JPH1177739A - 表皮と樹脂芯体との一体成形方法 - Google Patents

表皮と樹脂芯体との一体成形方法

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JPH1177739A
JPH1177739A JP24541797A JP24541797A JPH1177739A JP H1177739 A JPH1177739 A JP H1177739A JP 24541797 A JP24541797 A JP 24541797A JP 24541797 A JP24541797 A JP 24541797A JP H1177739 A JPH1177739 A JP H1177739A
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skin
mold
bent
resin
molding
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JP24541797A
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English (en)
Inventor
Yuji Aoki
雄二 青木
Yasushi Kawakubo
靖 川久保
Shiro Ozaki
志郎 尾崎
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/1418Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
    • B29C45/14196Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure the inserts being positioned around an edge of the injected part

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端縁部の寸法精度が低い表皮や端縁部形状が
多少変形している表皮であっても、皺の発生や樹脂成形
材料の漏れ出しがなく、外観の良好な一体成形品が得ら
れるようにする。 【解決手段】 端縁に表面部4aに対して一方向に屈曲
突出された側面部4bを有し、この屈曲側面部4bの端
部に下型3の端型面3b側に向けて折曲げられた折返部
4cを連続形成してなる表皮4を上型2の凹状型面2a
に沿わせて配置して所定の射出成形を行なうとき、表皮
4の屈曲側面部4bを上型2の端型面2bに密接保持さ
せるとともに、折返部4cを下型3の端型面3b側に形
成した凹部9内に嵌入保持させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車用
エアバッグ装置の内装箇所を被覆する場合に用いられる
インストルメントパネルやグラブボックスの蓋などの成
形方法に関し、詳しくは、予めスラッシュ成形などによ
り所定形状に形成されている表皮を成形型内に配置し、
この表皮と型面との間に形成されるキャビティ内に樹脂
成形材料を射出し、かつ圧縮することにより、上記表皮
と樹脂芯体とを一体成形する表皮と樹脂芯体との一体成
形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の一体成形方法として、従来、
(イ)特開平9−52242号公報に開示されたような
成形方法や、(ロ)特開平5−162168号公報に開
示されたような成形方法が知られている。
【0003】前者(イ)の成形方法は、図7(A)で示
すように、周縁に表面部52aに対して略直角姿勢で一
方向に屈曲突出された側面部52bを有する表皮52を
第一型(上型)51の凹状型面51aに沿わせて配置さ
せることにより、該表皮52の屈曲側面部52bの外面
を上記第一型51の型面51aのうち、ほぼ型開閉方向
に沿って延びる端型面51bに密接させるとともに、上
