JP2912972B2 - α,β―不飽和酸の臭素置換芳香族エステルの製造方法 - Google Patents

α,β―不飽和酸の臭素置換芳香族エステルの製造方法

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JP2912972B2 JP2079040A JP7904090A JP2912972B2 JP 2912972 B2 JP2912972 B2 JP 2912972B2 JP 2079040 A JP2079040 A JP 2079040A JP 7904090 A JP7904090 A JP 7904090A JP 2912972 B2 JP2912972 B2 JP 2912972B2
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    • C07C69/65Halogen-containing esters of unsaturated acids
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、α,β−不飽和酸の臭素置換芳香族エステ
ルの製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は次の
式(I): (式中、nは1又は2であり、xは6−nであり、そし
てR及びR′は水素又はアルキル基である) で表わされるエステルの製造方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
R′が水素である式(I)に含まれるアクリレートは
高分子難燃剤の製造のための中間体として有用である
(例えば、米国特許No.4,128,709)が、しかしこれらは
例えば係属中のイスラエル特許出願No.86604中に記載さ
れているように、ある種の用途のためのモノマー難燃剤
としても有用であり得る。
この様なアクリレートの製造は米国特許No.4,059,618
に記載されており、そしてこの方法は少なくともある程
度水と混和性である極性溶剤、例えばエチレングリコー
ルモノメチルエーテル又はメチルグリコール中でアクリ
ル酸を適当なブロモベンジルクロリドと反応せしめるこ
とを含む。この特許に記載されている方法においては、
エステル化反応の間に重合が起こるので重合阻害剤を添
加する必要がある。
〔課題を解決するための手段〕
不所望の重合の危険を伴わずそしてそれ故に重合阻害
剤の使用を必要としない、式(I)の製造方法を提供す
ることができることが驚くべきことに見出され、そして
これが本発明の目的である。当業者に明らかなごとく、
阻害剤を使用しなくてよいことは、かなりの工程利益で
あり、早すぎる重合を導くであろうアルカリの存在によ
る阻害剤の中和を回避するための試薬の濃度の精密なモ
ニターの必要性を低下せしめ、そして阻害剤の除去及び
生成物中に残留する痕跡の阻害剤に関連する問題点を回
避する。
本発明の他の目的は高収率で生成物を得ることを可能
にする方法を提供することである。
従来技術の方法は比較的低い収率をもたらし、この収
率は本発明の方法により得られるそれよりも非常に低
い。米国特許の方法では、例えばテトラブロモ−p−キ
シリレンビスアクリレートは79%の収率で、ペンタブロ
モベンジルアクリレートは66%の収率で、そしてペンタ
ブロモベンジルメタクリレートは52%の収率で得られた
が、本発明の方法によればこれらの生成物の収率はそれ
ぞれ82%、>90%及び90%である。
本発明の方法に従って得られるモノマーもまた本発明
の部分を構成する。特に興味あるのは、顕著な難燃性を
有することが本発明者により示されたペンタブロモベン
ジルモノアクリレートモノマーである。専門の化学者に
は明らかなように、このモノマーを高収率で得ること
は、これをよく知られた難燃材料であるポリペンタブロ
モベンジルアクリレートを製造するための中間体として
使用する場合に有利である。
本発明の方法は、α,β−不飽和酸とアルカリとの塩
を、水不混和性不活性溶剤中で且つ相間転移触媒の存在
下で、臭素置換ベンジルハライドと反応せしめることを
含んで成る。
好ましくは、不活性触媒に実質的に水不混和性の炭化
水素及び/又はハロゲン化炭素、例えばクロロベンゼ
ン、トルエン、塩化メチレン、クロロブロモメタン、ジ
ブロモメタン、塩化メチレンとクロロブロモメタンとジ
ブロモメタンとの混合物、クロロブロモメタンとジブロ
モメタンとの混合物、エチレンジクロリドとエチレンジ
ブロミドとの混合物であり、そしてアルカリは金属水酸
