JP2913430B2 - ドローイングインマシンのヘルド選択分離機構 - Google Patents

ドローイングインマシンのヘルド選択分離機構

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JP2913430B2
JP2913430B2 JP3115712A JP11571291A JP2913430B2 JP 2913430 B2 JP2913430 B2 JP 2913430B2 JP 3115712 A JP3115712 A JP 3115712A JP 11571291 A JP11571291 A JP 11571291A JP 2913430 B2 JP2913430 B2 JP 2913430B2
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リコ・ベンツ
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03JAUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
    • D03J1/14Apparatus for threading warp stop-motion droppers, healds, or reeds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,経糸を引き通しする為
に,列状態で供給されるヘルドから1本のヘルドを選択
分離する機構を備えているドローイングインマシン(経
糸引き通し機)の,ヘルド選択分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている方式は,ヘルド列の最
先端にあるヘルドのすぐ後にナイフを突つ込み,ヘルド
列方向,言いかえればドローイングイン位置方向に移動
させるごときものであつた。この方式でドローイングイ
ンする場合,対象となるヘルドには,ナイフと関係する
部分に面取りが必要であつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はどんなタイプ
のヘルドでも選択分離できる装置を提供しようとするも
のである。
【0004】
【問題を解決するための手段】この目的を実現するため
本発明によれば、セレクトメンバーが、ヘルド群に対し
てほぼ直角に往復運動可能なピストンにより形成され、
このピストンの作動中に、最先端のヘルドがヘルド群か
ら中間位置へ移送され、セレクトメンバーによる選択分
離中に少なくとも最先端のヘルドを少なくとも2つの個
所で支える手段が設けられている
【0005】最先端のヘルドは,従来方法と同じ様に選
択中前方に押しやられることはなく,ヘルド列から横方
向に動かされる。即ち,実際の選択分離動作とその後に
続く取り外し動作を切離し,それぞれに最も優れた動作
を実現することができる。
【0006】ストロークを生じるピストンは,どんなタ
イプのヘルドをも選択することができるので,ヘルド側
で特別な形状にする必要がない。ヘルド選択は積極固定
動作で行われるのでヘルドは常に安定した状態で取り扱
われる。
【0007】本発明のもう1つの改良点は,ヘルドをド
ローイングイン位置に移動する為の移動ユニツトに渡す
手段として,前述の中間位置を使つた点である。
【0008】この移動方法は,選択分離ユニツトと移送
ユニツトとの間のインターフエースとして働くので,適
当な設計によつて,例えばトラブルが発生した時に,選
択分離ユニツトと移送ユニツトとの結合を中断できる可
能性を残すものである。
【0009】
【実施例】以下に本発明を添付の図を用いて詳述する。
【0010】図1は,ドローイングインマシンが構造フ
レーム1と,構造フレーム1に配置された各種のサブユ
ニツトより構成されていることを示しており,各種のサ
ブユニツトはそれぞれ機能モジユールを示している。ワ
ープビーム3を乗せたビームトラツク2が構造フレーム
1の前面にある。ビームトラツク2はリフト4を備え,
リフト4で経糸KFを固定しているフレーム5を支え
る。経糸固定作業は引き通しの実行前にドローイングイ
ンマシンから離れた位置で準備されており,フレーム5
はワープビーム3のすぐ傍でリフト4の下の方まで下げ
る。引き通しする為に,ビームトラツク2はワープビー
ム3,リフト4と共にドローイングインマシンの取付け
側に移す。リフト4によりフレーム5を上方向に持ち上
げる。
【0011】フレーム5とワープビーム3は構造フレー
ム1の長手方法に動かされる。この移動中に経糸KFは
糸セパレートユニツト6に導かれ,分離され,選択され
る。糸が1本選択されると,その糸がカツトされ,ドロ
ーイングインユニツトのドローイングインニードル7に
案内される。糸セパレートユニツトとしてタイイングマ
シンの糸セパレートユニツトを利用することもできる。
【0012】ドローイングインユニツト7の傍にあるビ
デオモニター8は操作ステーシヨンに属し,機械フアン
