JP2922586B2 - 高密度布帛の製造方法 - Google Patents

高密度布帛の製造方法

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【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、まろやかでソフトな風合を有すると共に優
れたハリや腰を有する高密度布帛の製造方法に関するも
のである。
【従来の技術】
近年、衣料分野において、まろやかでソフトな風合
と、ハリや腰と称される反発性の良好な風合とを兼ね備
えた布帛の要望が強くなってきている。 この要望に対し、従来は、糸条の強い撚を加え、この
糸は用い製編織して布帛を得る方法が採用されている。
確かに、布帛を構成する糸条に強い撚を与えると、布帛
にハリや腰を付与することができる。しかしながら、糸
条自体の風合低下が激しく、まろやかでソフトな風合を
布帛に与えることが困難であった。 このため、剛性の高いポリエステルフィラメント糸と
剛性が低く柔らかいポリエステルフィラメント糸とを引
き揃え、合撚した合撚糸、或いは両糸を流体によって交
絡処理した交絡糸等を使用して布帛を得る方法も採用さ
れている。確かに、この方法においても剛性の高いポリ
エステルフィラメント糸によってハリや腰が与えられ、
柔らかいポリエステルフィラメント糸によってソフトな
風合が与えられる。しかしながら、この布帛の表面には
両糸が露出しているため、両糸の染色性の差によって布
帛表面にイラツキが生じるということがあった。また、
まろやかな風合を与えるために、この布帛にアルカリ減
量処理を行うと、ハリや腰が低下しやすいという欠点が
あった。以上の如き欠点は、剛性の高いポリエステルフ
ィラメント糸と極細ポリエステルフィラメント糸とより
なる合撚糸等を用いた場合に、特に顕著であった。
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は剛性の高いポリエステルフィラメン
ト糸としてある特定の条件を満足するフィラメント糸を
使用し、且つ剛性の低いポリエステルフィラメント糸と
してある特定のフィラメント糸を使用し、両糸を混繊交
絡等した混繊糸条が所定量含有されている編織物に、あ
る特定のアルカリ減量処理を旋すことにより、まろやか
でソフトな風合とハリや腰のある風合とを兼ね備えた高
密度布帛を提供しようというものである。
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、太繊度ポリエステルフィラメント糸
と細繊度ポリエステルフィラメント糸とからなる混繊糸
条が少なくとも35重量%以上含有されてなる編織物を、
精練及びリラックス収縮処理した後、アルカリ減量処理
を行う高密度布帛の製造方法であって、前記太繊度ポリ
エステルフィラメント糸は、熱水収縮率が20%以上であ
ること、ピーク温度が100℃以上であること、最大熱応
力値が0.4g/d以上であることの三条件を満足し、また前
記細繊度ポリエステルフィラメント糸は熱水収縮率が20
%未満であり、更に前記アルカリ減量処理におけるアル
カリ減量率は0.2Rx≦N≦1.25Rx(但し、Nはアルカリ
減量率を表し、Rxはリラックス収縮処理時における収縮
率を表す。)であることを特徴とする高密度布帛の製造
方法に関するものである。 本発明において使用する太繊度ポリエステルフィラメ
ント糸は、熱水収縮率が20%以上であること、ピーク温
度が100℃以上であること、最大熱応力値が0.4g/d以上
であることの三条件を満足するものである。 ここで、熱水収縮率とは、以下の如き方法で測定され
るものである。即ち、綛上機で糸条を一定長だけ捲上
げ、その初荷重1g/d下での長さがl0であり、次に無拘束
の状態で沸騰する熱水中で15分間処理し、その後自然乾
燥してその初荷重1g/d下での長さがl1であったとき、次
式によって算定される値である。熱水収縮率(%)=
〔(l0−l1)/l0〕×100である。本発明において、太繊
度ポリエステルフィラメント糸の熱水収縮率は20%以上
でなければならない。特に、熱水収縮率が22〜60%であ
るのが好ましい。熱水収縮率が20%未満であると、編織
物の収縮率が少なく、得られる布帛に良好なハリや腰を
与えにくくなる。 また、ピーク温度とは、熱水収縮率の最大値を示す時
