JP2912880B2 - 収納ボックス付き出窓の取付け方法 - Google Patents

収納ボックス付き出窓の取付け方法

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JP2912880B2
JP2912880B2 JP23726196A JP23726196A JP2912880B2 JP 2912880 B2 JP2912880 B2 JP 2912880B2 JP 23726196 A JP23726196 A JP 23726196A JP 23726196 A JP23726196 A JP 23726196A JP 2912880 B2 JP2912880 B2 JP 2912880B2
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storage box
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敏男 小関
隆博 新里
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TOSUTEMU KK
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部に収納ボック
スを有する出窓の取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の収納ボックス付き出窓の縦
断面図、図7はその収納ボックス1の上枠40と出窓本
体の下枠41との結合構造を示す図6の部分拡大図であ
る。図6に示すように、収納ボックス1は、その外筐体
46を、断熱性の縦板43、底板44、内壁を構成する
FRP板49および膳板45により構成し、外筐体46
内に収納ボックス本体47を固定、収容し、該外筐体4
6を躯体39に固定してなる。
【0003】該収納ボックス1の上枠40はアルミニウ
ム合金製押出形材でなり、図7に示すように、上枠40
は外筐体46にねじ等の固定具48により固定される。
該上枠40に出窓本体の下枠41がねじ50により結合
され、上枠40と下枠41との間の隙間にはコーキング
材51が施される。52は前記外筐体46の外面に下地
材53を介して施される外装用モルタルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した出窓における
従来の出窓本体の下枠41と収納ボックス1の上枠40
との結合構造は、両者の結合のためにねじ50を必要と
する上、ねじ50を通すねじ孔からの水の浸入を防止す
るコーキング材51を必要とするため、出窓本体の取付
けに手間がかかるという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑み、出窓
本体の収納ボックスに対する取付けが容易となる収納ボ
ックス付き出窓の取付け方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による収納ボック
ス付き出窓の取付け方法は、収納ボックスの上枠に嵌合
受部を設けると共に、出窓本体の下枠に前記嵌合受部に
嵌合する嵌合部を設けておき、収納ボックスを躯体に取
付け、その後、出窓本体を室外側から室内側へ移動させ
ることによって前記嵌合部を前記嵌合受部に嵌合して出
窓本体の下枠を収納ボックスの上枠に結合し、収納ボッ
クス上に出窓本体を載せた状態で出窓本体を躯体に固定
具によって固定することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、収納ボックスの上枠の嵌合
受部に対し、出窓本体の下枠の嵌合部を嵌め込むことに
よって前記下枠を前記上枠に結合するため、ねじ等によ
る枠結合作業が不要となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明による出窓の
取付け方法の一実施例を示す縦断面図であり、それぞれ
出窓の正面部と側面部における収納ボックスの上枠と出
窓本体の下枠との結合部を示している。図3は本実施例
の方法を実施する出窓の分解斜視図、図4はその出窓本
体の片側部分を示す横断面図、図5(A)はその出窓の
縦枠と収納ボックスの上枠との結合部を示す横断面図、
図5(B)は図5(A)の結合部を室内側から見た図で
ある。
【0009】図3に示すように、本実施例の出窓は、収
