JP2683943B2 - 回転調理機 - Google Patents
回転調理機Info
- Publication number
- JP2683943B2 JP2683943B2 JP1322609A JP32260989A JP2683943B2 JP 2683943 B2 JP2683943 B2 JP 2683943B2 JP 1322609 A JP1322609 A JP 1322609A JP 32260989 A JP32260989 A JP 32260989A JP 2683943 B2 JP2683943 B2 JP 2683943B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- cooking container
- pan
- angle
- gear
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は誘導加熱による鍋を回転させ自動的に炒めも
のなどを作ることのできる回転調理機に関するものであ
る。
のなどを作ることのできる回転調理機に関するものであ
る。
［従来の技術］ 最近誘導加熱により磁性体の鍋を加熱する技術の進歩
に伴い、該誘導加熱による鍋を回転させ自動的に炒めも
の等を作る回転調理機が開発されている。特開昭63−17
5375号公報に開示された電磁調理機はその一例を示すも
ので、第４図はその側面一部断面図である。
に伴い、該誘導加熱による鍋を回転させ自動的に炒めも
の等を作る回転調理機が開発されている。特開昭63−17
5375号公報に開示された電磁調理機はその一例を示すも
ので、第４図はその側面一部断面図である。
図において、加熱用電源を組み込んだ本体１上に、調
理容器２がヒンジ３を介して回転自在に取付けられてお
り、支持部材４により、所望傾斜角度で支持固定される
ように構成されている。支持部材４はピン4aにより連結
された第１支持レバー4bと第２支持レバー4cとよりな
り、ピン4aを締め付けることにより、調理容器２を希望
する角度に支持固定することができる。調理容器２内中
央部には、鍋７が底部から駆動装置８により軸９を介し
て回転自在に配置されており、鍋７の周辺部には断熱材
５を介して誘導加熱コイル６が配設されている。調理容
器２の上部には蓋10が螺着されており、蓋10と鍋７との
間にはスリップリング11を介在させ、鍋７内の材料が調
理容器２内へこぼれださないように配慮されている。ま
た蓋10の上部中央には調味料などを投入するための小蓋
12が設けられている。なお13、14は回転速度、加熱温度
あるいは加熱時間の調理部、15は調理材料である。
理容器２がヒンジ３を介して回転自在に取付けられてお
り、支持部材４により、所望傾斜角度で支持固定される
ように構成されている。支持部材４はピン4aにより連結
された第１支持レバー4bと第２支持レバー4cとよりな
り、ピン4aを締め付けることにより、調理容器２を希望
する角度に支持固定することができる。調理容器２内中
央部には、鍋７が底部から駆動装置８により軸９を介し
て回転自在に配置されており、鍋７の周辺部には断熱材
５を介して誘導加熱コイル６が配設されている。調理容
器２の上部には蓋10が螺着されており、蓋10と鍋７との
間にはスリップリング11を介在させ、鍋７内の材料が調
理容器２内へこぼれださないように配慮されている。ま
た蓋10の上部中央には調味料などを投入するための小蓋
12が設けられている。なお13、14は回転速度、加熱温度
あるいは加熱時間の調理部、15は調理材料である。
上記電磁調理機を使用して、例えば炒めものの調理な
どを行うに当たっては、支持部材４により調理容器２を
所望角度に傾斜させ、駆動装置８を作動して鍋７に回転
を与えつつ誘導加熱コイル６に通電して鍋７の外周部を
加熱した後、鍋７内に油を入れ油が万遍なく鍋７内に付
着した頃回転を止めて炒めものの調理材料15を入れ、蓋
10をして回転をさせると、調理材料15は鍋７内で加熱さ
れつつ撹拌されて炒められる。ついで頃合をみて小蓋12
を開けて調味料を投入し、味を整えれば炒めものの調理
は終わる。
どを行うに当たっては、支持部材４により調理容器２を
所望角度に傾斜させ、駆動装置８を作動して鍋７に回転
を与えつつ誘導加熱コイル６に通電して鍋７の外周部を
加熱した後、鍋７内に油を入れ油が万遍なく鍋７内に付
着した頃回転を止めて炒めものの調理材料15を入れ、蓋
10をして回転をさせると、調理材料15は鍋７内で加熱さ
れつつ撹拌されて炒められる。ついで頃合をみて小蓋12
を開けて調味料を投入し、味を整えれば炒めものの調理
は終わる。
