JP4379846B2 - 分電盤の分岐部構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主幹バーの横方向に分岐ブレーカを配設した分電盤の分岐部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の分電盤の分岐部構造は、主幹バーの両側にプラグイン端子を設ける溝部を上下に平行に3個設けたプラグイン式の分岐ブレーカを多数配設する分電盤においては、対向させて配置したブレーカの間隔(W) を狭くするため図15に示すように電圧主幹バー51、51を対向して配列した分岐ブレーカ50a、50bの下部に配置し、図15、図16に示すように主幹バー51、51の側部に立設した垂直板部52に上下に段違いに対向させて分岐バー部53、54を折曲形成して向かい合う分岐ブレーカの上下の異なる溝部に嵌合させるものであった。また、分岐バー部を固定するための手段もないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来ものは、主幹バー51、51の下方に絶縁材55を配置しなければならず、また、主幹バー51の側部に立設した垂直板部52に向きの異なる分岐バー部53、54を折曲形成するには曲げ工程も多くコスト的にも部品精度も劣る問題があった。さらに、主幹バーから離れた位置に配設した分岐ブレーカに接続する分岐バー部54は長さが長いため分岐ブレーカと着脱する際にたわんだり変形する問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するためになされた本発明の分電盤の分岐部構造は、主幹バーの両側にプラグイン端子を設ける溝部を上下に平行させて複数個設けたプラグイン式の分岐ブレーカを多数配設した分電盤において、電圧用の2本の主幹バーの垂直部の上下端に一方側に配列した分岐ブレーカの溝部への差込部と他方側に配列した分岐ブレーカの溝部への差し込み用の分岐バー部を折曲形成してクランク状に構成したうえ主幹バーの前記差込部又は垂直部の少なくとも一方をバー帯状部に形成したものを請求項1に記載の発明とし、主幹バーの横方向にブレーカを配設した分電盤において、主幹バーから分岐した分岐バー部に係合凹部を設けたうえ該係合凹部を分岐バー支持部に設けた係合凸部に係合させたものを請求項2に記載の発明とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
図1において1は主幹ブレーカに接続した電圧用2本、中性用1本の主幹バー、2は主幹バー1の横方向に多数配設した分岐ブレーカである。この各分岐ブレーカ2は上下にプラグイン端子3を設ける溝部18を平行に3個設けたプラグイン式のものであり、下部の溝部18にプラグイン端子3を設けるとともに上部と中央部の溝部18のどちらか一方にプラグイン端子3を設けている。なお、100V配線用の分岐ブレーカではプラグイン端子3が上部と下部の溝部18に設けられ、200V配線用の分岐ブレーカではプラグイン端子3が中央部と下部の溝部18に設けられている。
【0006】
また、前記主幹バー1のうち2本の電圧用の主幹バー1即ちL1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bは一方側に配列した分岐ブレーカ2に接する垂直部11の上下端に一方側に配列した分岐ブレーカ2の溝部18への差込部12と該溝部18と他方側に配列した分岐ブレーカ2の溝部18への差し込み用の分岐バー部13を折曲形成してクランク状に構成したうえ前記差込部12又は垂直部11の少なくとも一方をバー帯状部に形成している。
【0007】
前記L1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bは、図2及び図3に示すものにあっては、差込部12をバー帯状部に形成するとともにこれに続く垂直部11の基端部を板状部11aに形成して先端部を分岐バー部13に対応する分岐垂直片部11bを形成したものである。このように形成することにより帯状部等の表面積が広くなることにより放熱効果がよくなる。また、図4に示すL1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bは、差込部12をバー帯状部に形成するとともにこれに続く垂直部11を基端部から先端部に亘って分岐バー部13に対応する分岐垂直片部11bを形成したものである。さらに、図5に示すL1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bは、垂直部11の中央部をバー帯状部に形成するとともにこの両端に分岐垂直片部11a、11aを形成したうえ分岐水平部12aに形成した差込部12と分岐バー部13を連設したものである。
