JP3071812B2 - 画像検査方法 - Google Patents

画像検査方法

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JP3071812B2
JP3071812B2 JP2254175A JP25417590A JP3071812B2 JP 3071812 B2 JP3071812 B2 JP 3071812B2 JP 2254175 A JP2254175 A JP 2254175A JP 25417590 A JP25417590 A JP 25417590A JP 3071812 B2 JP3071812 B2 JP 3071812B2
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喜一 土井
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この発明は、基準となる画像と対象とする画像を比較
して検査する画像検査方法に関するものである。
【従来の技術】
画像検査方法は、広く一般に使用されているが、その
検査方法は検査対象の画像をセンサによりメモリに取り
込んで、前もって基準として設定されている基準画像と
比較する方法が用いられている。比較の方法は、検査対
象のある位置の画像情報が基準画像の同一位置の画像情
報と同一あるいは許容範囲内であれば良品と判定するこ
とにより行う。この検査方法では、許容範囲の設定が検
査精度に大きく影響するため、いろいろな工夫がなされ
ている。 例えば人間の視覚特性を考慮して、周辺の画像情報を
含めて許容範囲を動的に設定する等の方法である。この
方法では、許容範囲を画像情報の位置ごとの演算処理に
より行うため、検査時間が大幅に増加するという欠点が
あった。 このような検査時の演算処理を避ける方法として、イ
ンデックス法がある。この方法は、ある位置の画像情報
の取りうる値と評価値をテーブル形式としたものであ
る。 第7図(a),(b)は、インデックス法を説明する
ための図である。 第7図において、第7図(a)の1は基準画像、第7
図(b)の2はR(x,y)の画像情報として取り得るレ
ベルR(x,y)をレベル0からレベルLに分けそれぞれ
のレベルでの評価値をテーブルにした評価値テーブルで
ある。数値で示した0から100の値が評価値である。以
下に、第7図(a),(b)を用いてインデックス法に
よる従来方法を説明する。 まず、第7図(a)ではR(x,y)の点線枠で示すよ
うな近傍の、例えばR(x,n+y+n)の濃度レベルが
検査画像のR(x,y)のレベルR(x,y)であっても許容
することとし、評価値テーブル2のレベルのうちレベル
R(x+n,y+n)に対応するレベルの評価値を“0"と
設定している。また、同様に、基準画像のR(x,y)の
レベルR(x,y)に対応するレベルの評価値も“0"と設
定している。予想されるレベル値より大きくはなれてい
るレベルの評価値は大きな値が設定してある。 次に、検査画像を取込み、検査画像のR(x,y)のレ
ベルを調べる。この時、調べたレベルに対応する評価値
テーブル2による評価値が前もって設定しておいた許容
値以上であれば不良品と判定したり、あるいはカラーの
画像情報を取り扱うのであれば検査画像のRGB 3種類の
画像情報に対して評価値を得て、その合計値により判定
する等が可能である。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インデックス法では位置、すなわち画
素ごとに評価値テーブル2を作成するために、検査画像
がA×B画素、レベルが0〜Lレベルおよび評価値がH
バイトにより構成されている時、A×B×L×Hという
大量のメモリを要するという欠点があった。したがっ
て、以上説明した従来方法では演算処理のない一定時間
での検査が可能であるが、大量のメモリを用意する必要
があった。 この発明の目的は、少ないメモリ量でインデックス法
を用いた画像検査方法を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
この発明においては、基準画像についてあらかじめ地
色の部分と多色の部分とその他の部分に分類したマップ
テーブルと、このマップテーブルに対応する各画素ごと
に、各々の色の取り得る濃度レベル対応に評価値をつけ
た評価値テーブルとを作成しておき、次に取り込んだ検
査画像の画素ごとの画像情報が地色の部分と多色の部分
とその他の部分のいずれに当たるかマップテーブルによ
り判定し、これによって評価値テーブルを選択し、前記
評価値テーブルから検査画像の画素の濃度レベルに対応
する評価値を読み取り、その評価値により合否を判定す
るものである。
【作用】
この発明においては、印刷画像の多くが紙やプラスチ
ックなどの印刷対象物に印刷されているため、センサに
より取り込んだ画像情報の大部分が印刷対象物の地色で
