JP2943944B2 - 3−置換−2,4,5−トリフルオロ安息香酸及びその 製造方法 - Google Patents

3−置換−2,4,5−トリフルオロ安息香酸及びその 製造方法

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JP2943944B2 JP41521890A JP41521890A JP2943944B2 JP 2943944 B2 JP2943944 B2 JP 2943944B2 JP 41521890 A JP41521890 A JP 41521890A JP 41521890 A JP41521890 A JP 41521890A JP 2943944 B2 JP2943944 B2 JP 2943944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルオロキノリン系抗
菌剤など含フッ素医薬または農薬の重要な中間原料とし
て有用な新規化合物である3-置換-2,4,5-トリフルオロ
安息香酸に関し、また、3-置換-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の3-置換-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸に関しては、ケミカル アブストラクト(Chmical
Abstract)等にも記載が見当たらず、また、発明者らが
知る限りその他の文献にも記載が認められないので、該
化合物は新規物質と考えられる。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】本発明者等は、前記の
ごとく各種物質の中間原料として極めて有用な3-置換-
2,4,5-トリフルオロ安息香酸を合成すべく鋭意研究を行
った結果、3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸
を、例えば、ジメチルホルムアミドなどの非プロトン性
極性溶媒中で、炭酸カリウムなどのアルカリ性金属塩の
存在下に臭化ベンジルなどと反応させることにより3-ベ
ンジルオキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸ベンジルエ
ステルを得、次いでこれを鹸化することにより本発明の
目的物である3-ベンジルオキシ-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸を得ることができることを見出し、さらに研究を
進めた結果、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、新規化合物で
ある下記一般式で表される3-置換-2,4,5-トリフルオ
ロ安息香酸、
【0005】
【化5】
【0006】(但し、R1、R2およびR3の少なくとも
1つはフェニル基であり、他の2つはそれぞれ独立して
フェニル基または水素原子を示す。なお、これらの基の
水素原子の1部もしくは全部はハロゲン原子、炭素原子
数1〜8のアルコキシ基、ニトリル基及び/またはニト
ロ基で置換されてもよいものとする。)
【0007】に関し、また、3-ヒドロキシ-2,4,5-トリ
フルオロ安息香酸を、分子中にアリール基を有するアル
キル化剤と反応させて、下記一般式の3-アラルキルオ
キシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸アラルキルエステル
とし、次いでこれを鹸化することを特徴とする上記一般
式で表される3-置換-2,4,5-トリフルオロ安息香酸の
製造方法に関し、
【0008】
【化6】
【0009】(但し、R1、R2およびR3は、一般式
の場合と同様である。)さらに、3-ヒドロキシ-2,4,5-
トリフルオロ安息香酸をエステル化して下記一般式の
3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステルと
し、次いでこれを分子中にアリール基を有するアルキル
化剤と反応させて、下記一般式の3-アラルキルオキシ
-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステルとしたのち鹸化
することを特徴とする上記一般式で表される3-置換-
2,4,5-トリフルオロ安息香酸の製造方法に関する。
【0010】
【化7】
【0011】(但し、R4炭素原子数1〜8のアルキル
基、フェニル基またはベンジル基を示す)
【0012】
【化8】
【0013】(但し、R1、R2およびR3は、一般式
の場合と同様であり、R4は一般式の場合と同様であ
る。)
【0014】以下本発明を詳細に説明する。本発明の、
前記一般式で表される新規化合物、3-置換-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸は、2つの方法で製造することがで
きる。
【0015】第1の方法は、3-ヒドロキシ-2,4,5-トリ
フルオロ安息香酸を、分子中にアリール基を有するアル
キル化剤と反応させて、前記一般式の3-アラルキルオ
キシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸アラルキルエステル
とし、次いでこれを鹸化する方法である。
【0016】また第2の方法は、3-ヒドロキシ-2,4,5-
トリフルオロ安息香酸をエステル化して、前記一般式
の3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステル
とし、次いでこれを分子中にアリール基を有するアルキ
ル化剤と反応させて、前記一般式の3-アラルキルオキ
シ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステルとしたのち鹸
化する方法である。
【0017】これら第1及び第2の方法における出発原
料として用いられる3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ
安息香酸の製造法としては、特に限定されるものではな
く、例えば、特開昭63-264439号および特開平1-6235号
公報に記載された方法が例示でき、さらに、特願平2-2
7465号にて提案された方法が例示できる。
【0018】<第1の方法>本発明に係る前記第1の方
法において、分子中にアリール基を有するアルキル化剤
との反応(以下、アルキル化反応と称することがある)
方法も、非プロトン性極性有機溶媒中で、アルカリ性金
属塩の存在下にハロゲン化物系アルキル化剤と反応させ
る方法と、エーテルなどの非プロトン性有機溶媒中で、
ジアゾメタン系アルキル化剤と反応させる方法との2通
りがある。
【0019】(1-1) ハロゲン化物系アルキル化剤を用い
るアルキル化反応 この反応は、アルカリ性金属塩として炭酸カリウムを用
いるとき、下記反応式に従って進行するものと考えら
れる。
【0020】
【化9】
【0021】(但し、R1、R2およびR3は、一般式
の場合と同様であり、Xはハロゲン原子を表す)
【0022】この反応で用いるハロゲン化物系アルキル
化剤としては、分子中にアリール基を有するものであ
り、本発明の目的化合物である3-置換-2,4,5-トリフル
オロ安息香酸の置換基の種類により適宜選択することが
できる。
【0023】このようなアルキル化剤としては、例え
ば、ブロモフェニルメタン、クロロフェニルメタン、ヨ
ードフェニルメタン、ブロモ-p-メトキシフェニルメタ
ン、クロロ-p-メトキシフェニルメタン、ヨード-p-メト
キシフェニルメタン、ブロモジフェニルメタン、クロロ
ジフェニルメタン、ヨードジフェニルメタン等を使用す
ることができる。
【0024】上記ハロゲン化物系アルキル化剤の使用量
は、出発原料の3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息
香酸1モルに対して、2〜20モル程度であり、2〜10モル
であるのが好ましい。
【0025】使用される溶媒は非プロトン性極性有機溶
媒であり、このような有機溶媒としては、例えば、ジメ
チルスルホオキシド、ジフェニルスルホン、ジメチルス
ルホン、スルホラン、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-
ジメチルアセトアミド、N-メチルピロリドン、アセトニ
トリル、ヘキサメチルリン酸トリアミド、グリコール酸
のジアルキルエーテル、キノリン等を挙げることができ
る。
【0026】これらのうち、本発明方法に用いたときの
反応性のよさなどの観点から、スルホラン、N,N-ジメチ
ルホルムアミドの使用が好ましい。これらの非プロトン
性極性有機溶媒は、それぞれ単独でまたは2種以上混合
して使用することができる。また、該非プロトン性極性
有機溶媒は一般に10重量%以下、好ましくは5重量%以
下の水を含有していてもよい。
【0027】前記非プロトン性極性有機溶媒の使用量は
出発原料3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸100
重量部に対して、一般に100〜3000重量部、好ましくは2
00〜1000重量部であるのがよい。
【0028】また、この反応で使用できるアルカリ性金
属塩としては、例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸リチウムなどのアルカリ金属炭酸塩を好適に例
示することができる。該アルカリ性金属塩の使用量は、
出発原料の3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸
1モルに対して、1〜20モル程度であり、2〜10モルであ
るのが好ましい。
【0029】この反応は、通常大気圧下で行うことがで
き、反応温度は一般に20〜140℃程度、好ましくは50〜1
00℃であり、反応時間は1〜12時間程度である。
【0030】反応終了後、反応液を、好ましくは0〜40
℃に冷却した後、過剰のアルカリ性金属塩および副生す
るアルカリ金属ハロゲン化物などを主体とする沈澱物を
濾別して除去する。
【0031】こうして得られた濾液は、3-アラルキルオ
キシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸アラルキルエステル
の非プロトン性極性有機溶媒含水溶液であり、これよ
り、例えば減圧等の条件下に溶媒を溜去させた後、エチ
ルエーテル、i-プロピルエーテル、酢酸エチル等の有機
溶媒及び水を加えてよく混合し、分離する有機層を分
液、濃縮、乾燥することにより目的とする3-アラルキル
オキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸アラルキルエステ
ルを単離することができる。
【0032】(1-2) ジアゾメタン系アルキル化剤を用い
るアルキル化反応 この反応は、比較的少量の目的化合物を高収率で合成し
ようとするときに好適に用いられ、一般に下記反応式
に従って進行するものと考えられる。
【0033】
【化10】
【0034】(但し、R1およびR2は、一般式の場合
と同様である。)この反応で用いられるジアゾメタン系
アルキル化剤としては、フェニルジアゾメタンおよびジ
フェニルジアゾメタンを挙げることができる。
【0035】上記ジアゾメタン系アルキル化剤の使用量
は、出発原料の3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息
香酸1モルに対して、2〜4モル程度であり、2.0〜2.5
モルであるのが好ましい。
【0036】使用可能な溶媒は、例えば、エチルエーテ
ルなどの非プロトン性有機溶媒である。該有機溶媒の使
用量は出発原料3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息
香酸100重量部に対して、一般に100〜5000重量部、好ま
しくは200〜2000重量部であるのがよい。
【0037】反応温度は一般に0〜60℃程度、好ましく
は10〜30℃であり、反応時間は0.5〜2時間程度であ
る。
【0038】反応終了後、生成した3-アラルキルオキシ
-2,4,5-トリフルオロ安息香酸アラルキルエステルを含
む反応液から、例えば減圧等の条件下で溶媒を溜去さ
せ、以下前記のハロゲン化物系アルキル化剤を用いる場
合と同様にして、目的とする3-アラルキルオキシ-2,4,5
-トリフルオロ安息香酸アラルキルエステルを単離する
ことができる。
【0039】本発明の第1の方法によれば、これら2通
りのアルキル化反応によって得られた前記一般式の3
-アラルキルオキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸アラル
キルエステルを、鹸化することにより本発明の目的化合
物である前記一般式の3-置換-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸とすることができる。
【0040】(1-3) 鹸化反応 この反応は、アルキル化反応により得られた前記一般式
の3-アラルキルオキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸
アラルキルエステルを、該エステル及び目的化合物の3-
置換-2,4,5-トリフルオロ安息香酸に対して不活性な水
溶性有機溶媒を含む水溶液中で、アルカリ性化合物の存
在下に行う。
【0041】このようなアルカリ性化合物としては、例
えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等のアルカリ金属水酸化物の使用が好ましい。該ア
ルカリ金属水酸化物の使用量は、3-アラルキルオキシ-
2,4,5-トリフルオロ安息香酸アラルキルエステル1モル
に対して、1〜20モル程度であり、1〜5モルであるのが
好ましい。
【0042】また、この反応に好適な前記水溶性有機溶
媒としては、例えば、エチレングリコールジメチルエー
テル、エチレングリコールジエチルエーテル等のエチレ
ングリコールと炭素数1〜2の脂肪族一価アルコールと
のジエーテル化物;例えば、ジエチレングリコールジメ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル
等のジエチレングリコールと炭素数1〜2の脂肪族一価
アルコールとのジエーテル化物;例えば、テトラヒドロ
フラン、1,3-ジオキサン、1,4-ジオキサン等の環状エー
テル類;などを挙げることができる。
【0043】上記水溶性有機溶媒の使用量は3-アラルキ
ルオキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸100重量部に対し
て、一般に100〜 5000重量部、好ましくは200〜2000重
量部であるのがよい。
【0044】反応温度は一般に20〜150℃程度、好まし
くは40〜100℃であり、反応時間は1〜12時間程度であ
る。
【0045】反応終了後、生成した3-アラルキルオキシ
-2,4,5-トリフルオロ安息香酸塩を含む反応液から、例
えば減圧等の条件下で溶媒を溜去させ、得られた結晶を
水に溶解させ、次いで、例えば、硫酸などの適宜な酸を
用いて3-アラルキルオキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香
酸の結晶を遊離させ、濾別、乾燥することにより本発明
の目的化合物である、3-アラルキルオキシ-2,4,5-トリ
フルオロ安息香酸を単離することができる。
【0046】<第2の方法>本発明の目的化合物である
3-アラルキルオキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸を製
造する第2の方法は、3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオ
ロ安息香酸をエステル化して前記一般式の3-ヒドロキ
シ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステルとし、次いで
これを分子中にアリール基を有するアルキル化剤と反応
させて、前記一般式の3-アラルキルオキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸エステルとしたのち鹸化する方法で
ある。
【0047】(2-1) エステル化反応 この反応は、出発原料である3-ヒドロキシ-2,4,5-トリ
フルオロ安息香酸を、例えば硫酸など触媒となる酸の存
在下、各種アルコール類と反応させて、3-ヒドロキシ-
