JP2914474B2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP2914474B2
JP2914474B2 JP6064554A JP6455494A JP2914474B2 JP 2914474 B2 JP2914474 B2 JP 2914474B2 JP 6064554 A JP6064554 A JP 6064554A JP 6455494 A JP6455494 A JP 6455494A JP 2914474 B2 JP2914474 B2 JP 2914474B2
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reinforcing
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concave
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啓也 桧垣
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Kawamura Electric Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内機取付レール間に各
種電気機器を備えるための基台を設けてなる分電盤に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤の内機取付レール間に各種
電気機器を備えるために設けられた基台は、図8のよう
に基台21の上面21aには凹状または凸状の段部を形
成しないものが一般的である。
【0003】しかし、図8の基台21によると、上面2
1aの略中央部に配設する銅バー22及び支持台23は
夫々仕様の異なった分電盤においても共用部品としてい
るため、上面21aの両端部にブレーカ24,24等の
電気機器を配設する場合、ブレーカ24,24の電源端
子部と銅バー22との高さ調整を行うために、上面21
aの両端部に少なくとも2種類以上の高さの異なった桁
材25,25を設け、その桁材25,25の上にブレー
カ24,24を配設しなければならないという欠点があ
った。
【0004】そこで、これらの問題点を解決するため
に、例えば、実開昭61−72004号公報が知られて
いる。
【0005】これは図9のように、基台26の上面26
aに凹状または凸状の段部を形成したものであり、図8
のように2種類以上の桁材25,25を設けることな
く、1種類の桁材27,27でブレーカ24,24の電
源端子部と銅バー22との高さ調整を行うことができる
というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
上記従来技術によると、基台26は平板を折曲形成する
だけで凹状または凸状の段部を形成しているため、強度
不足のため、組立作業時や運搬時に段部の折曲部26b
が変形し、絶縁距離の不足や、機器の破損等が生じる恐
れがあるという欠点があった。また、基台26の板厚を
厚くする必要があるため、分電盤の重量が増し、施工性
が非常に悪く、且つコスト高になるという欠点があっ
た。
【0007】そこで本発明は、共用部品を使用すること
ができる基台において、信頼性が高く、安価に製作する
ことができる分電盤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の分電盤は、基台を凹状または凸状に形成し
て上段及び下段を設けると共に、その上段及び下段の端
縁部より下方へ夫々補強板を延設し、その補強板を一体
形成したものである。
【0009】また、基台となる平板の上面より夫々対向
する側に補強板となる補強面と、側板及び底板となる脚
面とを突設して平板を略十字状に形成し、上面及び補強
面より略コ字状の溝部を切欠形成し、突設した補強面及
び脚面の基部を折曲形成すると共に、溝部の基部を折曲
形成して凹状または凸状の段部を形成したものである。
【0010】
【作用】基台となる略十字状の平板の突設した補強面及
び脚面の両基部を折曲形成して補強板と側板及び底板と
を形成すると共に、上面及び補強面より略コ字状に切欠
形成した溝部の両基部を折曲形成し、一方の補強板に窪
部を形成すると共に、他方の補強板の切欠端部及び窪部
に折曲面の先端を載置して基台の上面を凹状または凸状
に形成する。
【0011】
【実施例】本発明に係る分電盤の一実施例を添付図面に
基づいて説明する。
【0012】図1は本発明に係る分電盤の一実施例の説
明図であり、内機取付レール1,1間に設けられた基台
2を凹状に形成して上段2a及び下段2bすると共に、
その上段2a及び下段2bより下方へ夫々一体形成した
補強板3を延設し、上段2aにブレーカ4,4を備える
と共に、下段2bに銅バー5,5,5を固着した支持台
6を設けた分電盤7である。
【0013】図2及び図3は図1における基台の説明図
であり、基台2となる平板8の上面8aより夫々対向す
る側に補強板3,3となる補強面8b,8bと、側板9
及び底板10となる脚面8c,8cとを突設して平板8
を略十字状に形成し、上面8a及び補強面8b,8bよ
りコ字状の溝部11を切欠形成し、突設した補強面8