クシヨンと機械ミスの表示とデータ入力に使用する。操
作ステーシヨンは又ある機能、クリープモーシヨン,ス
タート/ストツプ,操作の繰り返し等の手入力端末とし
ての機能も有している。ドローイングインマシンはコン
トロールコンピユータを含むコントロールモジユールで
あるコントロールボツクス9によつてコントロールされ
る。コントロールコンピユータとは別に,コントロール
ボツクスは各モジユール用にモジユールコンピユータを
備えており,各モジユールコンピユータはコントロール
コンピユータによつてコントロールされ,モニターされ
る。既に述べたドローイングイン,糸,コントロール,
プログラム等のモジユールの他に,ヘルド,ドロツパ
ー,リードのモジユールがある。
【0013】糸セパレートユニツト6は経糸KFをドロ
ーイングインニードル7及ひニードルの通り道に対して
供給する。ドローインクインニードルは固定されたワー
プシートKFに対して直角に走る。構造フレーム1の一
部を成すサポート10は,ドローイングインマシンを既
に述べた取付け側と取外し側とに分ける。経糸と経糸を
引き通しすべき部品は取付け側で準備し,経糸を引き通
しされたハーネス(ヘルド,ドロツパー,リード)は取
外し側で取外しする。ドローイングイン作業中,経糸K
Fとワープビーム3を乗せたビームトラツク2は糸セパ
レートクループ6を横切つて右方向に移動する。その間
ドローイングインニードル7はフレーム5から固定され
た経糸を順番に引き通して行く。全ての経糸KFが引き
通しされ,フレーム上の経糸が空になる時は,フレーム
はビームトラツク2,ワープビーム3,リフト4と一緒
に取外し側に移動している。
【0014】経糸KFのすぐ後ろにはドロツパーLA
が,その後ろにはヘルドLIが,更にその後ろにはリー
ドが配置されている。ドロツパーLAはマガジンにまと
められ,ドロツパーで一杯になつたマガジンは傾斜レー
ル11に掛けられる。そのレールからドロツパーはドロ
ーイングインニードル7に向かつて移動する。その位置
においてドロツパーは分離され,ドローイングイン位置
に案内される。引き通しが完了すると,ドロツパーLA
は取外し側のドロツパーサポートレール12に移る。
【0015】ヘルドLIはレール13に装填し,手動又
は自動的に分離位置に移動する。ヘルドLIは1本ずつ
ドローイングイン位置に移動し,引き通しが完了すると
取外し側の該当ヘルド枠14に分配される。リードも同
様に1羽ずつドローイングインニードル7を通過し,該
当するリードギヤツプが引き通しの為に拡大される。引
き通し完了時はリードも同じ様に取外し側に移る。リー
ドWBの一部がヘルド枠14の近くに見えている。この
図は理解を助ける為に説明的に書いたものであり,フレ
ーム5の位置ではリードも当然取付け側にある。
【0016】図から明らかなように,ハーネストラツク
15が取外し側に準備されている。このハーネストラツ
ク15はドロツパー支持レール12,ヘルド粋14,リ
ードホルダと一緒に構造スタンドの図に示された位置に
移動し,引き通し後,引き通しされた経糸KFと共にハ
ーネスを保持する。この時,ビームトラツク2はワープ
ビームと共にハーネストラツク15の直前に位置する。
リフト4によつてハーネスはハーネストラツク15から
ワープビームトラツク2に移し変えられる。ビームトラ
ツクはワープビーム3と引き通しされたハーネスを織機
に又は中間保管場所に移す。
【0017】各部の働きを述べることは本文の目的では
ないので,これ以上述べない。基本となることは,各機
能が単純なモジユールに分割され,これらモジユールは
それぞれ自動装置として働き,共通のコンピユータによ
つてコントロールされる点にある。各モジユール間の動
作接続はこのコントロールコンピユータが司り,モジユ
ール間での直接的接続はない。ここで述べたドローイン
グインマシンの構成が考慮されれば,ドローイングイン
マシンシステムは,ドローイングインデータ,コントロ
ールデータ,ハーネスと糸とエネルギーを与えられて,
生産データ,ステータス情報,引き通しされたハーネス
を生み出す。分離ステージSPはヘルドL1を分離する
部分で,図2ないし図4に示す。図2はその見取図で分
離方法の概略を示すものである。図3と図4は実寸で示
してある。
【0018】図1で示したように,ヘルドL1はレール
13の上に並べられており,自動又は手動で分離ステー
ジSPに移動する。移動方向は図2の矢印Aで示してい
る。移動は自動的にやるのが便利である。その為にヘル
ド列はヘルドL1の片側をガイドレール16に沿わせて
あり,その方向に移動させる。ヘルド列LSを矢印A方
向に移動させる手段は,ヘルドのもう1つの側(図の手
前側)に備えてある。図によれば,移動方法はブラシ状
ローラ17によつてヘルドL1の手前側に対して実施さ
れ,外周にはブラシ,ビロード,弾性表面などの材質を
用いる。ローラ17が矢印B方向に回転している間,ヘ
ルドL1は矢印A方向に加圧される。ローラ17の代わ
りに,又はローラと組み合わせた形で2つのローラに掛