記屈曲側面部52bの端縁を第一型51に近接駆動され
た第二型(下型)53の凸状型面53aの端部から型外
方へ向けて略水平に延びる端型面53bに当接させるこ
とで、表皮52と第二型53の各型面53a,53bと
の間にキャビティ54を形成する、あるいは、図7
(B)で示すように、表皮52の屈曲側面部52bの端
部から外方に向けて略直角姿勢の折曲部52cが形成さ
れており、この屈曲側面部52bおよび折曲部52cを
第一型51側に突出形成された凸状部51AのL字形状
の端型面51cに密接させるとともに、上記折曲部52
cの端縁を第一型51に近接駆動された第二型(下型)
53に形成されている上記凸状部51Aの入込用凹部5
5の内面に当接させることで、表皮52と第二型53の
各型面53a,53bとの間にキャビティ54を形成
し、これらのキャビティ54内に樹脂成形材料を射出
し、かつ圧縮することにより上記表皮52と樹脂芯体と
を一体成形する方法である。
【0004】また、後者(ロ)の成形方法は、図8に示
すように、第一型(上型)51の凹状型面51aに沿わ
せて配置される表皮52の周縁に表面部52aに対して
略直角姿勢で一方向に屈曲突出された側面部52bとこ
の屈曲側面部52bの端部から内方へ向けて略直角姿勢
の折曲部52dが連続して形成されており、このうち屈
曲側面部52bを第一型(上型)51の型面51aのう
ち、ほぼ型開閉方向に沿って延びる端型面51bおよび
スライドコア57の縦バリ切面57aに密接させるとと
もに、上記折曲部52dを第一型51に近接駆動される
第二型53の凸状型面53aと表皮52との間に形成さ
れるキャビティ54のうちで上記スライドコア57の縦
バリ切面57aとこれに対向する第二型53の凸状型面
53a部分との間に形成される空間58に突出させ、こ
れによって、キャビティ54内に樹脂成形材料56を射
出し、かつ圧縮することにより一体成形される表皮52
と樹脂芯体との一体成形品中に上記折曲部52dを埋め
込んでしまう方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の成形方
法のうち、前者の方法による場合は、表皮52の端縁と
なる屈曲側面部52bの長さ寸法が裁断誤差などにより
ばらつきやすく、その長さ寸法が長すぎると、両型5
1,53の圧縮駆動時に表皮52に第二型53が衝突し
押圧して表皮52の端部分に皺を発生し、一方、屈曲側
面部52bの長さ寸法が短いと、表皮52の屈曲側面部
52bの端縁と上記第二型53の端型面53bとの間に
隙間が発生しその隙間から樹脂成形材料が漏れ出る。ま
た、上記屈曲側面部52bの裁断時にその端縁形状に伸
びや凹凸などの変形を生じやすく、これも成形時の樹脂
成形材料の漏れ出しの原因となり、成形品の外観が損な
われてしまうという問題がある。
【0006】さらに、表皮は、プラスチックシート等の
薄い可撓性材料から成形されるものであるから、端縁に
単に上記のような屈曲側面部52bを突出形成しただけ
ではその屈曲側面部52bが自立性に欠けるもので、第
一型51の型面51aに沿わせて配置(セット)したと
しても、自重や僅かな振動などにより内側に倒れ込んで
端型面51bへの密接によるシール性が損なわれ、そこ
から樹脂成形材料が漏れ出したり、位置ズレにより成形
品の外面となる表皮52の屈曲側面部52bに皺や傷等
を発生したりして、成形品の外観を損なうという問題が
ある。
【0007】これに対し上記した従来の成形方法のう
ち、後者の方法によれば、表皮52の屈曲側面部52b
の端部から内方へ向け略直角姿勢で連続形成した折曲部
52dを表皮52と樹脂芯体との一体成形品中に埋め込
んでしまうものであるから、表皮52の端縁部の長さ寸
法が裁断誤差などによって多少のばらつきを有していて
も、それを原因とする皺の発生や樹脂成形材料56の漏
れ出しをなくすることが可能である。しかし、この後者
の方法においても、裁断時における端縁形状の伸びや凹
凸などの変形の発生を原因とする樹脂成形材料56の漏
