JP2912386B2 - 画像記録方法 - Google Patents

画像記録方法

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JP2912386B2
JP2912386B2 JP1205320A JP20532089A JP2912386B2 JP 2912386 B2 JP2912386 B2 JP 2912386B2 JP 1205320 A JP1205320 A JP 1205320A JP 20532089 A JP20532089 A JP 20532089A JP 2912386 B2 JP2912386 B2 JP 2912386B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遮光マガジンから一定量引き出されて保持
されている感光材料を、さらに引き出して所定の長さに
切断し、切断された感光材料へ画像を記録する画像記録
方法に関する。
〔従来技術〕
感光材料を用いてカラー画像を得る画像記録装置とし
て、特開昭59-75247号に示される如く、熱現像感光材料
へ画像を露光した後に熱現像部へと送り、熱現像後の感
光材料に受像材料を密着し転写することにより受像紙へ
画像を転写するようにしたものが知られている。
熱現像感光材料は、遮光されたマガジン内でリールに
層状に巻き取られて収容されており、その先端がマガジ
ンに設けられた引出し口から引き出されるようになって
いる。通常、熱現像感光材料は、一定量(約20mm程度)
引き出された状態で一対の搬送ローラに挟持されて保持
されており、画像記録処理時に搬送ローラが駆動して所
定の長さ(画像領域分)引き出され、カツタにより切断
され露光処理部へと案内される。
ここで、前記マガジンの引出し口と搬送ローラとの間
に保持されている熱現像感光材料は、通常は感光される
ことはないが、装置内部の点検や修理等でカバーが開け
られると、感光されることになり、この部分(一定量)
の熱現像感光材料は、廃棄しなければならない。
このため、従来ではカバーが開けられる毎にこのカバ
ーの閉止後、一定量の熱現像感光材料を切断して廃棄す
るようにしている。これによれば、次の画像記録時は支
障なく行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のようにカバーの開放毎に熱現像
感光材料の感光部分を切断していたのでは、カバーの開
閉数が多い場合には、熱現像感光材料が無駄となり、好
ましくない。
このため、画像記録時の切断後、余分に引き出された
熱現像感光材料を再度マガジン内の遮光部分まで巻戻
し、カバーの開放があっても感光されないようにするこ
とが提案されているが(例えば、特願昭62-92405号、特
願昭62-92406号等)、部品点数が多く構造が複雑となる
と共に連続画像記録処理時には処理速度が低下するとい
う問題点がある。
本発明は上記事実を考慮し、簡単な構造で熱現像感光
材料の無駄を最小限とすることができる画像記録方法を
得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る画像記録方法は、遮光マガジンから一定
量引き出されて保持されている感光材料を、さらに引き
出して所定の長さに切断し、回転ドラムの外周へ巻き付
けることにより、切断された感光材料へ画像を記録する
画像記録方法であって、判別手段が前記遮光マガジンか
ら引き出された前記一定量の感光材料が感光されたか否
かを判別し、廃棄処理手段が判別手段により感光された
ことが判別された場合に次の画像記録処理時における前
記所定の長さの切断直前に前記一定量の感光材料を切断
して廃棄する、ことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、遮光マガジンから引き出されて保持
されている一定量の熱現像感光材料が感光されか否かを
判別する。これは、例えば本発明に係る画像記録方法が
適用された画像記録装置のカバーの開閉状態を検出した
り、受光することにより信号を出力する光センサ等を配
設し、この光センサの出力状態で感光されたか否かを判
別することができる。
判別手段で熱現像感光材料の感光が判別されると、廃
棄処理手段では、前記一定量の熱現像感光材料を切断し
て廃棄するが、この廃棄処理は、次の画像記録処理を待
って行われる。すなわち、感光される毎に廃棄処理する
のではなく、次の画像記録処理時における所定の長さの
切断直前に一定量の切断を行うので、画像記録処理間の
インタバルに判別手段により感光と判定される機会が複
数回あっても切断される量は前記一定量であり、熱現像
感光材料を無駄にすることはない。
また、熱現像感光材料の感光を防止する特別な機構が
不要であるので、構造が簡単である。
なお、本発明に係る画像記録方法が適用される画像記
録装置は、露光された熱現像感光材料を熱現像する熱現
像部と、熱現像された感光材料と受像材料とを重ね合わ
せて加熱し受像材料に画像を転写する転写部とが別個に