の温度である。測定方法としては、前述の熱水収縮率測
定と同じ要領で、処理温度を種々変更して最大収縮率を
示す時の温度を検出するのである。本発明において、ピ
ーク温度は100℃以上でなければならない。ピーク温度
が100℃未満になると、低温で収縮する恐れがあり、収
縮工程以外の工程、例えば製織工程や染色工程等で収縮
し、混織糸条の特性が低下したり、編織物にシワを発生
させる恐れがあるので、好ましくない。 また、最大熱応力値とは、以下の如き方法で測定され
るものである。即ち、市販の乾燥収縮応力測定器を用い
て、試料を15cm径の輪としその初張力を60mg/dに設定
し、昇温速度300℃/60secのもとで測定を行い、その発
現された最大の応力値を測定するのである。本発明にお
いて、最大熱応力値は0.4g/d以上でなければならない。
特に、最大応力値は0.4〜0.7g/dが好ましく、更に0.45
〜0.65g/dが最も好ましい。最大熱応力値が0.4g/d未満
であると、収縮工程において十分な収縮挙動が得られ
ず、得られる布帛に良好なハリや腰を与えにくくなる。 本発明に使用する太繊度ポリエステルフィラメント糸
は、上記の三条件を満足しなければならず、一つの条件
でもその範囲外であれば本発明の目的を達成することが
できない。例えば、熱水収縮率が40%であっても、最大
熱応力値が0.4g/d未満であると、収縮工程で編織物の十
分な収縮挙動が得られず、ハリや腰のある布帛を得るこ
とが困難になる。また、最大熱応力値が0.4g/d以上であ
っても、熱水収縮率が20%未満であれば、編織物に十分
な収縮挙動を与えることができず、ハリや腰のある布帛
を得ることが困難になる。 本発明において、太繊度ポリエステルフィラメント糸
という文言中の太繊度の意味は、もう一方の繊維度ポリ
エステルフィラメント糸の繊度よりも太いという相対的
な意味に使用されている。従って、太繊度とは具体的に
何デニール以上であるかは特に限定されないが、一般的
には2デニール(d)以上であるのが好ましい。 本発明において使用する太繊度ポリエステルフィラメ
ント糸の原料としては、三元共重合体ポリエステルを使
用するのが好ましい。例えば、エチレングリコールとテ
レフタル酸の合計が85モル%以上であり、イソフタル酸
が15モル%以下よりなるポリエステルを使用するのが好
ましい。 本発明において使用する細繊度ポリエステルフィラメ
ント糸は、熱水収縮率が20%未満であることが必要であ
る。熱水収縮率が20%以上になると、編織物全体の収縮
が激しく、得られる布帛が硬化する恐れがあるので、好
ましくない。なお、この場合の熱水収縮率も、前記と同
様の方法で測定されるものである。 細繊度ポリエステルフィラメント糸という文言中の細
繊度の意味は、もう一方の太繊度ポリエステルフィラメ
ント糸の繊度よりも細いという相対的な意味に使用され
ている。従って、細繊度とは具体的に何デニール以下で
あるかは特に限定されないが、一般的には2デニール
(d)以下であるのが好ましい。細繊度ポリエステルフ
ィラメント糸の繊度が2デニールを超えると、混繊糸条
の剛性が高くなりすぎて、得られる布帛の風合が硬化す
る傾向が生じる。 上記した太繊度ポリエステルフィラメント糸と細繊度
ポリエステルフィラメント糸とを混繊して混繊糸条を得
る。両糸を混繊するには、例えば、両糸を引き揃えて合
撚するか又は流体による交絡処理を旋せばよい。 次いで、この混繊糸条を用いて編織物を得る。この
際、混繊糸条が編織物全体の重量の35重量%以上となる
ようにする。混繊糸条以外の糸条としては、従来一般的
に使用されている糸条を採用することができる。混繊糸
条が35重量%未満になると、結局ある特定の物性を持つ
太繊度ポリエステルフィラメント糸の量が少なくなり、
編織物の収縮性が低下し、得られる布帛にハリや腰を付
与することが困難になる。なお、編織物としては、平織
組織等の織物、又は緯編組織や経編組織の編物を挙げる
ことができる。 この編織物精練及びリラックス収縮処理する。精練
は、一般的に用いられている連続精練装置や液流染色機
等を使用して、所望により糊抜き剤等を併用し70〜100
℃の熱水にて行うことができる。リラックス収縮処理
は、一般的に用いられている液流染色等を利用して、10
0℃以上、好ましくは110〜130℃の熱水で行う。 このリラックス収縮処理において、編織物は収縮す
る。この処理における収縮率を、本発明においてはRxで
