JP2927581B2 - 射出成形機の制御装置 - Google Patents

射出成形機の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイを用いて
成形条件等の設定入力やモニタ表示を行う射出成形機の
制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】制御装置にディスプレイ装置を配備し、
その対話画面に設定項目を表示してオペレータの入力操
作を促すようにしたり、また、ディスプレイ上にスクリ
ュー現在位置や最大射出圧力の検出値等をモニタ表示す
るようにした射出成形機が既に公知である。
【0003】また、多数の成形条件に関する設定項目を
型動作設定や射出および計量等の属性毎に分類し、属性
毎の対話画面を設けて選択表示できるようにしたものも
既に提案されており、射出成形機の駆動制御の高度化お
よびモニタ情報の多様化に伴い、属性毎の対話画面の枚
数や設定項目等の個数も次第に増加する傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の射出成形機に
おける対話画面の選択操作は制御装置に配備された手動
操作の画面選択キーによって行われるのが一般的であ
り、選択可能な対話画面の枚数が画面選択キーの個数に
よって制限されるため、制御装置におけるソフトウェア
のバージョンアップ等によって対話画面の枚数や設定項
目等の個数を増大させることは困難である。
【0005】従来、この種の問題に対処するため、画面
選択キーの組合せ操作や次頁キーの操作等によって多数
の対話画面を選択できるようにしていたが、所望する対
話画面を表示させるまでの操作が繁雑になるという問題
があった。ユーザーが各対話画面を選択して表示させる
頻度は条件設定の方式やユーザーの好み等によって異な
るが、従来の射出成形機では、各画面選択キーの操作に
よって表示される対話画面および各対話画面に表示され
る設定項目等が予めメーカーの方針で固定されていたの
で、ユーザーが頻繁に使用する対話画面が画面選択キー
の組合せ操作やセカンドファンクションキーの操作を必
要とする対話画面であった場合、対話画面の選択操作が
より繁雑化するという欠点がある。
【0006】また、ユーザーによる条件設定の方式が異
なる属性の設定項目間に跨がるような場合であると、対
話画面の表示を頻繁に切替えつつ条件設定を行う必要が
生じ、甚だ不便であった。
【0007】そこで、本発明の目的は、ユーザーによる
条件設定の方式や好みの相違等に応じ、効率よく条件設
定作業を行うことのできる射出成形機の制御装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスプレイ
上に表示された画面を参照して成形条件等の設定値を入
力したり射出成形機の動作状態をディスプレイ上にモニ
タ表示するようにした射出成形機の制御装置において、
複数の表示画面を設け、複数の画面選択キーの操作およ
び次頁キーとの組合せ操作により各表示画面の選択表示
を可能として、前記画面選択キーの操作および次頁キー
の組合せ操作と表示すべき表示画面との対応関係を任意
に設定できる画面設定手段を設け、キー操作に対応して
表示する画面を設定および変更できるようにする。ま
た、成形条件設定画面に対し、設定項目を任意に設定記
憶させる項目設定手段を設け、選択された画面に選択さ
れた設定項目を表示項目として自由に設定できるように
することにより前記目的を達成した。
【0009】
【作用】複数の画面選択キーの単独操作および組合せ操
作により各表示画面の選択表示を可能とし、前記画面選
択キーの操作および次頁キーとの組合せ操作と表示すべ
き表示画面との対応関係を任意に設定できる構成によ
り、ユーザーの条件設定の方式や好みに応じ頻繁に使用
される表示画面を画面選択キーの単独操作に対応させて
割振る一方、使用頻度の少ない表示画面は次頁キーと画
面選択キーの組合せ操作に対応させて割振る。頻繁に使
用される表示画面を画面選択キーの単独操作によって表
示させることができるので、条件設定時における表示画
面の選択操作が容易となり、条件設定等の作業を円滑に
行うことができる。
【0010】また、成形条件設定画面に対しては、表示
すべき設定項目を任意に選択し、選択された設定項目を
各々の表示画面に対する表示項目として設定する構成に
より、ユーザーの条件設定の方式や好みで同時に使用す
る設定項目を選び、同一表示画面の表示項目として初期
設定する。ユーザーによる条件設定の方式が異なる属性
の設定項目間に跨がるような場合であっても、単一の表
示画面を呼び出したままの状態で条件設定の作業を行う
ことができ、条件設定等の作業効率が向上する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1は本発明を適用した一実施例の電動式
射出成形機の要部を示すブロック図で、符号1はスクリ
ュー、符号2はスクリュー1を軸方向に駆動する射出用
のサーボモータである。また、射出用のサーボモータ2
にはパルスコーダ3が装着されスクリュー1の現在位置
が検出されるようになっており、スクリュー1にはスク
リュー軸方向に作用する樹脂反力によって射出圧力を検
出する圧力センサ4が設けられている。
【0013】射出成形機の制御装置100は数値制御用
のマイクロプロセッサ(以下、NC用CPUという)1
12とプログラマブルマシンコントローラ用のマイクロ
プロセッサ(以下、PMC用CPUという)114とを
有し、PMC用CPU114には射出成形機のシーケン
ス動作を制御するシーケンスプログラムやディスプレイ
を兼ねるCRT表示装置付手動データ入力装置119に
関する制御プログラム等を記憶したROM117および
PMC用RAM110が接続されている。NC用CPU
112には射出成形機を全体的に制御する管理プログラ
ムを記憶したROM115とクランプ用,スクリュー回
転用,エジェクタ用(図示せず)および射出用等の各軸
のサーボモータを駆動制御するサーボ回路がサーボイン
ターフェイス111を介して接続されている。なお、図
1では射出用のサーボモータ2のためのサーボ回路10
3のみを図示している。
【0014】また、105はバブルメモリやCMOSメ
モリで構成される不揮発性の共有RAMで、射出成形機
の各動作を制御するNCプログラム等を記憶するメモリ
部と各種設定値,パラメータ,マクロ変数等を記憶する
設定メモリ部とを有し、該設定メモリ部には、CRT表
示装置付手動データ入力装置119の表示画面に表示す
べき各種表示画面の画面名称と画面ファイルNo.とを
対応させて記憶するインデックスファイル(図29参
照)と、各種表示画面毎に表示すべき設定項目等を記憶
した画面ファイル(図30参照)、および、各設定項目
毎の設定値を記憶する設定項目ファイル(図31参照)
が設けられている。
【0015】113はバスアービタコントローラ(以
下、BACという)で、該BAC113にはNC用CP
U112およびPMC用CPU114,共有RAM10
5,入力回路106,出力回路107の各バスが接続さ
れ、該BAC113によって使用するバスが制御される
ようになっている。また、射出用サーボモータ2はサー
ボ回路103に接続され、出力回路107からのトルク
リミット値とパルスコーダ3からの検出出力がサーボ回
路103に入力されており、サーボ回路103内の現在
位置記憶レジスタにより、スクリューの現在位置が常時
検出されるようになっている。RAM104はデータの
一時記憶用である。
【0016】119はオペレータパネルコントローラ1
16を介してBAC113に接続されたCRT表示装置
付手動データ入力装置(以下、CRT/MDIという)
であり、CRT表示画面上に各種設定画面や作業メニュ
ーを表示したり、各種操作キーを操作することにより様
々な設定データの入力や表示画面の選択ができるように
なっている。図25はCRT/MDI119の外観を示
す概略図で、該CRT/MDI119の前面には、画面
選択キーとしてのキー1乃至キー5と次頁キー、およ
び、グラフィックカーソル移動用の上矢印キーと下矢印
キー、ならびに、数値入力用のテンキー群と、コマンド
入力用のソフトキー各種(画面キー,レイアウトキー,
選択キー,入力キー,終了キー,参照キー)が配備され
ている。
【0017】また、出力回路107にはアドレス発生器
118が接続され、アドレス発生器118からのアドレ
ス指令によりRAM108およびRAM109の同一ア
ドレスが指定されるようになっている。このうち、RA