あること、および簡単な印刷ではフルカラーでなく多色
印刷であることが多いことよりテーブルを共用化したこ
とにより使用するメモリ量が少なくなる。
【実施例】
第1図はこの発明による基準画像11の入力例を示す
図、第2図は基準画像の基準マップであるマップテーブ
ル12を示す図、第3図(a)は、第1図のA部の詳細
図、第3図(b)は評価値テーブルの構成例を示す図、
第4図〜第6図は地色と印刷色を別マップにより構成し
た例を説明するための図を示す。 第3図(a)の11は基準画像、第3図(b)の13は評
価値テーブル、第4図の21は基準画像、第5図(a)の
22は地色の基準マップであるマップテーブル、第5図
(b)の23は印刷色の基準マップであるマップテーブ
ル、第6図の31はRのマップ値(0,0)のN×M画素、3
2はその評価値テーブル、33はGのマップ値(0,0)のN
×M画素、34はその評価値テーブル、35はBのマップ値
(0,0)のN×M画素、36はその評価値テーブル、41は
Rのマップ値(1,0)のN×M画素、42はその評価値テ
ーブル、43はGのマップ値(1,0)のN×M画素、44は
その評価値テーブル、45はBのマップ値(1,0)のN×
M画素、46はその評価値テーブル、51はRのマップ値
(1,1)のN×M画素、52はその評価値テーブル、53は
Gのマップ値(1,1)のN×M画素、54はその評価値テ
ーブル、55はBのマップ値(1,1)のN×M画素、56は
その評価値テーブルである。 なお、マップ値(0,0)とは前者の0が地色であるこ
と、後者の0が印刷色でないことを示している。また、
マップ値(1,0)は地色でなく印刷色でもない、すなわ
ち地色と印刷色が混在していることを示し、マップ値
(1,1)は印刷色であることを示している。さらに多色
の部分とは各色が同じ濃度で印刷された部分であり、地
色の部分でも多色の部分でもないその他の部分とは、地
色の部分と多色の部分の境界近傍を指す。以下に第1図
〜第6図を用いてこの発明の実施例を説明する。 第1図は基準画像例である。基準画像11はメモリの削
減、処理の効率化をはかるために、破線で囲まれた枠
(N×M画素)を処理の単位とする。青の部分は多色
(この場合は青のみ)の部分を示し、その他は地色の部
分である。まず、基準画像11は画像対応でセンサより取
り込みディスプレイに表示する。次に、ディスプレイ上
からカーソルあるいはマウスにより地色の部分を指定す
る。この指定した地色の画像情報と基準画像11のすべて
の画素を比較してN×M画素のすべてが地色であれば
“0"、地色でない部分が存在すれば“1"とする第2図に
示すようなマップテーブル12を作成する。これらのN×
M画素を単位とした処理部分の中で、“0"で示した部分
はテーブルとして1種類を設定し、これと検査画像の情
報を比較すればよい。この比較により、地色の部分の汚
れのついているような場合は検出可能である。“1"で示
した部分は、第1図および第2図のメッシュで示す部分
を例として取り上げ、拡大して第3図(a)に示す。第
3図(a)において、5×5画素の中で、青の部分は右
下部の2画素のみである。これらの画素のすべてについ
て評価値テーブル13を作成することになるが、図中のR
(x,y)で示した部分の評価値テーブル13は、R(x,y)
の周囲1画素分を許容範囲とするとR(x,y)のレベル
は、R(x−1,y−1),R(x,y−1),R(x+1,y−
1),R(x−1,y),R(x,y),R(x+1,y),R(x−1,y
+1),R(x,y+1),R(x+1,y+1)と同等となる可
能性がある。これらのうち、レベルR(x−1,y−
1),レベルR(x,y−1),レベルR(x+1,y−
1),レベルR(x−1,y),レベルR(x,y),レベル
R(x−1,y+1),レベルR(x,y+1)は同一レベル
であることにより評価値は“0"である。また、R(x+
1,y),R(x+1,y+1)も第3図に示すように同一レベ
ルであり、評価値は“0"である。 第4図〜第6図は地色と印刷色を別マップにより構成
した例である。第4図において、基準画像21の中で、21
−1,21−3は地色、21−2は印刷色である。基準画像21
のマップテーブルは、地色については第5図(a)のマ
ップテーブル22、印刷色については第5図(b)のマッ
プテーブル23に示すとおりである。ここでは印刷色と地
色の境界付近(その他の部分と称している部分)と印刷
色の一様な部分とを比較すると、境界付近で地色と印刷
色の中間的な色として検出されることを考慮して別マッ
プテーブルにより構成する。地色基準マップ値,印刷色
基準マップ値で示すと、(0,0)および(1,1)のN×M
画素は1種類の評価値テーブル32,52で設定可能であ
る。一方、(1,0)は全部で8個あるため5×5×8の
合計200個の評価値テーブルを用いる。これによって、
境界に傾斜や起伏あるいは突起があっても画素ごとの評
