JP2920858B2 - 原稿供給装置を備える複写機 - Google Patents

原稿供給装置を備える複写機

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JP2920858B2
JP2920858B2 JP4313724A JP31372492A JP2920858B2 JP 2920858 B2 JP2920858 B2 JP 2920858B2 JP 4313724 A JP4313724 A JP 4313724A JP 31372492 A JP31372492 A JP 31372492A JP 2920858 B2 JP2920858 B2 JP 2920858B2
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正好 中林
学 松本
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals
    • G03G15/602Apparatus which relate to the handling of originals for transporting
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納手段に積層して収
納されている原稿を順次的に取出して露光を行わせるこ
とができる循環式原稿供給装置、すなわちいわゆるRD
Hを備える複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機には、同一寸法で複数枚の
シート状原稿を効率的に複写するために、原稿を順次的
に露光領域へ供給するための原稿供給装置が備えられる
ようになっている。またこのような複写動作を複数回繰
返すことによって、原稿と同じ順序で配列された複写紙
を複数部作成することができる。このような複数部の複
写紙を得るための典型的な従来技術は、図10の特公昭
49−38181および図11の特公昭56−4033
7で示される。
【0003】図10は、典型的な従来技術の原稿供給装
置1の簡略化した断面図である。この原稿供給装置1で
は、複写機本体2の露光領域3の両側に原稿収納部4,
5が配置されている。これらの原稿収納部4,5は同様
に構成されており、図10の状態では、原稿供給側とな
る一方の原稿収納部4の本体6内には、複数の原稿7が
積層されて収納されている。原稿7は上方側からばね部
材8aの弾発力によって、押え板8を介して本体6の底
板6a側に押圧されている。本体6の前記底板6a近傍
には、前記露光領域3側に臨んで排出口9が形成されて
おり、前記底板6aに設けられた排出ローラ10が駆動
されると、最下層の原稿7が前記排出口9から排出され
る。排出口9から排出された原稿7は、案内手段11を
介して、前記露光領域3を構成するプラテン13上に送
出され、搬送ベルトなどで実現される搬送手段12によ
って、該原稿7の大きさに適した予め定める露光位置ま
で搬送される。
【0004】複写機本体2によって該原稿7の原稿像が
複写紙に複写されると、該原稿7は前記搬送手段12か
ら案内手段14を介して原稿収納側の他方の原稿収納部
5の投入口15へ投入される。投入口15は前記排出口
9よりも上方側に形成されており、またこの原稿収納側
の原稿収納部5では、前記押え板8はばね部材8aのば
ね力に抗して、電磁プランジャなどで実現される昇降手
段16によって前記投入口15よりも上方側に変位され
ている。
【0005】したがって、原稿収納部4において下方側
から取出された原稿7は、露光が行われた後、順次的に
原稿収納部5の投入口15から投入されてゆき、したが
って原稿収納部5内には原稿収納部4内で収納されてい
たのと同一の順序で原稿7が収納されてゆくことにな
る。原稿収納部4内の原稿7による複写動作がすべて終
了すると、案内手段11は原稿収納部4の投入口15と
搬送手段12とを接続し、また案内手段14は原稿収納
部5の排出口9と搬送手段12とを接続し、さらに原稿
収納部4,5内の各押さえ板8がそれぞれ上昇および下
降され、原稿収納部5からの原稿7によって上述のよう
な複写動作が行われる。このように原稿収納部4と原稿
収納部5との間で原稿7を往復させることによって、原
稿7と同一順序の複写紙を必要な部数だけ作成すること
ができる。
【0006】一方、上述のように原稿収納部4,5を2
つ設ける構成では設置スペースが大形化してしまうの
で、図11で示されるように原稿収納部22を1つと
し、この原稿収納部22から取出した原稿7を再び該原
稿収納部22へ戻すようにした循環式原稿供給装置21
が実用化されている。この循環式原稿供給装置21で
は、原稿収納部22の本体23の底板23aに形成され
た排出口23から排出ローラ24によって前記原稿7が
最下層から順次的に取出してゆかれ、搬送手段25によ
って複写機本体26のプラテン27上に搬送されて露光
された後、前記搬送手段25から案内手段28を介し
て、前記原稿収納部22の本体23の上方から投入され
る。こうして最下層の原稿7から順次的に取出されて露
光が行われた後、その原稿7は最上層に積層され、この
ような動作を繰返すことによって、原稿順序と同一の順
序の複写紙を複数部作成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た原稿供給装置1において、2,3枚程度であっても、
多数枚の場合と同様に、原稿7を複写しようとすると、
一方側の原稿収納部4から他方側、すなわち原稿収納部
5へ露光、搬送した後、案内手段11,14を駆動して
排出口9と投入口15とを切換えるとともに、昇降手段
16を駆動して押え板8を昇降変位させた後にしか次の
複写動作のための原稿7の供給を再開することができ
ず、時間がかかる。
【0008】また図11の前記循環式原稿供給装置21
では、前記原稿7が少数枚であるときには、案内手段2
8を参照符28aで示されるように跳上げ、原稿収納部
22へ原稿7を戻すことなく、一次的に搬送手段25内
で原稿7を収容するようにしている。しかしながらこれ
によっても、原稿7の大きさが小さいときや、枚数が少
ないときには、搬送経路長に大きな変化はなく、時間が
かかってしまう。
【0009】本発明の目的は、短時間で効率的に少数枚
の原稿を複写することができる原稿供給装置を備える複
写機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚の原稿
を予め定める順序で積層して収納している収納手段と、
前記収納手段に積層されている原稿を最上層または最下
層のいずれか一方から1枚ずつ順次的に取出し、第1方
向に露光領域へ搬送する供給手段と、前記露光領域から
露光の終了した原稿を第1方向に搬送し、前記収納手段
内の原稿の前記最上層または最下層のいずれか他方へ排
