキャビティ面54aに確実に
固定されているため、液状発泡原料の注入、発泡時にそ
のキャビティ面54aから浮いたり、外れることがない。
その後、成形品を発泡成形型50から取り出せば、第6
図で示すような柔らかい異硬度部材34とそれより硬い弾
性体32が一体になった異硬度裸ヘッドレスト30が得られ
る。なお、脱型して得られた異硬度裸ヘッドレスト30
は、本来であれば発泡成形型内の堤50の部分が隙間51に
なって弾性体32と異硬度部材34間に残るはずであるが、
この発明にあっては、弾性体の発泡成形時に堤55壁面に
より押圧、圧縮されていた異硬度部材の周縁34aが、異
硬度裸ヘッドレスト30の脱型により外側へ復元するた
め、前記隙間51のないものになる。
また第7図に示すように、堤55によって包囲されるキ
ャビティ面54aの周縁を堤55に沿って断面略V字形の溝5
4bにするとともに、異硬度部材の周縁をその溝14bに嵌
まる形状にして、前記弾性体の発泡成形をすれば、得ら
れる異硬度裸ヘッドレストは、異硬度部材の周縁部分が
薄肉のひれ状となって弾性体表面に重なるため、異硬度
部材と弾性体間の硬さ境界部で硬さの変化がより緩やか
になり、該部の違和感が一層小さくなる。
なお、上記の各実施例においては異硬度部材を弾性体
よりも硬さの低い(柔らかい)ものとしたが、異硬度裸
ヘッドレストの用途、デザイン等によっては、前記実施
例とは逆に異硬度部材を弾性体よりも硬くすることもあ
る。
(効果) この発明の異硬度裸ヘッドレストは前記の構成からな
るため、硬さが変化する境界部付近でその硬さ変化が緩
やかなものになり、その硬さ変化による違和感を小さく
できる効果がある。
また、この発明の異硬度裸ヘッドレストの製造方法
は、前記の構成からなるため、違和感の小さな異硬度裸
ヘッドレストを簡単に得ることができる他に、次のよう
な効果もある。すなわち、この発明の製造方法は、異硬
度部材を正しくしかも確実にキャビティ面に装置できる
ため、液状発泡原料の注入、発泡時に異硬度部材がキャ
ビティ面から浮いたり、外れたりせず、異硬度部材を正
しい位置に有する異硬度裸ヘッドレストを得ることがで
きる効果がある。さらにこの発明の製造方法は、キャビ
ティ面に装置された異硬度部材の周縁が堤壁面と密着
し、その異硬度部材周縁と堤との間に液状発泡原料が殆
ど侵入せず、異硬度部材周縁に液状発泡原料の含浸、硬
化部がほとんど形成されないため、従来その含浸硬化部
によって異硬度裸ヘッドレスト表面に生じていた違和感
も小さくすることができる。また、この発明の製造方法
は、キャビティ内で堤により押圧、圧縮されていた異硬
度部材の周縁が、異硬度裸ヘッドレストの脱型により復
元して、キャビティ内の堤によって異硬度部材周縁と弾
性体の間に一旦に形成された隙間を塞ぐため、得られた
異硬度裸ヘッドレスト表面に表皮を被せた際に、従来前
記隙間によって生じていた見苦しい線をなくすことがで
きる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る異硬度裸ヘッドレ
ストを、一部切り欠いて示す斜視図、第2図は第1図の
A部拡大断面図、第3図ないし第6図はこの発明の異硬
度裸ヘッドレストの製造方法の一実施例に関するもの
で、そのうち第3図は異硬度部材等の装置時を示す発泡
成形型の断面図、第4図は一方の発泡成形型の平面図、
第5図は液状発泡原料の発泡成形時における発泡成形型
の断面図、第6図は脱型後の異硬度裸ヘッドレストの断
面図であり、第7図はこの発明の異硬度裸ヘッドレスト
の製造方法に用いる他の発泡成形型の部分断面図で第3
図のB部と同一部分を示すもの、第8図は従来の異硬度
裸ヘッドレストを示す断面図、第9図は従来の異硬度裸
ヘッドレストの製造方法を示す断面図、第10図は従来の
製造方法により得られた異硬度裸ヘッドレストの部分断
面図である。 32:弾性体、 34:異硬度部材、36:凹部、 50:発泡成形型、52:キャビティ、 52a:堤により包囲されたキャビティ、 54:キャビティ面、 54a:堤により包囲されたキャビティ面、 55:堤、32a:液状発泡原料
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 39/10 - 39/12 B29C 39/22 - 39/36 B29C 33/12 - 33/14 B60R 21/055 A47C 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定硬さの発泡体からなる枕状弾性体の表
    面所定部に形成された凹部に、前記発泡体とは硬さの異
    なる発泡体からなる異硬度部材が固着された異硬度裸ヘ
    ッドレストにおいて、前記弾性体の凹部がその底面から
    開口端に向けて拡大した形状とされ、その凹部内面に密
    着して異硬度部材が固着されてなることを特徴とする異
    硬度裸ヘッドレスト。
  2. 【請求項2】発泡成形型のキャビティ面に、キャビティ
    面所定部を包囲する堤を立設し、その堤により包囲され
    るキャビティ面に所定硬さの発泡体からなる異硬度部材
    を装置し、キャビティ内に液状発泡原料を注入して、キ
    ャビティ面の異硬度部材とは硬さの異なる発泡体からな
    る枕状の弾性体を、キャビティ面の異硬度部材と一体に
    発泡成形する異硬度裸ヘッドレストの製造方法におい
    て、 堤により包囲されるキャビティをそのキャビティ面から
    離れるにしたがいすぼんだ形状にし、 その堤で包囲されるキャビティ面よりも周縁が大きな異
    硬度部材を、その堤で包囲されるキャビティ面に装置
    し、異硬度部材の周縁が堤壁面によって押圧、圧縮され
    た状態で、前記液状発泡原料の注入、発泡を行う ことを特徴とする異硬度裸ヘッドレストの製造方法。
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