M108はA/D変換器101で変換された圧力センサ
4の出力信号を現在射出圧力として記憶し、また、RA
M109はカウンタ102にアップダウンカウントされ
たパルスコーダ3からの検出信号をスクリュー現在位置
として記憶する。アドレス発生器118は射出開始時に
出力回路107から出力されるサンプリング開始信号を
受けてRAM108およびRAM109の所定アドレス
を指定し、以下、射出(保圧工程を含む)が完了するま
での間、所定のサンプリング周期毎に順次アドレス指定
を歩進してアドレス指令を出力し、RAM108および
RAM109の対応アドレスに各サンプリング時毎の現
在射出圧力とスクリュー現在位置とを一時記憶させる。
【0018】以上のような構成において、共有RAM1
05に格納されたNCプログラムおよび各種成形条件や
ROM117に格納されているシーケンスプログラム等
により、PMC用CPU114がシーケンス制御を行い
ながら、NC用CPU112が射出成形機の各軸のサー
ボ回路へサーボインタフェース111を介してパルス分
配して射出成形機を駆動制御するものであり、射出成形
機自体の駆動制御方式に関しては従来と同様である。
【0019】図2乃至図4は、CRT/MDI119に
配備されたコマンド入力用の各種ソフトキーの操作また
は画面選択キーの操作を検出してPMC用CPU114
が実行すべき処理動作を指定するための「設定操作検出
処理」の該略を示すフローチャートであり、PMC用C
PU114は、制御装置100への電源投入後、射出成
形機の駆動制御中であるか否かに関わりなく、ROM1
17の制御プログラムに従って該設定操作検出処理のプ
ログラムを、所定周期毎に繰り返し実行する。
【0020】所定周期毎の「設定操作検出処理」を開始
したPMC用CPU114は、まず、インデックスファ
イルの最大アドレスの値n、即ち、画面名称の登録個数
nから1を減じた値を画面選択キーの個数5で除し、そ
の整数部を求めて次頁キーの有効操作回数の最大値と
し、該値を操作有効回数記憶レジスタRPmax.に記憶す
る(ステップA1)。例えば、画面名称の登録個数nの
値が20、即ち、20個の画面ファイルが用意されてい
る場合では、(20−1)/5=3.8となり、整数部
の値は3であるから、操作有効回数記憶レジスタRPma
x.には3が記憶されることとなる。この場合、次頁キー
と画面選択キーとの組合せ操作によって指定されるイン
デックスファイルのアドレス値は、次頁キーの操作回数
をRPとした場合、5・RP+画面選択キーの値で示さ
れる。よって、RPの取り得る値を操作有効回数記憶レ
ジスタRPmax.の値で規制すば、指定可能なアドレスの
値は5・3+5=20の範囲に規制されることとなる。
即ち、画面名称の個数が画面選択キーの個数の整数倍に
なるように設定した場合では、次頁キーと画面選択キー
とをどのように組合せて操作した場合であって、インデ
ックスファイルの最大アドレスnよりも大きな値が指定
されることはない。
【0021】次頁キーの有効操作回数の最大値を算出し
て記憶したPMC用CPU114は、次に、処理選択フ
ラグFがセットされているか否かを判別するが(ステッ
プA2)、電源投入直後の段階ではフラグFの値が初期
化されているから、次いで、画面キーが操作されている
か否か(ステップA3)、参照キーが操作されているか
否か(ステップA4)、レイアウトキーが操作されてい
るか否か(ステップA7)、および、画面選択キーとし
てのキー1乃至キー5や次頁キーが操作されているか否
かを判別することとなる(ステップA9,ステップA1
3)。この段階で、ソフトキー各種、および、画面選択
キーとしてのキー1乃至キー5や次頁キーが操作されて
いなければ、以降のステップA17,ステップA19,
ステップA21およびステップA23の判別結果も共に
偽となる。次周期の「設定操作検出処理」でステップA
1に復帰したPMC用CPU114は、以下、オペレー
タによるCRT/MDI119のキー操作が検出される
までの間、前記と同様にして、ステップA1,ステップ
A2,ステップA3,ステップA5,ステップA7,ス
テップA9,ステップA13,ステップA17,ステッ
プA19,ステップA21およびステップA23の判別
処理を所定周期毎に繰り返し実行してオペレータによる
CRT/MDI119のキー操作を待機することとな
る。
【0022】そこで、射出成形機の購入時または表示画
面の割付け変更等のため、CRT/MDI119の表示
画面に表示すべき各種表示画面と画面選択キーとの対応
関係を設定する場合、オペレータは、まず、CRT/M
DI119に配備された画面キーを操作し、PMC用C
PU114に「設定操作検出処理」の一部である「画面
名称設定処理」を開始させることとなる。
【0023】オペレータによる画面キーの操作が所定周
期毎の「設定操作検出処理」におけるステップA3の判
別処理で検出され、PMC用CPU114がステップA
4の処理で処理選択フラグFに1をセットする結果、ス
テップA17の判別結果が真となり、PMC用CPU1
14は、ステップA17の判別処理実行後ステップA1
8の「画面名称設定処理」を1回実行し、判別結果が共
に偽となるステップA19,ステップA21およびステ
ップA23の判別処理を実行して、当該処理周期の「設
定操作検出処理」を終了することとなる。次周期以降の
「設定操作検出処理」ではステップA2の判別結果が常
時偽となるので、PMC用CPU114はステップA2
の判別処理実行後、キー操作検出のためのステップA3
乃至ステップA16の処理を非実行として、ステップA
17の判別処理と「画面名称設定処理」(ステップA1
8)、ならびに、ステップA19,ステップA21およ
びステップA23の判別処理のみを繰り返し実行するこ
ととなる。
【0024】図5乃至図8は所定周期毎に繰り返し実行
される「画面名称設定処理」(ステップA18の処理)
の概略を示すフローチャートである。
【0025】画面キー操作の検出により所定周期毎の
「画面名称設定処理」を開始したPMC用CPU114
は、まず、実行開始フラグF1がセットされているか否
か、即ち、今回の「画面名称設定処理」が画面キー操作
直後の第1回目のものであるか否かを判別し(ステップ
B1)、実行開始フラグF1が未設定で今回の「画面名
称設定処理」が画面キー操作直後の第1回目のものであ
れば、PMC用CPU114は、CRT/MDI119
の表示画面に画面名称設定に関する表示画面を表示し
(ステップB2)、指標iおよび実行開始フラグF1の
各々に1を設定する(ステップB3,ステップB4)。
【0026】図26は画面名称設定時の表示画面の一例
を示す図である。画面キーのオペレータ操作により、C
RT/MDI119のキー番号表示欄には、画面選択キ
ーとしてのキー1乃至キー5と次頁キーとの組合せ操作
の態様が表示され、また、選択番号表示欄および名称要
素表示欄には、ROM117の図示しないファイル手段
に格納された複数の名称要素と各名称要素の選択番号が
対応して表示されると共に、設定した画面名称を操作態
様毎に表示するための画面名称表示欄が表示される。図
26において、頁1キー1乃至頁1キー5は次頁キーを
操作せずにキー1乃至キー5を直接操作する単独操作の
操作態様を示し、また、頁2キー1乃至頁2キー5は次
頁キーを1回操作してからキー1乃至キー5を操作する
組合せ操作の態様を示している(以下、同様)。また、
名称要素の各々は、表示画面の内容に対応する画面名称
を語句の組合せによって自由に設定するためのものであ
る。表示画面の内容を示す画面名称をメーカーの都合で
予めプリセットしておいてもよいが、本実施例では、各
表示画面に表示すべき設定項目やモニタ項目をユーザー
の都合により任意に選択できるようにしているので、表
示画面の内容を示す画面名称も、各表示画面に表示する
設定項目やモニタ項目の内容に応じて任意に設定できる
ことが望ましい。なお、この段階における画面名称表示
欄は空白である。
【0027】指標iおよび実行開始フラグF1の各々に
1を設定したPMC用CPU114は、画面名称の設定
操作の実行中を示す名称設定実行フラグF2がセットさ
れているか否かを判別するが(ステップB5)、この段
階ではフラグF2が未設定状態にあるから、次いで、C
RT/MDI119のガイダンス表示領域に“キー番号
に対応する画面名称を設定して下さい”のガイダンスを
表示して名称設定実行フラグF2をセットする(ステッ
プB6,ステップB7)。以下、オペレータからのテン
