JP2912411B2 - 通帳類取扱装置 - Google Patents

通帳類取扱装置

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JP2912411B2 JP6679090A JP6679090A JP2912411B2 JP 2912411 B2 JP2912411 B2 JP 2912411B2 JP 6679090 A JP6679090 A JP 6679090A JP 6679090 A JP6679090 A JP 6679090A JP 2912411 B2 JP2912411 B2 JP 2912411B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は通帳類取扱装置にかかり、さらに詳しくは通
帳類の発行処理を伴う処理を実行するような場合に、新
通帳類と旧通帳類の処理をそれぞれシリアルに実行した
後、これらを重ねて一度に放出するのに好適な通帳類取
扱装置に関する。
[従来の技術] 従来の通帳類取扱装置において、通帳類を重ね合わせ
て一括搬送するものは公知である。従来技術による通帳
類取扱装置における通帳類の重ね合わせ部は、通帳類の
搬送路面より充分な空間をもたせ、そこに送り込み、通
帳類に曲がり癖等があっても、次の通帳類の送り込みが
妨げられないように構成されていた。
しかし、上記した充分な空間というのは、通帳類の曲
がり癖等を考慮すると、次の重ね合わされる通帳類が送
り込まれる搬送路面より少なくとも20mm以上は下げてお
かねばならず、装置全体の小型化の妨げとなっていた。
なお、この種の装置としては、例えば特開昭59-38630
号公報に開示された発明が存在する。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来技術においては、装置の小型化、流通通
帳類の曲がり癖の度合いによる通帳類の重ね合わせの確
実性に対して配慮されておらず、この曲がり癖のある通
帳類に対して次の通帳類を重ね合わせるためには、充分
な空間が必要である。そのため、装置が大型化し、かつ
流通通帳類の曲がり癖の度合いは規定が不可能であり、
上記空間の広さによっては不充分な場合が発生し、次に
送られる通帳類の搬送路を塞いでしまい、ジャムの発生
または先に送られている通帳類の下に次の通帳類がもぐ
り込む等の不具合が発生するという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するものであり、上記流
通通帳類の曲がり癖の度合いに影響されず、小さなスペ
ースで確実に通帳類の重ね合わせを行うことが可能な通
帳類取扱装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の通帳類取扱装置は、通帳類を所定の位置に搬
送する搬送路及び搬送機構と、上記搬送路の一部に上下
動可能な搬送ガイドとを有し、上記搬送ガイドを下げた
状態において通帳類を退避させ、この状態において他の
通帳類を搬送することにより、所定の冊数の通帳類の重
ね合わせを行い、さらにこれらの通帳類を重ねたまま搬
送する通帳類取扱装置に適用されるものであり、上記上
下動可能な搬送ガイドに送り込まれて退避した通帳類の
所定の位置を上記上下動可能な搬送ガイド面に所定の押
圧にて押さえ付ける押さえ部材を有し、さらに次の通帳
類が上記押さえ付けられた通帳類に所定量だけ重ねる位
置に搬送された場合、上記押さえ部材が搬送路から退避
するように駆動される機構を有していることを特徴とし
ている。
[作用] 上記上下動可能な搬送ガイドは、通帳類を搬送処理す
る搬送路より一旦退避させるものであり、ここに通帳類
が送られると、ガイド面を搬送路面より通帳類の厚さ分
以上下げる働きをする。次に、上記押さえ部材は、上記
上下動可能なガイドに送られた通帳類の端部近傍を所定
押圧で上記ガイド面に押し付ける。これにより、退避し
た通帳類に曲がり癖があって、上記ガイドが搬送路面よ
り下がっているにもかかわらず、搬送面が塞がれるよう
な状態においても、上記押し付けにより曲がり癖のある
通帳類のガイドからの浮き上がり部が上下動可能なガイ
ド面に押し付けられ、搬送路面が開放される。
この状態において、次に処理された通帳類が上記退避
している通帳類の上に重なるように搬送され、上記押さ
え部材と接触する直前のところまで一旦搬送される。次
に、上記押さえ部材は上下動可能なガイドを有する搬送
路内から退避し、次に処理された通帳類が送られて重ね
合わせを行うため、通帳類の曲がり癖の度合いによらず
重ね合わせが確実に行え、かつ小型化を図ることができ
る。
[実施例] 以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本
発明について説明する。
添付の図面において、ガイド1とガイド2は図示しな
いサイドフレームにより保持され、通帳を搬送する搬送
路を構成する。ローラ3,4は図示せぬサイドフレームに
回転自在に支持され、図示せぬ駆動機構により回転し、
ローラ5,6と共に通帳を挟持して搬送路内を前後に搬送
する。ローラ6は図示しないサイドフレームに支持され
たシャフト7を支点として、回転自在なローラホルダ8
に回転自在に支持されており、ソレノイド9を吸引させ
ることにより、所定押圧にてローラ4に押し付けられ
