JP3121801B2 - ストアフロント - Google Patents

ストアフロント

Info

Publication number
JP3121801B2
JP3121801B2 JP11104046A JP10404699A JP3121801B2 JP 3121801 B2 JP3121801 B2 JP 3121801B2 JP 11104046 A JP11104046 A JP 11104046A JP 10404699 A JP10404699 A JP 10404699A JP 3121801 B2 JP3121801 B2 JP 3121801B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
vertical
glass
storefront
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11104046A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11324493A (ja
Inventor
俊男 袋
Original Assignee
立山アルミニウム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 立山アルミニウム工業株式会社 filed Critical 立山アルミニウム工業株式会社
Priority to JP11104046A priority Critical patent/JP3121801B2/ja
Publication of JPH11324493A publication Critical patent/JPH11324493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121801B2 publication Critical patent/JP3121801B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗の表まわりに
設けられるストアフロントに関する。
【0002】
【従来の技術】店舗の表まわりに設けられるストアフロ
ントは、アルミニュームやステンレスの枠体にガラスが
嵌込まれた構造であり、この他にドアや引き戸等が設け
られるものもある。
【0003】また、従来のストアフロントの中で、例え
ば、単窓の場合には、建物の躯体に取付けられる枠体の
上枠と左右の縦枠にはガラスの呑込み部が設けられて、
これらの呑込み部内にガラスの周縁がシーリング材を介
して支持されており、枠体の下枠にはガラスを外側から
押える押え縁が設けられた構造となっている。
【0004】このような従来のストアフロントにおいて
は、枠体内にガラスを取付けた状態で枠体の各接合部が
工場で接合され、現場において建物の躯体に組付けられ
るものが多かったが、ストアフロントの大きさや取り付
け位置は一般住宅の窓等と違いストアの規模、構造によ
り原則として一店ごとに異なるために現場で調整せざる
を得ず、近時、現場で組付ける形態をとるものが求めら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種従来
のストアフロントは枠体と建物の躯体との間に雨水が浸
透しないように枠体に雨切りや水切り等の付属部材を取
り付ける必要があるため部品点数が多く、しかもこれら
の部品を取り付けるために枠体は建物の外壁から室内側
に大きく入った位置に設定せざるを得ず、ストアフロン
トの枠見込み寸法が必然的に大きくなる欠点がある。部
品点数が多いと現場で組立てを行うに際し組立て時間が
かかる結果、施工時間が増大してしまう不都合があり、
また、多数の部材を組立てるので、気密・水密性が一様
となりにくく、施工後の品質が均一とならないというお
それがあり、その結果施工後の外観性を低下させるとい
うおそれがあった。
【0006】そこで、本発明は枠材の端末加工を不要に
し、雨切りや水切り等の付属部材の廃止が出来枠見込み
寸法を小さくでき、部品の点数を減少させることによ
り、現場での施工時間が短縮でき、しかも、施工後の品
質が均一となって施工後の外観性を向上することができ
ガラスを嵌め込んだストアフロントを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のストアフロント
は、建物の躯体と外装材に亘って配設される半外付けタ
イプのストアフロントであって、枠体とこの枠体に嵌込
まれたガラスとからなり、前記枠体が左右の縦枠と上枠
と下枠とにより形成され、前記枠体に一体形成された又
は組み合わされてなる中空部が、前記躯体の取付け面よ
開口部内側にてかつ横方向に対して外側に張り出して
設けられ、前記枠体の少なくとも左右の縦枠と上枠に前
記躯体に取付ける躯体取付け片を有し、前記枠体の縦枠