キー入力(ステップB8),選択キーの操作(ステップ
B10),入力キーの操作(ステップB13)および終
了キーの操作(ステップB20)が検出されず、かつ、
指標iの現在値が画面ファイルの個数nを越えていなけ
れば(ステップB19)、PMC用CPU114は当該
処理周期の「画面名称設定処理」を終了することとな
る。
【0028】実行開始フラグF1および名称設定実行フ
ラグF2がセットされる結果、次周期以降の「画面名称
設定処理」ではステップB1およびステップB5の判別
結果が常時偽となり、PMC用CPU114は、オペレ
ータからのテンキー入力,選択キーの操作,入力キーの
操作および終了キーの操作が検出されるまでの間、ステ
ップB1,ステップB5,ステップB8,ステップB1
0,ステップB13,ステップB19およびステップB
20の判別処理のみを繰り返し実行し、“キー番号に対
応する画面名称を設定して下さい”のガイダンス表示を
維持することとなる。なお、この間に指標iの値が更新
されることはないから、ステップB19の判別結果も常
時偽である。
【0029】そこで、CRT/MDI119のガイダン
ス表示を参照したオペレータは、CRT/MDI119
に表示されている複数の名称要素の内から、CRT表示
画面の第i行に表示されているキー操作の組合せ態様に
対応する表示画面の名称として設定すべき画面名称を構
成する名称要素に対応した選択番号の値をテンキー入力
と選択キーの操作によって設定し、名称要素の組合せ作
業により表示画面の内容を示す画面名称を作成した後、
入力キーの操作で各画面名称をキー1乃至キー5と次頁
キーとの組合せ操作の態様に次々と対応させてゆくこと
になる。
【0030】オペレータからのテンキー操作で入力され
た値は「画面名称設定処理」におけるステップB8の判
別処理によってPMC用CPU114に検出され、テン
キー入力を検出したPMC用CPU114は、テンキー
入力された値を選択番号記憶バッファに文字ストリング
スとして逐次記憶し(ステップB9)、更に、オペレー
タによる選択キー操作の検出により(ステップB1
0)、この時点で選択番号記憶バッファに記憶されてい
る値に対応する名称要素を画面名称記憶バッファに逐次
追加記憶して(ステップB11)、選択番号記憶バッフ
ァの値を初期化する(ステップB12)。図26に示さ
れる例はCRT表示画面の第1行に表示されているキー
1の単独操作によって射出および計量設定に関する表示
画面を表示させようとするもので、この場合、オペレー
タがテンキーで“1”を入力して選択キーを操作した段
階で画面名称記憶バッファに“射出”の名称要素が記憶
され、次いで、テンキーで“8”を入力して選択キーを
操作すると“射出および”が記憶される。更に、テンキ
ー入力“2”と選択キー操作、ならびに、テンキー入力
“9”と選択キー操作により、画面名称記憶バッファに
は最終的に“射出および計量設定”の名称要素の組合せ
が記憶されることとなる。
【0031】このようにして所望の画面名称を設定した
後、オペレータが入力キーを操作すると、PMC用CP
U114はステップB13の判別処理で入力キーの操作
を検出し、インデックスファイルのアドレスiの画面名
称、即ち、ファイルNo.FLiの画面ファイルに対応
する画面名称として、画面名称記憶バッファの内容をイ
ンデックスファイルに記憶する(ステップB14)。ま
た、ステップB13の入力キー操作によってPMC用C
PU114に読込まれた画面名称が、波形モニタ,工程
監視等のモニタ画面に関するものであったときは、これ
らのモニタ画面を構成する座標軸や表示枠等の態様を記
憶した画面ファイルのNo.を自動的に検出し、インデ
ックスファイルにおけるアドレスiのファイルNo.記
憶領域に格納することとなる。次いで、この画面名称を
CRT表示画面における画面名称表示欄の第i行に表示
し、キー操作の組合せ態様と設定した画面名称との関係
をオペレータに示すと共に(ステップB15)、画面名
称記憶バッファの値を初期化して指標iの値をインクリ
メントした後(ステップB16,ステップB17)、名
称設定実行フラグF2をリセットして、1つの画面名称
の作成が完了したことを記憶する(ステップB18)。
【0032】次いで、PMC用CPU114は、指標i
の値が画面ファイルの個数nに達しているか否か、つま
り、CRT表示画面に表示可能な全ての表示画面に対し
て画面名称の設定が終了したか否か(ステップB1
9)、および、オペレータによる終了キーの操作が検出
されているか否か、即ち、画面ファイルの総個数nのう
ちユーザーが表示を必要とする表示画面の全てについて
画面名称の設定が終了しているか否かを判別するが(ス
テップB20)、指標iの値が画面ファイルの個数nに
達していず、かつ、終了キーの操作が検出されていなけ
れば当該処理周期の「画面名称設定処理」を終了する。
【0033】次周期の「画面名称設定処理」ではステッ
プB1の判別結果が偽、ステップB5の判別結果が真と
なるから、PMC用CPU114は、再び画面名称設定
のガイダンス表示を実行し(ステップB6)、名称設定
実行フラグF2を再びセットした後(ステップB7)、
以下、オペレータからのテンキー入力,選択キーの操
作,入力キーの操作および終了キーの操作が検出される
までの間、「画面名称設定処理」におけるステップB
1,ステップB5,ステップB8,ステップB10,ス
テップB13,ステップB19およびステップB20の
判別処理を繰り返し実行して待機する。オペレータは、
この間に、CRT/MDI119のテンキー,選択キー
および入力キーを操作し、PMC用CPU114に前記
と同様の処理を実行させて、順次、指標iの現在値で示
される画面ファイルFLiの表示画面に対応する画面名
称を作成して、共有RAM105内のインデックスファ
イルに登録してゆくこととなる。
【0034】そして、このような処理を実行する間に、
CRT表示画面に表示可能な全ての表示画面に対する画
面名称の設定完了が確認され(ステップB19)、また
は、オペレータによる終了キーの操作によって画面名称
の設定が中止されると(ステップB20)、PMC用C
PU114はステップB21の処理に移行して通常の画
面表示に復帰し、処理選択フラグF,実行開始フラグF
1,名称設定実行フラグF2の各々を初期化して(ステ
ップB22)、「画面名称設定処理」に関する全ての処
理を完了する。
【0035】以上の処理により、画面選択キーとしての
キー1乃至キー5と次頁キーとの組合せ操作の態様、即
ち、インデックスファイルのアドレスと、オペレータが
作成した画面名称、および、共有RAM105内に予め
設定された各々の画面ファイルのNo.とが1対1に対
応して記憶され、処理選択フラグFの初期化により、
「設定操作検出処理」におけるステップA3,ステップ
A5,ステップA7,ステップA9およびステップA1
3の判別処理が再び開始されることとなる。
【0036】図9乃至図14は一旦設定したキー操作の
組合せ態様と画面名称との関係を確認したり、一旦設定
した画面名称と組合せ操作態様との対応関係を再設定し
たりするための「メニュー表示および割付け変更処理」
の概略を示すフローチャートであり、この処理はオペレ
ータによる参照キーの操作で起動される。
【0037】PMC用CPU114は「設定操作検出処
理」におけるステップA5の判別処理で参照キーの操作
を検出した後、処理選択フラグFに2をセットし(ステ
ップA6)、以下、ステップA2乃至ステップA16の
処理を非実行として、ステップA17およびステップA
19の判別処理と「メニュー表示および割付け変更処
理」(ステップA20)、ならびに、ステップA21,
ステップA23の判別処理のみを繰り返し実行すること
となる。
【0038】参照キー操作の検出により所定周期毎の
「メニュー表示および割付け変更処理」を開始したPM
C用CPU114は、まず、メニュー表示完了フラグF
3がセットされているかを判別する(ステップC1)。
この段階ではフラグF3が未設定の状態にあるから、次
いで、ステップC2に移行し、実行開始フラグF1がセ
ットされているか否か、つまり、今回の「メニュー表示
および割付け変更処理」が参照キー操作直後の第1回目
のものであるか否かを判別する。実行開始フラグF1が
未設定で今回の「メニュー表示および割付け変更処理」
が参照キー操作直後の第1回目のものであれば、PMC
用CPU114は、指標i,j,kの各値を0に初期化
して実行開始フラグF1をセットし(ステップC3,ス
テップC4)、頁送り完了フラグF2がセットされてい
