JP2912707B2 - 移植機における植付け爪の開閉装置 - Google Patents
移植機における植付け爪の開閉装置Info
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- JP2912707B2 JP2912707B2 JP32047690A JP32047690A JP2912707B2 JP 2912707 B2 JP2912707 B2 JP 2912707B2 JP 32047690 A JP32047690 A JP 32047690A JP 32047690 A JP32047690 A JP 32047690A JP 2912707 B2 JP2912707 B2 JP 2912707B2
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- Japan
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- seedling
- planting
- seedlings
- roller
- sprocket
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、移植機、特にイ草用移植機に用いて好適で
あり、詳しくは先端が所定軌跡にて回動すると共に1対
の挟み部材が左右に回動して、苗を掴んで圃場に植付け
る植付け爪の開閉装置に関する。
あり、詳しくは先端が所定軌跡にて回動すると共に1対
の挟み部材が左右に回動して、苗を掴んで圃場に植付け
る植付け爪の開閉装置に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、1対の挟み部材を有する植付け爪は、回動軌
跡の上端にて苗載せ台から苗を掴む際、比較的時間をか
けてじわっと掴み、そして回動軌跡の下端部分におい
て、圃場にて苗を植付ける際、土中にて挟み部材が全開
になるように比較的急速に開いている。
跡の上端にて苗載せ台から苗を掴む際、比較的時間をか
けてじわっと掴み、そして回動軌跡の下端部分におい
て、圃場にて苗を植付ける際、土中にて挟み部材が全開
になるように比較的急速に開いている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従って、苗を掴む際、挟み部材による苗の掴みが確実
ではなく、特に帯状に連続する苗をカッターにて分割
し、該分割した株を下方にて植付け爪で受けるものにあ
っては、苗掴みに時間がかかると、苗の掴み位置にバラ
ツキを生じ、植付け作業を不正確にしてしまう。
ではなく、特に帯状に連続する苗をカッターにて分割
し、該分割した株を下方にて植付け爪で受けるものにあ
っては、苗掴みに時間がかかると、苗の掴み位置にバラ
ツキを生じ、植付け作業を不正確にしてしまう。
また、圃場に苗を植付ける際、土中にて挟み部材を全
開位置まで開くと、急激な動きによる土のはね飛ばし作
用が相俟って、圃場に大きな植付け孔を作ってしまい、
苗が倒れてしまうことがある。
開位置まで開くと、急激な動きによる土のはね飛ばし作
用が相俟って、圃場に大きな植付け孔を作ってしまい、
苗が倒れてしまうことがある。
そこで、本発明は、苗を掴む際は瞬時的に挟み部材を
閉じかつ苗を植付ける際には徐々に開き、もって上述問
題点を解消した移植機における植付け爪の開閉装置を提
供することを目的とするものである。
閉じかつ苗を植付ける際には徐々に開き、もって上述問
題点を解消した移植機における植付け爪の開閉装置を提
供することを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例
えば第1図ないし第3図を参照して示すと、先端が所定
軌跡(A→B→C→D→E→A)にて回動すると共に1
対の挟み部材(131,131)が左右に開閉して、苗を掴ん
で圃場に植付ける植付け爪(139)を備えた移植機にお
いて、前記1対の挟み部材(131,131)を開閉作動する
カム(126)を、該1対の挟み部材(131,131)が苗を掴
む際に全開状態から全閉状態にまで瞬時的に閉じ(A→
B)かつ圃場に植付ける際に徐々に開いて(C→D)そ
して植付け位置から苗掴み位置に戻る途中(D→E)に
て全開まで開くように設定してなり、該カム(126)に
より、前記1対の挟み部材(131,131)の開閉作動にお
ける閉じる速度を、開く速度よりも速くした、ことを特
徴とする。
えば第1図ないし第3図を参照して示すと、先端が所定
軌跡(A→B→C→D→E→A)にて回動すると共に1
対の挟み部材(131,131)が左右に開閉して、苗を掴ん
で圃場に植付ける植付け爪(139)を備えた移植機にお
いて、前記1対の挟み部材(131,131)を開閉作動する
カム(126)を、該1対の挟み部材(131,131)が苗を掴
む際に全開状態から全閉状態にまで瞬時的に閉じ(A→
B)かつ圃場に植付ける際に徐々に開いて(C→D)そ
して植付け位置から苗掴み位置に戻る途中(D→E)に
て全開まで開くように設定してなり、該カム(126)に
より、前記1対の挟み部材(131,131)の開閉作動にお
ける閉じる速度を、開く速度よりも速くした、ことを特
徴とする。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、1対の挟み部材(131,131)は、
植付け爪(139)の上端部分にて全開状態から全閉状態
にまで瞬時的に閉じ(A→B)、これによりカッターに
て切離された苗であっても正確な位置にて確実に掴む。
そして、該掴み部材は、苗を掴んだ状態で圃場方向に移
動し(B→C)、圃場中にて徐々に開き(C→D)、苗
を植付ける。この場合、前記1対の挟み部材(131,13
1)を閉じる速度を、開く速度よりも速く設定してい
る。それから、植付け爪(139)は上方に向けて移動す
るが、挟み部材は、該上方への戻り途中まで(D→E)
徐々に開き、該圃場面から上方にでた戻り途中位置
(E)にて全開となり、該全開位置にて苗の掴み位置ま
で移動する(E→A)。
植付け爪(139)の上端部分にて全開状態から全閉状態