と上枠と下枠の各々の両端面が長手方向に対して直角に
切断され、左右の縦枠の少なくとも上端部が上枠の中空
部と躯体取付け片の結合部に略一致するようにして前記
上枠と下枠の各々の両端面が前記左右の縦枠に当接して
結合され、前記枠体の4つの枠のうち、少なくとも3つ
の枠に前記ガラスの呑込み部を有しこの呑込み部は枠の
内面より陥没した凹部状でガラスが建物の躯体の外面近
傍の内部に位置するように配置され、前記縦枠の中空部
の端部開口を遮蔽するキャップが前記縦枠の少なくとも
上部に取付けられ、更に前記キャップは、立上り片を備
えるとともに、この立上り片で、前記縦枠の上部におい
て前記躯体取付け片が欠落する箇所を当該躯体取付け片
と面一になるように閉塞し、躯体に取り付けるように構
成されている。
【0008】工場で、左右の縦枠、上枠、下枠を所要の
長さに、またガラスを所要の大きさに形成し、現場にお
いて、左右の縦枠と上枠の呑込み部にシーリング材を介
してガラスを固定しながら、縦枠の端部と上枠及び下枠
の中空部の表面が面一となるように(即ち縦枠の上端部
が上枠の中空部と躯体取付け片の結合部に略一致する状
態になる。)、左右の縦枠に上枠と下枠の両端面を当接
して、ネジにより左右の縦枠に上枠と下枠とが取付けら
れる。また、左右の縦枠の中空部の端部開口にキャップ
を装着し、ガラスが嵌め込まれたストアフロントの枠体
が形成される。そして、この枠体を躯体の外側から、躯
体取付け片及び立上り片を躯体に取付けることにより、
ストアフロントが構成される。前記キャップは、立上り
片を備えるとともに、この立上り片で、縦枠の上部にお
いて前記躯体取付け片が欠落する箇所を当該躯体取付け
片と面一になるように閉塞する(図2及び図5参照)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一具体例を図面
に基づいて説明する。尚、本具体例では、単窓のストア
フロントに適用した場合について説明する。
【0010】図1〜図4は本具体例のストアフロント1
1を示しており、これらの図中、1は建物の躯体、13
はストアフロント11の枠体、15は枠体13の左右の
縦枠、17は上枠、19は下枠、21はガラス、23は
シーリング材を示している。
【0011】本具体例のストアフロント11は、枠体1
3とガラス21とにより構成され、建物の躯体1の外面
よりやや外側に張り出して取付けられる半外付けタイプ
であり、躯体1と外装材2とに亘って設けられている。
【0012】上記枠体13は、左右の縦枠15と上枠1
7と下枠19とからなり、左右の縦枠15と上枠17と
下枠19のそれぞれに前記躯体1の取付け面よりも外側
に張り出す中空部25を備え、枠体13の左右の縦枠1
5、上枠17、下枠19にはそれぞれ躯体1の外面に取
付ける躯体取付け片27を備えている。すなわち、枠体
13の少なくとも左右の縦枠15と上枠17に躯体1に
取付ける躯体取付け片27を有している。
【0013】また、枠体13の左右の縦枠15、上枠1
7の内側にはガラス21の呑込み部29を備え、左右の
縦枠15、上枠17は横断面が同型に形成されている。
すなわち、枠体13の4つの枠のうち、少なくとも3つ
の枠に上記ガラス21の呑込み部29を有している。ま
た、この呑込み部29は図3、図4に示すように枠内面
より陥没した凹部を有し、ガラスが躯体1の外面近傍で
躯体内部に位置するように躯体外面と外装材とに亘って
設けられている。
【0014】更に、上記左右の縦枠15の内面が内外方
向で平坦に形成されている。上記下枠19は、外側から
ガラス21を押える押え縁31が装着される外押え縁タ
イプに構成されている。そして、上記枠体13の縦枠1
5、上枠17、下枠19はアルミ材の押出し成形により
形成されている。
【0015】また、上記左右の縦枠15、上枠17、下
枠19は、両端面が長手方向に対して直角に切断され、
上枠17と下枠19との各々の両端面を左右の縦枠15
の側面に当接させ、予め設けられた穴35を通じてネジ
37により結合されており、上下枠19が両縦枠15の
間に設けられるたて通しタイプに構成されている。
【0016】更に、上記左右の縦枠15の端部開口、す
なわち、各縦枠15の中空部25の上下開口には、キャ
ップ39が設けられている。このキャップ39は、中空
部25の開口を閉塞できる面積に形成された閉塞板39
aを備え、閉塞板39aには、開口内に装着されてこの
閉塞板39aを開口に固定する嵌合片39bと嵌合突起
39cが突設されている。更に、キャップ39には、上
記上枠、下枠及び縦枠の躯体取付け片27に倣って面一
になる(図5参照)ように、立上り片39dが取付けら
れた構造となっている。
【0017】このようなストアフロント11では、工場
で、左右の縦枠15、上枠17、下枠19を所要の長さ
に、またガラス21を所要の大きさに形成し、図2に示
すように、現場において、左右の縦枠15と上枠17の