化物、好ましくはNaOH,KOH又はそれらの炭酸塩である。
相間転移触媒は常用の相間転移触媒、例えば四級アン
モニウム塩、例えばアリクアット(Aliquat)336(トリ
カプリリルメチルアンモニウムクロリド)、ヘキサデシ
ルトリメチルアンモニウムクロリド又はテトラブチルア
ンモニウムブロミドである。
酸とPBB−Brとのモル比は1:1と1.8:1との間、好まし
くは1.05:1と1.2:1との間であることができる。試薬の
濃度は、完全な転換の時に25〜55%、好ましくは30〜40
%の生産物濃度を生成せしめるようなものである。
この反応において生成した塩、例えばNaBr及びKBrは
熱濾過により除去することができ、そして次に生成物を
反応混合物の冷却により沈澱せしめそして回収すること
ができる。
専門の化学者に明らかな通り、本発明の方法は更なる
重要な利点をもたらす。すなわち、母液を再循環し、そ
して次のバッチのために使用することができる。再循環
を行うことにより、相間転移触媒と溶剤の補充のみが必
要であり、そして母液中に残る未反応のブロモベンジル
ハライドは再循環されそして使用され、これによって生
成物の収率が改良される。
こうして生成物が高純度で得られ、そして例えば難燃
用として有用である。ある種の共重合用のように一層高
い純度が必要な場合、生成物を再結晶化によりさらに精
製することができる。
すでに記載したように、米国特許No.4,059,610に記載
されている溶剤の代りに本発明の溶剤を用いることによ
り、重合阻害剤が全く存在しない場合でさえ重合が起こ
らないと言う驚くべき結果が得られ、この点において有
利である。
本発明の上記の及び他の特徴及び利点は以下の例示的
であって限定的でない実施例により一層よく理解される
であろう。
実施例1. ペンタブロモベンジルアクリレートの製造 機械的撹拌子、温度計及び凝縮器を装備した500ml三
口フラスコに、290mlのクロロベンゼン、8.3g(0.21モ
ル)のNaOH及び15g(0.21モル)のアクリル酸を少量ず
つ加えた。混合物を30℃〜50℃にて30分間加熱してアク
リル酸のナトリウム塩を得た。この期間の後、112g(0.
2モル)のペンタブロモベンジルブロミド(PBB−Br)及
び1.3gのアリクアット−336(Henkel)を加えた。次
に、この混合物を激しく撹拌しながら約80〜100℃に加
熱した。この反応を約4時間続け、そしてGC又はHPLCに
よりPBB−Brを分析することにより反応の完了をモニタ
ーした。
反応が完了した後、混合物を60℃に冷却し、そして反
応中に生成したNaBrを濾去した。次に、残りの混合物を
0℃〜5℃に冷却した。結晶化した生成物を濾取しそし
て重量が一定になるまで乾燥した。
白色固体(融点112℃〜115℃)を得た。生成物の重量
は107gであり、これはPBB−Brに対して96%であった。
トルエン、クロロベンゼン又はメチルエチルケトンから
の再結晶化の後、生成物の融点は122℃〜123℃であっ
た。純度(HPLC)は95〜97重量%であった。NMR(CDC
l3):5.7(S,2H);5.8(M,1H);6.1(M,1H);6.4(M,1
H)。
実施例2. ペンタブロモベンジルメタクリレートの製造 実施例1におけるように操作し、但しメタクリル酸を
使用して90%の収率(PBB−Brに基いて)で白色粉末を
得た。融点153℃〜155℃;HPLC(面積%)99%;Br%:計
算値70.0%、測定値70.8%。NMR(CDCl3):5.6(S,2
H)、5.6(M,1H)、6.1(M,1H)、1.9(S,3H)。
実施例3. テトラブロモ−p−キシリデンジアクリレー
トの製造 機械撹拌子、凝縮器及び温度計を装備した250mlの3
つ口フラスコに、80gのトルエン、5gのKOH(95%、0.09
M)及び6.2g(0.09モル)のアクリル酸を添加した。こ
の混合物を約0.5時間、30℃にて撹拌してアクリル酸の
カリウム塩を得た。
この期間の後、20g(0.035M)のテトラブロモ−p−
キシリデンジブロミド(p−TBX−2Br)及び0.5gのアリ
クアット336を加え、そしてこの混合物をTLCにてモニタ
ーした場合にp−TBX−2Brが消失するまで80℃に加熱
し、次に混合物を約60℃に冷却し、そしてKBrを濾去し
た。残りの混合物を約0℃に一夜冷却し、そして次に16
gの生成物を82%の収率(p−TBX−2Brに基いて)濾取
した。
融点158℃〜161℃;純度(HPLC)93%;NMR(CDCl3):
5.6(M,2H)、6.1(M,2H)、6.5(M,2H)、5.7(S,4
H)。