にまで瞬時的に閉じ(A→B)、これによりカッターに
て切離された苗であっても正確な位置にて確実に掴む。
そして、該掴み部材は、苗を掴んだ状態で圃場方向に移
動し(B→C)、圃場中にて徐々に開き(C→D)、苗
を植付ける。この場合、前記1対の挟み部材(131,13
1)を閉じる速度を、開く速度よりも速く設定してい
る。それから、植付け爪(139)は上方に向けて移動す
るが、挟み部材は、該上方への戻り途中まで(D→E)
徐々に開き、該圃場面から上方にでた戻り途中位置
(E)にて全開となり、該全開位置にて苗の掴み位置ま
で移動する(E→A)。
(ヘ) 発明の効果 以上説明したように、植付け爪(139)の挟み部材(1
31,131)は、苗掴み位置にて全開状態から全閉状態にま
で瞬時的に閉じるので、苗を正確な位置で確実に掴むこ
とができる。
31,131)は、苗掴み位置にて全開状態から全閉状態にま
で瞬時的に閉じるので、苗を正確な位置で確実に掴むこ
とができる。
また、苗の植付け位置にて徐々に開き、かつ圃場面か
ら出た戻り途中位置(E)にて全開となり、また前記挟
み部材(131,131)を閉じる速度を、開く速度よりも速
くしたので、圃場での挟み部材による孔は小さくて足り
ると共に挟み部材が土をはね飛ばして該孔を拡げること
はなく、これにより植付け孔を小さくして苗が倒れるこ
とを確実に防止できる。
ら出た戻り途中位置(E)にて全開となり、また前記挟
み部材(131,131)を閉じる速度を、開く速度よりも速
くしたので、圃場での挟み部材による孔は小さくて足り
ると共に挟み部材が土をはね飛ばして該孔を拡げること
はなく、これにより植付け孔を小さくして苗が倒れるこ
とを確実に防止できる。
従って、以上のことが相俟って、苗を正確にかつ確実
に植付けることが可能となる。
に植付けることが可能となる。
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するもので
はあるが、何等構成を限定するものではない。
はあるが、何等構成を限定するものではない。
また、本発明は、イ草の移植機に適用して好適ではあ
るが、これに限らず、ライ麦移植機、田植機等の田の移
植機にも適用し得る。
るが、これに限らず、ライ麦移植機、田植機等の田の移
植機にも適用し得る。
(ト) 実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説
明する。
明する。
イ草移植機1は、第8図に示すように、その前方が常
用田植機の走行車輌2になっており、その後方にイ草移
植装置3が装着されている。該イ草移植装置3は走行車
輌2から動力を伝達されると共に、リンク装置を介して
昇降自在に支持されている。
用田植機の走行車輌2になっており、その後方にイ草移
植装置3が装着されている。該イ草移植装置3は走行車
輌2から動力を伝達されると共に、リンク装置を介して
昇降自在に支持されている。
前記走行車輌2は、前輪5,5及び後輪6,6により支持さ
れている走行機体7を有しており、該走行機体7にはそ
の前輪5,5前方上部にエンジン9が搭載されている。該
エンジン9の左右側方には補助苗台10が配置されてい
る。更に、前記走行機体7には、該エンジン9後方に運
転席11、及び苗供給作業者用の座席13が配設されてお
り、該運転席11及び該苗供給作業者用の座席13の左右側
方には補助苗台12が配置されている。
れている走行機体7を有しており、該走行機体7にはそ
の前輪5,5前方上部にエンジン9が搭載されている。該
エンジン9の左右側方には補助苗台10が配置されてい
る。更に、前記走行機体7には、該エンジン9後方に運
転席11、及び苗供給作業者用の座席13が配設されてお
り、該運転席11及び該苗供給作業者用の座席13の左右側
方には補助苗台12が配置されている。
そして、イ草移植装置3の前方にはヒッチ15が設けら
れており、該ヒッチ15と前記走行車輌2は、昇降リンク
16のトップリンク16aとロアリンク16b,16bで昇降可能に
連結されている。該ロアリンク16b,16bには苗供給作業
者用ステップ17が固定されている。
れており、該ヒッチ15と前記走行車輌2は、昇降リンク
16のトップリンク16aとロアリンク16b,16bで昇降可能に
連結されている。該ロアリンク16b,16bには苗供給作業
者用ステップ17が固定されている。
また、イ草移植装置3は、フレーム20を有しており、
その上方が苗供給部21になっていると共に、その下方が
植付け部22になっており、その間にコンベヤベルト等か
らなる苗搬送・変位部19になっている。
その上方が苗供給部21になっていると共に、その下方が
植付け部22になっており、その間にコンベヤベルト等か
らなる苗搬送・変位部19になっている。
また、第14図及び第15図に示すように、走行車輌から
のPTO動力はPTO軸を介してシャフト25に固設されたスプ
ロケット26に伝達されており、該スプロケット26及びス
プロケット26に巻掛けられたチェンを覆うようにドライ
ブケース27が配設されている。該シャフト25には接続シ
ャフト29が連結されている。該接続シャフト29にはユニ
バーサルジョイント31を介して分配シャフト32が連結さ
れており、該シャフト32にはベベルギヤ33が固設されて
いる。該ベベルギヤ33にはシャフト35の下方に固設され
たベベルギヤ36が噛合されており、該シャフト35の上方
にはスプロケット37が固定されて、該スプロケット37か
らチェン39を介してシャフト40に固定されたスプロケッ
ト41に動力が伝達されている。そして、シャフト32,3
5、及びベベルギヤ33,36を覆うようにギヤケース42が配
置されており、該ギヤケース42の上部には蓋43がボルト
45,46,47により固定されており、ギヤケース42の一側に
は蓋49がボルト50,51により固定されている。該蓋49の
下方にはガイドプレート53が固定されており、更に蓋49
は苗載せ台56のブラケット56aに固定されており、該ブ
ラケット56aの先端一側には前記ボルト45により蓋43と
共にギヤケース42に共締めされている。
のPTO動力はPTO軸を介してシャフト25に固設されたスプ
