JP2003119646A - 難燃性ポリエステル布帛及び繊維製品 - Google Patents

難燃性ポリエステル布帛及び繊維製品

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JP2003119646A
JP2003119646A JP2001313047A JP2001313047A JP2003119646A JP 2003119646 A JP2003119646 A JP 2003119646A JP 2001313047 A JP2001313047 A JP 2001313047A JP 2001313047 A JP2001313047 A JP 2001313047A JP 2003119646 A JP2003119646 A JP 2003119646A
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flame
yarn
retardant polyester
retardant
weft
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JP2001313047A
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English (en)
Inventor
Akihiro Nishida
右広 西田
Kanji Sogo
完次 十河
Masahisa Matsuda
全央 松田
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来の難燃ポリエステルでは実現し得なかった
チンチラ調外観品位、ソフト感を実現させる。 【解決手段】燐原子を500〜50000ppm含有
し、フォスファフェナンスレン環を分子鎖の少なくとも
一部に有する共重合ポリエステルを溶融紡糸してなるポ
リエステルマルチフィラメント糸条を少なくとも一部に
使用してなる布帛構造物であり、織物一完全組織におけ
る経糸と緯糸の浮き数の比が1:1〜7:1、連続する
経糸及び/又は緯糸の最大浮き数が3〜7からなる難燃
性ポリエステル布帛。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燐原子を含有するポ
リエステルを用いた難燃性布帛であり、更に詳しくには
燐原子を含有するポリエステルを収縮率の異なる複数の
繊維を使用することによってソフトタッチ、膨らみ感と
チンチラ効果のある生地表面感を持たせた、カーテン、
テーブルクロス等、生活資材用途に好適な難燃性布帛に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からカーテン、椅子張り、ベットカ
バー他インテリア用途に於いては難燃性を要求されてお
り、特に公共団体の施設備品用途として難燃商品が多数
上市、展開されている。これらの大多数のものは後加工
による吸尽法、パディング法によるものであり、例えば
トリス(1−アジリジニル)ホスフィンオキシド、トリ
ス(2,3−ジブロムプロピル)ホスフェート、ビス
(2,3−ジブロムプロピル)ホスフェート化合物等が
その代表的なものとして例示される。
【0003】これらは毒性が強い有害物質として規制さ
れつつある物質で、特にCl、Br等ハロゲン化物は将
来使用禁止になる可能性が極めて高く、安全性が高い新
規難燃物質を早急に選択せねばならないという問題を抱
えている。更に後加工法による難燃処理は比較的安価で
あるが、耐久性に優れるものではなく繰り返し洗濯等で
難燃性能が極端に低下してしまうという問題を抱えてい
る。更に加工工程中の廃液内に毒性の強い有害物質が混
入、漏洩してしまう可能性が極めて高く、環境問題に発
展する可能性が否めない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の方
法を改善し、素材となるポリエステルに難燃物質を共重
合せしめた重合体からなる糸条を布帛化することで難燃