るか否かを判別するが(ステップC5)、この段階では
頁送り完了フラグF2が未設定であるから、指標jの値
をインクリメントし(ステップC6)、CRT表示画面
に“頁j”を表示して頁送り完了フラグF2をセットす
る(ステップC7,ステップC8)。
【0039】次いで、PMC用CPU114は、指標k
の値が画面選択キーの個数5に達しているか否かを判別
するが(ステップC9)、指標kの値が画面選択キーの
個数に達していなければ、指標kおよびiの値をインク
リメントして(ステップC10,ステップC11)、
“頁j”の隣に“キーk”を表示すると共に(ステップ
C12)、更に、その隣に間隔をおいてインデックスフ
ァイルにおけるアドレスiの“画面名称”を表示し(ス
テップC13)、CRT表示画面上における改行処理を
実行する(ステップC14)。なお、図26に示される
ようにして画面選択キーの組合せ操作態様と画面名称と
の関係を設定した場合では、「メニュー表示および割付
け変更処理」における第1回目のステップC13の処理
が実行された段階で、CRT表示画面の第1行に“頁
1”,“キー1”,“射出および計量設定”の文字が表
示されることとなる。
【0040】ステップC17に移行したPMC用CPU
114は指標iの値が画面ファイルの個数nに達してい
るか否か、即ち、画面選択キーの組合せ操作の態様と画
面名称との対応関係を全てCRT表示画面に表示したか
否かを判別するが、指標iの値が画面ファイルの個数n
に達していなければ、当該処理周期の「メニュー表示お
よび割付け変更処理」を終了する。
【0041】参照キー操作直後の第1回目の処理で実行
開始フラグF1および頁送り完了フラグF2がセットさ
れる結果、次周期以降の「メニュー表示および割付け変
更処理」ではステップC1,ステップC2およびステッ
プC5の判別結果が常時偽となる。従って、PMC用C
PU114は、指標kの値が選択キーの個数5に達した
ことが検出されるまでの間(ステップC9)、ステップ
C1,ステップC2,ステップC5およびステップC9
の判別処理とステップC10乃至ステップC14の処理
ならびにステップC17の判別処理を繰り返し実行し、
ステップC10乃至ステップC14の処理により、指標
kおよびiの値を逐次インクリメントしてCRT表示画
面の第i行に“キーk”を表示すると共に、その隣に間
隔をおいてインデックスファイルにおけるアドレスiの
“画面名称”を表示し、順次改行してこの処理を繰り返
すこととなる。
【0042】そして、指標kの値が画面選択キーの個数
5に達したことが検出されると(ステップC9)、PM
C用CPU114は指標kおよび頁送り完了フラグF2
を初期化し(ステップC15,ステップC16)、指標
iの値が画面ファイルの個数nに達しているか否かを判
別する(ステップC17)。指標iの値が画面ファイル
の個数nに達していなければ次周期の「メニュー表示お
よび割付け変更処理」で指標jの値をインクリメントし
(ステップC6)、該指標jの現在値に基いて再び“頁
j”を表示して(ステップC7)、頁送り完了フラグF
2を再セットし(ステップC8)、以下、前記と同様の
処理を繰り返し実行することにより、図26の左半分に
示されるような表示画面を再現して、一旦設定した組合
せ操作の態様と画面名称との関係を全てCRT表示画面
上に表示する。但し、「メニュー表示および割付け変更
処理」の表示画面ではキー番号と画面名称との間に一定
のスペースが設けられており、図26に示されるような
選択番号と名称要素は表示されない。
【0043】組合せ操作の態様と画面名称との関係が全
てCRT表示画面上に表示されて指標iの値が画面ファ
イルの個数nに達すると、ステップC17の判別結果が
偽となり、PMC用CPU114はステップC18に移
行してメニュー表示完了フラグF3をセットし、組合せ
操作の態様と画面名称との関係がCRT表示画面上に全
て表示されたことを記憶する。次いで、指標iおよびj
に1をセットした後(ステップC19)、CRT表示画
面におけるキー番号表示欄の第i行と画面名称表示欄の
第j行(共に、第1行)の各々にキー番号表示用グラフ
ィックカーソルと画面名称選択用グラフィックカーソル
を表示し(ステップC20)、CRT表示画面のガイダ
ンス表示欄に“キーに対応する画面名称を選択して下さ
い”のガイダンスを表示すると共に(ステップC2
1)、図29に示されるようなインデックスファイルの
複製(以下、複写インデックスファイルという)を作成
して一時記憶する(ステップC22)。
【0044】メニュー表示完了フラグF3がセットされ
る結果、次周期以降の「メニュー表示および割付け変更
処理」ではステップC1の判別結果が常時真となり、P
MC用CPU114はステップC1の判別処理とステッ
プC23,ステップC28,ステップC32,ステップ
C37およびステップC38の判別処理を繰り返し実行
してオペレータのキー操作を待つ待機状態に入る。
【0045】そこで、「画面名称設定処理」で一旦設定
した画面名称と組合せ操作態様との対応関係を再設定す
る必要があれば、オペレータは、CRT表示画面のガイ
ダンス表示を参照して、キー番号表示用グラフィックカ
ーソルで指定されている組合せ態様に対して設定すべき
画面名称を、上矢印キーまたは下矢印キーの操作で画面
名称表示欄から選択し、逐次、設定を変更することとな
る。
【0046】オペレータによる上矢印キーの操作は、
「メニュー表示および割付け変更処理」におけるステッ
プC23の判別処理で検出され、上矢印キーの操作を検
出したPMC用CPU114は指標jの値をディクリメ
ントした後、該指標jの値が1未満であるか否かを判別
し(ステップC24,ステップC25)、指標jの値が
1未満であれば該指標jに1を再設定する一方(ステッ
プC26)、指標jの値が1以上であれば指標jの現在
値を維持して、画面名称表示欄における第j行の画面名
称に画面名称選択用グラフィックカーソルを移動させる
(ステップC27)。また、下矢印キーの操作はステッ
プC28の判別処理で検出され、下矢印キーの操作を検
出したPMC用CPU114は指標jの値をインクリメ
ントした後、該指標jの値が画面ファイルの個数nを越
えているか否かを判別し(ステップC29,ステップC
30)、指標jの値がnを越えていれば該指jにnを再
設定する一方(ステップC31)、指標jの値がn以下
であれば指標jの現在値を維持して、画面名称表示欄に
おける第j行の画面名称に画面名称選択用グラフィック
カーソルを移動させる(ステップC27)。
【0047】そして、設定すべき画面名称を画面名称選
択用グラフィックカーソルの移動で選択したオペレータ
が選択キーを操作すると、PMC用CPU114はステ
ップC32の処理で選択キーの操作を検出し、複写イン
デックスファイルにおけるアドレスjの画面名称をイン
デックスファイルのアドレスiに書込むと共に(ステッ
プC33)、複写インデックスファイルにおけるアドレ
スjの画面ファイルNo.をインデックスファイルのア
ドレスiに書込む(ステップC34)。次いで、PMC
用CPU114は、CRT表示画面におけるキー番号表
示領域と画面名称表示領域との間の第i行のスペースに
複写インデックスファイルにおけるアドレスjの画面名
称を表示し、キー番号表示領域の第i行における画面選
択キーの操作態様に対して新たな画面名称が再設定され
たことをオペレータに示す(ステップC35)。次い
で、PMC用CPU114は、指標iの値をインクリメ
ントし、キー番号表示用グラフィックカーソルをキー番
号表示領域の第i行に移動させて、画面名称を再設定す
べき画面選択キー操作の組合せ態様を示した後(ステッ
プC36)、該指標iの値が画面ファイルの個数nを越
えているか否かを判別するが(ステップC37)、越え
ていなければ、更に、オペレータによる終了キーの操作
があるか否かを判別する(ステップC38)。オペレー
タによる終了キーの操作が検出されていなければ、次周
期以降の「メニュー表示および割付け変更処理」におけ
るステップC1,ステップC23,ステップC28,ス
テップC32,ステップC37およびステップC38の
判別処理を繰り返し実行してオペレータのキー操作を待
つ待機状態に入る。
【0048】オペレータは、以下、前記と同様にして、
上矢印キーまたは下矢印キーの操作による画面名称選択
用グラフィックカーソルの移動で画面名称を選択して選
択キーを操作し、キー番号表示用グラフィックカーソル
の現在位置で指定されている画面選択キー操作の組合せ
態様に対して次々と新たな画面名称を割振ってゆくこと