けたベルトを使用することもできる。その表面はヘルド
を動かし易い材質でライニングしたり,ブラシ状材質を
用いる。
【0019】分離ステージSPの直前に,ヘルドL1の
手前側に対してガイドレール18も備えている。このガ
イドレール18の入り口は楔状のスロープとなし,ヘル
ドL1が整然と並んで2つのガイドレール16と18で
構成される隙間に送り込まれる。分離ステージでは最先
端のヘルドLI1をその後に続くヘルド列LSから選択
分離し,移送ユニツトに送り込む。移送ユニツトは送り
込まれたヘルド1本をドローイングイン位置に運び,経
糸の引き通しを実行する。
【0020】分離ステージSPは2つあり,1つはヘル
ドL1の上部に対して働き,もう1つはヘルドL1の下
部に対して働く(図3参照)。両分離ステージは同時に
動作する。
【0021】図2は分離ステージの上部を示している。
次にヘルド分離の方法について説明する。ストツパーが
ガイドレール16と18とで構成されているガイドチヤ
ネルの終端直前に設けられている。ストツパーはガイド
チヤネルに対して横切るようにあり,プリズム状ガイド
体19から突出したリブ20によつてできている。ガイ
ドチヤネル終端からストツパーまでの距離はリブ20に
当たつている最先端ヘルドLI1が完全にチヤネルから
外れた位置となるように設定する。リブ20とガイドチ
ヤネルとの距離は調節可能である。調節はガイド体19
を交換して行うのが良い。ストツプ面がガイド体の基準
位置から僅かずつ寸法の違う何種類かのガイド体19を
準備する。実用的には3ないし4種類のガイド体19を
準備すれば充分で,全種類のヘルドの厚みに対応するこ
とができる。
【0022】最先端にあるヘルドLI1はガイドチヤネ
ルから外れた位置でリブ20に接し,なおレール13に
ぶら下がつた状態にある。この状態から,ヘルド列LS
の最先端ヘルドLI1を分離する動作が始まる。その為
に,最先端ヘルドLI1の中央部がヘルド列から外れる
ように,横方法に押される。この横押しはピストン状セ
レクトメンバー21によつて実行される。セレクトメン
バー21はガイド体19に組み込まれ,ヘルドL1の長
手方向を横切る力向と,ガイド方向Aとにストロークが
調節可能であり,矢印C方向ヘの動作中に,最先端ヘル
ドLI1の中央部をヘルドLS列からずらして積極固定
状態のまま,破線で示した中間位置ZPに押しやる。こ
の変位中,ヘルドの中央部はガイド面22に沿つて滑
り,ストツプ23に至る。中間位置ZPでは,ヘルドは
レール13に懸下し,中央部分はストツプ23とセレク
トメンバー21の間にある。
【0023】矢印D方向に動き得るプランジヤー24は
ガイド面22の下に設けられ,その端面は矢印D方向に
対しガイド面22より僅かに引つ込んだ位置にある。プ
ランジヤー24は矢印D方向に動き,ヘルドLI1の中
央部分を中間位置ZPからリブ20の勾配に沿つて1点
鎖線で示した移送位置UPに移す。プランジヤー24の
この運動中に,分離される時に曲げられたヘルドの中央
部分は移送位置UPで元の直線状態に戻る。移送位置U
Pをヘルドが分離される前の位置と比べると,中間位置
ZPを経由することによつて移動方向A位置だけが異な
つている。ヘルドは全移動行程中,積極的に固定されて
案内される。移送位置UPではレール13から外れ,ニ
ードルホルダー25に滑り込む。ニードルホルダー25
は移送ユニツトの一部を成し,ヘルドをドローイングイ
ン位置に運ぶ機能を果たす。プランジヤー24は元の位
置に戻り,プランジヤー24が動作している間に矢印C
方向に対し,元の位置に戻つていたセレクトメンバー2
1は次の動作に入り,2番目のヘルドL1をヘルド列か
ら分離する。
【0024】図3と図4は部分的に断面で示している
が,実寸による2つの分離ステージSPの説明図であ
る。各分離ステージはサポート26に固定されており,
上分離ステージだけが描かれている。セレクトメンバー
21は空圧ピストンによつて動作し,図3のヘルドL1
の右手にある。ピストン27はハウジング28に組み込
まれ,空気接続部品がついている。セレクトメンバー2
1はガイド体19の中で案内され,ストツプピン29に
よつてストロークが制限されている。ヘルドL1を分離
する先端部分はU字型になつており,リブ20を囲んで
いる。
【0025】図3のヘルドL1の左には,基本体31か
らできている第1コンポーネント30があり,サポート
26に固定されている。基本体にはセンサー32が取付
けられており,コンタクトスプリング33がある(図
4)。第2コンポーネント34は同様にサポート26に
取付けられ,ガイド面22,ストツプ23,ガイドレー
ル16がある。センサー32は,ヘルドL1を分離し,
中間位置ZPにずらせる時,コンタクトスプリング33
がセンサー32に対して押されることによつて,ヘルド
分離の成否を監視している。セレクトメンバー21,プ
ランジヤー24の動きもセンサーによつてモニターされ
ている。これらのセンサーが反応しない時は同じ動作を
繰り返す。