従来の電磁調理機は上記のように構成されており、か
つ使用されるのである。
つ使用されるのである。
［発明が解決しようとする課題］ ところで上記電磁調理機においては、調理容器２を傾
斜させるのはマニュアルであるため、使い勝手が悪く、
特に使用中調理容器の傾斜を変えようとする火傷する恐
れがある。
斜させるのはマニュアルであるため、使い勝手が悪く、
特に使用中調理容器の傾斜を変えようとする火傷する恐
れがある。
本発明は従来装置の上記問題点を解消するためになさ
れたもので、調理材料を収容する鍋の傾斜を使用中でも
火傷の心配なく自由に変えることの可能な回転調理機を
提供しようとするものである。
れたもので、調理材料を収容する鍋の傾斜を使用中でも
火傷の心配なく自由に変えることの可能な回転調理機を
提供しようとするものである。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明に係る回転調理機
は、調理材料を収容する鍋、鍋を誘導加熱する加熱手
段、及び鍋を回転させる回転手段を備えた調理容器と、
調理容器を回転調理機本体上に傾斜自在に支持する調理
容器傾斜手段とを具備してなり、この調理容器傾斜手段
を、調理容器を所望角度に傾斜させる角度調節機構と、
調理容器を所望角度に保持する保持機構と、角度調節機
構及び保持機構を制御する制御装置とにより構成したも
のである。
は、調理材料を収容する鍋、鍋を誘導加熱する加熱手
段、及び鍋を回転させる回転手段を備えた調理容器と、
調理容器を回転調理機本体上に傾斜自在に支持する調理
容器傾斜手段とを具備してなり、この調理容器傾斜手段
を、調理容器を所望角度に傾斜させる角度調節機構と、
調理容器を所望角度に保持する保持機構と、角度調節機
構及び保持機構を制御する制御装置とにより構成したも
のである。
［作用］ 上記調理容器傾斜手段を備えることにより、回転調理
機の使用中、使用者はスイッチ操作で調理容器の傾斜を
自在に制御可能となり、調理機の使い勝手が格段に向上
する。
機の使用中、使用者はスイッチ操作で調理容器の傾斜を
自在に制御可能となり、調理機の使い勝手が格段に向上
する。
［発明の実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す回転調理機の側面一
部断面図、第２図は同正面一部断面図で、図中１〜７は
従来装置と同一または相当部品、20は支持台、21は駆動
用モータ、22は第１歯車、23は第２歯車、24はその軸、
25はブラケット、26はブレーキ、27a、ｂはリミットス
イッチ、28は制御装置、29は操作スイッチである。
部断面図、第２図は同正面一部断面図で、図中１〜７は
従来装置と同一または相当部品、20は支持台、21は駆動
用モータ、22は第１歯車、23は第２歯車、24はその軸、
25はブラケット、26はブレーキ、27a、ｂはリミットス
イッチ、28は制御装置、29は操作スイッチである。
図にみるように、回転調理機は鍋７内に調理材料を入
れ、回転装置（図示せず）により鍋７を回転させながら
誘導加熱コイル６により鍋７を加熱し、さらにその間必
要に応じ調理容器２を傾斜させて調理を行うのである。
れ、回転装置（図示せず）により鍋７を回転させながら
誘導加熱コイル６により鍋７を加熱し、さらにその間必
要に応じ調理容器２を傾斜させて調理を行うのである。
上記回転調理機において、本発明に係る調理容器傾斜
手段は、調理容器２を所望角度に傾斜させる角度調節機
構と、その所望角度に保持する保持機構と、角度調節機
構及び保持機構を制御する制御装置28とよりなるもので
ある。上記角度調節機構は、支持台20に装着された駆動
用モータ21と、モータ21に螺着された第１歯車22と、第
１歯車22に螺合する第２歯車23とを備えてなり、調理容
器２の下面に固着されたブラケット25は第２歯車23の固
着され、支持台20に固着された軸24に対し回転自在に構
成されている。したがって駆動用モータ21を作動する
と、第１歯車22及びそれに螺合する第２歯車23を回転
し、同時に第２歯車23に固着されたブラケット25が回転
するので、ブラケット25に固着する調理容器２は軸24を
中心に傾斜する。すなわちモータ21の作動により調理容
器２を傾斜させることができる。また保持機構はブレー
キ26で、希望する角度においてこのブレーキ26を作動す
ることにより、調理容器２を所望角度に傾斜させ、その
角度に保持することができる。なお上記調理容器２を所
望角度へ傾斜させ、その角度に保持するには、操作スイ
ッチ29を操作し制御装置28を作動させて行う。したがっ
て調理容器２の傾斜角度の変更は、調理中でも自由に行
うことが可能である。