納ボックス1と、出窓本体2と、屋根3とからなる。こ
れらはいずれも平面形状が室外側に張り出した台形状を
なす。屋根3は躯体への取付け前に出窓本体2と予め一
体化されていてもよい。収納ボックス1の正面部上部
と、側面部上部には、それぞれ上枠4、5が、図1、図
2に示すように、ねじ等の固定具6により固定される。
【0010】本発明においては、図1に示すように、収
納ボックス1の正面部の上枠4の室内側に、室外側に向
けて開口された嵌合受部15を予め設けておく。また、
該嵌合受部15の室外側に、上面が開口された溝16を
形成し、該溝16の室外側にホロー部17を形成してお
き、ホロー部17の室内側端部の垂直部18にはその左
右2箇所に水抜き孔19を設け、室外側の垂直部20に
は、左右2箇所に排水弁21(図3参照)を設けてお
く。また、ホロー部17の室内側垂直部18はホロー部
17の上面より上部に立ち上げて立上片22を形成して
おく。
【0011】また、収納ボックス1の側面部の上枠5も
正面部と同様に、図2に示すように、収納ボックス1の
外筐体46の上部にねじ等の固定具6により固定され
る。該上枠5にも正面部の上枠4と同様の嵌合受部1
5、溝16、ホロー部17、立上片22を形成すると共
に、ホロー部17の室内側、室外側垂直部18、20に
はそれぞれ1個の水抜き孔19と排水弁21を設けてい
る。
【0012】該収納ボックス1の側面部の上枠5の室内
側端部には、図5(A)、(B)に示すように、出窓の
取付け前に、予め、プラスチック製の端部部材26が、
その一部を上枠5の端部に嵌合しかつねじ27により固
定して取付けられる。
【0013】一方、出窓本体2の枠は、図3に示すよう
に、正面部および側面部の下枠7、8と、正面部および
側面部の上枠9、10と、左右の方立11、11と、左
右の縦枠12、12とからなる。そして、本実施例にお
いては、正面部を構成する左右の方立11と上枠7と上
枠9とで組まれた枠内に、図4に示すように、パネルを
嵌めることにより嵌め殺し窓28を構成している。ま
た、出窓本体2の側面部を構成する縦枠12と方立11
と下枠8と上枠10に囲まれた枠には、ピボット29を
中心として開閉される開き窓30が取付けられている。
なお、本発明は、正面部に引き違い窓等の可動窓や雨戸
あるいはシャッターが取付けられるものや、側面部が嵌
め殺し窓に構成されるもの、あるいは嵌め殺し窓の外側
に光を遮蔽する回動式の障子が取付けられるもの等にも
適用でき、取付ける窓等の形式にとらわれない。
【0014】出窓本体2の正面部の下枠7には、図1に
示すように、前記嵌合受部15に嵌合されるように室内
側に向けて突出させた嵌合部23を予め設けておく。ま
た、嵌合部23の室外側には、前記ホロー部17上に載
置して前記立ち上がり片22に当接させる載置部24を
形成しておく。
【0015】また、出窓本体2の側面部の下枠8にも、
図2に示すように、前記収納ボックス1の側面部の上枠
5の嵌合受部15に嵌合されるように室内側に向けて突
出させた嵌合部23を有し、また、嵌合部23の室外側
には、前記ホロー部17上に載置して前記立上片22に
室内側端部を当接させる載置部24を形成している。
【0016】この出窓を取付ける場合、図6で示したよ
うな従来例と同様に、固定具54等により、躯体39に
予め収納ボックス1の外筐体46を固定具により固定し
ておき、予め工場で組まれた出窓本体2を図1、図3に
矢印Xで示すように、室内側に移動させることにより、
図1、図2に示すように、出窓本体2の下枠7、8の嵌
合部23を収納ボックス1の正面部、側面部の嵌合受部
15に嵌合して結合する。この時、同時に、収納ボック
ス1の上枠4、5の上面のホロー部17の上面に下枠
7、8の載置部24が載り、立上片22に載置部24の
室内側端部が当接することにより、出窓本体2が上枠
4、5上に安定的に載置される。本実施例の場合、出窓
本体2と収納ボックス1の平面形状がテーパー形をなす
ので、出窓本体2を室外側から室内側に移動して嵌合す
る場合、上枠5が下枠7のガイドをなし、枠嵌合が容易
に行われる。
【0017】このように出窓本体2を収納ボックス1上
に載せた状態で、図5に示すように、外筐体46の室内
側端部が欠けた部分において、収納ボックス1の側面部
上枠5の端部に固定された端部部材26上に、出窓本体
2の縦枠12、12の下部にねじ等の固定具31により
固定されたL字形の裏板32が載置され、固定ねじ33