れ出しには十分に対応することができず、特に、自立性
の欠如を原因とする樹脂成形材料56の漏れ出しや成形
時の位置ズレによる皺や傷等の発生に対しては対応が困
難で、成形品の外観不良を防止するには至らないもので
あった。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、端縁部の寸法精度が低い表皮や端縁部形状が
多少変形している表皮であっても、皺の発生や樹脂成形
材料の漏れ出しがなく、外観の良好な一体成形品を得る
ことができる表皮と樹脂芯体との一体成形方法を提供す
ることを主たる目的としている。
【0009】本発明の他の目的は上記目的に加えて、表
皮端縁から一方向に屈曲突出された側面部の自立性欠如
を原因とする樹脂成形材料の漏れ出しや成形時の位置ズ
レに伴う皺や傷等の発生を確実に防止して、外観がより
良好な成形品を得ることができるようにすることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記主たる目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明に係る表皮と樹脂芯体
との一体成形方法は、端縁に表面部に対して一方向に屈
曲突出された側面部を有する表皮を第一型の型面に沿わ
せて配置し、この表皮に近付くように駆動させた第二型
の型面と上記表皮との間に形成されるキャビティ内に樹
脂成形材料を射出し、かつ圧縮することにより、上記表
皮と樹脂芯体とを一体成形する表皮と樹脂芯体との一体
成形方法において、上記表皮の屈曲側面部の端部には、
上記第二型の端型面側に向けて折曲げられた折返部が連
続して形成されており、上記樹脂成形材料の射出成形時
には、上記表皮の屈曲側面部が上記第一型の端型面に密
接保持されるとともに、上記折返部が上記第二型の端型
面側に形成した凹部内に嵌入保持されるようにしている
ことを特徴とするものである。
【0011】上記のような構成の請求項1に記載の発明
によれば、第一型の型面に沿わせて配置された表皮と該
表皮に近付くように駆動された第二型の型面との間のキ
ャビティ内に樹脂成形材料を射出し圧縮することによ
り、表皮と樹脂芯体との一体成形を行なう。このような
樹脂成形材料の射出成形時においては、上記表皮の屈曲
側面部が第一型の型端面に密接保持されるとともに、そ
の屈曲側面部の端部から第二型の端型面側に向けて連続
して折曲げ形成されている折返部が第二型の端型面側に
形成した凹部内に嵌入保持されているので、上記折返部
は上記凹部内に廻り込む樹脂と一体化されて表皮と樹脂
芯体との一体成形品の背後に突出されることになる。し
たがって、表皮の端縁となる折返部の長さが裁断誤差に
よって多少ばらついていたとしても、また、折返部の端
縁部の形状が多少変形していても、それが原因で表皮に
皺を発生することがないとともに、上記屈曲側面部の第
一型の型端面に対する密接状態を確保し両者間のシール
性能を高めて樹脂成形材料が漏れ出すことを防止し、外
観の良好な一体成形品を得ることが可能である。
【0012】上記請求項1に記載の発明に係る表皮と樹
脂芯体との一体成形方法において、上記表皮の折返部
を、請求項2に記載したように、表皮の屈曲側面部に対
してその端縁が表皮の表面部から漸次離れるような傾斜
姿勢とすることにより、この折返部の長さが長すぎて第
一型と第二型との圧縮駆動時に表皮の折返部端縁に第二
型が衝突し押圧されたとしても、その押圧力を傾斜折返
部のみの弾性変形で吸収させて屈曲側面部と第一型の型
端面との密接状態を保持し両者の間に隙間を発生させる
ことのないシール性能を確保し、これによって、樹脂成
形材料の漏れ出し防止を確実なものにできる。
【0013】また、上記請求項1または2に記載の発明
に係る表皮と樹脂芯体との一体成形方法において、上記
表皮の折返部を含む屈曲側面部を、請求項3に記載した
ように、該表皮の表面部に対して正規の角度よりも大き
く屈曲する構成を採用する場合は、表皮の折返部を含む
屈曲側面部に自立性を持たせて表皮を第一型の型面に沿
