JP2917002B2 - パン生地等の延展方法および装置 - Google Patents
パン生地等の延展方法および装置Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C3/00—Machines or apparatus for shaping batches of dough before subdivision
- A21C3/02—Dough-sheeters; Rolling-machines; Rolling-pins
- A21C3/025—Dough-sheeters; Rolling-machines; Rolling-pins with one or more rollers moving perpendicularly to its rotation axis, e.g. reciprocally
- A21C3/027—Dough-sheeters; Rolling-machines; Rolling-pins with one or more rollers moving perpendicularly to its rotation axis, e.g. reciprocally with multiple rollers moving in a closed loop, e.g. in an orbital path; Planetary roller systems
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パン生地等の粘弾性の
強い材料の延展方法および装置に関するものであり、さ
らに詳しくは、簡単な振動運動効果により、コンベアで
連続的に供給されるパン生地等を薄いシート状に連続し
て延展して、高品質のパンを容易に成形することができ
るようにしたものである。
強い材料の延展方法および装置に関するものであり、さ
らに詳しくは、簡単な振動運動効果により、コンベアで
連続的に供給されるパン生地等を薄いシート状に連続し
て延展して、高品質のパンを容易に成形することができ
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】弾性を有する材料の成形は、従来、材料
の弾性の降伏点以上の応力を加えて初めて成形すること
ができたのであるが、この場合、失われた弾性の自然な
回復はないので、弾性が重要な品質条件とされる食品、
特にパンの製造に熟練した手作業が非常に要求されてき
た。しかし、機械がパンを自動成形する場合は、その弾
性は常に成形時の邪魔者であったし、また、その弾性を
いささかでも喪失させれば、人手の熟練で作られたもの
と同じような味のパンを得ることができないため、化学
的添加物としてブロム酸カリ等を混入し、機械成形する
時に喪失する弾性(膜造成機能)を、成形後一定の静置
期間を置くことで回復させていた。このようにパンは生
地本来の弾性を疲労させて圧延成形するか、またはスク
リュー機構等により、ヒネリ応力を加えてグルテンのゲ
ル構造を破壊し、弾性を失わせて成形し、化学的添加物
によって弾性を回復させていたが、パンを作る装置とし
ては、手作りに比べ、味の劣化等の問題ばかりでなく、
化学添加物の使用は不自然な解決方法でしかなかった。
の弾性の降伏点以上の応力を加えて初めて成形すること
ができたのであるが、この場合、失われた弾性の自然な
回復はないので、弾性が重要な品質条件とされる食品、
特にパンの製造に熟練した手作業が非常に要求されてき
た。しかし、機械がパンを自動成形する場合は、その弾
性は常に成形時の邪魔者であったし、また、その弾性を
いささかでも喪失させれば、人手の熟練で作られたもの
と同じような味のパンを得ることができないため、化学
的添加物としてブロム酸カリ等を混入し、機械成形する
時に喪失する弾性(膜造成機能)を、成形後一定の静置
期間を置くことで回復させていた。このようにパンは生
地本来の弾性を疲労させて圧延成形するか、またはスク
リュー機構等により、ヒネリ応力を加えてグルテンのゲ
ル構造を破壊し、弾性を失わせて成形し、化学的添加物
によって弾性を回復させていたが、パンを作る装置とし
ては、手作りに比べ、味の劣化等の問題ばかりでなく、
化学添加物の使用は不自然な解決方法でしかなかった。
【0003】本発明は、以上の問題を解決するため、従
来製パン時に使用されていたこれらの化学的添加物を用
いることなく、パン生地を機械によって生地本来の弾性
