JP2925119B2 - プログラマブル・コントローラ - Google Patents

プログラマブル・コントローラ

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ・イメージに存在する物体を評価す
る映像信号処理装置に関し、特に自動製造装置と連携さ
せて用いることができる装置に関する。
[従来の技術とその問題点] 自動アツセンブリ装置及びロボツトが益々複雑になる
に従つて、これらの装置に視覚能力を付加することが望
まれている。これは、このような装置が製造中の物体の
位置を定めると共に、部品の存在又は穴のような特定の
特徴の適正な位置と、大きさを調べることができる。こ
のために、ビデオ・カメラを用いて後に電子的に解析す
ることができる工作物すなわち製作品のビデオ・イメー
ジを発生していた。
自動アツセンブリ装置が用いる視覚装置において発生
する問題のうちの一つとしては、コンベヤ装置又は他の
型式の材料取り扱い装置に沿つて製作品が移動するため
その位置が変化することが挙げられる。製作品を正しく
評価するためには、典型的なものとして、製作品はビデ
オ・カメラに対して正確に配置させなければならない。
従来の製造装置において適正な位置が問題となるとき
は、部品装入機械のように、製造装置に対して非常に正
確に製作品を配置する設備内に、製作品を配置してい
る。しかし、このような設備は、その製造工程において
相当の費用と時間を必要とする。
アツセンブリ・ライン上で作業をしている人間は、そ
の者に対して製作品を正確に揃えることが必要である。
人間は、その者の視界内の種々の部品の位置を確認し、
また位置のバラツキに対してその者の前に配置された異
なる製作品として適応することができる。かくして、人
間であるアツセンブリ作業者のこのような特質によるあ
る程度の製作品の不揃いは許容されるような視覚装置を
提供することが待望される。
[発明の概要] 本発明による視覚入力モジユールは評価されるべき物
体のビデオ・イメージを表わす映像信号を入力する。こ
の視覚入力モジユールは、イメージ・ピクセルの特徴を
評価する視覚入力モジユールのいくつかの検知領域を画
定する装置を有し、この検知領域内で物体の種々の特徴
が評価される。例えば、検知領域において与えられたし
きい値を超えた輝度を有するピクセルがカウントされ
る。ピクセルのカウントは予め定めた最小値及び最大値
と比較され、評価した特徴が受け入れ可能な許容範囲に
含まれるか否かを判断することができる。
視覚入力モジユールの実施例には、前記物体の実際位
置とデータ位置(基準位置)との間の差を判断する手段
が備えられる。次に、視覚入力モジユールは所定の位置
の差により、物体でデータ位置(基準位置)からシフト
された量と同一のシフト量、かつ同一のシフト方向に検
知領域をシフトさせる。これは、検知領域が評価してい
る各物体に対して同様に揃えられることを保証するもの
である。
そこで、本発明の目的は、通常のプログラマブル・コ
ントローラに関連可能な視覚入力モジユールを提供する
こと、すなわち、プログラマブル・コントローラからの
コマンドに応答して、前記プログラマブル・コントロー
ラに入力されている他の検知データと同一のフオーマツ
トにより、処理しているイメージについてのデータを出
力することのできる視覚入力モジユールを提供すること
である。これにより、例えば検知したパラメータが与え
られた許容範囲にあるか否かの標識がプログラマブル・
コントローラに送出されることになる。
他の目的は、全ての映像処理を行ない、処理の結果を
プログラマブル・コントローラに報告する視覚入力モジ
ユールを得ることにある。
更に、本発明の他の目的は、ビデオ・イメージ処理装
置に1つの機構を組み込むことにより、前記ビデオ・イ
メージ内の対象物の位置について、その正規の位置から
のシフトを補償することにある。
また、他の目的は、並列にビデオ・イメージを2進数
化した4つの異なるものを処理する装置を提供すること
にある。
また本発明の他の目的は、プログラマブル・コントロ
ーラに習熟している者にとつて、特定の作業のために構
築が容易なプログラマブル・コントローラ用の視覚入力
モジユールを提供することにある。それにより、視覚入
力モジユールを構築するために複雑なコンピユータ言語
やコマンド・セツトそれ自体を学習する必要はなくな
り、ひいて視覚入力モジユールの構築はコントロール・
エンジニヤにとり慣れ親しんだ考え方に合致したものと
なる。
[実施例] 第1図を先ず参照すると、本発明に関連するプログラ
マブル・コントローラがラツク1に収容されている。ラ
ルク1は種々のモジユール2〜6を収納する一連のスロ
ツトを備えている。これらのモジユール2〜6は、バツ
ク・プレートをなすようにラツク1の背面に沿つて伸延
するマザー・ボードに電気的に接続されている。ラツク
1の物理的な構造は、米国特許第4,151,580号に開示さ
れている。モジユール2〜6には、電源モジユール2及
びプロセツサ・モジユール3とが含まれる。プロセツサ
・モジユール3はプログラム端子7にケーブルにより接
続されており、プログラム端子7はユーザーがプロセツ
サ・モジユール3をプログラムすること、又はその動作
を監視することが可能なキーボード9を備えている。英
数字データは、装置コントロール・プログラムを表わす
ラダー図と共に、CRT表示装置8上に表示される。プロ
グラム及びデータはデイスク駆動装置10に収容されてい
るフロツピー・デイスクに記憶される。この型式のプロ
グラマブル・コントローラの更に詳細な説明について
は、米国特許第4,442,504号を参照されたい。
ラツク1内の入出力モジユール4〜4、視覚入力モジ
ユール5,6のうちのいくつかは、プログラマブル・コン
トローラ装置を被制御装置に接続する入出力(I/O)機
能を実行する。例えば、第1図に示す装置は通常的な4
つの入出力モジユール4と、新しい2つの視覚入力モジ
ユール5及び6を有する。入出力モジユール4は、種々
の形式のもの、例えば直流入出力モジユール、交流入出
力モジユール、アナログ入出力モジユール、並びに/又
はオープン及びクローズド・ループ位置決めモジユール
とを備えている。
各視覚入力モジユール5及び6はラツク1の2スロツ
クを占有して、各スロツトのバツクプレーン・コネクタ
に接続している。第1の視覚入力モジユール5は、ケー
ブルを介して、上方から製作品12に照準を定めているモ
ノクロのカメラ11に接続されている。製作品12はアツセ
ンブリ・ライン・コンベヤ(図示なし)によりカメラ11
の下に搬送されるものでよい。第1の視覚入力モジユー
ル5は製作品12の256×256ピクセルのビデオ・イメージ
を発生し、それを視覚入力モジユール5に接続されてい
るモニター13の陰極線管上に表示する。ライト・ペン14
は、以下で説明するように、モニター13上にときどき表
示されるシンボルを選択することにより、データを入力
するのに用いられる。
第2の視覚入力モジユール6は、製作品12の側面を見
るように配置された他のカメラ15が接続されている。第
2の視覚入力モジユール6がビデオ・モニターの端子と
なるが、これには、ライト・ペンが接続されていない。
これらの装置は、典型的なものとしては、種々の特徴を
検知されるべき様々な特徴、及び、検知を行なうイメー
ジ内の領域が画定される設定段階においてだけ必要なも
のである。
2つの視覚入力モジユール5及び6はまた、正面パネ
ルにその機能ステータスを表示するための多数の表示ラ
ンプ16を備えている。その正面パネルにはいくつかの電
気端子17も備えられている。これらの電気端子17は、視
覚入力モジユール5及び6に対する外部トリガ入力、カ
メラ電源、ストロープ・ライト・トリガ出力信号、モジ
ユール・ビジー出力信号、及び、製作品の総合評価が合
格が不合格かを示すマスタ評価判定出力信号、をそれぞ
れ供給する。
視覚入力モジユール(VIN)5及び6はそれぞれカメ
ラ11及びカメラ15からのイメージを処理し、選択した物
体の特徴についてのデータを発生する。以下で詳細に説
明するが、視覚入力モジユール5及び6はカメラ11及び
15からのビデオ・イメージを処理して独立した4つの2
進数のイメージを導出する。ビデオ・イメージの各ピク
セルの輝度をあるしきい値と比較し、2進数イメージに
おいて対応するピクセルを白か黒に設定することによ
り、2進数イメージが生成される。2進数イメージには
中間のグレー・スケールの輝度値がない。
視覚入力モジユール5及び6のオペレータは、2進数
イメージに4つの検知領域、即ち窓を画定する。各窓は
異なる2進数イメージに関れ付けられる。視覚入力モジ
ユール5及び6は複数の窓内の2進数イメージの白又は
黒ピクセルをカウントする。これらのカウントから、種
々の製作品12の特徴である大きさ、形状及び位置が決定
される。オペレータは各窓の許容し得るピクセル・カウ
ントの範囲も設定することができる。4つの出力警報フ
ラグは、4つのカウントがそれぞれの範囲内にあるか否
かを表わしている。マスタ評価判定警報フラグは、全て
のカウントがそれらの範囲内に入るか、入らないものが
あるかを表わす。
オペレータは最大6つの水平又は垂直ライン・センサ
ーを画定し、かつ4つある2進数イメージにそれぞれ1
つを割り付けることができる。水平又は垂直ライン・セ
ンサーは、各ラインに沿うピクセルについて異なる評価
機能を実行可能なソフトウエアにより、実現されてい
る。例えば、白及び黒ピクセルをカウントすること、又
はブロツブ(blob)と呼ばれるピクセルの白黒グループ
数をカウントすることができる。窓センサーの観点から
カウントした許容し得る結果値の範囲を設定してもよ
い。
水平又は垂直ライン・センサーの処理結果は、ラルク
1のプロセツサ・モジユール3で利用される。プロセツ
サ・モジユール3は範囲警報フラグか、又は全セツトの
センサー結果を得ることができる。プロセツサ・モジユ
ール3は視覚入力モジユール5及び6からのデータを用
いて製作品12の容認可能性を評価し、製作品12について
更に実行される製造ステツプを制御する。
視覚入力モジユール(VIM)のハードウエア 視覚入力モジユール5及び6のうちの一つの機能動作
を詳細に説明する前に、先ずその回路を理解する必要が
ある。視覚入力モジユール5は第3A図に示すCPU部と、
第3B図に示す映像プロセツサ部とを備えている。CPU部
は、データ信号、アドレス信号、制御信号用に3つの共
通バスであるデータ・バス41、制御バス42及びアドレス
・バス43の周辺にそれぞれ構築されている。実際的なも
のとして、制御バス42は視覚入力モジユール5の両部分
の種々の部品間に設けられている一連の離散的な導線で
ある。データ・バス41は8ビツト幅であり、アドレス・
バス43は16ビツト幅である。マイクロプロセツサ44は、
3つのバスであるデータ・バス41、制御バス42及びアド
レス・バス43に全て接続されており、読み出し専用メモ
リ(ROM)46に記憶されているプログラムを実行するこ
とにより視覚入力モジユール5及び6の動作を制御して
いる。マイクロプロセツサ44は前面パネルの入出力(I/
O)インタフエース回路50に直接接続されている。入出
力インタフエース回路50は視覚入力モジユール5及び6
(第1図)の前面パネルの表示ランプ16及び電気端子17
をマイクロプロセツサ44に接続している。
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)47はデータ・バ
ス41、制御バス42及びアドレス・バス43に接続され、ラ
ツク1のプロセツサ・モジユール3から転送されるデー
タ用のメモリであり、かつ製作品の視覚入力モジユール
5及び6の評価結果も記憶する。EEPROM54も、コントロ
ーラのオペレータにより設定された構造データを記憶す
る不揮発性メモリを得るために3つのバス、即ちデータ
・バス41、制御バス42及びアドレス・バス43にも接続さ
れている。
CPU部には、更に3つの内部バスのデータ・バス41、
制御バス42及びアドレス・バス43に接続されているバツ
クプレーン・インタフエース回路52が配置されている。
バツクプレーン・インタフエース回路52は、プログラマ
ブル・コントローラの通常の入出力モジユールに採用さ
れている回路と同じものであり、他のモジユールである
プロセツサ・モジユール3、入出力モジユール4及び視
覚入力モジユール6とデータを交換するために視覚入力
モジユール5をラツク1をバツク・プレーンに接続して
いる。先に述べたように、視覚入力モジユール5は2ス
ロツトを占有する。2つのスロツト用のバツクプレーン
・コネクタ55及び56は、バツクプレーン・インタフエー
ス回路52に接続されている。ラツク1のプロセツサ・モ
ジユール3は所望のデータの型式及びデータ量に基づい
てバツクプレーン・コネクタ55又は56を介して視覚入力
モジユール5及び6をアクセスすることができる。
バツクプレーン・コネクタ55のうちの一つは、米国テ
キサス・インスツルメンツ社の74651デバイスのよう
に、商業的に入手可能なバス・インタフエース集積回路
に接続されている。このバス・インタフエース集積回路
は2つの8ビツト・データ・ラツチを備えており、その
うちの一方が視覚入力モジユール5からのデータ・バイ
トを記憶し、他方がプロセツサ・モジユール3からのデ
ータ・バイトを記憶するものである。視覚入力モジユー
ル5及びプロセツサ・モジユール3は、これらのデータ
・ラツチをアクセスして他のデバイスが記憶したデータ
を読み出すことができる。各ビツトは次のテーブルに示
す機能を有する。
ビツト 送出源 機能 0 プロセツサ VIM設定エネーブル 1 VIM VIM不良 2 VIM 通信不良 3 プロセツサ トリガVIM 4 VIM VIMビジー 5 VIM 輝度プローブ警報 6 VIM xy位置警報 7 VIM マスタ判定警報 プロセツサ・モジユール3のビツト・セツトはVIMを
種々の動作モードに設定し、VIMのビツト・セツトは種
々の事象をプロセツサ・モジユール3に知らせるもので
ある。ビツト3はプロセツサ・モジユール3によりセツ
トされ、VIMをトリガして処理すべきビデオ・フレーム
を取り込むためのものである。ビツト5は、ビデオ・イ
メージの輝度が予め定めた範囲外にあることを示す。ビ
ツト6は、製作品を補正するのにVIMのデータ位置から
シフトし過ぎたことを示す。ビツト7の値は、イメージ
評価の結果が全て満足されているか、又は結果のうちの
少なくとも一つが予め定めた範囲の外側であるかを示
す。
ラツク1の他のスロツトのコネクタ56はVIMRAM48とプ
ロセツサ・モジユール3との間でデータ・ブロツクを転
送する回路に接続されている。この回路は、データ・ブ
ロツクを収集して転送する前述のプログラマブル・コン
トローラI/Oモジユールに関連されたものと同様であ
る。この転送を実行するために用いられる技術は、「高
密度インテリジエント入出力インタフエースを有するプ
ログラマブル・コントローラ」と題する米国特許第4,29
3,924号に説明されているものと同様のものである。バ
ツクプレーン・インタフエース回路52はデータを双方向
に転送することができる。これは、プロセツサ・モジユ
ール3に送出すべきVIMの評価の結果を表わすデータを
エネーブルするばかりでなく、プロセツサ・モジユール
3がVIM構成データを送受することができるようにす
る。
アドレス・デコード回路53は、アドレス・バス43に接
続されており、マイクロプロセツサ44が送出した各アド
レスを受け取り、アドレス指定されたVIM部品のために
一組の制御信号を制御バス42上に発生する。マイクロプ
ロセツサ44はアドレス・デコード回路53を介して映像プ
ロセツサ部を種々の動作モードを置くために必要な制御
信号を発生する。これに対して、アドレス・デコード回
路53は映像プロセツサの一部分でよいことは明らかであ
る。
制御バス42は、データ・バス41及びアドレス・バス43
と共に、それぞれ映像プロセツサ部に接続されている。
第3B図に示すように、データ・バス41及び制御バス42は
CPU部から映像プロセツサ部の全体にわたつて延在して
いる。しかし、アドレス・バス43はアドレス・バス・マ
ルチプレクサ60の入力に接続されている。アドレス・バ
ス・マルチプレクサ60の他の入力はアドレス発生器64の
出力に接続されている。選択入力61の信号は、どのアド
