JP2913566B2 - 回転式圧力調理機 - Google Patents

回転式圧力調理機

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JP2913566B2
JP2913566B2 JP3413191A JP3413191A JP2913566B2 JP 2913566 B2 JP2913566 B2 JP 2913566B2 JP 3413191 A JP3413191 A JP 3413191A JP 3413191 A JP3413191 A JP 3413191A JP 2913566 B2 JP2913566 B2 JP 2913566B2
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pressure cooker
pot
cooking
pressure
cooker
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義雄 吉田
敏夫 福士
浩良 瀧川
暢子 柿本
伸介 伊勢
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、調理機の本体に収容
される圧力鍋と、この圧力鍋を加熱する加熱手段と、圧
力鍋を回転させる鍋駆動手段等からなる回転式圧力調理
機に係り、さらに詳しくは、調理中に圧力鍋内の撹拌を
行う場合に有効な回転式圧力調理機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の圧力鍋の鍋蓋の構成図、図
4は従来の圧力鍋の本体の構成図である。図において、
1は調理材料を入れる鍋本体、2はとって、3は鍋本体
1を覆う鍋蓋、4は鍋蓋3を開閉するハンドルである。
5はノズル5aとおもり5bを有する圧力調整装置で、
鍋本体1内が沸騰するとノズル5aから蒸気が出ておも
り5bが回り、鍋本体1内の圧力を一定に保つ構成にな
っている。6は安全装置、7は鍋蓋3を固定する固定片
である。
【0003】このような圧力鍋を使用して調理を行う場
合は、まず、調理材料や水等を鍋本体1の深さの2/3
をこえないように入れ、鍋本体1に鍋蓋3をすべらすよ
うにかぶせてハンドル4を「しめる」の方向に回し、カ
チカチと音がするまで締める。ついで、おもり5bをノ
ズル5aにのせ、ガスコンロ等で沸騰するまで強火で加
熱する。なお、鍋本体1を火にかけている間は危険なの
で動かさない。蒸気が出始めるとおもり5bが回って、
圧力調整装置5は鍋本体1内の圧力を一定に保たせる。
火を弱めてから所定の時間加熱し、加熱時間が経過した
後に火を止め、鍋本体1内の温度が100℃以上の高温
であることを利用して、10〜15分は蒸らし調理を行
う。調理が終了したら、おもり5bのつまみを手前に傾
けて鍋本体1内の蒸気を完全に抜き、おもり5bを外し
てハンドル4を「あける」の方向に回し、ハンドル4を
持ち上げぎみに鍋蓋3をずらして開け、鍋本体1内の調
理物を盛り付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の圧
力鍋では、加熱中は圧力鍋内の温度が120℃程度に達
する高温で、ガスコンロ等の加熱によって圧力鍋内が大
気圧を越える圧力になると圧力調整装置が作動して一定
圧力を保つ構成にはなっているが、圧力鍋をぐらつかせ
たり移動させると、ノズルから蒸気が勢いよく出たり、
また、高圧状態で蓋を開けると調理材料が圧力鍋内から
飛び出して大変危険なため、調理中あるいは調理終了直
後に蓋を開けて圧力鍋内を撹拌することができなかっ
た。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、調理上の不便さをなくして安全
に調理できる回転式圧力調理機を提供することを目的と
したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転式圧
力調理機は、加熱手段を有し調理機のベースに設けられ
た調理機本体と、内壁に撹拌羽根を有し、調理機本体に
取り出し可能に収容されて加熱手段により加熱される圧
力鍋とを備え、調理機本体に圧力鍋を回転させる鍋駆動
手段を設けるとともに、調理機のベースに調理機本体と
ともに圧力鍋を任意の角度に傾斜させる角度調節手段を
設けたものである。
【0007】
【作用】圧力鍋内に調理材料と水を入れてしっかりと鍋
蓋を閉めてから、調理容器内に収容する。電源スイッチ
を入れると圧力鍋は所定の角度に傾斜し、鍋駆動手段に
より圧力鍋を回転させるとともに、加熱手段により圧力
鍋を加熱する。圧力鍋内は高温となって圧力調理を行
い、所定時間加熱されると加熱手段の通電は停止されて
そのまま蒸らし調理となる。この時、鍋駆動手段、角度
調節手段および撹拌羽根による撹拌動作は継続してい
る。圧力鍋の余熱が一定温度まで低下すると圧力鍋の回
転は停止して水平に戻され、圧力鍋内の蒸気を抜いてか
ら鍋蓋を開ける。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の実施例を断面で示した模式
図である。なお、図3,4で説明した従来例と同一また
は相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0009】図において、1は断面ほぼU字状の例えば
抵抗率が大きく比透磁率の高い磁性材料からなる圧力鍋
の鍋本体、3は圧力調整弁5を有し、鍋本体1と同じ材
料からなる鍋蓋である。なお、鍋蓋3には安全装置(図
示せず)が設けられており、万一圧力調整弁5から蒸気
が出ない場合には自動的に安全装置から蒸気が抜け出る
ようになっている。11は加熱用電源を組み込んだ調理
機のベース、12はベース11に設けられ鍋本体1を
り出し可能に収容する調理容器で、調理容器12の内面
には例えば耐熱性プラスチック、セラミックスなどの耐
熱性を有し電磁波を透過する材料で構成されている。1
3は調理容器12の内部に設けられた誘導加熱コイル、
14は調理用器12に設けられた鍋駆動モータ、14
a,14bはローラで、ローラ14aは鍋駆動モータ1
4に取り付けられており、ローラ14bはローラ14a
と鍋本体1の外周に摩擦接触する。15はベース11に