内で成形する方法および装置に関するものである。ま
た、本発明に応用されている「円軌跡を自転公転しなが
ら行う延展装置」としては、その類似のものとして、特
公昭63−54333号、実開昭47−13493号が
あるが、これらの装置では、弾性の強いパン生地を薄く
延展するためには十分な能力を発揮することはできな
い。
来製パン時に使用されていたこれらの化学的添加物を用
いることなく、パン生地を機械によって生地本来の弾性
内で成形する方法および装置に関するものである。ま
た、本発明に応用されている「円軌跡を自転公転しなが
ら行う延展装置」としては、その類似のものとして、特
公昭63−54333号、実開昭47−13493号が
あるが、これらの装置では、弾性の強いパン生地を薄く
延展するためには十分な能力を発揮することはできな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、パン生地等をシート状に延展成形すると
きに、従来行われている対向回転するローラーによって
直接的にシャーリングストレスを加えると、パン生地内
部組織のグルテン網目構造が破壊され、弾力を失って発
酵ガスを気泡状に抱き込む能力が劣化し、パンはその品
質に満足なものが得られないことである。また、従来は
その解決方法として、パン生地にあらかじめブロム酸カ
リまたはアスコルビン酸等の酸化剤を添加し、グルテン
の膜生成能力を高めてパン生地を分割成形し、次に、一
定の静置時間を置いて膜生成能力を回復し、パンが作ら
れていたのである。
する問題点は、パン生地等をシート状に延展成形すると
きに、従来行われている対向回転するローラーによって
直接的にシャーリングストレスを加えると、パン生地内
部組織のグルテン網目構造が破壊され、弾力を失って発
酵ガスを気泡状に抱き込む能力が劣化し、パンはその品
質に満足なものが得られないことである。また、従来は
その解決方法として、パン生地にあらかじめブロム酸カ
リまたはアスコルビン酸等の酸化剤を添加し、グルテン
の膜生成能力を高めてパン生地を分割成形し、次に、一
定の静置時間を置いて膜生成能力を回復し、パンが作ら
れていたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
弾性破壊によって延展成形する従来の方法、技術とは異
なり、弾性の降伏点よりも低い圧力の範囲内で、しか
も、大きな比率で伸長、延展できる手段を提供するもの
である。具体的には、円周上を公転する自由回転ローラ
ーによって、パン生地に周期的な強い振動を与えること
により、チキソトロピー効果と呼ばれる生地の一時的な
流動現象が現れることを利用して、この効果現象が現れ
ている僅かな時間帯にパン生地を引き延ばし、「テンス
ルストレス」によって連続した薄いシート状をパン生地
のゲル構造を破壊せずに作り出し、これらを連続したシ
ート状に延展する手段に関するものであり、また、これ
らを連続した随意の太さの棒状に巻き上げて、これを所
定の長さにカットし、パンの小口分割成形を終了させる
ことができるものであり、従来、パン生地の大きな塊か
ら必要重量のパンの小塊を直接分割成形する方法と異な
り、上記化学的添加物を用いなくても、人の手作りと同
じ品質の各種パンを得ることができるようにしたもので
ある。
弾性破壊によって延展成形する従来の方法、技術とは異
なり、弾性の降伏点よりも低い圧力の範囲内で、しか
も、大きな比率で伸長、延展できる手段を提供するもの
である。具体的には、円周上を公転する自由回転ローラ
ーによって、パン生地に周期的な強い振動を与えること
により、チキソトロピー効果と呼ばれる生地の一時的な
流動現象が現れることを利用して、この効果現象が現れ
ている僅かな時間帯にパン生地を引き延ばし、「テンス
ルストレス」によって連続した薄いシート状をパン生地
のゲル構造を破壊せずに作り出し、これらを連続したシ
ート状に延展する手段に関するものであり、また、これ
らを連続した随意の太さの棒状に巻き上げて、これを所
定の長さにカットし、パンの小口分割成形を終了させる
ことができるものであり、従来、パン生地の大きな塊か
ら必要重量のパンの小塊を直接分割成形する方法と異な
り、上記化学的添加物を用いなくても、人の手作りと同
じ品質の各種パンを得ることができるようにしたもので
ある。
【0006】また、チキソトロピー効果の1つである流
動性については可逆的であり、本発明のこの効果により