2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステルとするものであ
る。
【0048】この反応に用いられる上記のアルコール類
としては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n-もしくはi-プロピルアルコール、n-、i-、t-も
しくは2-ブチルアルコール等の炭素数1〜8の脂肪族
一価アルコール類;フェノール;ベンジルアルコール;
等を挙げることができる。
【0049】これらアルコール類の使用量は、出発原料
3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸100重量部
に対して、200〜5000重量部程度であり、300〜2000重量
部であるのが好ましい。
【0050】エステル化反応の触媒となる酸としては、
硫酸の他に、例えば、塩酸、パラトルエンスルホン酸等
の有機または無機の酸を例示できる。このような触媒酸
の使用量は、出発原料3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオ
ロ安息香酸1モルに対して、0.01〜1モル程度であり、
0.05〜0.5モルであるのが好ましい。
【0051】反応温度は一般に20〜200℃程度、好まし
くは50〜150℃であり、反応時間は1〜24時間程度であ
る。
【0052】反応終了後、生成した3-ヒドロキシ-2,4,5
-トリフルオロ安息香酸エステルを含む反応液から、例
えば減圧等の条件下で、使用したアルコール類を主体と
する溶媒を溜去させ、得られた残渣にエチルエーテル、
i-プロピルエーテル、酢酸エチル等の有機溶媒及び水を
加えてよく混合し、分離する有機層を分液、濃縮、乾燥
することにより目的とする3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフ
ルオロ安息香酸エステルを単離することができる。
【0053】(2-2) アルキル化反応 この第2の方法のアルキル化反応においても、前記第1
の方法におけるアルキル化反応の場合と同様の2通りの
方法があり、ハロゲン化物系アルキル化剤またはジアゾ
メタン系アルキル化剤を用い、それぞれほぼ同様の条件
で反応させて3-アラルキルオキシ-2,4,5-トリフルオロ
安息香酸エステルを単離することができる。これらの反
応は、下記反応式及びに従うものと考えられる。
【0054】
【化11】
【0055】(但し、R1、R2およびR3は、一般式
の場合と同様であり、R4は一般式の場合と同様であ
る。)
【0056】
【化12】
【0057】(但し、R1およびR2は、一般式の場合
と同様であり、R4は一般式の場合と同様である。)
【0058】ハロゲン化物系アルキル化剤を用いる方法
においては、該アルキル化剤の使用量は、3-ヒドロキシ
-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステル1モルに対し
て、1〜10モル、好ましくは1〜5程度であり、使用す
る溶媒も、前記第1の方法におけるハロゲン化物系アル
キル化剤を用いる方法の場合と同様、非プロトン性極性
有機溶媒であり、その使用量は3-ヒドロキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸エステル100重量部に対して、一般
に100〜3000重量部、好ましくは200〜1000重量部程度で
あるのがよい。
【0059】また、ジアゾメタン系アルキル化剤を用い
る方法においては、該アルキル化剤の使用量は、3-ヒド
ロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステル1モルに
対して、1〜2モル、好ましくは1.0〜1.2程度であり、
使用する溶媒も、前記第1の方法におけるジアゾメタン
系アルキル化剤を用いる方法の場合と同様、エーテルな
どの非プロトン性有機溶媒であり、その使用量は3-ヒド
ロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸エステル100重量部
に対して、一般に100〜5000重量部、好ましくは200〜20
00重量部程度であるのがよい。
【0060】かくして得られた3-アラルキルオキシ-2,
4,5-トリフルオロ安息香酸エステルは、前記第1の方法
の場合と同様に鹸化し、単離することにより、本発明の
目的化合物である3-アラルキルオキシ-2,4,5-トリフル
オロ安息香酸を製造することができる。
【0061】
【実施例】以下、実施例により本発明を一層詳細に説明
する。
【0062】実施例1 (1) 3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸ベンジ
ルの合成 攪拌装置、温度計および還流冷却管を付けた4口フラス
コに、3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸5.00g
(約26ミリモル)、ブロモフェニルメタン19.7g(約115ミ
リモル)および炭酸カリウム15.9g(約115ミリモル)を50m
l(約47.2g)のジメチルホルムアミド(DMF)中で80℃、
6時間攪拌下に反応させた。
【0063】反応終了後室温まで放冷し、析出している
結晶を濾別し、得られた濾液よりDMFを減圧下に溜去
させた。得られた残滓に脱イオン水約50ml及びエチルエ
ーテル約50mlを加えてよく混合したのち放置して分液さ
せ、エーテル層を分取した。