価値テーブルを用いて検査可能である。また、カラー画
像であれば図中で示したようにRGB3種類のテーブルが設
定される。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、基準画像について
あらかじめ地色の部分と多色の部分とその他の部分に分
類したマップテーブルと、このマップテーブルに対応す
る各画素ごとに、各々の色の取り得る濃度レベル対応に
評価値をつけた評価値テーブルとを作成しておき、次に
取り込んだ検査画像の画素ごとの画像情報が地色の部分
と多色の部分とその他の部分のいずれに当たるかマップ
テーブルにより判定し、これによって評価値テーブルを
選択し、前記評価値テーブルから検査画像の画素の濃度
レベルに対応する評価値を読み取り、その評価値により
合否を判定するようにしたので、印刷画像の多くが紙や
プラスチックなどの印刷対象物に印刷されているため、
センサにより取り込んだ画像情報の大部分が印刷対象物
の地色であること、および簡単な印刷ではフルカラーで
なく多色印刷であることが多いため、取り得るレベルと
評価値との評価値テーブルを共用化したことにより少な
いメモリ量による画像検査方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による基準画像の入力例を示す図、第
2図は基準画像の基準マップを示す図、第3図(a),
(b)はテーブルの構成例、第4図〜第6図は地色と印
刷色を別マップにより構成した例を示す図、第7図はイ
ンデックス法による従来方法を説明する図である。 図中、11,21は基準画像、12はマップテーブル、22は地
色のマップテーブル、23は印刷色のマップテーブル、31
はRのマップ値(0,0)のN×M画素、32はその評価値
テーブル、33はGのマップ値(0,0)のN×M画素、34
はその評価値テーブル、35はBのマップ値(0,0)のN
×M画素、36はその評価値テーブル、41はRのマップ値
(1,0)のN×M画素、42はその評価値テーブル、43は
Gのマップ値(0,1)のN×M画素、44はその評価値テ
ーブル、45はBのマップ値(0,1)のN×M画素、46は
その評価値テーブル、51はRのマップ値(1,1)のN×
M画素、52はその評価値テーブル、53はGのマップ値
(1,1)のN×M画素、54はその評価値テーブル、55は
Bのマップ値(1,1)のN×M画素、56はその評価値テ
ーブルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 良二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 平成2年度第18回画像電子学会全国大 会予稿集「高精度フルカラー印刷欠陥検 査システムの実用化」pp93−96,1990 /6/5 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準画像と検査画像を比較し、その評価値
    により合否を判定する画像検査方法において、前記基準
    画像についてあらかじめ地色の部分と多色の部分とその
    他の部分に分類したマップテーブルと、このマップテー
    ブルに対応する各画素ごとに、各々の色の取り得る濃度
    レベル対応に評価値をつけた評価値テーブルを作成して
    おき、次に取り込んだ検査画像の画素ごとの画像情報が
    前記地色の部分と多色の部分とその他の部分のいずれに
    当たるか前記マップテーブルにより判定し、評価値テー
    ブルを選択し、前記評価値テーブルから検査画像の画素
    の濃度レベルに対応する評価値を読み取り、その評価値
    により合否を判定することを特徴とする画像検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10183226B2 (en) 2015-03-27 2019-01-22 Tomy Company, Ltd. Spinning top toy
KR102388533B1 (ko) * 2019-02-26 2022-04-20 가부시키가이샤 다까라토미 팽이 완구

Non-Patent Citations (1)

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Title
平成2年度第18回画像電子学会全国大会予稿集「高精度フルカラー印刷欠陥検査システムの実用化」pp93−96,1990/6/5

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KR102388533B1 (ko) * 2019-02-26 2022-04-20 가부시키가이샤 다까라토미 팽이 완구

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