薄く延展された生地は、静置すると数分以内に可逆的に
元の弾性を回復するので、従来の強力な分割方法によ
り、弾性組織の破壊によって得た成形と異なり、本発明
に用いたチキソトロピー効果の利用は、パン生地の膜構
成機能をいささかも損なうことなく、本発明のような簡
単な方法と装置でパン生地を薄く延展することができる
のである。
動性については可逆的であり、本発明のこの効果により
薄く延展された生地は、静置すると数分以内に可逆的に
元の弾性を回復するので、従来の強力な分割方法によ
り、弾性組織の破壊によって得た成形と異なり、本発明
に用いたチキソトロピー効果の利用は、パン生地の膜構
成機能をいささかも損なうことなく、本発明のような簡
単な方法と装置でパン生地を薄く延展することができる
のである。
【0007】その構成は、円周上に配置された回転自在
な遊星ローラーを多数配列した回転体を公転させ、その
回転体の公転軌跡に対して、入口から出口に向かって減
少する間隔を保って下方に位置して、入口から出口に向
かって順次周速が速くなるように入力された複数のロー
ラーからなる運搬装置にパン生地等を供給し、運搬装置
の上方から前記回転体によって運搬装置上を進行する生
地を瞬間的に繰り返し挟圧し、生地に連続的な振動を与
え、その際の振動によって発生する生地のチクソトロピ
ー効果による生地の一時的な流動効果を利用し、回転体
と運搬装置の間の間隔の漸減率と運搬速度の増加率によ
り、運搬装置に供給された生地を薄く延展することを特
徴とするパン生地等の延展方法である。
な遊星ローラーを多数配列した回転体を公転させ、その
回転体の公転軌跡に対して、入口から出口に向かって減
少する間隔を保って下方に位置して、入口から出口に向
かって順次周速が速くなるように入力された複数のロー
ラーからなる運搬装置にパン生地等を供給し、運搬装置
の上方から前記回転体によって運搬装置上を進行する生
地を瞬間的に繰り返し挟圧し、生地に連続的な振動を与
え、その際の振動によって発生する生地のチクソトロピ
ー効果による生地の一時的な流動効果を利用し、回転体
と運搬装置の間の間隔の漸減率と運搬速度の増加率によ
り、運搬装置に供給された生地を薄く延展することを特
徴とするパン生地等の延展方法である。
【0008】そして、本発明の装置は、円周軌跡を公転
する複数の遊星ローラーを配列した回転体と、その下方
に、供給される生地が挟圧される隙間を設けて運搬装置
を設置し、回転体の遊星ローラーは各々回転自在に軸着
させて設け、運搬装置は複数のそれぞれ入力されたロー
ラーを連接してなり、上方の遊星ローラーと対向して構
成された湾曲した隙間が入口から出口に向かって漸減す
るように設け、また、運搬装置を構成するそれぞれのロ
ーラーの回転速度は、入口から出口に向けて漸増するよ
うにしたことを特徴とするパン生地等の延展装置であ
る。さらに、本発明は、上記パン生地等の延展装置の構
成に加え、運搬装置の入口付近に遊星ローラーの公転外
周に沿って、遊星ローラーの強制駆動板を設けたパン生
地等の延展装置であり、また、前記パン生地等の延展装
置の構成に加え、出口に連接して搬出装置を設け、運搬
装置の出口側のローラーの回転速度を搬出装置の搬出速
度よりも速くしたパン生地等の延展装置である。また、
本発明においては、回転体の遊星ローラーが回転にとも
ない運搬装置上を通過する際に、前記隙間の生地に対し
て、遊星ローラーと運搬装置のローラーとが少なくとも
二箇所で同時に対向して挟圧するように配置すると、生
地の引き延ばし効果が高められるので好ましい。
する複数の遊星ローラーを配列した回転体と、その下方
に、供給される生地が挟圧される隙間を設けて運搬装置
を設置し、回転体の遊星ローラーは各々回転自在に軸着
させて設け、運搬装置は複数のそれぞれ入力されたロー
ラーを連接してなり、上方の遊星ローラーと対向して構
成された湾曲した隙間が入口から出口に向かって漸減す
るように設け、また、運搬装置を構成するそれぞれのロ
ーラーの回転速度は、入口から出口に向けて漸増するよ
うにしたことを特徴とするパン生地等の延展装置であ
る。さらに、本発明は、上記パン生地等の延展装置の構
成に加え、運搬装置の入口付近に遊星ローラーの公転外
周に沿って、遊星ローラーの強制駆動板を設けたパン生
地等の延展装置であり、また、前記パン生地等の延展装
置の構成に加え、出口に連接して搬出装置を設け、運搬
装置の出口側のローラーの回転速度を搬出装置の搬出速