ロケット26に伝達されており、該スプロケット26及びス
プロケット26に巻掛けられたチェンを覆うようにドライ
ブケース27が配設されている。該シャフト25には接続シ
ャフト29が連結されている。該接続シャフト29にはユニ
バーサルジョイント31を介して分配シャフト32が連結さ
れており、該シャフト32にはベベルギヤ33が固設されて
いる。該ベベルギヤ33にはシャフト35の下方に固設され
たベベルギヤ36が噛合されており、該シャフト35の上方
にはスプロケット37が固定されて、該スプロケット37か
らチェン39を介してシャフト40に固定されたスプロケッ
ト41に動力が伝達されている。そして、シャフト32,3
5、及びベベルギヤ33,36を覆うようにギヤケース42が配
置されており、該ギヤケース42の上部には蓋43がボルト
45,46,47により固定されており、ギヤケース42の一側に
は蓋49がボルト50,51により固定されている。該蓋49の
下方にはガイドプレート53が固定されており、更に蓋49
は苗載せ台56のブラケット56aに固定されており、該ブ
ラケット56aの先端一側には前記ボルト45により蓋43と
共にギヤケース42に共締めされている。
また、前記シャフト40にはスプロケット57が固設され
ており、該スプロケット57からチェン59を介して他のカ
ッター駆動用シャフトのスプロケットに動力が伝達され
ている。該シャフト40にはギヤ部60が連結されており、
該ギヤ部60を覆うようにカッターギヤケース61が苗載せ
台56下端部に固定されている。そして、第9図に示すよ
うに、苗載せ台56の中央部が前記フレーム20の上部に固
定されている。
ており、該スプロケット57からチェン59を介して他のカ
ッター駆動用シャフトのスプロケットに動力が伝達され
ている。該シャフト40にはギヤ部60が連結されており、
該ギヤ部60を覆うようにカッターギヤケース61が苗載せ
台56下端部に固定されている。そして、第9図に示すよ
うに、苗載せ台56の中央部が前記フレーム20の上部に固
定されている。
また、第14図及び第15図に示すように、前記シャフト
32の先端にはスプロケット63及びスプロケット65がクラ
ッチ66により選択連結自在に配置されている。該クラッ
チ66にはシフタ67が係合しており、該シフト67は前記ガ
イドプレート53に回動可能に支持されている。該シフタ
67の下方には変速レバー69及びアーム70が固定されてお
り、該変速レバー69を回動することによりクラッチ66が
右又は左に移動してスプロケット63又は65がシャフト32
に連結される。そして、スプロケット63,65、クラッチ6
6、シフタ67、アーム70、及び変速レバー69から変速部7
2が構成されている。
32の先端にはスプロケット63及びスプロケット65がクラ
ッチ66により選択連結自在に配置されている。該クラッ
チ66にはシフタ67が係合しており、該シフト67は前記ガ
イドプレート53に回動可能に支持されている。該シフタ
67の下方には変速レバー69及びアーム70が固定されてお
り、該変速レバー69を回動することによりクラッチ66が
右又は左に移動してスプロケット63又は65がシャフト32
に連結される。そして、スプロケット63,65、クラッチ6
6、シフタ67、アーム70、及び変速レバー69から変速部7
2が構成されている。
また、前記苗載せ台56側方にはブラケット73が固定さ
れており、該ブラケット73にはベアリングを介してシャ
フト75が軸支されており、該シャフト75にはスプロケッ
ト76,77が固設されている。前記スプロケット63と該ス
プロケット76にはチェン79が巻掛けられており、また前
記スプロケット65と該スプロケット77にはチェン80が巻
掛けられている。更に、該シャフト75にはスプロケット
81が固設されている。
れており、該ブラケット73にはベアリングを介してシャ
フト75が軸支されており、該シャフト75にはスプロケッ
ト76,77が固設されている。前記スプロケット63と該ス
プロケット76にはチェン79が巻掛けられており、また前
記スプロケット65と該スプロケット77にはチェン80が巻
掛けられている。更に、該シャフト75にはスプロケット
81が固設されている。
そして、第9図に示すように、該スプロケット81と苗
載せ台56側方における上下中央部分に位置するスプロケ
ット83,85,86との間にチェン84が巻掛けられている。
載せ台56側方における上下中央部分に位置するスプロケ
ット83,85,86との間にチェン84が巻掛けられている。
そして、第9図及び第10図に示すように、スプロケッ
ト85,86を固定している軸87,88は、苗載せ台56上にそれ
ぞれ水平方向に延びて回転自在に支持されており、下側
軸87には苗供給部21の駆動ローラとなるローラ892及び
苗搬送・変位部19の一方の駆動ローラとなるローラ89が
多数固定されており、また上側軸88には苗搬送・変位部
19の他方の駆動ローラとなるローラ90が各条(6条)毎
に固定されている。更に、下側軸87は上側軸88より上方
即ち苗供給部21側へ所定量突出しており、従って、下側
のローラ89は苗供給部駆動ローラ892と同一径からなる
と共に、上側のローラ90に対して苗供給部21側に突出
し、かつ上側のローラ90が下側のローラ89より大径であ
るように構成されている。更に、前記チェン79,80,84並
びに各スプロケット63,65,76,77,83,85,86を覆うように
チェンカバー91が苗載せ台56に固設されている。
ト85,86を固定している軸87,88は、苗載せ台56上にそれ
ぞれ水平方向に延びて回転自在に支持されており、下側
軸87には苗供給部21の駆動ローラとなるローラ892及び
苗搬送・変位部19の一方の駆動ローラとなるローラ89が
多数固定されており、また上側軸88には苗搬送・変位部
19の他方の駆動ローラとなるローラ90が各条(6条)毎
に固定されている。更に、下側軸87は上側軸88より上方
即ち苗供給部21側へ所定量突出しており、従って、下側
のローラ89は苗供給部駆動ローラ892と同一径からなる
