JP2580245Y2 - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JP2580245Y2
JP2580245Y2 JP1992018560U JP1856092U JP2580245Y2 JP 2580245 Y2 JP2580245 Y2 JP 2580245Y2 JP 1992018560 U JP1992018560 U JP 1992018560U JP 1856092 U JP1856092 U JP 1856092U JP 2580245 Y2 JP2580245 Y2 JP 2580245Y2
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JP
Japan
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medium
shutter
rollers
transport roller
roller
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JP1992018560U
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隆二 石井
広 江幡
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、装置の媒体口にシャッ
タを設け、該シャッタを閉めることにより所定の処理動
作以外での媒体の装置内部への誤挿入を防止する機能を
有する媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はこの種の媒体処理装置の媒体口の
概略側面図であり、これは顧客操作型の発券装置を示
す。図において、1は媒体であり、前処理後矢印A方向
に搬送される。2,3はフィードローラ、4,5は前記
フィードローラ2,3に対向するプレッシャローラ、
6,7は該プレッシャローラ4,5を付勢するプレッシ
ャスプリングであり、プレッシャローラ4は図示せぬソ
レノイドにより開閉する。8,9は媒体検知確認セン
サ、10は前記プレッシャローラ4の開閉動作に連動し
て閉開するシャッタであり、その駆動手段はプレッシャ
ローラ4を開閉するソレノイドを利用してある。
【0003】ここで、プレッシャローラ4のオープン
と、シャッタ10のクローズ状態の様に、一つのソレノ
イドによりそれぞれが連動している機構は、シャッタ1
0がクローズ状態になり、プレッシャローラ4がクラン
プ状態になったところに、媒体1を矢印B方向から挿入
すると、シャッタ10で媒体1の先端が押さえられ、プ
レッシャローラ4とフィードローラ2で媒体1を搬送し
ようとしてしまい、スリップ状態となり、媒体1に高負
荷がかかってしまい、ローラのスリップによるキズが発
生してしまう。このことから、シャッタ10がクローズ
した時はプレッシャローラ4がオープンし、シャッタ5
がオープンしたときは、プレッシャローラ4がクランプ
するような連動機構になっている。11,12はシート
ガイドであり、13は媒体1の挿入排出口である。
【0004】図6は上記構成の従来例の前処理後の券排
出時のフローチャートであり、同図に示す如く、従来
は、媒体1が図5に示す矢印A方向からフィードローラ
3とプレッシャローラ5により搬送され(SA1)、媒
体1の先端が、媒体通過確認センサ9を通過後(SA
2)、図示せぬソレノイドの吸引動作によりシャッタ1
0をオープンに、プレッシャローラ4をクランプ状態に
する(SA3)。さらに、媒体1は搬送され、所定距離
だけ進んだとき停止する(SA4,SA5)。所定距離
は、媒体1の後端がシャッタ10と媒体通過確認センサ
8との中間に達するまでの距離に設定されている。媒体
1停止後、図示せぬソレノイドを開放しシャッタ10は
クローズ、プレッシャローラ4はオープン状態となる
(SA6)。この状態が図5である。
【0005】処理完了後(SA7)、取り忘れ券の有無
を監視し(SA8)、有れば装置内に回収する(SA
9)。以上のような動作の中で、従来のシャッタ10
は、装置内で媒体1の処理中、次の媒体1が挿入できな
いように挿入排出口13をクローズするだけの働きであ
った。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の従来技術によれば、排出した媒体を押さえる機
構が無いため、風等の微力な意図せぬ外力を受けること
により媒体が勝手に移動して操作者が取り忘れた媒体を