度よりも速くしたパン生地等の延展装置である。また、
本発明においては、回転体の遊星ローラーが回転にとも
ない運搬装置上を通過する際に、前記隙間の生地に対し
て、遊星ローラーと運搬装置のローラーとが少なくとも
二箇所で同時に対向して挟圧するように配置すると、生
地の引き延ばし効果が高められるので好ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
パン生地1を運行させる供給コンベア2と、その下流に
複数のローラー31、32、33、34、35からなる
運搬装置3を設け、その下流に連接して搬出装置として
の搬出コンベア4を設ける。運搬装置3の上方には、円
軌跡を公転するように複数の遊星ローラー5を設ける。
遊星ローラー5はホイール7に固着されたシャフト6に
自由回転的に装嵌されており、シャフト6は運搬装置3
と平行に対向位置して設けられているので、遊星ローラ
ー5も平行に運動することになる。ホイール7はフレー
ム12に支持されたドライブシャフト8に固着し、ドラ
イブシャフト8に固着しているギヤ9を介し、モータ1
0の駆動によって、ホイール7が回転する。
パン生地1を運行させる供給コンベア2と、その下流に
複数のローラー31、32、33、34、35からなる
運搬装置3を設け、その下流に連接して搬出装置として
の搬出コンベア4を設ける。運搬装置3の上方には、円
軌跡を公転するように複数の遊星ローラー5を設ける。
遊星ローラー5はホイール7に固着されたシャフト6に
自由回転的に装嵌されており、シャフト6は運搬装置3
と平行に対向位置して設けられているので、遊星ローラ
ー5も平行に運動することになる。ホイール7はフレー
ム12に支持されたドライブシャフト8に固着し、ドラ
イブシャフト8に固着しているギヤ9を介し、モータ1
0の駆動によって、ホイール7が回転する。
【0010】供給コンベア2の下流端上方に駆動板11
を設け、遊星ローラー5の外周が駆動板11と接するよ
うにしてあり、回転自在な遊星ローラーに回転のハズミ
を与える作用をする。回転のハズミを与えられた遊星ロ
ーラー5は、以後、延展中の生地の上を転がって移動
し、パン生地1を薄く延ばして行くことになる。運搬装
置3はローラー31〜35が上流側のローラー31から
下流のローラー35に行くに従って、遊星ローラー5が
描く外周仮想円aとの距離(隙間c)が減少するように
位置されている。ローラー31〜35は下流方向に自転
するように、駆動軸を介してモーター51、52、5
3、54、55により駆動伝達される。モーター51〜
55はインバータ等の設定装置によって、それぞれ回転
数が調節できるので、ローラー31〜35の回転速度を
生地のチクソトロピー効果に合わせて、生地引き延ばし
方向に出口に向けて増速させることかできる。
を設け、遊星ローラー5の外周が駆動板11と接するよ
うにしてあり、回転自在な遊星ローラーに回転のハズミ
を与える作用をする。回転のハズミを与えられた遊星ロ
ーラー5は、以後、延展中の生地の上を転がって移動
し、パン生地1を薄く延ばして行くことになる。運搬装
置3はローラー31〜35が上流側のローラー31から
下流のローラー35に行くに従って、遊星ローラー5が
描く外周仮想円aとの距離(隙間c)が減少するように
位置されている。ローラー31〜35は下流方向に自転
するように、駆動軸を介してモーター51、52、5
3、54、55により駆動伝達される。モーター51〜
55はインバータ等の設定装置によって、それぞれ回転
数が調節できるので、ローラー31〜35の回転速度を
生地のチクソトロピー効果に合わせて、生地引き延ばし
方向に出口に向けて増速させることかできる。
【0011】本実施例では、ローラー31〜35は運搬
方向にその速度が大きくなるように設定しており、ロー
ラー31〜35の回転速度の増速度は、「隙間c」の減
少度におよそ反比例する状態で設定することができる。
「隙間c」の減少度すなわち圧縮率は、例えば、ハンド
ル18を回転して矢印fの方向にホイール7を動かすこ
とによって自由に調節することができる。また、供給コ
ンベア2の速度は、ローラー31と同じかまたは小さ
く、搬出コンベア4の速度は、ローラー35と同じかま
たは大きく設定している。
方向にその速度が大きくなるように設定しており、ロー
ラー31〜35の回転速度の増速度は、「隙間c」の減
少度におよそ反比例する状態で設定することができる。
「隙間c」の減少度すなわち圧縮率は、例えば、ハンド