耐久性を向上させると共に後加工と比較し難燃性能も極
端に改善させつつ、従来の難燃ポリエステルでは実現し
得なかったチンチラ調外観品位、ソフト感を実現させる
ことを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成より
なる。燐原子を500〜50000ppm含有し、フォ
スファフェナンスレン環を分子鎖の少なくとも一部に有
する共重合ポリエステルを溶融紡糸してなるポリエステ
ルマルチフィラメント糸条を少なくとも一部に使用して
なる布帛構造物であり、織物一完全組織における経糸と
緯糸の浮き数の比が1:1〜7:1、連続する経糸及び
/又は緯糸の最大浮き数が3〜7であることを特徴とす
る難燃性ポリエステル布帛。
【0006】更にはポリエステルマルチフィラメント糸
がそれぞれ化学式(1)及び/又は化が式(2)で示さ
れる燐化合物を添加して得られる共重合ポリエステルか
らなる難燃性ポリエステル布帛。
【0007】
【化3】
【0008】
【化4】 (式中、R1は1価のエステル形成性官能基であり、R
2、R3は同じか或いは異なる基であり、それぞれハロゲ
ン原子、炭素数1〜10個の炭化水素基、R1より選ば
れ、Aは2価又は3価の有機残基を表す。また、n1は
1又は2であり、n2、n3はそれぞれ0〜4の整数を表
す。更にR4、R7はそれぞれ炭素数が1〜21のアルキ
ル基、アリール基、モノヒドロキシアルキル基又は水素
原子、R5は炭素数が1〜6のアルキル基或いはアリー
ル基、R6は炭素数が1〜10のアルキレン基を示
す。)
【0009】加えてポリエステルマルチフィラメント糸
が熱収縮特性の異なる、少なくとも2種以上の糸条の混
繊糸或いは合撚糸であって該糸条を経糸及び/又は緯糸
の少なくとも一部に使用するものであり、両者の熱収縮
率差が下記式を満足することを特徴とする難燃性ポリエ
ステル布帛。 (式2) 沸水収縮率差(ΔSHW); 20%≦ΔSHW≦65% また該難燃性ポリエステル布帛の繊維製品としての用途
がカーテン、椅子張り材、寝装寝具側地、壁紙材、テー
ブルクロスであることを発明の要旨とするものである。
【0010】本発明のポリエステル難燃性ポリエステル
布帛は、燐原子を500〜50000ppm含有し、フ
ォスファフェナンスレン環を分子鎖の少なくとも一部に
有する共重合ポリエステルを溶融紡糸してなるポリエス
テルマルチフィラメント糸条を少なくとも一部に使用し
てなる布帛構造物であることが望ましい。燐原子含有量
が500ppm未満の範囲では難燃性能が劣るだけでな
く、溶融紡糸及び延伸に於いて分子鎖が配向し易くなる
ため繊維の弾性率が向上し布帛構造物のソフト感が得難
くなり好ましくない。また燐原子含有量が50000p
pmを超過する範囲となれば燐原子を含有する燐化合物
の共重合量を増加させることが必要であり、得られるポ
リマーの融点が極端に低下し曵糸性が悪化するばかり
か、繊維の強度も低下してしまい実用に供するものには
ならない。燐原子含有量として好ましくは、1500〜
30000ppmであり、更に好ましくは3000〜1
0000ppmである。
【0011】本発明におけるポリエステルはテレフタル
酸又はナフタレンジカルボン酸を主たる酸成分とし少な
くとも1種のグリコール、好ましくはエチレングリコー
ル、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコー
ルから選択された少なくとも1種のアルキレングリコー
ルを主たるグリコール成分としてなるポリエステルを指
すものであり、難燃性能を付与するために燐化合物を共
重合させて得られるものである。
【0012】本発明の難燃性ポリエステル布帛で使用さ
れる燐化合物としてはポリエステルの構成成分であるジ
カルボン酸やジオールと反応してポリエステルに共重合
出来る化合物であることが必要である。特にポリエステ
ルの側鎖及び/又は末端に燐原子を導入出来る化合物で
あることが望ましく、単独の化合物のみでなく複数種の
化合物を同時に使用しても構わない。但し、ソフトな風
