JPH0852638A - 干渉チェック方法および加工プログラムチェック方法および加工適否チェック方法 - Google Patents

干渉チェック方法および加工プログラムチェック方法および加工適否チェック方法

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JPH0852638A
JPH0852638A JP6191525A JP19152594A JPH0852638A JP H0852638 A JPH0852638 A JP H0852638A JP 6191525 A JP6191525 A JP 6191525A JP 19152594 A JP19152594 A JP 19152594A JP H0852638 A JPH0852638 A JP H0852638A
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tool
machining
shape data
dimensional
machine
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JP6191525A
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Akihiko Yuasa
明彦 湯浅
Satoshi Kumamoto
聰 熊本
Toshiyuki Hirose
敏之 広瀬
Makoto Kono
真 河野
Yutaka Noda
豊 野田
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Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 干渉チェックを作業者の目視によることなく
自動的に的確に能率よく行う干渉チェック方法を提供す
ること。 【構成】 3次元測定装置45によって加工素材Wの3
次元形状を計測して加工素材形状データを取得し、加工
工具、工具ホルダを装着された主軸頭を含む機械側の3
次元形状を定義した機械形状データを取得し、加工プロ
グラムの実行による主軸頭43とワークテーブル35と
の相対移動位置にて前記加工素材形状データより与えら
れる前記加工素材の座標位置が前記機械形状データより
与えられる機械側の占有空間に入っているか否かを演算
処理手段による演算処理によって判別し、加工素材Wの
座標位置が機械側の占有空間に入っている場合には加工
素材Wと機械とが干渉すると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNC工作機械などの工作
機械のための干渉チェック方法および加工プログラムチ
ェック方法および加工適否チェック方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】NC装置などにより加工プログラムを実
行し、加工プログラムの実行により得られる送り指令に
よって加工素材を設置されたワークテーブルと主軸頭と
を機械座標軸方向に相対移動させ、前記主軸頭に装着さ
れた加工工具により前記加工素材の加工を自動的に行う
マシニングセンタなどの工作機械は知られている。
【0003】この種の工作機械、特に大型の工作機械に
おいては、工作機械の破損防止と加工素材と保護のため
に、送り指令による前記主軸頭と前記ワークテーブルと
の相対移動位置過程にて、加工工具、工具ホルダを装着
された主軸頭と加工素材とが干渉(衝突)しないかを、
加工に先立って各加工素材毎にチェックすることが好ま
しい。
【0004】従来、この干渉チェックは、工作機械のワ
ークテーブルに加工素材を設置し、主軸頭の加工工具を
逃がした空運転状態にて加工プログラムを実行し、主軸
頭とワークテーブルとを機械座標軸方向に実際に相対移
動させ、その状態にて主軸頭とワークテーブル上の加工
素材との関係を作業者が目視することにより行われてい
る。またこの干渉チェックに併せて作業者は、目視によ
り取り代のばらつきも調べ、これに基づいて加工プログ
ラムの作成ミスを発見したり、加工プログラムの切り込
み回数の変更の必要性を見いだしたりし、また目視によ
り加工素材の形状異常を発見している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】作業者の目視による干
渉チェック、目視により取り代のばらつきに基づく加工
