JPH081230Y2 - 紙葉類搬送機構 - Google Patents

紙葉類搬送機構

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Publication number
JPH081230Y2
JPH081230Y2 JP12369990U JP12369990U JPH081230Y2 JP H081230 Y2 JPH081230 Y2 JP H081230Y2 JP 12369990 U JP12369990 U JP 12369990U JP 12369990 U JP12369990 U JP 12369990U JP H081230 Y2 JPH081230 Y2 JP H081230Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless belt
fixed
movable
rollers
shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12369990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0479843U (ja
Inventor
敏夫 小森谷
聡 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Drives For Endless Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、現金自動取引装置等の紙葉類搬送機構に関
する。
〔従来の技術〕 従来の紙葉類搬送機構を図面を用いて以下に説明す
る。
第4図は側面図、第5図は平面図、第6図は開放時の
側面図であり、図において、1a、1bはサイドフレームで
あり、このサイドフレーム間に軸2、3が平行にわたし
てあり、その軸2に所定間隔に固定ローラ4が配置して
ある。
軸3にも上記軸2の固定ローラ4と同一間隔にローラ
5が配置してあり、さらにその両側にわたすようにして
可動フレーム6の一側をB−C方向に回動可能に取り付
けてある。
この可動フレーム6の他側には軸7がわたしてあり、
この軸7には上記軸3のローラ5と同一間隔にローラ8
が配置してあり、これら相対向するローラ5、8間にそ
れぞれ無端ベルト9が巻かれて全一体となって可動搬送
手段10を形成している。
この可動搬送手段10は図示しないストッパによって所
定角度に保たれた状態で上記軸2の固定ローラ4上に重
なって各無端ベルト9は各固定ローラ4に当接状態とな
る。
このように各無端ベルト9を各固定ローラ4に当接さ
せると各無端ベルト9を軸3、7のローラ5、8側に湾
曲して張った状態となる。この状態の無端ベルト9の側
面形状に沿ってサイドフレーム1a、1bの内側に図示しな
い紙葉類搬送ガイドが設けてある。
以上の構成による搬送機構の動作を以下に説明する。
紙葉類は紙葉類搬送ガイドに両側を支持された状態で
無端ベルト9上を矢印A方向に搬送移動される。
そこで、搬送中に紙葉類は屈曲個所である固定ローラ
4と無端ベルト9とのコーナ部にジャムが発生した場
合、可動搬送手段10を矢印C方向に起こし、図示しない
ストッパに当接させてこの個所で停止して退避状態とす
る(第6図)。これによって無端ベルト9は固定ローラ
4にわずかに接するか(上記説明の場合には接してい
る。)離れた状態となるが、いずれの場合にせよ無端ベ
ルト9は固定ローラ4との接触量が少ない状態となる。
この状態で可動搬送手段10が開放した矢印方向から手
を入れて詰まっている紙葉類を除去することができる。
その後、可動搬送手段10を矢印B方向に倒して再び各無
端ベルト9を各固定ローラ4に当接させ稼働状態に戻
す。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上説明した従来技術によると、ジャムを起こしたと
きに可動搬送手段を起こすと、無端ベルトは固定ローラ
にわずかに接するか離れた状態(上記説明の場合には接
している。)となるが、接している場合でも無端ベルト
は固定ローラとの接触量が少なくなるかまったくなくな
るためにたるみが生じることになる。
したがって、ジャムを排除するための作業中に作業者
の手がこの無端ベルトにふれると、無端ベルトは可動搬
送手段のローラから容易に外れてしまうことがあり、作
業者がそれに気付いたときにははめておくことができる
が、外れたことに気が付かずに可動搬送手段を戻してし
まうと、稼働した際に再びジャムを起こしてしまうとい
う問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案は、固定ローラに対向させて、ローラ間
に無端ベルトを巻いて全一体とした可動搬送手段を退避
可能に回動自在に設け、この可動搬送手段の各無端ベル
トを上記各固定ローラに当接させて張力を与え、固定ロ
ーラと可動搬送手段とで紙葉を挟んで搬送する紙葉類搬
送機構において、無端ベルトを挟んだ固定ローラの反対
側に、可動搬送手段を退避させたときに無端ベルトに食
い込む位置に固定軸を配置したことを特徴とする。
〔作用〕 以上の構成によると、可動搬送手段を退避状態にしても
無端ベルトは固定軸に当接して湾曲するために無端ベル
トは張った状態となり、どのような状態においてもたる
むことがなく、常に張った状態を保つことができ、その
結果保守作業中に手が無端ベルトに当たっても容易にロ
ーラから外れるようなことがなくなる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
なお上記の従来技術と同様な部位は同一符号を用いて
説明する。
第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は開放時の
側面図であり、図において、1a、1bはサイドフレームで
あり、このサイドフレーム間に軸2、3が平行してわた
してあり、この軸2に所定間隔に固定ローラ4が配置し
てある。
軸3にも上記軸2の固定ローラ4と同一間隔にローラ
5が配置してあり、さらに軸の両側にわたすようにして
可動フレーム6の一側を回動可能に取り付け、その可動
フレーム6の他側がB−C方向に回動するようにしてあ
る。
この可動フレーム6の他側には軸7がわたしてあり、
この軸7には上記軸3のローラ5と同一間隔にローラ8
が配置してあり、これら相対向するローラ5、8間にそ
れぞれ無端ベルト9が巻かれて全一体となって可動搬送
手段10を形成している。