と共に、上側のローラ90に対して苗供給部21側に突出
し、かつ上側のローラ90が下側のローラ89より大径であ
るように構成されている。更に、前記チェン79,80,84並
びに各スプロケット63,65,76,77,83,85,86を覆うように
チェンカバー91が苗載せ台56に固設されている。
また、苗載せ台56の上部にはローラ92が軸支されてお
り、該ローラ92と供給部駆動ローラ892にはコンベヤベ
ルト93,993′が巻掛けられている。該コンベヤベルト9
3,93′は、左右2本のベルトで横状態にある1条分のイ
草苗テープを搬送するコンベヤベルトを構成すると共
に、ベルトタイトローラ95により張力を調節されて案内
されている。該ベルトタイトローラ95は、苗載せ台56中
央側方に回動可能に取付けられたブラケット96に軸支さ
れているシャフト97に固定されている。該コンベヤベル
ト93,93′の側方には仕切部100,100が設けられており、
コンベヤベルト93′側の仕切部100の上部にはスプリン
グ101により下方向に付勢されて苗押え体102が上下回動
可能に取付けられている。該仕切部100の側方にはガイ
ド104が横設されており、また苗載せ台56の上端には苗
台103が固設されている。
り、該ローラ92と供給部駆動ローラ892にはコンベヤベ
ルト93,993′が巻掛けられている。該コンベヤベルト9
3,93′は、左右2本のベルトで横状態にある1条分のイ
草苗テープを搬送するコンベヤベルトを構成すると共
に、ベルトタイトローラ95により張力を調節されて案内
されている。該ベルトタイトローラ95は、苗載せ台56中
央側方に回動可能に取付けられたブラケット96に軸支さ
れているシャフト97に固定されている。該コンベヤベル
ト93,93′の側方には仕切部100,100が設けられており、
コンベヤベルト93′側の仕切部100の上部にはスプリン
グ101により下方向に付勢されて苗押え体102が上下回動
可能に取付けられている。該仕切部100の側方にはガイ
ド104が横設されており、また苗載せ台56の上端には苗
台103が固設されている。
また、苗載せ台56の下端部位には、第6図に詳示する
ように、サポート105,105が立設されており、該サポー
ト105,105には垂直ローラ106,107が苗載せ台56上面に垂
直に軸支されている。該垂直ローラ106の上端には上ス
ターホイール108、下端には下スターホイール108′が固
設されており、該垂直ローラ107の上端には上スターホ
イール109、下端には下ホイール109′が固設されてい
る。該スターホイール108,108′,109,109′は位相が同
一になるように構成されている。更に、サポート105の
該垂直ローラ106,107より苗供給部21側にはガイドロー
ラ110,111が苗載せ台58上面に垂直に軸支されている。
ように、サポート105,105が立設されており、該サポー
ト105,105には垂直ローラ106,107が苗載せ台56上面に垂
直に軸支されている。該垂直ローラ106の上端には上ス
ターホイール108、下端には下スターホイール108′が固
設されており、該垂直ローラ107の上端には上スターホ
イール109、下端には下ホイール109′が固設されてい
る。該スターホイール108,108′,109,109′は位相が同
一になるように構成されている。更に、サポート105の
該垂直ローラ106,107より苗供給部21側にはガイドロー
ラ110,111が苗載せ台58上面に垂直に軸支されている。
そして、第10図及び第12図に詳示するように、該一方
の垂直ローラ106と前記下側ローラ89にはガイドローラ1
10に案内されてコンベヤベルト112が巻掛けられてお
り、他方の垂直ローラ107と前記上側ローラ90にはガイ
ドローラ111に案内されてコンベヤベルト113が巻掛けら
れている。これらコンベヤベルト112,113は、苗載せ台5
6に沿いつつ90度捩れてかつその一方の外側面を互に面
した状態で略々同速度で走行し、これら互に面するコン
ベヤベルト112,113により苗を挟持して搬送するように
構成されている。前記ガイドローラ110,111は、該コン
ベヤベルト112,113下端部の苗挟持力及び搬送力を増強
するように配置されている。
の垂直ローラ106と前記下側ローラ89にはガイドローラ1
10に案内されてコンベヤベルト112が巻掛けられてお
り、他方の垂直ローラ107と前記上側ローラ90にはガイ
ドローラ111に案内されてコンベヤベルト113が巻掛けら
れている。これらコンベヤベルト112,113は、苗載せ台5
6に沿いつつ90度捩れてかつその一方の外側面を互に面
した状態で略々同速度で走行し、これら互に面するコン
ベヤベルト112,113により苗を挟持して搬送するように
構成されている。前記ガイドローラ110,111は、該コン
ベヤベルト112,113下端部の苗挟持力及び搬送力を増強
するように配置されている。
また、第11図及び第13図に示すように、コンベヤベル
ト112,113の中央下方には、該コンベヤベルト112,113を
押えるベルトタイトローラ116aが苗載せ台56に固設され
たブラケット116bに回動自在に支持されている。
ト112,113の中央下方には、該コンベヤベルト112,113を
押えるベルトタイトローラ116aが苗載せ台56に固設され
たブラケット116bに回動自在に支持されている。
また、第10図及び第12図に示すように、前記サポート
105には、略々縦状態となっているコンベヤベルト112,1
13の下方に沿って苗非搬送状態にて平面視X字状に交差
してなる弾性材からなる2本の下ガイド117,117の一端
が固定されている。更に、該サポート105には、該コン
ベヤベルト112,113の上方に沿って平面視V字形のワイ
ヤからなる苗受119が固設されており、該苗受119のV字
形の先端はコンベヤベルト112,113の下流側端に突出し
て、該ベルトから排出された苗を支える。また、前記ギ
ヤ部60にはカッター120,120が連結されており、該カッ
ター120,120は苗載せ台56の下端面に隣接してサポート1
05の下方側面に配置されている。