【0064】得られたエーテル溶液を脱イオン水約50ml
で2回水洗後、無水硫酸マグネシウムを用いて脱水し、
次いでエーテルを減圧下に溜去して得られる粗結晶をカ
ラムクロマトグラフィー[カラム:ワコーゲルC-300(商
品名),和光純薬(株)製、展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチ
ル=12/1]にて精製して3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフル
オロ安息香酸ベンジルの結晶5.71g(約15.3ミリモル;収
率58.9%)を得た。
【0065】得られた3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオ
ロ安息香酸ベンジルの物性値は次の表1の通りであっ
た。
【0066】
【表1】
【0067】(2) 3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸の合成 実施例1の(1)と同様の装置に、3-ベンゾキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸ベンジル0.745g(約2ミリモル)、25
重量%濃度水酸化ナトリウム水溶液0.960g(約6ミリモ
ル)、脱イオン水6mlおよび1,4-ジオキサン6ml(約6.2
g)を仕込み、80℃にて6時間反応を行った。
【0068】反応終了後、溶媒を減圧下に溜去させ、得
られた白色結晶に5mlの脱イオン水を加えて溶解した。
次いでこの水溶液に、20重量%硫酸水溶液を滴下してpH
1とし、析出する白色結晶を濾別して乾燥し、目的化合
物の3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸0.502g
(約1.78ミリモル;収率88.9%)を得た。
【0069】得られた3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオ
ロ安息香酸の物性値は次の表2の通りであった。
【0070】
【表2】
【0071】実施例2 (1) 3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチル
の合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、3-ヒドロキシ-
2,4,5-トリフルオロ安息香酸50.0g(約260ミリモル)、メ
チルアルコール220ml(約173g)及び98重量%濃硫酸20ml
(約37g)を仕込み、攪拌しながら10時間加熱し、還流下
に反応させた。反応終了後、メチルアルコールを減圧下
に溜去させ、残滓にエチルエーテル約100ml及び脱イオ
ン水約100mlを加えてよく攪拌したのち放置して分液さ
せ、エーテル層を分取した。
【0072】得られたエーテル溶液を約70mlの脱イオン
水で2回洗浄し、次いで無水塩化カルシウムにて脱水し
たのちエーテルを減圧下に溜去し、得られた淡黄色結晶
を乾燥して3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸
メチル46.2g(約224ミリモル;収率約86.1%)を得た。
【0073】得られた3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオ
ロ安息香酸メチルの物性値は次の表3の通りであった。
【0074】
【表3】
【0075】(2) 3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸メチルの合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、3-ヒドロキシ
-2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチル10.0g(約48.5ミリ
モル)、ブロモフェニルメタン12.44g(約72.8ミリモル)
及び炭酸カリウム10.05g(約72.8ミリモル)を60ml(約57
g)のDMF中で80℃、4時間攪拌下に反応させた。反応
終了後室温まで放冷し、析出している結晶を濾別し、得
られた濾液よりDMFを減圧下に溜去させた。
【0076】得られた残滓に脱イオン水約40ml及びエチ
ルエーテル約40mlを加えてよく混合したのち放置して分
液させ、エーテル層を分取した。得られたエーテル溶液
を脱イオン水約40mlで2回水洗後、無水硫酸マグネシウ
ムを用いて脱水し、次いでエーテルを減圧下に溜去して
得られる油状物質を、カラムクロマトグラフィー(カラ
ム:ワコーゲルC-300、展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチ
ル=10/1)にて精製して油状の3-ベンゾキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸メチル13.9g(約47.0ミリモル;収率9
6.7%)を得た。
【0077】得られた3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオ
ロ安息香酸メチルの物性値は次の表4の通りであった。
【0078】
【表4】
【0079】(3) 3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸の合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、3-ベンゾキシ-