設けられたものであってもよく、また、この熱現像部と
転写部が同じ場所に設けられたもの、すなわち露光され
た熱現像感光材料と受像材料とを重ね合わせて加熱し熱
現像と熱転写とを同時に行なう熱現像転写部が設けられ
たものであってもよい。
また、本発明に係る画像記録方法が適用された画像記
録装置では、例えば、米国特許第4430415号、同第44839
14号、同第4500626号、同第4503137号、特開昭59-15444
5号、特開昭59-165054号、特開昭59-180548号、特開昭5
9-218443号、特開昭60-120356号、特願昭59-209563号、
特願昭60-79709号、特願昭60-169585号、特願昭60-2448
73号等に記載の熱現像感光材料(熱現像感光要素)及び
受像材料(色素固定要素)を使用することができる。
〔実施例〕
第2図には本発明の画像記録方法が適用された実施例
に係る画像記録装置10が示されている。画像記録装置10
は機台12へ収容されるマガジン14へロール状の熱現像感
光材料16が収容されている。この感光材料16はその外周
からマガジン14の引出し口15から引き出され一対の搬送
ローラ17に挟持された状態で保持されている。この引出
し長さL(本実施例では寸法Lは20mm)は、常に一定の
長さとされている。搬送ローラ17は制御部60に接続され
た図示しないモータの駆動で回転されるようになってお
り、画像記録時には、搬送ローラ17が回転され、感光材
料16が所定量搬送され、カツタ18で切断された後に回転
ドラム20の外周へと巻き付けられるようになっている。
この回転ドラム20の外周に対応して露光ヘツド22が配置
されており、回転ドラム20を矢印A方向へ回転させ、巻
き付けられた感光材料16へ画像を露光する。
露光後の感光材料16は回転ドラム20の逆転により、ス
クレーパ24で回転ドラム20から剥離され、画像形成用溶
媒塗布装置とされる水塗布部26で画像形成用溶媒として
の水が付与された後に、内部が加熱部とされる熱現像転
写部28へと送られる。
一方、トレイ30へ収容された複数枚の受像材料32は、
その最上層が熱現像転写部28へと送られる。
熱現像転写部28では互いに密着する搬送ローラ34、36
が入口部に設けられて感光材料16と受像材料32を密着さ
せた後に出口部の搬送1コーラ38、40へと送り込むよう
になっている。中間部には搬送ローラ42、44が設けら
れ、搬送ローラ34、36から送り出される密着された感光
材料16と受像材料32とを搬送ローラ38、40へと送り出す
役目を有している。各搬送ローラは図示しないモータの
駆動力が伝達されて回転力を受ける構成である。
各搬送ローラは感光材料16と受像材料32との搬送経路
の反対側にヒータ46がそれぞれ配置されており、通電発
熱体で構成される発熱素子によって所定温度まで上昇さ
れるようになっている。
熱現像転写部28の後流には剥離手段48が配置されてお
り、熱現像転写部28から送り出される感光材料16を廃棄
感光材料収容箱59へ、受像材料32を乾燥装置52へと分離
して送り出すようになっている。受像材料32は乾燥装置
52で乾燥された後に機台12の頂部に形成される取出トレ
イ54上へ送り出されるようになっている。
第3図に示される如く、マガジン14の引出し口15と搬
送ローラ17との間は、遮光されておらず、装置全体を覆
う機台12に設けられた開閉カバー62を開放すると、この
部分の感光材料16は感光されることになる。開閉カバー
62は、通常は画像記録処理のインタバルの間に開けら
れ、装置内部の点検や修理を行うためのものである。
開閉カバー62の近傍には、リミツトスイツチ64が取り
付けられている。リミツトスイツチ64は、制御部60に接
続されており、開閉カバー62の開状態でハイレベルの信
号を制御部60へ供給し、閉状態でローレベルの信号を制
御部60へ供給している。
制御部60では、この開閉カバー62が一度でも開放され
た場合に、これをメモリ(フラグのセツト)し、開閉カ
バー62の閉止後の次の画像記録処理時に引出し口15から
搬送ローラ17までの感光された長さ分(第3図寸法L)
感光材料16を引出して、カツタ18により切断するように
なっている。
切断された感光材料16は、カツタ18の下方に設けられ
た廃棄皿66で受け取られるようになっている。
以下に本実施例の作用を第1図のフローチヤートに従
い説明する。
ステツプ100で、記録スタートを指示する操作ボタン
が操作されると、ステツプ102においてフラグFがセツ
ト(1)されているか否かが判断される。このフラグF
については後述する。また、このステツプ100で否定判
定、操作ボタンが操作されない場合は、ステツプ108へ
移行する。
ステツプ102で肯定判定、すなわちフラグFがセツト
されていると判定されると、ステツプ104へ移行して、
搬送ローラ17を駆動させて、一定の長さ(寸法L)搬送
し、カツタ14を駆動して切断した後ステツプ105へ移行