となる。
【0049】そして、ステップC37の判別結果が真と
なって全ての画面選択キーの組合せ操作態様に対する画
面名称の再設定の終了が確認され、または、オペレータ
による終了キーの操作で画面名称の再設定操作が中止さ
れると(ステップC38)、PMC用CPU114は、
CRT表示画面を通常の表示状態に復帰させ(ステップ
C39)、処理選択フラグF,実行開始フラグF1およ
び頁送り完了フラグF2を初期化して複写インデックス
ファイルを消去した後(ステップC40)、「メニュー
表示および割付け変更処理」に関する全ての処理を完了
する。
【0050】なお、「画面名称設定処理」で一旦設定し
た画面選択キーの組合せ操作態様と画面名称との対応関
係のみを確認したい場合には、設定された組合せ操作態
様と画面名称との関係の表示が完了した段階で終了キー
を操作し、画面名称の再設定に関する処理は実行しな
い。また、「メニュー表示および割付け変更処理」では
インデックスファイルの記憶内容が変更されるだけであ
り、各画面ファイルと画面名称との対応関係および画面
ファイル自体の内容には一切変更がないから、後述の
「レイアウト設定処理」で各画面ファイルの内容を設定
してから「メニュー表示および割付け変更処理」を行う
ことができる。通常、ユーザーが頻繁に利用する表示画
面の画面名称を画面選択キー1乃至キー5の単独操作、
即ち、頁1キー1乃至頁1キー5の操作態様に対応させ
る一方、あまり使用しない表示画面は頁2キー1以降の
操作態様、つまり、次頁キーの操作を必要とする操作態
様に対応させる。
【0051】そして、「メニュー表示および割付け変更
処理」の終了に伴って処理選択フラグFが初期化される
ことにより、「設定操作検出処理」におけるステップA
3,ステップA5,ステップA7,ステップA9および
ステップA13の判別処理が再び開始されることとな
る。
【0052】図15乃至図19は各画面名称の表示画面
毎に表示すべき設定項目を選択して初期設定するための
「レイアウト設定処理」の概略を示すフローチャートで
あり、この処理はオペレータによるレイアウトキーの操
作によって起動される。
【0053】PMC用CPU114は「設定操作検出処
理」におけるステップA7の判別処理でレイアウトキー
の操作を検出した後、処理選択フラグFに3をセットし
(ステップA8)、以下、ステップA3乃至ステップA
16の処理を非実行として、ステップA17,ステップ
A19およびステップA21の判別処理と「レイアウト
設定処理」(ステップA22)ならびにステップA23
の判別処理のみを繰り返し実行することとなる。
【0054】レイアウトキー操作の検出により所定周期
毎の「レイアウト設定処理」を開始したPMC用CPU
114は、まず、実行開始フラグF1がセットされてい
るか否か、即ち、今回の「レイアウト設定処理」がレイ
アウトキー操作直後の第1回目のものであるか否かを判
別する(ステップD1)。そして、実行開始フラグF1
が未設定で今回の「レイアウト設定処理」がレイアウト
キー操作直後の第1回目のものであれば、PMC用CP
U114は、まず、CRT/MDI119の表示画面に
“画面レイアウトをする画面を選択して下さい”のガイ
ダンスを表示して実行開始フラグF1をセットし(ステ
ップD2,ステップD3)、画面選択完了フラグF2が
セットされているか否かを判別する(ステップD4)。
【0055】この段階では画面選択完了フラグF2は未
設定の状態にあるから、PMC用CPU114は、ステ
ップD5に移行してオペレータによる次頁キー操作が検
出されているか否かを判別し、次頁キーが操作されてい
なければ、更に、キー1乃至キー5の画面選択キーが操
作されているか否かを判別するが(ステップD6)、画
面選択キーが操作されていなければ当該処理周期の「レ
イアウト設定処理」が終了する。次周期以降の「レイア
ウト設定処理」ではステップD1の判別結果が偽、ま
た、ステップD4の判別結果が真となるから、PMC用
CPU114は、画面選択キーが操作されない限り、次
頁キーが操作される毎に次頁キー操作回数記憶レジスタ
RP(初期値0)の値を逐次インクリメントし(ステッ
プD7)、また、画面選択キーの操作を検出するとステ
ップD8以降の処理を開始することとなる(ステップD
6)。
【0056】そこで、CRT/MDI119のガイダン
ス表示を参照したオペレータが、「画面名称設定処理」
で設定、または、「メニュー表示および割付け変更処
理」で再設定した画面選択キーの操作態様に基いて所望
の表示画面を選択するためのキー操作を行うと、PMC
用CPU114は画面選択キーとしてのキー1乃至キー
5の操作を検出した後、次頁キー操作回数記憶レジスタ
RPの値と画面選択キーの値に基いてオペレータのキー
操作に対応する画面名称を有するインデックスファイル
のアドレスiの値を算出すると共に(ステップD8)、
次頁キー操作回数記憶レジスタRPの値を初期化し(ス
テップD9)、インデックスファイルにおけるアドレス
iの画面名称とレイアウト設定のための表示画面をCR
T表示画面上に表示する(ステップD10)。例えば、
「画面名称設定処理」の段階で図26に示すような画面
選択キーの組合せ操作態様と画面名称との関係を設定し
たままの状態で射出および計量設定の表示画面を表示さ
せるとすると、オペレータは、次頁キーを操作せずに画
面選択キー1のみを単独操作することとなる。この場
合、次頁キー操作回数記憶レジスタRPの値が0で選択
キーの値は1であるから、ステップD8の処理ではイン
デックスファイルのアドレスを示す指標iの値が1と算
出され、CRT表示画面上には射出および計量設定の画
面名称が表示される。図27はレイアウト設定時の表示
画面の一例を示す図である。画面選択キーとなるキー1
乃至キー5のオペレータ操作により、CRT/MDI1
19の表示画面には、選択され表示画面の名称とレイア
ウトの位置を示す行の値、ならびに、この画面の表示事
項として選択された設定項目を表示する設定項目表示欄
と、この画面の表示事項として選択可能な設定項目の名
称および各名称に対応する項目番号が表示される。な
お、この段階では設定項目表示欄は空白である。
【0057】画面選択キーと次頁キーの組合せ操作を検
出してCRT/MDI119に表示画面を表示したPM
C用CPU114は、指標jおよび画面選択完了フラグ
F2に1を設定して当該処理周期の「レイアウト設定処
理」を終了する(ステップD11,ステップD12)。
実行開始フラグF1および画面選択完了フラグF2に1
がセットされる結果、次周期の「レイアウト設定処理」
におけるステップD1およびステップD4の判別結果は
共に偽となり、ステップD13に移行したPMC用CP
U114は、再表示実行禁止フラグF3がセットされて
いるか否かを判別することとなるが、この段階では再表
示実行禁止フラグF3が未設定の状態にあるので、PM
C用CPU114は、CRT表示画面に“第j行目に割
当てる設定項目を選択して下さい”のガイダンスを表示
した後(ステップD14)、再表示実行禁止フラグF3
に1をセットする(ステップD15)。以下、オペレー
タからのテンキー入力(ステップD16),入力キーの
操作(ステップD18)および終了キーの操作(ステッ
プD25)が検出されず、かつ、指標jの現在値が画面
ファイルに設定可能な設定項目の個数mを越えていなけ
れば(ステップD24)、PMC用CPU114は当該
処理周期の「レイアウト設定処理」を終了することとな
る。
【0058】次周期以降の「レイアウト設定処理」では
ステップD1,ステップD4およびステップD13の判
別結果が常時偽となり、PMC用CPU114は、以
下、オペレータからのテンキー入力,入力キーの操作お
よび終了キーの操作が検出されるまでの間、ステップD
1,ステップD4,ステップD13,ステップD16,
ステップD18,ステップD24およびステップD25
の判別処理のみを繰り返し実行し、“第j行目に割当て
る設定項目を選択して下さい”のガイダンス表示を維持
する。なお、この間に指標jの値が更新されることはな
いから、ステップD24の判別結果も常時偽である。
【0059】そこで、CRT/MDI119のガイダン
ス表示を参照したオペレータは、CRT/MDI119
に表示されている複数の設定項目の内から、この表示画
面の第j行に表示する表示項目として選択すべき設定項
目を項目番号のテンキー入力と入力キーの操作で設定す
ることとなる。
【0060】オペレータからのテンキー操作で入力され
た値は「レイアウト設定処理」におけるステップD16