レス信号源がアドレス・バス・マルチプレクサ60により
映像プロセツサ・アドレス・バス45に接続されている
か、を決定する。
クロツク62はその周波数がカメラ11からの映像信号の
ビクセル速度を定めるパルス出力信号を発生する。この
パルス出力信号はアドレス発生器64の入力に供給されて
いる。アドレス発生器64はパルス出力信号をカウントし
て並列16ビツトのアドレス信号を発生している。このア
ドレス信号は適時アドレス・バス・マルチプレクサ60に
より映像プロセツサ・アドレス・バス45に接続され、こ
れに接続されているイメージ・メモリをアドレス指定す
る。アドレス信号の上位ビツト(MSB)は記憶したイメ
ージのピクセル・ライン数を表わし、下位ビツト(LS
B)はイメージの水平ラインを介するピクセル・カラム
数を表わす。アドレス発生器64はカメラ11用に通常の映
像同期信号(sync)も発生している。アドレス発生器64
は線64上にカメラ11用に映像同期信号の垂直帰線期間の
生起を示す信号を発生する。線65はアドレス・バス・マ
ルチプレクサ60の選択入力61に接続され、これによつて
アドレス・バス43が垂直帰線期間に映像プロセツサ・ア
ドレス・バス45に接続される。線65は更に制御バス42を
介してマイクロプロセツサ44に接続されている。
カメラ11のビデオ出力信号は映像増幅器66により増幅
され、映像増幅器66の映像出力は輝度基準回路68に供給
される。輝度基準回路68は8×8のピクセル領域26(こ
こでは、輝度プローブと呼ぶ。)における輝度を検知し
て、カメラ11からのビデオ・イメージにおける物体の輝
度の変化を補正する。輝度基準回路68の詳細は第4図に
示されている。データ・バス41は輝度プローブ位置レジ
スタ70の入力に接続され、輝度プローブ位置レジスタ70
はイメージ内のプローブ位置を記憶する。輝度プローブ
位置レジスタ70は8ビツトのメモリ位置を記憶するもの
であり、データ・バス41からのバイトを書き込むことが
できる。第1のメモリ位置は上位バイト、即ち輝度プロ
ーブ26の位置アドレスのピクセル・ライン番号を記憶
し、他のメモリ位置は下位バイト、即ち行番号を記憶す
る。ピクセル領域26は8×8ピクセルの予め定めた領域
であるので、ビデオ・イメージの32×32位置に配置され
る。その結果、輝度プローブ26の位置をピクセル・ライ
ン数の5上位ビツト及びピクセル・カラム数の5上位ビ
ツトにより指定することができる。
輝度プローブ位置レジスタ70に記憶されている5上位
ビツトは、アドレス比較器72の一方の入力に接続されて
いる。アドレス比較器72の他方の入力には、映像プロセ
ツサ・アドレス・バス45が接続されている。アドレス比
較器72は映像プロセツサ・アドレス・バス45及び輝度プ
ローブ位置レジスタ70の上位バイトの5上位ビツトと、
これらの発生源の下位ビツトの5上位ビツトとを比較す
る。線74へのアドレス比較器72の出力は、映像プロセツ
サ・アドレス・バス45を介してアドレス指定されたピク
セルが輝度プローブ26の検知領域内にあることを示す。
アドレス比較器72の出力はサンプル・ホールド回路76
に接続されている。このサンプル・ホルド回路76は絶縁
増幅器78からなり、その入力端は映像増幅器66の出力に
接続されている。絶縁増幅器78の出力はトンランスミシ
ヨン・ゲート80を介して接続されている。トランスミシ
ヨン・ゲート80はアドレス比較器72の出力信号により制
御されている。トランスミシヨン・ゲート80の出力と接
地との間には抵抗84とコンデンサ86とが直列接続されて
いる。コンデンサ8は輝度プローブ領域内のピクセルの
平均輝度レベレを表わす電荷を蓄積する。第2のトラン
スミシヨン・ゲート88はコンデンサ86と並列に接続され
ており、制御バス42の一つを介してマイクロプロセツサ
44から入力されるリセツト信号に応答して、放電する。
出力増幅器82からのサンプル・ホールド回路76の出力
はアナロク・デイジタル(A/D)変換器90の入力に接続
されている。アナログ・デイジタル変換器90はアドレス
・デコード回路53から制御バス42の一つを介して入力さ
れる信号によりエネーブルされ、データ・バス41に記憶
している平均輝度レベルをデイジタル化したものを供給
する。アナロク・デイジタル変換器90の出力は0〜255
のデイジタル数であり、データ・バス41に供給される。
第3B図を再び参照すると、映像増幅器66の映像出力は
異なる4つの2進数イメージ・プロセツサ100にも供給
されている。2進数イメージ・プロセツサ100はカメラ1
1のアナログ映像信号により異なる4つの2進数ビデオ
・イメージを発生する。2進数イメージ・プロセツサ10
0はデータ・バス41及び制御バス42に接続されており、
クロツク62からピクセル速度信号を入力している。2進
数イメージ・プロセツサ100の詳細を第5図に示す。デ
ータ・バス41は、例えばアナロク・デバイセス社が製造
した集積回路AD7226型のような4ビツトのデイジタル・
アナロク変換器(D/A)102の入力に接続されている。ア
ナログ・デイジタル変換器102の各入力は、集積回路の
個別のデイジタル・データ・ラツチに接続されている。
各デイジタル・アナログ変換器102の基準電圧レベルを
表わす8ビツトのデイジタル数は、対応するラツチに記
憶される。これは、回路選択線104を介してラツチを選
択することにより達成される。次に、このデータはマイ
クロプロセツサ44によりデータ・バス41を介して送出さ
れ、一方書き込みエネーブル・パルスがデイジタル・ア
ナログ変換器102に印加される。回路選択線104及び書き
込みエネーブル線105は映像プロセツサ・アドレス・バ
ス45の一部をなし、アドレス・デコード回路53から引き
出されている。
動作状態において、デイジタル・アナログ変換器102
はラツチ内容のアナログ信号を4つの電圧比較器106〜1
09の反転入力に供給している。電圧比較器106〜109の各
反転入力は映像増幅器66(第3B図)に接続されている。
4つの電圧比較器106〜109の出力は4ビツトの出力ラツ
チ110の各入力に供給されている。出力ラツチ110はピク
セル・クロツク信号を入力し、出力ラツチ110はこのピ
クセル・クロツク信号のパルスによつて各電圧比較器10
6〜109の出力ビツトを記憶する。
出力ラツチ110の出力は、2進数イメーザ・プロセツ
サ100が発生したビデオ・イメージを2進数化したもの
を表わしている。2進数化したビデオ・イメージを発生
するために、異なる4つの輝度しきい値(各イメージに
ついて一つ)がデイジタル・アナログ変換器102のラツ
チに記憶される。各しきい値のアナログ信号は基準値と
して電圧比較器106〜109のうちの一つに印加される。カ
メラ11からアナログの映像信号は電圧比較器106〜109の
印加され、それぞれ映像信号の輝度が基準しきい値より
高いか、低いかに対応させた値を有する2進数出力を発
生する。この2進数出力は4つの出力ラツチ110により
各ピクセル毎にサンプリングされ、2進数イメージを表
わす出力信号を発生する。出力ラツチ110の出力は2進
数イメージ・プロセツサ100に供給される。
第3B図に示すように、2進数イメージ・プロセツサ10
0の4つの2進数イメージ出力は、4線のバス112を介し
てバツフア・メモリ114のデータ入力に接続されてい
る。バツフア・メモリ114は4×64Kのメモリ回路を備え
ており、各メモリ回路は2進数イメージ・プロセツサ10
0からの256×256ピクセルの2進数出力イメージのうち
の一つを記憶する。バツフア・メモリ114は映像プロセ
ツサ・アドレス・バス45に接続されており、制御バス42
から書き込み及び読み出し制御信号を入力している。VI
Mのある種の機能は、リアル・タイムで実行することが
できないことは明らかである。その結果、これらの機能
はバツフア・メモリ114に記憶されている2進数イメー
ジを評価している。従つて、この評価を映像走査速度で
実行する必要はない。
2進数イメージ・プロセツサ100及びバツフア・メモ
リ114の出力は、独立した入力としてイメージ入力選択
回路116に接続されている。イメージ入力選択回路116
は、制御バス42を介するアドレス・デコード回路53の信
号に応答して、バツフア・メモリ114、2進数イメージ
・プロセツサ100又はデータ・バス41のうちの1出力を
イメージ出力線118に接続する。イメージ入力選択回路1
16の他の部分は制御バス42の信号に応答してバツフア・
メモリ114又は2進数イメージ・プロセツサ100の4つの
出力線にカウンタ・バス120の4線に接続する。
イメージ出力線118上のイメージ出力信号は64Kのグラ
フイツク・メモリ122のデータ入力端子に接続されてい
る。映像プロセツサ・アドレス・バス45及び種々の制御
バス42はグラフイツク・メモリ122に接続されている。
グラフイツク・メモリ122は、モニター13上に表示する
ためにCPU部が発生するアイコン及び英数字のキヤラク
タを含む256×256ピクセル・イメージを記憶する。イメ
ージ出力線118のイメージ出力信号は窓メモリ124のデー
タ入力端子にも接続されている。窓メモリ124は独立し
た4つの64Kの2進数イメージ・メモリを有する。これ
は、以下で説明するように、4つのセンサー窓を定義す
る独立した2進数イメージのためのメモリとなる。窓メ
モリ124はイメージ入力選択回路116からイメージを出力
するイメージ出力線118に共通に接続されている。窓メ
モリ124のアドレス端子はx−yオフセツト回路126の出
力に共通に接続されている。
x−yオフセツト回路126は、第6図に詳細に示され
ており、ビデオ・イメージのデータ位置(基準位置)か
ら評価をしている製作品位置のシフトについて、補償を
行なうものである。x−yオフセツト回路126は、製作
品12が水平及び垂直方向にシフトした場合、その製作品
12の像のシフト量(移動量)はピクセルの数によって検
知でき、このピクセル数がX−Yオフセツト回路126に
記憶される。これらの数は、窓メモリ124のアドレスに
加算され、製作品12のシフトに対応して窓の位置をその
データ位置から実際にシフトさせるものである。これは
センサー窓及び製作品の適正な整列を保持させるもので
ある。このように、このピクセル数は、カメラのレンズ
倍率や他の光学的変数に対応した、対象の移動距離を表
わす。
x−yオフセツト回路126は、それぞれセンサー窓の
水平(X)調製及び垂直(Y)を調製をして製作品のシ
フトを揃えるピクセル・カラム回路131及びピクセル・
ライン・オフセツト回路132に分割される。ピクセル・
カラム回路131はデータ・バス41に接続されているxオ
フセツト・データ・ラツチ133を備えている。xオフセ
ツト・データ・ラツチ133は、物体がそのデータ位置
(基準位置)から水平にシフトしたピクセルの位置数を
表わす8ビツトの数及び符号を記憶する。この数は以下
で説明するライン・ゲージ・センサーから得られる。x
オフセツト・データ・ラツチ133は制御バス42を介して
アドレス・デコード回路53からカラム選択書き込み信号
を入力している。
xオフセツト・データ・ラツチ133の出力の下位4ビ
ツトは、4ビツトの第1カラムの加算器134の1セツト
の入力に接続されている。第1カラムの加算器134は映
像プロセツサ・アドレス・バス45の下位4ビツト(ビツ
ト0〜3)も入力している。第1カラムの加算器134の
出力4ビツトは並列6ビツトのオフセツト出力バス138
のビツト線0〜3に接続されており、オフセツト出力バ
ス138は窓メモリ124のアドレス入力に接続されている。
第1カラムの加算器134のキヤリー出力(CO)は第2カ
ラムの加算器136のキヤリー入力(CI)に接続されてい
る。第2カラムの加算器136の1セツトの加算入力はx
オフセツト・データ・ラツチ133の上位4ビツトに接続
されている。他のセツトの加算入力は映像プロセツサ・
アドレス・バス45のビツト線4〜7に接続されている。
第2カラムの加算器136の出力ラインはオフセツト出力
バス138のビツト数に接続されている。
ピクセル・オフセツト回路132はイメージのピクセル
線数を表わすイメージ・アドレスの上位8ビツトを有す
ることを除き、ピクセル・カラム回路131と同一であ
る。Yオフセツト・ラツチ140はデータ・バス41に接続
され、物体の8ビツトの垂直オフセツトを記憶する。こ
のオフセツトは製作品12がイメージの垂直方向のデータ
位置(基準位置)からシフトされたピクセル数を表わ
す。Yオフセツト・ラツチ140はアドレス・デコード回
路53から引き出される制御バス42の線選択導線を介する
書き込み信号によりエネーブルされる。Yオフセツト・
ラツチ140の出力のうちの下位4ビツトは4ビツトの第
1ラインの加算器142の1セツトの入力に接続されてい
る。他のセツトの入力は映像プロセツサ・アドレス・バ
ス45のビツト線8〜11に接続されている。第1ラインの
加算器142の4ビツト出力はオフセツト出バス138のビツ
ト線8〜11に接続されている。第1ラインの加算器142
のキヤリー出力(CO)は第2ラインの加算器144のキヤ
リー入力(CI)に接続されている。第2ラインの加算器
144はYオフセツト・ラツチ140の出力の上位4ビツトを
一方の入力として入力し、また映像プロセツサ・アドレ
ス・バス45のビツト線12〜15を他方の入力として入力し
ている。第2ラインの加算器144の出力はオフセツト出
力バス138のビツト線12〜15に接続されている。
第3B図に戻ると、窓メモリ124は、制御バス42に接続
され、各アドレス・デコード回路53からの4書き込みエ
ネーブル信号を窓メモリ124に1信号づつ入力してい
る。窓メモリ124からの4出力は、出力バス(146)を介
して出力選択スイツチ148の入力に接続されている。グ
ラフイツク・メモリ122の出力は出力選択スイツチ148の
入力にも接続されている。出力選択スイツチ148の他の
入力は、バツフア・メモリ114から4つの出力線115に接
続されている。3ステートの出力選択スイツチ148は、
制御バス42を介するアドレス・デコード回路53の信号に
応答して、バツフア・メモリ114、グラフイツク・メモ
リ122又は窓メモリ124の出力をデータ・バス41に接続す
る。これにより、マイクロプロセツサ44はこれらのメモ
リの内容を読み出しができる。
映像出力回路すなわち選択スイツチ150はイメージ入
力選択回路116、グラフイツク・メモリ122及び窓メモリ
124のイメージ出力線から入力される。映像出力回路150
は、制御バス42を介してアドレス・デコード回路53から
入力される選択信号に応答して、入力線のうちの一つ又
はそれらの組合わせを選択する。選択した1又は複数の
入力線上のデイジタル・イメージ・データは、アナログ
映像信号に変換され、モニター13に出力される。映像出
力回路150が同時にイメージ入力選択回路116、グラフイ
ツク・メモリ122及び窓メモリ124からの出力を選択した
ときは、モニター13に表示されたイメージは3入力イメ
ージの全てを重畳したものからなる。グラフイツク・メ
モリ122の出力は他の入力イメージ上に設定される。
ピクセル・カウント回路152内の一組のカウンタは、
窓メモリ124に記憶されている窓イメージのうちの一つ
と、イメージ入力選択回路116の4つの2進数イメージ
のそれぞれとの論理積を取る。第7図はピクセル・カウ
ント回路152内の4カウント段のうちの一つを示す。窓
メモリ124の出力線及びイメージ入力選択回路116の出力
線はNANDゲート154の入力に接続されている。NANDゲー
ト154の出力は2つの8ビツトカウント段156及び158の
カウント・エネーブル端子に接続されている。2つのカ
ウント段156及び158は、第1のカウント段156のキヤリ
ー出力を第2のカウント段158のクロツク端子に接続す
ることにより、カスケード接続されており、16ビツトの
カウントを構成している。第1のカウント段156のクロ
ツク端子はクロツク62からのピクセル速度クロツク信号
に接続されている。カウント段156及び158はそれぞれア
ドレス・テコード回路53から個々に出力エネーブル信号
と、制御バス42を介して共通のクリア信号を入力してい
る。カウント段156及び158のそれぞれの8ビツト出力は
データ・バス41に接続されている。カウント段156及び1
