JPH1061330A - 収納ボックス付き出窓 - Google Patents

収納ボックス付き出窓

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JPH1061330A
JPH1061330A JP23726096A JP23726096A JPH1061330A JP H1061330 A JPH1061330 A JP H1061330A JP 23726096 A JP23726096 A JP 23726096A JP 23726096 A JP23726096 A JP 23726096A JP H1061330 A JPH1061330 A JP H1061330A
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JP
Japan
Prior art keywords
bay window
main body
storage box
fitting
window main
Prior art date
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Pending
Application number
JP23726096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Koseki
敏男 小関
Takahiro Niisato
隆博 新里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
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Publication date
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Publication of JPH1061330A publication Critical patent/JPH1061330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出窓本体の収納ボックスに対する取付けが容易
となる構造の収納ボックス付き出窓を提供する。 【解決手段】出窓の下部に設けられる収納ボックス1の
上枠4に嵌合受部15を設けると共に、出窓本体の下枠
7に嵌合受部15に嵌合する嵌合部23を設ける。出窓
本体を室外側から室内側へ移動させることによって嵌合
部23を嵌合受部15に嵌合することにより、上枠4と
前記下枠7とが結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部に収納ボック
スを有する出窓に係り、より詳しくは出窓の上枠と出窓
本体の下枠との結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の収納ボックス付き出窓の縦
断面図、図7はその収納ボックス1の上枠40と出窓本
体の下枠41との結合構造を示す図6の部分拡大図であ
る。図6に示すように、収納ボックス1は、その外筐体
46を、断熱性の縦板43、底板44、内壁を構成する
FRP板49および膳板45により構成し、外筐体46
内に収納ボックス本体47を固定、収容し、該外筐体4
6を躯体39に固定してなる。
【0003】該収納ボックス1の上枠40はアルミニウ
ム合金製押出形材でなり、図7に示すように、上枠40
は外筐体46にねじ等の固定具48により固定される。
該上枠40に出窓本体の下枠41がねじ50により結合
され、上枠40と下枠41との間の隙間にはコーキング
材51が施される。52は前記外筐体46の外面に下地
材53を介して施される外装用モルタルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した出窓における
従来の出窓本体の下枠41と収納ボックス1の上枠40
との結合構造は、両者の結合のためにねじ50を必要と
する上、ねじ50を通すねじ孔からの水の浸入を防止す
るコーキング材51を必要とするため、出窓本体の取付
けに手間がかかるという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑み、出窓
本体の収納ボックスに対する取付けが容易となる構造の
収納ボックス付き出窓を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、出窓の下部に
設けられる収納ボックスの上枠に嵌合受部を設けると共
に、出窓本体の下枠に前記嵌合受部に嵌合する嵌合部を
設け、出窓本体を室外側から室内側へ移動させることに
よって前記嵌合部を前記嵌合受部に嵌合することによ
り、前記上枠と前記下枠とが結合される構造としたもの
である(請求項1)。
【0007】このような構造を実現する出窓として、本
発明において、好ましくは、前記収納ボックスおよび前
記出窓本体は平面形状が室外側に張り出した台形状をな
し、前記収納ボックス、出窓本体および屋根は平面形状
が室外側に張り出した形状をなし、前記出窓本体は、左
右の縦枠と、方立と、上下枠とにより枠組みし、これら
の枠内に窓を取付けた構造を有し、これらの枠内に窓を