呑込み部29にシーリング材を介してガラス21を固定
しながら、縦枠15の端部と上枠17及び下枠19の中
空部25の表面が面一となるように、左右の縦枠15に
上枠17と下枠19の両端面を当接して、ネジ37によ
り左右の縦枠15に上枠17と下枠19とを取付ける。
次に、下枠19にシーリング材23を介して外側から押
え縁31を装着してガラス21を押え、左右の縦枠15
に上下の中空部25の端部開口にキャップ39を装着
し、ガラス21が嵌め込まれたストアフロント11の枠
体13が形成される。そして、この枠体13を躯体1の
外側から、躯体取付け片27及び立上り片39aを釘や
ボルト等により躯体1に取付けることにより、ストアフ
ロント11が装着される。
【0018】従って、本具体例のストアフロントによれ
ば、端部が直角に切断されて接合されるので、部品点数
が少ないことと相俟って、枠体の組立てが容易となり、
現場での施工時間が減少する。更に、縦枠の中空部の端
部開口がキャップにより閉塞されるとともに躯体取付け
片や立上り片を備えているので、組付け後の気密・水密
が一様となり、施工後の品質を均一にすることが可能
となり、施工後の外観性が向上する。
【0019】次に、本具体例のストアフロントの適用例
を図6及び図7、図8及び図9、図10及び図11に基
づいて説明する。
【0020】図6及び図7では、木造の躯体1にストア
フロント11を収めた場合を示している。すなわち、木
造の躯体1の外面に縦枠15、上枠17の躯体取付け片
27及び立上り片39aが添え木4を介して取付けら
れ、下枠19の躯体取付け片27及び立上り片39aが
直接に木造の躯体1の外面に取付けられている。躯体1
の外面には外装材2が装着され、躯体1の内面には添え
木4を介して内装材3が装着されている。尚、図中、
6、7、8はストアフロント11の内側に設けられた天
板、地板、側板を示し、9はコーキング材を示す。
【0021】また、図8及び図9では、鉄骨の躯体1に
ストアフロント11を収めた場合を示しており、鉄骨の
躯体1の外面に縦枠15、上枠17の躯体取付け片27
及び立上り片39aが添え木4を介して取付けられ、下
枠19の躯体取付け片27及び立上り片39aが直接に
鉄骨の躯体1の外面に取付けられたものである。
【0022】
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
枠体の左右の縦枠、上枠、下枠が、端部が直角に切断さ
れて接合され、また、枠体がネジ等により組立て及び組
付けが可能であるので、部品点数が少ないことと相俟っ
て現場での作業が容易となり、現場での施工時間が減少
する。更に、枠体に設けられる中空部が躯体の取付け面
よりも外側に張り出して設けられているので、剛性と外
側からの見栄えとが向上する。しかも、縦枠の中空部の
端部開口がキャップにより閉塞されるとともに躯体取付
け片や立上り片を備えているので、組付け後の気密・水
密性が一様となり、施工後の品質を均一にすることが可
能となり、施工後の外観性を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一具体例に係り、ストアフロントの分
解斜視図である。
【図2】ストアフロントの正面図である。
【図3】ストアフロントの縦断面を示す図2中のI−I矢
視断面図である。
【図4】ストアフロントの横断面を示す図2中のII−II
矢視断面図である。
【図5】ストアフロントの角部においてキャップを装着
した状態を示す斜視図である。
【図6】ストアフロントの適応例を示し、ストアフロン
トの縦断面図である。
【図7】ストアフロントの適応例を示し、ストアフロン
トの横断面図である。
【図8】ストアフロントの他の適応例を示し、ストアフ
ロントの縦断面図である。
【図9】ストアフロントの他の適応例を示し、ストアフ
ロントの横断面図である。
【符号の説明】
1 躯体 2 外装材 11 ストアフロント 13 枠体 15 縦枠 17 上枠 19 下枠 21 ガラス 25 中空部 27 躯体取付け片 29 呑込み部 31 押え縁 39 キャップ 39d 立上り片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の躯体と外装材に亘って配設される
    半外付けタイプのストアフロントであって、枠体とこの
    枠体に嵌込まれたガラスとからなり、前記枠体が左右の
    縦枠と上枠と下枠とにより形成され、前記枠体に一体形
    成された又は組み合わされてなる中空部が、前記躯体の
    取付け面より開口部内側にてかつ横方向に対して外側に
    張り出して設けられ、 前記枠体の少なくとも左右の縦
    枠と上枠に前記躯体に取付ける躯体取付け片を有し、前
    記枠体の縦枠と上枠と下枠の各々の両端面が長手方向に
    対して直角に切断され、左右の縦枠の少なくとも上端部
    が上枠の中空部と躯体取付け片の結合部に略一致するよ
