JP2909283B2 - 操作装置およびプラント機器の操作方法 - Google Patents

操作装置およびプラント機器の操作方法

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JP2909283B2
JP2909283B2 JP3332854A JP33285491A JP2909283B2 JP 2909283 B2 JP2909283 B2 JP 2909283B2 JP 3332854 A JP3332854 A JP 3332854A JP 33285491 A JP33285491 A JP 33285491A JP 2909283 B2 JP2909283 B2 JP 2909283B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント機器に対
し操作指令を出力し、プラント機器を動作させる操作装
置およびプラント機器の操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、タッチ式の入力装置を用いた操作
装置が広く使用されるようになってきた。この種の操作
装置は、従来の捻回型ハードウエアスイッチと異なり、
一般に操作の確実性を高めるために、機器選択、操作項
目選択、指令選択等の各操作手順を展開して行う。
【0003】具体的に、上記手順の一例を、図7の表示
画面例を用いて説明する。
【0004】まず、STEP1の画面P0では、ポンプ
や弁等の操作する対象機器の段階を示し、オペレータが
画面P0の機器表示Sを選択すると、画面P1となって
選択された機器に対応した運転、停止や開、閉等の操作
項目Q1、Q2が表示される。
【0005】このSTEP2の画面P1では、機器の操
作項目選択の段階を示し、画面P1の操作項目Q1、Q
2のいずれか、例えば、Q2を選択すると、最終的に機
器選択の操作項目の実行を指示する指令Rの表示を伴う
画面P2が表示される。
【0006】STEP3の画面P2は、指令の選択段階
を示し、画面P2の指令Rを選択すると、実際のプラン
ト機器が動作し、画面P2はその機器の動作結果の状態
を反映した画面P3となる。
【0007】以上の手順では、3段階の手順を経てプラ
ント機器が動作することとしており、機器の動作に至ま
での選択の手順が画面P1〜画面P3で充分に確認でき
るから一度の誤選択があっても、プラント機器が誤操作
に至らないようになっている。
【0008】次に、以上の表示画面に基づく手順に対応
する操作装置の動作を説明する。
【0009】図8は、タッチ式の入力装置を用いた従来
の操作装置の構成を示し、図9は操作装置のうち制御装
置の処理の流れを示す。
【0010】この操作装置は、表示装置1と入力装置2
とマンマシン装置3と制御装置4とから構成され、プラ
ント機器5に接続される。オペレータが表示装置1に取
り付けられた入力装置2により機器および操作項目を選
択すると、マンマシン装置3では、データが入力データ
判定部6に入力し、機器別操作項目記憶部7のデータと
比較して図7に示した如くの画面P0〜P2の画面手順
段階を判定し、判定結果を入力データ出力制御部8に出
力する。
【0011】入力データ出力制御部8では、まず、ST
EP1の段階で選択された機器番号とSTEP2の段階
で選択された操作項目とによって図10に示す如く機器
番号a1と操作項目a2とで構成する機器操作選択信号
aを生成する。
【0012】次に、STEP3で指令段階が伝達される
と、制御装置4に機器操作選択信号aが送出される。ま
た、各手順段階で、入力データ出力制御部8は、手順段
階の情報を表示制御部9に出力する。そして、表示装置
1の画面では、二重枠,色の変化,シンボル等でスイッ
チを識別して、オペレータに対して現在の手順段階を通
知する。
【0013】次に、制御装置4では、マンマシン装置3
より送出された機器操作選択信号aを選択信号入力制御
部10が入力して動作信号制御部11へ送る(10
1)。動作信号制御部11は、入力したデータに基づき
動作信号bをプラント機器5に送出して、プラント機器
5を動作させる(102)。
【0014】このとき、動作信号bがプラント機器5に
送出されると、打ち返し信号cが、プラント機器状態入
出力制御部12を介してマンマシン装置3に送出され、
表示装置1に表示される(103)。これによりオペレ
ータは、動作信号bがプラント機器5に送出されたこと
を把握する。
【0015】また、プラント機器状態入出力制御部12
は、プラント機器5からのプロセス量dを表示制御部9
を介して表示装置1の画面上に表示させる。これにより