【0008】
図6に示す4は主幹バーから分岐した分岐バー部13の側部に切欠して設けた係合凹部であり、該係合凹部4は分電盤のベースに立設した分岐バー支持部5に突設した係合凸部5aに係合させて分岐バー部13の主幹バーの幅方向の動きを規制して、分岐ブレーカ2の着脱時に加わる力により分岐バー部13がたわみ・変形するのを防止するものである。なお、分岐バー支持部5は図6〜図12に示すものは、L1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bを保持する主幹バー支持台部6、6を両側に設けたバーホルダー7の中央に立設して形成している。
【0009】
そして、係合凸部5aの上部に拡大頭部8を設けて、該拡大頭部8に下端面に分岐バー13を嵌合する凹部9aを設けたスペーサ部材9を取り付けて分岐バー13を主幹バーの縦方向の動きを規制する。さらに、スペーサ部材9の上面にN相主幹バー1cを支持したうえ該N相主幹バー1cに透設したネジ挿通孔10から止めネジ17を拡大頭部8に設けたネジ孔に螺合してスペーサ部材9及びN相主幹バー1cを固定している。また、スペーサ部材9の上面にシールド板係止部9bを立設して前記N相主幹バー1cに透設した透孔10bを貫通させてシールド板14を取り付けできるものとしている。
【0010】
なお、分岐バー支持部5は、バーホルダー7の中央に立設して形成する他に図13に示すようにL1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bとの間に絶縁隔壁板15を介在させた場合には該絶縁隔壁板15の上部に形成してもよく、さらには、分岐バー支持部5のみを設けた専用の分岐バー支持ホルダーであってもよい。また、係合凹部4と係合凸部5aにより主幹バーの横方向の動きを規制し、係合凸部5aの上部に拡大頭部8を設け、この拡大頭部8にスペーサ9を取り付けて主幹バーの縦方向の動きを規制することにより、主幹バーを固定しているバーホルダーのネジ止め部材を省略することができる。
【0011】
先ず、請求項1に記載した発明にあっては、L1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bの差込部12にそれぞれ接する分岐ブレーカ2の下部の溝部18に嵌合し、分岐バー部13に向かい合う分岐ブレーカ2の中央部の溝部18に嵌合し、上部に設置した平板状のN相主幹バー1cに各分岐ブレーカ2の上部の溝部18を嵌合させるものである。この場合向かい合うプラグイン端子3には分岐バー部13が嵌合するので、向かい合う分岐バー部13を主幹バー1の縦方向でずらすことにより、分岐バー部13同士が互いに干渉することなく嵌合することがでる。なお、100V配線用の分岐ブレーカではプラグイン端子3が上部と下部の溝部18に設けられており、N相主幹バー1cとL1相主幹バー1aまたはL2相主幹バー1bの何方一方に接続している。また、200V配線用の分岐ブレーカには中央部と下部の溝部8にプラグイン端子3が設けられており、L1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bに接続している。
【0012】
このように本発明においては、L1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bは各垂直部11を対向させたうえ差込部12を分岐ブレーカ2のプラグイン端子3を設ける溝部18に嵌合されて埋没しているので、分岐ブレーカ2の下部に絶縁材の設置が不要になり部品点数及び作業工程を削減できコストダウンをはかることができるものである。また、L1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bは幅は方向において2ヶ所折曲加工すればよいので製造が容易な利点もある。
【0013】
また、図14に示すように分岐ブレーカ2のL1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bに嵌合する溝部18を上部と中央部に、N相主幹バー1cに嵌合する溝部18を下部に設定し、上部の溝部18と中央部及び下部の溝部8の何方か一方にプラグイン端子部3を設け、クランク状のL1相主幹バー1aとL2相主幹バー1bを上方に、平板状のN相主幹バー1cを下方に配置することもでき、この場合に分岐ブレーカ2の下部に保護銅帯16やアースの配置が可能となるものである。
【0014】
続いて、請求項2に記載した発明は、主幹バーから分岐した分岐バー部13に係合凹部4を設けたうえ該係合凹部4を分岐バー支持部5に設けた係合凸部5aに係合させたものであるから、係合凹部4は分電盤のベースに立設した分岐バー支持部5に突設した係合凸部5aに係合させて分岐バー13の主幹バーの幅方向の動きを規制して、分岐ブレーカ2の着脱時に加わる力により分岐バー13がたわみ・変形するのを防止できるものである。なお、図示のものはプラグイン式の分岐ブレーカの分電盤の分岐部構造により説明してあるが、これには限定されずネジ式端子部の分岐ブレーカを使用した分電盤の分岐部構造として利用できるものである。
【0015】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1に記載の発明の分電盤の分岐部構造は、電圧用の2本の主幹バーを一方側に配列した分岐ブレーカに接する垂直部の上下端に一方側に配列した分岐ブレーカのプラグイン端子を設ける溝部への差込部と他方側に配列した分岐ブレーカの溝部への差し込み用の分岐バー部を折曲形成したクランク状に構成したうえ前記差込部又は垂直部の少なくとも一方をバー帯状部に形成したものであるから、分岐ブレーカの下部に絶縁材の設置が不要になり部品点数及び作業工程を削減できコストダウンをはかることができるものである。また、請求項2に記載の発明の分電盤の分岐部構造は、分岐バー部に係合凹部を設けたうえ該係合凹部を分岐バー支持部4に設けた係合凸部に係合させたものであるから、係合凹部は分電盤のベースに立設した分岐バー支持部に突設した係合凸部に係合させて分岐バーの主幹バーの幅方向の動きを規制して、分岐ブレーカの挿脱時に加わる力により分岐バーがたわみ・変形するのを防止できるものである。
従って、従来の分電盤の分岐部構造の問題点を解決したものとして業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視面図である。
【図2】本発明の実施の形態の要部を示す正面図である。
【図3】電圧用主幹バーの1例を示す斜視図である。
【図4】電圧用主幹バーの他例を示す斜視図である。
【図5】電圧用主幹バーの他例を示す斜視図である。
【図6】分岐バー支持部を設けた実施の形態の要部を示す分解斜視図である。
【図7】分岐バー支持部を設けた実施の形態の要部を示す側面図である。
【図8】図7のA−A矢視図である。
【図9】分岐バー支持部にスペーサ部材を取り付け状態を示す側面図である。
【図10】分岐バー支持部にスペーサ部材を取り付け状態を示す斜視図である。
【図11】スペーサ部材にN相主幹バーを支持させた状態を示す斜視図である。
【図12】スペーサ部材にN相主幹バー及びシールド板をを支持させた状態を示す側面図である。
【図13】分岐バー支持部を設けた実施の形態の他例を示す正面図である。
【図14】本発明の実施の形態の他例の要部を示す正面図である。
【図15】従来例の要部を示す正面図である。
【図16】従来例に使用する電圧用主幹バー示す斜視図である。
【符号の説明】
1 主幹バー
2 分岐ブレーカ
3 プラグイン端子
4 係合凹部
5 分岐バー支持部
5a 係合凸部
11 垂直部
12 差込部
13 分岐バー部
18 溝部

Claims (2)

  1. 主幹バーの両側にプラグイン端子を設ける溝部(18)を上下に平行させて複数個設けたプラグイン式の分岐ブレーカ(2) を多数配設した分電盤において、電圧用の2本の主幹バー(1) の垂直部(11)の上下端に一方側に配列した分岐ブレーカ(2) の溝部(18)への差込部(12)と他方側に配列した分岐ブレーカ(2) の溝部(18)への差し込み用の分岐バー部(13)を折曲形成してクランク状に構成したうえ前記差込部(12)又は垂直部(11)の少なくとも一方をバー帯状部に形成したことを特徴とする分電盤の分岐部構造。
  2. 主幹バーの横方向にブレーカを配設した分電盤において、主幹バーから分岐した分岐バー部(13)に係合凹部(4) を設けたうえ該係合凹部(4) を分岐バー支持部(5) に設けた係合凸部(5a)に係合させたことを特徴とする分電盤の分岐部構造。
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