JPH0546135Y2 - - Google Patents

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JPH0546135Y2
JPH0546135Y2 JP1986164511U JP16451186U JPH0546135Y2 JP H0546135 Y2 JPH0546135 Y2 JP H0546135Y2 JP 1986164511 U JP1986164511 U JP 1986164511U JP 16451186 U JP16451186 U JP 16451186U JP H0546135 Y2 JPH0546135 Y2 JP H0546135Y2
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paper sheet
paper
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guide rail
storage
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JP1986164511U
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JPS6372670U (ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、自動販売機等に設置され、紙幣ある
いは商品券等の紙葉類を収納する紙葉類収納装置
に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、適正判定された紙葉の両側端に当接して
搬送する一対の搬送ベルトと、該各搬送ベルトに
対応して設けた一対の案内レールと、該案内レー
ルを挾んで前記搬送ベルトと反対側に設けた収納
庫と、案内レールに案内され搬送ベルトにより搬
送された紙葉を案内レール間に形成される開口部
を通して収納庫内に押し込む押圧板と、該押圧板
により押し込まれた紙葉を受け該紙葉の端部を案
内レールとの間に挾持保持するように付勢された
保持板とを備えた構成の紙葉類収納装置が知られ
ており、例えば特開昭60−235290号公報に示され
ている。
そしてこの種の装置は、案内レールと保持板と
の間に挾持保持された紙葉枚数が多くなると、挾
持された紙葉の両側端間の中間部に撓みが生じ、
その撓みの部分が案内レール間から搬送ベルト側
に張り出す状態となつて、次に導入されるべく搬
入される紙葉がその撓み部分に当つて詰まりを生
じてしまう。
したがつて、この点について上記特開昭60−
235290号公報では、一対の搬送ベルト間で紙葉の
移送方向へ向い傾斜して開口部と反対方向に突出
する押圧部材を収納庫に収納された紙葉後端に対
応して設け、搬送ベルトにより搬入されてきた紙
葉の両端部間の中間部を収納庫に収納された紙葉
後端に対応した位置にて前記開口部と反対方向に
撓ませるようにした構成が示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 かかる構成であると、搬入紙葉を収納庫から張
り出した紙葉の撓み部分に当接することなく搬入
させることができるが、搬入される紙葉が押圧部
材によつて撓みを作られた状態に搬入されるた
め、該紙葉が収納庫内に収納された際に、収納庫
内の紙葉の撓みが助長されるとともに、紙葉にし
わが生じるものであつた。
本考案はこのようなことから、収納庫に収納さ
れた紙葉を案内レール間の中間部に設けた規制片
によつて係止し、紙葉の撓みを規制するようにし
て、紙葉の搬入が阻害されることのない紙葉類収
納装置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本願考案は、適正
判定された紙葉の両側端に当接して搬送する一対
の搬送ベルトと、該各搬送ベルトに対応して設け
た一対の案内レールと、該案内レールを挾んで前
記搬送ベルトと反対側に設けた収納庫と、案内レ
ールに案内され搬送ベルトにより搬送された紙葉
を案内レール間に形成される開口部を通して収納
庫内に押し込む押圧板と、該押圧板により押し込
まれた紙葉を受け該紙葉の側端部を案内レールと
の間に挾持保持するように付勢された保持板とを
備えた紙葉類収納装置において、前記開口部の紙
葉搬入側で前記案内レール間の中間部に設けら
れ、前記開口部の内方へ突出し、押圧板により押
し込まれる際の紙葉の搬入側端部と当接するとと
もに、押圧板の押し込みにより紙葉の側端部が案
内レールを越えた後に搬入側端部の当接を解除
し、紙葉を前記保持板と前記案内レールに挾持保
持する際に紙葉の搬入側端部を案内レールの紙葉
が搬送する面より下方に規制位置させる規制片を
備えた構成である。
(ホ) 作用 本考案により、案内レールと搬送ベルトにより
搬送された紙葉は、押圧板により開口部を通して
収納庫内に押し込まれ、押し込まれる際に紙葉の
搬入側端部が規制片に当接して紙葉の搬入側端部
を押圧板より移動より遅れて移動させることによ
り紙葉を搬入側端部と平行方向に曲げて、紙葉の
両側端間の中間部に生じる撓みを防止して収納庫
内に押し込まれる。押し込まれた紙葉は保持板と
案内レールとの間に挾持される。挾持された紙葉
の搬入側端部の中間部を規制片にて規制し、搬送
ベルト方向に撓んで張り出すことがないので、次
に案内レールと搬送ベルトにより搬送される紙葉
が収納庫内に収納している紙葉に当接係止される
ことなく、紙葉の搬送を円滑に行う。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第4図は本考案による紙葉類収納装
置を示すもので、1は挿入口2から挿入された紙
葉を搬送ベルト3A,3Bによる搬送途中にて適
正判定する識別センサ4を設けた識別部である。
5A,5Bは駆動モータ6に連動する駆動軸7に
装着されたプーリで、従動軸8に装着したプーリ
9A,9Bとの間に搬送ベルト10A,10Bが
張架されている。また、従動軸8にはプーリ9
A,9B間の内側に、前記識別部1の搬送ベルト
3A,3Bをプーリ11A,11Bとの間に張架
したプーリ12A,12Bを装着し、駆動モータ
6の駆動による搬送ベルト10A,10Bの回転
に連動して搬送ベルト3A,3Bを回転させるよ
うになつている。
13A,13Bは搬送ベルト10A,10Bに
対応して設けた一対の案内レールであり、該案内
レール13A,13B間には紙葉Tの一枚分の大
きさよりも小さく開口する開口部14が形成さ
れ、搬送ベルト10A,10Bとの間に紙葉Tの
両側端部を挾持支持するようになつている。
15は前記案内レール13A,13Bを挾んで