【0026】図3で明らかなように,更にピストンハウ
ジング35があり,空圧動作するピストン36が組み込
まれており,サポート26に取付けられている。このピ
ストンはブレード状ピボツトレバー37と関節状に組ま
れており,ピストン36が動作するとヘルドL1の面に
介入し,ヘルドアイ部分LAでの絡みつきを機械的に解
消させる働きをする。ピボツト37の動作範囲はストツ
プ38によつて制限される。ストツプ38の位置は引き
通しするヘルドの長さに応じて加減する。短いヘルドに
対してはピン39をサポートに取付け,ピボツトレバー
37の動きを制限する。
【0027】同様に空圧で作動するプランジヤー24は
図4に示されている。プランジヤー24は2つの分離ス
テージの内側に備える。即ち上分離ステージSPの下,
下分離ステージSPの上にある。図によると,プリズム
状プランジヤー24の長手方向軸はヘルドL1の送り方
向とある角度があり,その端面はヘルドL1と接し,従
つて長手方向と角度がある。又はセレクトメンバー21
の長手方向軸と並行である(矢印C)。プランジヤー2
4には長孔40があり,ボルト41によつてプランジヤ
ーのストロークが案内される。空圧駆動ピストン43は
ピストンハウジング42に組み込まれ,プランジヤー2
4を駆動する。
【0028】ここに説明したヘルドを1本選択分離する
装置は,分離ステージはヘルドサポートレールと共に,
又ヘルド移送手段も共通の構造フレームに取付ける。こ
の構造フレームは移動可能で,簡単にドローイングイン
マシンの所に移動できる。ヘルドの選択分離機構とその
後に続くヘルドをドローイングイン位置に移送する移送
ユニツトとは,ロツクカツプリング型の取外し可能な結
合がなされている。個々の部分の各種機能,セレクトメ
ンバー21,プランジヤー24,ピボツトレバー37等
は別々にコントロールされる。各種機能のシーケンスは
モジユールコンピユータによつて同期が取られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドローイングインマシンの全体図
である。
【図2】図1に示すドローイングインマシンの部分詳細
図である。
【図3】図2の矢印IIIから見た図である。
【図4】図3の矢印IVから見た図である。
【符号の説明】
21 セレクトメンバー LI1 ヘルド LS ヘルド群 ZP 中間位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−130442(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03J 1/14

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドローイングインマシンにおけるヘルド
    を選択分離する装置であつて、ヘルドの状態で供給さ
    れるヘルドのうちそれぞれ最先端のヘルドを選択分離
    て経糸を引き通すための準備を行うセレクトメンバーを
    有するものにおいて、セレクトメンバー(21)が、ヘ
    ルド群(LS)に対してほぼ直角に往復運動可能なピス
    トンにより形成され、このピストンの作動(C)中に、
    最先端のヘルド(LI1)がヘルド群(LS)から中間
    位置(ZP)へ移送され、セレクトメンバー(21)に
    よる選択分離中に少なくとも最先端のヘルドを少なくと
    も2つの個所で支える手段(13)が設けられている
    とを特徴とする、ドローイングインマシンのヘルド選択
    分離装置。
  2. 【請求項2】 当該ヘルド(LI1)をドローイングイ
    ン位置に移送する為の移送ユニツト(25)ヘ移す手段
    (24)が中間位置(ZP)にあることを特徴とする,
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 ヘルドの端孔を支えるヘルド支持レール
    (13)を有し、セレクトメンバー(21)によつてヘ
    ルド(L1)が選択分離されている間、ヘルドがヘルド
    支持レール(13)上に懸下していることを特徴とす
    る、請求項に記載の装置。
  4. 【請求項4】 ヘルド(L1)がヘルド支持レール(1
    3)上に懸下しているが,ヘルド移送手段によつて移送
    ユニツト(25)への移送途中に,ヘルド支持レールか
    ら外れることを特徴とする,請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 2つの分離装置(SP)が準備されてお
    り,それぞれにセレクトメンバ−(21)を有し,ヘル
    ドの上下各半分に対して動作することを特徴とする,請
    求項1ないし4のうち1つに記載の装置。
  6. 【請求項6】 ヘルド(L1)を選択分離ステージ(S
    P)に供給する為にガイドと移送手段があり,ガイドが
    ヘルド列(LS)の両側にあるガイドレール(16,1
    8)で構成され,ガイドチヤネルを形成することを特徴