再度装置内部へ吸入動作する際の処理が出来なくなり、
処理動作に支障を来すという問題があった。
【0007】また、媒体が前述のような外力により移動
し、装置から落下してしまうという問題があった。本考
案は、以上の問題点に鑑み、安価な方法で排出媒体を操
作者が抜き取るまで一時保持する構成を得て、意図せぬ
外力による排出媒体の移動,落下を防止し、信頼性に優
れた装置を安価に提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、既存のシャッタにより排出媒体を挟持す
るようにする。すなわち、本考案は、装置内に設けられ
た第1の搬送ローラとこの第1の搬送ローラより媒体排
出口側に設けられた第2の搬送ローラと、前記第1の搬
送ローラと第2の搬送ローラの間に開閉可能に設けられ
たシャッタとを有し、第1と第2の搬送ローラにより排
出すべき媒体を挿入排出口側へ搬送して該媒体の抜き取
りを可能にするとともに、シャッタを閉じることにより
前記媒体排出口からの媒体の挿入を阻止する媒体処理装
置において、前記第2の搬送ローラは、互いに離接する
2つのローラから成り、媒体を排出する場合は該2つの
ローラを接触させて前記第1の搬送ローラとともに媒体
の後端部が前記シャッタより装置内部側に残る押さえ位
置まで媒体を搬送して、該押さえ位置で前記2つのロー
ラを離隔し、媒体の取り忘れが発生した場合前記2つの
ローラを接触させて取り忘れ媒体を装置内部へ搬送する
ように構成され、前記シャッタは、前記押さえ位置に搬
送されてきた媒体を該媒体が移動可能に押さえるととも
に、媒体の取り忘れが発生した場合媒体の押さえを解く
ように構成されることを特徴とする。
【0009】または、既存の搬送ローラにより排出媒体
を挟持するようにする。すなわち、本考案は、装置内に
設けられた第1の搬送ローラとこの第1の搬送ローラよ
り媒体排出口側に設けられた第2の搬送ローラと、前記
第1の搬送ローラと第2の搬送ローラの間に開閉可能に
設けられたシャッタとを有し、第1と第2の搬送ローラ
により排出すべき媒体を挿入排出口側へ搬送して該媒体
の抜き取りを可能にするとともに、シャッタを閉じるこ
とにより前記媒体排出口からの媒体の挿入を阻止する媒
体処理装置において、前記第2の搬送ローラは、互いに
離接する2つのローラから成り、媒体を排出する場合は
該2つのローラを接触させて前記第1の搬送ローラとと
もに媒体の後端部が前記第2の搬送ローラより装置内部
側に残る押さえ位置まで媒体を搬送して、該押さえ位置
で前記2つのローラのうちの上部ローラの自重により媒
体を移動可能に押さえ、媒体の取り忘れが発生した場合
前記2つのローラにより取り忘れ媒体を装置内部へ搬送
するように構成されることを特徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成により、本考案は、媒体の排出動作
停止の際に、媒体の後端部をシャッタよりも装置内部側
へ残し、第2の搬送ローラを開放するとともに媒体の後
端部を前記シャッタで押さえるので、排出媒体を操作者
の抜き取りがあるまでシャッタにより挟持して一時保持
することができる。また、媒体の取り忘れが発生した場
合、第2の搬送ローラで媒体を挟持してこの第2の搬送
ローラおよび第1の搬送ローラにより装置内部に取り込
むことができる。
【0011】または、第2の解決手段によれば、媒体排
出の動作終了時に、媒体の後端部を第2の搬送ローラを
構成する2つのローラで挟み込むようにし、第2の搬送
ローラの上部ローラの自重により媒体を押さえる。これ
により排出媒体が抜き取られるまで一時保持することが
できる。また第2の搬送ローラは媒体の搬送が可能であ
るので、排出媒体の取り忘れがあった場合には、排出媒
体を装置内部へ取り込むことができる。
【0012】
【実施例】以下図面に従ってまず第1実施例を説明す
る。図1および図2は本考案の第1の実施例の構成と動
作を示す概略側面図であり、図1は媒体排出の動作終了
時、図2は媒体搬送時を示す。図において、1は媒体で
あり、前処理後矢印A方向に搬送される。2,3はフィ
ードローラ、4,5は前記フィードローラ2,3に対向
するプレッシャローラ、6,7は該プレッシャローラ
4,5を付勢するプレッシャスプリングであり、プレッ
シャローラ4は図示せぬソレノイドにより開閉する。
8,9は媒体検知確認センサである。
【0013】20は前記プレッシャローラ4の開閉動作
に連動して閉開するシャッタであり、その駆動手段はプ
レッシャローラ4を開閉するソレノイドを利用してあ
る。その動きは、前記ソレノイドの吸引時は、プレッシ