実施例4. テトラブロモ−p−キシリデンジメタクリレ
ートの製造 実施例3におけるように操作し、但しアクリル酸の代
りにメタクリル酸を使用して標記化合物を91%の収率で
得た。融点158℃〜160℃;Br%:計算値54.2%、測定値5
5.7%;HPLC純度(面積%)99%;NMR(CDCl3):5.6(M,2
H)、5.6(S,4H)、6.1(M,2H)、2.0(S,6H)。
実施例5. テトラブロモ−o−キシリデンジアクリレー
トの製造 実施例3におけるように操作して、但しパラ異性体の
代りにオルト異性体を使用して標記化合物を52%の収率
で得た。融点103℃〜105℃;NMR(CDCl3):5.8(M,2
H)、6.1(M,2H)、6.4(M,2H)、5.5(S,4H)。
実施例6. テトラブロモ−o−キシリデンジメタクリレ
ートの製造 実施例4におけるように操作し、但しパラ異性体の代
りにオルト異性体を使用して標記化合物を76%の収率で
得た。融点70℃〜72℃;NMR(CDCl3):5.5(S,4H)、5.6
(M,2H)、6.1(M,2H)、1.9(S,6H)。
実施例7. 再循環によるペンタブロモベンジルアクリレ
ートの製造 機械撹拌子、温度計及び凝縮器を備えた500mlの三口
フラスコに292mlの溶剤を加えた。8.33gのNaOHを加え
た。次に、15.0gのアクリル酸を少しずつ加えた。中和
の間、温度を30℃以下に保持した。第一のバッチにおい
て112gのPBB−Br及び12.4gのクロロベンゼン中1.3gのア
リクアット336(10%アリクアット溶液)を加えた。バ
ッチ2以後(前のバッチからのクロロベンゼン母液を新
たなクロロベンゼンを補充しながら使用する)109.8gの
PBB−Br及び3gの10%アリクアット溶液を使用した。こ
れは、未反応のPBB−Br(<2%)が母液と共に再循環
されることに基く。母液中で70〜80%の触媒が返還され
ることが見出された。アリクアットを加えた時混合物を
100℃に加熱し、そしてそこで4時間保持した。反応混
合物中に2%未満のPBB−Br(GC面積%)が見出された
時に該混合物を60℃に冷却した。この温度で熱濾過によ
り塩化ナトリウムを混合物から除去した。PBB−MAをで
きるだけ多く沈澱させるために濾過を0〜5℃に冷却し
た。PBB−MAはクロロベンゼン中に非常に溶解しやすい
ので冷却は非常に重要である。生成物を0〜5℃にて濾
過する。熱濾過により混合物から除去されたナトリウム
塩を新鮮なクロロベンゼンにより洗浄した。このクロロ
ベンゼンを使用してPBB−MAの次のバッチにおける補充
として使用した。
実施例8. 炭酸塩を用いてのペンタブロモベンジルアク
リレートの製造 1000mlの撹拌反応器に先行工程から再循環されたクロ
ロベンゼン溶液738g、及び30gの無水K2CO3を添加した。
この混合物を激しく撹拌して個体を分散せしめ、そして
これに滴加漏斗から31gのアクリル酸を滴加した。ガス
の発生及び発泡の終了により反応の完結が見られた後、
205gのPBB−Br、4.9gの45.5%NaOH水溶液及び0.5gのア
リクアット336を加え、そして加熱を開始した。温度を7
5℃に保持した。1.5〜2時間後に反応が終了し、これは
PBB−Brの不存在又は2%未満の存在(ガスクロマトグ
ラフィー)により証明された。反応混合物を反応温度に
おいて濾過し、そして濾液を注意深く0〜5℃に冷却し
た。この温度でPBB−MAが結晶化しそして容易に濾過す
ることができる。この物質は高純度でありそしてさらに
洗浄する必要がなかった。この生成物は実施例1の場合
と同じ性質を有しており、そして収率は90%より高かっ
た。
実施例9. テトラブチルアンモニウムブロミドの使用 アリクアット336の代りに当量のテトラブチルアンモ
ニウムブロミドを使用して実施例1を反復した。匹敵す
る結果が得られた。
実施例10. クロトン酸のエステルの製造 250mlの三口フラスコに130mlのトルエン、5g(86ミリ
モル)の95%KOH及び7.4g(86ミリモル)のクロトン酸
を加えた。混合物を約30分間にわたり室温にて撹拌して
塩を得た。この期間の後、40g(70ミリモル)のPBB−Br
及び1gのテトラブチルアンモニウムブロミドを加えた。
PBB−Brがガスクロマトグラフィーによりもはや検出さ
れなくなるまで、混合物を約2時間撹拌した。反応混合
物を熱濾過してKBrを除去し、そして次に冷却して生成
物を沈澱せしめ、濾過しそした固体を水で洗浄し、そし
て乾燥した。38gの生成物を92%の収率(PBB−Brに対し
て)で得た。融点149℃〜151℃;NMR(CDCl3):7.0(H,