表す。この収縮率Rxは、編織物の経方向及び緯方法の各
収縮率を測定し、収縮率の値の大きい方を採用したもの
である。このリラックス収縮処理によって、編織物中の
太繊度ポリエステルフィラメント糸が収縮し、高密度で
ハリや腰のある布帛となるのである。 このリラックス収縮処理後に、アルカリ減量処理を行
う。このアルカリ減量処理には、従来公知の方法を採用
することができ、例えば苛性ソーダ水溶液中に編織物を
浸漬すればよい。本発明において重要なことは、このア
ルカリ減量処理においてアルカリ減量率(N)を一定の
範囲にすることである。即ち、0.2Rx≦N≦1.25Rxの範
囲でアルカリ減量処理を行うのである。アルカリ減量率
が、リラックス収縮処理時の収縮率の0.2倍より少ない
と、得られる布帛にソフト感やまらやかさを与えにくく
なるので、好ましくない。また、アルカリ減量率が、リ
ラックス収縮処理時の収縮率の1.25倍より多いと、リラ
ックス収縮処理で得られたハリや腰が低下するので、好
もしくない。なお、アルカリ減量率は次の式で算出され
るものである。即ち、N=〔(w0−w1)/w0〕×100であ
る。但し、w0はアルカリ減量処理前の編織物の重量を、
w1はアルカリ減量処理後の編織物の重量を表す。 以上のようにして、特殊な混繊糸条を用いて編織物を
得、この編織物を精練及びリラックス収縮処理した後、
ある特定の減量率となるようにアルカリ減量処理を行う
このにより、本発明に係る高密度布帛を製造することが
できるのである。なお、本発明において、リラックス収
縮処理とアルカリ減量処理との間に常法のプレセット加
工を行ってもよいし、またアルカリ減量処理した後に常
法の染色加工を行ってもよいことは勿論である。
【実施例】
実施例1 エチレングリコール成分とテレフタル酸成分以外にイ
ソフタル酸成分を12モル%添加したポリエステルを溶融
紡糸して、太繊度ポリエステルフィラメント糸を得た。
この太繊度ポリエステルフィラメント糸の熱水収縮率
は、25%であり、ピーク温度は132℃であり、最大熱応
力値は0.5g/dであった。また、この太繊度ポリエステル
フィラメント糸の繊度は平均2.5デニールであった。そ
してこのフィラメント糸で構成された30デニール/12フ
ィラメントのポリエステルマルチフィラメントを準備し
た。 一方、市販されている50デニール/48フィラメントの
ポリエステルマルチフィラメントを準備した。このマル
チフィラメントを構成する細繊度ポリエステルフィラメ
ント糸の熱水収縮率は6.0%であり、最大熱応力値は0.5
g/dであった。 上記の太繊度ポリエステルフィラメント糸よりなるマ
ルチフィラメントと、細繊度ポリエステルフィラメント
糸よりなるマルチフィラメントを引き揃えてインターレ
ース処理し、その後S−300T/Mの追撚を行い、混繊糸条
を得た。 この混繊糸条を経糸及び緯糸に用いて、平織物を製織
した。この平織物に、(株)日阪製作所製のサーキュラ
ー染色機を用いて、苛性ソーダ1g/,サンモールFL
(日華化学(株)製、界面活性剤)1g/を使用して、
温度80℃,時間20分間の条件で精練を行った。その後、
前記染色機を用いて、温度130℃,時間15分間の条件リ
ラックス収縮処理を行った。この結果、リラックス収縮
処理時における収縮率は、31%(経方向の収縮が大きか
ったため、経方向の収縮率を採用した。)であった。 リラックス収縮処理後、市金工業社(株)製のテンタ
ーを用いて、温度180℃,時間20秒間の条件でプレセッ
トを行った。その後、沸騰した苛性ソーダ40g/の溶液
中に65分間浸漬して、アルカリ減量処理を行った。この
結果、減量率は21重量%であった。 このようにして得られた布帛を、サーキュラー染色機
を使用して、常法のポリエステル染色(分散染料、Blue
中色)を行った。この後、更にサンスタットES−11(三
洋化成工業(株)製の帯電防止剤)を1.0%o.w.f付与
し、乾燥後、再び市金工業社(株)製のテンターを用い
て、温度170℃,時間20秒間の条件でファイナルセット
を行った。 以上のようにして得られた高密度布帛は、良好なハリ
や腰を有し、ソフトな風合を有するものであった。 比較例1 アルカリ減量処理として以下の条件を採用した以外
は、実施例1と同様にして布帛を製造した。即ち、アル
カリ減量処理の条件は、沸騰した苛性ソーダ40g/の溶
液中に8分間浸漬した。なお、この減量率は4重量%で