ャローラ4がフィードローラ2とクランプし、シャッタ
20はオープン状態となる。それを図2に示す。また、
前記ソレノイドの開放時は、プレッシャローラ4とフィ
ードローラ2間はオープンになり、シャッタ20はクロ
ーズ状態となる。それを図1に示す。
【0014】図1において、L2は媒体通過確認センサ
9からシャッタ20までの距離を示し、L1は媒体1が
排出動作完了したときの媒体通過確認センサ9から媒体
1の後端までの距離を示す。距離L1は、媒体1の後端
が媒体通過確認センサ9を通過後、シャッタ20までに
媒体1が停止でき、かつシャッタ20で媒体1を装置か
ら落下しないよう押さえることのできる距離L3を確保
した距離に設定されている。11,12はシートガイド
である。
【0015】図3は上記構成の第1の実施例の前処理後
の動作を示すフローチャートであり、このフローチャー
トに従って同実施例の作用を説明する。前処理された媒
体1は、矢印A方向にフィードローラ3,プレッシャロ
ーラ7により搬送され、媒体1の先端が媒体通過確認セ
ンサ9を通過後、図示せぬソレノイドを吸引し、シャッ
タ20をオープンに、プレッシャローラ4をクランプ状
態にする。さらに、媒体1は搬送され、媒体1の後端が
センサ9から距離L1になったとき停止する。停止後、
前記ソレノイドを開放し、シャッタ20はクローズ、プ
レッシャローラ4はオープン状態となり、図1に示す如
く、媒体1はシャッタ20とシートガイド12とにより
挟まれる。これにより媒体1を操作者の抜き取りがある
まで一時保持する。
【0016】処理完了後(SA7)、取り忘れ券の有無
を監視し(SA8)、有れば装置内に回収(SA9)、
無ければ終了する。図4は本考案の第2の実施例を示す
概略側面図である。図において、14はプレッシャロー
ラであり、16はソレノイドの吸引開放時該プレッシャ
ローラ14を軽微な重量にてフィードローラ2に押圧す
るように付勢するプレッシャスプリングである。本実施
例の他の構成は図5で示した従来例のものと同様である
ので、説明を省略し符号も同一のものを示す。
【0017】上記構成の第2の実施例によれば、図示せ
ぬソレノイドの開放状態で、プレッシャローラ14は軽
微な重量にて該フィードローラに接している。この軽微
な重量とは、媒体1が風等のわずかな外力により移動し
ない程度で、なおかつフィードローラ2が簡単にスリッ
プし、媒体1に負荷のかからない程度である。以上の構
成により、第2の実施例は、従来の制御方法、すなわ
ち、媒体通過確認センサ9を媒体1の先端が通過後、媒
体1の後端がシャッタ10とセンサ8の中間に達する距
離だけ媒体1を搬送する制御方法でも、媒体搬送処理後
のソレノイドの吸引開放時にプレッシャローラ14が軽
微な重量にて該フィードローラ2に接触しているので、
媒体1はプレッシャローラ14とフィードローラ2とに
より軽微な挟持力で挟まれる。これにより媒体1を操作
者の抜き取りがあるまで一時保持することができる。
【0018】図7および図8は本考案の第3実施例を示
す概略側面図であり、図7は媒体排出の動作終了時、図
8は媒体搬送時を示す。図において、21は、シャッタ
20と媒体通過確認センサ9との間に設けられ、シャッ
タ20と一体に図示せぬソレノイドにより動作する補助
シャッタである。補助シャッタ21は、図7に示す状
態、即ちシャッタ20が媒体1を軽く押さえている状態
で、媒体1が装置内部へ侵入するのを防ぐ形状、即ちシ
ートガイド12より下方にまで達する形状であり、しか
も図8に示す状態、即ち媒体1搬送状態で先端がシート
ガイド11より上方に位置する形状となっている。その
他の構成は前記第1実施例と同様である。
【0019】図7において、媒体1は排出動作終了時の
位置にあり、補助シャッタ21の取付位置は、シャッタ
20クローズ時に排出動作終了時の媒体1の後端から距
離L4を確保した位置になるように設定されている。ま
た距離L5は媒体通過確認センサ9から補助シャッタ2
1までの距離を示す。
【0020】次に第3実施例の動作を説明する。図7に
おいて、媒体1の排出動作終了までは前記第1実施例と
同様である。即ち、排出動作終了時、媒体1はシャッタ
20により押さえられた状態にある。このとき、予期せ
ぬ外力で媒体1が矢印B方向に押された場合、媒体1は
距離L4分は移動するが、それ以上は補助シャッタ21
に進行を阻まれて移動しない。
【0021】もし、一旦排出したはずの媒体1が予期せ
ぬ外力により媒体通過確認センサ9にまで押し戻される
と、ジャムまたはアラームが発生するが、第3実施例で