プログラムの作成ミスの発見、加工プログラムの変更の
必要性を見いだすこと、加工素材の形状異常の発見は、
すべて作業者の経験度、勘に依存するところが大きく、
間違えが発生する虞れがあり、しかも作業能率が悪く、
作業者に掛ける負担度が大きい。
【0006】近年、CAD/CAMによる加工プログラ
ムの作成により、データ作成の精度が向上していること
により、プルーブアウトに時間が掛かる型加工などにお
いては、時間短縮のために、プルーブアウトを行わずに
実加工を開始することが一部で行われているが、しかし
何れの場合も主軸頭と加工素材とが絶対に干渉しないと
云う保障はなく、主軸頭と加工素材とが干渉すると、甚
大な損失を招く虞れがある。
【0007】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、干渉チェック、加工プログラムの作
成ミスの発見、加工プログラムの変更の必要性を見いだ
すこと、加工素材の形状異常の発見、さらには工具の装
着ミスの発見などを、作業者の目視によることなくすべ
て自動的に的確に能率よく行い、プルーブアウトを含む
運転準備時間を短縮し、能率よく安全に加工が行われる
ようにする工作機械のための干渉チェック方法、加工プ
ログラムチェック方法、加工適否チェック方法を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るために、本発明による干渉チェック方法は、3次元測
定検出器によって加工素材の3次元形状を計測して加工
素材形状データを取得し、加工工具、工具ホルダを装着
された主軸頭を含む機械側の3次元形状を定義した機械
形状データを取得し、工作機械の主軸頭とワークテーブ
ルとの相対移動位置にて前記加工素材形状データより与
えられる前記加工素材の座標位置が前記機械形状データ
より与えられる機械側の占有空間に入っているか否かを
演算処理手段による演算処理によって判別し、加工素材
の座標位置が機械側の占有空間に入っている場合には加
工素材と機械とが干渉すると判定することを特徴として
いる。
【0009】本発明による干渉チェック方法は、上述の
干渉判定に加えて、工作機械に装着された加工工具、工
具ホルダを撮像して実工具形状データを取得し、加工工
具、工具ホルダの形状を定義した工具形状データを取得
し、前記実工具形状データと前記工具形状データとを演
算処理手段によって比較照合し、前記実工具形状データ
と前記工具形状データとが相違している場合には加工工
具、工具ホルダの装着ミスであると判定することをもう
一つの特徴としている。
【0010】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による加工プログラムチェック方法は、3次元測定
検出器によって加工素材の3次元形状を計測して加工素
材形状データを取得すると共に加工完了の加工物の3次
元形状を定義した製品形状データを取得し、演算処理手
段による演算処理によって同一座標位置における前記加
工素材形状データと製品形状データとの差が予め規定さ
れている標準切り込み代より大きい否かを判別し、それ
が大きい場合には加工プログラムの変更指示を行うこと
を特徴としている。
【0011】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による加工適否チェック方法は、3次元測定検出器
によって加工素材の3次元形状を計測して加工素材形状
データを取得すると共に加工完了の加工物の3次元形状
を定義した製品形状データを取得し、同一座標位置にお
ける前記加工素材形状データと製品形状データとの差が
規定値より大きい否かを演算処理手段による演算処理に
よって判別し、同一座標位置における前記加工素材形状
データと製品形状データとの差が規定値より大きい場合
には前記加工プログラムの作成ミスあるいは加工素材の
形状異常であると判定することを特徴としている。
【0012】また上述の何れの方法も、3次元測定検出
器による加工素材の3次元形状の計測は、前記3次元測
定検出器の保持手段と、加工素材を前記3次元測定検出
器による3次元形状計測位置に位置決め配置できるテー
ブルを有する工作機械とは別の3次元形状計測装置を使
用して行うこと、あるいは工作機械の主軸頭に加工工具
に代えて前記3次元測定検出器を装着し、前記主軸頭と
加工素材を設置された工作機械のワークテーブルとを工
作機械の座標軸方向に相対移動させて前記加工素材の3
次元形状の計測を工作機械の座標軸上で行うことを詳細