105には、略々縦状態となっているコンベヤベルト112,1
13の下方に沿って苗非搬送状態にて平面視X字状に交差
してなる弾性材からなる2本の下ガイド117,117の一端
が固定されている。更に、該サポート105には、該コン
ベヤベルト112,113の上方に沿って平面視V字形のワイ
ヤからなる苗受119が固設されており、該苗受119のV字
形の先端はコンベヤベルト112,113の下流側端に突出し
て、該ベルトから排出された苗を支える。また、前記ギ
ヤ部60にはカッター120,120が連結されており、該カッ
ター120,120は苗載せ台56の下端面に隣接してサポート1
05の下方側面に配置されている。
また、苗載せ台56の下方には、第2図、第9図及び第
11図に示すように、ギヤ部122を覆うようにプランクギ
ヤケース123が配設されており、該ギヤ部122はドライブ
ケース27から動力を伝達されている。該ギヤ部122には
プランタクランクシャフト125が連結されており、該プ
ランタクランクシャフト125の先端軸部125aにはプラン
タアームケース127が回動自在に支持されていると共
に、カム126が固定されている。該プランタアームケー
ス127はそのラク部がギヤケース123に揺動自在に支持さ
れているクランクロッド130に連結されており、かつ該
プランタアームケース127の内部にはピン128を介してプ
ランタアーム129が支持されている。
11図に示すように、ギヤ部122を覆うようにプランクギ
ヤケース123が配設されており、該ギヤ部122はドライブ
ケース27から動力を伝達されている。該ギヤ部122には
プランタクランクシャフト125が連結されており、該プ
ランタクランクシャフト125の先端軸部125aにはプラン
タアームケース127が回動自在に支持されていると共
に、カム126が固定されている。該プランタアームケー
ス127はそのラク部がギヤケース123に揺動自在に支持さ
れているクランクロッド130に連結されており、かつ該
プランタアームケース127の内部にはピン128を介してプ
ランタアーム129が支持されている。
そして、カム126は、第4図(a),(b)に示すよ
うに、急激に変化する段部126a、中心Oからの所定半径
R1からの第1のカム面s、点aからの所定半径R2からな
る第2のカム面t、点bからの所定半径R3からなる第3
のカム面u、点cからの所定半径R4(R4=R2)からなる
第4のカム面v及び中心点Oからの所定半径R5からなる
第5のカム面wを有する。
うに、急激に変化する段部126a、中心Oからの所定半径
R1からの第1のカム面s、点aからの所定半径R2からな
る第2のカム面t、点bからの所定半径R3からなる第3
のカム面u、点cからの所定半径R4(R4=R2)からなる
第4のカム面v及び中心点Oからの所定半径R5からなる
第5のカム面wを有する。
更に、プランタアーム129は、第5図(a),(b)
に示すように、一端にカム当接部129aを有しており、一
端にカム当接部129aを有しており、該当接部129aは鋭角
にて構成され、該当接部が段部126aに落ちる時、アーム
129は瞬時的に変位される。
に示すように、一端にカム当接部129aを有しており、一
端にカム当接部129aを有しており、該当接部129aは鋭角
にて構成され、該当接部が段部126aに落ちる時、アーム
129は瞬時的に変位される。
また、第2図及び第3図に示すように、該プランタア
ーム129のカム126と反対側の端部にはリンク234の一端
が当接しており、該リンク134のボス部134aとプランタ
アームケース127の間にはスプリング136が縮設されてい
る。該リンク134先端部の上下には上カバー133、下カバ
ー135(第6図及び第7図参照)が取付ボルト137,137,1
37,137によりプランタアームケース127に固定されてい
る。リンク134の先端には支軸138,138が固定されてお
り、該支軸138,138にはそれぞれ挟み部材を構成するビ
ーク131,131が固定されていると共に、支軸138,138はカ
バー133,135に回動自在に支持されている。該ビーク13
1,131の一方のビーク131には苗支持バー132が固定され
ている。
ーム129のカム126と反対側の端部にはリンク234の一端
が当接しており、該リンク134のボス部134aとプランタ
アームケース127の間にはスプリング136が縮設されてい
る。該リンク134先端部の上下には上カバー133、下カバ
ー135(第6図及び第7図参照)が取付ボルト137,137,1
37,137によりプランタアームケース127に固定されてい
る。リンク134の先端には支軸138,138が固定されてお
り、該支軸138,138にはそれぞれ挟み部材を構成するビ
ーク131,131が固定されていると共に、支軸138,138はカ
バー133,135に回動自在に支持されている。該ビーク13
1,131の一方のビーク131には苗支持バー132が固定され
ている。
また、ビーク131,131は、カム126に従動するプランタ
アーム129、リンク134及びスプリング136により支軸13
8,138を支点として開閉自在に構成されている。そし
て、リンク134、支軸138,138、ビーク131,131、及び苗
支持バー132から植付け爪139が構成されている。該植付
け爪139はカッター120の下方に位置して所定軌跡にて回
動しかつビークが開閉して苗を挟持・解放し得る。更
に、前記プランタギヤケース123の下方にはフロート140
が配設されている。
アーム129、リンク134及びスプリング136により支軸13
8,138を支点として開閉自在に構成されている。そし
て、リンク134、支軸138,138、ビーク131,131、及び苗
支持バー132から植付け爪139が構成されている。該植付
け爪139はカッター120の下方に位置して所定軌跡にて回
動しかつビークが開閉して苗を挟持・解放し得る。更
に、前記プランタギヤケース123の下方にはフロート140
が配設されている。
また、プランタギヤケース123の左右横方向には、第
9図に示すように、スタンド及びマーカ取付ステー141