ル18を回転して矢印fの方向にホイール7を動かすこ
とによって自由に調節することができる。また、供給コ
ンベア2の速度は、ローラー31と同じかまたは小さ
く、搬出コンベア4の速度は、ローラー35と同じかま
たは大きく設定している。
【0012】また、例えば、遊星ローラー5のお互いの
間隔は、運搬装置3のローラー31〜35の間隔のおよ
そ2倍として配置すると、遊星ローラー5はローラー3
1〜35が一つ置きでお互いの母線がほぼ同時に対向す
るようにすることができる。図3に示す第2実施例は、
図2の第1実施例が遊星ローラー5を片持ち支持してい
るのに対し、両持ち支持の状態を示している。フレーム
13に回転体としてのホイール14が支持されており、
ホイール14の主軸15には、モータープーリー16が
装着されており、このモータープーリー16の回転駆動
により、遊星ローラー17が公転するようになってい
る。その他運搬装置の構成は、第1実施例と同様として
いるので、説明を省略する。
間隔は、運搬装置3のローラー31〜35の間隔のおよ
そ2倍として配置すると、遊星ローラー5はローラー3
1〜35が一つ置きでお互いの母線がほぼ同時に対向す
るようにすることができる。図3に示す第2実施例は、
図2の第1実施例が遊星ローラー5を片持ち支持してい
るのに対し、両持ち支持の状態を示している。フレーム
13に回転体としてのホイール14が支持されており、
ホイール14の主軸15には、モータープーリー16が
装着されており、このモータープーリー16の回転駆動
により、遊星ローラー17が公転するようになってい
る。その他運搬装置の構成は、第1実施例と同様として
いるので、説明を省略する。
【0013】以上の構成による本発明の作用効果を説明
すると、以下のとおりである。上流のコンベア2で運行
されるパン生地1は運搬装置3に供給され、高速で公転
する遊星ローラー5の群と運搬装置3に挟み込まれ、順
次回転速度が速くなるローラー31〜35によって引き
延ばされ、搬出コンベア4によって搬出される。このと
きの延展効果について説明すると、自由回転している遊
星ローラー5がローラー31〜35の上を通過するとき
に、パン生地に対し圧縮と開放の激しい繰り返し振動が
作用し、チクソトロピー効果が発生し、通常では流動性
の低い弾性生地は、一時的に流動性が高くなる。流動性
を生じたパン生地1は、ローラー31〜35の速度差に
よって容易に引き延ばすことができるようになってい
る。
すると、以下のとおりである。上流のコンベア2で運行
されるパン生地1は運搬装置3に供給され、高速で公転
する遊星ローラー5の群と運搬装置3に挟み込まれ、順
次回転速度が速くなるローラー31〜35によって引き
延ばされ、搬出コンベア4によって搬出される。このと
きの延展効果について説明すると、自由回転している遊
星ローラー5がローラー31〜35の上を通過するとき
に、パン生地に対し圧縮と開放の激しい繰り返し振動が
作用し、チクソトロピー効果が発生し、通常では流動性
の低い弾性生地は、一時的に流動性が高くなる。流動性
を生じたパン生地1は、ローラー31〜35の速度差に
よって容易に引き延ばすことができるようになってい
る。
【0014】実験によれば、遊星ローラー5の速度を毎
分30〜70mとしてローラー31〜35と12個の遊
星ローラー5によって、パン生地が1分間に約1000
回のタタキ作用を受けると、パン生地はチキソトロピー
効果により、一時的に容易な伸展性を現し、従来の挟圧
では達成できない伸長延展効果を得ることができる。こ
のとき遊星ローラー5がローラー31〜35を通過する
際、遊星ローラー5とローラー31〜35が同時に少な
くとも二箇所の位置で、ローラーの母線が合致するよう
に対向接近して挟圧が行われるようにすると、二箇所で
の挟圧部の速度差によって、さらに伸長が効果的に行わ
れるものである。このローラー5とローラー31〜35
との挟圧部位は、図4および図5に示すように、ローラ
ー5の公転にともない対向する位置が2ないし3ヵ所で
繰り返して変化するものである。さらに、挟圧されない
部位の生地は、外部からの抵抗がない開放された状態で
伸長されるとともに、挟圧部間で振動を繰り返すもので
ある。また、上記したこのタタキ効果(チクソトロピー
効果)は、ホイール7の回転速度の変化によって、自由
に加減できる特徴を有しているので、供給される生地1
の延展比率や、希望する生産速度に合わせて調節できる
機能を有している。