な特徴としてよい。
【0013】
【作用】本発明による工作機械の干渉チェック方法にお
いては、3次元測定検出器によって加工素材の3次元形
状を計測して加工素材形状データを取得し、工作機械の
主軸頭とワークテーブルとの相対移動位置にて加工素材
形状データより与えられる加工素材の座標位置が機械形
状データより与えられる機械側の占有空間に入っている
か否かの判別を演算処理手段による演算処理によって行
い、この演算処理により加工素材と機械との干渉チェッ
クが行われる。
【0014】さらには工作機械に装着された加工工具、
工具ホルダを撮像して実工具形状データを取得し、その
実工具形状データと工具形状データとを比較照合を演算
処理手段により行い、この比較照合によって工作機械に
正しい加工工具、工具ホルダが装着されているか否かの
判別が行われる。
【0015】本発明による工作機械の加工プログラムチ
ェック方法においては、3次元測定検出器によって加工
素材の3次元形状を各座標位置にて計測し、同一座標位
置における加工素材形状データと加工完了の加工物の3
次元形状を定義している製品形状データとの差が標準切
り込み代より大きい否かの判別を演算処理手段による演
算処理によって行い、前記差が標準切り込み代より大き
い場合には加工プログラムの変更指示が行われる。
【0016】本発明による工作機械の加工適否チェック
方法においては、3次元測定検出器によって加工素材の
3次元形状を計測して加工素材形状データを取得し、同
一座標位置における加工素材形状データと加工完了の加
工物の3次元形状を定義している製品形状データとの差
が規定値より大きい否かの判別を演算処理手段による演
算処理によって行い、この差が規定値より大きい場合に
は加工プログラムの作成ミスあるいは加工素材の形状異
常であると判定する。
【0017】また上述の何れの方法においても、3次元
測定検出器による加工素材の3次元形状の計測は、工作
機械とは別の3次元形状計測装置により、あるいは工作
機械の座標軸上で行われる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0019】図1は本発明による各チェック方法の実施
に使用する検査装置のシステム構成図である。この検査
装置は演算処理装置1と画像処理装置3とを有してい
る。
【0020】演算処理装置1は、マイクロコンピュータ
などにより構成され、干渉チェック部5と装着工具チェ
ック部7と加工プログラムチェック部9と加工適否チェ
ック部11とを含んでいる。
【0021】画像処理装置3には、3次元測定検出器と
してCCDカメラ13とプロジェクタ15とによる加工
素材撮像用の3次元撮像装置17と、装着工具撮像用の
CCDカメラ19とが接続されている。
【0022】撮像装置17はプロジェクタ15による平
行光格子の投光のもとにCCDカメラ13によってテー
ブル21上に位置決め配置された加工素材Wをモアレ式
に立体的に撮像する。
【0023】CCDカメラ19は工作機械の主軸23に
装着された工具ホルダ25と加工工具27とを撮像す
る。この撮像は2次元的なものであってよく、図には示
されていないが、照明装置により工具ホルダ25と加工
工具27の装着部をバックライト方式にて照明し、工具
ホルダ25、加工工具27を影像として撮像すればよ
い。
【0024】画像処理装置3は、CCDカメラ13が出
力する画像データを入力し、加工素材Wの3次元形状を
3次元座標で示す加工素材形状データを撮像画像の1ピ
クセル毎に生成し、加工素材形状データを演算処理装置
1へ出力する。
【0025】また画像処理装置3は、CCDカメラ19
が出力する画像データを入力することによって工具ホル
ダ25、加工工具27の形状を示す実工具形状データを
撮像画像の1ピクセル毎に生成し、実工具形状データを
演算処理装置1へ出力する。
【0026】干渉チェック部5は、画像処理装置3より
加工素材形状データを、プログラミング装置29より加
工素材Wの加工プログラムを各々入力し、また加工工
具、工具ホルダを装着された主軸頭を含む機械側の3次
元形状を定義した機械形状データを入力し、加工プログ
ラムに記述されている送り指令による主軸頭と工作機械
のワークテーブルとの相対移動位置にて加工素材形状デ
ータより与えられる加工素材Wの座標位置が機械形状デ
ータより与えられる機械側の占有空間に入っているか否
かを演算処理によって判別し、加工素材の座標位置が機
械側の占有空間に入っている場合には加工素材と機械と