手段は、調理容器２を所望角度に傾斜させる角度調節機
構と、その所望角度に保持する保持機構と、角度調節機
構及び保持機構を制御する制御装置28とよりなるもので
ある。上記角度調節機構は、支持台20に装着された駆動
用モータ21と、モータ21に螺着された第１歯車22と、第
１歯車22に螺合する第２歯車23とを備えてなり、調理容
器２の下面に固着されたブラケット25は第２歯車23の固
着され、支持台20に固着された軸24に対し回転自在に構
成されている。したがって駆動用モータ21を作動する
と、第１歯車22及びそれに螺合する第２歯車23を回転
し、同時に第２歯車23に固着されたブラケット25が回転
するので、ブラケット25に固着する調理容器２は軸24を
中心に傾斜する。すなわちモータ21の作動により調理容
器２を傾斜させることができる。また保持機構はブレー
キ26で、希望する角度においてこのブレーキ26を作動す
ることにより、調理容器２を所望角度に傾斜させ、その
角度に保持することができる。なお上記調理容器２を所
望角度へ傾斜させ、その角度に保持するには、操作スイ
ッチ29を操作し制御装置28を作動させて行う。したがっ
て調理容器２の傾斜角度の変更は、調理中でも自由に行
うことが可能である。
なお調理容器２の傾斜角は、第２図に示すように、調
理容器２が水平位置にあるときの調理容器２の中心とブ
ラケット25の軸24を結ぶ線ａから、調理容器２が本体１
に接触したときの調理容器２の中心とブラケット25の軸
24を結ぶ線ｄとの間で自由に選択でき、そのため本体１
にはリミットスイッチ27a及び27bを装着し、調理容器２
がリミットスイッチ27aまたは27bに触れると、モータ21
は停止するように構成されている。第３図は上記動作を
行うための制御回路図である。
理容器２が水平位置にあるときの調理容器２の中心とブ
ラケット25の軸24を結ぶ線ａから、調理容器２が本体１
に接触したときの調理容器２の中心とブラケット25の軸
24を結ぶ線ｄとの間で自由に選択でき、そのため本体１
にはリミットスイッチ27a及び27bを装着し、調理容器２
がリミットスイッチ27aまたは27bに触れると、モータ21
は停止するように構成されている。第３図は上記動作を
行うための制御回路図である。
なお本実施例においては、角度調節機構に歯車列を利
用しているが、本実施例に示す歯車機構以外にボールね
じやリンクカム機構等を利用してもよい。
用しているが、本実施例に示す歯車機構以外にボールね
じやリンクカム機構等を利用してもよい。
［発明の効果］ 本発明は回転調理機において、調理容器を所望角度に
傾斜させる角度調節機構と、調理容器を所望角度に保持
する保持機構と、角度調節機構及び保持機構を制御する
制御装置とにより構成される調理容器傾斜手段を備えた
ので、調理機の使用中にスイッチ操作で調理容器を自由
に傾斜させることが可能となり、回転調理機の使い勝手
を大きく向上させることとなった。
傾斜させる角度調節機構と、調理容器を所望角度に保持
する保持機構と、角度調節機構及び保持機構を制御する
制御装置とにより構成される調理容器傾斜手段を備えた
ので、調理機の使用中にスイッチ操作で調理容器を自由
に傾斜させることが可能となり、回転調理機の使い勝手
を大きく向上させることとなった。
第１図は本発明の一実施例である回転調理機の正面一部
断面図、第２図はその側面一部断面図、第３図は制御回
路図、第４図は従来の回転調理機の正面一部断面図であ
る。 図中１は本体、２は調理容器、６は加熱コイル、７は
鍋、20は支持台、21は駆動用モータ、22は第１歯車、23
は第２歯車、24はその軸、25はブラケット、26はブレー
キ、27a、27bはリミットスイッチ、28は制御装置であ
る。 なお図中の同一符号は同一または相当部品を示すものと
する。
断面図、第２図はその側面一部断面図、第３図は制御回
路図、第４図は従来の回転調理機の正面一部断面図であ
る。 図中１は本体、２は調理容器、６は加熱コイル、７は
鍋、20は支持台、21は駆動用モータ、22は第１歯車、23
は第２歯車、24はその軸、25はブラケット、26はブレー
キ、27a、27bはリミットスイッチ、28は制御装置であ
る。 なお図中の同一符号は同一または相当部品を示すものと
する。