M)、5.8(H,M)、5.64(2H,S)、1.90(3H,d)。
実施例11. 実施例1におけるように操作し、890mlのクロロブロ
モメタン(CBM)、47.88g(0.84モル)のKOH、63.5g
(0.88モル)のアクリル酸、396.2g(0.7モル)のPBB−
Br及び30mlの溶液中に8.0gのアリクアット336を含む反
応混合物を調製した。実施例1と同様に2.5時間反応さ
せそして処理した後365gの生成物、すなわち86重量%の
PBB−MAを得た。生成物のHPLC面積%、PBB−OH:2.1;PBB
−MA:87;PBB−Br:1.1。PBB−MAの収率は63%であった。
濾液(1518g)は蒸発の後140.2gの残留PBB−MAをもた
らした。PBB−MAの合計収率=91%。
実施例12. 溶剤としてCBMの代りにMC,CBM,MCとCBMとDBMとの1:1:
1混合物、EDC、及びEDBを用いて実施例11を反復した。
すべての場合に匹敵する結果が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−3682(JP,A) 特開 昭51−23230(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 69/653,67/11 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の式(1): (式中、nは1又は2であり、xは6−nであり、そし
    てR及びR′は水素又はアルキル基である) で表わされるα,β−不飽和酸の臭素置換芳香族エステ
    ルの製造方法であって、α,β−不飽和酸とアルカリと
    の塩を実質的に水非混和性不活性溶剤中で且つ相間転移
    触媒の存在下で臭素置換ベンジルハライドと反応せしめ
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記溶剤クロロベンゼン、トルエン、塩化
    メチレン、クロロブロモメタン、ジプロモメタン、塩化
    メチレンとクロモブロモメタンとジブロモメタンとの混
    合物、及びエチレンジクロリドとエチレンジブロミドと
    の混合物から選択されたものである請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記アルカリがNaOHもしくはKOHから選択
    された金属水酸化物、又はその炭酸塩である請求項1又
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記相間転移触媒が四級アンモニウム塩で
    ある請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記触媒がトリカプリリルメチルアンモニ
    ウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムク
    ロリド又はテトラブチルアンモニウムブロミドである請
    求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記溶剤が、先行する反応からの再循環母
    液を含んで成る請求項1〜5のいずれか1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】前記臭素置換ベンジルハライドがペンタブ
    ロモベンジルブロミド又はO−もしくはP−テトラブロ
    モキシリデンジブロミドである請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記α,β−不飽和酸がアクリル酸、クロ
    トン酸又はメタクリル酸であり、そして生ずるエステル
    が臭素置換芳香族アクリレートである請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記臭素置換芳香族アクリレートがペンタ
    ブロモベンジルアクリレート、ペンタブロモベンジルメ
    タクリレート、テトラブロモ−P−キシリデンジアクリ
    レート、テトラブロモ−O−キシリデンジアクリレー
    ト、テトラブロモ−P−キシリデンジメタクリレート、
    テトラブロモ−O−キシリデンジメタクリレート及びペ
    ンタブロモベンジルクロトネートから選択されたもので
    ある請求項8に記載の方法。
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