が干渉すると判定し、干渉チェック結果を出力する。
【0027】装着工具チェック部7は、画像処理装置3
より実工具形状データを入力すると共に加工工具、工具
ホルダの形状を定義した工具形状データを入力し、実工
具形状データと工具形状データとを比較照合して実工具
形状データと工具形状データとが相違しているか否かの
判別を行い、相違している場合には加工工具、工具ホル
ダの装着ミスであると判定し、装着工具チェック結果を
出力する。この装着工具チェック部7における形状デー
タ比較は3次元形状データ、2次元形状データの何れで
あってもよく、3次元形状データによる場合は、工具形
状データは上述の干渉チェックにおける機械形状データ
が援用されてよく、2次元形状データによる場合は、工
具形状データは上述の干渉チェックにおける機械形状デ
ータを2次元形状データに変換したものであってよい。
【0028】加工プログラムチェック部9は、画像処理
装置3より加工素材形状データを、CAD装置30より
加工完了の加工物の3次元形状を定義した製品形状デー
タを各々入力し、同一座標位置における加工素材形状デ
ータと製品形状データとの差が予め規定されている標準
切り込み代より大きい否かを比較演算処理によって判別
し、その差が標準切り込み代より大きい場合には加工プ
ログラム変更指示の出力を行う。
【0029】加工適否チェック部11は、画像処理装置
3より加工素材形状データを、CAD装置30より加工
完了の加工物の3次元形状を定義した製品形状データを
各々入力し、同一座標位置における加工素材形状データ
と製品形状データとの差が規定値より大きい否かを比較
演算処理によって判別し、その差が規定値より大きい場
合には加工プログラムの作成ミスあるいは加工素材の形
状異常であると判定して加工適否結果を出力する。
【0030】図2は本発明による各チェック方法を工作
機械上にてオンマシン方式にて実施する場合のシステム
構成図である。門形マシニングセンタ31は、ベッド3
3と、ベッド33上に配置されてX軸方向に移動可能な
ワークテーブル35と、ベッド33をY軸方向に跨いで
固定配置された門形固定フレーム37と、門形固定フレ
ーム37に上下方向(Z軸方向)に移動可能に設けられ
たクロスビーム39と、クロスビーム39にY軸方向に
移動可能に設けられたサドル41と、サドル41にZ軸
方向に移動可能に設けられたラム43とを有し、ワーク
テーブル35上に位置決め配置された加工素材Wの3次
元測定時にはラム43の下端に、加工ヘッドに代えてC
CDカメラとプロジェクタによる3次元撮像ヘッド45
を下向きに装着される。
【0031】3次元撮像ヘッド45は、画像処理装置4
7よりプロジェクタ駆動指令を与えられてワークテーブ
ル35上に位置決め配置されている加工素材Wをモアレ
式に立体的に撮像し、加工素材Wの画像データを3次元
画像処理装置47へ出力する。
【0032】サドル41には加工時にラム43に装着さ
れる加工ヘッドの主軸に装着される工具ホルダ、加工工
具を撮像する装着工具撮像用CCDカメラ49が取り付
けられている。
【0033】画像処理装置47は、3次元撮像ヘッド4
5のCCDカメラおよび装着工具撮像用CCDカメラ4
9より画像データを入力し、加工素材Wの3次元形状を
3次元座標で示す加工素材形状データを撮像画像の各ピ
クセル毎に生成し、加工素材形状データをコンピュータ
システムによるCAD/CAM装置51へ出力する。
【0034】また画像処理装置47は、装着工具撮像用
CCDカメラ49より画像データを入力し、主軸に装着
される工具ホルダ、加工工具の形状を示す実工具形状デ
ータを撮像画像の各ピクセル毎に生成し、実工具形状デ
ータCAD/CAM装置51へ出力する。
【0035】CAD/CAM装置51は、CAD機能に
よって加工完了の加工物の3次元形状を定義した製品形
状データを生成し、CAM機能によって製品形状データ
よりNCの加工プログラムを生成し、加工プログラムを
門形マシニングセンタ31のNC装置52へ出力する。
【0036】またCAD/CAM装置51は測定プログ
ラムをNC装置53へ出力し、NC装置52は3次元撮
像ヘッド45による加工素材Wの3次元形状の計測時あ
るいは装着工具撮像用CCDカメラ49による装着工具
撮像時には測定・撮像プログラムに従ってX、Y、Zの
各軸指令を門形マシニングセンタ31へ出力する。
【0037】これにより3次元撮像ヘッド45による加
工素材Wの3次元形状の計測時には3次元撮像ヘッド4