出して、前記予め定める順序で積層してゆく排出手段
と、複写動作に連動して前記供給手段および排出手段を
制御する制御手段とを有し、前記原稿の取出し、露光、
排出を循環して行うことによって、各原稿を前記予め定
める順序で複数部複写することができる原稿供給装置を
備える複写機において、前記原稿の少なくとも搬送方向
の長さを検出する検出手段を設け、前記制御手段は、検
出手段の検出結果に応答し、複写すべき原稿の前記搬送
方向の長さの和を求め、その和が、予め定める長さ以下
であるかどうかを判断する判断手段と、判断手段の出力
に応答し、前記和が前記予め定める長さ以下であると
き、前記複数枚の原稿を、収納手段から供給手段によっ
て取出す取出し動作の後、前記複数枚の原稿を、前記予
め定める順序で順次的に第1方向に露光領域へ位置決め
し、露光領域から、収納手段へ排出することなく、第1
方向に搬送する露光搬送動作を、露光搬送動作後の前記
複数枚の原稿を、前記予め定める順序の最初の原稿が露
光領域に位置決めされるように、第1方向とは逆の第2
方向に反転して戻す反転動作を介在することによって、
複写すべき原稿を搬送経路中で往復移動させて、予め定
める複数部数だけ、繰返し、その後、原稿を排出手段に
よって収納手段に排出する複写制御手段とを含むことを
特徴とする原稿供給装置を備える複写機である。
【0011】また本発明は、複写紙を表裏反転して該複
写紙の両面に複写を可能とする表裏反転手段を備えると
ともに、複数枚の原稿を予め定める順序で積層して収納
している収納手段と、前記収納手段に積層されている原
稿を最上層または最下層のいずれか一方から1枚ずつ順
次的に取出し、第1方向に露光領域へ搬送する供給手段
と、前記露光領域から露光の終了した原稿を第1方向に
搬送し、前記収納手段内の原稿の前記最上層または最下
層のいずれか他方へ排出して、前記予め定める順序で積
層してゆく排出手段と、複写動作に連動して前記供給手
段および排出手段を制御する制御手段とを有し、前記原
稿の取出し、露光、排出を循環して行うことによって、
各原稿を前記予め定める順序で複数枚複写することがで
きる原稿供給装置を備える複写機において、前記原稿の
少なくとも搬送方向の長さを検出する検出手段を設け、
前記制御手段は、検出手段の検出結果に応答し、複写す
べき原稿の前記搬送方向の長さの和を求め、その和が、
予め定める長さ以下であるかどうかを判断する判断手段
と、判断手段の出力に応答し、前記和が前記予め定める
長さ以下であるとき、前記複数枚の原稿を、収納手段か
ら供給手段によって取出す取出し動作の後、前記複数枚
の原稿を、前記予め定める順序で順次的に第1方向に露
光領域へ位置決めし、露光領域から、収納手段へ排出す
ることなく、第1方向に搬送する露光搬送動作を、露光
搬送動作後の前記複数枚の原稿を、前記予め定める順序
の最初の原稿が露光領域に位置決めされるように、第1
方向とは逆の第2方向に反転して戻す反転動作を介在す
ることによって、予め定める複数部数だけ、繰返すとと
もに、前記表裏反転手段を作動させて前記複写紙の表裏
に複写を行わせ、複写すべき原稿を搬送経路中で往復移
動させて、その後、原稿を排出手段によって収納手段に
排出する複写制御手段とを含むことを特徴とする原稿供
給装置を備える複写機である。
【0012】さらにまた本発明は、前記制御手段に関連
して、前記往復移動の回数をカウントするカウント手段
を設け、前記制御手段は、前記カウント手段によってカ
ウントされた前記往復移動の回数が予め定める回数以上
となると、原稿を一旦排出させた後再び取込ませて複写
動作を継続して行わせることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に従えば、収納手段に予め定める順序で
積層して収納されている原稿を、最上層または最下層の
いずれか一方から供給手段によって1枚ずつ順次的に取
出して露光領域へ搬送し、露光の終了した原稿を排出手
段によって前記収納手段内の原稿の最上層または最下層
のいずれか他方へ排出することによって、各原稿を前記
予め定める順序で複数部複写することができる循環式原
稿供給装置を備える複写機において、原稿の少なくとも
搬送方向の長さを検出する検出手段を設ける。また、前
記原稿の取出、露光、排出を制御する制御手段は、判断
手段と複写制御手段とを有する。判断手段は、前記検出
手段の検出結果に応答し、複写すべき原稿の前記搬送方
向の長さの和が予め定める長さ、たとえば前記収納手段
から取出した原稿を前記露光領域へ供給する搬送経路の
長さ以下であるかどうかを判断する。複写制御手段は、
前記和が前記予め定める長さ以下であるとき、露光搬送
動作を、反転動作を介在することによって、予め定める
複数部数だけ繰返し、その後、原稿を収納手段に排出す
る。したがって複写制御手段によって、複写すべき原稿
の枚数が2,3枚程度の少数であるときには、複写すべ
き原稿を排出することなく、前記搬送経路中を往復移動
させて繰返し複写動作を行わせる。
【0014】したがって、原稿を収納手段に一旦排出し
た後再び取込んで露光を行う場合に比べて、原稿の搬送
経路長を大幅に短縮することができ、複写作業の所要時
間を短縮することができる。
【0015】また本発明に従えば、上述のような原稿供
給装置を備える複写機において、複写紙の表裏反転手段
を設けて、一方表面の記録内容のみが複写されるべき、
いわゆる片面原稿から、複写紙の両面に複写を行うにあ
たって、原稿の搬送方向の長さの和が予め定める長さ、
たとえば露光領域の1/2長さ以下であるときには、複
写制御手段によって、複写すべき原稿を排出することな
く、搬送経路中を往復移動させるとともに、この往復移
動に連動して前記表裏反転手段を作動させ、たとえば2
枚の片面原稿から両面複写を行うことができる。
【0016】したがって、第1の原稿を複写紙の一方表
面に連続して複写を行って、いわゆる中間トレイなどに
一旦蓄積した後、該複写紙の他方表面に第2の原稿の複
写を行うにあたって、前記中間トレイなどの収納可能枚
数に拘わらず、複写紙を供給可能である限り連続して複
写動作を行わせることができる。
【0017】また好ましくは、前記往復移動の回数をカ
ウンタによってカウントし、そのカウント値が予め定め
る回数以上となると、原稿を一旦排出した後、再び取込
んで複写動作を継続することによって、原稿の往復移動
の繰返しによるずれを前記予め定める回数毎に解消する
ことができ、複写品質を向上することができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例の循環式原稿供給装
置31の断面図であり、図2は前記原稿供給装置31を
備える転写形静電式複写機100の構成を示す断面図で
ある。前記原稿供給装置31は、大略的に、収納手段で
ある原稿台32と、供給手段33と、搬送手段34と、