が延設されており、該ステー141にはステー142の下端が
固定されており、該ステー142は上方へ延出してその上
端は苗載せ台56の下端に固定されている。該スタンド及
びマーカ取付ステー141には、スタンド143が上下回動可
能に取付けられており、更にマーカ装置145が起伏自在
に設けられている。
9図に示すように、スタンド及びマーカ取付ステー141
が延設されており、該ステー141にはステー142の下端が
固定されており、該ステー142は上方へ延出してその上
端は苗載せ台56の下端に固定されている。該スタンド及
びマーカ取付ステー141には、スタンド143が上下回動可
能に取付けられており、更にマーカ装置145が起伏自在
に設けられている。
なお、第11図に一部示すように、コンベヤベルト93,9
3′,112,113及び植付け爪139が各6本設けられており、
苗を6条植付けられるよう構成されている。また、図中
S−S線はローリングセンタが位置する機体中央線を示
している。
3′,112,113及び植付け爪139が各6本設けられており、
苗を6条植付けられるよう構成されている。また、図中
S−S線はローリングセンタが位置する機体中央線を示
している。
また、第16図に示すように、苗床から所定の大きさに
切出し、根洗いをすると共に、茎部160aを必要な長さに
裁断処理した塊状の苗株から適宜摘み取った新芽160bの
ある植付け苗を、連続して並べ、該植付け苗の根部160c
を両側から粘着テープ等のテープ158により挟持保持さ
せ、該テープ及びテープに挟持された植付け苗を糸159
でくくって一連状の供給帯状苗(テープ苗)160が形成
される。そして、該供給帯状苗160は手作業で作製され
ても良いが、機械的にも製造できるものである。
切出し、根洗いをすると共に、茎部160aを必要な長さに
裁断処理した塊状の苗株から適宜摘み取った新芽160bの
ある植付け苗を、連続して並べ、該植付け苗の根部160c
を両側から粘着テープ等のテープ158により挟持保持さ
せ、該テープ及びテープに挟持された植付け苗を糸159
でくくって一連状の供給帯状苗(テープ苗)160が形成
される。そして、該供給帯状苗160は手作業で作製され
ても良いが、機械的にも製造できるものである。
本実施例は以上のような構成よりなるので、走行車輌
2の走行に伴い、PTO軸24からの動力は、シャフト32を
経て変速部72へ伝達される。帯状苗160の厚みdが薄い
場合には、オペレータが変速レバー69を高速側へ操作し
て、スプロケット63をシャフト32に連結し、該スプロケ
ット63からシャフト75のスプロケット76にチェン79を介
して動力が伝達される。一方、帯状苗160の厚みdが厚
い場合には、オペレータが変速レバー69を低速側へ操作
して、スプロケット65をシャフト32に連結し、該スプロ
ケット65からシャフト75のスプロケット77にチェン80を
介して動力が伝達される。更に、該シャフト75のスプロ
ケット81から、スプロケット83、ローラ89のスプロケッ
ト85、及びローラ90のスプロケット86にチェン84を介し
て動力が伝達される。
2の走行に伴い、PTO軸24からの動力は、シャフト32を
経て変速部72へ伝達される。帯状苗160の厚みdが薄い
場合には、オペレータが変速レバー69を高速側へ操作し
て、スプロケット63をシャフト32に連結し、該スプロケ
ット63からシャフト75のスプロケット76にチェン79を介
して動力が伝達される。一方、帯状苗160の厚みdが厚
い場合には、オペレータが変速レバー69を低速側へ操作
して、スプロケット65をシャフト32に連結し、該スプロ
ケット65からシャフト75のスプロケット77にチェン80を
介して動力が伝達される。更に、該シャフト75のスプロ
ケット81から、スプロケット83、ローラ89のスプロケッ
ト85、及びローラ90のスプロケット86にチェン84を介し
て動力が伝達される。
そして、苗供給部駆動用ローラ892,892の回転は、コ
ンベヤベルト93,93′を駆動する。また、苗搬送・変位
部駆動用ローラ89の回転は、コンベヤベルト112を駆動
し、同様に他方の駆動用ローラ90の回転は、コンベヤベ
ルト113を駆動する。
ンベヤベルト93,93′を駆動する。また、苗搬送・変位
部駆動用ローラ89の回転は、コンベヤベルト112を駆動
し、同様に他方の駆動用ローラ90の回転は、コンベヤベ
ルト113を駆動する。
一方、ギヤ部60からの動力は、カッター120,120を一
定のタイミングで作動させる。更に、ギヤ部122からの
動力は、植付け爪139を作動させる。
定のタイミングで作動させる。更に、ギヤ部122からの
動力は、植付け爪139を作動させる。
また、苗供給作業者が、苗押え体102を持上げ、苗台1
03から帯状苗160(以降苗と略す)を取り出し、苗の根
部160cをコンベヤベルト93′側にして、コンベヤベルト
93,93′上に横状態に並べて、苗押え体102を上から押し
て苗搬送状態にする。苗押え体102とコンベヤベルト93,
93′の間に挟持された苗は、コンベヤベルト93,93′に
より下方向へ搬送される。そして、該苗はコンベヤベル
ト93,93′の末端でコンベヤベルト112,113に挟持された
状態で引渡される。この際、コンベヤベルト112の下側
ローラ89は、コンベヤベルト113の上側ローラ90に対し
て苗供給部21側に突出し、かつ上側ローラ90が下側ロー
ラ89より大径のローラであるので、該苗はスムーズに確
実にコンベヤベルト112,113に引渡される。更に、該苗
はコンベヤベルト112,113により挟持・搬送され、90度
捩れて縦状態になり、該コンベヤベルトの下流部分に達
する。
03から帯状苗160(以降苗と略す)を取り出し、苗の根
部160cをコンベヤベルト93′側にして、コンベヤベルト
93,93′上に横状態に並べて、苗押え体102を上から押し
て苗搬送状態にする。苗押え体102とコンベヤベルト93,
93′の間に挟持された苗は、コンベヤベルト93,93′に
より下方向へ搬送される。そして、該苗はコンベヤベル
ト93,93′の末端でコンベヤベルト112,113に挟持された