わせてセットする際、上記屈曲側面部を正規の角度にな
るように内側に屈曲させつつセットすることにより、屈
曲側面部を第一型の端型面に弾性的に密接させてそれ以
上の内側への倒れ込みを防ぐことが可能であり、また、
セット後はキャビティ内に射出される樹脂成形材料の射
出圧により上記屈曲側面部が第一型の端型面側に押圧さ
れて内側への倒れ込みも防ぐことが可能である。これに
よって、屈曲側面部の内側への倒れ込みに起因するシー
ル性能の悪化に伴い樹脂成形材料が漏れ出したり、屈曲
側面部が位置ズレして皺や傷等を発生したりすることが
なくなり、成形品の外観仕上がりを一層良好なものにで
きる。
【0014】ここで、上記屈曲側面部の屈曲角度は、請
求項4に記載したように、正規角度に対して3〜8°の
範囲に設定することが好ましい。もし、屈曲角度が正規
角度に対して3°未満であると、屈曲側面部を第一型の
端型面に密接させる弾性力が不足して樹脂成形材料の漏
れ出し防止のためのシール性能が不十分となり、また、
屈曲角度が正規角度に対して8°を越えると、折返部を
第二型の凹部内に嵌入保持させることによる寸法精度の
吸収性能およびシール性能が損なわれることになる。し
たがって、シール性能および寸法精度の吸収性能を確保
する意味からみて、上記屈曲角度は、正規角度に対して
3〜5°の範囲に設定することが最も好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る表皮と樹脂
芯体との一体成形方法のうち、射出成形方法による第1
の実施の形態に用いる成形型の全体構造を示す断面図で
ある。同図に示す成形型1は、固定型としての第一型
(上型)2と、該上型2に対して開閉方向に移動可能に
保持された可動型としての第二型(下型)3とからな
り、上型2には表皮嵌合用凹状型面2aが形成されてい
るとともに、下型3には上記凹状型面2aに対応する凸
状型面3aが形成されており、上記上型2の型面2aに
沿わせて表皮4を配置した状態で両型2,3を相互に近
接駆動させたとき、上記表皮4と下型3の凸状型面3a
との間にキャビティ5が形成されるように構成されてい
る。また、上記下型3には樹脂成形材料を上記キャビテ
ィ5内に射出する射出成形機のノズル(図示省略す
る。)が当接するノズルタッチ6と、このノズルタッチ
6から延びるランナ7と、上記キャビティ5に開口接続
されたゲート8とが設けられている。
【0016】上記表皮4は、プラスチックレザーやファ
ブリック裏面にプラスチックフィルム等が積層された不
透液性の材料からなり、パウダースラッシュ成形や真空
成形等により予め別個に所定形状に形成されるもので、
この表皮4は、図2に明示するように、表面部4aとそ
の端縁部を裏側へ屈曲させて上記上型2の端型面2bに
密接させるように突出形成した側面部4bと該屈曲側面
部4bの端部から上記下型3の端型面3b側に向けて折
曲げられた折返部4cとが連続して形成されている。な
お、この表皮4は、PVC、TPO、TPU等からなる
スキン層一層だけでもよいが、スキン層の裏面にPV
C、PP、ウレタン等からなる発泡層を積層した二層の
ものでも、さらにスキン層の裏面に発泡層およびPV
C、TPO、TPU等からなるバリア層を積層した三層
のものであってもよい。
【0017】上記のような形態の表皮4において、上記
折返部4cは上記屈曲側面部4bに対してその端縁4c
−eが表皮4の表面部4aから漸次離れるような傾斜姿
勢、具体的には屈曲側面部4bに対して10〜45°の
範囲の傾斜角度θに折曲形成されており、また、この折
返部4cの上記屈曲側面部4bからの突出長さLは通常
3〜5mmに設定されている。
【0018】また、上記下型3の端型面3b側には、樹
脂成形材料の射出成形時において、上記表皮4の折返部
4cを嵌入させ、かつ、その外面に密接して該折返部4
cを受止め保持する凹部9が上記と同一角度θの傾斜姿
勢に形成されている。
【0019】次に、上記構成の成形型を用いて、上記表