搬送ベルト10A,10Bの反対側に対向して設
けた紙葉の収納庫で、バネ16にて案内レール1
3A,13B方向に付勢される保持板17を内設
し、案内レール13A,13Bとの間に紙葉Tを
挾持し収納保持するようにしている。
18は前記案内レール13A,13Bを挾んで
収納庫15の反対側に対向して設けた押圧板であ
り、前記開口部14に対応位置するとともに開口
部14を通して前記収納庫15内へ進退移動自在
に設けられ、駆動モータ19に連動する押圧カム
20によつて、搬送ベルト10A,10Bと案内
レール13A,13Bとの間に両側端部を挾持さ
れている紙葉Tを、開口部14を通して収納庫1
5内へ押し込むようになつている。
21は紙葉搬入側の開口部14上辺に設けた規
制片であり、前記案内レール13A,13B間の
略中央部に位置し、先端を下方である開口部14
内方へ突出させるとともに、前記保持板17方向
へ傾斜する案内面21Aを形成している。そし
て、紙葉Tが前記押圧板18にて収納庫15内へ
押し込まれたとき、該紙葉Tの後端である搬入側
の端部が案内面21Aにて徐々に曲げられて収納
庫15内側へ越えられるように成し、かつ案内レ
ール13A,13Bと保持板17との間に挾持さ
れた紙葉Tの搬入側の端部に当接して、該紙葉T
の開口部14から搬送ベルト10A,10B方向
への撓み発生を阻止するようになつている。すな
わち、規制片21は傾斜した案内面21Aを設け
ることによつて、押圧板18による紙葉T押し込
み時に紙葉Tの両側端部と搬入側の端部との三方
が同時に大きく曲げられることがないように、両
側端部より搬入側端部が遅れて曲げられ、両側端
部が案内レール13A,13Bを越えた後に搬入
側端部が規制片21を越えられるように成し、紙
葉Tの円滑な収納動作が得られるようにしてい
る。
一方、前記保持板17の前記規制片21に対応
する部分には、規制片21によつて当接係止され
た紙葉Tの逃げ部分となる切欠部22を設けてい
る。
(ト) 考案の効果 本考案は、上記した構成により、紙葉を収納庫
内に押し込む際に、規制片により撓みを防止する
とともに、収納庫に収納されている紙葉の搬入側
端部が開口部から搬送ベルト方向に撓んで張り出
すことがなくなる。従つて搬入されてくる紙葉は
収納庫の紙葉に当接係止されることなく円滑に収
納でき、また、搬入されてくる紙葉を撓ませない
ので、収納庫に収納した際の、撓みを助長させる
ことなく、紙葉の詰まり及びしわの発生等を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例による紙葉類収納装置を
示すもので、第1図は縦断側面図、第2図は縦断
正面図、第3図は紙葉収納動作状態を示す規制片
部分の縦断側面図、第4図は紙葉の収納保持状態
を示す規制片部分の縦断側面図である。 10A,10B……搬送ベルト、13A,13
B……案内レール、14……開口部、15……収
納庫、17……保持板、18……押圧板、21…
…規制片、21A……案内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適正判定された紙葉の両側端に当接して搬送す
    る一対の搬送ベルトと、該各搬送ベルトに対応し
    て設けた一対の案内レールと、該案内レールを挾
    んで前記搬送ベルトと反対側に設けた収納庫と、
    案内レールに案内され搬送ベルトにより搬送され
    た紙葉を案内レール間に形成される開口部を通し
    て収納庫内に押し込む押圧板と、該押圧板により
    押し込まれた紙葉を受け該紙葉の側端部を案内レ
    ールとの間に挾持保持するように付勢された保持
    板とを備えた紙葉類収納装置において、前記開口
    部の紙葉搬入側で前記案内レール間の中間部に設
    けられ、前記開口部の内方へ突出し、押圧板によ
    り押し込まれる際の紙葉の搬入側端部と当接する
    とともに、押圧板の押し込みにより紙葉の側端部
    が案内レールを越えた後に搬入側端部の当接を解
    除し、紙葉を前記保持板と前記案内レールに挾持
    保持する際に紙葉の搬入側端部を案内レールの紙
    葉が搬送する面より下方に規制位置させる規制片
    を設けたことを特徴とする紙類収納装置。
JP1986164511U 1986-10-27 1986-10-27 Expired - Lifetime JPH0546135Y2 (ja)

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JP1986164511U JPH0546135Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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JP1986164511U JPH0546135Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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JPS6372670U JPS6372670U (ja) 1988-05-16
JPH0546135Y2 true JPH0546135Y2 (ja) 1993-12-01

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ID=31093699

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2675109B2 (ja) * 1988-12-23 1997-11-12 株式会社日立製作所 紙葉類収納装置およびこれを備えた現金取扱装置

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JPS6077287A (ja) * 1983-10-03 1985-05-01 株式会社日本コンラックス 紙幣装置
JPS60237591A (ja) * 1984-05-09 1985-11-26 三洋電機株式会社 紙幣保留装置

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JPS594081U (ja) * 1982-06-24 1984-01-11 株式会社日本コインコ 紙幣の積層保留装置

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JPS6372670U (ja) 1988-05-16

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