の判別処理によってPMC用CPU114に検出され、
テンキー入力を検出したPMC用CPU114は、テン
キー入力された値を選択番号記憶バッファに文字ストリ
ングスとして逐次記憶し(ステップD17)、更に、オ
ペレータによる入力キー操作の検出により(ステップD
18)、この時点で選択番号記憶バッファに記憶されて
いる項目番号の値を画面ファイルFLiにおけるアドレ
スjの設定項目として画面ファイルFLiに記憶すると
共に(ステップD19)、この設定項目の名称をCRT
表示画面における設定項目表示欄の第j行に表示してオ
ペレータに示し(ステップD20)、選択番号記憶バッ
ファの値を初期化した後(ステップD21)、指標jの
値をインクリメントして再表示実行禁止フラグF3をリ
セットする(ステップD22,ステップD23)。図2
7に示される例は射出および計量設定の表示画面の第1
行に射出速度1の設定項目を表示させようとするもの
で、この場合は、“第1行目に割当てる設定項目を選択
して下さい”のガイダンス表示に対し、オペレータがテ
ンキーで“2”を設定して入力キーを操作することとな
る。「画面名称設定処理」の段階で図26に示すような
画面選択キーの組合せ操作態様と画面名称との関係を設
定したままの状態であれば、射出および計量設定の画面
名称とファイルNo.FL1が対応しているから、画面
ファイルFL1の第j=1アドレスに射出速度1の項目
番号“2”が記憶される。
【0061】次いで、PMC用CPU114は、指標j
の値が画面ファイルに設定可能な設定項目の個数mに達
しているか否か、つまり、現段階で選択されている表示
画面に表示可能な行数に対し設定項目の表示位置が全て
決定されている否か(ステップD24)、および、オペ
レータによる終了キーの操作が検出されているか否か、
即ち、現段階で選択されている表示画面に表示すべき設
定項目の全てが選択されて表示位置が決定されている否
かを判別するが(ステップD25)、指標jの値が設定
項目の個数mに達していず、しかも、終了キーの操作が
検出されていなければ当該処理周期の「レイアウト設定
処理」を終了する。
【0062】次周期の「レイアウト設定処理」ではステ
ップD1およびステップD4の判別結果が偽となり、ま
た、ステップD13の判別結果が真となるから、PMC
用CPU114は、更新された指標jの値に基いて再び
画面名称設定のガイダンス表示を実行し(ステップD1
4)、再表示実行禁止フラグF3をセットした後(ステ
ップD15)、以下、オペレータからのテンキー入力,
入力キーの操作および終了キーの操作が検出されるまで
の間、「レイアウト設定処理」におけるステップD1,
ステップD4,ステップD13,ステップD16,ステ
ップD18,ステップD24およびステップD25の判
別処理を繰り返し実行して待機する。オペレータは、こ
の間に、CRT/MDI119のテンキーおよび入力キ
ーを操作し、PMC用CPU114に前記と同様の処理
を実行させて、順次、指標jの現在値で示される表示行
の位置に表示すべき設定項目のレイアウトを設定し、当
該画面ファイルにおける各アドレスに項目番号の値を対
応させて記憶させてゆくこととなる。
【0063】そして、このような処理を実行する間に、
指標jの値が画面ファイルに設定可能な設定項目の個数
mに達し、現段階で選択されている表示画面に表示可能
な行数に対し設定項目の表示位置が全て決定され(ステ
ップD24)、または、オペレータによる終了キーの操
作で表示画面に対する設定項目の選択完了が検出される
と(ステップD25)、PMC用CPU114はステッ
プD26の処理に移行して通常の画面表示に復帰し、処
理選択フラグF,実行開始フラグF1,画面選択完了フ
ラグF2,再表示実行禁止フラグF3の各々を初期化し
て(ステップD27)、「レイアウト設定処理」に関す
る全ての処理を完了し、「設定操作検出処理」における
ステップA3,ステップA5,ステップA7,ステップ
A9およびステップA13の判別処理を再び開始するこ
ととなる。なお、別の画面名称を有する表示画面に対し
て表示すべき設定項目を設定する場合、オペレータは、
再びレイアウトキーを操作し、画面選択キーの操作態様
に基いて所望の表示画面を選択するためのキー操作を行
った後、PMC用CPU114により前記と同様の処理
を実施させ、新たに選択された表示画面に対して各表示
行に表示すべき設定項目を設定する。
【0064】図20乃至図24は「画面名称設定処理」
または「メニュー表示および割付け変更処理」で画面選
択キーの組合せ操作態様と画面名称との関係を設定さ
れ、更に、「レイアウト設定処理」で表示すべき設定項
目のレイアウトを設定された表示画面を呼び出して、各
種設定値の確認や再入力を行うための「設定画面表示お
よび条件設定処理」の概略を示すフローチャートであ
り、「設定操作検出処理」における画面選択キーのオペ
レータ操作によって起動される。
【0065】設定値の確認や再入力を行うためにオペレ
ータが次頁キーや画面選択キーを操作すると、PMC用
CPU114は、「設定操作検出処理」におけるステッ
プA9の判別処理で次頁キーの操作を検出し、次頁キー
操作回数記憶レジスタRPの値をインクリメントすると
共に(ステップA10)、次頁キー操作回数記憶レジス
タRPの現在値と操作有効回数記憶レジスタRPmax.の
値との大小関係を比較し(ステップA11)、次頁キー
操作回数記憶レジスタRPの現在値が操作有効回数記憶
レジスタRPmax.の範囲に含まれていれば次頁キー操作
回数記憶レジスタRPの値を保持する一方、次頁キー操
作回数記憶レジスタRPの現在値が操作有効回数記憶レ
ジスタRPmax.の値よりも大きければ次頁キー操作回数
記憶レジスタRPに0を再設定する(ステップA1
2)。そして、画面選択キーの操作を検出した段階で
(ステップA13)、次頁キー操作回数記憶レジスタR
Pの値と画面選択キーの値とに基いてオペレータのキー
操作に対応する画面名称を有するインデックスファイル
のアドレスiの値を算出すると共に(ステップA1
4)、次頁キー操作回数記憶レジスタRPの値を初期化
し(ステップA15)、処理選択フラグFに4を設定す
る(ステップA16)。そして、処理選択フラグFの値
に基き(ステップA23)、所定周期毎の判別処理(ス
テップA24)と「設定画面表示および条件設定処理」
(ステップA25)を開始する。ステップA24の処理
は、今回検出した次頁キーや画面選択キーの操作が設定
画面を表示するためのものであるのかモニタ画面を表示
するためのものであるのかを識別するための判別処理で
あり、インデックスファイルのアドレスiに記憶された
画面ファイルNo.がモニタ画面に関するものである場
合にのみ、その判別結果が偽となる。従って、設定値の
確認や再入力のために画面選択キーを操作した場合に
は、以下、所定周期毎にステップA25の「設定画面表
示および条件設定処理」を繰り返し実行することとな
る。
【0066】「設定画面表示および条件設定処理」を開
始したPMC用CPU114は、まず、画面表示完了フ
ラグF1がセットされているか否かを判別するが(ステ
ップE1)、この段階では画面表示完了フラグF1が未
設定の状態にあるから、次いで、CRT表示画面にイン
デックスファイルの第iアドレスに記憶された画面名
称、即ち、オペレータによる次頁キーと画面選択キーの
組合せ操作態様に対応する表示画面の名称をCRT表示
画面に表示し(ステップE2)、指標jの値を0に初期
化する(ステップE3)。次いで、PMC用CPU11
4は、指標jの値をインクリメントし(ステップE
4)、インデックスファイルの第iアドレスに記憶され
たファイルNo.に対応する画面ファイルの第jアドレ
スに記憶された項目番号に対応する設定項目の名称をC
RT表示画面に表示すると共に(ステップE5)、該画
面ファイルの第jアドレスに記憶された項目番号に対応
する設定項目の設定値を設定項目ファイルを参照して読
込み、この値をCRT表示画面における設定項目の名称
の隣に表示し(ステップE6)、CRT表示画面上での
改行処理を実行する(ステップE7)。
【0067】PMC用CPU114は、指標jの値が画
面ファイル内に設定可能な設定項目の総数mに達するま
での間(ステップE8)、指標jの値を逐次インクリメ
ントして前記と同様の処理を繰り返し実行し、この画面
ファイルに記憶された全ての設定項目の名称と各項目に
対応して設定項目ファイルに記憶された設定値を全てC
RT表示画面上に表示した後、画面表示完了フラグF1
をセットし(ステップE9)、指標jに1を再設定して