分30〜70mとしてローラー31〜35と12個の遊
星ローラー5によって、パン生地が1分間に約1000
回のタタキ作用を受けると、パン生地はチキソトロピー
効果により、一時的に容易な伸展性を現し、従来の挟圧
では達成できない伸長延展効果を得ることができる。こ
のとき遊星ローラー5がローラー31〜35を通過する
際、遊星ローラー5とローラー31〜35が同時に少な
くとも二箇所の位置で、ローラーの母線が合致するよう
に対向接近して挟圧が行われるようにすると、二箇所で
の挟圧部の速度差によって、さらに伸長が効果的に行わ
れるものである。このローラー5とローラー31〜35
との挟圧部位は、図4および図5に示すように、ローラ
ー5の公転にともない対向する位置が2ないし3ヵ所で
繰り返して変化するものである。さらに、挟圧されない
部位の生地は、外部からの抵抗がない開放された状態で
伸長されるとともに、挟圧部間で振動を繰り返すもので
ある。また、上記したこのタタキ効果(チクソトロピー
効果)は、ホイール7の回転速度の変化によって、自由
に加減できる特徴を有しているので、供給される生地1
の延展比率や、希望する生産速度に合わせて調節できる
機能を有している。
【0015】本発明においては、装置内運搬は複数のロ
ーラー31〜35の連接によって行い、遊星ローラー5
はパン生地1の上面を母線接触の形で転がり進行し、生
地に「ズリ応力」を与えず、短い振幅の振動効果によっ
てチクソトロピー効果を発生させているのである。この
振動でパン生地1にチクソトロピー効果が生じ、容易に
流動し、運搬装置としてのローラー31〜35の速度差
によって引き延ばされる。また、駆動板11は遊星ロー
ラー5を入口で強制自転させハズミを与えて、容易にパ
ン生地の上を転がって通過するための初期回転効果を上
げているので、ローラー31の位置に供給されたパン生
地1が、遊星ローラー5によって無理やりに引き込まれ
ることはない。本実施例においては、ローラー35と搬
出コンベア4の速度は同じか、搬出コンベア4を速くし
て説明しているが、パン生地の弾性によるローラー31
〜35で生地が伸長された後、搬出コンベア4でのパン
生地特有の弾性による生地の縮みによって生地厚が増
し、所望の厚みが得られない場合には、その生地の縮み
を考慮して、ローラー35あるいはローラー34、35
を搬出コンベアより速くして、あらかじめ伸長を大きく
させて生地の縮み具合を調節し、所望の生地の厚みを得
るようにすることも可能となる。
ーラー31〜35の連接によって行い、遊星ローラー5
はパン生地1の上面を母線接触の形で転がり進行し、生
地に「ズリ応力」を与えず、短い振幅の振動効果によっ
てチクソトロピー効果を発生させているのである。この
振動でパン生地1にチクソトロピー効果が生じ、容易に
流動し、運搬装置としてのローラー31〜35の速度差
によって引き延ばされる。また、駆動板11は遊星ロー
ラー5を入口で強制自転させハズミを与えて、容易にパ
ン生地の上を転がって通過するための初期回転効果を上
げているので、ローラー31の位置に供給されたパン生
地1が、遊星ローラー5によって無理やりに引き込まれ
ることはない。本実施例においては、ローラー35と搬
出コンベア4の速度は同じか、搬出コンベア4を速くし
て説明しているが、パン生地の弾性によるローラー31
〜35で生地が伸長された後、搬出コンベア4でのパン
生地特有の弾性による生地の縮みによって生地厚が増
し、所望の厚みが得られない場合には、その生地の縮み
を考慮して、ローラー35あるいはローラー34、35
を搬出コンベアより速くして、あらかじめ伸長を大きく
させて生地の縮み具合を調節し、所望の生地の厚みを得
るようにすることも可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、パン生地を延展す
る際に、あらかじめチクソトロピー効果によって、パン
生地に一時的な流動性を付与して行うと同時に、このチ
クソトロピー効果の付与によって、パン生地の延展を低
い圧力で行うことができるものである。この一時的にパ
ン生地の伸展性を発生させることにより、運搬装置のロ
ーラーの速度差による引き伸ばし作用を十分に生かすこ
とができ、低い圧力でパン生地のグルテン組織を破壊す
ることなく、薄い連続したパン生地を容易に得ることが
できるようにしたのである。
る際に、あらかじめチクソトロピー効果によって、パン
生地に一時的な流動性を付与して行うと同時に、このチ