は、一旦排出した媒体1は装置内へ押し戻されることが
なくなるので、次の処理、たとえば取り忘れ券の回収処
理が円滑に行われる効果がある。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本考案によれ
ば、装置内に設けられた第1の搬送ローラとこの第1の
搬送ローラより媒体排出口側に設けられた第2の搬送ロ
ーラと、前記第1の搬送ローラと第2の搬送ローラの間
に開閉可能に設けられたシャッタとを有し、第1と第2
の搬送ローラにより排出すべき媒体を挿入排出口側へ搬
送して該媒体の抜き取りを可能にするとともに、シャッ
タを閉じることにより前記媒体排出口からの媒体の挿入
を阻止する媒体処理装置において、前記第2の搬送ロー
ラは、互いに離接する2つのローラから成り、媒体を排
出する場合は該2つのローラを接触させて前記第1の搬
送ローラとともに媒体の後端部が前記シャッタより装置
内部側に残る押さえ位置まで媒体を搬送して、該位置で
前記2つのローラを離隔し、媒体の取り忘れが発生した
場合前記2つのローラを接触させて取り忘れ媒体を装置
内部へ搬送するように構成され、前記シャッタは、前記
押さえ位置に搬送されてきた媒体を該媒体が移動可能に
押さえるとともに、媒体の取り忘れが発生した場合媒体
の押さえを解くように構成されるようにしたので、既存
のシャッタにより排出媒体を挟持することができる。
【0023】これにより、安価な方法で排出媒体を操作
者が抜き取るまで一時保持することが可能となり、意図
せぬ外力による排出媒体の移動、落下を防止し、信頼性
に優れた装置を安価に提供できるという効果がある。ま
た取り忘れられた媒体を搬送ローラで挟んで装置内部に
取り込むことができる効果もある。さらに、本考案は、
装置内に設けられた第1の搬送ローラとこの第1の搬送
ローラより媒体排出口側に設けられた第2の搬送ローラ
と、前記第1の搬送ローラと第2の搬送ローラの間に開
閉可能に設けられたシャッタとを有し、第1と第2の搬
送ローラにより排出すべき媒体を挿入排出口側へ搬送し
て該媒体の抜き取りを可能にするとともに、シャッタを
閉じることにより前記媒体排出口からの媒体の挿入を阻
止する媒体処理装置において、前記第2の搬送ローラ
は、互いに離接する2つのローラから成り、媒体を排出
する場合は該2つのローラを接触させて前記第1の搬送
ローラとともに媒体の後端部が前記第2の搬送ローラよ
り装置内部側に残る押さえ位置まで媒体を搬送して、該
位置で前記2つのローラのうちの上部ローラの自重によ
り媒体を移動可能に押さえ、媒体の取り忘れが発生した
場合前記2つのローラにより取り忘れ媒体を装置内部へ
搬送するように構成されるようにしたので、既存の搬送
ローラにより排出媒体を挟持することができる。
【0024】これにより、安価な方法で排出媒体を操作
者が抜き取るまで一時保持することが可能となり、意図
せぬ外力による排出媒体の移動、落下を防止し、信頼性
に優れた装置を提供できるという効果がある。また取り
忘れられた媒体を、この媒体を挟持している搬送ローラ
により装置内部に取り込むことができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の構成と動作を示す概略
側面図である。
【図2】本考案の第1の実施例の構成と動作を示す概略
側面図である。
【図3】本考案の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本考案の第2の実施例の構成を示す概略側面図
である。
【図5】従来例を示す概略側面図である。
【図6】従来例の動作を示すフローチャートである。
【図7】本考案の第3実施例の構成と動作を示す概略側
面図である。
【図8】本考案の第3実施例の構成と動作を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
1 媒体 2,3 フィードローラ 8,9 媒体通過確認センサ 14 プレッシャローラ 20 シャッタ 21 補助シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−106989(JP,A) 特開 平2−48784(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 13/06 B65H 29/52

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内に設けられた第1の搬送ローラと
    この第1の搬送ローラより媒体排出口側に設けられた第