状態で引渡される。この際、コンベヤベルト112の下側
ローラ89は、コンベヤベルト113の上側ローラ90に対し
て苗供給部21側に突出し、かつ上側ローラ90が下側ロー
ラ89より大径のローラであるので、該苗はスムーズに確
実にコンベヤベルト112,113に引渡される。更に、該苗
はコンベヤベルト112,113により挟持・搬送され、90度
捩れて縦状態になり、該コンベヤベルトの下流部分に達
する。
そして、該コンベヤベルト112,113の下流部分に達し
た苗は、ガイドローラ110,111部分で一層強く挟持・搬
送され、下ガイド117,117によりカッター120,120の作用
中央側に誘導案内され、同時に下スターホイール108′,
109′が該苗の中央部位を搬送方向下流の該カッター方
向に送り出すと共に、上スターホイール108,109が苗の
先端部位を搬送方向下流の該カッター方向に送り出す。
該カッター120,120の作用中央側に送り出された苗は、
下ガイド117,117により挟持されると共に、カッター12
0,120によりテープ158及び根部160cが切断されて、所定
株毎に分離・分割される。一定の幅に分割された株は、
その先端部分が苗受119に受けられ、かつその中央部分
が下ガイド117,117に挟持され、そして該中央部分が植
付け爪139のビーク131の苗支持バー132に当接して、こ
の状態でビーク131により挟持される。
た苗は、ガイドローラ110,111部分で一層強く挟持・搬
送され、下ガイド117,117によりカッター120,120の作用
中央側に誘導案内され、同時に下スターホイール108′,
109′が該苗の中央部位を搬送方向下流の該カッター方
向に送り出すと共に、上スターホイール108,109が苗の
先端部位を搬送方向下流の該カッター方向に送り出す。
該カッター120,120の作用中央側に送り出された苗は、
下ガイド117,117により挟持されると共に、カッター12
0,120によりテープ158及び根部160cが切断されて、所定
株毎に分離・分割される。一定の幅に分割された株は、
その先端部分が苗受119に受けられ、かつその中央部分
が下ガイド117,117に挟持され、そして該中央部分が植
付け爪139のビーク131の苗支持バー132に当接して、こ
の状態でビーク131により挟持される。
そして、第1図、第2図、第4図、第5図に示すよう
に、カム126のA点からB点にプランタアーム129が当接
・移動すると、プランタアーム129はカム段部126aを瞬
時的に落下し、リンク134がスプリング136により後方に
摺動し、ビーク131,131がAからBに移動し、かつ支軸1
38,139を支点として全開状態から全閉状態にまで瞬時的
に閉じて苗を掴む。カム126の第1及び第2のカム面s,u
に対応するB点からC点にプランタアーム129が当接・
移動すると、リンク134を介してビーク131,131がBから
Cに移動すると共に閉じた状態を保つ。カム126の第3
のカム面uに対応するC点からD点にプランタアーム12
9が当接・移動すると、ビーク131,131がCからDに移動
すると共に徐々に開く状態となり、苗を圃場に植付け
る。このとき、前述において苗を掴むときにビーク131,
131を閉じる速度は、苗を植付けるときにビーク131,131
を開く速度よりも速くなるように設定されている。次い
で、カム126の第4のカム面vに対応するD点からE点
にプランタアーム129が当接・移動すると、ビーク131,1
31がDからEに移動すると共に徐々に全開の状態に向っ
て開き、E点にて全開となる。カム126の第5のカム面
wに対応するE点からA点にプランタアーム129が当接
・移動すると、ビーク131,131がEからAに移動すると
共に全開の状態となる。
に、カム126のA点からB点にプランタアーム129が当接
・移動すると、プランタアーム129はカム段部126aを瞬
時的に落下し、リンク134がスプリング136により後方に
摺動し、ビーク131,131がAからBに移動し、かつ支軸1
38,139を支点として全開状態から全閉状態にまで瞬時的
に閉じて苗を掴む。カム126の第1及び第2のカム面s,u
に対応するB点からC点にプランタアーム129が当接・
移動すると、リンク134を介してビーク131,131がBから
Cに移動すると共に閉じた状態を保つ。カム126の第3
のカム面uに対応するC点からD点にプランタアーム12
9が当接・移動すると、ビーク131,131がCからDに移動
すると共に徐々に開く状態となり、苗を圃場に植付け
る。このとき、前述において苗を掴むときにビーク131,
131を閉じる速度は、苗を植付けるときにビーク131,131
を開く速度よりも速くなるように設定されている。次い
で、カム126の第4のカム面vに対応するD点からE点
にプランタアーム129が当接・移動すると、ビーク131,1
31がDからEに移動すると共に徐々に全開の状態に向っ
て開き、E点にて全開となる。カム126の第5のカム面
wに対応するE点からA点にプランタアーム129が当接
・移動すると、ビーク131,131がEからAに移動すると
共に全開の状態となる。
従って、植付け爪139のビーク131,131は、苗掴み位置
Bにて全開状態から全閉状態に瞬時的に閉じるので、苗
を正確な位置で確実に掴むことができる。
Bにて全開状態から全閉状態に瞬時的に閉じるので、苗
を正確な位置で確実に掴むことができる。
また、ビーク131,131は苗の植付け位置C,Dにて徐々に
開き、かつ圃場面から出た戻り途中位置Eにて全開とな
るので、圃場でのビーク131,131による孔は小さくて足
りると共に、ビーク131,131が土をはね飛ばして該孔を
拡げることはなく、これにより植付け孔を小さくして苗
が倒れるのを確実に防止することができる。
開き、かつ圃場面から出た戻り途中位置Eにて全開とな
るので、圃場でのビーク131,131による孔は小さくて足
りると共に、ビーク131,131が土をはね飛ばして該孔を
拡げることはなく、これにより植付け孔を小さくして苗
が倒れるのを確実に防止することができる。