合いを得るためには分子鎖の配向を或程度抑制し、繊維
の弾性率をやや低下させることが好適であるため側鎖に
燐原子を導入した燐化合物を用いることが好ましい。ま
た、必要に応じて酸化防止剤や制電剤、顔料、艶消剤、
染色性改良剤等の添加物を必要に応じて含有させても構
わない。更に後加工工程、特に染色加工工程に於いて消
臭、抗菌、吸湿、芳香、制電、吸着その他の機能付与の
為に物理的及び/又は化学的処理を施しても構わない。
勿論、パディング法や吸尽法、サーモゾル法等による後
加工難燃処理の併用も必要に応じて実施することが出来
るが、環境汚染防止の為、特に加工廃液処理には注意を
要する。
【0013】本発明に使用される燐化合物としては以下
の化学式(1)及び/又は化学式(2)で示される化合
物であり、該燐化合物自体が共重合ポリエステルの一部
として組成されるものであることが、消費耐久性や環境
汚染防止等の観点から好ましい。
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】 (式中、R1は1価のエステル形成性官能基であり、R
2、R3は同じか或いは異なる基であり、それぞれハロゲ
ン原子、炭素数1〜10個の炭化水素基、R1より選ば
れ、Aは2価又は3価の有機残基を表す。また、n1は
1又は2であり、n2、n3はそれぞれ0〜4の整数を表
す。更にR4、R7はそれぞれ炭素数が1〜21のアルキ
ル基、アリール基、モノヒドロキシアルキル基又は水素
原子、R5は炭素数が1〜6のアルキル基或いはアリー
ル基、R6は炭素数が1〜10のアルキレン基を示
す。)
【0016】[化5]の具体例としては下記を例示する
ことが出来る。勿論、下記に限定されるものではなく、
一般式[化5]を満足する化合物は全て包括される。
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】
【化9】
【0020】
【化10】
【0021】
【化11】
【0022】得られた共重合ポリエステルは特公昭55
−41610号公報等に記載の公知の方法で重合させる
ことが可能であり、該共重合ポリエステルを常法の溶融
紡糸法によって糸条とすることが出来る。特に限定を加
えるものではないが、紡糸引取速度は1500〜400
0m/分の範囲で未延伸糸として巻き取った後、或いは
巻き取らずに連続して延伸処理し、更には延伸条件、熱
処理条件を種々変更することによって同一ポリマーから
高収縮糸と低収縮糸を得、これらを紡糸時或いは延伸時
に混繊することによって異収縮混繊糸条となす。単糸の
断面形状についても限定を加えるものではなく中実断
面、中空断面の何れであってもよく、丸断面の他、三角
断面、多葉断面、偏平断面等々の異型断面を目的・用途
に応じて適宜採用することが出来る。
【0023】異収縮混繊糸条を得る為には上記のように
延伸条件、熱処理条件を種々変更して収縮率差を付与す
るものであるが、該熱処理はプレートヒーター、ホット
ローラー等の接触加熱、チューブヒーター等の非接触加
熱の何れでもよい。また乾式、湿式の何れによっても構
わない。特に限定は加えるものではないが生産性、品質
の観点から接触式のローラー加熱が好ましく利用され
る。
【0024】本発明の難燃性ポリエステル布帛を得る為
にはフォスファフェナンスレン環を分子鎖の少なくとも
一部に有する共重合ポリエステルを溶融紡糸して得られ
たポリエステルマルチフィラメント糸条を少なくとも一
部に使用してなる布帛構造物であるが、該共重合ポリエ
ステルの布帛に対する重量比として少なくとも55重量
%以上、好ましくは70重量%以上を占めていることが
難燃性能を保持する上で望ましい。布帛構造物を得る際
に使用する織機としてはエアージェットルーム、レピア
ルーム、プロジェクタイルルーム、ウォータージェット
ルームの何れも用いることが可能であるが、布帛構造物
の外観品位、特にチンチラ感を付与するためには加工工
程以前の熱付与を極力避ける必要がある。ウォータージ
ェットルーム使用の場合には生機乾燥温度を55℃未満
の乾燥温度で処理することが好ましい。