を端部部材の孔に下方から貫挿して裏板32のねじ孔に
ねじ込むことにより、縦枠12、12を上枠5に固定す
る。また、図3、図5(A)に示すように、縦枠12、
12をねじ等の固定具35によって躯体39に固定する
ことにより、出窓本体2が躯体39に固定される。
【0018】その後、屋根3をねじ等の固定具(図示せ
ず)により躯体39と出窓本体2に固定する。なお、出
窓本体2と屋根3を予め一体に組んでおいて出窓本体2
と屋根3を同時に躯体39に固定具35により固定して
もよい。下地材53や外装モルタル52等の外装材はそ
の後に施工する。
【0019】上述のように、収納ボックス1に対する出
窓本体2の結合が、出窓本体2を室外側から室内側に移
動することによって下枠7、8の嵌合部23を収納ボッ
クス1の上枠4、5の嵌合受部15に嵌合することによ
り行われるため、出窓の取付けが容易となり、省力化が
図れる。また、本実施例のように、嵌合受部15とホロ
ー部17(載置受部)とを室内外方向に離して設けるこ
とにより、出窓本体2の下枠7、8が収納ボックス1の
上枠4、5に安定的に支持される。また、下枠7、8の
載置部24と立上片22の間から溝16に雨水が入った
としても、水抜き孔19、排水弁21を通してその雨水
が排出されるので、コーキング材の施工は不要となる。
【0020】以上本発明を実施例により説明したが、本
発明を実施するに当たり、嵌合部23と嵌合受部15と
の形状の凹凸関係を実施例と逆にする等、収納ボックス
1、出窓本体2、屋根3、上枠4、5や嵌合受部15、
下枠7、8や嵌合部23の構造等について、上記実施例
に限らず、種々に変更可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、出窓本体を室外側から
室内側に移動することにより、出窓本体の下枠に設けた
嵌合部を、収納ボックスの上枠に設けた嵌合受部に嵌合
し、これにより収納ボックスの上枠に出窓本体の下枠を
嵌合して結合させるようにしたので、出窓本体の下枠と
収納ボックスの上枠との結合にねじ付けを行う必要がな
くなり、出窓の取付けが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による出窓の取付け方法の一実施例を示
す出窓の縦断面図であり、出窓の正面部における収納ボ
ックスの上枠と出窓本体の下枠との結合部を示してい
る。
【図2】本実施例における出窓の側面部における収納ボ
ックスの上枠と出窓本体の下枠との結合部を示す縦断面
図である。
【図3】本実施例の出窓の分解斜視図である。
【図4】本実施例の出窓本体の片側部分を示す横断面図
である。
【図5】(A)は本実施例の出窓の縦枠と収納ボックス
の上枠との結合部を示す横断面図、(B)は(A)の結
合部を室内側から見た図である。
【図6】従来の収納ボックス付き出窓の縦断面図であ
る。
【図7】図6の部分拡大図である。
【符号の説明】
1:収納ボックス、2:出窓本体、3:屋根、4、5:
上枠、7、8:下枠、9、10:上枠、11:方立、1
2:縦枠、15:嵌合受部、16:溝、17:ホロー
部、19:水抜き孔、21:排水弁、22:立上片、2
3:嵌合部、24:載置部、26:端部部材、32:裏
板、33:固定ねじ、35:固定具、39:躯体、4
6:外筐体、52:外装モルタル、53:下地材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納ボックス付き出窓を躯体に取付ける場
    合、 収納ボックスの上枠に嵌合受部を設けると共に、出窓本
    体の下枠に前記嵌合受部に嵌合する嵌合部を設けてお
    き、 収納ボックスを躯体に取付け、 その後、出窓本体を室外側から室内側へ移動させること
    によって前記嵌合部を前記嵌合受部に嵌合して出窓本体
    の下枠を収納ボックスの上枠に結合すると同時に、出窓
    本体を収納ボックス上に載せ、 該収納ボックス上に出窓本体を載せた状態で出窓本体を
    躯体に固定具によって固定することを特徴とする収納ボ
    ックス付き出窓の取付け方法。
JP23726196A 1996-08-20 1996-08-20 収納ボックス付き出窓の取付け方法 Expired - Lifetime JP2912880B2 (ja)

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