フロントページの続き (72)発明者 伊勢 伸介 神奈川県鎌倉市大船２丁目14番40号 三 菱電機株式会社生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−175375（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−126522（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−68823（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−68824（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−38825（ＪＰ，Ｕ) 特表 昭63−501617（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】調理材料を収容する鍋、該鍋を誘導加熱す
る加熱手段、及び上記鍋を回転させる回転手段を備えた
調理容器と、該調理容器を回転調理機本体上に傾斜自在
に支持する調理容器傾斜手段とを具備してなり、 該調理容器傾斜手段を、上記調理容器を所望角度に傾斜
させる角度調節機構と、該調理容器を所望角度に保持す
る保持機構と、上記角度調節機構及び保持機構を制御す
る制御装置とにより構成したことを特徴とする回転調理
機。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1322609A JP2683943B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 回転調理機 |
| DE69022037T DE69022037T2 (de) | 1989-12-14 | 1990-12-14 | Kochgerät. |
| PCT/JP1990/001636 WO1991009508A1 (en) | 1989-12-14 | 1990-12-14 | Cooker |
| EP91900330A EP0458977B1 (en) | 1989-12-14 | 1990-12-14 | Cooker |
| KR1019910700905A KR950004806B1 (ko) | 1989-12-14 | 1990-12-14 | 조리기 |
| US07/752,598 US5386102A (en) | 1989-12-14 | 1990-12-14 | Cooker |
| AU68976/91A AU6897691A (en) | 1989-12-14 | 1990-12-14 | Cooker |
| US08/254,651 US5512733A (en) | 1989-12-14 | 1994-06-02 | Cooker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1322609A JP2683943B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 回転調理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03184289A JPH03184289A (ja) | 1991-08-12 |
| JP2683943B2 true JP2683943B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=18145628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1322609A Expired - Lifetime JP2683943B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 回転調理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2683943B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4649810A (en) * | 1985-08-22 | 1987-03-17 | Wong Don M | Automatic cooking apparatus |
| JPS63175375A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-19 | 株式会社 雅慶電機製作所 | 電磁調理器 |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP1322609A patent/JP2683943B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03184289A (ja) | 1991-08-12 |
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