5と加工素材Wとの相対位置が予め規定されている位置
に設定される。
【0038】CAD/CAM装置51は、画像処理装置
47より加工素材形状データを入力すると共に、機械形
状データを入力し、チェックプログラムを実行すること
により干渉チェックと装着工具チェックと加工プログラ
ムチェックと加工適否チェックとを行う。
【0039】次に図3に示されているフローチャートを
参照して本発明によるチェック方法の具体的な実施手順
を説明する。なお、図4は加工素材形状と製品形状の一
例を示している。
【0040】まず加工素材形状データ(Xw(n) ,Yw
(n) ,Zw(n) )を読み込み(ステップ10)、そして
そのデータ数(計測データ数)Nwmax を求める(ステ
ップ20)。加工素材形状データ(Xw(n) ,Yw(n)
,Zw(n) )のデータ例が図5(a)に示されてい
る。
【0041】次に加工完了の加工物、即ち製品の3次元
形状を定義した製品形状データ(Xp(n) ,Yp(n) ,
Zp(n) )を読み込み(ステップ30)、そしてそのデ
ータ数(設計データ数)Npmax を求める(ステップ4
0)。製品形状データ(Xp(n) ,Yp(n) ,Zp(n)
)のデータ例が図5(b)に示されている。
【0042】次に加工素材形状データと製品形状データ
のZ軸方向の座標値Zw(n) とZp(n) との差額Zw
(n) −Zp(n) =ΔZ(n) を各データ(n=1〜Nwma
x )毎に算出し、図6に示されているようなZ方向差額
一覧表を作成する(ステップ50)。
【0043】また加工素材表面の各座標位置における法
線方向を加工素材形状データ(Xw(n) ,Yw(n) ,Z
w(n) )より算出し、加工素材形状データ(Xw(n) ,
Yw(n) ,Zw(n) )と製品形状データ(Xp(n) ,Y
p(n) ,Zp(n) )との比較によって面法線方向の差額
ΔL(n) を各データ(n=1〜Nwmax )毎に算出し、
図7に示されているような面法線方向差額一覧表を作成
する(ステップ60)。
【0044】次に加工適否チェックとして、Z方向差額
ΔZ(n) が予め設定されているZ方向差額規定値ΔZma
x より大きいか否かの判別を各データ(n=1〜Nwma
x )毎に行い、また面法線方向差額ΔL(n) が予め設定
されている面法線方向差額規定値ΔLmax より大きいか
否かの判別を各データ(n=1〜Nwmax )毎に行い
(ステップ70)、ΔZ(n) >ΔZmax あるいはΔL
(n) >ΔLmax の関係が一つでも成立していれば、加工
プログラム作成ミスあるいは加工素材Wの形状異常であ
ると判定してエラー出力を行い、チェックルーチンを打
ち切り終了する(ステップ80)。
【0045】この加工適否チェックが適合状態にて完了
すると、次に加工プログラムチェックとして、Z方向差
額ΔZ(n) あるいは面法線方向差額ΔL(n) を切り込み
方向取り代として予め設定されている標準切り込み方向
切り込み代ΔCより大きいか否かの判別を各データ(n
=1〜Nwmax )毎に行い(ステップ90)、ΔZ(n)
またはΔL(n) >ΔCの関係が一つでも成立していれ
ば、加工回数の変更を促すための加工プログラム変更の
メッセージをモニタ出力する(ステップ100)。
【0046】このモニタ出力によりCAD/CAM装置
49のモニタ画面は加工プログラムの編集画面になり、
加工回数の変更を要する行目の加工プログラムが画面表
示される。
【0047】これによりオペレータは加工回数の変更を
実行する。なお、この加工回数の変更数はCAD/CA
M装置による内部処理で自動的に設定され、オペレータ
は加工回数の変更についてイエス、ノーの確認だけを行
えばよいようなっていてもよい。
【0048】上述の加工適否チェックと加工プログラム
チェックが完了すると、次に干渉チェックを開始する。
干渉チェックに際しては、まず機械情報として主軸頭の
形状データと、工具ホルダの形状データと、工具情報と
して工具の直径、軸長などによる形状データとを読み込
む(ステップ110)。これらのデータは各主軸頭、工
具毎に予めCAD/CAM装置49に入力されており、
これらデータの組み合わせによって加工工具、工具ホル
ダを装着された主軸頭を含む機械側の3次元形状を定義
した機械形状データが得られる。
【0049】次に加工プログラムとしてNCプログラム
を読み込み(ステップ120)、1ブロック毎に干渉チ
ェックを実行する(ステップ130〜150)。この干