(ステップE10)、グラフィックカーソルをCRT表
示画面における第1行目の設定項目の位置に表示すると
共に(ステップE11)、インデックスファイルの内容
を参照して、画面選択キーの操作態様と画面名称との対
応関係のうち第1組から第5組までのものをCRT表示
画面のガイダンス表示部に表示し(ステップE12)、
当該処理周期の「設定画面表示および条件設定処理」を
終了する。図28に示される例は「画面名称設定処理」
および「レイアウト設定処理」の段階で図26および図
27に示すような設定操作を行った状態で、射出および
計量設定の表示画面を選択表示して設定値の再入力を行
おうとする場合の例を示すものである。この場合、画面
選択キー1を単独操作した段階で、まず、インデックス
ファイルの第1アドレスに記憶された射出および計量設
定の画面名称が表示され、CRT表示画面の第1行に
は、インデックスファイルの第1アドレスに記憶された
ファイルNo.に対応する画面ファイルFL1の第1ア
ドレスに記憶された項目番号“2”に対応する設定項目
である射出速度1と、項目番号“2”に対応して設定項
目ファイルに設定された設定値の値70.0mm/sが表示
されることとなる。なお、設定値が未設定であれば、設
定項目が表示されるだけで、これに対応する設定値の値
は表示されない。
【0068】画面表示完了フラグF1がセットされる結
果、次周期以降の「設定画面表示および条件設定処理」
におけるステップE1の判別結果は常時偽となり、PM
C用CPU114は、オペレータによる上矢印キーや下
矢印キーの操作、および、テンキーや入力キー、ならび
に、次頁キーや画面選択キー、もしくは、終了キーの操
作が検出されるまでの間、「設定画面表示および条件設
定処理」におけるステップE1,ステップE13,ステ
ップE17,ステップE22,ステップE24,ステッ
プE27,ステップE28およびステップE33の判別
処理を繰り返し実行して、オペレータによるキー操作を
待機することとなる。
【0069】そこで、CRT表示画面に表示された設定
値の値を変更する必要があれば、オペレータは、まず、
上矢印キーまたは下矢印キーを操作してCRT表示画面
上のグラフィックカーソルを上下に移動させ(ステップ
E13〜ステップE21)、設定または再設定を実施す
べき設定項目の位置にグラフィックカーソルを合わせて
設定もしくは再設定項目の対象として選択する。
【0070】設定または再設定する項目を選択したオペ
レータがテンキー入力により新たな設定値を入力すると
PMC用CPU114はステップE22の処理で入力数
値を逐次検出して設定値記憶バッファに格納する(ステ
ップE23)。そして、新たな設定値の入力を完了した
オペレータが入力キーを操作すると、PMC用CPU1
14はステップE24の処理で入力キーの操作を検出
し、グラフィックカーソルの現在位置で示される設定項
目の名称、即ち、画面ファイルの第jアドレスに記憶さ
れた項目番号の値を参照して、この項目番号に対応する
設定項目ファイルの設定値記憶領域に設定値記憶バッフ
ァの値を格納し、CRT表示画面の第j行に新たな設定
値を表示した後(ステップE25)、設定値記憶バッフ
ァの値を初期化する(ステップE26)。オペレータ
は、グラフィックカーソルの移動およびテンキーと入力
キーの操作により、PMC用CPU114に同様の処理
を繰り返し実行させ、必要とされる設定値の設定または
再設定を実施することとなる。
【0071】そして、設定値の設定または変更を完了し
たオペレータが終了キーを操作すると、PMC用CPU
114はステップE27の処理で終了キーの操作を検出
し、ステップE37の処理に移行して通常の画面表示に
復帰し、処理選択フラグFおよび画面表示完了フラグF
1の各々を初期化して(ステップE38)、「設定画面
表示および条件設定処理」に関する全ての処理を完了
し、「設定操作検出処理」におけるステップA3,ステ
ップA5,ステップA7,ステップA9およびステップ
A13の判別処理を再び開始することとなる。なお、各
設定項目の設定値のみを確認する場合は、画面表示が完
了して確認作業が終わった段階で終了キーを操作し、設
定値の再入力に関する処理は実行しない。
【0072】また、別の表示画面を続けて選択表示して
設定値の入力や再入力または確認を行うような場合に
は、終了キーを操作して現在の処理を終了させてから新
たに別の表示画面に対する「設定画面表示および条件設
定処理」を開始させる必要はなく、次頁キーや画面選択
キーを操作して所望の表示画面を選択し(ステップE2
8〜ステップE35)、画面表示完了フラグF1のみを
リセットすることにより(ステップE36)、次周期の
「設定画面表示および条件設定処理」において、直ちに
所望の表示画面を表示させることができる。
【0073】この場合も前記の「設定操作検出処理」の
ときと同様、次頁キーの操作回数が操作有効回数記憶レ
ジスタRPmax.の値をこえると、操作回数記憶レジスタ
RPには0が再設定されることとなる(ステップE3
0,ステップE31)。また、「設定画面表示および条
件設定処理」の中で次頁キーが操作された場合には、C
RT表示画面のガイダンス表示領域における画面選択キ
ーの操作態様と画面名称との対応関係が5組(画面選択
キーの個数)ずつシフトして更新表示されるので(ステ
ップE32)、オペレータは、次頁キーの操作によって
変化する画面選択キーと画面名称との現時点での対応関
係を極めて容易に確認することができる。即ち、CRT
表示画面のガイダンス表示領域に表示される画面選択キ
ーの操作態様と画面名称との対応関係は、次頁キーの操
作回数RPの値に応じ、インデックスファイルにおける
5・RP+1アドレスから5・RP+5アドレスまでの
ものが常時表示されることとなる。ステップE12の実
行段階では次頁キー操作回数記憶レジスタRPの値が0
に初期化されているから、まず、この段階で画面選択キ
ーの操作態様と画面名称との対応関係のうち第1組から
第5組までのものが表示され、以下、ステップE28の
処理で次頁キーの操作が検出される毎に次頁キー操作回
数記憶レジスタRPの値がインクリメントされる結果、
次頁キーの操作毎に対応関係の表示が5組づつシフト表
示され、ステップE31の処理で次頁キー操作回数記憶
レジスタRPの値が初期化された場合には、再び最初の
5組の対応関係が表示されることとなる。
【0074】一方、モニタ画面表示のために次頁キーや
画面選択キーが操作された場合、PMC用CPU114
は、「設定操作検出処理」におけるステップA9乃至ス
テップA16の処理で前記と同様にして次頁キーおよび
画面選択キーの操作を検出し、オペレータのキー操作に
対応する画面名称を有するインデックスファイルのアド
レスiの値を算出した後、処理選択フラグFに4をセッ
トして以降の処理を開始することとなるが、この場合、
インデックスファイルのアドレスiに記憶された画面フ
ァイルNo.の値はモニタ画面に関するものであるか
ら、ステップA24の判別結果が偽となる。そこで、P
MC用CPU114は、インデックスファイルのアドレ
スiに記憶されたファイルNo.に対応する画面ファイ
ルを読出して、モニタ画面に対応する座標軸や表示枠等
をCRT表示画面に表示し、以下、RAM108および
RAM109の波形データ等を参照して所定周期毎の
「モニタ表示処理」(ステップA26)で従来と同様に
してモニタ画面の表示を実行することとなる。なお、
「モニタ表示処理」(ステップA26)においても「設
定画面表示および条件設定処理」におけるステップE2
7乃至ステップE36と同等の処理が組込まれており、
終了キーを操作して現在の処理を終了させてから新たに
別の表示画面に対する処理を開始させる必要はなく、次
頁キーや画面選択キーの操作により、別の設定画面やモ
ニタ画面に直接移行させることができる。
【0075】以上に述べたように、本実施例における
「設定操作検出処理」,「メニュー表示および割付け変
更処理」および「設定画面表示および条件設定処理」の
各々はPMC用CPU114による所定周期毎の処理と
して実施されるようになっているので、射出成形機を稼
働させたままの状態で画面選択キーの組合せ操作態様と
表示画面との対応関係を確認することができ、また、各
表示画面毎の設定値やモニタ項目毎の現在値の確認およ
び設定値の変更ならびに表示画面の切替を任意に行うこ
とができる。
【0076】また、ユーザーが特に画面選択キーの編集
や画面レイアウトの編集を行わない場合には、予めメー
カーが決めた画面選択キー配列や画面レイアウトをRO
