JP2920673B2 - 線材加工方法 - Google Patents
線材加工方法Info
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- JP2920673B2 JP2920673B2 JP26007090A JP26007090A JP2920673B2 JP 2920673 B2 JP2920673 B2 JP 2920673B2 JP 26007090 A JP26007090 A JP 26007090A JP 26007090 A JP26007090 A JP 26007090A JP 2920673 B2 JP2920673 B2 JP 2920673B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- carrier
- processing method
- wire rod
- held
- Prior art date
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- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気部品の一部を構成する線材を複数の工
程を経て加工する場合の線材加工方法に関する。
程を経て加工する場合の線材加工方法に関する。
従来の技術と課題 従来、電気部品の一部を構成する板材の加工について
は、板材をフープ端子に連接した状態で順送り加工を行
なっている。これに対し、線材の場合はフープ状にする
ことができないため、線材の加工において複数の加工処
理を行なう必要がある場合は、トランスファ加工法やマ
ルチフォーミング加工法が採用されていた。トランスフ
ァ加工法は、予め所定の長さにカットした複数個の線材
を1個毎搬送爪にチャッキングし、工程間を移動させて
加工する方法である。一方、マルチフォーミング加工法
は、線材を治具に取り付けた後、全ての加工をその場所
で行なう方法である。ところが、両方法共に加工装置が
高価になり、しかも汎用性のない専用タイプの装置にな
る等の問題点があった。
は、板材をフープ端子に連接した状態で順送り加工を行
なっている。これに対し、線材の場合はフープ状にする
ことができないため、線材の加工において複数の加工処
理を行なう必要がある場合は、トランスファ加工法やマ
ルチフォーミング加工法が採用されていた。トランスフ
ァ加工法は、予め所定の長さにカットした複数個の線材
を1個毎搬送爪にチャッキングし、工程間を移動させて
加工する方法である。一方、マルチフォーミング加工法
は、線材を治具に取り付けた後、全ての加工をその場所
で行なう方法である。ところが、両方法共に加工装置が
高価になり、しかも汎用性のない専用タイプの装置にな
る等の問題点があった。
そこで、本発明の課題は、加工装置に汎用タイプのも
のが使用でき、しかも製造効率の優れた線材加工方法を
提供することにある。
のが使用でき、しかも製造効率の優れた線材加工方法を
提供することにある。
課題を解決するための手段と作用 以上の課題を解決するため、本発明に係る線材加工方
法は、長尺状のキャリアに設けた複数の線材保持部にそ
れぞれ線材を保持させ、キャリアを搬送しつつ該保持さ
れた状態の線材を順送り加工するこを特徴とする。
法は、長尺状のキャリアに設けた複数の線材保持部にそ
れぞれ線材を保持させ、キャリアを搬送しつつ該保持さ
れた状態の線材を順送り加工するこを特徴とする。
複数個の線材はキャリアに保持された状態でキャリア
の搬送と共に搬送され、順次切断加工、つぶし加工、曲
げ加工等が行なわれる。前記加工工程終了後も複数個の
線材はキャリアに保持された状態で組立て工程やモール
ド工程等の次工程に送り込まれる。
の搬送と共に搬送され、順次切断加工、つぶし加工、曲
げ加工等が行なわれる。前記加工工程終了後も複数個の
線材はキャリアに保持された状態で組立て工程やモール
ド工程等の次工程に送り込まれる。
実施例 以下、本発明に係る線材加工方法の一実施例を第1図
を参照して説明する。本実施例は電気部品のリード端子
を加工する場合について説明する。
を参照して説明する。本実施例は電気部品のリード端子
を加工する場合について説明する。
キャリア1は長尺状の金属板であって、一定の間隔で
一方の側部に切り起こして曲げ加工したカール部2を有
し、他方の側部に送り孔3を有している。このキャリア
1は汎用のプレス機の送り装置(図示せず)にセットさ
れ、送り孔3にて所定の送りピッチで図中矢印a方向に
搬送される。図中一点鎖線X1の位置にてキャリア1のカ
ール部2にワイヤ線6の先端部が圧入される。圧入され
たワイヤ線6は即座に図中点線Aの位置でカットされ
(切断加工)所定の長さにされた後、キャリア1上に保
持された状態で図中矢印a方向に搬送される。ワイヤ線
6が図中X2の位置に搬送されると、ワイヤ線6の解放端
部がつぶされる(つぶし工程)。さらに、ワイヤ線6が
図中X3,X4の位置に搬送されると、それぞれの位置で曲
げられ(曲げ工程)て電気部品のリード端子としての成
形加工が終了する。成形加工後も、ワイヤ線6はキャリ
ア1に保持された状態で次工程の組立てやインサートモ
ールド工程等に送り込まれ、電気部品が効率よく生産で
きる。
一方の側部に切り起こして曲げ加工したカール部2を有
し、他方の側部に送り孔3を有している。このキャリア
1は汎用のプレス機の送り装置(図示せず)にセットさ
れ、送り孔3にて所定の送りピッチで図中矢印a方向に
搬送される。図中一点鎖線X1の位置にてキャリア1のカ
ール部2にワイヤ線6の先端部が圧入される。圧入され
たワイヤ線6は即座に図中点線Aの位置でカットされ
(切断加工)所定の長さにされた後、キャリア1上に保
持された状態で図中矢印a方向に搬送される。ワイヤ線
6が図中X2の位置に搬送されると、ワイヤ線6の解放端
部がつぶされる(つぶし工程)。さらに、ワイヤ線6が
図中X3,X4の位置に搬送されると、それぞれの位置で曲
げられ(曲げ工程)て電気部品のリード端子としての成
形加工が終了する。成形加工後も、ワイヤ線6はキャリ
ア1に保持された状態で次工程の組立てやインサートモ
ールド工程等に送り込まれ、電気部品が効率よく生産で
きる。
以上の線材加工方法において、複数個のワイヤ線6を
キャリア1に保持して順次切断加工、つぶし加工、曲げ
加工等を行なうようにしたため、加工装置に汎用のプレ
ス機が使用できる。
キャリア1に保持して順次切断加工、つぶし加工、曲げ
加工等を行なうようにしたため、加工装置に汎用のプレ
ス機が使用できる。
なお、本発明に係る線材加工方法は前記実施例に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形する
ことができる。特に、線材については、キャリアに保持
された後所定の長さにカットする方法に必ずしも限定さ
れない。予め所定の長さにカットしておいた線材をキャ
リアに保持するようにしてもよい。
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形する
ことができる。特に、線材については、キャリアに保持
された後所定の長さにカットする方法に必ずしも限定さ
れない。予め所定の長さにカットしておいた線材をキャ
リアに保持するようにしてもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、複数
個の線材を、搬送されているキャリアに保持した状態で
順送り加工するようにしたため、汎用の加工装置が使用
できる。また、成形加工工程終了後も、線材はキャリア
に保持された状態で次工程に送り込むことができるの
で、生産効率がよく、製造コスト削減を図ることができ
る。
個の線材を、搬送されているキャリアに保持した状態で
順送り加工するようにしたため、汎用の加工装置が使用
できる。また、成形加工工程終了後も、線材はキャリア
に保持された状態で次工程に送り込むことができるの
で、生産効率がよく、製造コスト削減を図ることができ
る。
第1図は本発明に係る線材加工方法の一実施例を示す斜
視図である。 1……キャリア、2……カール部、3……送り孔、6…
…ワイヤ線、a……搬送方向。
視図である。 1……キャリア、2……カール部、3……送り孔、6…
…ワイヤ線、a……搬送方向。
Claims (1)
- 【請求項1】長尺状のキャリアに設けた複数の線材保持
部にそれぞれ線材を保持させ、キャリアを搬送しつつ該
保持された状態の線材を順送り加工することを特徴とす
る線材加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26007090A JP2920673B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 線材加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26007090A JP2920673B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 線材加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138832A JPH04138832A (ja) | 1992-05-13 |
JP2920673B2 true JP2920673B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17342892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26007090A Expired - Lifetime JP2920673B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 線材加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2920673B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP26007090A patent/JP2920673B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138832A (ja) | 1992-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 |
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Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 |
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