【0025】本発明の難燃性ポリエステル布帛にソフト
タッチ、適度な膨らみ感とチンチラ効果のある生地表面
感を付与するためには織物一完全組織における経糸と緯
糸の浮き数の比が1:1〜7:1、連続する経糸及び/
又は緯糸の最大浮き数が3〜7の範囲であることが望ま
しい。織物一完全組織における経糸と緯糸の浮き数の比
が7:1を超過すると織物はメヨレやピリング、スナッ
グが極端に生じ易くなり消費性能的に好ましいものには
ならない。また1:1未満、即ち緯糸の浮き数が経糸の
浮き数より大きい場合についても耐スナッグ、ピリング
特性が悪いものになり好ましくない。
【0026】織物一完全組織における経糸と緯糸の浮き
数の比が1:1とは平織、2/2綾織、3/3綾織、平
二重織、二重朱子織等が例示され、経糸の浮き数比が大
きいものは朱子織及び変則綾織、変則朱子織、ジャガー
ド織等々が含まれる。加えて連続する経糸及び/又は緯
糸の最大浮き数が3〜7の範囲であることがチンチラ効
果を与える上で有効であることから上記の内、平織、2
/2綾織等が除外され3/3綾織、平二重織、二重朱子
織、朱子織、変則綾織、変則朱子織、ジャガード織等々
が適用される。好ましい織組織としては朱子織を基本と
する組織であり5枚経朱子をベースとした二重朱子織、
7枚経朱子織、各種ジャガード織等が例示される。尚、
経糸及び/又は緯糸の最大浮き数が3未満となればチン
チラ効果を与えることが困難であるばかりか適度な生地
厚みを得ることが出来ない。また、7を超過する範囲で
あればスナッグ、ピリングを極端に生じさせ易くなり消
費性能的に好ましいものには仕上らない。
【0027】更に本発明の難燃性ポリエステル布帛に適
度な膨らみ感、ソフトタッチ、チンチラ効果のある外観
を与える為には燐原子を500〜50000ppm含有
し、フォスファフェナンスレン環を分子鎖の少なくとも
一部に有する共重合ポリエステルを溶融紡糸してなるポ
リエステルマルチフィラメント糸が熱収縮特性の異な
る、少なくとも2種以上の糸条の混繊糸或いは合撚糸に
よって構成されていることが望ましく、更には該糸条を
経糸及び/又は緯糸の少なくとも一部に使用して構成さ
れた布帛であることが好ましく、該マルチフィラメント
糸を構成する低収縮糸/高収縮糸の熱収縮率差(ΔSH
W)が20%以上65%以下の範囲、より好ましくは3
0%以上55%以下の範囲であることが好ましい。
【0028】該熱収縮率差(ΔSHW)が20%未満で
は布帛に適度な膨らみ感、チンチラ効果を与えることが
出来ない。また65%を超過する範囲となれば膨らみ感
は十分であるがフカツキ感が強くなってしまうばかりか
低収縮糸の単糸がループとなって布帛表面を覆うために
ピル、スナッグ等が発生し易くなり消費性能的に好まし
いものには仕上らない。
【0029】該ポリエステルマルチフィラメント糸条を
使用し生機を得、染色加工工程にて精練・リラックス処
理を施した後、染色及び仕上げセットを施して生地を得
る。風合いに応じてアルカリ減量加工を染色前の工程に
て実施することも出来る。精練・リラックス処理にては
紡糸油剤、糊剤、仮撚油剤等々の各種油剤を完全に除去
せしめることが難燃性能を保持させる上で必要であり、
シリコン系等の消泡剤の使用を極力控え、残存させぬよ
う廃液後は十分な湯洗いを実施する。また染色工程にて
も分散剤等の余分な染色助剤は還元洗浄工程やソーピン
グ工程で排除した上で乾燥し仕上げセットを施すことが
好ましいが、必要に応じて紫外線吸収剤、難燃加工剤等
を吸尽法、サーモゾル法、パディング法等によって付与
することが出来る。仕上げ樹脂についてもメラミン・ホ
ルムアルデヒド系仕上剤など製品の難燃性能を低下させ
る薬剤の使用は好ましくないが難燃性能を阻害しない範
囲でポリエステル系等の柔軟剤、硬仕上剤、防汚加工剤
等を用途に応じて併用することが出来る。
【0030】適度なチンチラ効果を得る為には精練・リ
ラックスの工程にて皺移動を従来条件よりもやや抑制し
つつ浴温は20℃近辺から80℃近辺迄、従来条件より
昇温速度をやや増加させた状態で処理することが好まし