設けられ調理容器12とともに鍋本体1の傾斜角度を変
える角度調節機構、16は鍋本体1の内壁に設けられ
本体1内を撹拌する撹拌羽根、17はベース11に設け
られた電源スイッチ、18はベース11に設けられ加熱
温度や回転速度等を制御する制御器である。
【0010】次に、この発明の作用について説明する。
まず、鍋本体1内に調理材料と水などを入れて鍋蓋3を
かぶせて固定片7でしっかりと締めてから、角度調節機
構15によって水平状態にある調理容器12内に鍋本体
1を収容して電源スイッチ17を入れる。制御器18は
角度調節機構15で調理容器12の角度を変化させると
同時に誘導加熱コイル13に通電を開始する。この時、
誘導加熱コイル13に20〜50KHz程度の高周波励
磁電流を流す。調理容器12の傾斜が所定の角度になる
と角度調節機構15の駆動が停止し、鍋駆動モータ14
がローラ14a,14bを介して鍋本体1を回転させ
る。誘導加熱コイル13の励磁で磁束が発生し、電磁誘
導作用により鍋本体1内に交番的な渦電流が流れてジュ
ール熱が発生して、鍋本体1は急速に発熱する。
【0011】鍋本体1から圧力調整弁5を介して蒸気が
出始め、鍋本体1内の圧力が一定になり適正温度に達す
ると誘導加熱コイル13への通電調整が行われる。調理
材料は鍋本体1内で加熱されるとともに、傾斜しかつ回
転した鍋本体1と撹拌羽根16で自動的に撹拌され、所
定の時間加熱されると誘導加熱コイル13の通電は停止
する。通電停止直後は鍋本体1が高温であり、急冷の必
要な料理以外は蒸らし調理を進行させ、場合によっては
焦げ付かせないために、しばらくの間、撹拌羽根16と
鍋駆動モータ14の回転等による撹拌動作を継続する。
一定時間経過後または鍋本体1の余熱が一定温度まで低
下してから鍋駆動モータ14の駆動を停止し、調理容器
12は角度調節機構15で水平に戻される。鍋本体1内
の蒸気を完全に抜いてから固定片7を緩めて鍋蓋3を開
ける。制御器18は傾斜角度等の調理動作も行う。
【0012】図2はこの発明の他の実施例を断面で示し
た模式図である。図において、12aは調理容器12内
に設けられ鍋本体1を収容するターンテーブルで、例え
ば耐熱性プラスチック、セラミックスなどの耐熱性を有
し電磁波を透過する材料で構成されていて、調理用器1
2の内部に設けられた鍋駆動モータ14の回転軸19が
連結されており、調理容器12とターンテーブル12a
との間には誘導加熱コイル13が配設されている。
【0013】上記のように構成したこの実施例において
は、まず、調理材料等を鍋本体1に入れ、鍋蓋3をしっ
かりと締めてから角度調節機構15によって水平状態に
あるターンテーブル12a内に収容する。ついで、角度
調節機構15で調理容器12を傾斜させ、誘導加熱コイ
ル13および鍋駆動モータ14に通電して、図1の実施
例で説明した電磁誘導作用で鍋本体1を加熱し、鍋本体
1内の調理材料を傾斜しかつ回転した鍋本体1と撹拌羽
根16で自動的に撹拌しながら調理する。
【0014】なお、上記の実施例の圧力調整弁5はこれ
に限定するものではなく、各種の機構を適用することが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る回転式圧力
調理機は、加熱手段を有し調理機のベースに設けられた
調理機本体と、内壁に撹拌羽根を有し、調理機本体に取
り出し可能に収容されて加熱手段により加熱される圧力
鍋とを備え、調理機本体に圧力鍋を回転させる鍋駆動手
段を設けるとともに、調理機のベースに調理機本体とと
もに圧力鍋を任意の角度に傾斜させる角度調節手段を設
けたので、鍋駆動手段および角度調節手段によって圧力
鍋内の調理材料を均一加熱することができるとともに、
圧力鍋を調理機本体とともに任意の傾斜角度に調節しか
つ回転させることによって、調理中あるいは調理終了直
後であっても鍋蓋を開けずに圧力鍋内の調理材料を撹拌
羽根とともに自動的かつ安全に撹拌することができる。
これにより、圧力鍋でも調理上の不便さをなくし、調理
の種類も拡大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を断面で示した模式図であ
る。
【図2】この発明の他の実施例を断面で示した模式図で
ある。
【図3】従来の圧力鍋の鍋蓋の構成図である。
【図4】従来の圧力鍋の本体の構成図である。
【符号の説明】
1 鍋本体 3 鍋蓋 5 圧力調整弁 12 調理容器 12a ターンテーブル 13 誘導加熱コイル 14 鍋駆動モータ 15 角度調節機構 16 撹拌羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿本 暢子 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 伊勢 伸介 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−259611(JP,A) 特開 平3−207313(JP,A) 実開 昭63−37125(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/08 A47J 37/04 H05B 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を有し調理機のベースに設けら
    れた調理機本体と、内壁に撹拌羽根を有し、前記調理機
    本体に取り出し可能に収容されて前記加熱手段により加
    熱される圧力鍋とを備え、 前記調理機本体に前記圧力鍋を回転させる鍋駆動手段を
    設けるとともに、前記調理機のベースに前記調理機本体
    とともに前記圧力鍋を任意の角度に傾斜させる角度調節
    手段を設けたことを特徴とする回転式圧力調理機。
JP3413191A 1991-02-28 1991-02-28 回転式圧力調理機 Expired - Lifetime JP2913566B2 (ja)

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JPH04272723A JPH04272723A (ja) 1992-09-29
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