排出手段35とを含んで構成されている。
【0019】原稿台32は、ケーシング40に形成され
た凹所41に側規制板42が設けられて構成されてい
る。この原稿台32上には、1または複数枚の原稿43
が積層されて収納されており、各原稿43の幅方向、す
なわち図1の紙面に垂直な方向の両端部は前記側規制板
42によって揃えられている。このように原稿台32上
に載置された原稿43の大きさは、用紙検出器Sa,S
b,Scによって検出されている。またこの原稿台32
の供給手段33側には、一対のローラR1a,R1b間
に無端環状のベルトB1が巻掛けられて構成される送出
手段44が設けられている。
【0020】前記原稿台32の送出手段44から送出さ
れて先端部43aが供給手段33の取入口51に臨んだ
原稿43は、エアダクト52から噴出される空気によっ
て、前記先端部43aが捌かれて、最下層の1枚目の原
稿43xのみが前記送出手段44によって供給手段33
へ送込まれる。
【0021】供給手段33は、前記取入口51から差込
まれた原稿43を搬送する円筒状の供給ローラ53と、
この供給ローラ53を僅かな間隔をあけて外囲する案内
部材54と、前記供給ローラ53の外周面に圧接し、原
稿43をスリップすることなく搬送するための複数の従
動ローラ55と、後述するようにして原稿43の表裏を
反転するための反転部材56とを含んで構成されてい
る。前記取入口51から差込まれた原稿43は、供給ロ
ーラ53の外周面に形成される搬送経路60を介して、
複写機100のテーブルガラス57上に配置された前記
搬送手段34へ送出される。
【0022】また原稿43が、該原稿43の表裏両面に
原稿像の形成された、いわゆる両面原稿であるときに
は、前記搬送手段34から返送されて来た原稿43を、
前記供給ローラ53を反転するとともに反転部材56を
矢符58方向に変位させることによって反転経路59に
導入し、原稿43の表裏を反転して再び前記テーブルガ
ラス57上へ送出する。前記搬送経路60および反転経
路59には、紙詰まりなどを検出するために、原稿検出
器Sd,Se,Sfが配置されている。
【0023】搬送手段34は、一対のローラR2a,R
2bと、該ローラR2a,R2b間に巻掛けられ、前記
テーブルガラス57に臨む無端環状のベルトB2と、前
記ベルトB2を前記テーブルガラス57方向に押圧する
複数の押圧ローラR3およびR4とを含んで構成されて
いる。供給手段33に臨む押圧ローラR3は、電磁ソレ
ノイドなどによってテーブルガラス57に近接・離反変
位される。
【0024】また複写機100の本体99において、テ
ーブルガラス57の供給手段33側の端部には停止片6
1が設けられている。この停止片61は、支点61aが
揺動変位自在に支持されており、前記押圧ローラR3の
近接・離反変位に対応して、その遊端部61bは電磁ソ
レノイドなどによって昇降変位される。
【0025】前記供給手段33から原稿43が送込まれ
て来るときには、前記押圧ローラR3はテーブルガラス
57から離反され、またこの停止片61の遊端部61b
は下降され、これによって原稿43は円滑に搬送手段3
4に取込まれてベルトB2によって第1方向である矢符
62方向に搬送されてゆく。こうして原稿43が搬送手
段34内に確実に取込まれると、前記押圧ローラR3が
テーブルガラス57に近接変位されるとともに、停止片
61が上昇される。またこのとき、ローラR2a,R2
bが僅かに反転されて原稿43の後端部43bが停止片
61の遊端部61bによって形成された段差面に当接
し、原稿43の位置決めが行われる。その後、該原稿4
3が後述するようにして露光されて複写動作が行われ
る。複写動作が終了すると、原稿43は前記矢符62方
向に搬送され、排出手段35に取込まれる。
【0026】排出手段35は、直円筒状の排出ローラ6
3と、この排出ローラ63を僅かに間隔をあけて外囲す
る案内部材64と、前記排出ローラ63の外周面に圧接
する複数の従動ローラ65とを含んで構成されている。
この排出手段35内へ送込まれた原稿43は、排出ロー
ラ63によって搬送され、該排出ローラ63および前記
案内部材64などで構成される搬送経路66を経て、排
出口67から前記原稿台32へ排出され、積層された原
稿43の最上層に載置される。このようにして、原稿台
32に積層されている原稿43が順次的に取込まれて、
効率的に複写作業を行うことができる。
【0027】図3は、上述のように構成される原稿供給
装置31の電気的構成を示すブロック図である。前記原
稿台32に配置されている用紙検出器Sa,Sb,Sc
および供給手段33に設けられている原稿検出器Sd,
Se,Sfからの検出結果は、入力インタフェイス回路
71を介して、マイクロコンピュータなどで実現される
処理回路72に入力されている。また、複写動作が開始
されると、積層されている原稿43の最上層に臨み、い
わゆるマイクロスイッチなどで実現される一巡検出器S
gの検出結果も、入力インタフェイス回路71を介して
処理回路72に入力されている。一巡検出器Sgは、複
写動作が開始された時点で最上層にあった原稿が供給手
段33に取込まれたことを検出することによって、複写
すべき原稿43が一巡したことを検出する。
【0028】処理回路72は、リードオンリメモリ(略
称ROM)73に記憶されている原稿供給手順に従って
テーブルガラス57上に原稿43を供給し、入出力イン
タフェイス回路74を介して本体99と連動して複写動
作を実現する。処理回路72は、前記各検出器Sa,S
b,Scなどの検出結果をランダムアクセスメモリ(略
称RAM)75に記憶するとともに、このRAM75に
よって、複写した原稿43の部数が所定の部数となった
か否かのカウント動作などを行う。
【0029】処理回路72からの制御出力は、出力イン
タフェイス回路76を介して、モータ駆動回路77、ソ
レノイド駆動回路78およびクラッチ駆動回路79に出
力される。モータ駆動回路77は、前記各ローラ53,
63,R1a,R2aを駆動するモータを制御する。ソ
レノイド駆動回路78は、前記反転部材56および押圧
ローラR3などを変位駆動するための電磁ソレノイドを
駆動する。またクラッチ79は、前記各ローラ53,6
3,R1a,R2aとモータとの間に介在されており、
処理回路72からの出力に応答して、各ローラ53,6
3,R1a,R2aへのモータの駆動力を瞬時に導通/
遮断する。さらにまた処理回路72は、入出力インタフ
ェイス回路74を介して、本体99側の停止片61を昇
降する電磁ソレノイドを駆動制御する。
【0030】上述のように構成された原稿供給装置31
は、原稿43の枚数が比較的多いとき、および原稿43
の大きさが比較的大きいときには、原稿台32から順次
的に原稿43を取出して露光した後、再び原稿台32へ
排出してゆく。なおこのとき、先の原稿43xが供給手