取付けた構造とする(請求項2)。
【0008】
【作用】本発明においては、予め躯体に固定されている
収納ボックスの上枠に対して、室外側から出窓本体を室
内側に移動することにより、収納ボックスの上枠の嵌合
受部に対し、出窓本体の下枠の嵌合部を嵌め込むことに
よって前記下枠が前記上枠に結合されるから、取付けが
簡単となる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明による出窓の
一実施例を示す縦断面図であり、それぞれ出窓の正面部
と側面部における収納ボックスの上枠と出窓本体の下枠
との結合部を示している。図3は本実施例の出窓の分解
斜視図、図4は出窓本体の片側部分を示す横断面図、図
5(A)は出窓の縦枠と収納ボックスの上枠との結合部
を示す横断面図、図5(B)は図5(A)の結合部を室
内側から見た図である。
【0010】図3に示すように、本実施例の出窓は、収
納ボックス1と、出窓本体2と、屋根3とからなる。こ
れらはいずれも平面形状が室外側に張り出した台形状を
なす。屋根3は躯体への取付け前に出窓本体2と予め一
体化されていてもよい。収納ボックス1の正面部上部
と、側面部上部には、それぞれ上枠4、5が、図1、図
2に示すように、ねじ等の固定具6により固定される。
【0011】出窓本体2は、正面部および側面部の下枠
7、8と、正面部および側面部の上枠9、10と、左右
の方立11、11と、左右の縦枠12、12とからな
る。
【0012】図1に示すように、収納ボックス1の正面
部の上枠4には、その室内側に、室外側に向けて開口さ
れた嵌合受部15を有し、該嵌合受部15の室外側に、
上面が開口された溝16を形成し、該溝16の室外側に
ホロー部17を形成しており、ホロー部17の室内側端
部の垂直部18にはその左右2箇所に水抜き孔19を設
け、室外側の垂直部20には、左右2箇所に排水弁21
(図3参照)を設けている。また、ホロー部17の室内
側垂直部18はホロー部17の上面より上部に立ち上げ
て立上片22を形成している。
【0013】一方、出窓本体2の正面部の下枠7には、
前記嵌合受部15に嵌合されるように室内側に向けて突
出させた嵌合部23を有し、また、嵌合部23の室外側
には、前記ホロー部17上に載置して前記立ち上がり片
22に当接させる載置部24を形成している。
【0014】また、収納ボックスの側面部の上枠5も正
面部と同様に、図2に示すように、収納ボックス1の外
筐体46の上部にねじ等の固定具6により固定される。
該上枠5にも正面部の上枠4と同様の嵌合受部15、溝
16、ホロー部17、立上片22を形成すると共に、ホ
ロー部17の室内側、室外側垂直部18、20にはそれ
ぞれ1個の水抜き孔19と排水弁21を設けている。
【0015】また、出窓本体2の側面部の下枠8にも、
前記収納ボックス1の側面部の上枠5の嵌合受部15に
嵌合されるように室内側に向けて突出させた嵌合部23
を有し、また、嵌合部23の室外側には、前記ホロー部
17上に載置して前記立上片22に室内側端部を当接さ
せる載置部24を形成している。
【0016】該側面部の上枠5の室内側端部には、図5
(A)、(B)に示すように、プラスチック製の端部部
材26が、その一部を上枠5の端部に嵌合しかつねじ2
7により固定して取付けられる。
【0017】本実施例の出窓には、図4に示すように、
出窓本体2の正面部に嵌め殺し窓28が取付けられ、側
面部にピボット29を中心として開閉される開き窓30
が取付けられているが、本発明は、正面部に引き違い窓
等の可動窓や雨戸あるいはシャッターが取付けられるも
のや、側面部が嵌め殺し窓に構成されるもの、あるいは
嵌め殺し窓の外側に光を遮蔽する回動式の障子が取付け
られるもの等にも適用でき、取付ける窓等の形式にとら
われない。
【0018】この出窓を取付ける場合、躯体39に予め
収納ボックス1の外筐体46を固定具により固定してお
き、予め工場で組まれた出窓本体2を図3に矢印Xで示
すように、室内側に移動させることにより、図1、図2
に示すように、出窓本体2の下枠7、8の嵌合部23を
収納ボックス1の正面部、側面部の嵌合受部15に嵌合
して結合する。この時、同時に、収納ボックス1の上枠
4、5の上面のホロー部17の上面に下枠7、8の載置
部24が載り、立上片22に載置部24の室内側端部が
当接することにより、出窓本体2が上枠4、5上に安定
的に載置される。本実施例の場合、出窓本体2と収納ボ
ックス1の平面形状がテーパー形をなすので、出窓本体
2を室外側から室内側に移動して嵌合する場合、上枠5
が下枠7のガイドをなし、枠嵌合が容易に行われる。
【0019】このように出窓本体2を収納ボックス1上
に載せた状態で、図5に示すように、外筐体46の室内
側端部が欠けた部分において、収納ボックス1の側面部
上枠5の端部に固定された端部部材26上に、出窓本体
2の縦枠12、12の下部にねじ等の固定具31により
固定されたL字形の裏板32が載置され、固定ねじ33
を端部部材の孔に下方から貫挿して裏板32のねじ孔に
ねじ込むことにより、縦枠12、12を上枠5に固定す
る。また、図3、図5(A)に示すように、縦枠12、
12をねじ等の固定具35によって躯体39に固定する
ことにより、出窓本体2が躯体39に固定される。その
