JP2576681B2 - カード受入装置 - Google Patents

カード受入装置

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JP2576681B2
JP2576681B2 JP28764090A JP28764090A JP2576681B2 JP 2576681 B2 JP2576681 B2 JP 2576681B2 JP 28764090 A JP28764090 A JP 28764090A JP 28764090 A JP28764090 A JP 28764090A JP 2576681 B2 JP2576681 B2 JP 2576681B2
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、搬送面上に積層,載置されて収納ケース
内に側方から搬入されるカードの束を受け入れる装置で
あって、とくに受入時にカード束の崩れ、ないし乱れを
規正して整列状態で積層,収納するようにしたカード受
入装置に関する。
【従来の技術】
従来例について、その側断面図である第3図を参照し
ながら説明する。この従来例は、収納ケースの側方から
搬入されるカード束を受け入れるとともに、収納ケース
の下部から1枚ずつ繰り出す機能をもつ、いわゆるカー
ド受入・繰出装置の形をとる。 第3図において、収納ケース21の右側壁であるゲート
22は固定され、その下端の下方に繰出口を備える。収納
ケース21の左側壁である背面ゲート23は上下に開閉可能
で、その開放時に左側方からカード束10が搬送ベルト5
に載置されて収納ケース21の内部の、プッシュ3の上面
に搬入される。この搬入終了後に、背面ゲート23は閉鎖
され、カード束10の受入れを終わる。プッシャ3は、収
納ケース21の下部に、これを横方向に往復直進可能に設
けられ、その段差部4によってカード束10の最下側のカ
ードを押して右方向に繰り出すことができる。 なお、カード束10は、テレホンカードの場合で、厚さ
が0.3mmであるから、たとえば200枚積層して高さが60mm
になる。
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したような従来の技術では、次のような欠点
がある。カード束10が、収納ケース21の内部に搬入され
る過程で多少の崩れを起こし、受入れ終了時に二点鎖線
表示のような状態になる危険がある。こうなると、背面
ゲート23が閉鎖できなくなるのはもちろん、極端な場合
として、搬入前にカード束10が完全に崩れ、復旧作業を
必要とする事態になる。 この発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を
解消し、受入時にカード束の崩れ、ないし乱れを規正し
て整列状態で積層,収納するようにしたカード受入装置
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1に係るカード受
入装置は、 搬送面上に積層,載置されて収納ケース内に側方から
搬入されるカードの束を受け入れる装置において、 前記搬送面上のカード束の最上面を押圧するローラ
と; 前記カードの面と平行で前記搬入の方向と直角な軸線
のまわりに回動可能で、平面状規正面を有する規正具
と;を備え、 前記カード束の後面が、前記収納ケース内に進入する
遅くとも直前には、前記後面に前記規正具の規正面が接
近し、次いでこの規正面の押圧によって、前記カード束
の前面が前記収納ケースの対応する一方の側壁内面と当
接して前記カード束の後面が平面状に規正される。 請求項2に係るカード受入装置は、 請求項1に記載の装置において、ローラが、カード面と
平行で搬入方向と直角な軸線のまわりに回動可能で、モ
ータ駆動されるアームの先端部に回動可能に設けられ
る。 請求項3に係るカード受入装置は、 請求項1または2に記載の装置において、規正面が、収
納ケースの一方の側壁内面に対向する他方の側壁内面を
兼ねる。
【作用】
請求項1〜3に係るカード受入装置では共通的に、カ
ード束が、搬送面とローラとによって挟持された状態で
搬送されるから、搬送中の崩れ、ないし乱れが防止さ
れ、次にカード束の後面が収納ケース内に進入する遅く
とも直前には、規正具の規正面が後面に近接し、ついで
規正具によるカード束に対する規正動作がおこなわれ
て、それ以前に崩れ、ないし乱れが多少あっても収納時
には修正される。 請求項2に係るカード受入装置では特に、ローラがモ
ータ駆動されるアーム先端部に設けられるから、ローラ
の移動範囲が広くなる。 請求項3に係るカード受入装置では特に、規正具が収
納ケースの他方の側壁を兼ねうるから、本来の側壁はな
くてもすむ。
【実施例】
本発明に係るカード受入装置の実施例について以下に
図面を参照しながら説明する。この実施例は、カード受
入れとともに、下部からカード1枚ずつを繰出しできる
装置の形をとっている。 第1図は実施例のカード受入開始前における側面図、
第2図は同じくそのカード受入終了時における側面図で
ある。 第1図において、1は収納ケース、2はその右側壁に
当たるゲート、3はカード繰出し用プッシャで、段差部
4を備えている。収納ケース1には左側壁はなく、左側
方に開放している。5は搬送ベルトで、その上面にカー
ド束10を載置し搬送する。7はアームで、右端部に位置
し紙面と直角な軸線7aのまわりに回動可能に支持され、
図示してないモータによって駆動される。6は押圧ロー
ラで、アーム7の左端部に回動可能に支持される。8は