段33から搬送手段34内へ完全に取込まれて停止片6
1などによって位置決めが終了すると、次の原稿43y
が供給手段33によって取込まれ、先の原稿43xの露
光中にすでに搬送経路60の出口で待機している。した
がって、先の原稿43xの露光が終了して搬送手段34
からの排出が開始されると、次の原稿43yが搬送手段
34内に送込まれて、こうして無駄時間を短縮して連続
的に原稿43の複写動作が行われる。
【0031】これに対して原稿43が比較的小さく、か
つ少数枚であるときには、図4(1)で示されるよう
に、原稿台32上に載置されている原稿43において、
先の原稿である最下層の1枚目の原稿43xがまず図4
(2)で示されるように供給手段33内に取込まれ、さ
らに図4(3)で示されるようにこの1枚目の原稿43
xがテーブルガラス57上の搬送手段34に送込まれて
押圧ローラR3および停止片61によって位置決めが行
われている状態で、すでに後の原稿である2枚目の原稿
43y、すなわち本実施例では原稿43の枚数を2枚に
想定しているので、原稿台32上に載置されていた最上
層の原稿が供給手段33に取込まれ、こうしていわゆる
予備給紙が開始される。
【0032】続いて図4(4)で示されるように、所定
の露光領域W1に位置決めされた1枚目の原稿43xの
露光中に、すでに2枚目の原稿43yが供給手段33の
搬送経路60の終端付近で待機して、前記予備給紙が終
了する。1枚目の原稿43xの露光が終了すると、図4
(5)で示されるように該原稿43xは一時的に前記矢
符62方向に搬送されて、テーブルガラス57上におい
て両原稿43x,43yの大きさに対応した前記露光領
域W1外へ排出されるとともに、2枚目の原稿43yが
前記露光領域W1へ位置決めされる。
【0033】こうして2枚目の原稿43yの露光が終了
すると、搬送手段34および供給手段33は矢符62と
は逆の第2方向に反転されて前記図4(4)で示される
ように供給手段33内に再び2枚目の原稿43yが取込
まれるとともに、1枚目の原稿43xが停止片61によ
って位置決めされて前記露光領域W1に装填される。こ
の後、1枚目の原稿43xの露光が終了すると、再び図
4(5)で示されるように2枚目の原稿43yが露光領
域W1に装填され、このように図4(4)および図4
(5)で示される動作が所望とする複写部数だけ繰返し
行われた後、図4(6)から図4(7)で示されるよう
に、露光の終了した原稿43x,43yは排出手段35
から順次的に原稿台32へ排出されてゆく。
【0034】図5は、図4で示される少数原稿時の複写
動作を説明するためのフローチャートである。ステップ
n1では、原稿台32に載置されている原稿43の大き
さが用紙検出器Sa,Sb,Scによって検出され、R
AM75内に記憶される。ステップn2では、モータ駆
動回路77およびクラッチ駆動回路79を介してローラ
R1a,53を駆動するための電磁クラッチ、およびモ
ータが駆動されて給紙動作が開始される。
【0035】なお、各ローラR1a,R2a,53,6
3を駆動するモータにはパルス発生器が設けられてお
り、このパルス発生器からのパルスを計数することによ
って、各ローラR1a,R2a,53,63の回転量、
すなわち原稿43の搬送量を検出することができる。
【0036】したがってステップn3では、前記ステッ
プn2で駆動が開始されたローラR2a,53を駆動す
るモータに取付けられたパルス発生器からのパルスがカ
ウントされる。ステップn4では、前記ステップn3で
カウントされたパルス数が予め定めるパルス数、すなわ
ち前記ステップn1で検出された大きさの原稿を前記露
光領域W1へ装填するために必要な搬送量に対応したパ
ルス数に僅かなパルス数が上乗せされた所定のパルス数
に達したか否かが判断され、そうでないときにはステッ
プn3に戻って搬送動作を継続し、所定のパルス数に達
するとステップn5に移る。
【0037】ステップn5では、停止片61が上昇され
るとともに、前記僅かなパルス数だけローラR2aが反
転されて1枚目の原稿43xの終端43bが停止片61
に当接されて、こうして所定の露光領域W1への装填が
完了される。ステップn6では、2枚目の原稿43yの
搬送、すなわち予備給紙が開始される。ステップn7で
は前記原稿43yの搬送量、すなわち供給ローラ53の
パルス数がカウントされ、ステップn8でそのパルス数
が原稿43yの所定の待機位置に対応した所定のパルス
数となったか否かが判断され、そうでないときには前記
ステップn7に戻り、所定の待機位置まで予備給紙が完
了するとステップn9に移る。ステップn9では、後述
する本体99側で1枚目の原稿43xの複写動作が行わ
れる。
【0038】こうして先の原稿43xの複写動作を終了
すると、ステップn11で該原稿43xの前記矢符62
方向への搬送が開始される。ステップn12ではローラ
R2aを駆動するモータのパルス発生器からのパルスが
カウントされ、ステップn13で所定のパルス数となっ
たか否かが判断され、そうでないときには前記ステップ
n12に戻り、前記予め定めるパルス数がカウントされ
るとステップn14へ移る。これによって、1枚目の原
稿43xと2枚目の原稿43yとの間に、前記予め定め
るパルス数に対応した間隔を設けることができる。
【0039】ステップn14では、前記ローラR2aと
ともに供給ローラ53が駆動されて、原稿43x,43
yが共に矢符62方向に搬送される。ステップn15で
は、ローラR2a,53に対応するパルス発生器からの
パルス数がカウントされ、ステップn16でそのカウン
ト値が、前記待機位置にあった2枚目の原稿43yが前
記露光領域W1を予め定める僅かな距離だけ通過するた
めの搬送量に対応した所定のパルス数となったか否かが
判断され、そうでないときには前記ステップn15に戻
り、所定のパルス数がカウントされるとステップn17
に移る。ステップn17では、前記予め定める僅かなパ
ルス数だけローラR2aが反転されて原稿43yが露光
領域W1に装填され、ステップn18で複写動作が行わ
れる。ステップn21では、設定部数の複写動作が終了
したか否かが判断され、そうであるときにはステップn
22に移り、ローラR2a,63が駆動されて原稿43
x,43yは共に矢符62方向に搬送されて排出され、
動作を終了する。
【0040】これに対して前記ステップn21におい
て、設定された部数の複写動作が終了していないときに
はステップn23に移り、ローラR2a,53,63が
逆方向に駆動されて原稿43x,43yは共に矢符62
方向とは反対方向である第2方向に搬送される。ステッ
プn24では、前記ローラR2aに対応したパルス発生
器からのパルス数がカウントされ、ステップn25で
は、1枚目の原稿43xの露光領域W1への反転搬送量
に対応したパルス数がカウントされたか否かが判断さ
れ、そうでないときにはステップn24に戻り、こうし
て所定の露光領域W1まで反転搬送が完了するとステッ
プn26に移る。
【0041】このステップn26以降は、前記ステップ
n9〜n16と同様に、ステップn26で1枚目の原稿
43xの複写動作を行うと、ステップn27で原稿43
x,43yが共に矢符62方向に搬送され、ステップn
28でカウントされる搬送量に対応したカウント値がス
テップn29で所定のパルス数となるとステップn30
で前記僅かな距離だけ反転搬送されて原稿43yの位置
決めが行われ、ステップn31で該原稿43yの複写動
作が行われると、前記ステップn21に戻る。こうして
ステップn23〜n31を繰返すことによって、所定の
部数の複写動作が終了すると、前記ステップn22に移
って原稿43x,43yが排出された後、複写動作を終
了する。
【0042】このように本発明に従う原稿供給装置31
では、原稿43の枚数が少ないときには、該原稿43を
原稿台32に排出することなく、供給手段33、搬送手
段34および排出手段35から成る搬送経路上で往復移
動させて、積層されている順序どおりに複写動作を行わ
せるので、複写動作が終了した原稿43を一旦原稿台3
2へ排出する場合に比べて、複写動作の所要時間を格段
に短縮することができる。
【0043】なお、原稿43の枚数が少数であるか否か
の判断は、積層されていた原稿43が順次的に取込まれ
てゆき、1枚目の原稿43xが前記露光領域W1に臨ん
だ状態で、最後の原稿43yの後端部43bが供給手段
33内に取込まれるか否かに基づいて行われる。したが
って最後の原稿43yが原稿台32から取出された時点
で、前記処理回路72は各原稿43の大きさと枚数とを
乗算して搬送方向の長さの和を求め、その和が予め定め
る長さL1以下であるときに原稿43の枚数が少数であ
ると判断する。前記和が、前記予め定める長さL1を超
えるとき、前述のように枚数が比較的多いと判断する。
【0044】すなわち、上述のような複写動作の可能な
原稿43の最大枚数をNとすると、各原稿43の搬送方
向の長さをL2とするとき、下式から求めることができ
る。
【0045】N=(L1/L2)+1 ただしNは整数である。
【0046】前記予め定める長さL1は、上述のように
供給手段33内の搬送経路60の長さに対応して設定さ
れてもよく、あるいは図4(7)において参照符L1で
示されるように、反転経路59を用いた長さであっても
よい。また、排出ローラ63からの原稿43を搬送経路
66を介して前記原稿台32へ循環させるのではなく、
ベルトB2の前記テーブルガラス57へ臨む面とは反対
側の上面へ循環させるようにして、前記最大枚数Nを増
加するようにしてもよい。
【0047】図6は本発明の他の実施例の動作を説明す
るためのフローチャートであり、この実施例は前述の実
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。
注目すべきはこの実施例では、原稿43x,43yを、
露光領域W1上において、前記図4(4)および図4
(5)で示すように往復移動させて行われる複写動作
が、予め定める回数以上となると、前記図4(6)から
図4(7)で示されるようにして原稿43x,43yを
一旦排出した後、図4(1)〜図4(4)で示されるよ
うに再び取込んで、すなわち原稿43x,43yを一旦
循環させて複写動作を継続する。
【0048】すなわち、前記ステップn21において設
定された部数の複写動作が終了していないときにはステ
ップn41に移り、前記露光領域W1上での原稿43
x,43yの往復移動の回数がカウントされる。ステッ
プn42では、その回数が予め定める回数以上となった
か否かが判断され、そうでないときには前記ステップn
23以降に移って、原稿43x,43yを往復移動させ
る複写動作が継続され、そうであるときにはステップn
43に移り、前記往復移動の回数のカウント値がリセッ
トされた後、ステップn44でローラR2a,63が駆
動されて原稿43x,43yは共に矢符62方向に搬送
されて一旦排出された後前記ステップn2に戻り、再び
給紙動作が開始される。
【0049】これによって、静電気や、ベルトB2によ
る搬送時に生じるずれ等に起因した、原稿43x,43
yの、前記矢符62で示される搬送方向と垂直方向のい
わゆるセンターずれや、スキューと称される回転変位に
対して、該原稿43x,43yを一旦循環させることで
これらのずれを解消し、複写品質を所望とする許容範囲
内で維持して、複写動作の所要時間を短縮することがで
きる。
【0050】再び図2を参照して、複写機本体99内に
おいて前記テーブルガラス57の前記露光領域W1に載
置された原稿43に臨んで、露光手段149が設けられ
る。この露光手段149は、原稿43をスリット露光す
る光源150と、反射鏡151a,151b,151
c,151dと、ズームレンズ152とを含んで構成さ
れている。前記光源150からの光が原稿43の原稿像
に照射されると、その反射光は前記反射鏡151a〜1
51dおよびズームレンズ152を経て、感光体101
の露光領域130に結像される。この露光手段149に
おいて、原稿43の大きさに対応して、前記光源150
および反射鏡151aを備える第1移動体98がテーブ
ルガラス57に沿って読取位置を走査しつつ読取露光を
行う。このような読取露光動作は、前記露光手段149
が駆動用モータM13で駆動されて行われる。
【0051】前記感光体101は、矢符97方向に回転
駆動されるとともに、帯電用コロナ放電器102によっ
て帯電される。帯電された感光体101には、露光領域
130において、前記露光手段149を介する反射光が
結像し、読取られた原稿像に対応した静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、現像装置103によってトナー
像に顕像化される。前記トナー像は、後述のように感光
体101へ給紙される複写紙Pに、転写領域129にお
いて転写用コロナ放電器131によって転写される。転
写後の複写紙Pは、搬送手段132によって定着装置1
04へ搬送され、定着が行われる。
【0052】なお、転写領域129での転写終了後、感
光体101上に残留したトナーは、該転写領域129よ
りも前記回転方向97下流側に配置されているクリーニ
ング装置133によって除去される。その後、除電装置
134によって感光体101上の残留電荷が除去され、
続いて再び静電潜像を形成するために、帯電用コロナ放
電器102によって感光体表面101は帯電される。
【0053】複写機本体99内の一方の側部には前記複
写紙Pが収納された給紙カセット106a,106b
が、また本体99の下方部には給紙カセット106c,
106dが装填される。これら給紙カセット106a〜
106d内に積層されて収納されている複写紙Pは、最
上層から順に1枚ずつ取出されて、給紙経路108a〜
108dにそれぞれ給紙される。この給紙動作は、各給
紙カセット106a〜106dの上部面に配置された給
紙ローラ109a〜109dが、給紙駆動用モータM8
で回転駆動されることによって実現される。前記給紙経
路108a〜108dおよび後述する中間トレイ113
からの給紙経路115には、用紙搬送用ローラ107a
〜107eがそれぞれ配置されており、これらの搬送用
ローラ107a〜107eを駆動用モータM9で回転駆
動することによって、前記感光体101などの複写工程
部に複写紙Pを供給する。
【0054】給紙カセット106a〜106dおよび中
間トレイ113から搬送されて来た複写紙Pは、感光体
101への搬送経路途上に設置されるレジストローラ1
60a,160bによって感光体101への搬送タイミ
ングが制御される。すなわち、感光体101へ搬送され
る複写紙Pの搬送方向先端部が、該レジストローラ16
0a,160b間に到達すると、複写紙Pの搬送は一旦
停止され、前記原稿供給装置31によって原稿43が露
光領域W1に装填されると、前記露光手段149および
感光体101に連動して給紙が行われる。なおこのよう
なレジストローラ160a,160bの回転/停止制御
は、駆動モータとの間に介在されるクラッチのオン/オ
フ制御によって行われる。
【0055】複写機本体99の他方の側部面には排出ト
レイ110が配置されている。この排出トレイ110に
はソレノイドSOL8が取付けられており、該ソレノイ
ドSOL8を所定時間励磁すると、図2の紙面手前方向
に排出トレイ110が変位し、また次にソレノイドSO
L8を所定時間励磁すると、紙面裏面方向に変位する。
これによって作業者は、複数枚の原稿に対して複数部ず
つ得られた複写紙Pを、仕分けした状態で取出すことが
できる。
【0056】これに対応して本体99内には、複写工程
から定着装置104を通過した複写紙Pを前記排出トレ
イ110へ排出するための排出経路111、および該排
出経路111から分岐した反転経路112が設けられ
る。上述の複写工程および定着装置104を通過し、一
方表面に原稿像に対応する複写が行われた複写紙Pは、
操作者の所望とする複写内容に従って、下記〜の3
種の態様で排出トレイ110へ排出される。
【0057】排出経路111をそのまま通過して排出
トレイ110へ排出される。
【0058】排出経路111に向かった後、複写紙P
の他方表面に複写を行うために、反転経路112によっ
て反転搬送された後、再び複写工程へ搬送するために一
次的に中間トレイ113に収納される。この中間トレイ
113に積層された複写紙Pは、その最下層から順に、
モータM14によって回転駆動される給紙手段114に
よって搬送経路115を介して複写工程部へ給送され、
定着装置104から排出経路111を通過して排出トレ
イ110へ排出される。
【0059】一旦排出経路111に向かった後、反転
経路112によって表裏反転が行われた後、排出トレイ
110へ排出される。
【0060】このような複写紙Pの搬送動作を可能とす
るために、反転経路112は、排出経路111の2箇所
の位置から分岐した経路112a,112bと、これら
の経路112a,112bが合流する経路112cと、
該経路112cから分岐して中間トレイ113へ向かう
経路112dとを含んで構成されている。前記経路11
2aが排出経路111から分岐する部位には第1方向転
換爪115が、経路112aと経路112bとの合流部
位には第2方向転換爪116が、経路112cと経路1
12dとの分岐部位には第3方向転換爪117がそれぞ
れ配置されている。これら第1〜第3方向転換爪115
〜117は、それぞれ図示しないソレノイドによって作
動し、操作者の所望の複写内容に応じて上述のように複
写紙Pの搬送経路が選択される。
【0061】前記経路112aと経路112bとの合流
部位近傍にはローラ118a,118b,118cが配
設され、経路112cと経路112dとの分岐部位近傍
にはローラ119a,119b,119cが配設され、
それぞれ複写紙Pを搬送する。また、経路112aと経
路112bとの合流部位近傍の経路112cには反転用
ローラ120が配設され、図示しない駆動用モータで正
逆回転駆動されて複写紙Pの搬送方向を反転する。経路
112cと経路112dとの分岐部の下方側には反転用
ローラ121が配設され、図示しない駆動用モータによ
って正逆回転駆動される。さらに、排出経路111の出
口部近傍には排出検出器S13が、経路112aの入口
近傍および経路112cには複写紙反転検出器S14,
S15が、さらに経路112dの出口部近傍には中間ト
レイ入口検出器S16がそれぞれ配設される。
【0062】上述したような反転経路112の構成によ
って、前記の排出態様の場合には、第1方向転換爪1
15で排出経路111に対して経路112aを閉鎖し、
複写紙Pを排出経路111に沿って排出する。また前記
の排出態様の場合には、第1方向転換爪115で排出
経路111を閉鎖して経路112aへ複写紙Pを導入
し、第2方向転換爪116で経路112cを開放し、経
路112cにおいて反転用ローラ121で搬送方向を反
転する。その後、第3方向転換爪117で経路112d
を開放し、中間トレイ113へ複写紙Pを排出する。さ
らにまた前記の排出態様の場合には、上述のように複
写紙Pを経路112cに導入した後、反転用ローラ12
0で搬送方向を反転し、第2方向転換爪116で経路1
12aを閉鎖するとともに、経路112bを開放して、
該経路112bから排出経路111へ複写紙Pを導出す
る。
【0063】なお本複写機100においては、給紙カセ
ット106a〜106dからの複写紙Pの搬送状態を検
出するために、各給紙カセット106a〜106dから
の給紙を検出する給紙検出器S10、複写紙転写前検出
器S11、定着後検出器S12、中間トレイ内用紙検出
器S17、中間トレイ給紙検出器S18などが設けられ
ている。
【0064】このように循環式原稿供給装置31を備
え、かつ反転経路112および中間トレイ113を含む
両面複写のための構成を有する本発明に従う複写機10
0は、操作者の所望とする複写内容に対応して、片面ま
たは両面原稿から複写紙Pを仕分けした片面または両面
複写のいずれにおいても、原稿43および複写紙Pを複
数回循環させることによって自在に実現することができ
る。
【0065】したがって、特に原稿43が一方表面に記
録された内容のみを複写すべきいわゆる片面原稿であ
り、複写紙Pの両面に2枚の原稿43をそれぞれ複写す
る、いわゆる頁別複写モードのときには、以下のように
本発明を好適に実施することができる。図7は、本発明
のさらに他の実施例の動作を説明するための断面図であ
る。原稿43の大きさが比較的大きいときには、原稿台
32から順次的に原稿43を取出して、所定の設定枚数
もしくは前記中間トレイ113で収容可能な枚数だけ露
光した後、再び原稿台32へ排出してゆく。なおこのと
き、前述のように先の原稿43xの位置決めが終了する
と、前述のように次の原稿43yの予備給紙が行われ
る。
【0066】これに対して原稿43が比較的小さいとき
には、たとえば原稿43の前記搬送方向の長さL2が前
記露光領域W1の最大値であるテーブルガラス57の長
さW2(図7(4)図示)の1/2以下であるときに
は、以下のようにして両面複写動作が行われる。
【0067】図7(1)で示されるように原稿台32上
に載置されている原稿43において、最初の原稿である
最下層の1枚目の原稿43xがまず図7(2)で示され
るように供給手段33内に取込まれる。さらに図7
(3)で示されるように、この1枚目の原稿43xがテ
ーブルガラス57上の搬送手段34に送込まれて、押圧
ローラR3および停止片61によって位置決めが行われ
ている状態で、すでに次の原稿である2枚目の原稿43
yが供給手段33に取込まれ、予備給紙が開始される。
【0068】続いて図7(4)で示されるように、前記
露光領域W1に位置決めされた1枚目の原稿43xの露
光中に、2枚目の原稿43yが搬送経路60の終端付近
で待期して、予備給紙が終了する。1枚目の原稿43x
の露光が、前記設定枚数もしくは中間トレイ113の収
納可能枚数だけ終了すると、図7(5)で示されるよう
に該原稿43xは一時的に前記矢符62方向に搬送され
て、テーブルガラス57上において両原稿43x,43
yの大きさに対応した前記露光領域W1外へ排出される
とともに、2枚目の原稿43yが前記露光領域W1へ位
置決めされる。
【0069】こうして2枚目の原稿43yの露光が、前
記設定枚数もしくは中間トレイ113の収納可能枚数だ
け終了すると、前記図7(4)で示されるように、供給
手段33内に再び2枚目の原稿43yが取込まれるとと
もに、1枚目の原稿43xが停止片61によって位置決
めされて前記露光領域W1に装填される。この後、1枚
目の原稿43xの露光が終了すると、再び図7(5)で
示されるように2枚目の原稿43yが露光領域W1に装
填され、このように図7(4)および図7(5)で示さ
れる動作が所望とする設定枚数だけ繰返し行われた後、
図7(6)から図7(7)で示されるように、露光の終
了した原稿43x,43yが順次的に原稿台32に排出
されてゆくとともに、続いて両面複写のための次の組の
原稿43xa,43yaが取込まれて露光領域W1に装
填される。
【0070】なお、前記設定枚数が中間トレイ113の
収納可能枚数よりも多いときには、最後の原稿の露光が
終了すると、再び前記1枚目の原稿43xから取込まれ
て設定枚数まで複写が行われる。
【0071】図8および図9は小サイズ原稿時における
前記図7で示される動作を説明するためのフローチャー
トであり、この実施例は前述の実施例に類似し、対応す
る部分には同一の参照符を付す。なお、説明の簡略化の
ため、原稿43の枚数は2枚とする。前記ステップn1
〜n9で1枚目の原稿43xの複写動作が終了するとス
テップn51に移り、設定枚数だけ記録紙Pへの複写動
作が終了したか否かが判断され、そうでないときにはス
テップn52で、複写動作回数が両面トレイ113の収
納可能枚数に到達したか否かが判断され、そうでないと
きには前記ステップn9に戻って1枚目の原稿43xの
複写が継続して行われる。前記ステップn51において
1枚目の原稿43xの複写動作回数が設定枚数だけ終了
しているとき、およびステップn52において前記複写
動作回数が中間トレイ113の収納可能枚数に到達して
いるときには前記ステップn11〜n18の動作に移
り、2枚目の原稿43yの内容が、中間トレイ113か
ら供給される表裏反転された複写紙Pへ複写される。
【0072】この複写動作がステップn53において前
記設定枚数だけ終了したことが判断されると前記ステッ
プn22に移って、原稿43x,43yの排出が行われ
て動作を終了する。また、前記ステップn51において
設定枚数までの複写動作が終了していないときにはステ
ップn54に移り、2枚目の原稿43yの複写動作回数
が前記中間トレイ113に収納されている複写紙Pの枚
数に到達したか否かが判断され、そうでないときには前
記ステップn18に戻って該2枚目の原稿43yの複写
動作が継続される。
【0073】これに対して、前記ステップn54で中間
トレイ113内の複写紙Pへの複写動作が終了すると、
すなわち中間トレイ113の収納可能枚数よりも設定枚
数の方が多いときには、前記ステップn23〜n26の
動作に移って、1枚目の原稿43xが再び前記露光領域
W1に装填されて複写動作が開始される。その後ステッ
プn55において設定枚数まで複写動作が終了したか否
かが判断され、そうでないときにはステップn56で中
間トレイ113の収納可能枚数まで到達したか否かが判
断され、そうでないときには前記ステップn26に戻っ
て1枚目の原稿43xの複写動作が継続される。前記ス
テップn55において設定枚数まで複写動作が終了した
とき、およびステップn56で中間トレイ113の収納
可能枚数に到達したときには前記ステップn27〜n3
0の動作に移り、2枚目の原稿43yの装填が行われた
後前記ステップn18に戻り、該2枚目の原稿43yの
複写動作が開始される。
【0074】このようにして、中間トレイ113の収納
可能枚数の制約を受けることなく、所望とする設定枚数
まで原稿43の複写動作を継続することができ、操作性
を向上することができる。またこの実施例において、前
述のように原稿43x,43yの往復移動が所定回数に
到達すると原稿43を一旦排出して循環するようにして
もよい。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複写すべ
き原稿の枚数が少数であるときには、複写制御手段は、
露光搬送動作を、反転動作を介在することによって、複
写すべき原稿を搬送経路中で往復移動させて、予め定め
る複数部数だけ、繰返し、このようにして、原稿を排出
することなく、収納手段から露光領域までの搬送経路中
で往復移動させて繰返し複写を行わせるので、原稿の搬
送経路長を大幅に短縮することができ、複写作業の所要
時間を短縮することができる。
【0076】また本発明によれば、複写すべき原稿の枚
数が少数であり、かつ複写紙の両面に複写を行うにあた
って、複写制御手段の働きによって、中間トレイなどで
1枚目の原稿の複写の終了した複写紙を一旦蓄積した
後、2枚目の原稿の複写を行うにあたって、前記中間ト
レイなどの収納可能枚数に拘わらず、複写紙が供給可能
である限り、連続して複写動作を行うことができる。
【0077】また好ましくは、原稿の往復移動の回数が
予め定める回数以上となると、一旦原稿を排出した後、
再び取込んで複写動作を継続することによって、前記往
