JPH02108641A - 芳香族炭化水素のクロロエチル化 - Google Patents

芳香族炭化水素のクロロエチル化

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JPH02108641A
JPH02108641A JP21425289A JP21425289A JPH02108641A JP H02108641 A JPH02108641 A JP H02108641A JP 21425289 A JP21425289 A JP 21425289A JP 21425289 A JP21425289 A JP 21425289A JP H02108641 A JPH02108641 A JP H02108641A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香族炭化水素をクロロエチル化して■−クロ
ロー1−アリールエタンを形成する方法に関するもので
ある。
本発明を要約すれば、−10℃ないし −35℃の範囲
の温度で、芳香族炭化水素1モルあたり少なくとも約1
4モルの硫酸の存在下に、かつ硫酸の重量を基準にして
約15重量%を超える水は存在させずに芳香族炭化水素
を塩化水素およびアセトアルデヒドと反応させることに
よりクロロエチル化して、ジアリールアルカン副生物の
同時生成を最少限に抑えながら1−クロロ−1−アリー
ルエタンとすることである。この方法は、従来はアセト
アルデヒドを用いてクロロエチル化場合には望ましくな
い量のジアリールアルカンを得ていた、反応性のより少
ない芳香族炭化水素、たとえばイソブチルベンゼンおよ
び他のモノアルキル芳香族炭化水素のクロロエチル化に
特に有利である。
マーチの最新有機化学(Advanced Organ
ic Ched、第2版、マグロ−・ヒル(McGra
w−Hill、 New York) 、 1977、
501−502ページ;オラ(Olah) 、フリーデ
ル・クラフッおよび関連反応(Friedel−Cra
fts and Re1ated Reactions
) 。
第2巻、インターサイエンス出版(Interscie
ncePublishers、 New York) 
、1963−1964.659−784ページ:米国特
許第2,516,971号(ガリッツェンシュタイン(
Galitzenstein)ら):および引用文献に
開示されているように、芳香族化合物を触媒としてのル
イス酸またはプロトン酸の存在下に、最も一般的には塩
化亜鉛の存在下に、塩化水素および適当なアルデヒドと
反応させることによりクロロアルキル化し得ることは公
知の事実である。
アルデヒドとしてホルムアルデヒドを用いるクロロアル
キル化は十分に高い収率で1−クロロ−1−アリールア
ルカンを得るのに使用されて成果を挙げており、ある場
合には、たとえば芳香族化合物が適当な官能性置換基ま
たは複数の置換基を有している場合には、より高級なア
ルデヒドを用いるクロロアルキル化からも、かなり高い
収率で1−クロロ−1−アリールアルカンが得られる。
しかし、芳香族化合物が反応性のより少ない化合物であ
る場合には、たとえば未R換芳香族炭化水素またはそノ
アルキル芳香族炭化水素の場合には、商業的に受は入れ
られる収率の1−クロロ−1−アリールアルカンは得る
ことが可能であるとは考えられていない。余りに多くの
ジアリールアルカン副生物が同時生成するのである。
高級アルデヒドを用いる公知のクロロアルキル化方法の
他の欠点は、l−クロロ−1(4−アルキルフェニル)
−アルカン、たとえばイブプロフェン、関連する医薬、
または洗剤用の中間体を得るだめの他の技術により合成
されていI;化合物を得るために行われる工程において
、余りに多くの〇−異性体が得られることであった。こ
の種の工程より得られるパラ/オルト比を増加させて、
たとえば米国特許第4.536.595号(ガルダノ(
Gardano)ら)、カナダ特許第1.197.25
4号(フランカランキ (Francalanci)ら
)、英国特許第1゜560.082号(シナミート・ノ
ーベル(Dynamit N。
bel) 、チェコスロバキア発明者証(Czecho
s Iovakian Certificate of
 Authorship) 219.752 (パレチ
ェク(Palecek)ら)、ならびに日本公開特、許
47−39050 (ミャタケら)および52−111
536(トクタケら)のもののような公知の工程に使用
するl−クロロ−1−(4−アルキルフェニル)−アル
カンを製造する、より経済的な方法を提供する道を見い
だすことが望ましい。