また、ビーク作動用リンク134及び支軸138,138が上カ
バー133及び下カバー135で全周に亘って覆われているの
で、リンク134及び支軸138,138に泥土が付着することは
なく、ビーク131,131をスムーズにかつ確実に作動させ
ることができる。
バー133及び下カバー135で全周に亘って覆われているの
で、リンク134及び支軸138,138に泥土が付着することは
なく、ビーク131,131をスムーズにかつ確実に作動させ
ることができる。
なお、上述実施例は、テープに挟持された帯状苗160
を用いているが、これに限らず、苗を扁平状につぶして
一連状にしたバラ苗を用いることもできる。
を用いているが、これに限らず、苗を扁平状につぶして
一連状にしたバラ苗を用いることもできる。
また、上述実施例は、帯状苗160をコンベヤベルトで
搬送しているが、これに限らず、一定ピッチのラックに
より連続苗を搬送することもできる。
搬送しているが、これに限らず、一定ピッチのラックに
より連続苗を搬送することもできる。
第1図は本発明による植付装置部分の側面図、第2図は
その詳細側面図、第3図は植付け爪部分を示す図で、
(a)はその平面図、(b)はリンクの平面図、(c)
は(a)図におけるIII−III線断面図、第4図はカムを
示す図で、(a)はその正面図、(b)はその側面図、
第5図はプランタアームを示す図で、(a)はその正面
図、(b)はその側面図、第6図は上カバーを示す図
で、(a)はその平面図、(b)はその側面図、第7図
は下カバーを示す図で、(a)はその下面図、(b)は
その側面図である。第8図は本発明を適用したイ草移植
機の全体側面図、第9図は本発明を適用したイ草移植装
置の側面図、第10図は苗供給部及び植付け部の部分斜視
図、第11図は苗供給部及び植付け部の部分平面図、第12
図は苗繰出し部の詳細平面図、第13図は第11図における
XIII−XIII線矢視図、第14図は変速部分の断面図、第15
図はその平面図、第16図は供給帯状苗の斜視図である。 A→B→C→D→E……ビークの所定軌跡、 126……カム、131……挟み部材(ビーク)、139……植
付け爪。
その詳細側面図、第3図は植付け爪部分を示す図で、
(a)はその平面図、(b)はリンクの平面図、(c)
は(a)図におけるIII−III線断面図、第4図はカムを
示す図で、(a)はその正面図、(b)はその側面図、
第5図はプランタアームを示す図で、(a)はその正面
図、(b)はその側面図、第6図は上カバーを示す図
で、(a)はその平面図、(b)はその側面図、第7図
は下カバーを示す図で、(a)はその下面図、(b)は
その側面図である。第8図は本発明を適用したイ草移植
機の全体側面図、第9図は本発明を適用したイ草移植装
置の側面図、第10図は苗供給部及び植付け部の部分斜視
図、第11図は苗供給部及び植付け部の部分平面図、第12
図は苗繰出し部の詳細平面図、第13図は第11図における
XIII−XIII線矢視図、第14図は変速部分の断面図、第15
図はその平面図、第16図は供給帯状苗の斜視図である。 A→B→C→D→E……ビークの所定軌跡、 126……カム、131……挟み部材(ビーク)、139……植
付け爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平1−33125(JP,B2) 実公 昭59−35055(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 11/02
Claims (1)
- 【請求項1】先端が所定軌跡にて回動すると共に1対の
挟み部材が左右に開閉して、苗を掴んで圃場に植付ける
植付け爪を備えた移植機において、 前記1対の挟み部材を開閉作動するカムを、該1対の挟
み部材が苗を掴む際に全開状態から全閉状態にまで瞬時
的に閉じかつ圃場に植付ける際に徐々に開いてそして植
付け位置から苗掴み位置に戻る途中にて全開まで開くよ
うに設定してなり、 該カムにより、前記1対の挟み部材の開閉作動における
閉じる速度を、開く速度よりも速くした、 ことを特徴とする移植機における植付け爪開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32047690A JP2912707B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 移植機における植付け爪の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32047690A JP2912707B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 移植機における植付け爪の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04190710A JPH04190710A (ja) | 1992-07-09 |
JP2912707B2 true JP2912707B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=18121872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32047690A Expired - Lifetime JP2912707B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 移植機における植付け爪の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912707B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP32047690A patent/JP2912707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04190710A (ja) | 1992-07-09 |
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