復移動の繰返しによる原稿のずれを解消し、複写品質を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の原稿供給装置31の断面図
である。
【図2】前記原稿供給装置31を備える複写機100の
断面図である。
【図3】前記原稿供給装置31の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】少数原稿を複数部複写する場合の動作を説明す
るための断面図である。
【図5】前記図4で示される動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の他の実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】本発明のさらに他の実施例の動作を説明するた
めの断面図である。
【図8】小サイズ原稿時における図7で示される動作を
説明するためのフローチャートである。
【図9】小サイズ原稿時における図7で示される動作を
説明するためのフローチャートである。
【図10】典型的な従来技術の原稿供給装置1の簡略化
した断面図である。
【図11】他の従来技術の原稿供給装置21の簡略化し
た断面図である。
【符号の説明】
31 原稿供給装置 32 原稿台 33 供給手段 34 搬送手段 35 排出手段 43,43x,43y,43xa,43ya 原稿 53,63;55,65;R1a,R1b;R2a,R
2b;R3,R4 ローラ 54,64 案内部材 57 テーブルガラス 59 反転経路 60,66 搬送経路 61 停止片 72 処理回路 99 本体 100 複写機 101 感光体 104 定着装置 112 反転経路 149 露光手段 P 複写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 107 G03G 21/00 370 - 500

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の原稿を予め定める順序で積層し
    て収納している収納手段と、 前記収納手段に積層されている原稿を最上層または最下
    層のいずれか一方から1枚ずつ順次的に取出し、第1方
    向に露光領域へ搬送する供給手段と、 前記露光領域から露光の終了した原稿を第1方向に搬送
    し、前記収納手段内の原稿の前記最上層または最下層の
    いずれか他方へ排出して、前記予め定める順序で積層し
    てゆく排出手段と、 複写動作に連動して前記供給手段および排出手段を制御
    する制御手段とを有し、 前記原稿の取出し、露光、排出を循環して行うことによ
    って、各原稿を前記予め定める順序で複数部複写するこ
    とができる原稿供給装置を備える複写機において、 前記原稿の少なくとも搬送方向の長さを検出する検出手
    段を設け、 前記制御手段は、 検出手段の検出結果に応答し、複写すべき原稿の前記搬
    送方向の長さの和を求め、その和が、予め定める長さ以
    下であるかどうかを判断する判断手段と、 判断手段の出力に応答し、前記和が前記予め定める長さ
    以下であるとき、 前記複数枚の原稿を、収納手段から供給手段によって取
    出す取出し動作の後、 前記複数枚の原稿を、前記予め定める順序で順次的に第
    1方向に露光領域へ位置決めし、露光領域から、収納手
    段へ排出することなく、第1方向に搬送する露光搬送動
    作を、 露光搬送動作後の前記複数枚の原稿を、前記予め定める
    順序の最初の原稿が露光領域に位置決めされるように、
    第1方向とは逆の第2方向に反転して戻す反転動作を介
    在することによって、 複写すべき原稿を搬送経路中で往復移動させて、予め定
    める複数部数だけ、繰返し、 その後、原稿を排出手段によって収納手段に排出する複
    写制御手段とを含むことを特徴とする原稿供給装置を備
    える複写機。
  2. 【請求項2】 複写紙を表裏反転して該複写紙の両面に
    複写を可能とする表裏反転手段を備えるとともに、 複数枚の原稿を予め定める順序で積層して収納している
    収納手段と、 前記収納手段に積層されている原稿を最上層または最下
    層のいずれか一方から1枚ずつ順次的に取出し、第1方
    向に露光領域へ搬送する供給手段と、 前記露光領域から露光の終了した原稿を第1方向に搬送
    し、前記収納手段内の原稿の前記最上層または最下層の
    いずれか他方へ排出して、前記予め定める順序で積層し
    てゆく排出手段と、 複写動作に連動して前記供給手段および排出手段を制御
    する制御手段とを有し、 前記原稿の取出し、露光、排出を循環して行うことによ
    って、各原稿を前記予め定める順序で複数枚複写するこ
    とができる原稿供給装置を備える複写機において、 前記原稿の少なくとも搬送方向の長さを検出する検出手
    段を設け、 前記制御手段は、 検出手段の検出結果に応答し、複写すべき原稿の前記搬
    送方向の長さの和を求め、その和が、予め定める長さ以
    下であるかどうかを判断する判断手段と、 判断手段の出力に応答し、前記和が前記予め定める長さ
    以下であるとき、 前記複数枚の原稿を、収納手段から供給手段によって取
    出す取出し動作の後、 前記複数枚の原稿を、前記予め定める順序で順次的に第
    1方向に露光領域へ位置決めし、露光領域から、収納手
    段へ排出することなく、第1方向に搬送する露光搬送動
    作を、 露光搬送動作後の前記複数枚の原稿を、前記予め定める
    順序の最初の原稿が露光領域に位置決めされるように、
    第1方向とは逆の第2方向に反転して戻す反転動作を介
    在することによって、 予め定める複数部数だけ、繰返すとともに、前記表裏反
    転手段を作動させて前記複写紙の表裏に複写を行わせ、
    複写すべき原稿を搬送経路中で往復移動させて、 その後、原稿を排出手段によって収納手段に排出する複
    写制御手段とを含むことを特徴とする原稿供給装置を備
    える複写機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段に関連して、前記往復移動
    の回数をカウントするカウント手段を設け、前記制御手
    段は、前記カウント手段によってカウントされた前記往
    復移動の回数が予め定める回数以上となると、原稿を一
    旦排出させた後再び取込ませて複写動作を継続して行わ
    せることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
    載の原稿供給装置を備える複写機。
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