この可動搬送手段10は図示しないストッパによって所
定角度に保たれた状態で、上記軸2の固定ローラ4上に
重なって各無端ベルト9は各固定ローラ4に当接状態と
なる。
このように各無端ベルト9は各固定ローラ4に当接さ
せることにより各無端ベルト9は軸3、7のローラ5、
8側に湾曲して張った状態となる。この無端ベルト9の
形状に沿ってサイドフレーム1a、1bの内側に図示しない
紙葉類搬送ガイドが設けてある。
11は上記各無端ベルト9に近接して設けた固定軸であ
り、サイドフレーム1a、1bに直接もしくは本実施例で示
す如くサイドフレーム1a、1b間に配置したブラケット12
に取り付けてあり、無端ベルト9を挟んで固定ローラ4
と反対側の位置でローラ5に近い位置に上記軸3と平行
に配置してある。
以上の構成による搬送機構の動作を以下に説明する。
紙葉類は紙葉類搬送ガイドに両側を支持された状態で
無端ベルト9上を矢印A方向に搬送移動される。
そこで、搬送中に紙葉類は屈曲個所である固定ローラ
4と無端ベルト9とのコーナ部にジャムが発生した場
合、可動搬送手段10を矢印C方向に起こし、図示しない
ストッパに当接させてその個所で停止させて退避状態と
する。このとき第3図に示す如く、起こされた可動搬送
手段10の無端ベルト9は固定軸11に当接して押圧される
ことになり、無端ベルト9は軸3、7のローラ5、8側
に湾曲して張った状態となる。これによって無端ベルト
9は固定ローラ4にわずかに接するか離れた状態(本実
施例の場合には接している。)となるが、接した場合で
も無端ベルト9は固定ローラ4との接触量が少ない状態
となる。
この状態で可動搬送手段10が開放した矢印方向(第3
図)から手を入れて詰まっている紙葉類を除去すること
ができる。その後、可動搬送手段10を矢印B方向に倒し
て再び各無端ベルト9を各固定ローラ4に当接させて稼
働状態に戻す。
以上説明した如く、本実施例によると無端ベルト9は
どのような状態においてもたるむことがなく、常に張っ
た状態を保つことができるために、無端ベルトがローラ
5、8から外れることがない。
したがって、可動搬送手段10を退避させて保守を行っ
た場合に作業者の手が無端ベルト9に触れても無端ベル
ト9が容易にローラ5、8から外れることがない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明した本考案によると、固定ローラに対
向させて、ローラ間に無端ベルトを巻いて全一体とした
可動搬送手段を退避可能に回動自在に設け、この可動搬
送手段の各無端ベルトを上記各固定ローラに当接させて
張力を与え、固定ローラと可動搬送手段とで紙葉を挟ん
で搬送する紙葉類搬送機構において、無端ベルトを挟ん
だ固定ローラの反対側に、可動搬送手段を退避させたと
きに無端ベルトに食い込む位置に固定軸を配置したこと
により、可動搬送手段を退避状態にしても無端ベルトは
固定軸に当接して湾曲するために張った状態となり、無
端ベルトはどのような状態においてもたるむことがな
く、常に張った状態を保つことができることになり無端
ベルトがローラから外れることがない。その結果、可動
搬送手段を開放して保守を行った場合に作業者の手が無
端ベルトに触れても無端ベルトがローラから容易に外れ
ることがなく、その外れたことに気が付かないで稼働さ
せ、それによってマシンダウンを起こす事故の発生を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は平面
図、第3図は開放時の側面図、第4図は従来例を示す側
面図、第5図は平面図、第6図は開放時の側面図。 1a、1b……サイドフレーム 2、3……軸 4……固定ローラ 5、8……ローラ 6……可動フレーム 7……軸 9……無端ベルト 10……可動搬送手段 11……固定軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ローラに対向させて、ローラ間に無端
    ベルトを巻いて全一体とした可動搬送手段を退避可能に
    回動自在に設け、この可動搬送手段の各無端ベルトを上
    記各固定ローラに当接させて張力を与え、固定ローラと
    可動搬送手段とで紙葉を挟んで搬送する紙葉類搬送機構
    において、 無端ベルトを挟んだ固定ローラの反対側に、可動搬送手
    段を退避させたときに無端ベルトに食い込む位置に固定
    軸を配置したことを特徴とする紙葉類搬送機構。
JP12369990U 1990-11-27 1990-11-27 紙葉類搬送機構 Expired - Lifetime JPH081230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12369990U JPH081230Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 紙葉類搬送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12369990U JPH081230Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 紙葉類搬送機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0479843U JPH0479843U (ja) 1992-07-13
JPH081230Y2 true JPH081230Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=31871391

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12369990U Expired - Lifetime JPH081230Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 紙葉類搬送機構

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JP6300071B2 (ja) * 2013-07-25 2018-03-28 株式会社リコー シート処理装置および画像形成システム

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JPH0479843U (ja) 1992-07-13

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