58のカウントは、窓メモリ124及びイメージ入力選択回
路116のピクセルが共にハイの論理レベルになつたとき
に、増加される。ピクセル・カウンタは、窓内にあるビ
デオ・イメージのピクセルをカウントする。
ライト・ペン14は第3B図のライト・ペン位置レジスタ
160のエネーブル入力に接続されている。ライト・ペン1
4をモニター13のスクリーンに対して押したときに、ラ
イト・ペン14が位置するスクリーン上の位置をその陰極
線管が走査すると、ライト・ペン14の出力が発生する。
ライト・ペン14の出力は、そのスクリーン位置について
のアドレスを映像プロセツサ・アドレス・バス45を介し
て記憶するためにライト・ペン位置レジスタ160をエネ
ーブルする。同時に、フラク・ビツトがライト・ペン位
置レジスタ160にセツトされ、新しいライト・ペン位置
が記憶されたことを表示する。CPU部はこのフラグ・ビ
ツトをテストして、ライト・ペン14が付勢されたか否か
を判断することができる。ライト・ペン位置レジスタ16
0はアドレス指定によりライト・ペン14の新しい位置を
読み込むことができる。
[機能の説明] 以上で説明したように、VIMの回路はビデオ・イメー
ジの種々の部分に位置する多数のセンサーを用いてビデ
オ・イメージを処理する。カメラ11(及びカメラ15)に
より撮像されたイメージは256本の走査線からなり、各
走査線は25個の6ピクセルを有する。従つて、256列の
ピクセルが形成される。これは、イメージ情報を65,536
(64K)メモリ位置を有するメモリに記憶するものとな
る。モニター13上に表示されたVIMのイメージ例を第2
図に示す。実際には、利用可能なビデオ・イメージは垂
直帰線期間に発生するラインのために256ラインより少
ない。しかし、習慣的に、このようなイメージは256ラ
インを有するものと呼称されている。製作品12は暗い背
景に結像され、製作品12とその背景との間に高レベルの
コントラストが得られ、イメージ処理を大いに助ける。
モニター13に表示されたイメージには、映像信号を処理
する種々のオペレータ指定エンサー位置を表わす標識も
含まれている。6つの線形な検知領域(ここではライン
・ゲージという。)まで、また4つの二次元検知領域
(窓という。)まで定義することができる。定義したこ
れらの検知領域内のピクセルの種種の特性がテストさ
れ、データがラツク1のプロセツサ・モジユール3に送
出される。
これらの窓センサー20〜22は、製作品12の種々の位置
に配置された第2図のイメージに示されている。例え
ば、第1の窓センサー20は、ビデオ・イメージに配置さ
れたときは、製作品13の左上端の開口31上に配置された
正方形の領域である。第2の窓センサー21も形状が矩形
であり、製作品12の中央部分の三角形開口32上に配置さ
れる。最後の窓センサー22は形状が円形であり、製作品
12の右下端の開口33上に配置される。VIMの第4の窓は
この実施例では活性ではない。説明を簡単にするため
に、窓センサー20〜22は矩形又は円形の窓を形成する太
線により示す。実際には、各窓が明るい矩形又は円形の
イメージとしてモニター13上に表示される。
第3B図の映像プロセツサ部の回路は各窓センサー20〜
22に1づつ独立した4つの2進数イメージを発生する。
この2進数イメージを発生するために、カメラ11からの
映像信号の輝度は2進数イメージ・プロセツサ100によ
り4つのしきい値と比較される。各2進数イメージにお
けるピクセルは、映像信号において対応するピクセルの
輝度がそれぞれしきい値の上か、下かに従つて白か、黒
となる。映像プロセツサ部のピクセル・カウント回路15
2は、与えられ2進数イメージに対応するセンサー窓内
にある白ピクセルをカウンタする。ピクセル・カウント
値の範囲は、そのカウントが受け入れ可能な否かを表わ
すように指定されてもよい。これによつて、VIMは開口3
1のような特徴の大きさが指定された次元上の許容範囲
内にあるか否かを判断することが可能になる。
2つのライン・ゲージ・センサー23及び24はビデオ・
イメージ上の縁センサーと呼ばれる。ライン・ゲージ・
センサー23及び24はそれぞれ1ピクセル幅及び数ピクセ
ル長(例えば、59ピクセル長)である。第1のライン・
ゲージ・センサー23はイメージの垂直方向に伸延し、第
2のライン・ゲージ・センサー24は水平方向に伸延して
いる。垂直方向のライン・ゲージ・センサー23は製作品
12の水平方向の上端を検出し、水平方向のライン・ゲー
ジ・センサー24は製作品12の左垂直端を検出する。各ラ
イン・ゲージ・センサー23及び24は、第2図のイメージ
について画定されているように、白ピクセルから黒ピク
セルへの最初の遷移を検出する。ライン・ゲージ・セン
サー23,24の終端からこの遷移までのピクセル数は、ビ
デオ・イメージ内の製作品12の位置を表わしている。
第3のライン・ゲージ・センサー25は、製作品12の下
端の矩形引込み34上の、ビデオ・イメージの下端近傍に
配置されている。第3のライン・ゲージ・センサー25は
ライン・ゲージ・センサー23及び24のものよりかなり複
雑な検知機構となる。例えば、ライン・ゲージ・センサ
ー25に沿う暗いピクセル数は、カウントにより矩形引込
み34の長さを決定するものであつてもよい。更に、ライ
ン・ゲージ・センサー25の先頭から製作品12の縁までの
白ピクセル数は、カウントにより矩形引込み34の位置を
決定するものであつてもよい。VIMにより設定された3
つのライン・ゲージ・センサー23,24及び25は、この実
施例では使用するためにエネーブルされることはない。
ビデオ・イメージ内でユーザーが定義可能な4領域に
加えて、輝度基準プローブ窓の輝度プローブ26がイメー
ジの頂点近傍に配置される。この輝度プローブ26は予め
定めた8×8個のピクセルによる正方形からなり、この
正方形内でピクセルの輝度を平均して製作品12上の相対
輝度レベルを得る。次に、VIMがこの測定を用いて、輝
度の変化を補償すると共に、製作品12の他の測定パラメ
ータとして用いられる。
ライン・ゲージ・センサー25、センサー窓及びライン
・ゲージに関するデータはEEPROM54に記憶される。この
データのワーキング・コピーもVIM RAM48に記憶され
る。このデータは、各センサーの位置、大きさ、形状及
び測定機能のようなパラメータを指定する。このパラメ
ータのデータは映像プロセツサ分を構成するために用い
られる。更に、VIMのソフトウエアはそのビデオ・イメ
ージの処理においてこのデータを使用している。
輝度プローブ26を規定するパラメータは、第8図に示
すように、3つの16ビツト・ワードからなる構成データ
・ブロツクに記憶される。その第1ワードには輝度プロ
ーブ26の左上端のxyイメージ・ピクセル・アドレスが含
まれる。これらの座標は最初のワードの個々のバイトに
含まれる。構成データ・ブロツクの第2バイトには、輝
度検知が付勢されているか否かを表わすその下位バイト
(LSB)のエネーブル・ビツトを含む。このビツトはシ
ステム構築中にオペレータによりセツト又はリセツトさ
れる。第2ワードの上位バイト(MSB)にはVIMの設定中
に測定された基準輝度プローブ値が含まれる。
構成データ・ブロツクの第3ワードには、VIMのオペ
レータにより規定される輝度プローブ26の輝度測定とし
て、受け入れ可能な最大値及び最小値が含まれる。輝度
プローブ26がエネーブルされたときに、これらの値が許
容範囲を定める。測定した輝度がこの範囲外であつたと
きは、このテストが失敗したことを示すフラグ・ビツト
がVIM RAM48の他の個所に設定される。
4つのセンサー窓の構成パラメータは第9図に示すよ
うに、VIM RAM48に位置する独立した6ワードのデータ
・ブロツクに記憶される。データ・ブロツクの第1ワー
ドは窓のxyピクセル・アドレス座標についての1バイト
を有する。矩形窓の場合には、これらの座標が窓の左上
端のピクセルのピクセル線及びカラム・バイトのアドレ
スである。円形窓の場合に、これらの座標は円の中心に
ついてのアドレス・バイトである。次の2ワードはピク
セル・カウンタ許容範囲の最大値及び最小値である。第
4ワードの上位バイトは、窓がエネーブルされているか
否かと、その形状(矩形又は円形)とを表わす一連のフ
ラグ・ビツトである。他の一対のフラグ・ビツトは、製
作品12のシフトに対応しており、xy方向に窓がシフト、
又は浮動するか否かを表わす。この上位バイトは、この
窓内でカウントするのは白ピクセルか、黒ピクセルかを
表わすものである。第4ワードの下位バイトには、この
窓の2進数イメージを得るためにプロセツサ100が用い
る基準しきい値が含まれている。基準しきい値はVIMの
設定中に定められる。
窓データ・ブロツクの最後の2ワードは、窓が矩形
が、円形であるかに基づいて変化するパラメータを記憶
する。矩形窓のときは、第5ワードには矩形の大きさを
定義する下右端のxy座標についてのバイトが含まれる。
円形窓の場合は、第5バイトの1バイトには円の半径が
含まれる。第5ワードンの他のバイトには白黒ピクセル
・カウント・フラグが含まれる。第6ワードには窓のピ
クセル数が含まれ、これによつて窓の大きさが定められ
る。
最終的のセンサー型式は第10図に示されているEEPROM
45の構成データ・ブロツクによつて定められる。その構
成データ・ブロツクの第1ワードには、イメージ内の線
の部分を定めるライン・ゲージの左端のxy座標が含まれ
る。次の2ワードに、それぞれライン・ゲージに沿うピ
クセルについて行なつた2つのテスト結果についての最
大及び最小範囲値が含まれる。第4ワードの上位バイト
には、ライン・ゲージがエネーブルされているか否か、
及びこれが水平か垂直かを表わすフラク・ビツトが含ま
れる。付加的な2フラグ・ビツトは、ライン・ゲージが
xy方向に浮動しているのか、又はこれが製作品12の縁の
位置を表わす浮動データ源であるかを表わす。ライン・
ゲージが浮動データ源であるときは、イメージにおいて
その位置が固定される。更に2フラク・ビツトは、この
センサーが用いるのは4つの2進数イメージのうちのい
ずれのであるかを表わす。
ライン・ゲージのデータ・ブロツクにおける第4ワー
ドの下位バイトは、ライン・ゲージに沿つてピクセル上
に実行されるべき測定機能を表わす。各機能はピクセル
について2つの測定を実際に実行する。基本的な機能
は、 白ピクセル及び黒ピクセルのカウント、 最初の白いプロツブの最初の縁位置及び幅、 最初の黒いプロツブの最初の縁位置及び幅、 最後の白いプロツブの最後の縁位置及び幅、 最後の黒いプロツブの最後の縁位置及ひ幅、 白プロツブの数及び縁の数、 黒プロツブの数及び縁の数。
プロツブは1つのピクセル、又は他の色のピクセルの
前後で同一の色が連続する1グループのピクセルであ
る。ライン・ゲージはソフトウエアにより実現される。
従つて、付加的な機能は、必要なソフトウエア・ルーチ
ンを備えることにより得られる。機能を表わすために用
いられるビツト数は、多数のオペレーシヨンの定義を可
能にする。
ライン・ゲージのパラメータのデータ・ブロツクの第
5ワードには、線の終端についての座標を指定するバイ
トが含まれる。これは、垂直ライン・ゲージのy座標、
又は水平ライン・ゲージのx座標である。このライン・
ゲージをx又はy浮動データ源として用いたときは、第
5ワードの他のバイトには製作品12の縁のデータ位置
(基準位置)が含まれる。例えば、垂直ライン・ゲージ
をy浮動データ源として用いた場合は、このバイトには
その線の上端から製作品12の端までのピクセル数が含ま
れる。この数は、y即ち垂直方向に製作品12のデータ位
置(基準位置)を設定する。データ位置の値は設定フエ
ーズでこのバイトに記憶される。
センサーの構成データ・ブロツクに含まれるパラメー
タは、ソフトウエアにより用いられ、第3B図に示す映像
プロセツサ部が設定される。この構成データは、以下、
VIMの動作を参照して詳細に説明されるが、輝度基準回
路68、プロセツサ100、及び窓メモリ124を構成する。
VIM構成 VIMを起動させると、ソフトウエアは第11図のフロー
チヤートに示す起動ルーチンに入る。第3A図及び第3B図
も参照すると、この起動ルーチンはステツプ200で初期
化フエーズに入り、マイクロプロセツサ44がVIM部品に
ついて診断を実行する。次に、ステツプ読み出し専用メ
モリ(RPM)46から通信パラメータをバツクプレーン・
インタフエース回路52にロードする。
次いで、ステツプ202において、センサーのパラメー
タのデータ・ブロツクをEEPROM54からVIM RAM48に複写
する。このデータはVIMの最終構成を表わす。EEPROM54
に構成データが含まれてないときは、VIMを構築するた
めのフオールト・データを用いるか、又はプログラムが
VIMのオペレータ構築の設定モードに直ちに移行する。
これに代わって、一組の構成パラメータをバツク・プレ
ーンを介してプロセツサ・モジユール3のメモリからVI
M RAM48に転送することもできる。後者の方法は、異な
る製作品のいくつかの組のパラメータをプロセツサ・モ
ジユール・メモリに記憶し、また対応する製作品12が処
理される際にVIMにロードすることを可能にする。
製作品12の評価結果を記憶するVIM RAM48の領域も定
義される。この領域のデータ構成を第29図に示す。最初
の16ビツト・ワード171のうちの5ビツトは、輝度プロ
ーブの結果及び4つのセンサー窓が受け入れ可能な値の
範囲内にあるか否かを表わす。輝度プローブの結果が前
記範囲内にあるときは、これらのビツトがローの論理レ
ベルにある。第2ワード172には6つのライン・ゲージ
範囲について同様の表示が含まれている。センサー結果
が前記範囲内に入るか否かを示す前記ビツトは、「警
報」と呼ばれる。
VIM RAM48内の結果データ・ブロツクの残りのワード
には、各センサーについて完全な評価結果が含まれる。
第3ワード173には輝度プローブ26により測定された平
均輝度を表わす0〜255のデイジタル数が含まれる。第
4ワードには4つのセンサー窓の白黒ピクセルのカウン
トが含まれる。これらのカウントは0〜約65535までの
範囲にある。以上で説明したように、ライン・ゲージ・
センサーのために選択した各解析機能は、ラインに沿つ
たピクセルについて2つの処理を実行する。例えば、白
黒ピクセルをカウントすることができる。第1のライン
・ゲージの2つの処理の結果は、結果データ・ブロツク
の第8ワード178及び第9ワード179に記憶される。2つ
の結果は一次及び二次として表わされる。残りのワード
180〜189には他の5ライン・ゲージについての一次及び
二次ピクセル処理結果が含まれる。
IVM RAM48の結果データ・ブロツクにおける最終のワ
ード190には、種々のIVM部品のステータスを表わすビツ
トが含まれる。これらは、プロセツサ・モジユール3が
VIMに不具合が発生したか否かの判断を可能にする。
結果データメモリ領域を画定した後、VIM RAM48内の
センサー構成パタメータを用いて第3B図に概要的に示す
映像プロセツサ部を最初に構築する。アドレス・バス・
マルチプレクサ60は構築処理中に、先ず、アドレス・バ
ス43を映像プロセツサ・アドレス・バス45に接続する。
第11図のステツプ204において、マイクロプロセツサ44
は、輝度プローブ・データ・テーブル(第8図)の第1
ワードに記憶され、ビデオ・イメージにおけるプローブ
の位置を指定する2バイトを逐次読み出す。この2バイ
トは、データ・バス41を介して輝度基準回路68(第4
図)内の輝度プローブ位置レジスタ70に転送される。次
に、ステツプ206において、マイクロプロセツサ44は、
各センサー窓データ・テーブル(第9図)の各第4ワー
ドからしきい値のバイトを逐次読み出し、これらのしき
い値を2進数イメージプロセツサ100のアナログ・デイ
ジタル変換器102のレジスタに記憶する。
ステツプ208において、マイクロプロセツサ44は4つ
のセンサー窓のそれぞれについてVIM RAM48内のデータ
・テーブルから窓の位置、その大きさ及び形状を指定す
る情報を読み出す(第8図)。マイクロプロセツサ44は
この情報を用いて窓メモリ124のうちの対応する1つ内
の窓のマスク・イメージを作成する。これを実行するた
めに、マイクロプロセツサ44は先ずイメージ入力選択回
路116をアクセスしてイメージ出力線118に接続する。イ
メージ出力線18はデータ・バス41の線のうちの一つを窓
メモリ124のデータ入力に接続させる。制御バス42のう
ちの一つはエネーブルされ、選択した窓メモリ124を書
き込みモードに設定する。
窓が矩形であるときは、マイクロプロセツサ44は構成
データ・テーブルの第1ワードにおけるxy座標を用い、
矩形の左上端を画定する。矩形の右下端のxy座標は、構
成データ・テーブルの第1ワードに含まれている。マイ
クロプロセツサ44は、対角線上で反対の端を知ることに
より、水平及び垂直方向の矩形片のイメージ・アドレス
を決定することができる。マイクロプロセツサ44は、通
常のフイル・ルーチン(fill routine)を用いて、適当
な窓メモリ124をアドレス指定し、かつ窓センサーのメ
モリ位置にデイジタル化したものを記憶する。窓が円形
であるならば、通常のアルゴリズムにより同様の方法を
用いて、その中心アドレス及び半径から円の縁のアドレ
スを計算する。円の縁のアドレスが決定されると、デイ
ジタル化されたものが円内の各窓メモリ・アドレスによ
り記憶される。
窓メモリ124のロードが完了すると、これに記憶され
た各イメージは視覚入力モジユールの4つのセンサー窓
のうちの一つの表わす。特に、各メモリは、各メモリ位
置に窓が配置されたピクセルに対応するものを記憶して
いる。これが窓メモリ124に窓のマスクを作成する。各
窓を独立してイメージ・メモリに記憶するので、窓は重
なり合うか、又は一致する。
次に、ステツプ210において、制御信号が映像出力回
路150に送出され、これにイメージ入力選択回路116から
のイメージ出力線118上の信号と、窓メモリ124のうちの
一つからの出力とを選択してモニター13の映像出力信号
を発生するように命令する。視覚入力モジユール内の信
号の選択は、カメラ11の2進数イメージ及びセンサー窓
のうちの一つとを重畳したイメージを作り出す。
先ず、映像プロセツサ部において全ての部品が構築さ
れると、アドレス発生器64は、アドレス・バス・マルチ
プレクサ60の制御を開始する。これは、映像信号の垂直
帰線期間を除いて、アドレス発生器64からのアドレス信
号を映像プロセツサ・アドレス・バス45に供給するもの
である。この垂直帰線期間において、アドレス・バス43
はアドレス・バス・マルプレクサ60により映像プロセツ
サ・アドレス・バス45に接続される。これにより、マイ
クロプロセツサ44は、VIMがモニター13上にビデオ・イ
メージを表示させる間に、垂直帰線期間で映像プロセツ
サ部の部品をアクセスすることができる。
次に、判断ブロツク211において、ステツプの起動ル
ーチンはバツクプレーン・インタフエース回路52のラツ
チにおいてプロセツサ・モジユール3が記憶させた2つ
のフラグ・ビツトをテストする。第1ビツトは、VIMが
ラインから外されたことにより、センサー領域の設定が
可能であることを表わしている。他のビツトは、VIMに
イメージの処理を開始させる。設定ビツトがセツトされ
たと仮定すると、ステツプ212に示すように、グラフイ
ツク・メモリ122をロードしてモニター13上に起動メニ
ユーを表示させる。この起動メニユーは、英数字情報
と、視覚入力モジユールを設定モードにするか否かを視
覚入力モジユールのオペレータに質問するアイコンとか
らなる。この表示は、マイクロプロセツサ44により作成
され、イメージ入力選択回路116に制御信号を送出して
2進数イメージ・プロセツサ100の対応する2進数イメ
ージ出力をイメージ出力の線118に送出するように指令
するものである。グラフイツク・メモリ122は書き込み
モードに設定され、メニユー・イメージが生成され、グ
ラフイツク・メモリ122に記憶される。
次に、処理ブツク213において、起動ルーチンが第12
図に示すライト・ペン入力ルーチンを呼び出す。判断ブ
ロツク220において、マイクロプロセツサ44はライト・
ペン位置レジスタ160をアクセスし、ライト・ペン14を
オペレータが作動させたか否かを示すラツチ・フラグ・
ビツトを読み出す。ライト・ペン14が使用されなかつた
ときは、プログラムは判断ブロツク220によりループし
続け、オペレータがライト・ペン14を使用してVIMの動
作モードを指示するのを待つ。このフラグがライト・ペ
ン14の作動を示したときは、ステツプ222によりフラグ
をリセツトさせる。ステツプ224において、ライト・ペ
ン位置レジスタ160に記憶されているライト・ペン位置
がマイクロプロセツサ44により読み出され、ライト・ペ
ン・ルーチンが第11図のフローチヤートに示すライト・
ペン・ルーチンの呼び出し点に戻る。
判断ブロツク214において、ライト・ペン14がスクリ
ーンにタツチした位置が表示された設定モードを示すア
イコンのアドレス範囲と比較される。ライト・ペン14が
2つのアイコン以外の位置で作動されたときは、ステツ
プ215において、プログラムは設定フラグ・ビツトを調
べる。この設定フラグ・ビツトが未だセツトされていれ
ば、プログラムはライト・ペン・ルーチンを再度呼び出
すためにループ・バツクする。プロセツサ・モジユール
3により設定ビツトがリセツトされていたときは、プロ
グラムはステツプ211に戻し、設定フラグ及びトリガ・
フラグをテストする。このVIM動作の説明の都合から、
設定モードが選択され、プログラムが処理ブロツク216
に進むものと仮定する。
設定モードでは、オペレータがセンサーの1つ又は全
部を再規定することができる。例えば、この設定モード
は新しい製作品についてVIMを構築するために用いられ
る。設定フエーズに入る前に、製作品がそのデータ位置
でカメラ11の前に正確に配置される。設定モードを選択
すると、VIMのプログラムは第13図のフローチヤートに
示されている設定ルーチンに行く。映像プロセツサ部の
部品へのアクセスを必要とする設定ルーチンのステツプ
は、カメラ11及びモニター13の映像同期信号の1以上の
垂直帰線期間において実行される。最初は、ステツプ23
0において、窓センサー・ポインタが第1窓を処理する
ように1に設定される。ステツプ232において、第3B図
に示すイメージ入力選択回路116は、マイクロプロセツ
サ44により構築され、2進数イメージ・プロセツサ100
からイメージ出力線118に第1の2進数イメージを転送
させる。選択回路116の構成を示すデータは、VIM RAM4
8に記憶されているので、これが一時的に変更された後
でもこれをこの状態に戻すことができ、従つてマイクロ
プロセツサ44はグラフイツク・メモリ122又は窓メモリ1
24をアクセスすることが可能である。次に、ステツプ13
4において、映像出力回路150が設定され、イメージ入力
選択回路116、グラフイツク・メモリ122及び窓メモリ12
4に記憶されている第1窓マスクの出力から重畳イメー
ジを作成する。この重畳イメージはモニター13上に表示
される。
次の垂直帰線期間中に、メイン設定メニユーが表示の
ためにグラフイツク・メモリ122に記憶される。新しい
メニユーを表示するために、ステツプ236において、イ
メージ入力選択回路116はデータ・バス41をイメージ出
力線118に接続するように構築される。次に、メニユー
のデータが読み出し専用メモリ(ROM)46からメニユー
が現われるビデオ・イメージの一部分に対応するグラフ
イツク・メモリ122のメモリ位置に記憶される。メニユ
ーがグラフイツク・メモリ122に記憶されると、これが
次の映像フイールドにおいてモニター13上に表示され
る。次いで、イメージ入力選択回路116は前の構築に戻
される。
第14図を参照すると、メニユーは矩形の枠内の5つの
アイコン(icon)286〜290からなる。アイコン285は窓
センサーを表わし、アイコン287はライン・センサーを
表わし、アイコン288は輝度プローブを表わす。アイン
コン289は各種機能を表わし、復帰矢印アイコン290は設
定処理の完了を表わしている。ステツプ238において、
第13図にフローチヤートにより示すプログラムは、ライ
ト・ペン・ルーチンを呼び出してオペレータが5つのア
イコンのうちの一つを選択するのを待つ。アインコンの
うちの一つが選択されると、判断ブロツク240におい
て、マイクロプロセツサ44はどのアイコンが選択された
かを判断する。設定ルーチンに関連して先に説明したよ
うに、このステツプでは、マイクロプロセツサ44がライ
ト・ペン14の操作により選択した位置を各アイコのアド
レス指定範囲と比較していずれが選択されたかを判断す
る。
アイコン286が選択されたと仮定すると、プログラム
は第13図に示すルーチンに入り、これによつてオペレー
タは4つの窓センサー領域のそれぞれを構築する機会が
与えられる。次のステツプ244において、第15図に示す
メイン窓構成メニユーがモニター13の表示の下部に表示
される。これは、先に説明したように、設定メニユーの
表示と同一の一般的な方法により達成される。しかし、
第15図に示す窓メニユーを作成する際に、マイクロプロ
セツサ44は窓ポインタにより表わされた窓のデータ・テ
ーブルに記憶された種種の構造フラグを調べる。種々の
フラグがアイコン292〜295により表わされた各パラメー
タのステータスを表わす。次に、各フラグの論理レベル
を用いてメニユーについての読み出し専用メモリ(RO
M)46から適当なアイコン・イメージを選択する。グラ
フイツク・メモリ122のそれぞれの位置に、選択した各
アイコン・イメージを記憶し、メニユーの表示を形成す
る。
窓メニユーは7つのアイコンからなる。第1のアイコ
ン291を用いて構築用の4つの窓のうちの一つを選択す
る。窓の形状は、アイコン292上のライト・ペン14を操
作することにより、第15図に示す矩形窓か、又は円形窓
を選択して変更することができる。これに代わつて、第
3の選択が備えられており、カメラ11の前面に配置され
たアートワーク(artwork)により窓を画定し、窓メモ
リに記憶することもできる。次のアイコン293は選択し
た窓によりイメージ処理を可能又は不可能にする。アイ
コン204は、選択した窓により用いられる2進数イメー
ジの輝度しきい値を固定したままにするのか、又は輝度
プローブにより選択された輝度変化に従つて変更可能に
するのかを選択する。アイコン295は、カウントするの
は白ピクセルか、黒ピクセルかを判断する。ピクセル・
カウント回路152は白ピクセルのみをカウントするの
で、黒ピクセルのカウントは、窓内の総ピクセル数から
白ピクセル数を引算するソフトウエア・ルーチンにより
得られる。アイコン296の選択はプログラムを窓の大き
さ及び位置を変更可能な窓調整ルーチンに進める。復帰
矢印297は次に高いレベルのルーチンをセツト・アツプ
処理、この場合はメイン設定メニユーに戻す。
メイン窓メニユーが表示されると、ステツプ246にお
いてライト・ペン・ルーチンを呼び出す。選択が終わる
と、判断ブロツク248は7つのアイコンのうちのいずれ
をが選択されたのかを判断する。窓選択のアイコン286
が選択されたときは、ステツプ250においてVIM RAM48
内の窓ポインタ・アドレスを次の窓に増加させる。次
に、ステツプ252において、マイクロプロセツサ44が制
御信号をイメージ入力選択回路116に送出するので、選
択した窓に対応する2進数イメージが2進数イメージ・
プロセツサ100からイメージ出力線118に供給され、モニ
ター13上に表示される。ステツプ254において、選択し
た窓イメージをその窓メモリ124からモニター13に供給
する制御信号を映像出力回路150に送出する。ステツプ2
52及び254は、窓メモリ124に記憶されている新しい窓
と、グラフイツク・メモリ122に記憶されている新しい
センサー窓及びメニユーとからなり、モニター13上に表
示される重畳イメージを作成する。ステツプ254を実行
した後、プログラムは、次の窓のメイン窓メニユーを表
示する処理ブロツク242に戻る。これは、第1アイコン
における窓の数が新しい窓を表わしていることを除き、
前の窓メニユーと同一である。
ステツプ248において形状アイコン292が選択されたと
きは、ステツプ256において窓のデータ・テーブルの第
4ワードにおける指定した窓の形状フラグ・ビツト(第
9図)が反転され、次の形状を選択する。ステツプ257
において指定した窓メモリ124に新しい形状の窓の位置
及び大きさについてのデフオールト値を用い、新しい形
状の窓を記憶する。次いで、プログラムはステツプ242
に戻り、第15図に示すメイン窓メニユーを窓の形状につ
いての新しいアイコンと共に、再度表示する。エネーブ
ル・アイコン293、輝度しきい値補正アイコン294、又は
白/黒ピクセル・カウント・アイコン295を選択したと
きは、ステツプ258,260又は262において、窓データ・テ
ーブルにおいて対応するフラグ・ビツトが変更される。
OKアイコン296を選択したときは、ステツプ264を第17
図に示す窓調整ルーチンを呼び出す。窓調整ルーチンの
最初のステツプ270ではモニター13の下端に窓調整ルー
チンのメニユーを表示する。第16図に示す窓調整ルーチ
ンのメニユーは、16アイコン320〜325からなる。最初の
アイコン320は、オペレータがイメージ内の窓を再配置
したいときに選択される。第2のアイコン321は、窓の
大きさを変更するのに用いられる。アイコン322は、窓
のxy位置がビデオ・イメージ内の製作品12の位置をシフ
トすることにより浮動可能にするか、又は所定の位置に
固定したまま静止させるかを選択する。アイコン324は
オペレータが許容ピクセル・カウントの範囲を変更する
のを可能にする。また、戻り矢印325は、窓調整ルーチ
ンをステツプ242に戻してメイン窓メニユーを再度表示
させる。
窓調整ルーチンが表示されると、ルーチンは第17図の
ステツプ272に移行し、ライト・ペン・ルーチンを呼び
出す。ライト・ペン14の作動を検出すると、プログラム
は判断ステツプ274に移行し、選択した特定のアイコン
を判断する。
アイコン320を選択し、オペレータがセンサー窓を移
動したいことを示しているときは、処理ブロツク276に
より第18図に示す移動ルーチンが呼び出される。この移
動ルーチンの最初のステツプ300において、第19図に示
す移動メニユーを表示する。この移動メニユーは、窓を
移動する方向を表わす矢印と、再配置を完了したときに
用いる基準リターンの矢印とからなる。移動メニユーが
表示されると、ステツプ302によりライト・ペン・ルー
チンが呼び出される。ライト・ペン14の作動を検出する
と、プログラムはステツプ304に移行し、ライト・ペン1
4の位置を各アイコンのアドレスの範囲と比較すること
により、選択したアイコンを判断する。左向きの矢印を
選択したときは、ステツプ306によりx−yオフセツト
回路126におけるxオフセツト・データ・ラツチ133の内
容を増加させる。x及びyオフセツト・データ・ラツチ
133及び140に大きさ数を記憶させる結果、窓メモリ124
に記憶したイメージをモニター13のスクリーン上で左へ
シフトさせることになる。これは、この方法は窓の周辺
を再計算したときよりも、ずつと速い方法なので、窓を
移動させるのにxyオフセツト回路126が用いられ、ライ
ト・ペン14が変化を示す度にフアイルされる。xオフセ
ツトを増加すると、ステツプ308によりこの窓に関する
構成データ・ブロツク(第9図)の第1ワードのx位置
を減少させる。窓が矩形のときは、右下端のx位置も減
少させる。
ライト・ペン14が右向き矢印を選択したときは、ステ
ツプ310によりxオフセツトを減少させ、またステツプ3
12により構成データ・ブロツクのx位置バイトを増加さ
せる。上向き矢印の場合は、ステツプ314によりyオフ
セツトを増加させ、ステツプ316によりy位置バイトを
減少させる。同様に、下向き矢印を選択したときは、ス
テツプ318によりyオフセツトを減少させ、処理ブロツ
ク319によりy位置バイトを増加させる。窓を新しい位
置に移動したときは、リターンの矢印を選択する。これ
は、プログラムをステツプ317に進めて、先ず窓メモリ1
24内の当該窓のイメージ・メモリを0にするものであ
る。次いで、マイクロプロセツサ44は窓の構成データ・
ブロツクに含まれている位置パラメータを用い、窓メモ
リ124を新しい位置に再ロードする。この処理ステツプ
もx−yオフセツト回路126におけるxオフセツト・デ
ータ・ラツチ133及びyオフセツト・ラツチ140を0にす