後、屋根3をねじ等の固定具(図示せず)により躯体3
9と出窓本体2に固定する。下地材53や外装モルタル
52等の外装材はその後に施工する。
【0020】上述のように、収納ボックス1に対する出
窓本体2の結合が、出窓本体2を室外側から室内側に移
動することによって下枠7、8の嵌合部23を収納ボッ
クス1の上枠4、5の嵌合受部15に嵌合することによ
り行われるため、取付けが容易となる。また、本実施例
のように、嵌合受部15とホロー部17(載置受部)と
を室内外方向に離して設けることにより、出窓本体2の
下枠7、8が収納ボックス1の上枠4、5に安定的に支
持される。また、下枠7、8の載置部24と立上片22
の間から溝16に雨水が入ったとしても、水抜き孔1
9、排水弁21を通してその雨水が排出されるので、コ
ーキング材の施工は不要となる。
【0021】以上本発明を実施例により説明したが、本
発明を実施するに当たり、嵌合部23と嵌合受部15と
の形状の凹凸関係を実施例と逆にする等、収納ボックス
1、出窓本体2、屋根3、上枠4、5や嵌合受部15、
下枠7、8や嵌合部23の構造等について、上記実施例
に限らず、種々に変更可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、出窓本体を室外側から
室内側に移動することにより、出窓本体の下枠に設けた
嵌合部を、収納ボックスの上枠に設けた嵌合受部に嵌合
し、これにより収納ボックスの上枠に出窓本体の下枠が
嵌合され結合されるようにしたので、出窓本体の下枠と
収納ボックスの上枠との結合が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による出窓の一実施例を示す縦断面図で
あり、出窓の正面部における収納ボックスの上枠と出窓
本体の下枠との結合部を示している。
【図2】本実施例における出窓の側面部における収納ボ
ックスの上枠と出窓本体の下枠との結合部を示す縦断面
図である。
【図3】本実施例の出窓の分解斜視図である。
【図4】本実施例の出窓本体の片側部分を示す横断面図
である。
【図5】(A)は本実施例の出窓の縦枠と収納ボックス
の上枠との結合部を示す横断面図、(B)は(A)の結
合部を室内側から見た図である。
【図6】従来の収納ボックス付き出窓の縦断面図であ
る。
【図7】図6の部分拡大図である。
【符号の説明】
1:収納ボックス、2:出窓本体、3:屋根、4、5:
上枠、7、8:下枠、9、10:上枠、11:方立、1
2:縦枠、15:嵌合受部、16:溝、17:ホロー
部、19:水抜き孔、21:排水弁、22:立上片、2
3:嵌合部、24:載置部、26:端部部材、32:裏
板、33:固定ねじ、35:固定具、39:躯体、4
6:外筐体、52:外装モルタル、53:下地材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出窓の下部に設けられる収納ボックスの上
    枠に嵌合受部を設けると共に、出窓本体の下枠に前記嵌
    合受部に嵌合する嵌合部を設け、 出窓本体を室外側から室内側へ移動させることによって
    前記嵌合部を前記嵌合受部に嵌合することにより、前記
    上枠と前記下枠とが結合される構造を有することを特徴
    とする収納ボックス付き出窓。
  2. 【請求項2】出窓の下部に設けられる収納ボックスと、
    該収納ボックスの上部に設置される出窓本体と、屋根と
    からなり、 前記収納ボックス、出窓本体および屋根は平面形状が室
    外側に張り出した形状をなし、 前記出窓本体は、左右の縦枠と、方立と、上下枠とによ
    り枠組みし、これらの枠内に窓を取付けた構造を有し、 収納ボックスの上枠に嵌合受部を設けると共に、出窓本
    体の下枠に前記嵌合受部に嵌合する嵌合部を設け、 出窓本体を室外側から室内側へ移動させることによって
    前記嵌合部を前記嵌合受部に嵌合することにより、前記
    上枠と前記下枠とが結合される構造を有することを特徴
    とする収納ボックス付き出窓。
JP23726096A 1996-08-20 1996-08-20 収納ボックス付き出窓 Pending JPH1061330A (ja)

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JP23726096A JPH1061330A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 収納ボックス付き出窓

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JPH1061330A true JPH1061330A (ja) 1998-03-03

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JP23726096A Pending JPH1061330A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 収納ボックス付き出窓

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