    2の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラと第2の搬送
    ローラの間に開閉可能に設けられたシャッタとを有し、
    第1と第2の搬送ローラにより排出すべき媒体を挿入排
    出口側へ搬送して該媒体の抜き取りを可能にするととも
    に、シャッタを閉じることにより前記媒体排出口からの
    媒体の挿入を阻止する媒体処理装置において、 前記第2の搬送ローラは、互いに離接する2つのローラ
    から成り、媒体を排出する場合は該2つのローラを接触
    させて前記第1の搬送ローラとともに媒体の後端部が前
    記シャッタより装置内部側に残る押さえ位置まで媒体を
    搬送して、該押さえ位置で前記2つのローラを離隔し、
    媒体の取り忘れが発生した場合前記2つのローラを接触
    させて取り忘れ媒体を装置内部へ搬送するように構成さ
    れ、 前記シャッタは、前記押さえ位置に搬送されてきた媒体
    を該媒体が移動可能に押さえるとともに、媒体の取り忘
    れが発生した場合媒体の押さえを解くように構成される
    ことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 装置内に設けられた第1の搬送ローラと
    この第1の搬送ローラより媒体排出口側に設けられた第
    2の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラと第2の搬送
    ローラの間に開閉可能に設けられたシャッタとを有し、
    第1と第2の搬送ローラにより排出すべき媒体を挿入排
    出口側へ搬送して該媒体の抜き取りを可能にするととも
    に、シャッタを閉じることにより前記媒体排出口からの
    媒体の挿入を阻止する媒体処理装置において、 前記第2の搬送ローラは、互いに離接する2つのローラ
    から成り、媒体を排出する場合は該2つのローラを接触
    させて前記第1の搬送ローラとともに媒体の後端部が前
    記第2の搬送ローラより装置内部側に残る押さえ位置ま
    で媒体を搬送して、該押さえ位置で前記2つのローラの
    うちの上部ローラの自重により媒体を移動可能に押さ
    え、媒体の取り忘れが発生した場合前記2つのローラに
    より取り忘れ媒体を装置内部へ搬送するように構成され
    ることを特徴とする媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッタに一体に形成され、該シャ
    ッタよりも装置内側に設けられた補助シャッタを有し、 前記補助シャッタは、媒体が前記押さえ位置にあるとき
    該媒体の最後端より装置内部側に位置し、該媒体の装置
    内部への移動を防止するように構成される請求項1記載
    の媒体処理装置。
JP1992018560U 1991-11-29 1992-03-31 媒体処理装置 Expired - Lifetime JP2580245Y2 (ja)

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JP1992018560U JP2580245Y2 (ja) 1991-11-29 1992-03-31 媒体処理装置

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JP3-98943 1991-11-29
JP9894391 1991-11-29
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JPH0564961U JPH0564961U (ja) 1993-08-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106989A (en) * 1980-12-24 1982-07-03 Fujitsu Ltd Medium discharging method of medium processor
JPH0248784A (ja) * 1988-08-10 1990-02-19 Tamura Electric Works Ltd カード処理装置

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JPH0564961U (ja) 1993-08-27

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