く、浴比やノズル圧、衝撃板形状、ノズル種類等を種々
調整することが肝要である。精練・リラックスに使用す
る機種としては高圧ロータリーワッシャーや液流リラク
サー等公知の機種を用いて実施することが出来る。また
必要に応じて各種湿熱前処理、乾熱前処理を併用しても
構わない。
【0031】本発明の難燃性ポリエステル布帛は用途に
応じて裁断、縫製されカーテン、椅子張り材、寝装寝具
側地、壁紙材、テーブルクロスとして使用される。製品
自体の難燃性能を保持するために縫糸、ジッパー、ボタ
ン、シームテープ等々の縫製部材も難燃性能を有するも
のの採用が好ましい。
【0032】[実施例]以下実施例により本発明を更に
詳細に説明する。尚、本文中及び実施例中に記載の特性
値は以下の方法によるものである。また、本発明は以下
の実施例に何等限定されるものではない。
【0033】沸水収縮率(SHW) 試料(糸条)を枠周1.125mの検尺機を使用し初荷
重0.09g/dtexをかけて120回/分の速度で巻返
し、巻き回数20回の小かせを作成し、初荷重の40倍
の荷重をかけてかせ長L0(mm)を測定する。次いで荷重
を外し、収縮が妨げられない条件下で98℃±2℃の沸
水中に30分間浸漬した後、水平状態に保ち風乾する。
風乾後に再度0.09g/dtexの荷重をかけてかせ長L
1(mm)を測定し、下記式に基づき沸水収縮率SHWを算
出する。実験回数5回の平均値をもってその測定値とす
る。 [式3] SHW(%)=(L0−L1)/L0 ×100 尚、沸水収縮率差ΔSHWについては混繊前の低収縮
糸、高収縮糸を上記方法にて単独で測定評価し、両者の
収縮率差(%)で表す。
【0034】乾熱160℃における寸法変化率 生地に張力が掛らぬ状態で布目に沿うように20cm×2
0cmの正方形の四隅に油性インクで印を付け、収縮が妨
げられない条件で乾熱160℃に調整されたオーブン内
で3分間処理した後に試料(生地)を取り出し、室温に
なるまで水平状態で空冷する。油性インクで印をつけた
距離(L2 cm)を実測し、下記に従い経方向及び緯方向
の乾熱160℃における寸法変化率を求める。1試料か
ら経方向、緯方向の寸法変化がそれぞれ2箇所測定出来
る為、測定試料(生地)2試料を用意し該寸法変化がそ
れぞれn=4で測定するものとしそれらの平均値をもっ
て測定値とする。寸法変化測定では少数点第2位まで求
める。 [式4]寸法変化率(%)=(L2−20)/20 ×100
【0035】難燃性能 1999年度版JIS L−1091 A−1法(45°
ミクロバーナ法)に従い1分加熱後の燃焼面積(c
2)、残炎時間(秒)、残塵時間(秒)を評価する。
更に財団法人 日本防炎協会 防炎製品認定委員会発行
の防炎製品の性能試験基準(平成11年1月1日改正)
第1 寝具類−2防炎性能試験.1.(1).に記載のコ
イル法に従い評価した。尚、試料の洗濯方法(水洗い洗
濯、ドライクリーニング)はそれぞれJIS L−10
18の8.58.4b)6.2のF−2法、JIS L−1
018の8.58.4b)5.2)のE−2法に準じて実
施し、洗濯初期及び水洗い洗濯5回、ドライクリーニン
グ5回後の難燃性能(残炎時間、残塵時間、燃焼面積)
を評価する。
【0036】[実施例1]テレフタル酸、エチレングリ
コールをそれぞれカルボン酸成分、グリコール成分とし
前記[化11]で示された燐化合物(7)を燐原子含有
量が6000ppmとなるように共重合させた燐含有共
重合ポリエステルを用い、紡糸温度265℃、未延伸糸
引取速度1500m/分で溶融紡糸してポリエステルマ
ルチフィラメント未延伸糸を得た。次いで該未延伸糸条
を表面温度80℃のホットローラー及び表面温度160
℃のプレートヒーターに接触させつつ延伸倍率3.0倍
で延伸処理し42デシテックス24フィラメントの低収
縮糸を得た。沸水収縮率SHWは7.5%であった。
【0037】一方、同一紡糸条件で得られたポリエステ
ルマルチフィラメント未延伸糸を表面温度80℃のホッ
トローラーのみに接触させて延伸倍率3.0倍で延伸処
理し42デシテックス24フィラメントの高収縮糸を得
た。沸水収縮率は48.5%であった。得られた高収縮
糸、低収縮糸を同率供給条件にて常温高圧空気流による
交絡処理を施し、84デシテックス48フィラメントの
異収縮混繊糸とした。該異収縮混繊糸を構成する高収縮
糸/低収縮糸の沸水収縮率差(ΔSHW)は41.0%
である。
【0038】該混繊糸に400回/mの甘撚を付与し経
糸とし、緯糸としては該混繊糸に使用した燐含有共重合
ポリエステルを溶融紡糸して得られた部分配向糸(PO
Y)を延伸仮撚してなる167デシテックス48フィラ
メントの仮撚加工糸を無撚のまま、エアージェットルー
ムを使用し5枚朱子ベースの二重朱子組織に製織した。
織上密度は経110本/cm、緯26本/cmである。
【0039】得られた製織生機を直径30cmφの円筒状
袋(綿製)に細かく押し込み、袋の開口部を紐で縛った
上で、高圧ロータリーワッシャーを使用し浴温30℃か
ら急激に80℃迄昇温させ、最高到達温度110℃で処
理した。廃液後に脱水処理し、円筒状袋を開封し生地を
取り出し拡布した上でオープンソーパーを通し十分にソ
ーピングを実施した上で表面温度110℃のシリンダー
ローラー、雰囲気温度160℃のネットコンベア式乾熱
リラクサーにて経方向及び緯方向に過度の張力が掛らぬ
条件で乾燥処理を施した。
【0040】次いで液流染色機を使用して分散染料によ
る高圧染色を施し、廃液後十分に還元洗浄及びソーピン
グを施し、脱水後に再度表面温度110℃のシリンダー
ローラー、雰囲気温度140℃のネットコンベア式乾熱
リラクサーを通し、処理温度160℃の条件で仕上げセ
ットを施した。得られた布帛の仕上密度は経137本/
cm、緯32本/cm、乾熱160℃における寸法変化率は
経−0.5%、緯−1.5%であり、乾熱処理によって
もへたりや収縮は軽度なものに留まり、消費性能的にも
満足するものであった。その他、防炎性能等の物性値に
ついても表1に纏めた。該布帛を使用しカーテンとして
仕上げた。適度なソフトタッチ、膨らみ感、チンチラ効
果のある表面感が得られ、病院・劇場等の公共用途、家
庭用途に好適なカーテン地となった。
【0041】[実施例2]実施例1で作成した生機を使
用し、液流リラクサーで浴比1:7.5、浴温20℃か
ら80℃迄、急激に昇温させ最高到達温度120℃で精
練・リラックス処理した。浴温80℃の時点で廃液を実
施し湯洗・水洗を繰り返した後、表面温度110℃のシ
リンダーローラー、雰囲気温度160℃のネットコンベ
ア式乾熱リラクサーにて経方向及び緯方向に過度の張力
が掛らぬ条件で乾燥処理を施した。
【0042】次いで液流染色機を使用して分散染料によ
る高圧染色を施し、廃液後十分に還元洗浄及びソーピン
グを施し、脱水後に再度表面温度110℃のシリンダー
ローラー、雰囲気温度140℃のネットコンベア式乾熱
リラクサーを通し、処理温度160℃の条件で仕上げセ
ットを施した。得られた布帛の仕上密度は経136本/
cm、緯31本/cm、乾熱160℃における寸法変化率は
経−1.0%、緯−1.0%であり、乾熱処理によって
もへたりや収縮は軽度なものに留まり、消費性能的にも
満足するものであった。その他、防炎性能等の物性値に
ついても表1に纏めた。
【0043】得られた難燃性ポリエステル布帛を裁断、
縫製しソファーの座面に用いた。適度なソフトタッチと
強すぎないチンチラ感が上品な表面感を醸し出し、嫌味
のない外観品位を有するソファーに仕上った。
【0044】[実施例3]実施例1で用いた84デシテ
ックス48フィラメントの異収縮混繊糸、167デシテ
ックス48フィラメントの仮撚加工糸を用い、該異収縮
混繊糸にS撚方向に400回/mの甘撚をかけて経糸と
なし、緯糸には上記仮撚加工糸を無撚のままレピアルー
ムを用い、織上密度が経74本/cm、緯26本/cmの7
枚経朱子(右上りサテン6/1(2飛))組織に製織し
た。該生機を実施例1同様の方法を用いて染色加工布帛
とした。仕上密度は経105本/cm、35本/cm、乾熱
160℃における寸法変化率は経−1.2%、緯−1.