する。これにより、開閉カバー62の開放により感光され
た部分の感光材料16を廃棄することができる。ステツプ
105では、フラグFをリセツト(0)した後ステツプ106
へ移行する。また、ステツプ102で否定判定された場合
はステツプ104は飛び越してステツプ106へ移行する。ス
テツプ106では、画像記録処理がなされる。以下、にこ
の画像記録処理の詳細な手順を説明する。
マガジン14から引き出された感光材料16が所定の長さ
分搬送ローラ17によって引き出され、カツタ18で切断さ
れた後に回転ドラム20の外周へ巻き付けられると、回転
ドラム20は高速で回転し、露光ヘツド22により画像が露
光される。
露光後に感光材料16はスクレーパ24で剥離され、水塗
布部26で水塗布されて熱現像転写部28へと送られる。
一方トレイ30内の受像材料32はその最上層から熱現像
転写部28へと送られて感光材料16と密着される。
密着された後の感光材料16と受像材料32とは搬送ロー
ラ34、36を通って搬送ローラ42、44へと送られる。更に
この搬送ローラ42、40間から搬送ローラ38、40を通って
送り出される。このように、複数対の搬送ローラはヒー
タ46により加熱されているため、感光材料16と受像材料
32とは直ちに所定温度とされ、感光材料16に記録された
画像か熱現像されると共に、受像材料32へと熱転写され
る。
転写後は剥離手段48によって感光材料16と、受像材料
32とが剥離され、感光材料16は廃棄感光材料収容箱50
へ、受像材料32は反転ローラ56で略直角方向(第2図上
方)へ反転され、乾燥装置52を経て取出トレイ54へと取
り出される。
以上の画像記録処理が終了すると、ステツプ108で
は、開閉カバー62が開放されたか否かが判断される。こ
れは、リミツトスイツチ64の信号レベルにより容易に判
定することができる。開閉カバー62が閉止状態の場合
は、ステツプ100へ移行し、以後ステツプ100とステツプ
108を繰り返す。ステツプ108で開閉カバー62が開放され
たことが判別されると、ステツプ110へ移行して、フラ
グFをセツトし、ステツプ108へ移行する。すなわち、
フラグFは開閉カバー62が一度でも開放されるとセツト
されることになる。
このように、本実施例では開閉カバー62が開放され、
感光材料16の先端部分が感光されると、次の画像記録処
理直前にこの感光された部分をカツトするようにしたの
で、開閉カバー62が開放される毎に感光材料16を一定量
切断するといった無駄を省くことができ、感光材料16を
有効に使用することができる。
また、感光材料16を画像記録処理のための切断の度に
マガジン内の遮光部分へ巻き戻すような機構は不要であ
り、簡単な構造で感光材料16の無駄を最小限に抑えるこ
とができる。
なお、本実施例では判別手段として、開閉カバー62を
開閉状態を検出するリミツトスイツチ64を用いたが、受
光することにより信号を出力する光センサ等をカツタ14
又は搬送ローラ17の近傍へ設け、この光センサの出力信
号に応じてフラグFを制御するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る画像記録方法は、簡単
な構造で熱現像感光材料の無駄を最小限とすることがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る制御フローチヤート、第2図は
この水塗布部が適用された画像記録装置を示す断面図、
第3図はマガジン及びその近傍の拡大図である。 10……画像記録装置、16……感光材料、32……受像紙、
60……制御部、62……開閉カバー、64……リミツトスイ
ツチ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/32 G03B 27/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮光マガジンから一定量引き出されて保持
    されている感光材料を、さらに引き出して所定の長さに
    切断し、回転ドラムの外周へ巻き付けることにより、切
    断された感光材料へ画像を記録する画像記録方法であっ
    て、判別手段が前記遮光マガジンから引き出された前記
    一定量の感光材料が感光されたか否かを判別し、廃棄処
    理手段が判別手段により感光されたことが判別された場
    合に次の画像記録処理時における前記所定の長さの切断
    直前に前記一定量の感光材料を切断して廃棄する、こと
    を特徴とする画像記録方法。
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JPS62217233A (ja) * 1986-03-18 1987-09-24 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 自動写真焼付装置

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