本発明の目標は、塩化水素とアセトアルデヒドとを用い
て芳香族炭化水素をクロロエチル化し、l−クロロ−■
−アリールエタンを形成する新規な方法を提供すること
にある。
他の目標は、芳香族炭化水素がモノアルキル芳香族炭化
水素である場合には、ジアリールアルカン副生物の同時
生成を最少限に抑えるような方法を提供することにある
その他の目標は、芳香族炭化水素がモノアルキルベンゼ
ンである場合に、生成物中のパラ/オルト比を最大にす
るような方法を提供することにある。
上記以外の目標は、化学中間体として有用な■−クロロ
ー■−アリールエタンを製造する改良された方法を提供
することにある。
これらの目標および他の目標は、−10℃ないし一35
℃の範囲の温度で、芳香族炭化水素1モルあたり少なく
とも約1.4モルの硫酸の存在下に、かつ硫酸の重量を
基準にしで約15重量%を超える水は存在させずに芳香
族炭化水素を塩化水素およびアセトアルデヒド反応させ
ることにより達成される。
本発明の実施に使用する芳香族炭化水素は未置換芳香族
炭化水素、たとえばベンゼン、ナフタレン、アントラセ
ンまたはフェナントレンであってもよい。また、ポリア
ルキル芳香族炭化水素 たとえばキシレン、プソイドク
メンまたはメシチレンであってもよい。しかし、そのク
ロロエチル化生成物の商業的利益、および従来1−クロ
ロ−1−アリールエタンの製造において遭遇した困難性
のために、好ましい芳香族炭化水素はモノアルキル芳香
族炭化水素、たとえばl−メチルナフタレン、2−メチ
ルナフタレン、9−メチルアントラセン、9−ブチルア
ントラセン、9−ドデシルアントラセンおよび種々のモ
ノアルキルベンゼン、たとえばメチル−、エチル−、プ
ロピル−、インブチル−第2ブチル−t−ブチル−、イ
ソペンチル−t−ペンチル−1およびヘキシルベンゼン
である。
最も好ましい芳香族炭化水素は、アルキル基が1−5個
の炭素を含有するモノアルキルベンゼンである。
芳香族炭化水素およびアセトアルデヒドと反応する塩化
水素は好ましくは無水の、または少なくとも実質的に無
水のものであるが、塩化水素中の若干の水は、反応混合
物中の水の全量を硫酸の約15重量%を超えて上昇させ
るのに十分な量でない限り、許容することができる。し
かし、水の全量を硫酸の約10重量%を超えない濃度に
保つことが好ましい。この塩化水素はそれ自体で、また
は硫酸と反応して反応条件下で塩化水素を生成する塩、
たとえば塩化ナトリウムとして反応混合物に組み入れる
こともできる。
上記のアセトアルデヒドはそれ自体で使用することもで
き、また、たとえばパラアルデヒドのような、反応条件
下で分解してアセトアルデヒドを与える物質の形状で導
入することもできる。
上記の芳香族炭化水素、塩化水素およびアルデヒドは通
常は実質的に等モル量で使用するが、この比率は厳密な
ものとは考えられない。したがって、所望ならば反応剤
のいずれかを等モル量より少ない、または多い量で使用
することもできる。
反応混合物中の過剰の水の存在を回避するためには、硫
酸を85−98%硫酸の形状で、好ましくは90−98
%の、最も好ましくは93−98%濃度を有する硫酸を
導入する。使用量は、芳香族炭化水素1モルあたり少な
くとも約1.4モル、好ましくは少なくとも約5モルと
なるような値である。使用し得る硫酸の量には、経済的
制約により置かれ得る最大値以外のいかなる最大値も存
在するとは考えられない。
本発明の利点を達成するためには、本件反応は−IO’
oないし一35℃の、好ましくは一25℃ないし一35
℃の範囲の温度で実行する。
本発明の工程は発熱的であり、したがって、反応剤は反
応温度の制御を可能にする速度で混合す、るべきである
。本件方法を実行するには、芳香族炭化水素とアセトア
ルデヒドとの混合物を塩化水素で飽和させた硫酸溶液に
添加し、反応中に残余の塩化水素を添加するのが好まし
いが、これに替えてアセトアルデヒドと塩化水素とを予
備的に反応させるか、または、芳香族炭化水素をまず反
応容器に負荷することもできる。
本発明は、公知のクロロエチル化技術によりこの種の生
成物を高収率で与えることが可能であることが知られて
いる芳香族炭化水素から、l−クロロ−1−アリールエ
タンを製造する択一的な方法としても有用であるが、従
来はアセトアルデヒドを用いるクロロアルキル化法によ
りこの種の生成物を高い収率で与えることが可能である
とは考えられてなかった、反応性のより少ない芳香族炭
化水素、たとえばモノアルキルベンゼンからi−クロロ
−1−アリールエタンを製造する方法として特に有用で
ある。本件方法は、ジアリールアルカン副生物の同時生
成を最少限に抑えるのみでなく、生成物のバラ/オルト
比をも増加させる利点があるので、モノアルキルベンゼ
ンのクロロエチル化に特に有利である。
知られているように、本件方法により得られる生成物は
内部標準として、または単量体、洗剤もしくは医薬の製
造用の中間体として有用である。
化学的中間体として使用する場合には、所望の生成物に
転化させるために従来から使用されているものと同様の
反応にかけることができる。たとえばl−クロロ−1−
アリールエタンは、公知のいかなる手法によっても脱塩
酸してスチレンを得ることができ、ついで、これを公知
の技術により重合させることができる。
本発明の好ましい具体例で製造されるl−クロロ−1−
(4−アルキルフェニル)−エタンの特に興味のある応
用例は、イブプロフェンおよび関連する医薬の製造用の
中間体でとしである。l−クロロ−1−(4−アルキル
フェニル)−エタンをこの種の応用に使用する場合には
、適当ないかなる手法によってでも所望の生成物に転化
させることができる。たとえば、ガルダノら、7ランカ
ランキら、またはシナミート・ノーベルと同様にして、
カルボニル化触媒の存在下に一酸化炭素と反応させ、つ
いで酸性化して相当するプロピオン酸とすることもでき
、また、バレチェクらまたはトクタケと同様にして、ア
ルカリ金属シアン化物またはシアン化テトラアルキルア
ンモニウムと反応させ、ついで加水分解して相当するプ
ロピオン酸とすることもできる。他の有用な合成には、
ミャタケらと同様にしてこの化合物をマグネシウムと反
応させ、得られるグリニヤール試薬を一酸化炭素を用い
てカルボニル化し、このカルボニル化生成物を加水分解
してプロピオン酸とするものが含まれる。
以下の実施例は本発明を説明するために与えt;もので
あって、本発明の限定を意図したものではない。
衷遣」L−1 適当な反応容器に60峠の93%硫酸を装入し、これを
−35℃に冷却し、無水塩化水素で飽和させる。7.8
gのアセトアルデヒドと 21.3 gのイソブチルベ
ンゼンとの溶液を上記の反応容器に、塩化水素を反応集
合体(reactiog mass)に泡立てて吹き込
みながら、−35℃で30分かけて供給する。この反応
集合体を一35℃で1時間撹拌し、ついで氷水中に注ぎ
入れる。分析はl−クロロ−1−(インブチルフェニル
)−エタンの1.1−ジー(インブチルフェニル)−エ
タンに対するモル比が88/12であることを示した。
実施例 +r 47g(7)l−10ロー1−(インブチルフェニル)
−エタンを含有する粗l−クロロ−1−(インブチルフ
ェニル)−エタンを、シアン化ナトリウム17gを12
6 gのジメチルスルホキシド(DMSO)に入れた混
合物に添加した。この反応混合物を撹拌しながら80℃
に10時間加熱し、その後、水洗してDMSOおよび無
機塩を除去し、1−シアノ−1−(インブチルフェニル
)−エタンを得た。この粗ニトリルを 135℃で4時
間、過剰の 50 %水酸化ナトリウムと反応させて2
−(インブチルフェニル)−プロピオン酸のナトリウム
塩を形成させ、ついでこれをM性化し、−1θ℃でヘキ
サンから結晶化させた。得られる2−(インブチルフェ
ニル)−プロピオン酸のヘキサン溶液のパラ/オルト比
はほぼ200/1であった。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、−10℃ないし一35℃の範囲の温度で、芳香族炭
化水素1モルあたり少なくとも約1.4モルの硫酸の存
在下に、かつ硫酸の重量を基準にして約15重量%を超
える水は存在させずに反応を実行することを特徴とする
、芳香族炭化水素を塩化水素およびアセトアルデヒドと
反応させてl−クロロ−1−アリールエタンを形成させ
ることによる芳香族炭化水素のクロロエチル化方法。
2、上記の芳香族炭化水素がモノアルキルベンゼンであ
ることを特徴とする上記の第1項記載の方法。
3、−25℃ないし一35℃の範囲の温度で、イソブチ
ルベンゼン1モルあたり少なくとも約5モルの硫酸の存
在下にイソブチルベンゼンを無水塩化水素およびアセト
アルデヒドと反応させることによりクロロエチル化して
l−クロロ−1−(4−イソブチルフェニル)−エタン
とするにあたり、上記の硫酸を93−98%硫酸の形状
で導入することを特徴とする上記の第1項記載の方法。
4、−10℃ないし一35℃の範囲の温度で、モノアル
キルベンゼン1モルあたり少なくとも約L4モルの硫酸
の存在下に、かつ硫酸の重量を基準にして約15重量%
を超える水は存在させずに、アルキル基が1−5個の炭
素原子を含有するモノアルキルベンゼンを塩化水素およ
びアセトアルデヒドと反応させて1−クロロ−1−(4
−アルキルフェニル)−エタンを合成することを特徴と
すル、1−クロロ−1−(4−アルキルフェニル)−エ
タンをカルボニル化触媒の存在下に一酸化炭素と反応さ
せ、生成物を酸性化することによる2−(4−アルキル
フェニル)−プロピオン酸の製造方法。
5、−25℃ないし一35℃の範囲の温度で、イソブチ
ルベンゼン1モルあたり少なくとも約5モルの硫酸の存
在下にイソブチルベンゼンを無水塩化水素およびアセト
アルデヒドと反応させることにより l−クロロ−1−
(4−インブチルフェニル)−エタンを合成するにあた
り、上記の硫酸を93−98%硫酸の形状で導入するこ
とを特徴とする上記の第4項記載の方法。
6、−10℃ないし一35℃の範囲の温度で、モノアル
キルベンゼン1モルあたり少なくとも約1.4モルの硫
酸の存在下に、かつ硫酸の重量を基準にして約15重量
%を超える水は存在させずに、アルキル基が1−5個の
炭素原子を含有するモノアルキルベンゼンを塩化水素お
よびアセトアルデヒドと反応させてl−クロロ−1−(
4−アルキルフェニル)−エタンを合成することを特徴
とすル、l−クロロ−1−(4−アルキルフェニル)−
エタンをアルカリ金属シアン化物またはシアン化テトラ
アルキルアンモニウムと反応させ、生成物を加水分解す
ることによる2−(4−アルキルフェニル)−プロピオ
ン酸の製造方法。
7、−25℃ないし一35℃の範囲の温度で゛、イソブ
チルベンゼン1モルあたり少なくとも約5モルの硫酸の
存在下にイソブチルベンゼンヲ無水塩化水素およびアセ
トアルデヒドと反応させることにより l−クロロ−1
−(4−インブチルフェニル)−エタンを合成するにあ
たり、上記の硫酸を93−98%硫酸の形状で導入する
ことを特徴とする上記の第6項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、−10℃ないし−35℃の範囲の温度で、芳香族炭
    化水素1モルあたり少なくとも約1.4モルの硫酸の存
    在下に、かつ硫酸の重量を基準にして約15重量%を超
    える水は存在させずに反応を実行することを特徴とする
    、芳香族炭化水素を塩化水素およびアセトアルデヒドと
    反応させて1−クロロ−1−アリールエタンを形成させ
    ることによる芳香族炭化水素のクロロエチル化方法。 2、−10℃ないし−35℃の範囲の温度で、モノアル
    キルベンゼン1モルあたり少なくとも約1.4モルの硫
    酸の存在下に、かつ硫酸の重量を基準にして約15重量
    %を超える水は存在させずに、アルキル基が1−5個の
    炭素原子を含有するモノアルキルベンゼンを塩化水素お
    よびアセトアルデヒドと反応させて1−クロロ−1−(
    4−アルキルフェニル)−エタンを合成することを特徴
    とする、1−クロロ−1−(4−アルキルフェニル)−
    エタンをカルボニル化触媒の存在下に一酸化炭素と反応
    させ、生成物を酸性化することによる2−(4−アルキ
    ルフェニル)−プロピオン酸の製造方法。 3、−10℃ないし−35℃の範囲の温度で、モノアル
    キルベンゼン1モルあたり少なくとも約1.4モルの硫
    酸の存在下に、かつ硫酸の重量を基準にして約15重量
    %を超える水は存在させずに、アルキル基が1−5個の
    炭素原子を含有するモノアルキルベンゼンを塩化水素お
    よびアセトアルデヒドと反応させて1−クロロ−1−(
    4−アルキルフェニル)−エタンを合成することを特徴
    とする、1−クロロ−1−(4−アルキルフェニル)−
    エタンをアルカリ金属シアン化物またはシアン化テトラ
    アルキルアンモニウムと反応させ、生成物を加水分解す
    ることによる2−(4−アルキルフェニル)−プロピオ
    ン酸の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7407193B2 (en) 2004-03-18 2008-08-05 Takata Corporation Seat belt buckle

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DE68905714T2 (de) 1993-07-08
CA1339035C (en) 1997-04-01
DE68905714D1 (de) 1993-05-06
EP0356236A2 (en) 1990-02-28
EP0356236A3 (en) 1990-05-02
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