クソトロピー効果の付与によって、パン生地の延展を低
い圧力で行うことができるものである。この一時的にパ
ン生地の伸展性を発生させることにより、運搬装置のロ
ーラーの速度差による引き伸ばし作用を十分に生かすこ
とができ、低い圧力でパン生地のグルテン組織を破壊す
ることなく、薄い連続したパン生地を容易に得ることが
できるようにしたのである。
【図1】本発明第1実施例の全体側面図である。
【図2】本発明第1実施例の断面正面図である。
【図3】本発明第2実施例の断面正面図である。
【図4】本発明の作用説明図である。
【図5】本発明の作用説明図である。
1 パン生地 2 供給コンベア 3 運搬装置 31 ローラー 4 搬出コンベア 5 遊星ローラー 6 シャフト 7 ホイール 8 ドライブシャフト 9 ギヤ 10 モータ 11 駆動板 12 フレーム 13 フレーム 14 ホイール 15 主軸 16 モータープーリー 17 遊星ローラー
Claims (4)
- 【請求項1】 円周上に配置された回転自在な遊星ロー
ラーを多数配列した回転体を公転させ、その回転体の公
転軌跡に対して、入口から出口に向かって漸減する湾曲
した間隔を保って下方に位置して、入口から出口に向か
って順次周速が速くなるように入力された複数のローラ
ーからなる運搬装置に生地を供給し、運搬装置の上方か
ら前記回転体によって運搬装置上を進行する生地を瞬間
的に繰り返し挟圧し、生地に連続的な振動を与え、その
際の振動によって発生する生地のチクソトロピー効果に
よる生地の一時的な流動効果を利用し、回転体と運搬装
置の間の間隔の漸減率と運動速度の増加率により、運搬
装置に供給された生地を薄く延展することを特徴とする
パン生地等の延展方法。 - 【請求項2】 円周軌跡を公転する複数の遊星ローラー
を配列した回転体と、その下方に、供給される生地が挟
圧される隙間を設けて運搬装置を設置し、回転体の遊星
ローラーは各々回転自在に軸着させて設け、運搬装置と
上方の遊星ローラーが対向して構成された湾曲した隙間
が、複数のそれぞれ入力されたローラーを連接してなる
とともに、この隙間は入口から出口に向かって漸減する
ように、またこの運搬装置を構成するそれぞれのローラ
ーは、上方にある遊星ローラーの回転軌跡との隙間が出
口に向かって漸減に応じ、出口に向けてそれぞれの漸増
する回転速度の比を変更するためのそれぞれの速度設定
装置を設け、生地の引き延ばし効果を調節できるように
したことを特徴とするパン生地等の延展装置。 - 【請求項3】 回転体の遊星ローラーが回転にともない
運搬装置上を通過する際に前記隙間の生地に対して、遊
星ローラーと運搬装置のローラーが同時に少なくとも二
箇所で対向するように配置したことを特徴とする請求項
2記載のパン生地等の延展装置。 - 【請求項4】 回転体の回転速度を運搬装置の運搬速度
にかかわらず任意に変更して、供給される生地に与える
振動量を調整することができるようにしたことを特徴と
する請求項2または3記載のパン生地等の延展装置。
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KR1019960015742A KR0183384B1 (ko) | 1995-11-09 | 1996-05-07 | 빵 반죽 등을 신장시키기 위한 방법 및 장치 |
US08/867,917 US5843510A (en) | 1995-05-02 | 1997-06-03 | Method for stretching bread dough and the like |
HK05100347A HK1068230A1 (en) | 1995-05-02 | 2005-01-13 | Method and apparatus for stretching bread dough |
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WO2004021793A1 (en) | 2002-09-03 | 2004-03-18 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | An apparatus and method for beating and rolling a food dough belt |
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