2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチル0.593g(約2ミリモ
ル)、25重量%濃度水酸化ナトリウム水溶液0.960g(約6
ミリモル)、脱イオン水6mlおよび1,4-ジオキサン6ml
(約6.2g)を仕込み、80℃にて6時間反応を行った。
【0080】以下、実施例1の(2)と同様に処理して、
目的化合物である3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸の白色結晶0.511g(約1.81ミリモル;収率90.5%)
を得た。得られた3-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安
息香酸の物性値は実施例1の場合と同様であった。
【0081】実施例3 (1) 3-p-ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチ
ルの合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、実施例2の(1)
で得られた3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸
メチル5.0g(約24.3ミリモル)、クロロ-p-メトキシフェ
ニルメタン5.70g(約36.4ミリモル)及び炭酸カリウム5.0
3g(約36.4ミリモル)を30ml(約28g)のDMF中で80℃、
4時間攪拌下に反応させ、以下実施例2の(2)と同様に
処理して油状物質を得た。
【0082】次にこの油状物質を、カラムクロマトグラ
フィー(カラム:ワコーゲルC-300、展開溶媒:ヘキサン
/酢酸エチル=5/1)にて精製して油状の3-p-メトキ
シベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチル6.32g
(約19.4ミリモル;収率79.9%)を得た。
【0083】得られた3-p-メトキシベンゾキシ-2,4,5-
トリフルオロ安息香酸メチルの物性値は次の表5の通り
であった。
【表5】
【0084】(2) 3-p-メトキシベンゾキシ-2,4,5-トリ
フルオロ安息香酸の合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、3-p-メトキシ
ベンゾキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチル1.31g
(約4.02ミリモル)、25重量%濃度水酸化ナトリウム水溶
液1.92g(約12ミリモル)、脱イオン水12mlおよび1,4-
ジオキサン12ml(約12.4g)を仕込み、80℃にて6時間反
応を行った。
【0085】以下、実施例1の(2)と同様に処理して、
目的化合物である3-p-メトキシベンゾキシ-2,4,5-トリ
フルオロ安息香酸の乳白色結晶1.12g(約3.58ミリモル;
収率89.0%)を得た。
【0086】得られた3-p-メトキシベンゾキシ-2,4,5-
トリフルオロ安息香酸の物性値は次の表6の通りであっ
た。
【0087】
【表6】
【0088】実施例4 (1) 3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香
酸メチルの合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、実施例2の(1)
で得られた3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸
メチル5.0g(約24.3ミリモル)、ブロモジフェニルメタン
8.99g(約36.4ミリモル)及び炭酸カリウム5.03g(約36.4
ミリモル)を30ml(約28g)のDMF中で80℃、4時間攪拌
下に反応させた。
【0089】以下実施例2の(2)と同様に処理して得ら
れた粗結晶を、カラムクロマトグラフィー(カラム:ワ
コーゲルC-300、展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=5
/1)にて精製して3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-トリフ
ルオロ安息香酸メチルの乳白色結晶7.58g(約20.4ミリモ
ル;収率84.0%)を得た。
【0090】得られた3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸メチルの物性値は次の表7の通りで
あった。
【0091】
【表7】
【0092】(2) 3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-トリフ
ルオロ安息香酸の合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、3-ジフェニル
メトキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチル1.50g(約
4.03ミリモル)、25重量%濃度水酸化ナトリウム水溶液
1.92g(約12ミリモル)、脱イオン水8ml及び1,4-ジオキ
サン22ml(約22.7g)を仕込み、80℃にて6時間反応を行
った。
【0093】以下、実施例1の(2)と同様に処理して、
目的化合物である3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-トリフ
ルオロ安息香酸の乳白色結晶1.10g(約3.07ミリモル;収