1%であり、乾熱処理によってもへたりや収縮は軽度な
ものに留まり、消費性能的にも満足するものであった。
その他、防炎性能等の物性値については表1に纏めた。
【0045】得られた難燃性ポリエステル布帛を裁断、
縫製し寝装寝具側地(ベッドカバー)を得た。適度なソ
フトタッチと膨らみ感、嫌味のないチンチラ効果を有す
る、ベッドカバーとして良好なものに仕上った。
【0046】[実施例4]実施例3で得られた難燃性ポ
リエステル布帛を裁断し、壁紙材とした。チンチラ調の
光沢感が嫌味ではなく、上品な壁紙材となった。
【0047】[実施例5]実施例2で得られた難燃性ポ
リエステル布帛を裁断、縫製しテーブルクロスに仕上げ
た。適度なソフトタッチ、膨らみ感を有し、嫌味のない
チンチラ効果を有する、テーブルクロスとして良好なも
のに仕上った。
【0048】[比較例1]エチレンテレフタレートを主
たる構成単位とするポリエステルを常法に従い、溶融紡
糸・延伸処理を行い42デシテックス36フィラメント
のポリエステルマルチフィラメント延伸糸(低収縮糸)
を得た。該延伸糸の沸水収縮率SHWは6.0%であっ
た。また、テレフタル酸以外のカルボン酸成分としてイ
ソフタル酸を10モル%共重合させてなるポリエステル
を溶融紡糸・延伸処理を行い42デシテックス24フィ
ラメントのイソフタル酸共重合ポリエステルマルチフィ
ラメント延伸糸(高収縮糸)を得た。該延伸糸の沸水収
縮率SHWは55.5%であった。
【0049】上記イソフタル酸共重合ポリエステルマル
チフィラメント延伸糸(高収縮糸)とポリエステルマル
チフィラメント延伸糸(低収縮糸)を同率供給下で常温
高圧空気流による交絡処理を施し、84デシテックス6
0フィラメントのポリエステル異収縮混繊糸を得た。該
異収縮延伸糸の高収縮糸/低収縮糸の沸水収縮率差(Δ
SHW)は49.5%である。
【0050】該混繊糸に400回/mの甘撚を付与し経
糸とし、緯糸としてポリエステルマルチフィラメント通
常延伸糸167デシテックス96フィラメント(商品名
・東洋紡エステル)にS撚及びZ撚方向に1500回/
mの実撚を挿入し撚糸条とし、レピアルームを使用して
織上密度が経75本/cm、緯24本/cmの7枚経朱子
(右上りサテン6/1(2飛))組織に製織した。
【0051】得られた製織生機を直径30cmφの円筒状
袋(綿製)に細かく押し込み、袋の開口部を紐で縛った
上で、高圧ロータリーワッシャーを使用し浴温30℃か
ら急激に80℃迄昇温させ、最高到達温度110℃で処
理した。廃液後に脱水処理し、円筒状袋を開封し生地を
取り出し拡布した上でオープンソーパーを通し十分にソ
ーピングを実施した上で表面温度110℃のシリンダー
ローラー、雰囲気温度160℃のネットコンベア式乾熱
リラクサーにて経方向及び緯方向に過度の張力が掛らぬ
条件で乾燥処理を施した。
【0052】次いで液流染色機を使用して分散染料によ
る高圧染色を施す際に、含ハロゲン燐酸エステル系難燃
加工剤を浴中吸尽法によって染色同時吸尽させた。廃液
後十分に還元洗浄及びソーピングを施し、脱水後に再度
表面温度110℃のシリンダーローラー、雰囲気温度1
40℃のネットコンベア式乾熱リラクサーを通し、処理
温度160℃の条件で仕上げセットを施した。得られた
布帛の仕上密度は経87本/cm、緯35本/cm、乾熱1
60℃における寸法変化率は経−0.9%、緯−1.0
%であり、乾熱処理によってもへたりや収縮は軽度なも
のに留まり、消費性能的にも満足するものであった。そ
の他、防炎性能等の物性値については表1に纏めた。
【0053】上記後加工難燃処理ポリエステル布帛を裁
断、縫製しカーテンとして仕上げた風合いについてはソ
フト感、膨らみ感の良好なものとなり、チンチラ効果の
ある外観品位のものに仕上ったが、防炎性能について初
期値は満足するもののドライクリーニング5回後の防炎
性能は極端に低下し、洗濯耐久性に乏しいものとなり、
難燃カーテンとして望まれる性能を有するものにはなら
なかった。
【0054】
【表1】
【0055】
【発明の効果】上述の如く、本発明によると難燃性とソ
フトな触感、膨らみ感とチンチラ効果のある生地表面感
を具備するポリエステル布帛を得ることが可能であり、
特にカーテン、テーブルクロス、壁張り材など生活資材
用途に好適な素材となる。また従来の後加工難燃素材で
は洗濯耐久性に問題があったが、本発明によると難燃性