皮4と樹脂芯体との一体成形品を成形する方法について
説明する。まず、上記表皮4を上型2に対して、その表
面部4aが上型2の型面2aに沿い、屈曲側面部4bが
上型2の端型面2bに密接するように配置(セット)し
た上で、下型3を上型2に近接駆動させて、上記表皮4
の折返部4cを下型3の端型面3bに形成した凹部9内
に嵌入させるとともに、その外面を凹部9の底面に接触
させて受止め保持させる。
【0020】この状態で、射出成形機からフィラー入り
PPやABS等の溶融状態の樹脂成形材料10の所定量
をノズルタッチ6、ランナ7およびゲート8を経て表皮
4と下型3の凸状型面3aとの間に形成されたキャビテ
ィ5内に射出注入した後、下型3をさらに上型2に対し
て近接駆動させることにより、上記樹脂成形材料10が
圧縮され該樹脂成形材料10がキャビティ5内に一様に
充填されて、樹脂芯体11と表皮4とが一体化された所
定の一体成形品12が得られる。このとき、図3に示す
ように、上記樹脂成形材料10の一部が上記凹部9内に
も廻り込んでおり、その樹脂成形材料10と凹部9内に
嵌合保持されている表皮4の折返部4cとが一体化され
るが、その一体化部分12Aは表皮4と樹脂芯体11と
の一体成形品12の背後で、該一体成形品12の正面か
らは見えない位置に突出形成されている。
【0021】上記のように、表皮4の屈曲側面部4bの
端部から折曲げ形成した折返部4cを下型3の端型面3
b側に形成した凹部9内に嵌入保持させて所定の射出成
形を行なうことにより、表皮4の端縁となる折返部4c
の長さが裁断誤差によって多少ばらついていたとして
も、また、この折返部4cの端縁部の形状が多少変形し
ていても、それが原因で表皮4に皺を発生することがな
いとともに、上記屈曲側面部4bが上型2の型端面2b
に密接された状態を確保し両者4b,2b間のシール性
能を高めて樹脂成形材料10の漏れ出しが防止され、さ
らに、上記折返部4cと樹脂成形材料10とで形成され
る一体化部分12Aは一体成形品12の背後に位置して
正面からは見えないので、外観の良好な一体成形品12
を得ることが可能である。
【0022】特に、上記折返部4cを屈曲側面部4bに
対してその端縁4c−eが表皮4の表面部4aから漸次
離れるような傾斜姿勢とされていることにより、この折
返部4cの長さが長すぎて上型2と下型3との圧縮駆動
時に表皮4の折返部4cの端縁4c−eに下型3が衝突
し押圧されたとしても、その押圧力を傾斜折返部4cの
みの弾性変形で吸収させることが可能であり、したがっ
て、屈曲側面部4bと上型2の型端面2bとの密接状態
を保持して両者間のシール性が確保され、これによっ
て、樹脂成形材料10の漏れ出しを確実に防止すること
ができる。
【0023】図4は本発明に係る表皮と樹脂芯体との一
体成形方法の第2の実施の形態に用いる成形型を示す要
部の拡大断面図であり、下型3の一部に凹入部3Aが形
成されているとともに、これに対応する上型2の一部に
上記凹入部3Aに嵌合する凸状部2Aが形成されてお
り、下型3を上型2に近接駆動させたとき、上記凹入部
3Aに上型2の凸状部2Aが嵌合して該凸状部2Aの内
面で形成される端型面2b´に上記図1〜図3に示す実
施の形態で使用したものと同一形状に形成された表皮4
の屈曲側面部4bが密接するとともに、表皮4の折返部
4cが下型3の端型面3bに形成した凹部9内に嵌入さ
れ、かつ、その凹部9底面に受止め保持されるようにな
されたものであり、このような成形型を使用する場合も
上記第1の実施の形態の場合と同様に、外観の良好な一
体成形品12を得ることができる。
【0024】図5は本発明に係る表皮と樹脂芯体との一
体成形方法の第3の実施の形態に用いる成形型及び表皮
4の一部を示す要部の拡大断面図であり、表皮4はその
屈曲側面部4bの端部から上記下型3の端型面3b側に
向けてほぼ直角に折曲げられた水平部4c−1とこの水
平部4c−1の端部からその端縁が表皮4の表面部4a
に漸次近づくような傾斜姿勢に折曲げられた傾斜部4c
−2とからなる折返部4cが屈曲側面部4bに連続して