渉チェックはNCプログラムの各ブロックにおける送り
指令より定義される主軸頭とワークテーブル35との相
対移動位置における加工工具、工具ホルダを含む主軸頭
がワークテーブル35上の加工素材Wに衝突するか否か
を判別するものであり、主軸頭とワークテーブル35と
の相対移動位置データと機械形状データとから機械側の
占有空間の座標値を演算し、この座標値と加工素材形状
データ(Xw(n) ,Yw(n) ,Zw(n) )と比較により
加工素材Wの座標位置が機械側の占有空間に入っている
か否かを判別し、加工素材Wの座標位置が機械側の占有
空間に入っている場合には加工素材Wと機械とが干渉す
ると判定する。干渉する場合には干渉することを表した
メッセージをモニタ出力し(ステップ160)、チェッ
クルーチンを打ち切り終了する。
【0050】加工素材Wと機械とが干渉しない場合に
は、装着工具チェックを行う(ステップ170)。この
装着工具チェックは、実工具形状データと工具形状デー
タとを比較照合して実工具形状データと工具形状データ
とが相違しているか否かの判別するものであり、相違し
ている場合には加工工具、工具ホルダの装着ミスである
と判定し、工具装着ミスであることを表したメッセージ
をモニタ出力する(ステップ180)。
【0051】次に図8〜図11を参照して干渉チェック
の具体例を説明する。図8に示されているように、サド
ル53のラム55にはアタッチメント57によって主軸
59が取り付けられており、主軸59の先端にはツール
ホルダ61によって加工工具63が交換可能に装着され
ており、加工工具63はY軸方向とZ軸方向へ移動可能
になっている。
【0052】ワークテーブル65は、ベッド67上をX
軸方向へ移動可能になっており、テーブル面上に治具6
9によって加工素材Wを取り付けられている。
【0053】ここで、図9に示されているように、ワー
クテーブル65の中心の機械座標を機械基準座標値(X
0 ,Ym0 ,Zm0 )とし、また図10に示されてい
るように、主軸57の先端面を主軸Z軸基準位置、主軸
57の回転中心位置を主軸X軸基準位置、主軸Y軸基準
位置Ys0 とし、これの各部の寸法Ls1 、Ls2 、L
3 、Ds1 、Ds2 、Ds3 とし、また図11に示さ
れているように、ツールホルダ61および加工工具63
の各部の寸法Lt1 、Lt2 、Lt3 、Dt1、D
2 、Dt3 とする。なお、機械基準座標値(Xm0
Ym0 ,Zm0 )はワークテーブル65における被加工
物Wの取り付け位置原点であり、これは機械原点座標値
との偏差を示す。
【0054】治具69によってワークテーブル65に取
り付けられている加工素材Wのワーク座標系の原点と機
械基準座標値(Xm0 ,Ym0 ,Zm0 )との差を(X
ori,Yori,Zori)とすると、加工素材Wの
機械座標系での座標値(Xwm(n) ,Ywm(n) ,Zw
m(n) )は下式により求められる。この座標値(Xwm
(n) ,Ywm(n) ,Zwm(n) )は機械原点座標値に対
するグローバルな座標値である。
【0055】 Xwm(n) =Xm0 +Xw(n) −Xori Ywm(n) =Ym0 +Xw(n) −Yori Zwm(n) =Zm0 +Zw(n) −Zori 加工工具63を含む主軸頭部分の機械座標系での座標位
置を(Xtm,Ytm,Ztm)、NCデータによる座
標位置を(Xnc,Ync,Znc)とすると、下式に
よりNCデータによる座標位置(Xnc,Ync,Zn
c)と機械座標系での座標位置(Xtm,Ytm,Zt
m)との変換が行われる。
【0056】Xtm=Xnc Ytm=Ync Ztm(k) =Znc−Zm0 −L(k) ただし、L(k=1〜6)で、 L1 =Lt12 =Lt23 =Lt34 =−Ls15 =−Ls1 +Ls26 =−Ls1 +Ls3 座標位置(Xtm,Ytm,Ztm)で、半径R(k) 、
軸長L(k) で決まる円筒空間C(k) 内に加工素材Wの機
械座標系での座標位置Pn(Xwm(n) ,Ywm(n) ,
Zwm(n) )が含まれるか否かの判別を数値演算により
行う。
【0057】ただし、R(k=1〜6)で、 R1 =Dt1 /2 R2 =Dt2 /2 R3 =Dt3 /2 R4 =Ds1 /2 R5 =Ds2 /2 R6 =Ds3 /2 C( k=1〜6)=半径R( k=1〜6)、軸長L( k=1〜6)に
よる各部の円筒空間 座標位置Pnが円筒空間C(k) 内に含ない場合は「干渉