b,8b及び脚面8c,8cの基部a−b,b−c,c
−d,d−aを下方へ折曲形成して側板9,9を形成す
ると共に、溝部11の基部e−fを内側へ折曲形成して
凹状の下段2bを形成し、更に、脚面8c,8cのg−
h,i−jを外側へ折曲形成して底板10,10を形成
したものである。
【0014】上面8a及び補強面8b,8bより略コ字
状に切欠形成した一方の補強板3の溝部11の両基部e
−fを内側へ折曲形成し、他方の補強板3の窪部12に
下段2bの先端を載置して基台2の上面を凹状に形成す
る。
【0015】上記のように構成された分電盤は、上面8
aに段部を設けた基台2に、その段部と同一形状の一連
の補強板3,3を一体形成したものであるため、強度が
あり、組立作業時や運搬時に段部が変形しないため、絶
縁距離の不足や、機器の破損等が生じる恐れもないとい
うものである。また、基台の板厚も厚くする必要がない
ため、分電盤の重量も軽量化することができ、施工性が
良く、且つ安価に製作することができるというものであ
る。
【0016】尚、上記実施例において、他方の補強板3
の窪部12はコ字状に切欠形成した溝部11の切欠端面
であるが、これは一例であり、溝部11の形状は略コ字
状であるため、例えば、図4及び図5のように一方の補
強板3の両基部e−fに対向する他方の補強板3に両基
部e−fよりも短いk−lを設ける溝部13を切欠形成
し、その両基部k−lを内側に折曲形成して窪部14を
形成し、その窪部14の上に両基部e−fより折曲形成
した下段2bを載置することもできる。また、基台2の
凹状または凸状の形状は上面8aに溝部11を切欠形成
することなく、シボリ加工により形成することもできる
ため、例えば、図6のように上面8aを凹状ではなく、
凸状に形成することもできる。また、図7のように底板
15,15を内側に折曲形成し、図1の分電盤7の配線
スペースを拡大することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分電盤
は、基台を凹状または凸状に形成して上段及び下段を設
けると共に、その上段及び下段より下方へ夫々補強板を
延設し、その補強板を一体形成したものであるため、信
頼性が高く、施工性が良い他、安価に製作することがで
きるという優れた効果を有するものである。
【0009】また、基台となる平板の上面より夫々対向
する側に補強板となる補強面と、側板及び底板となる脚
面とを突設して平板を略十字状に形成し、上面及び補強
面より略コ字状の溝部を切欠形成し、突設した補強面及
び脚面の基部を折曲形成すると共に、溝部の基部を折曲
形成して凹状または凸状の段部を形成したものであるた
め、信頼性が高く、施工性が良い他、安価に製作するこ
とができるという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分電盤の一実施例の説明図であ
る。
【図2】図1における基台の説明図である。
【図3】図1における基台の説明図である。
【図4】本発明に係る分電盤の基台の変形実施例の説明
図である。
【図5】本発明に係る分電盤の基台の変形実施例の説明
図である。
【図6】本発明に係る分電盤の基台の変形実施例の説明
図である。
【図7】本発明に係る分電盤の基台の変形実施例の説明
図である。
【図8】本発明に係る分電盤の基台の変形実施例の説明
図である。
【図9】従来技術の分電盤の説明図である。
【符号の説明】
1・・・内機取付レール、2・・・基台、2a・・・上
段、2b・・・下段、3・・・補強板、4・・・ブレー
カ、5・・・銅バー、6・・・支持台、7・・・分電
盤、8・・・平板、8a・・・上面、8b・・・補強
面、8c・・脚面、9・・・側板、10・・・底板、1
1・・・溝部、12・・・窪部、13・・・溝部、14
・・・窪部、15・・・底板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体本体の内側背面に夫々対向する2本
    の内機取付レールを設け、該内機取付レール間に各種電
    気機器を備えるための基台を設けてなる分電盤におい
    て、前記基台を凹状または凸状に形成して上段及び下段
    を設けると共に、該上段及び下段の端縁部より下方へ夫
    々補強板を延設し、該補強板を一体形成したことを特徴
    とする分電盤。
  2. 【請求項2】 前記基台となる平板の上面より夫々対向
    する側に前記補強板となる補強面と、側板及び底板とな
    る脚面とを突設して前記平板を略十字状に形成し、前記
    上面及び前記補強面より略コ字状の溝部を切欠形成し、
    突設した前記補強面及び前記脚面の基部を折曲形成する
    と共に、前記溝部の基部を折曲形成して凹状または凸状
    の前記段部を形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の分電盤。
JP6064554A 1994-03-07 1994-03-07 分電盤 Expired - Lifetime JP2914474B2 (ja)

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