る。次いで、移動ルーチンは第17図の窓調整ルーチンに
戻り、ステツプ270により窓調整メニユーを再度表示す
る。
窓調整ルーチンは窓の大きさを第16図の示すメニユー
から選択したアイコン321により変更させ、処理ブロツ
ク278において窓調整ルーチンにより第20図のフローチ
ヤートに示す窓の大きさルーチを呼び出す。この窓調整
ルーチンの最初のステツプ330において、窓の幾何学的
な形状を表わす構成データ・ブロツクのフラク・ビツト
を調べて、これが円形であるか否かを判断する。窓が円
形でなかつたときは、これは矩形ということであり、プ
ログラムはステツプ332に進み、窓の大きさをグラフイ
ツク・メモリ122に記憶し、かつモニター13に表示す
る。このメニユーは移動ルーチンのものと同一であり、
これを第19図に示す。ライト・ペン・ルーチンはステツ
プ334により呼び出される。
ライト・ペン14を作動したときは、処理ブロツク336
はいずれのアイコンを選択したかを判断する。矢印を選
択すると、ステツプ338〜341が矩形の下右端の位置か、
又はy位置を変更される。例えば、左向きの矢印はステ
ツプ338が当該窓の構成データ・ブロツクにおける下端
のx座標を減少させる。これは1ピクセル位置における
窓の右端を実際に移動させる働きがあり、マイクロプロ
セツサ44は窓メモリ124を0にし、フローチヤートの処
理ブロツク342により示す新しい大きさの窓を改めて描
く。次いで、プログラムはステツプ334においてライト
・ペン・ルーチンを再び呼び出すために戻る。窓の変更
を完了したときは、リターンの矢印を選択する。これ
は、プログラムを窓の大きさサブルーチンから第17図の
調整ルーチンのステツプ279に戻すものである。ここ
で、窓の総ピクセル数をカウントし、結果を窓のデータ
・テーブルの第6ワードに記憶する。その後、プログラ
ムはステツプ270に戻り、窓調整メニユーを再度表示す
る。
第20図の窓の大きさルーチン(ステツプ330)の開始
において、窓が円であると判断したときは、異なる窓の
大きさメニユーを表示する。この窓の大きさメニユー
は、左向きや、右向き矢印がないことを除き、第19図に
示すものと同一である。ステツプ352において、ライト
・ペン・ルーチンを呼び出し、またライト・ペン14が作
動していると判断したときは、プログラムはステツプ35
4に進む。このステツプ354は、ライト・ペン14がいずれ
の矢印を選択したかを判断する。窓の大きさを変更する
ために2つの矢印を必要とするだけなので、半径を増加
させるか、又は減少させることにより、変更を行なう。
上向き矢印を選択したときは、ステツプ356により窓に
ついての構成データ・ブロツク(第9図)に記憶してい
る半径の値を増加させる。一方、下向き矢印を選択した
ときは、ステツプ358が記憶している半径の値を減少さ
せる。次いで、ステツプ360において、マイクロプロセ
ツサ44は対応する窓メモリ124を0にし、構成データ・
ブロツクに記憶している新しい半径を用い、円形の窓を
描画し直す。次に、プログラムはライト・ペン・ルーチ
ンに戻るので、窓の大きさの変更を追加することができ
る。円形の窓の変更を完了したときは、リターン矢印の
アイコンを用いてプログラムを第17図の窓調整ルーチに
復帰させ、ステツプ279及び270を実行する。
窓調整ルーチンにおいて、位置浮動アイコン322を選
択したときは、ステツプ280により、窓の構成データ・
ブロツクにおけるxy浮動フラツク・ビツトを変更し、窓
の位置を固定するか、又は製作品12の位置にシフトによ
る浮動を許容するかを表わす。
最小及び最大範囲の警報値については、第16図のメニ
ユーに基づいて対応するアイコ324を選択することによ
り、設定することができる。これらの最小及び最大範囲
の警報値はピクセル・カウンドの範囲を確立し、製作品
12を評価する際にこれを用いて、窓内でカウントされた
実際のピクセル数が満足すべきものか否かを判断する。
アイコン324を選択すると、第17図のステツプ284が第21
図のフローチヤートに示すレンジ・セツト・ルーチンを
呼び出す。このルーチンはステツプ370から開始され、
第22図に示すレンジ・メニユーが表示される。このメニ
ユーには、復帰矢印アイコン362及び上向き矢印363及び
下向き矢印364が含まれている。このメニユーには、更
に範囲366の最小値、範囲368の最大値を表示する範囲数
字ブロツク365と、範囲368の最大値とピクセル・カウン
ト回路152のピクセル・カウンタが現在カウントしてい
るカウント値367とが含まれる。
第21図のフローチヤートのステツプ372はライト・ペ
ン・ルーチンを呼び出す。ライト・ペン14の作動が検出
されると、ステツプ374はいずれのアイコンが選択され
たかを判断する。最初、オペレータは最小値範囲制限数
366又は最大値範囲制限数368を選択することになる。最
大値範囲制限数368を選択したときは、ステツプ376はVI
M RAM48において最大値フラグをセツトする。数字ブロ
ツクの範囲366上にライト・ペン14を置いて、最小値範
囲を選択すると、ステツプ378は最大値フラグをリセツ
トする。ステツプ374においてライト・ペン・ルーチン
が再び呼び出され、上向き矢印363又は下向き矢印364の
うちのいずれをオペレータに選択させる。ライト・ペン
14を作動させたときは、判断ブロツク382は2つの矢印
のうちのいずれを選択したのかを判断する。上向き矢印
363が選択されたときは、判断ブロツク384により最大値
フラグがセツトされているか否かを判断する。最大値フ
ラグがセツトされているのが確認されたときは、ステツ
プ386によりこの窓の構成データ・ブロツク(第9図)
に記憶されている最大限界値を増加させる。ステツプ38
4において最大値フラグがセツトされていなかつたとき
は、ステツプ388において構成データ・ブロツクの最小
限界値を増加させる。ステツプ382により下向き矢印364
が指定されたと判断したときは、判断ブロツク390にお
いて最大値フラグがセツトされているか否かの判断をす
る。最大値フラグがセツトされているときは、ステツプ
392においてマイクロプロセツサ44が最大限界値を減少
させる。最大値フラグがセツトされていないときは、ス
テツプ394において最小限界値を減少させる。選択した
最大限界値又は最小限界値を増加又は減少させた後、ス
テツプ396において上限又は下限の新しい数値を表示す
る。また、ステツプ372において、プログラムはステツ
プ372に戻つてライト・ペン・ルーチンを呼び出し、更
に最大限界値又は最小限界値を増減させる。復帰矢印ア
イコン362を選択すると、プログラムはステツプ372から
窓調整ルーチンのステツプ270に戻る(第17図)。窓調
整ルーチン上の点272において復帰矢印アイコン362を選
択すると、第13図のメイン窓メニユーのフローチヤート
上のステツプ242に戻る。
第13図を参照するに、ステツプ238において第13図の
ライン・ゲージ・アイコンを選択すると、プログラムは
判断ブロツク240から第23図のフローチヤートに示され
ているライン・ゲージ・ルーチンに移行する。先に説明
したように、ハードウエアにより主として実現されてい
るセンサー窓と異なり、ソフトウエアによりライン・ゲ
ージを増加させる。その結果、モニター13上にライン・
ゲージを表示するために、マイクロプロセツサ44は窓メ
モリ124のうちの第4のものを用い、表示用にライン・
ゲージのイメージを作成する。このために、ステツプ40
0においてライン・ゲージ・ルーチンは第4窓の窓ポイ
ンタをセツトする。ステツプ402において、ライン・ゲ
ージ・ポインタとして表わされたVIM RAM48のメモリ・
アドレスは、1にセツトされ、第1ライン・ゲージを表
わす。次に、ステツプ406において、映像出力回路150は
セツトされ、イメージ入力選択回路116、第4の窓メモ
リ124及びグラフイツク・メモリ122の出力から複合イメ
ージを作成する。
第3A図、第3B図及び第23図を引き続き参照するに、ス
テツプ406においてマイクロプロセツサ44は第4の窓メ
モリ124にライン・ゲージを描く。このために、マイク
ロプロセツサ44はイメージ入力選択回路116に制御信号
を送出し、データ・バス41の線のうちの一つを窓メモリ
124に接続されているイメージ出力線118に接続する。次
いで、マイクロプロセツサ44は窓メモリ124のうちの第
4のものを作動させ、古いイメージ・データを消去する
ことにより新しいデータを第4の窓メモリ124に書き込
むことができる。マイクロプロセツサ44はxy位置情報、
垂直/水平方向フラグ及びライン・ゲージ・構成データ
・ブロツク(第10図)における長さバイトを用いて、第
4の窓メモリ124内のラインのイメージを記憶する。特
に、ライン・ゲージが配置されイメージのピクセル位置
を表わす各メモリ位置には、デイジタル1が記憶されて
おり、他の全ての位置には0が含まれている。これは、
モニター13上にライン・ゲージを表わす白いイメージを
作成する。
次いで、ステツプ408において、イメージ入力選択回
路116はセツトされ、ライン・ゲージ・データ・ブロツ
クにおいて指定された2進数イメージ・プロセツサ100
からイメージ出力線118に接続される。ステツプ410にお
いて、マイクロプロセツサ44は第24図に示されているメ
イン・ライン・ゲージ・メニユーを表示する。これは、
前と同じように、イメージ入力選択回路116を変更する
ことにより、イメージ出力線118にデータ・バス41のラ
インのうちの一つを接続し、これによつてデータをマイ
クロプロセツサ44からグラフイツク・メモリ122に供給
して記憶することができる。次いで、メイン・ライン・
ゲージ・メニユーはグラフイツク・メモリ122に記憶さ
れ、マイクロプロセツサ44はイメージ入力選択回路116
をその前の接続に復帰させる。メニユーは6つのアイコ
ン430〜435からなる。第1のアイコン430は6つのライ
ン・ゲージのうちのいずれか現在構築されているのかを
表わす。ライト・ペン14によりこのアイコンを反復して
選択することにより、6ゲージによりライン・ゲージの
選択をステツプさせる。第2のアイコン431はオペレー
タに水平ラインか、又は垂直ラインかを選択させる。第
3のアイコン432は4つの2進数イメージのうちのいず
れかを指定したライン・ゲージに用いるかを示す。アイ
コン433は指定されたライン・ゲージをエネーブル又は
チセーブル(disable)させる。そのOKアイコン434は構
築プログラムを大きさ、位置及びライン・ゲージのピク
セル機能を選択するライン調整メニユーに移行させる。
ステツプ236において、復帰矢印アイコン435はプログラ
ムをライン・ゲージ・ルーチンからメイン設定ルーチン
に戻す。
ステツプ412において、ライト・ペン14の作動が検出
されたときは、判断ブロツク44においてマイクロプロセ
ツサ44は第24図のアイコンのうちのいずれが選択された
のかを判断する。ライン・ゲージを選択するアイコン43
0が選択されたときは、ステツプ416によつてライン・ゲ
ージ・ポインタを増加させて、次のライン・ゲージを選
択する。最後のライン・ゲージの番号6を前に選択した
ときは、ステツプ416においてラインの行き先が番号1
に変更される。ステツプ414において、水平又は垂直ラ
インを選択するアイコン431が選択されたときは、プロ
グラムはステツプ418に進み、指定されたライン・ゲー
ジ・データ・テーブルにおける水平/垂直フラグを他の
ライン方向に反転される。次いで、処理ブロツク419に
おいて、デフオールト位置及び長さを用いて窓メモリ12
4に新しいライン・ゲージを記憶する。ステツプ432を選
択したときは、ステツプ420においてマイクロプロセツ
サ44は2進数イメージの値を増加させてライン・ゲージ
・データ・テーブルに記憶し、これに対応して窓ポイン
タも変更する。エネーブル・アイコン433を選択したと
きは、ステツプ424において、データ・テーブルにおけ
るエネーブル・フラグを指定したライン・ゲージに反転
させる。OKアイコン434を選択したときは、ステツプ426
において第25図に示すライン調整ルーチンを呼び出す。
ライン調整ルーチンはライン・ゲージの位置及び形状
を変更すると共に、実行しようとする特定のピクセル評
価機能を選択させる。最初のステツプ450は、第26図に
示すライン調整メニユーを表示する。このライン調整メ
ニユーは、6つのアイコン433〜442からなる。次いで、
ステツプ452においてライト・ペン・ルーチンを呼び出
す。ライト・ペン14の作動を検出すると、ステツプ454
においていずれのアイコンが選択されたのかを判断す
る。
最初のアイコン436を選択したときは、ステツプ456は
ライン移動ルーチンを呼び出す。このライン移動ルーチ
ンは先に説明した窓を移動させるときに用いるルーチン
と同じである。アイコン437を選択すると、プログラム
はステツプ485においてラインの太さルーチンを呼び出
す。このステツプ485も、ラインの長さが当該ルーチン
により変更されることのみを除き、先に説明したも窓の
大きさを変更するルーチンと同様である。アイコン438
を選択すると、ステツプ460が呼び出され、ライン・ゲ
ージの構成データ・ブロツクにおける浮動機能フラグを
セツトする。アイコン435を反復して選択すると、ライ
ン・ゲージ位置を浮動させるか、しないか、又はライン
・ゲージの結果を製作品12のx又はy位置の測定源とし
て用いることを指定することによりステツプする。
アイコン440を選択すると、ステツプ464を呼び出す。
ステツプ464は機能選択ルーチンを呼び出すものであ
る。この機能選択ルーチンは異なる評価機能に対応する
一組の番号により選択アイコンを進めることによつて、
ピクセルの評価機能を変更させるメニユーをモニター13
上に表示する。更に、受け入れ可能な結果値の範囲をセ
ンサー窓のピクセル・カウント範囲をセツトした方法と
同様に変更させてもよい。復帰矢印アイコン442を選択
することにより、ライン調整ルーチンは第23図のメイン
・ライン・ゲージに戻る。
第13図に戻ると、ステツプ240において、第14図に示
す輝度プローブのアイコン288を選択したときは、プロ
グラムは第27図のルーチンに行く。最初のステツプ470
は第28図に示す輝度プローブのメニユーを表示する。こ
のメニユーは7つのアイコンからなる。次のステツプ47
2において、ライト・ペン・ルーチンを呼び出す。ライ
ト・ペン14を作動させると、ステツプ473においてマイ
クロプロセツサ44は、輝度プローブのメニユーにおける
7つのアイコンのいずれを選択したかを判断する。
最初のアイコンを選択すると、ステツプ474においてV
IM RAM48内の構成データ・ブロツクの輝度プローブ・
エネーブル・フラグを反転させる。第2のアイコン491
は、ステツプ475において先に説明したセンサー窓の移
動ルーチンと同一の移動ルーチンを呼び出す。範囲選択
アイコン492を選択すると、プログラムはステツプ476に
行くので、受け入れ可能な輝度値の範囲のセツトが可能
になる。アイコン493はストロボ・ライトの使用をエネ
ーブル又はチセーブルさせるものである。これは、ステ
ツプ477においてマイクロプロセツサ44がVIM RAM48内
のアドレスによりストローブ・エネーブル・フラグを反
転させることにより達成される。次いで、ストロボ・ラ
イトが点灯され、ビデオ・イメージを取り込む。ビデオ
・イメージから導出された4つの2進数イメージは、バ
ツフア・メモリ144に記憶される。イメージ入力選択回
路116はバツフア・メモリ114の信号をその出力に印加す
るように変更される。
OKアイコン495を選択すると、プログラムはステツプ4
82に行き、ステツプ482において2進化しきい値メニユ
ーをマイクロプロセツサ44により表示させる。この2進
化しきい値メニユーは2進数イメージ・プロセツサ100
の4つのしきい値のうちの一つを選択するアイコンを表
示させ、次いで当該のしきい値を増減させる。これは、
対応する窓の構成データ・ブロツクの第4ワード内の2
進化基準しきい値を変更することにより達成される。そ
の2進化しきい値を変更するために、一つのアイコンを
用いて4つの2進数イメージのうちの異なるものを選択
する。このアイコンを選択すると、ステツプ478におい