あった。以上のようにして得られた布帛は、良好な腰を
有するものの、粗剛感があってソフトな風合を有するも
のではなかった。 比較例2 アルカリ減量処理として以下の条件を採用した以外
は、実施例1と同様にして布帛を製造した。即ち、アル
カリ減量処理の条件は、沸騰した苛性ソーダ40g/lの溶
液中に125分間浸漬した。なお、この減量率は42重量%
であった。以上のようにして得られた布帛は、ソフトな
風合と良好なドレープ性を有するものの、ハリや腰が不
足し、風合バランスの悪いものであった。 比較例3 経糸に80デニール/60フィラメントのレギュラーポリ
エステルフィラメント糸を使用し、緯糸に実施例1で用
いた混繊糸と80デニール/60フィラメントのレギュラー
ポリエステルフィラメント糸とを交互に使用して平織物
を得た以外は、実施例1と同様にして布帛を製造した。
なお、この平織物中における混繊糸の重量割合は、20重
量%であった。以上のようにして得られた布帛は、織物
密度が低く、ハリや腰が不足するものであった。 比較例4 最大熱応力値が0.2g/dである以外は、実施例1と同様
の太繊度ポリエステルフィラメント糸を用いて、実施例
1と同様の方法により布帛を製造した。以上のようにし
て得られた布帛は、織物密度が低く、ハリや腰が不足
し、風合バランスの悪いものであった。 比較例5 細繊度フィラメント糸より構成されたポリエステルマ
ルチフィラメントとして50デニール/12フィラメントの
ものを用いる以外は、実施例1と同様の方法で布帛を製
造した。以上のようにして得られた布帛は、やや硬くて
ソフトな風合に乏しく、風合バランスの悪いものであっ
た。 比較例6 熱水収縮率が9.8%である以外は、実施例1と同様の
太繊度ポリエステルフィラメント糸を用いて、実施例1
と同様の方法により布帛を製造した。以上のようにして
得られた布帛は、織物密度が低く、ハリや腰がなく風合
が悪いものであった。 実施例2 平織物に代えて、混繊糸で四段両面組織編物を製編し
た以外は、実施例1と同様の方法で布帛を製造した。以
上のようにして得られた布帛は、良好なハリや腰を有
し、且つソフトな風合を有するもきであった。
【作用及び発明の効果】
本発明においては、ある特定の熱水収縮率,ピーク温
度,最大熱応力値を持つ太繊度フィラメント糸が混繊さ
れてなる混繊糸条を一定量用いて編織物を製編織し、こ
の編織物をリラックス収縮処理するので、編織物の高密
度化が図れる。従って、得られる布帛にはハリや腰と称
せられる反発力を付与することができる。 また、編織物中には細繊度フィラメント糸が混入され
ており、この細繊度フィラメント糸の熱水収縮率は太繊
度フィラメント糸の熱水収縮率よりも小さいので、リラ
ックス収縮処理後に主として編織物表面に細繊度フィラ
メント糸が現出することになる。従って、得られる布帛
にソフトな触感を与える。 更に、ある一定の範囲の減量率で編織物をアルカリ減
量処理するので、上記のハリや腰の低下を防止しなが
ら、得られる布帛にドレープ性やまろやかさを与える。 依って、本発明に係る製造方法によって得られる高密
度布帛は、良好なハリや腰と、ソフトな風合やまろやか
さを兼ね備えた高品位なものであり、衣料用として好適
に使用しうるものである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太繊度ポリエステルフィラメント糸と細繊
    度ポリエステルフィラメント糸とからなる混繊糸条が少
    なくとも35重量%以上含有されてなる編織物を、精練及
    びリラックス収縮処理した後、アルカリ減量処理を行う
    高密度布帛の製造方法であって、前記太繊度ポリエステ
    ルフィラメント糸は、熱水収縮率が20%以上であるこ
    と、ピーク温度が100℃以上であること、最大熱応力値
    が0.4g/d以上であることの三条件を満足し、また前記細
    繊度ポリエステルフィラメント糸は熱水収縮率が20%未
    満であり、更に前記アルカリ減量処理におけるアルカリ
    減量率0.2Rx≦N≦1.25Rx(但し、Nはアルカリ減量率
    を表し、Rxはリラックス収縮処理時における収縮率を表
    す。)であることを特徴とする高密度布帛の製造方法。
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