なし」であり、座標位置Pnが円筒空間C(k) 内に含れ
る場合は「干渉あり」である。
【0058】また加工素材Wの機械座標系での座標位置
Pn(Xwm(n) ,Ywm(n) ,Zwm(n) )より加工
素材Wの表面がなす曲面Sを示す数式を作成し、座標位
置(Xtm,Ytm,Ztm)で、半径R(k) 、軸長L
(k) で決まる円筒空間C(k)と曲面Sとが交差するか否
かの判別を数値演算により行う。
【0059】円筒空間C(k) と曲面Sとが交差しない場
合は「干渉なし」であり、円筒空間C(k) と曲面Sとが
交差する場合は「干渉あり」である。
【0060】なお、加工素材の3次元形状の計測は、工
作機械のワークテーブル上以外に、3次元測定検出器の
保持手段と、加工素材を3次元測定検出器による3次元
形状計測位置に位置決め配置できるテーブルとを有し、
必要に応じてそのテーブルがXYステージにより構成さ
れている工作機械とは別の3次元形状計測装置を使用し
て行われてもよい。
【0061】また加工素材の3次元形状の計測は、CC
Dカメラを使用した3次元撮像装置による撮像データに
よるもの以外に、触針を使用した3次元形状計測装置に
より行われてもよい。
【0062】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による工作機械のための干渉チェック方法および加工プ
ログラムチェック方法および加工適否チェック方法によ
れば、干渉チェック、加工プログラムの作成ミスの発
見、加工プログラムの変更の必要性を見いだすこと、加
工素材の形状異常の発見が、3次元測定検出器によって
加工素材の3次元形状を計測して得られた加工素材形状
データと機械形状データ、製品形状データとの比較によ
り、作業者の目視によることなく、すべて自動的に的確
に能率よく行われるようになり、さらには工作機械に装
着された加工工具、工具ホルダの撮像データ(実工具形
状データ)と工具形状データとの比較照合によって工具
の装着ミスの発見も作業者の目視によることなく、すべ
て自動的に的確に行われるようになり、プルーブアウト
を含む運転準備時間を短縮して能率よく安全に工作機械
の運転が行われ得るようになる。
【0064】3次元測定検出器による加工素材の3次元
形状の計測を工作機械とは別の3次元形状計測装置によ
り行う場合には、加工素材の3次元形状計測のために工
作機械を占有することがなく、工作機械の稼働率を低下
することがない。また複数個の加工素材を順次に加工す
る場合には、一つの加工素材の加工中に、次の加工素材
の3次元形状計測を行うことができ、全体の加工に要す
る時間を短縮することができる。
【0065】これに対し、工作機械の主軸頭に、加工工
具に代えて3次元測定検出器を装着し、主軸頭とワーク
テーブルとを工作機械の座標軸方向に相対移動させるこ
とにより、工作機械の座標軸上でオンマシン方式に加工
素材の3次元形状の計測を行う場合には、3次元形状計
測のために特別なXYステージなどが必要でなく、また
加工素材の位置決め位置が形状計測時と加工時とで変動
することがなく、干渉チェックの信頼性がより一層向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による各チェック方法の実施に使用する
検査装置の一例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明による各チェック方法をオンマシン方式
にて実施する場合のシステム構成の一例を示すシステム
構成図である。
【図3】本発明によるチェック方法の具体的な実施手順
を説明するフローチャートである。
【図4】加工素材形状と製品形状の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】(a)は加工素材形状データの一例を、(b)
は製品形状データの一例を各々示す説明図である。
【図6】Z方向差額一覧表の一例を示す説明図である。
【図7】面法線方向差額一覧表の一例を示す説明図であ
る。
【図8】干渉チェックの具体例を示す説明図である
【図9】機械基準座標の設定例を示す説明図である。
【図10】主軸頭部分の形状を示す側面図である。
【図11】工具部分の形状を示す側面図である。
【符号の説明】