能は半永久的であり、更には後加工で難燃薬剤を何等使
用しないため環境にも優しく、経済的且つ効率よく性能
を付与することが出来る等の効果が期待出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で用いた5枚朱子ベースの二重朱子組
織である。
【図2】実施例3で用いた7枚経朱子組織である。
【図3】実施態様(織組織)の1例である。
【図4】実施態様(織組織)の1例である。
【図5】実施態様(織組織)の1例である。
【図6】実施態様(織組織)の1例である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J029 AA01 AA03 AB01 AB07 AC01 AC02 AD10 AE02 BA03 BA04 BA05 CB06A CC05A CH03 DC05 FB18 JC562 JD05 4L035 BB31 BB91 EE14 GG03 4L048 AA21 AA46 AA47 AA53 AA56 AB07 AB09 AB16 AB21 AC14 BA01 BA02 CA06 DA00 DA13 DA19 EA01 EB00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燐原子を500〜50000ppm含有
    し、フォスファフェナンスレン環を分子鎖の少なくとも
    一部に有する共重合ポリエステルを溶融紡糸してなるポ
    リエステルマルチフィラメント糸条を少なくとも一部に
    使用してなる布帛構造物であり、織物一完全組織におけ
    る経糸と緯糸の浮き数の比が1:1〜7:1、連続する
    経糸及び/又は緯糸の最大浮き数が3〜7であることを
    特徴とする難燃性ポリエステル布帛。
  2. 【請求項2】 ポリエステルマルチフィラメント糸がそ
    れぞれ下記化学式(1)及び/又は下記化学式(2)で
    示される燐化合物を添加して得られる共重合ポリエステ
    ルからなることを特徴とする請求項1記載の難燃性ポリ
    エステル布帛。 【化1】 【化2】 (式中、R1は1価のエステル形成性官能基であり、R
    2、R3は同じか或いは異なる基であり、それぞれハロゲ
    ン原子、炭素数1〜10個の炭化水素基、R1より選ば
    れ、Aは2価又は3価の有機残基を表す。また、n1は
    1又は2であり、n2、n3はそれぞれ0〜4の整数を表
    す。更にR4、R7はそれぞれ炭素数が1〜21のアルキ
    ル基、アリール基、モノヒドロキシアルキル基又は水素
    原子、R5は炭素数が1〜6のアルキル基或いはアリー
    ル基、R6は炭素数が1〜10のアルキレン基を示
    す。)
  3. 【請求項3】 ポリエステルマルチフィラメント糸が熱
    収縮特性の異なる、少なくとも2種以上の糸条の混繊糸
    或いは合撚糸であって該糸条を経糸及び/又は緯糸の少
    なくとも一部に使用するものであり、両者の熱収縮率差
    が下記式を満足することを特徴とする請求項1、2何れ
    かに記載の難燃性ポリエステル布帛。 (式1) 沸水収縮率差(ΔSHW); 20%≦ΔSHW≦65%
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の難燃性ポリエステル
    布帛を使用したことを特徴とするカーテン。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3記載の難燃性ポリエステル
    布帛を使用したことを特徴とする椅子張り材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3記載の難燃性ポリエステル
    布帛を使用したことを特徴とする寝装寝具側地。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3記載の難燃性ポリエステル
    布帛を使用したことを特徴とする壁紙材。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3記載の難燃性ポリエステル
    布帛を使用したことを特徴とするテーブルクロス。
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