形成されている。一方、下型3には上記表皮4の折返部
4cのうちの上記傾斜部4c−2が嵌合する凹部9を形
成した端型面3bに続けて、上記表皮4の折返部4cの
うちの水平部4c−1に密接する水平端型面3cが形成
されている。このような形状の表皮4及び下型3を用い
て一体成形品12を成形する第3の実施の形態の場合
は、表皮4の屈曲側面部4bが上型2の端型面2bに密
接するだけでなく、表皮4の折返部4cの水平部4c−
1も下型3の水平端型面3cに密接して、シール部長さ
が長く、かつ、屈曲することになるため、樹脂成形材料
10の漏れ出し防止がより確実なものになり、一体成形
品12の外観仕上がりを一層良好にすることができる。
【0025】図6は本発明に係る表皮と樹脂芯体との一
体成形方法の第4の実施の形態に用いる表皮4の一部及
び成形型の一部を示す要部の拡大断面図であり、表皮4
は上記第1の実施の形態で用いたものと同様な形状を有
しており、それと相違する点は、その折返部4cを含む
屈曲側面部4bの表皮4の表面部4aに対する屈曲角度
θoが正規の角度θ1(これは表皮4を上型2に対して
その屈曲側面部4bが上型2の端型面2bに密接するよ
うにセットしたときの角度)よりも3〜8°、好ましく
は3〜5°の範囲で大きくなるように予め設定されてい
ることである。その他の構成は上記第1の実施の形態と
同一であるため、該当する部分に同一の符号を付して、
それらの説明を省略する。
【0026】上記のように、表皮4の屈曲側面部4bの
屈曲角度θoを正規角度θ1よりも大きく設定してなる
第4の実施の形態によれば、表皮4の折返部4cを含む
屈曲側面部4bが自立性を有しているので、該表皮4を
上型2の型面2aに沿わせてセットする際、上記屈曲側
面部4bを正規角度θ1になるように内側に屈曲させつ
つセットすることにより、屈曲側面部4bを上型2の端
型面2bに弾性的に密接させてそれ以上の内側への倒れ
込みを防ぐことが可能であり、また、セット後はキャビ
ティ5内に射出注入される樹脂成形材料10の射出圧に
より上記屈曲側面部4bが上型2の端型面2b側に押圧
されて内側への倒れ込みも防ぐことが可能である。これ
によって、屈曲側面部4bの内側への倒れ込みに起因す
るシール性能の悪化に伴い樹脂成形材料10が漏れ出し
たり、屈曲側面部4bが位置ズレして皺や傷等を発生し
たりすることがなくなり、一体成形品12の外観仕上が
りを一層良好なものにできる。
【0027】なお、上記各実施の形態では、表皮と樹脂
芯体との一体成形方法として射出成形方法を採用したも
のについて説明したが、圧縮成形方法を採用しても同様
な効果を奏するものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、表皮の屈曲側面部の端部から第二型の端型面側
に向けて連続して折曲げ形成されている折返部を第二型
の端型面側に形成した凹部内に嵌入保持させて所定の射
出成形を行なうので、裁断誤差などによって表皮の端縁
となる折返部の長さ寸法精度が低いものになっても、ま
た、折返部の端縁部の形状が多少変形していても、それ
らを原因として表皮に皺が発生することを防止できると
ともに、表皮の屈曲側面部と第一型の型端面との密接状
態を確保し両者間のシール性能を高めて樹脂成形材料の
漏れ出しを防止することができるから、外観の良好な一
体成形品を確実容易に得ることができるという効果を奏
する。
【0029】特に、請求項2に記載のように、上記表皮
の折返部を表皮の屈曲側面部に対してその端縁が表皮の
表面部から漸次離れるような傾斜姿勢とする構成を採用
することにより、この折返部の長さが長すぎて第一型と
第二型との圧縮駆動時に表皮の折返部端縁に第二型が衝
突し押圧されたとしても、その押圧力を傾斜折返部のみ
の弾性変形で吸収させて屈曲側面部と第一型の型端面と
の密接状態が崩されることを防いで両者間のシール性能
を確保でき、これによって、樹脂成形材料の漏れ出し防
止を一層確実なものにできる。