る。ガイド12は図示しないサイドフレームに支持された
ガイドシャフト10に回転自在に支持され、上記ローラホ
ルダ8の回転によりシャフト11にて連結されて上下動す
る。押さえローラ13は、押さえアーム16に回転自在に支
持され、押さえアーム16はガイド1に保持されているブ
ラケット14に支持された支持シャフト15に回転自在に支
持されている。そして、押さえローラ13は、ソレノイド
17を吸引することによりガイド1とガイド12によって囲
まれている搬送路内に入り込む。ソレノイド17を開放す
ると、押さえローラ13はガイド1より上方に退避する構
成になっており、挿入口18はガイド1とガイド12に続
き、通帳の吸入や排出を行うものである。
ガイド1,2の図中右側に存在している(図示せず)処
理部において、最初に処理された通帳19は、ガイド1と
ガイド2からなる搬送路をローラ3,4によって搬送さ
れ、ガイド12へと送られる。この時、ガイド12はソレノ
イド9が吸引されている状態に制御されているため、上
方に上がっており、かつローラ6はローラ4に所定の押
圧にて押し付けられている。搬送された通帳19の先端が
センサ22により検知され、その後端がガイド2から外れ
る位置まで送られると、ソレノイド9が開放される。し
たがって、ガイド12が下がり、通帳19の後端はガイド1
とガイド2からなる搬送路より下方に下げられ、かつロ
ーラ4とローラ6による通帳19の挟持が開放され、通帳
19が搬送路より退避する。次に、ソレノイド17が吸引さ
れ、押さえアーム16を介して押さえローラ13を次に通帳
19の後端部近傍に押し付け、通帳19のガイド12からの浮
き上がりをなくす。この後、次に処理された通帳20がそ
の先端をセンサ21にて検知された後、ローラ3,5により
上記押さえローラ13に接触しない位置までガイド12の方
向に搬送され、通帳19の後端部の上に通帳20の先端が重
ね合わされる。このとき、通帳19の後端部は、押さえロ
ーラ13によってガイド12からの浮き上がりを阻止されて
いるため、通帳20の先端はスムースに通帳19の後端部の
上に重なる。次に、ソレノイド17を開放状態とし、押さ
えアーム16を介して押さえローラ13をガイド1の上方に
持ち上げ、その後ローラ3,5により挟持された通帳20を
ガイド12の方向に搬送し、その後端をセンサ21で検知
し、検知後に通帳20を所定量だけ送ることにより、通帳
19と通帳20の重ね合わせが完了する。
その後、上記重ね合わされた通帳19,20は、ソレノイ
ド9を吸引することにより、ローラ4,6により挟持さ
れ、挿入口18の方向に搬送されて装置外部に放出され
る。
本実施例によれば、初めに処理されて退避する第1の
通帳に曲がり癖等があった場合においても、ソレノイド
17と押さえアーム16と押さえローラ13の働きにより、そ
の退避を確実に行うことができ、第1の通帳上に重ね合
わされる第2の通帳の進入が妨げられるのを有効に防止
することができる。
また、初めに処理された第1の通帳の搬送路からの退
避量を小さくすることができ、装置全体として小型化を
図れる。
なお、以上の説明においては、通帳の重ね合わせは2
枚であるとして説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、重ね合わせる通帳の数は任意で良い。
[発明の効果] 本発明によれば、流通通帳の曲がり癖等の度合いによ
らず、これを押さえて、退避時の浮き上がり等の搬送路
内への妨げを防止でき、確実に次の通帳を上記通帳の上
側に送り込むことが可能になる。さらに、上記通帳の浮
き上がりを搬送路内で見込まなくてすみ、装置を小型化
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
添付の図は本発明の通帳類取扱装置の一実施例を示す断
面図である。 1,2……ガイド、3,4,5,6……ローラ、7……支持フャフ
ト、8……ローラホルダ、9,17……ソレノイド、10……
支持シャフト、11……シャフト、12……可動ガイド、13
……押さえローラ、14……ブラケット、15……支持シャ
フト、16……押さえアーム、18……挿入口、19,20……
通帳、21,22……センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通帳類を所定の位置に搬送する搬送路及び
    搬送機構と、上記搬送路の一部に上下動可能な搬送ガイ
    ドとを有し、上記搬送ガイドを下げた状態において他の
    通帳類を搬送することにより、所定の冊数の通帳類の重
    ね合わせを行い、さらにこれらの通帳類を重ねたまま搬
    送する通帳類取扱装置において、 上記上下動可能な搬送ガイドに送り込まれて退避した通
    帳類の所定の位置を上記上下動可能な搬送ガイド面に所
    定の押圧にて押さえ付ける押さえ部材を有し、さらに次
    の通帳類が上記押さえ付けられた通帳類に所定量だけ重
    なる位置に搬送された場合、上記押さえ部材を搬送路か
    ら退避するように駆動する機構を有していることを特徴
    とする通帳類取扱装置。
JP6679090A 1990-03-19 1990-03-19 通帳類取扱装置 Expired - Lifetime JP2912411B2 (ja)

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