てマイクロプロセツサ44は窓ポインタを次の窓番号に増
加させることになる。次いで、ステツプ479において、
マイクロプロセツサ44はイメージ入力選択回路116に制
御信号を送出するので、2進数イメージ・プロセツサ10
0から対応する2進数イメージをイメージ出力線118に供
給してモニター13上に表示させる。同様に、マイクロプ
ロセツサ44は映像出力回路150をセツトするので、処理
ブロツク480において窓メモリ124に記憶した選択窓を2
進数イメージと共に表示することができる。
メニユーにおける上下の矢印は、指定したデータ・ブ
ロツク(第9図)の第4ワードにおける2進化しきい値
バイトを増減させることにより、モニター13上に明るい
又は暗い画像を生成する。これは、ステツプ483におい
てライト・ペン・ルーチンを呼び出すことにより達成さ
れ、ライト・ペン14によりオペレータが2進数イメージ
のうちの一つのしきい値を増加又は減少させるアイコン
を選択できるようにする。このアイコンを選択したとき
は、マイクロプロセツサ44はスエツプ485において窓デ
ータ・テーブルにおける2進数しきい値を増加させる。
一方、下向きアイコンを選択したときは、ステツプ486
においてしきい値を減少させる。しきい値を変更する度
に、マイクロプロセツサ44は、このしきい値を窓データ
・テーブルから2進数イメージ・プロセツサ100に転送
し、処理ブロツクにおいて対応するイメージのしきい値
レジスタに記憶させる。次いで、プログラムはステツプ
483に戻り、再びライト・ペン・ルーチンを呼び出す。
2進数イメージのしきい値を適正に調整すると、しきい
値セツト・ルーチをメイン・プローブ表示メニユーに戻
す復帰矢印アイコンを選択する。
第13図に戻ると、第14図に示すメイン設定メニユーの
第4アイコン289は種々の機能を構築させる。これを選
択すると、判断ブロツク240はプログラムはこれらのパ
ラメータを構築させるルーチンに移行する。例えば、こ
のようなパラメータの一として、視覚入力モジユールが
プロセツサ・モジユール3からのトリガ信号に応答すべ
きか、又は正面パネルの電気端子17を介して外部信号源
からのトリガ信号に応答すべきかのものがある。ユーザ
ーが視覚入力モジユールの構築を完了すると、メイン設
定メニユーにおいて復帰矢印アイコン305を選択する。
ステツプ241において、マイクロプロセツサ44は全ての
センサーの構成データ・ブロツクと、他のVIM校正パラ
メータとをEEPROM54に転送する。この転送はEEPROM54に
記憶している構築データを更新するので、停電したと
き、又はオフにしたときは、現在構成が達成される。プ
ロセツサ・モジユール3も、構成データをプロセツサ・
モジユール3に転送してメモリに付加的にバツク・アツ
プ記憶することを要求することができる。次いで、ステ
ツプ242においてイメージ入力選択回路116は制御信号を
送出して第1イメージを2進数イメージ・プロセツサ10
0からそのイメージ出力線118に送出させる。次に、ステ
ツプ243において、映像出力回路150は、イメージ入力選
択回路116及び第1の窓メモリ124からの出力を重畳した
イメージを作成するように構築される。この時点で、設
定ルーチンは終結し、プログラムは第11図のフローチヤ
ートのステツプ211に戻る。プロセツサ・モジユール3
がバツクプレーン・インタフエース回路52のラツチにお
ける設定ビツトをリセツトするまで、プログラムはその
設定分岐を介してループし続ける。これがリセツトされ
ると、プログラムは、ステツプ211において設定ビツト
が再びセツトされるか、又は映像処理が信号をトリガす
るのを待つ。このためのトリガ信号は、プロセツサ・モ
ジユール3がバツクプレーン・インタフエース回路52の
ラツチにおいてトリガ・ビツトをセツトしたとき、又は
外部装置がトリガ電圧を電気端子17のうちの指定した一
つに印加したときに、発生する。
イメージ処理 トリガ信号を受け取ると、プログラムはイメージ処理
ルーチンに移行する。第30図はイメージ処理ルーチンの
概要図である。ステツプ500において、ビデオ・イメー
ジを得ると、輝度プローブ26により測定された輝度を調
べる。輝度は受け入れ可能な範囲内になければならな
い。さもなければ、取り込んだイメージは適正な処理に
とつて暗過ぎるか、又は明る過ぎるものとなる。輝度が
受け入れ可能なものであるときは、処理はステツプ502
に進み、固定した窓のそれぞれのピクセル・カウントを
読み込み、VIM RAM48の結果データ・ブロツク内に記憶
する。次いで、ステツプ504において、固定したライン
・ゲージを調べ、それらの分析の結果をデータ・ブロツ
クに記憶する。窓又はライン・ゲージが製作品12の位置
の変化と共に浮動したものがないときは、処理はステツ
プ514に移行する。しかし、いくつかのセンサーが浮動
したときは、処理はステツプ506及び508に進み、製作品
12の位置を測定し、xy位置のオフセツトを決定する。xy
オフセツトの計算を完了すると、浮動ライン・ゲージを
解析してその結果をステツプ510により記憶する。次い
で、ステツプ521において浮動窓を解析してその結果を
結果データ・ブロツクに記憶する。次のステツプ514に
おいて、輝度プローブの輝度を用いて2進数イメージ・
プロセツサ100においてしきい値を調整する。センサー
警報ビツトのそれぞれを調べて、マスタ警報ビツトのス
テータスを判断する。図においてその他の番号は第30図
に示す各主要ステツプのフローチヤートを示す。
第31図はビデオ・イメージ取り込み及び輝度プローブ
検査ルーチンのフローチヤートであり、以下で第3A図及
び第3B図の概要図を参照して説明する。ビデオ・イメー
ジ取り込み及び輝度プローブ検査ルーチンのフローチヤ
ートである。このルーチンは、バツクプレーン・インタ
フエース回路52の出力ラツチにおけるVIMビジー・ビツ
トを設定することにより、ルーチンはステツプ520から
開始される。このビツトをセツトすると、VIMがイメー
ジを実際に評価し、かつその結果が未だ得られないこと
をプロセツサ・モジユール3に示すものとなる。次い
で、処理ブロツク521においてVIMは、アドレス発生器64
から次の映像フレームが開始することを示す垂直同期信
号が来るのを待つ。必要ならば、ステツプ522において
構成データ・ブロツクにおけるエネーブル・ビツトがセ
ツトされているか、否かに従つてストロボ・ライトを点
灯する。
次いで、ステツプ523についてイメージを取り込む。
このステツプ523では、既に、イメージ入力選択回路116
が2進数イメージ・プロセツサ100からのバス112のうち
の4本をピクセル・カウント回路152のカウンタ・バス1
20に接続するように構築されている。更に、バツフア・
メモリ114も2進数イメージ・プロセツサ100からの4つ
の2進数イメージのそれぞれを記憶するようにエネーブ
ルされている。イメージの取り込みが完了すると、ステ
ツプ524においてVIM RAM48に新しい値を格納すべき、
範囲警報及びカウント値の全記憶位置をクリアする。
ステツプ522において、構成データ・ブロツク内の輝
度プローブ26のエネーブル・ビツトを調べる。輝度プロ
ーブ26(第2図)がエネーブルされていないときは、プ
ログラムはステツプ531に進む。もし、輝度プローブ26
がエネーブルされているときは、ステツプ526において
輝度基準回路68内のアナロク・デイジタル変換器90(第
9図)を制御バス42の信号によりエネーブルする。これ
は、測定した輝度をデータ・バス41に送出する。ステツ
プ527においてマイクロプロセツサ44が平均輝度を表わ
す当該データを読み込む。ステツプ528において、輝度
を輝度プローブの構成データ・ブロツク内に記憶してい
る受け入れ可能な輝度の範囲と比較する。この輝度が受
け入れ可能な範囲内に存在しないときは、VIM RAM48内
のプローブ誤りフラグ、及び第29図に示す結果データ・
ブロツク内の輝度プローブ警報フラグをセツトする。ス
テツプ530において、結果データ・ブロツク内に輝度プ
ローブ26により検知された平均輝度を記憶する。
次いで、マイクロプロセツサ44は輝度プローブ警報フ
ラグを調べて製作品12の輝度が受け入れ可能な範囲にあ
るか否かを判断する。プローブ警報フラグがセツトされ
ているときは、ビデオ・イメージを取り込む際に製作品
12の輝度が満足すべきイメージを生成して処理するため
には暗過ぎたか、又は明る過ぎたものである。輝度プロ
ーブ警報フラグがセウトされていないときは、第38図の
最初のステツプ670へプログラムが移行し、個々のセン
サーを分析するステツプを全てバイパスさせる。しか
し、輝度プローブ警報フラグがセツトされていないとき
は、満足すべきイメージを取り込んだことを表わしてお
り、プログラムは進み、第32図に示すルーチンを用いて
固定窓を調べる。
この検査ルーチンは、VIM RAM48内のセンサー・イン
デツクス・カウント値を1にセツトすることにより、ス
テツプ540から開始する。次いで、プログラムはセンサ
ー窓分析ループに入り、4つのセンサー窓のそれぞれを
評価してそれらの位置が固定されているか、否かを判断
する。固定されているときは、ピクセル・カウントを読
み出す。エンサー窓分析ループは判断ブロツク541から
開始され、センサー・インデツクス・カウント値を調べ
ることにより、4つの窓を全て調べたか判断する。4つ
の窓を全て調べたときは、プログラムは判断ブロツク54
2に進み、センサー・インデツクス・カウント値により
現在指定されている窓の構成データ・ブロツク内のエネ
ーブル・ビツトを調べて、これがエネーブルされている
か否かを判断する。もし、窓がエネーブルされていなけ
れば、プログラムはステツプ550に進み、センサー・イ
ンデツクス・カウント値を増加させ、次の窓を調べる。
しかし、窓がエネーブルされていたときは、固定窓ルー
チンはステツプ543に進み、窓の構成データ・ブロツク
内の浮動ビツトを調べて窓の位置が固定か、浮動かを判
断する。窓の位置が浮動のときは、処理ブロツク551に
おいてセンサー浮動フラグをセツトし、プログラムの実
行は直接ステツプ550に進む。
しかし、インデツクスした窓の位置から固定されてい
るときは、ステツプ544においてマイクロプロセツサ44
が対応するヒクセル・カウント回路152に記憶されてい
るピクセル・カウントを読み込む。次いで、判断ブロツ
ク545においてカウントするのは窓内の白ピクセルか、
黒ピクセルかを表わす構築ビツトを調べる。先に説明し
たように、ピクセル・カウント回路152はセンサー窓領
域内の白ピクセルのみをカウントする。従って、黒ピク
セルをカウントするときは、ステツプ546においてマイ
クロプロセツサ44がセンサー窓内の総ピクセル数から、
ピクセル・カウント回路152の白ピクセルのカウントを
引算しなければならない。判断ブロツク547において、
設定処理の際に当該窓についてオペレータにより定義さ
れた受け入れ可能な値内に、ピクセル・カウントの結果
があるか否かを判断する。この判断は、マイクロプロセ
ツサ44が窓データ・ブロツクに記憶した範囲の最大及び
最小限界値に対して比較することにより行なわれる。ピ
クセル・カウントが予め定めたこの範囲外であつたとき
は、ステツプ548においてこの窓のための結果データ・
ブロツク警報フラグをセツトする。次いで、ステツプ54
9において結果データ・ブロツク内にピクセル・カウン
トをセーブする。ステツプ550においてセンサー・イン
デツクス・カウントを増加させ、プログラムがステツプ
541に戻つて次のセンサー窓の結果を調べる。4つの窓
の全てを調べたときは、プログラムの実行はステツプ54
1から固定ライン・ゲージの結果を調べる処理に移行す
る。
第33図には固定ライン・ゲージ解析ルーチンが示され
ている。先ず、ステツプ559において、アドレス・バス
・マルチプレクサ60がアドレス・バス43を映像プロセツ
サ・アドレス・バス45に接続するように構築される。次
いで、マイクロプロセツサ44は出力選択スイツチ148を
構築するので、バツフア・メモリ114からの出力信号は
データ・バス41に送出される。次いで、ステツプ560に
おいてVIM RAM48のセンサー・インデツクス・カウント
値は1にリセツトされ、各ライン・ゲージのそれぞれに
ついての検査ループに入る。検査ループの最初のステツ
プ561において、センサー・インデツクス・カウント値
を調べて6つのライン・ゲージの全てを調べたか否かを
判断する。調べくべきライン・ゲージが残つているとき
は、プログラムは判断ブロツク562に進み、インデツク
スしたライン・ゲージの構成データ・ブロツクに含まれ
ているエネーブル・ビツトを調べる。ライン・ゲージが
エネーブルされていないときは、プログラムは直接ステ
ツプ575に進み、センサー・インデツクス・カウント値
を増加させ、これによつて次のライン・ゲージを調べら
れるようにする。しかし、ステツプ562においてライン
・ゲージがエネーブルされているのを検出すると、ステ
ツプ563においてその構成データ・ブロツク内のライン
・ゲージの浮動について検査を行なう。ライン・ゲージ
が浮動であつたとき、ステツプ564においてセンサー浮
動フラグをセツトする。
ライン・ゲージが固定されたままと仮定すると、ステ
ツプ565において、浮動データ発生源でこのライン・ゲ
ージの解析によりxyオフステツト回路126を更新すべく
か否かについて判断する。これが浮動データのうちの一
つであるときは、ステツプ566においてこの目的のため
に指定されたVIM RAM48の一部にライン・ゲージの数を
セーブし、プログラムはステツプ575に進む。しかし、
ステツプ565においてライン・ゲージが浮動データ源で
はないと判断したときは、ステツプ567においてライン
・ゲージ解析サブルーチンを呼び出す。
第34図に示すライン・ゲージ解析サブルーチンは、最
初に、ステツプ580においてライン・ゲージの構成デー
タ・ブロツクをアクセスしてライン方向を表わすデータ
と、どの色のピクセルを処理すべきかを表わすデータ
と、選択したピクセル解析機能を表わすデータとを読み
出す。次いで、ステツプ581においてアドレス・バス43
を映像プロセツサ・アドレス・バス45に接続することを
指示する制御信号をアドレス・バス・マルチプレクサ60
に送出する。ステツプ582において、このライン・ゲー
ジがバツフア・メモリ114のうちの一つに記憶され、か
つ出力選択スイツチ148に指示することによりアクセス
され、バツフア・メモリ114の出力をデータ・バス41に
送出される。
ステツプ583において、種々の処理分岐584〜587のう
ちのいずれのを実行すべきかを選択された機能が判断す
る。第1の分岐584はライン・ゲージに沿つて白ピクセ
ル及び黒ピクセルをカウントする。マイクロプロセツサ
44がライン・ゲージに沿つた当該イメージの各イメージ
をアドレス指定し、白ピクセル及び黒ピクセルを別個に
カウントする。このカウントはVIM RAM48の一次記憶領
域に保持される。
第2の分岐585はライン・ゲージに沿つて発生するピ
クセルのブロツブ数と、それらの縁とをカウントする。
ブロツブとは、連続する同一色のピクセルのうちの一つ
又はそれらの一グループであると定義される。このルー
チンにおいては、マイクロプロセツサ44がバツフア・メ
モリ114内に記憶された対応のイメージにおける各ピク
セルを調べる。白ピクセルから黒ピクセルへ、又は黒ピ
クセルから白ピクセルへの遷移が検出されると、VIM R
AM48内に記憶される対応のカウントを増加させる。この
機能解析ルーチンの分岐を用いてライン・ゲージの構成
データ・ブロツク内に記憶されている機能数と共に黒ブ
ロツブ上の白点をカウントして、白黒ブロツブをカウン
トすべきか否かを判断する。
次の分岐586はイメージを左から右へ、又は上から下
へ最初の白黒ブロツブの最初の縁又は幅を検出する。ラ
イン・ゲージの構成データ・ブロツクに記憶されている
機能数により、検知されたのは白ブロツブか、黒ブロツ
ブかを判断する。各ライン・ゲージ・センサー23及び24
について当該のライン・ゲージ解析ルーチンの分岐を用
い、これによつて第2図に示すイメージ例における製作
品12の縁を検出する。いずれの場合も最初の白ブロツブ
の縁は製作品12の縁を表わす。水平ライン・ゲージ24の
場合では、マイクロプロセツサ44が最初はライン・ケー