オペレータは、オペレータの判断に基づいて、プラント
機器5が動作したことを把握する。このようにして、従
来はプラント機器5の操作と監視とが実施されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の装置ではマンマシン装置が故障したとき、プラ
ント機器を誤動作させる危険性が大きいという問題があ
る。
【0017】即ち、従来の装置では、マンマシン装置3
から操作するときに機器操作選択信号aの機器番号a1
と操作項目a2とを識別する情報を一緒に制御装置4の
選択信号入力制御部10に出力し、動作信号制御部11
は機器番号a1と操作項目a2に基づいてプラント機器
5へ動作信号bを出力していた。このような従来の手順
では、操作の段階で、プラント機器5への動作信号bが
出力されていたためマンマシン装置3のトラブル、例え
ば、データのビットの誤りが生じ、オペレータが操作し
た機器と別のプラント機器5を誤操作させる危険性があ
るという問題がある。
【0018】従って、従来の手順では、マンマシン装置
3に故障等が生ずれば、オペレータが意図しない機器を
動作させる可能性が残っており、これをさらに低減し、
より信頼性の高い操作装置とすることが求められてい
た。
【0019】そこで、本発明は、操作装置からオペレー
タが意図しない誤信号が送出されても、機器が誤動作に
至る確率を極力抑え、より一層信頼性の高い操作装置お
よびプラント機器の操作方法を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、表示
装置に表示されるプラト機器の情報に基づいて入力装置
から入力されたオペレータからの機器選択および操作項
目選択の操作情報を識別して該当するプラント機器へ操
作指令を出力する操作装置において、前記プラント機器
のそれぞれについて機器識別情報と当該プラント機器に
対応する操作項目情報とを予め保存する機器別操作項目
記憶部と、前記入力装置から入力された操作情報が機器
選択か操作項目選択かを判定する入力データ判定部と、
前記入力データ判定部の判定で機器選択とされたとき前
記機器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器の機
器識別情報を機器選択信号として出力するとともに前記
機器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器に対応
する操作項目を前記表示装置に表示させ、また前記入力
データ判定部の判定で操作項目選択とされたとき前記機
器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器の機器識
別情報および当該操作項目識別情報を操作項目選択信号
として出力する入力データ出力制御部と、前記入力デー
タ出力制御部から出力される信号が機器選択信号か操作
項目選択信号かを判定する選択信号入力制御部と、前記
選択信号入力制御部の判定で機器選択信号とされたとき
当該機器選択信号の機器識別情報を機器情報記憶部に保
作させ、また前記選択信号入力制御部の判定で操作項目
選択信号とされたとき当該操作項目選択信号の機器識別
情報と前記機器情報記憶部に保存させた機器識別情報が
一致する場合に当該機器識別情報および当該操作項目識
別情報を出力する選択信号判定部と、前記選択信号判定
部から出力される機器識別情報および操作項目識別情報
をプラント機器への操作指令として出力する動作信号制
御部とを具備することを特徴とする。また、請求項2の
発明は、請求項1の操作装置において、前記機器情報記
憶部に機器識別情報が保存されたとき、この保存された
機器識別情報に該当する機器を表示装置にて通知表示す
るとともに、この通知表示に連動して前記入力データ出
力制御部の選択機器に対応する操作項目の表示を前記表
示装置に行なわさせる第1の打ち返し表示手段と、前記
動作信号制御部が操作指令を出力したとき、当該機器識
別情報に該当する機器について操作指令を出力したこと
を示すよう表示装置にて通知表示する第2の打ち返し表
示手段と、前記プラント機器の状態を取り込み、それぞ
れの操作状態を反映させたプラント機器の情報を前記表
示装置に表示されるプラント機器状態表示手段とを具備
することを特徴とする。また、請求項3の発明は、請求
項1または2の操作装置において、前記操作項目選択す
る場合の操作情報は、操作項目選択と操作指令選択によ
り出力されるものであることを特徴とする。また、請求
項4の発明は、請求項1の操作装置において、前記選択
信号判定部は、当該操作項目選択信号の機器識別情報と
前記機器情報記憶部に保存させた機器識別情報が不一致
の場合に、その旨を表示装置にて通知表示するものであ
ることを特徴とする。また、請求項5の発明は、表示装
置に表示されるプラント機器の情報に基づいて、入力装
置から入力されたオペレータからの機器選択および操作
項目選択の操作情報を識別して該当するプラント機器へ
操作指令を出力するプラント機器の操作方法において、
前記入力装置から入力された操作情報が機器選択か操作
項目選択かを判定する入力データ判定処理と、前記入力
データ判定処理で機器選択とされたとき当該選択機器の
機器識別情報を機器選択信号として出力し、一方前記入
力データ判定処理で操作項目選択とされたとき当該選択
機器の機器識別情報および当該操作項目識別情報を操作
項目選択信号として出力する入力データ出力制御処理
と、前記入力データ出力制御処理により出力される信号
が機器選択信号か操作項目選択信号かを判定する選択信
号入力制御処理と、前記選択信号入力制御処理の判定で
機器選択信号とされたとき当該機器選択信号の機器識別
情報を機器情報記憶部に保存させ、一方前記選択信号入
力制御処理の判定で操作項目選択信号とされたとき当該
操作項目選択信号の機器識別情報と前記機器情報記憶部
に保存させた機器識別情報を比較し、一致する場合に当
該機器識別情報および当該操作項目識別情報を出力する
選択信号判定処理と、前記選択信号判定処理により出力
される機器識別情報および操作項目識別情報をプラント
機器への操作指令として出力する動作信号制御処理とを
具備することを特徴とする。また、請求項6の発明は、
表示装置に表示されるプラント機器の情報に基づいて、
入力装置から入力されたオペレータからの機器選択およ
び操作項目選択の操作情報を識別して該当するプラント
機器へ操作指令を出力するプラント機器の操作方法にお
いて、前記プラント機器のそれぞれについて機器識別情
報と当該プラント機器に対応する操作項目識別とを予め
機器別操作項目記憶部に保存しておき、前記入力装置か
ら入力された操作情報が機器選択か操作項目選択かを判
定処理し、前記判定処理で機器選択とされたとき、前記
機器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器の機器
識別情報を機器選択信号として機器情報記憶部に保存
し、この機器情報記憶部に保存された機器識別情報に該
当する機器を表示装置にて通知表示するとともに、前記
機器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器に対応
する操作項目を前記表示装置に表示させ、一方、前記判
定処理で操作項目選択とされたとき、前記機器情報記憶
部に保存させた機器識別情報および当該操作項目識別情
報を操作指令として出力するとともに、操作指令として
出力された当該機器識別情報に該当する機器について操
作指令を出力したことを示すよう表示装置にて通知表示
し、プラント機器の状態を取り込み、前記操作指令に基
づいて操作された当該機器の操作状態を反映させたプラ
ント機器の情報を前記表示装置に表示されることを特徴
とする。
【0021】
【作用】上記構成により、操作装置からの機器操作選択
信号により、予め操作しようとする機器識別情報を機器
情報記憶部に保存しておき、次の操作装置からの操作項
目選択信号の機器識別情報と保存されている機器識別情
報とを選択信号判定部にて照合確認して両者が一致する
場合にのみプラント機器へ動作信号を出力する。従っ
て、操作装置の故障や操作ミス等の誤信号によるプラン
ト機器の誤動作の発生を抑えることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例を示す操作装置
の構成図である。図8と同一符号は、同一部分または相
当部分を示す。図8と異なる点は、マンマシン装置3に
制御装置4に対して機器選択信号eを出力する手段と、
操作項目選択信号fを出力する手段とを備え、制御装置
4に機器番号記憶部13と選択信号判定部14とを備え
た点である。
【0024】ここで、機器選択信号eを出力する手段
は、マンマシン装置3から機器選択をするときに制御装
置4に機器識別のための信号を出力する。
【0025】操作項目選択信号fを出力する手段は、マ
ンマシン装置3から操作項目を選択するときに制御装置
4に機器識別と操作項目を識別する信号を出力する。機
器番号記憶部13は、機器選択信号eに基づく機器番号
のデータを保存する。選択信号判定部14は、機器番号
記憶部13から機器番号のデータを取り出し、操作項目
選択信号fの機器番号のデータと一致するか否かを判定
し、両者が一致したとき動作信号制御部11へ信号を出
力する。
【0026】上記構成で、図2に示す制御装置4の処理
手順に従って説明すると、まず、オペレータが図7の画
面P0の操作画面で入力装置2から機器を選択する。マ
ンマシン装置3は、その入力データを入力データ判定部
6にて画面P0上で選択された機器番号を検索して、入
力データ出力制御部8に出力する。即ち、入力データ判
定部6は、機器別操作項目記憶部7に保存された図3に
示す如くの機器別操作項目テーブル7aより選択機器に
対するテーブル7a3を検索し、その中から機器に対す
る操作項目を取り出して、予め表示制御部9に渡してお
く。機器別操作項目テーブル7aは、例えば、機器番号
識別データAと操作項目識別データQ1〜Qnから構成
されている。
【0027】機器番号識別データを受け取った入力デー
タ出力制御部8は、図4に示す機器番号識別データSを
機器番号格納エリア8aに格納し、機器選択信号eを生
成し、制御装置4に送出する。
【0028】制御装置4では、送出された信号を選択信
号入力制御部10にて読み込み、そこで信号の種類を判
定し、選択信号判定部14に送る(201)。選択信号
判定部14では、信号の種類を判定する(202)。こ
こで、信号が機器選択信号eである場合には、機器選択
信号eに対する処理を実施する。
【0029】選択信号判定部14は、機器番号識別デー
タを機器選択信号eから取り出して(203)機器番号
記憶部13に保存し(204)、動作信号制御部11に
機器が選択されたことを通知する(205)。これによ
り動作信号制御部11は、機器の選択完了を打ち返し信
号cとしてプラント機器状態入出力制御部12を介して
マンマシン装置3に送出する。
【0030】機器選択の完了を通知を受けた表示制御部
9は、図7に示す操作項目選択の画面P1として、オペ
レータに機器選択が完了したことを通知する(20
6)。
【0031】次に、オペレータは図7の操作項目選択画
面P1で入力装置2から、操作項目を選択する。続い
て、表示装置1の画面P2上の操作指令Rを選択する
と、操作項目が選択されたことが入力データ判定部6に
より判定され、選択された操作項目識別データが入力デ
ータ出力制御部8に出力される。このとき入力データ判
定部6では、選択されている機器番号識別データも一緒
に入力データ出力制御部8に出力する。
【0032】機器番号と操作項目との識別データを受け
取った入力データ出力制御部8は、機器番号識別データ
Sを図4に示す機器番号格納エリア8bに格納し、操作
項目識別データQ2を操作項目格納エリア8cに格納す
る。こうして、操作項目選択信号fを生成して、制御装
置4に送出する。
【0033】操作項目選択信号fを受け取った制御装置
4では、その信号が選択信号入力制御部10で読み込ま
れ、選択信号判定部14は、信号の種類を判定とする
(201)。
【0034】ここで、信号が操作項目選択信号fと判定
された場合には、操作項目選択信号fに対する処理を実
施し、選択信号判定部14では既に保存されている機器
番号識別データを機器番号記憶部13から取り出す(2
07)。そして、操作項目選択信号fの機器番号識別デ
ータとを比較する(208)。この結果、機器番号識別
データが一致すれば、機器番号と操作項目との識別デー
タを動作信号制御部11に送る(209)(210)。
これにより動作信号制御部11は、プラント機器5に対
し、動作信号bを送出してプラント機器5を動作させる
(210)。同時に、動作信号制御部11は打ち返し信
号cをプラント機器状態入出力制御部12を介してマン
マシン装置3に送出し、オペレータに機器操作が完了し
たことを通知する(206)。
【0035】一方、操作項目選択信号fの機器番号識別
データと機器番号記憶部13の機器番号識別データとが
一致しない場合や機器番号記憶部13に機器番号識別デ
ータが保存されていないときはプラント機器5に動作信
号25を送出することなく、誤信号が受信されたことを
動作信号制御部11を介してマンマシン装置3に送出
し、オペレータに通知する(212)。
【0036】次に、図1および図2で説明した実施例を
具体的にポンプの操作に適用した他の実施例を説明す
る。
【0037】ここでは、図示省略するポンプAからポン
プFまでが表示された操作画面で、起動中のポンプDを
オペレータが停止操作をする場合を仮定して説明を行
う。
【0038】まず、オペレータが入力装置2から表示装
置1に表示されているポンプDを選択すると、入力デー
タ判定部6は、オペレータが選択した機器がポンプDで
あることを判定する。ところで機器別操作項目記憶部7
の図5に示す如き機器別操作項目テーブル7aには、ポ
ンプAからポンプFについて機器に対する操作項目の個