    とする,請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 ヘルドを移動させる方法に,ヘルド列
    (LS)の片側に作用する回転メンバー(17)を使用
    し,その表面がブラシ状であることを特徴とする,請求
    項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ガイドチヤネルの前方端に選択分離ステ
    ージ(SP)と対面するストツプ(20)を配し,その
    ストツプ(20)とガイドチヤネルとの距離がヘルド1
    本の厚みより大きく,2本分の厚みより小さな寸法であ
    ることを特徴とする,請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項9】 ストツプ(20)がセレクトメンバー
    (21)の為にガイド体(19)のリブで構成され,セ
    レクトメンバーがU型形状でリブを囲み,端面がヘルド
    (LI1)に接触することを特徴とする,請求項8に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 ヘルドの為のガイド面(22)が備わ
    つており,そのガイド面(22)がリブから離れたヘル
    ド(LI1)の横及びガイドチヤネルの前端と接して設
    け,セレクトメンバー(21)の動作中にガイドチヤネ
    ルに沿つてヘルドが案内され,セレクトメンバーのスト
    ロークがストツプ(23)によつて規制され,それによ
    つて中間位置(ZP)が確定することを特徴とする,請
    求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 ヘルド(LI1)が中間位置(ZP)
    に達したことをセンサー(32,33)が確認し,ヘル
    ドがストツプ(23)に当る時,弾性メンバー(33)
    が対抗メンバー(32)に接触することを特徴とする,
    請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 移送手段(24)がヘルド列(LS)
    の移送方向(A)のストロークが調節可能なプランジヤ
    ーによつて構成され,移送方向(A)とある角度を成す
    ことを特徴とする,請求項5に記載の装置。
  13. 【請求項13】 移送ユニツトがニードル状支持装置
    (25)を有し,これによりヘルド(LI1)の支持孔
    に滑り込み,支持することを特徴とする,請求項2に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 ニードル状支持装置(25)がガイド
    チヤネル(16,18)の中心と同軸であることを特徴
    とする,請求項6及び13のうち1つに記載の装置。
  15. 【請求項15】 ヘルドが隣同志くつつきあう不具合を
    解消する為のセパレートメンバーが,ヘルド(L1)の
    2つの選択分離ステージ(SP)の間でヘルドの長手方
    向に設けられ,セパレートメンバーがセパレートブレー
    ド(37)を有し,ヘルド面上で旋回することを特徴と
    する,請求項5に記載の装置。
  16. 【請求項16】 セパレートブレード(37)が取り付
    けられ,駆動手段(36)に対して関節的に接続し,そ
    のストロークが調節できることを特徴とする,請求項1
    5に記載の装置。
  17. 【請求項17】 セレクトメンバー(21),プランジ
    ヤー(24),セパレートブレード(37)の駆動手段
    (36)がそれぞれ空圧ピストンにより動作することを
    特徴とする,請求項12及び16のうち1つに記載の装
    置。
  18. 【請求項18】 選択分離ステージ(SP),ヘルド支
    持レール(13),ヘルド(LI)を移動させる為の手
    段(17)が共通の構造フレームに取付けられているこ
    とを特徴とする,請求項6に記戴の装置。
  19. 【請求項19】 構造フレームが移動可能に設計され,
    移送ユニツトを有するドローイングインマシンの各機能
    ステージと分離,結合ができるようになつていることを
    特徴とする,請求項18に記載の装置。
JP3115712A 1990-03-06 1991-02-27 ドローイングインマシンのヘルド選択分離機構 Expired - Fee Related JP2913430B2 (ja)

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AU (1) AU641979B2 (ja)
CA (1) CA2035273C (ja)
CH (1) CH680933A5 (ja)
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