平面状の規正面9をもつ規正具で、右端部に位置し紙面
と直角な軸線8aのまわりに回動可能に支持され、図示し
てないモータによって駆動される。 この実施例の動作は次のとおりである。第1図におい
て、押圧ローラ6は、カード束10を押圧し、これを搬送
ベルト5とともに挟持する形をとる。カード束10が図示
位置よりさらに左側にあるときには、アーム7は、押圧
ローラ6がカード束10の上面から隔離するように、図示
より時計方向に若干回転した角度位置をとる。そして、
カード束10が移動して、押圧ローラ6による押圧が可能
になる位置にくるのに対応して、アーム7は反時計方向
に回転駆動される。この回転駆動のモーメントによっ
て、押圧ローラ6による押圧力が決まる。 こうしてカード束10は、搬送ベルト5の上面と、押圧
ローラ6とに挟持されながら、乱れや崩れが防止されて
搬送され、プッシャ3の上面に載置される形で収納ケー
ス1に搬入される。なお、カード束10が搬入される初期
には、規正具8は第1図の位置で静止している。 第2図において、カード束10と押圧ローラ6とが二点
鎖線表示の位置にあるときには、規正具8は、まだ二点
鎖線表示の位置にあるが、カード束10がさらに移動した
時点に反時計方向に回転を開始し、カード束10の後面
が、破線表示のように収納ケース1の内部に進入する少
し前あたりには遅くとも、規正面9が、カード束10の後
面に接近する。 ついで、規正具8の反時計方向の回転により、カード
束10の後面が収納ケース1の内部に進入する直前から規
正面9がカード束10の後面と当接し、これを押圧しなが
ら、実線表示のように収納ケース1の内部に押圧,搬入
する。この規正面9による押圧,搬入時に、カード束10
は、規正具8によってゲート2の左内面に押し付けられ
る形で、その乱れないし崩れが規正,修正される。 なお、アーム7は、カード束10の移動によって、その
上面を押圧ローラ6が押圧できなくなる前に時計方向に
回転して実線表示表示の位置に復帰する。 第2図の状態において、プッシャ3によるカード繰出
しが可能になるとともに、規正具8は、収納ケース1の
左側壁(第3図の背面ゲート23に相当する)としての役
割をもつ、つまり左側壁を兼ねることができる。
【発明の効果】
請求項1〜3に係るカード受入装置では共通的に、カ
ード束が、搬送面とローラとによって挟持された状態で
搬送されるから、搬送中の崩れ、ないし乱れが防止さ
れ、次にカード束の後面が収納ケース内に進入する前近
くから、規正具による規正動作がおこなわれて、それ以
前に崩れ、ないし乱れが多少あっても収納時には修正さ
れる。その結果、カード束の崩れ、ないし乱れに起因す
る、カード受入装置を含むシステムの停止や復旧作業が
避けられ、システム稼動率が向上する。また、搬送速度
を上げることができるから、受入,搬入時間の短縮が図
れる。 請求項2に係るカード受入装置では特に、ローラがモ
ータ駆動されるアーム先端部に設けられるから、ローラ
の移動範囲が広くなる。その結果、カード束の厚さが大
きく変動しても十分、対応できるから適用範囲の拡大が
図れる。また、構造によっては押圧力の変更が容易にで
きるから、押圧程度の最適化が図れ、カード束の崩れ、
ないし乱れの防止が支援される。 請求項3に係るカード受入装置では特に、規正具が収
納ケースの他方の側壁を兼ねうるから、本来の側壁はな
くてもすむ。したがって、カード受入前後の側壁の開閉
動作が不要になり、カード受入れに係る全工程時間の短
縮と、装置のコスト低減とが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の受入開始前における側面
図、 第2図は実施例の受入終了時における側面図、 第3図は従来例における不具合状態を示す側面図であ
る。 符号説明 1:収納ケース、2:ゲート、3:プッシャ、 4:段差部、5:搬送ベルト、6:押圧ローラ、 7:アーム、7a,8a:軸線位置、 8:規正具、9:規正面、10:カード束。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送面上に積層,載置されて収納ケース内
    に側方から搬入されるカードの束を受け入れる装置にお
    いて、 前記搬送面上のカード束の最上面を押圧するローラと; 前記カードの面と平行で前記搬入の方向と直角な軸線の
    まわりに回動可能で、平面状規正面を有する規正具と;
    を備え、 前記カード束の後面が、前記収納ケース内に進入する遅
    くとも直前には、前記後面に前記規正具の規正面が接近
    し、次いでこの規正面の押圧によって、前記カード束の
    前面が前記収納ケースの対応する一方の側壁内面と当接
    して前記カード束の後面が平面状に規正される構成にし
    たことを特徴とするカード受入装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、ローラ
    は、カード面と平行で搬入方向と直角な軸線のまわりに
    回動可能で、モータ駆動されるアームの先端部に回動可
    能に設けられることを特徴とするカード受入装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の装置において、
    規正面は、収納ケースの一方の側壁内面に対向する他方
    の側壁内面を兼ねることを特徴とするカード受入装置。
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