    うにして前記上枠と下枠の各々の両端面が前記左右の縦
    枠に当接して結合され、前記枠体の4つの枠のうち、少
    なくとも3つの枠にそれぞれ枠の内面に対して凹部状で
    ガラスが建物の躯体の外面近傍の内部に位置するように
    前記ガラスの呑み込み部を有し、前記縦枠の中空部の端
    部開口を遮蔽するキャップが前記縦枠の少なくとも上部
    に取付けられ、更に前記キャップは、立上り片を備える
    とともに、この立上り片で、前記縦枠の上部において前
    記躯体取付け片の欠落する箇所を当該躯体取付け片と面
    一になるように閉塞し、躯体に取り付けるようにしたこ
    とを特徴とするストアフロント。
JP11104046A 1999-04-12 1999-04-12 ストアフロント Expired - Fee Related JP3121801B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11104046A JP3121801B2 (ja) 1999-04-12 1999-04-12 ストアフロント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11104046A JP3121801B2 (ja) 1999-04-12 1999-04-12 ストアフロント

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07385993A Division JP3185826B2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ストアフロント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11324493A JPH11324493A (ja) 1999-11-26
JP3121801B2 true JP3121801B2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=14370287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11104046A Expired - Fee Related JP3121801B2 (ja) 1999-04-12 1999-04-12 ストアフロント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3121801B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5068982B2 (ja) * 2006-11-24 2012-11-07 ミサワホーム株式会社 外壁開口部構造
JP2008240305A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Sanwa Shutter Corp 建具枠の躯体取付金具および躯体取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11324493A (ja) 1999-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3121801B2 (ja) ストアフロント
JP3315788B2 (ja) ストアフロント
JPS6345496Y2 (ja)
JP3155249B2 (ja) ストアフロント
JP3185826B2 (ja) ストアフロント
JP3155117B2 (ja) コーナー用ストアフロント
JP3401498B2 (ja) ストアフロント
JPH07116888B2 (ja) 連窓サッシ
JP3185827B2 (ja) 連窓用ストアフロント
JP3315789B2 (ja) 連続ストアフロント
JP3315773B2 (ja) 複合ストアフロント
JP3340972B2 (ja) 化粧額縁付き窓枠
JP3155250B2 (ja) 連窓用ストアフロント
JP3211059B2 (ja) 合成樹脂製の窓枠
JP7221769B2 (ja) 建具用フレーム材及び枠体
JP7023167B2 (ja) 開口部建材
JPH0119720Y2 (ja)
JPS6317811Y2 (ja)
JP2572236Y2 (ja) ガラス装着用枠
JPS6319479Y2 (ja)
JPH083659Y2 (ja) 連窓用コーナー専用型材
JPS6343339Y2 (ja)
JP3270372B2 (ja) コーナー窓の方立構造
JP3971956B2 (ja) サッシ下枠の取付構造
JPH11324495A (ja) 連窓用ストアフロント

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees