JP4915935B2 - ブレーカ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、簡単な構造によりブレーカの高さを調整可能としたブレーカ取付構造に関するものである。
従来、アーム操作型のブレーカの自動投入装置は、特許文献1に示されるように動作アーム先端のハンドル挟持用金具をブレーカのハンドルと正しく係合させねばならないので、自動投入装置の側方にブレーカ取付台を備え、その上にブレーカを設置する構造となっている。
ところがブレーカはその容量によってサイズが異なり、大、中、小の3種類程度に規格化されている場合が多く、サイズによって底面からハンドルまでの高さも異なっている。このためサイズが異なるブレーカをブレーカ取付台にセットしても、動作アーム先端のハンドル挟持用金具をブレーカのハンドルと正しく係合させることができなくなる。
このため従来は自動投入装置もブレーカのサイズに合わせて大、中、小の3種類あるいはそれ以上を製作しなければならず、部品点数が増加し、製作コストが増加する原因となっていた。
特開平11−111148号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、サイズによってハンドル高さが異なる複数のブレーカを設置できるブレーカ取付構造を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、ブレーカ取付台と、このブレーカ取付台の上に設置されるブレーカの高さを調整するための中間部材とからなり、この中間部材は板状であって少なくともその片面にブレーカ支持用突起を有し、このブレーカ支持用突起を上面とした状態と、このブレーカ支持用突起を下面としてブレーカ取付台の孔部に挿入した状態とを使い分けることによって、ブレーカの取付け高さを調整可能としたことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、ブレーカ支持用突起にブレーカの取付ネジ挿入位置に対応するネジ挿通孔を設けた構造とすることが好ましい。また請求項3のように、ブレーカ取付台にブレーカの警報出力線を収納する配線溝を形成した構造とすることができる。
本発明によれば、ブレーカ取付台の上に設置される中間部材の表裏を反転させることにより、ブレーカの取付け高さを調整することができ、また中間部材を取り除くことによってもブレーカの取付け高さを調整することができるから、大、中、小の3種類のサイズのブレーカを各ハンドルの高さを同一としてブレーカ取付台上に設置することができる。このため従来のようにブレーカのサイズに合わせて大、中、小の3種類の自動投入装置を製作する必要を無くすることができる。
また請求項2のようにブレーカ支持用突起にブレーカの取付ネジ挿入位置に対応するネジ挿通孔を設けておけば、ブレーカを確実にブレーカ取付台に固定することができる。
さらに請求項3のようにブレーカ取付台にブレーカの警報出力線を収納する配線溝を形成しておけば、ブレーカが回路を遮断したことなどを自動投入装置や外部に信号として出力する警報出力線の露出の割合が削減でき、その保護を図ることができる。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明の好ましい実施形態を示す斜視図であり、1は自動投入装置、2はその側方に自動投入装置1と一体に設けられたブレーカ取付台である。この実施形態ではブレーカ取付台2は自動投入装置1のケースと一体に樹脂成形されているが、共通のベースの片側に自動投入装置1を設置し、反対側をブレーカ取付台2とすることもできる。
自動投入装置1は従来と同様のものであって、上部にカム駆動式の動作アーム3を備え、その先端のハンドル挟持用金具4によりブレーカのハンドルを挟んで強制的に動かせる構造である。この自動投入装置1は、ブレーカが雷電流によってトリップした際に自動的にブレーカを再投入する場合などに使用されるが、それ自体は公知であり、かつ本発明の要点ではないので説明を省略する。
このブレーカ取付台2には、4つの孔部5と、孔部5内のネジ孔51と、ネジ孔6と、中間部材を位置決めするための角孔7が形成されている。またブレーカ取付台2の表面には、ブレーカの警報出力線を収納するための配線溝8が形成されている。なお以下の説明は一例を示すのみであって、具体的な配置は様々に変形可能であることはいうまでもない。
図2は大サイズのブレーカ10aをブレーカ取付台2に設置した状態を示す図であり、この場合にはブレーカ10aはブレーカ取付台2上に直接設置される。ブレーカ10aの取付ネジ挿入孔11から挿入された取付ネジ29はブレーカ取付台2の4つのネジ孔6に螺合される。この状態で動作アーム3のハンドル挟持用金具4は大サイズのブレーカ10aのハンドル12aに正しく係合する。
しかし中サイズのブレーカ10bや小サイズのブレーカ10cの場合にはハンドル12b,12cの高さが大サイズのブレーカ10aよりも低いため、図3、図4に示される中間部材20をブレーカ取付台2上に載せ、その上にブレーカ10を取り付けることによって高さを調整する。
この中間部材20は板状の樹脂成形体であり、その一方の外側面には2つの角柱21が突設されている。これらの角柱21はブレーカ取付台2の2つの角孔7に差し込んで中間部材20の位置決めを行なう役割を持つ。中間部材20を表裏反転させることができるように、この角柱21は表裏何れの方向にも同一寸法だけ突出させてある。
図3に示される中間部材20の表面側には、4つのブレーカ支持用突起22が形成されている。これらのブレーカ支持用突起22のうち、対角線上の2個にはブレーカの取付ネジ挿入位置に対応するネジ挿通孔23が形成されている。また残りの2個には位置決め用突起24が形成されている。これらのネジ挿通孔23は小サイズのブレーカ10cに対応させたものであるが、中サイズのブレーカ10bにも対応させるため、4つのブレーカ支持用突起22よりも外側にも4つのネジ挿通孔25が形成されている。なお図4は中間部材20の裏面側を示しており、4つのブレーカ支持用突起22の裏面側には、ネジ挿通孔23に相当する部分は貫通しており、位置決め用突起24に相当する部分には樹脂の肉抜き用の凹み部27が形成されている。また、4つのネジ挿通孔25の裏面側には、ブレーカ支持用突起22と同様なブレーカ支持用突起28が形成されており、その高さは周囲及び幅方向のリブ26と同一高さとなっている。
中サイズのブレーカ10bをブレーカ取付台2上に設置する場合には、この中間部材20を図4に示されるように裏向きにする。この状態では表面側の4つのブレーカ支持用突起22は図5に示すようにブレーカ取付台2の4つの孔部5に嵌り込む。そして裏側のブレーカ支持用突起28の上面とリブ26の上面とによって中サイズのブレーカ10bを支持させ、ネジ挿通孔25を利用して4本の取付ネジ29をブレーカ取付台2のネジ孔6に螺合する。この状態では中間部材20の厚さ、より正確にはリブ26の高さ分だけ高い位置に中サイズのブレーカ10bが支持されることとなり、図6に示されるように動作アーム3のハンドル挟持用金具4は中サイズのブレーカ10bのハンドル12bに正しく係合する。なお、ネジ挿通孔25の対角線上の2箇所のみを利用して2本の取付ネジ29でブレーカ10bを固定してもよい。
小サイズのブレーカ10cをブレーカ取付台2上に設置する場合には、この中間部材20を図3に示されるように表向きにする。この状態では表面側の4つのブレーカ支持用突起22は図7に示すように中間部材20の表面から突出しているので、その上に小サイズのブレーカ10cを載せ、ブレーカ支持用突起22に形成されたネジ挿通孔23を利用して2本の取付ネジ29をブレーカ取付台2の孔部5内のネジ孔51に螺合する。なお他の2つのブレーカ支持用突起22には位置決め用突起24が形成されており、これらを小サイズのブレーカ10cの底面のネジ孔に挿入してがたつきを防止する。
この状態では、中間部材20の厚さとブレーカ支持用突起22の高さとを加算した距離だけ高い位置に小サイズのブレーカ10cが支持されることとなり、図8に示されるように動作アーム3のハンドル挟持用金具4は小サイズのブレーカ10cのハンドル12cに正しく係合する。
このように、中間部材20をブレーカ支持用突起22を上面とした状態と、ブレーカ支持用突起22を下面としてブレーカ取付台2の孔部5に挿入した状態とを使い分けることによって、ブレーカの取付け高さを2段階に調整することができ、さらに中間部材20を取り除くことによって、ブレーカの取付け高さを全部で3段階に調整することが可能となる。これによって、同一の自動投入装置1のブレーカ取付台2上に大、中、小の3サイズのブレーカ10を取り付け、自動投入装置1により的確にオンオフさせることができる。
また図9に示すように、配線溝8に警報出力線9を収納したうえでその上にブレーカを設置すれば、警報出力線9の露出部分がほとんどなくなり、警報出力線9の保護を図ることができる。なお、実施形態では自動投入装置1のブレーカ取付台について説明したが、これに限定されるものではなく、分電盤、配電盤のブレーカ取付構造としても利用できる。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 大サイズのブレーカを設置した状態を示す斜視図である。 中間部材の表面を示す斜視図である。 中間部材の裏面を示す斜視図である。 反転させた中間部材とブレーカ取付台との関係を示す断面図である。 中サイズのブレーカを設置した状態を示す斜視図である。 表向きにした中間部材とブレーカ取付台との関係を示す断面図である。 小サイズのブレーカを設置した状態を示す斜視図である。 配線溝に収納した警報出力線をブレーカで覆った状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 自動投入装置
2 ブレーカ取付台
3 動作アーム
4 ハンドル挟持用金具
5 孔部
6 ネジ孔
7 角孔
8 配線溝
9 警報出力線
10 ブレーカ
11 取付ネジ挿入孔
12 ハンドル
20 中間部材
21 角柱
22 ブレーカ支持用突起
23 ネジ挿通孔
24 位置決め用突起
25 ネジ挿通孔
26 リブ
27 凹み部
28 ブレーカ支持用突起

Claims (3)

  1. ブレーカ取付台と、このブレーカ取付台の上に設置されるブレーカの高さを調整するための中間部材とからなり、この中間部材は板状であって少なくともその片面にブレーカ支持用突起を有し、このブレーカ支持用突起を上面とした状態と、このブレーカ支持用突起を下面としてブレーカ取付台の孔部に挿入した状態とを使い分けることによって、ブレーカの取付け高さを調整可能としたことを特徴とするブレーカ取付構造。
  2. ブレーカ支持用突起にブレーカの取付ネジ挿入位置に対応するネジ挿通孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載のブレーカ取付構造。
  3. ブレーカ取付台にブレーカの警報出力線を収納する配線溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載のブレーカ取付構造。
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