M117に記憶しておき、その内容を画面名称記憶バッ
ファや選択番号記憶バッファ等のメモリに複写するよう
にしてもよい。
【0077】
【発明の効果】本発明の射出成形機の制御装置によれ
ば、画面選択キーと次頁キーとの組合せ操作と表示すべ
き表示画面との対応関係をユーザーの手で任意に設定す
ることができるので、条件設定の方式や好みにより、頻
繁に使用する表示画面を画面選択キーの単独操作に対応
させて割振ることが可能となり、条件設定時における表
示画面の選択操作が容易となって条件設定等の作業を円
滑に行うことができる。
【0078】また、成形条件設定画面の各々に表示すべ
き設定項目を任意に選択し、これらの項目を各々の表示
画面に対する表示項目として自由に初期設定することが
できるので、ユーザーによる条件設定の方式が異なる属
性の設定項目間に跨がるような場合であっても、単一の
表示画面を呼び出したままの状態で条件設定の確認作業
を行うことができ、条件設定等の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例の電動式射出成形機
の要部を示すブロック図
【図2】同実施例の電動式射出成形機の制御装置による
設定操作検出処理の概略を示すフローチャート
【図3】設定操作検出処理の概略を示すフローチャート
の続き
【図4】設定操作検出処理の概略を示すフローチャート
の続き
【図5】同実施例の電動式射出成形機の制御装置による
画面名称設定処理の概略を示すフローチャート
【図6】画面名称設定処理の概略を示すフローチャート
の続き
【図7】画面名称設定処理の概略を示すフローチャート
の続き
【図8】画面名称設定処理の概略を示すフローチャート
の続き
【図9】同実施例の電動式射出成形機の制御装置による
メニュー表示および割付け変更処理の概略を示すフロー
チャート
【図10】メニュー表示および割付け変更処理の概略を
示すフローチャートの続き
【図11】メニュー表示および割付け変更処理の概略を
示すフローチャートの続き
【図12】メニュー表示および割付け変更処理の概略を
示すフローチャートの続き
【図13】メニュー表示および割付け変更処理の概略を
示すフローチャートの続き
【図14】メニュー表示および割付け変更処理の概略を
示すフローチャートの続き
【図15】同実施例の電動式射出成形機の制御装置によ
るレイアウト設定処理の概略を示すフローチャート
【図16】レイアウト設定処理の概略を示すフローチャ
ートの続き
【図17】レイアウト設定処理の概略を示すフローチャ
ートの続き
【図18】レイアウト設定処理の概略を示すフローチャ
ートの続き
【図19】レイアウト設定処理の概略を示すフローチャ
ートの続き
【図20】同実施例の電動式射出成形機の制御装置によ
る設定画面表示および条件設定処理の概略を示すフロー
チャート
【図21】設定画面表示および条件設定処理の概略を示
すフローチャートの続き
【図22】設定画面表示および条件設定処理の概略を示
すフローチャートの続き
【図23】設定画面表示および条件設定処理の概略を示
すフローチャートの続き
【図24】設定画面表示および条件設定処理の概略を示
すフローチャートの続き
【図25】同実施例の電動式射出成形機におけるCRT
表示装置付手動データ入力装置の概観を示す図
【図26】画面名称設定処理におけるCRT表示画面の
一例を示す図
【図27】レイアウト設定処理におけるCRT表示画面
の一例を示す図
【図28】設定画面表示および条件設定処理におけるC
RT表示画面の一例を示す図
【図29】同実施例の電動式射出成形機の制御装置に格
納されたインデックスファイルを示す概念図
【図30】同実施例の電動式射出成形機の制御装置に格
納された画面ファイルを示す概念図
【図31】同実施例の電動式射出成形機の制御装置に格
納された設定項目ファイルを示す概念図
【符号の説明】
100 制御装置 113 バスアービターコントローラ 114 PMC用CPU 116 オペレータパネルコントローラ 117 ROM 119 CRT表示装置付手動データ入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 辰宏 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社 商品開発研 究所 内 (56)参考文献 特開 平2−103114(JP,A) 特開 昭63−30222(JP,A) 特開 平2−176693(JP,A) 特開 昭63−301322(JP,A) 特開 昭62−37121(JP,A) 特開 平3−2027(JP,A) 特開 昭62−256006(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画面に対し各種成形条件設定項目
    を区分して割り当て、各画面をディスプレイ上に表示し
    て、各種成形条件の設定値を入力し設定表示するように
    した射出成形機の制御装置において、射出成形機の制御
    装置に画面選択キーと次頁キーを設けると共に、該画面
    選択キーの操作および次頁キーと画面選択キーの操作に
    対応して表示すべき画面との対応関係を任意に設定およ
    び変更して記憶させる画面設定手段を設け、前記画面選
    択キーおよび次頁キーと画面選択キーの操作で該操作に
    対応して画面設定手段により設定記憶された画面をディ
    スプレイ上に表示するようにした射出成形機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の画面に対し各種成形条件設定項目
    を区分して割り当て、各画面をディスプレイ上に表示し
    て、各種成形条件の設定値を入力し設定表示するように
    した射出成形機の制御装置において、各画面に対し、前
    記成形条件設定項目を任意に設定および変更して記憶さ
    せる項目設定手段を設け、各画面が選択されると、前記
    項目設定手段で設定記憶された該画面に対する成形条件
    設定項目をディスプレイ上に表示するようにした射出成
    形機の制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の画面に対し各種成形条件設定項目
    を区分して割り当て、各画面をディスプレイ上に表示し
    て、各種成形条件の設定値を入力し設定表示するように
    した射出成形機の制御装置において、射出成形機の制御
    装置に画面選択キーと次頁キーを設けると共に、該画面
    選択キーの操作および次頁キーと画面選択キーの操作に
    対応して表示すべき画面との対応関係を任意に設定およ
    び変更して記憶させる画面設定手段、および各画面に対
    し前記成形条件設定項目を任意に設定および変更して記
    憶させる項目設定手段とを設け、画面選択キーおよび次
    頁キーと画面選択キーの操作で該操作に対応して画面設
    定手段により設定記憶された画面を選択し、前記項目設
    定手段で設定記憶されたされた当該画面に対する成形条
    件設定項目をディスプレイ上に表示するようにした射出
    成形機の制御装置。
  4. 【請求項4】 各種成形条件設定項目を区分して割り当
    てた複数の成形条件設定画面と、成形状態を表示するモ
    ニタ画面および管理用データを表示する複数の管理用画
    面を用意し、各画面をディスプレイ上に表示して、成形
    条件設定画面に対しては各種成形条件の設定値を入力す
    るようにした射出成形機の制御装置において、射出成形
    機の制御装置に画面選択キーと次頁キーを設けると共
    に、該画面選択キーの操作および次頁キーと画面選択キ
    ーの操作に対応して表示すべき画面との対応関係を任意
    に設定および変更して記憶させる画面設定手段を設け、
    前記画面選択キーおよび次頁キーと画面選択キーの操作
    で該操作に対応して画面設定手段により設定記憶された
    画面をディスプレイ上に表示するようにした射出成形機
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記成形条件設定項目を成形条件の属性
    および属性の組み合わせ毎に区分して各画面に割り当て
    た請求項第1項,第2項,第3項または第4項記載の射
    出成形機の制御装置。
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