率76.2%)を得た。
【0094】得られた3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸の物性値は次の表8の通りであっ
た。
【0095】
【表8】
【0096】実施例5 (1) 3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香
酸メチルの合成 実施例1の(1)に用いたと同様の装置に、実施例2の(1)
で得られた3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸
メチル5.0g(約24.3ミリモル)およびエチルエーテル30ml
(約21.4g)を加え、室温(約25℃)で攪拌溶解し、これに
ジフェニルジアゾメタン(例えば、特開昭59-170146号公
報記載の方法に従って合成したもの)の 2.0ミリモル/l
濃度のエチルエーテル溶液をゆっくり滴下し、無色であ
った反応液が淡紫色に着色した時点で滴下を中止し、そ
のまま室温で1時間攪拌を続けた。使用したジフェニル
ジアゾメタン溶液は約13ml(約26ミリモル)であった。
【0097】反応終了後反応液を脱イオン水約25mlにて
2回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムを用いて脱水
し、次いでエチルエーテルを減圧下に溜去し、得られる
粗結晶を実施例4の(1)と同様に処理して3-ジフェニル
メトキシ-2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチルの乳白色
結晶8.48g(約22.8ミリモル;収率94%)を得た。
【0098】得られた3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸メチルの物性値は実施例4の(1)と
同様であった。また、得られた3-ジフェニルメトキシ-
2,4,5-トリフルオロ安息香酸メチルは、実施例4の(1)
と同様に反応して3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-トリフ
ルオロ安息香酸を得た。
【0099】得られた3-ジフェニルメトキシ-2,4,5-ト
リフルオロ安息香酸の物性値は実施例4の(1)と同様で
あった。
【0100】
【発明の効果】本発明の、3-置換-2,4,5-トリフルオロ
安息香酸を中間原料として合成されたフルオロキノリン
系化合物は、この化合物の8位の置換基であるアラルキ
ルオキシ基が比較的温和な条件下で離脱し、また、該ア
ラルキルオキシ基の種類を適宜選択することによって、
種々の条件下に離脱可能となるため、優れた抗菌剤とし
て極めて広範な用途に使用できる。
【0101】このように、本発明の3-置換-2,4,5-トリ
フルオロ安息香酸は、フルオロキノリン系抗菌剤の中間
原料として極めて有用な化合物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−264440(JP,A) 特開 昭63−297366(JP,A) 特開 昭63−316757(JP,A) 特開 平1−268662(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 65/24 C07C 27/02 C07C 51/09 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式で表される3-置換-2,4,5-
    トリフルオロ安息香酸。 【化1】 (但し、R1、R2およびR3の少なくとも1つはフェニ
    ル基であり、他の2つはそれぞれ独立してフェニル基ま
    たは水素原子を示す。なお、これらの基の水素原子の1
    部もしくは全部は、ハロゲン原子、炭素原子数1〜8の
    アルコキシ基、ニトリル基及び/またはニトロ基で置換
    されてもよいものとする。)
  2. 【請求項2】 3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息
    香酸を、分子中にアリール基を有するアルキル化剤と反
    応させて、下記一般式の3-アラルキルオキシ-2,4,5-
    トリフルオロ安息香酸アラルキルエステルとし、次いで
    これを鹸化することを特徴とする前記一般式で表され
    る3-置換-2,4,5-トリフルオロ安息香酸の製造方法。 【化2】 (但し、R1、R2およびR3は、一般式の場合と同様
    である。)
  3. 【請求項3】 3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオロ安息
    香酸をエステル化して下記一般式の3-ヒドロキシ-2,
    4,5-トリフルオロ安息香酸エステルとし、ついでこれを
    分子中にアリール基を有するアルキル化剤と反応させ
    て、下記一般式の3-アラルキルオキシ-2,4,5-トリフ
    ルオロ安息香酸エステルとしたのち鹸化することを特徴
    とする前記一般式で表される3-置換-2,4,5-トリフル
    オロ安息香酸の製造方法。 【化3】 (但し、R4は、炭素原子数1〜8のアルキル基、フェ
    ニル基またはベンジル基を示す) 【化4】 (但し、R1、R2およびR3は、一般式の場合と同様
    であり、R4は一般式の場合と同様である。)
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