ジの左端のあるバツフア・メモリ114内のピクセルをア
ドレス指定することにより処理が開始される。次いで、
マイクロプロセツサ44はバツフア・メモリ114のピクセ
ル・アドレスを増加させ、白ピクセルを検出するまで連
続的に各黒ピクセルをカウントする。最初の白ピクセル
に対するピクセル位置番号は製作品12の縁の位置を決定
する。次いで、次の黒ピクセルを検出するまで、又はラ
イン・ゲージの終端になるまで、白ピクセルをカウント
する。カウントした白ピクセル数は最初のブロツブの幅
を決定する。同じような方法により、ライン・ゲージ・
センサー23及び24を用いて、製作品12の上端の位置を決
定する。しかし、この場合には、製作品12の水平端を位
置決めするために、マイクロプロセツサ44がピクセルの
上位バイトに含まれているピクセル・ライン・カウント
を増加させる。
最後の機能解析ルーチン587はライン・ゲージに沿つ
た最後のブロツブの最終縁及び幅を検出する。例えば、
製作品12の右縁に第2図の水平ライン・ゲージ24を配置
したとき、又は製作品12の下端にライン・ゲージ・セン
サー23を配置したときに、この分岐が用いられる。この
分岐587におけるイメージの処理は、マイクロプロセツ
サ44がライン(右端又は下端)に沿つて最後のピクセル
のアドレス指定することにより開始することを除き、前
の分岐587のものと同一である。次いで、ライン・ゲー
ジがそれぞれ水平又は垂直であるかに従つて、ピクセル
のカラム又はピクセルのライン・アドレスを減少させて
ブロツクの縁を位置決めし、その幅を決定する。
選択した機能分岐584〜587の実行を完了すると、ステ
ツプ588において一次及び二次のライン・ゲージ解析の
結果がメイン・プログラムの呼び出し点に戻される。例
えば、一次の結果は白ピクセルのカウントであつてもよ
く、また二次の結果は黒ピクセルのカウントである。次
いで、このライン・ゲージ解析サブルーチンは呼び出し
をしたメイン・プログラム上の点に戻る。
第33図に示す固定ライン・ゲージ・ルーチンに戻る
に、ライン・ゲージ解析ルーチンに戻つたときは、ステ
ツプ568において一次結果を受け入れ可能な値の範囲に
対して比較する。一次結果が予め定めた範囲外であつた
ときは、ステツプ570において、結果判断ブロツク(第2
9図)にライン・ゲージの警報フラグをセツトする。次
いで、ステツプ571において一時機能結果の値を結果判
断ブツクに記憶する。次の判断ブロツク572においてラ
イン・ゲージ解析の二次結果を受け入れ可能な値の範囲
に対して比較する。この二次結果が予め定めた値外であ
つたときは、ステツプ573においてライン・ゲージ警報
フラグをセツトする。ステツプ574において、結果判断
ブロツクにおける二次結果のワードに二次結果の値を記
憶する。
次いで、ステツプ575においてセンサー・インデツク
ス・カウントを増加させ、プログラムがステツプ561に
戻り、新しいセンサー・インデンツクス・カウントを評
価して全ライン・ゲージを解析したか否かを判断する。
全ライン・ゲージを解析したときは、プログラムは判断
ブロツク576に行き、ステツプ551又は564においてVIM
RAM48にセツトしたセンサー浮動フラグを調べて、浮動
するように構築された窓又はライン・ゲージがあるか否
かを判断する。どのセンサーも浮動しないときは、プロ
グラムは第38図のフローチヤートのステツプ670にジヤ
ンプする。しかし、センサー浮動フラグがセツトされ、
少なくとも一つのセンサーが製作品12の位置のシフトに
より浮動するときは、プログラムはxオフセツト計算ル
ーチンに行く。
第35図に示すxオフセツト計算ルーチンは、浮動デー
タ源として働くライン・ゲージを配置することにより開
始される。これは、ステツプ600において、第33図のス
テツプ566によりVIM RAM48に記憶したx浮動ライン・
ゲージのインデツクスを得ることにより達成される。ス
テツプ566においてx浮動ライン・ゲージが指定されな
かつたときは、処理ブロツク601においてプログラムは
xオフセツト値を0にセツトする。次いで、ステツプ60
2においてVIM RAM48内のx浮動ステータス・フラグは
真にセツトされ、プログラムは直接ステツプ626に進
む。
しかし、ステツプ600においてx浮動データのソース
・ライン・ゲージを検出したときは、ステツプ603にお
いてVIM RAM48内のx浮動ステータス・フラグは偽(fu
lse)にセツトされる。ステツプ604においてライン・ゲ
ージ構築データ・ブロツク内の機能ビツトを調べ、縁位
置をライン・ゲージの左側からか、又は右端から測定す
るのかを判断する。即ち、検出するのは最初の、又は最
後のブロツブの縁なのかということである。これらの機
能ビツトもブロツブの色を指定する。
第2図のライン・ゲージ24のときのように、センサー
の左端から測定をするときは、ステツプ605においてピ
クセル位置変数XSTART及びYTARTをライン・ゲージの開
始のためのピクセル・カラム及びピクセル・ライン・ア
ドレス・バイトと同一にセツトする。判断ブロツク607
において、XSTARTの値が水平ライン・ゲージの終端につ
いてのx座標に対して比較される。XSTARTの値がライン
の終端を超えていないときは、ステツプ608においてXST
ART及びXYTARTにより表わされたアドレスのピクセルが
バツフア・メモリ114から読み出される。次いで、判断
ブロツク609においてマイクロプロセツサ44は、現在ピ
クセルの色が検出すべきブロツブの色と同一であるか否
かを調べる。ピクセルが正しい色でなく、製作品12の縁
に到達していないことを示しているときは、ステツプ61
3においてXSTARTの値を増加させ、プログラムがステツ
プ607に戻つて他のピクセルを調べる。しかし、ステツ
プ609においてピクセルは、製作品12の縁を検出したこ
とを表わしている正しい色であると判断し、処理ブロツ
ク610においてXSTARTの値からライン・ゲージ構築デー
タ・ブロツクにおけるデータ位置バイトを引算すること
により、xオフセツト値を計算する。製作品12がx軸に
そつてシフトされなかつたときは、計算したオフセツト
は、XSTARTがデータ位置と同一値を有するので、比較し
たオフセツトは0となる。オフセツトの符号はデータ位
置(基準位置)からのシフト方向を決定する。次いで、
ステツプ611において、XSTARTはライン+1の終端に等
しい。また、ステツプ612において、x浮動ステータス
・フラグは真にセツトされる。次いで、プログラムはラ
イン終端についての判断ブロツク607に戻り、XSTARTの
値がライン終端を超えているので、プログラムは判断ブ
ロツク624に進む。
第35図を引き続いて参照するに、製作品12の縁を水平
ライン・ゲージの右端から測定するときは、xオフセツ
ト計算ルーチンの同一部分を実行する。この場合には、
プログラムはステツプ604からステツプ615に進み、XSTA
RT及びYSTARTの値をライン・ゲージの終端の値に等しく
する。ステツプ616において、マイクロプロセツサ44
は、XSTARTの値がライン・ゲージの開始のx座標より小
さいか否かを判断する。XSTARTがライン・ゲージの開始
のx座標より小さくないときは、ステツプ617においてX
START及びYSTARTの値を用い、対応するバツフア・メモ
リ114のピクセルをアドレス指定する。次いで、マイク
ロプロセツサ44はピクセルの色を評価して、検出すべき
ブロツブと同一の色か否かを判断する。色が同一でな
く、製作品12の縁を検出していないことを表わしている
ときは、ステツプ622においてXSTARTの値を減少させ、
プログラムは次のピクセルを評価するためにステツプ61
6に戻る。
しかし、ピクセルが正しい色であつたときは、ステツ
プ619においてXSTARTの値からデータ位置バイトを引算
することにより、xオフセツトを計算する。次いで、ス
テツプ620においてXSTARTをラインの開始−1にセツト
し、処理ブロツクにおいてx浮動ステータス・フラグを
真にセツトする。次いで、実行を判断ブロツク616に戻
る。この時点では、XSTARTの値がラインの開始のx座標
より小さいので、プログラムは判断ブロツク624に進
む。
次に、x浮動ステータス・フラグを調べる。x浮動ス
テータス・フラクが偽であり、製作品12の縁を検出して
いないことを示しているときは、浮動範囲フラグをセツ
トし、プログラムは第38図のステツプ670に行く。x浮
動ステータス・フラグが真であるときは、ステツプ626
において計算したxオフセツトの値をxyオフセツト回路
126に記憶する。
次いで、プログラムはyオフセツトを計算する第36図
のステツプ508により表わすルーチンに行く。ここにル
ーチンは、測定をライン・ゲージの上から行なうか、又
は下から行なうかに従つてXSTARTの代わりにYTARTの値
を増減することを除き、xオフセツトの計算について示
したものと同一である。yオフセツトの計算を行なつた
後、プログラムは浮動ライン・ゲージを調べるためにル
ーチンの始めのノードHに行く。
浮動ライン・ゲージ解析ルーチンは第36図のフローチ
ヤートのステツプ635から開始され、VIM RAM48におい
てセンサー・インデツクス・カウントを1にセツトす
る。前のルーチンのように、このセンサー・インデツク
ス・カウントを用いて6つのセンサー・インデツクスの
それぞれを逐次評価する。次いで、判断ブロツク636に
おいてこのセンサー・インデツクス・カウントを評価
し、6つのライン・ゲージのうちの一つを指定している
か否かを判断する。センサー・インデツクス・カウント
の値が未だ6以下であるときは、ステツプ637において
指定したライン・ゲージの構築データ・ブロツクを調
べ、当該のライン・ゲージがエネーブルされているか否
かを判断する。ライン・ゲージがエネーブルされていな
いときは、プログラムは直接ステツプ646に進み、セン
サー・インデツクス・カウントを次のライン・ゲージ番
号に増加される。しかし、ライン・ゲージがエネーブル
されているときは、判断ブロツク638においてその構築
データ・ブロツク内の位置浮動フラグを評価する。指定
したライン・ゲージが浮動でないときは、プログラムは
ステツプ647にジヤンプして次のライン・ゲージのセン
サー・インデツクス・カウントを増加させる。
センサー・インデツクス・カウントによつて指定され
たライン・ゲージが浮動するときは、マイクロプロセツ
サ44がxyオフセツトの値をライン・ゲージの出発点にお
けるピクセルのアドレスにおけるピクセル・カラム及び
ライン・バイトにそれぞれ加算する。ライン・ゲージの
終端の座標も調整する。次いで、処理ブロツク640にお
いて第36図に示すライン・ゲージ解析ルーチンを呼び出
し、このライン・ゲージの構築データ・ブロツクにおい
て指定された帰納を実行する。先に説明したように、各
ライン・ゲージ解析機能は2つの結果に帰着する。例え
ば、2つの結果はライン・ゲージの長さに沿つた白黒ピ
クセルのカウントからなる。
判断ブロツク641において一次結果を評価してこれが
受け入れ可能な値内に含まれているか否かを判断する。
一次結果が受け入れ可能な値内に含まれていないとき
は、ステツプ642において指定したライン・ゲージの警
報フラグをセツトする。次いで、一次結果をこれらの結
果のために指定されたVIM RAM48(第29図)の結果デー
タ・ブロツクの領域内のセーブする。ステツプ644にお
いて、二次結果を調べてこれが受け入れ可能な値の予め
定めた範囲内にあるか否かを判断する。二次結果がその
範囲外であるときは、ステツプ645においてライン・ゲ
ージの警報フラグをセツトする。次いで、ステツプ646
において結果判断ブロツクの対応するワードに二次結果
を記憶する。二次結果をセーブした後、ステツプ636に
おいてセンサー・インデツクス・カウントを増加させ、
プログラムはステツプ636に戻り、次のライン・ゲージ
を処理する。
センサー・インデツクス・カウントをライン・ゲージ
の数より大きな数(例えば、6)に増加させたときは、
プログラムが判断ブロツク636からステツプ648に分岐す
る。ステツプ648では、浮動するセンサー窓があるか否
かに判断をする。浮動するセンサー窓が存在しないとき
は、プログラムは、浮動窓の検査ルーチンをバイパスし
て第38図の示すフローチヤートにおけるステツプ670に
行く。しかし、1以上のセンサー窓が浮動するように構
築されたときは、プログラムは判断ブロツク648から浮
動窓解析ルーチンに進む。
第3A図及び第3B図を参照するに、浮動窓の解析が第37
図のステツプ650から開始され、同時にバツフア・メモ
リ114に記憶した4つの2進数イメージのそれぞれを再
度み出しする。応答の最初に、イメージ入力選択回路11
6に制御信号を送出してバツフア・メモリ114の出力をピ
クセル・カウント回路152に供給する。アドレス・バス
・マルチプレクサ60も動作してアドレス発生器64のアド
レス信号を映像プロセツサ・アドレス・バス45に供給す
る。応答が終了すると、ステツプ651においてVIM RAM4
8のセンサー・インデツクス・カウントを初期化して1
にセツトする。
次いで、浮動する窓のピクセル・カウントについて調
べる。これは、ステツプ652においてセンサー・インデ
ツクス・カウントが有効な窓数であるか、否かを最初に
調べることにより達成される。センサー・インデツクス
・カウントが未だ4つの窓のうちの一つを指示している
ときは、ステツプ653において窓がエネーブルされてい
るか、否かに判断を行なう。窓の構築データ・ブロツク
内のエネーブル・フラグがセツトされていないときは、
プログラムは直接ステツプ661に進み、センサー・イン
デツクス・カウントを増加させ、次の窓を評価すること
になる。しかし、当該窓がエネーブルされたときは、ス
テツプ654において構築データ・ブロツク内の移動浮動
フラグ・ビツトが当該窓のためにセツトされたか否かに
ついて判断をする。窓は浮動することを位置浮動フラグ
・ビツトが表わしているときは、処理ブロツク655にお
いて窓内のピクセルの総数を構築データ・ブロツクから
読み出す。
判断ブロツク656において、このセンサー窓について
カウントするのは白ピクセルか、又は黒ピクセルかの判
断を行なう。黒ピクセルをカウントするときは、ステツ
プ657において窓内のピクセル総数からピクセル・カウ
ント回路152内の含まれている白ピクセルの数を引算す
る。次いで、白黒ピクセルを評価して、白黒ピクセルが
受け入れ可能な予め定め値内にあるか否かを判断する。
これを達成するために、マイクロプロセツサ44はピクセ
ル・カウントを窓の構築データ・ブロツクに配置してい
る最小及び最大範囲限界と比較する。ピクセル・カウン
トが最小及び最大範囲外であつたときは、ステツプ660
において窓の警報フラグをセツトする。ステツプ661に
おいて、結果構築データ・ブロツクにセーブし、またセ
ンサー・インデツクス・カウント値を増加させる。浮動
窓解析ルーチンにおいて4つのセンサー窓の全てを評価
したときは、ライン・ゲージ及びセンサー窓の全ての評
価を完了し、プログラムは判断ブロツク652から第38図
に示すしきい値調整及び誤り報告ルーチンに行く。
第38図を参照すると、ステツプ670において、ライン
・ゲージ案センサー窓の範囲警報フラグがセツトされた
か、否かについて判断をする。セツトされた警報フラグ
があれば、バツクプレーン・インタフエース回路52のデ
ータ・ラツチにおいてマスタ・警報フラグ・ビツトと、
対応する入出力(I/O)インタフエース回路50のビツト
とをセツトして、少なくとも一つのセンサーの結果が予
め定めた受け入れ可能な範囲外にあることを表わす。次
いで、ステツプ672においてx及びy浮動ステータス・
フラグを調べて、これらが共に真であるか否かを判断す
る。そのいずれもが偽である、対応するライン・ゲージ
が製作品12の縁を検知できなかつたことを表わしている
ときは、ステツプ673においてx−y警報フラグをセツ
トする。
次いで、ステツプ674において輝度プローブ構築テー
ブル内のエネーブル・フラグを調べる。輝度プローブが
デイセーブルされているときは、プログラムはステツプ
684に進み、バツクプレーン・インタフエース回路52の
出力ラツチにおける種々のフラグをセツトする。次い
で、ステツプ685において、VIMはプログラマブル・コン
トローラのラツクのバツクプレーンにおける制御ライン
からビジー・ステータス信号の送出を停止する。
ステツプ674において、輝度プローブがエネーブルさ
れているのを検出したときは、判断ブロツク675におい
て輝度プローブ範囲警報フラグを調べる。輝度プローブ
範囲警報フラグがセツトされており、測定した明るさが
受け入れ可能な範囲外であることを表わしているとき
は、プログラムはステツプ684に進み、2進化しきい値
の調整をバイパスする。しかし、輝度プローブ26が測定
した平均明るさが受け入れ可能な値にあるときは、ステ
ツプ676において、測定した平均明るさをVIM設定の際に
輝度プローブ・データ・ブロツクの第2ワードに記憶し
た明るさ基準値によつて割算することにより、しきい値
調整係数を計算する。次いで、このしきい値調整係数を
用いて、2進数イメージ・プロセツサ100において各し
きい値を再規定する。
ステツプ678において、センサー・インデツクス・カ
ウントを初期化により1にする。次いで、判断ブロツク
679においてセンサー・インデツクス・カウントを調べ
て、これが未だ4つのセンサー窓のうちの一つを指示し
ているか否かを判断する。4つのセンサー窓のうちの一
つが未だセンサー・インデツクスにより指定されている
ときは、プログラムは判断ブロツク680に進み、指定さ
れた窓のしきい値補正フラグを調べる。製作品12の輝度
の変化のためにしきい値を補正するときは、ステツプ68
1において、しき値調整係数を設定する際にセンサー窓
の判断ブロツクに記憶した基準しきい値をしき値調整係
数により乗算することにより、しきい値を調整する。次
いで、対応する2進数イメージ・プロセツサ100のアナ
ログ・デイジタル変換器102(第5図)内に新しいしき
い値を記憶する。ステツプ638においてセンサー・イン
デツクス・カウントを増加させ、これによつて新しいセ
ンサー窓のしきい値を調整することができる。全てのセ
ンサー窓の2進化しきい値を調整したときは、プログラ
ムは判断ブロツク679から先に説明したステツプ684及び
685に分岐する。ステツプ684及び685を実行すると、プ
ログラムは第11図のフローチャートのノードAに戻り、
プログラムは設定信号又はイメージ・トリガ信号が来る
のを待つ。
プロセツサ・モジユール3は周期的に視覚入力モジユ
ール5からのビジー信号を搬送するラツク1のバツクプ
レーン上の制御ラインを調べる。プロセツサ・モジユー
ル3がビジー信号を停止したのを検出すると、製作品12
の評価を終了し、その結果をVIM RAM48に記憶したこと
を知る。プロセツサ・モジユール3は、バツクプレーン
・コネクタ55又は56にVIMを搭載している2つのバツク
プレーン・スロツトのうちの一つの制御ラインを介して
エネーブル信号を送出することになる。先に説明したよ
うに、VIMはバツクプレーン・スロツトのうちの一つに
よりアクセスされ、バツクプレーン・インタフエース回
路52の出力ラツチに記憶したビツトを得ることができ
る。これを実行することにより、プロセツサ・モジユー
ル3は製作品12の評価の概要を得る。例えば、プロセツ
サ・モジユール3は、種々のライン・ゲージ及びセンサ
ーの前全結果の値がオペレータによつて定義された範囲
内に入ることを表わしているマスタ決定警報を得る。プ
ロセツサ・モジユール3内の制御プログラムが製作品12
の評価の詳細な結果を必要とするときは、制御ラインを
介して他のラツクのスロツトにエネーブル信号を送出
し、これによつて視覚入力モジユール5がバツク・プレ
ーンを介してプロセツサ・モジユール3に全結果のデー
タ・ブロツクを転送させるように指示する。これを達成
すると、プロセツサ・モジユール3はその制御プログラ
ムに従つていずれかの、又は全てのセンサー結果を調べ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプログラマブル・コントローラ・
システムを示す図、 第2図は第1図示のシステムによつて生成されたビデオ
・イメージを示す図、 第3A図及び第3B図は第1図のプログラマブル・コントロ
ーラ・システムにおける視覚入力モジユールの2つの部
分の概要ブロツク図、 第4図は第3B図の輝度基準回路のブロツク図、 第5図は第3B図の2進数イメージ・プロセツサの概要ブ
ロツク図、 第6図は第3B図におけるX−Yオフセツト回路の概要ブ
ロツク図、 第7図は第3B図のピクセル・カウンタのうちの一つを示
す概要ブロツク図、 第8図は視覚入力モジールの輝度プローブについて構造
パラメータのデータ構成を示す図、 第9図は視覚入力モジユールの各センサー窓について構
造パラメータのデータ構成を示す図、 第10図は視覚入力モジユールのライン・ゲージについて
構造パラメータのデータ構成を示す図、 第11図はシステム起動ソフトウエア・ルーチンの視覚入
力モジユール初期化部分のフローチヤート、 第12図は第1図のライト・ペンからの入力を感知するた
めのソフトウエア・ルーチンのフローチヤート、 第13図はセンサー・セツト・アツプ・ルーチンの開始
と、センサー窓設定プロセスの主要部を示すフローチヤ
ート、 第14図、第15図及び第16図はそれぞれメイン設定メニユ
ー、主要窓メニユー及び窓調整メニユーのアイコンを示
す図、 第17図は窓調整ソフトウエア・ルーチンのフローチヤー
ト、 第18図はセンサー移動ソフトウエア・ルーチンのフロー
チヤート、 第19図はセンサー移動ソフトウエア・ルーチン・メニユ
ーのアイコンを示す図、 第20図は窓の大きさ変更ソフトウエア・ルーチンのフロ
ーチヤート、 第21図はセンサー合成範囲警報設定のソフトウエア・ル
ーチンのフローチヤート、 第22図はセンサー合成範囲警報設定のソフトウエア・ル
ーチンのアイコン・メニユーを示す図、 第23図はライン・ゲージ設定ソフトウエア・ルーチンの
フローチヤート、 第24図はライン・ゲージ設定ソフトウエア・ルーチンの
フローチヤート、 第25図はライン・ゲージ調整ソフトウエア・ルーチンの
フローチヤート、 第26図はライン・ゲージ調整ソフトウエア・ルーチンの
アイコン・メニユーを示す図、 第27図は輝度プローブの設定ソフトウエア・ルーチンの
フローチヤート、 第28図は輝度プローブの設定ソフトウエア・ルーチンの
アイコン・メニユーを示す図、 第29図は映像処理の結果を含む視覚入力モジユールのメ
モリ内のデータ構成を示す図、 第30図はビデオ・イメージを処理するソフトウエアの概
要を示すフローチヤート、 第31図はビデオ・イメージを取り込み、輝度プローブか
らの出力を解析するプログラムのフローチヤート、 第32図は固定センサー窓の出力を分析するソフトウエア
・ルーチンのフローチヤート、 第33図は固定ライン・ゲージの出力を解析するプログラ
ムのフローチヤート、 第34図は各ライン・ゲージにより画定されたイメージの
一部を解析するサブルーチンのフローチヤート、 第35図は製作品の水平シフトを補正するためにx方向に
センサーのオフセツトを計算するルーチンのフローチヤ
ート、 第36図は浮動ライン・ゲージにより画定されたビデオ・
イメージの一部を分析するプログラムのフローチヤー
ト、 第37図はフローテイング窓センサーにより画定されたビ
デオ・イメージの一部を分析するプログラムのフローチ
ヤート、 第38図は視覚入力モジユールの2進数化しきい値を調整
し、かつてイメージ・プロセツサ中に発生した誤りを報
告するルーチンのフローチヤートである。 1……ラツク、 3……プロセツサ・モジユール、 4……入出力モジユール、 5,6……視覚入力モジユール、 11,15……カメラ、 14……ライト・ペン、 41……データ・バス、 68……輝度基準回路、 100……2進数イメージ・プロセツサ、 106〜109……電圧比較器、 124……窓メモリ、 152……ピクセル・カウント回路、 285,286,288,291……アイコン。
フロントページの続き (72)発明者 リチャード エム.ロスズコウスキー アメリカ合衆国ウイスコンシン州ブルッ クフィールド,トレモント ストリート 17460 (72)発明者 ドナルド ジェイ.クリスチャン アメリカ合衆国ウイスコンシン州ニュー バーリン,ダブリュ.メロディー レ ーン 16135 (72)発明者 ジョセフ イー.デクロッツ アメリカ合衆国ウイスコンシン州ムクワ ンゴ,ハンターズクロッシング ダブリ ュ312 エス6245 (56)参考文献 特開 昭57−15378(JP,A) 特開 昭58−189783(JP,A) 特開 昭58−129888(JP,A) 特開 昭58−189781(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラマブル・コントローラに接続され
    る機器を動作させるためのプログラムを実行するための
    プログラム・プロセッサと、ビデオ・イメージ・プロセ
    ッサとを含む複数のモジュールを収納し、該モジュール
    を電気的に相互接続するバック・プレーンを備えたラッ
    クを具備する前記プログラマブル・コントローラであっ
    て、前記ビデオ・イメージ・プロセッサが下記の構成
    (ア)から(オ)までを具備していることを特徴とする
    プログラマブル・コントローラ。 (ア)前記ビデオ・イメージ・プロセッサの動作を制御
    するプログラムを実行するマイクロプロセッサ、 (イ)それぞれが輝度を持つ複数のピクセルによって構
    成されるビデオ・イメージを、トリガ信号を応答にして
    取り込む手段、 (ウ)前記ビデオ・イメージ内において撮影されるべき
    対象の位置を特定する手段、 (エ)前記ビデオ・イメージ内で所定の特性を持つピク
    セルをカウントし、そのカウントの結果を出力するため
    の、下記の構成(a)から(e)までを備えたカウント
    手段、及び (a)前記ビデオ・イメージのピクセルの輝度をしきい
    値と比較する手段、 (b)前記ピクセルの輝度が所定の輝度しきい値以下か
    又は以上かに応じて、前記ビデオ・イメージ内のピクセ
    ルを選択する手段、 (c)前記ビデオ・イメージ内で領域を定めるデータを
    保存するメモリと、 (d)前記撮影されるべき対象の位置を特定する手段に
    応答し、前記ビデオ・イメージにおいて前記領域をシフ
    トさせる手段、 (e)前記比較手段(a)毎に選択されたピクセルに応
    答して、及び前記比較手段(a)によって得られた領域
    のシフトされたピクセルに応答して、選択されたピクセ
    ルに対応した前記シフトされた領域のピクセルをカウン
    トするカウンタ、 (オ)前記マイクロプロセッサに応答して、前記プログ
    ラム・プロセッサへ前記ビデオ・イメージ・プロセッサ
    が前記ビデオ・イメージの処理を完了した旨の信号を伝
    え、前記カウント手段の出力を前記ラックのバック・プ
    レーンを介して前記プログラム・プロセッサへ転送する
    手段。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプログラマブル・コント
    ローラにおいて、前記ビデオ・イメージを取り込む手段
    は前記プログラム・プロセッサからのトリガ信号に応答
    していることを特徴とするプログラマブル・コントロー
    ラ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のプログラマブル・コント
    ローラであって、前記ビデオ・イメージにおいてある区
    域の輝度の変化を測定し、該区域の輝度の変化に応答し
    て前記しきい値を変える手段が更に備えられていること
    を特徴とするプログラマブル・コントローラ。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のプログラマブル・コント
    ローラであって、前記対象の位置を特定する手段は、前
    記ビデオ・イメージにおいて前記対象が基準位置から移
    動した距離を計算することを特徴とするプログラマブル
    ・コントローラ。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のプログラマブル・コント
    ローラにおいて、前記メモリは前記領域の位置を保存す
    ることを特徴とするプログラマブル・コントローラ。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のプログラマブル・コント
    ローラであって、前記カウント手段の出力がある範囲内
    にあるか否かを表わす手段が更に含まれていることを特
    徴とするプログラマブル・コントローラ。
  7. 【請求項7】ビデオ・イメージを処理するビデオ・イメ
    ージ処理装置であって、 1のビデオ信号を複数の2進数イメージに同時に変換す
    る変換手段と、 前記各2進数イメージの領域を画定する手段と、 前記画定された領域において決められた2進数値を有す
    るピクセルの数を領域毎に個別的にカウントするカウン
    ト手段と、 が備えられていることを特徴とするビデオ・イメージ処
    理装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のビデオ・イメージ処理装
    置であって、前記各2進数イメージを保存するメモリが
    更に備えられていることを特徴とするビデオ・イメージ
    処理装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載のビデオ・イメージ処理装
    置において、前記変換手段は、前記各2進数イメージに
    ついて固有をしきい値を保存する手段と、前記ビデオ信
    号を前記しきい値のそれぞれと比較してそれぞれ2進数
    イメージを形成する手段を含むことを特徴とするビデオ
    ・イメージ処理装置。
  10. 【請求項10】請求項7に記載のビデオ・イメージ処理
    装置において、前記領域を画定する手段は該領域を表わ
    すイメージの保存するメモリを含むことを特徴とするビ
    デオ・イメージ処理装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のビデオ・イメージ処理
    装置において、前記カウント手段は、前記各2進数イメ
    ージと該2進数イメージの中で画定された前記領域を表
    わすイメージとを比較する個別的な比較手段と、異なる
    1つの前記比較手段にそれぞれ対応する個別的な複数の
    カウンタを備えていることを特徴とするビデオ・イメー
    ジ処理装置。
  12. 【請求項12】請求項10に記載のビデオ・イメージ処理
    装置であって、前記ビデオ・イメージにおける対象の位
    置を特定する特定手段と、該特定手段に応答して、領域
    イメージの少なくとも1つをシフトさせるシフト手段と
    を更に備えられていることを特徴とするビデオ・イメー
    ジ処理装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のビデオ・イメージ処理
    装置において、前記メモリはアドレス入力を有し、前記
    シフト手段は、撮影されるべき対象の所定基準位置から
    のシフト量に比例するオフセット値を前記領域イメージ
    を保存するメモリのアドレスへ加算する回路を備えた前
    記メモリをアドレスする手段を含んでいることを特徴と
    するビデオ・イメージ処理装置。
  14. 【請求項14】請求項9に記載のビデオ・イメージ処理
    装置において、前記ビデオ・イメージにおいてある区域
    の輝度の変化を測定し、該区域の輝度の変化に応答して
    前記しきい値を変える手段が更に備えられていることを
    特徴とするビデオ・イメージ処理装置。
JP63135354A 1987-06-03 1988-06-01 プログラマブル・コントローラ Expired - Lifetime JP2925119B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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