1 演算処理装置 3 画像処理装置 5 干渉チェック部 7 装着工具チェック部 9 加工プログラムチェック部 11 加工適否チェック部 13 CCDカメラ 15 プロジェクタ 17 3次元撮像装置 19 CCDカメラ 21 テーブル 29 プログラミング装置 30 CAD装置 31 門形マシニングセンタ 35 ワークテーブル 41 サドル 43 ラム 45 3次元撮像ヘッド 47 3次元画像処理装置 49 装着工具撮像用CCDカメラ 51 CAD/CAM装置 52 NC装置 53 サドル 55 ラム 57 アタッチメント 59 主軸 61 ツールホルダ 63 加工工具 65 ワークテーブル 69 治具 W 加工素材
フロントページの続き (72)発明者 河野 真 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 野田 豊 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元測定検出器によって加工素材の3
    次元形状を計測して加工素材形状データを取得し、加工
    工具、工具ホルダを装着された主軸頭を含む機械側の3
    次元形状を定義した機械形状データを取得し、工作機械
    の主軸頭とワークテーブルとの相対移動位置にて前記加
    工素材形状データより与えられる前記加工素材の座標位
    置が前記機械形状データより与えられる機械側の占有空
    間に入っているか否かを演算処理手段による演算処理に
    よって判別し、加工素材の座標位置が機械側の占有空間
    に入っている場合には加工素材と機械とが干渉すると判
    定することを特徴とする干渉チェック方法。
  2. 【請求項2】 3次元測定検出器によって加工素材の3
    次元形状を計測して加工素材形状データを取得すると共
    に加工完了の加工物の3次元形状を定義した製品形状デ
    ータを取得し、演算処理手段による演算処理によって同
    一座標位置における前記加工素材形状データと製品形状
    データとの差が予め規定されている標準切り込み代より
    大きい否かを判別し、それが大きい場合には加工プログ
    ラムの変更指示を行うことを特徴とする加工プログラム
    チェック方法。
  3. 【請求項3】 3次元測定検出器によって加工素材の3
    次元形状を計測して加工素材形状データを取得すると共
    に加工完了の加工物の3次元形状を定義した製品形状デ
    ータを取得し、同一座標位置における前記加工素材形状
    データと製品形状データとの差が規定値より大きい否か
    を演算処理手段による演算処理によって判別し、同一座
    標位置における前記加工素材形状データと製品形状デー
    タとの差が規定値より大きい場合には前記加工プログラ
    ムの作成ミスあるいは加工素材の形状異常であると判定
    することを特徴とする加工適否チェック方法。
  4. 【請求項4】 工作機械に装着された加工工具、工具ホ
    ルダを撮像して実工具形状データを取得し、加工工具、
    工具ホルダの形状を定義した工具形状データを取得し、
    前記実工具形状データと前記工具形状データとを演算処
    理手段によって比較照合し、前記実工具形状データと前
    記工具形状データとが相違している場合には加工工具、
    工具ホルダの装着ミスであると判定することを特徴とす
    る請求項1に記載の干渉チェック方法。
  5. 【請求項5】 前記3次元測定検出器による加工素材の
    3次元形状の計測は、前記3次元測定検出器の保持手段
    と、加工素材を前記3次元測定検出器による3次元形状
    計測位置に位置決め配置できるテーブルを有する工作機
    械とは別の3次元形状計測装置を使用して行うことを特
    徴とする請求項1また4に記載の干渉チェック方法ある
    いは請求項2に記載の加工プログラムチェック方法ある
    いは請求項3に記載の加工適否チェック方法。
  6. 【請求項6】 工作機械の主軸頭に加工工具に代えて前
    記3次元測定検出器を装着し、前記主軸頭と加工素材を
    設置された工作機械のワークテーブルとを工作機械の座
    標軸方向に相対移動させて前記加工素材の3次元形状の
    計測を工作機械の座標軸上で行うことを特徴とする請求
    項1また4に記載の干渉チェック方法あるいは請求項2
    に記載の加工プログラムチェック方法あるいは請求項3
    に記載の加工適否チェック方法。
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