【0030】また、請求項3及び4に記載の発明によれ
ば、表皮の屈曲側面部の屈曲角度を正規角度よりも少し
大きく設定するだけで該表皮に自立性を持たせて、表皮
を第一型にセットしたとき、その屈曲側面部を第一型の
端型面に弾性的に密接させてそれ以上の内側への倒れ込
みを防ぐことが可能であり、また、セット後はキャビテ
ィ内に射出される樹脂成形材料の射出圧により上記屈曲
側面部を第一型の端型面側に押圧させて内側への倒れ込
みを防ぐことが可能である。したがって、屈曲側面部の
内側への倒れ込みに起因するシール性能の悪化に伴い樹
脂成形材料が漏れ出したり、屈曲側面部が位置ズレして
皺や傷等を発生したりすることがなくなり、一体成形品
の外観仕上がりを一層良好なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表皮と樹脂芯体との一体成形方法
の第1の実施の形態に用いる成形型の全体構造を示す断
面図である。
【図2】成形途中の状態を示す要部の拡大断面図であ
る。
【図3】成形完了状態を示す要部の拡大縦断面図であ
る。
【図4】本発明に係る表皮と樹脂芯体との一体成形方法
の第2の実施の形態に用いる成形型を示す要部の拡大断
面図である。
【図5】本発明に係る表皮と樹脂芯体との一体成形方法
の第3の実施の形態に用いる成形型及び表皮の一部を示
す要部の拡大断面図である。
【図6】図6は本発明に係る表皮と樹脂芯体との一体成
形方法の第4の実施の形態に用いる表皮の一部及び成形
型の一部を示す要部の拡大断面図である。
【図7】(A)(B)ともに従来の表皮と樹脂芯体との
一体成形方法の一例を説明する要部の拡大縦断面図であ
る。
【図8】従来の表皮と樹脂芯体との一体成形方法の他の
例を説明する要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 成形型 2 上型(第一型) 2a 凹状型面 2b 端型面 3 下型(第二型) 3a 凸状型面 3b 端型面 4 表皮 4a 表皮の表面部 4b 表皮の屈曲側面部 4c 表皮の折返部 5 キャビティ 9 凹部 10 樹脂成形材料 11 樹脂芯体 12 一体成形品 θo 屈曲角度 θ1 正規角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端縁に表面部に対して一方向に屈曲突出
    された側面部を有する表皮を第一型の型面に沿わせて配
    置し、 この表皮に近付くように駆動させた第二型の型面と上記
    表皮との間に形成されるキャビティ内に樹脂成形材料を
    射出し、かつ圧縮することにより、上記表皮と樹脂芯体
    とを一体成形する表皮と樹脂芯体との一体成形方法にお
    いて、 上記表皮の屈曲側面部の端部には、上記第二型の端型面
    側に向けて折曲げられた折返部が連続して形成されてお
    り、 上記樹脂成形材料の射出成形時には、上記表皮の屈曲側
    面部が上記第一型の端型面に密接保持されるとともに、
    上記折返部が上記第二型の端型面側に形成した凹部内に
    嵌入保持されるようにしていることを特徴とする表皮と
    樹脂芯体との一体成形方法。
  2. 【請求項2】 上記表皮の折返部が、上記表皮の屈曲側
    面部に対してその端縁が表皮の表面部から漸次離れるよ
    うな傾斜姿勢に折曲形成されている請求項1に記載の表
    皮と樹脂芯体との一体成形方法。
  3. 【請求項3】 上記表皮の折返部を含む屈曲側面部が、
    該表皮の表面部に対して正規の角度よりも大きく屈曲さ
    れている請求項1または2に記載の表皮と樹脂芯体との
    一体成形方法。
  4. 【請求項4】 上記表皮の折返部を含む屈曲側面部の表
    皮表面部に対する屈曲角度が、正規角度に対して3〜8
    °の範囲で大きく設定されている請求項3に記載の表皮
    と樹脂芯体との一体成形方法。
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