数とその内容が保存されており、機器名称および操作項
目に対応した識別コードが保存されている。
【0039】例えば、ポンプAの場合には機器の識別コ
ードを″0001″とし、ポンプAの操作項目数3、起
動、停止、操作禁止には″0101″、″010
2″、″010F″とそれぞれの操作項目に対応した識
別コードが設けられている。また、この識別コードは、
各コードの上位から2番目の数値を″0″または″1″
で設定することによって、その識別コードが機器または
操作項目のいずれかを区別する。
【0040】このような機器別操作項目テーブル7aの
中から、入力データ判定部6は、ポンプDの対する機器
別操作項目テーブル7a4を検索する。ここで、ポンプ
Dの対する機器別操作項目テーブル7a4には、図5に
示すようにポンプDの識別コード″0004″で操作項
目の数が5個となっている。また、5個の操作項目は、
起動、停止、自動、引保持、操作禁止となっており、そ
れぞれ″0101″、″0102″、″0103″、″
0104″、″010F″という識別コードが設定され
ている。
【0041】なお、操作項目の識別コードは、操作装置
を構成する全ての部分が判定し易いように、機器に関わ
りなく、1つの操作に対して1つの識別コードが設定さ
れている。
【0042】入力データ判定部6は、機器別操作項目テ
ーブル7a4から機器の識別コード″0004″を入力
データ出力制御部8に出力する。同時に、入力データ判
定部6はポンプDの対する5個の操作項目の識別コー
ド″0101″〜″010F″を予め表示制御部9に出
力する。
【0043】機器の識別コード″0004″を受け取っ
た入力データ出力制御部8は、この識別コードを図6に
示す機器選択信号eの機器番号格納エリア8aに格納す
ることにより、機器選択信号eを生成し、制御装置4の
選択信号入力制御部10に出力する。
【0044】信号を受け取った選択信号入力制御部10
は、信号の種類を判定し、受け取った信号と共に、信号
が機器選択信号eを選択信号判定部14に渡す(20
1)。選択信号判定部14は、渡された信号の種類が機
器選択信号eであることを判定し(202)、機器選択
信号eに対する処理を実施し、選択信号判定部14は、
機器の識別コード″0004″を機器選択信号eから取
り出して(203)機器番号記憶部13に保存する(2
04)。そして、識別コード″0004″を動作信号制
御部11に出力することにより、機器選択を通知する
(205)。
【0045】動作信号制御部11は機器選択の完了を打
ち返し信号cをプラント機器状態入出力制御部12を介
してマンマシン装置3に出力する。機器選択完了が通知
された表示制御部9は、予め入力データ判定部6から受
け取っていたポンプDに対する操作項目″0101″
〜″010F″に基づき操作項目に伴う画面を表示装置
1に出力する。これにより、オペレータに機器の選択が
完了したことを通知する(206)。
【0046】次に、操作項目選択画面でオペレータが入
力装置2により、操作項目″停止″を選択すると、続い
て、指令選択画面となる。続いて、指令選択画面上で選
択すると、入力データ判定部6は、操作項目″停止″が
選択されたことを判定する。
【0047】なお、ここで、操作項目を選択せず他のポ
ンプ、例えば、ポンプAを選択した場合には、再びマン
マシン装置3は機器選択の手順に従い処理を行うことに
より、ポンプAの操作が可能となる。このとき前回選択
されたポンプDの機器選択は、無効となる。
【0048】操作項目″停止″を判定した入力データ判
定部6は、ポンプDに対する図5の機器別操作項目テー
ブル7a4から操作項目″停止″を検索し、操作項目″
停止″の識別コード″0102″を取り出し、ポンプD
の識別コード″0004″と共に入力データ出力制御部
8に出力する。
【0049】機器の識別コード″0004″と操作項目
の識別コード″0102″を受け取った入力データ出力
制御部8は、機器の識別コードを図6に示す如くの機器
番号格納エリア8bに保存し、操作項目の識別コード″
0102″を操作項目格納エリア8cに保存する。こう
して、操作項目選択信号fを生成し、制御装置4の選択
信号入力制御部10に送出する。
【0050】選択信号入力制御部10は、信号の種類を
判定し、受け取った信号を、選択信号判定部14に渡す
(201)。選択信号判定部14は、信号の種類が操作
項目選択信号fであることを判定し、操作項目選択信号
fに対する処理を実施する。
【0051】選択信号判定部14では、既に、機器選択
信号eに基づいて保存されている機器の識別コード″0
004″を機器番号記憶部13から取り出し(20
7)、操作項目選択信号fの機器の識別コードとを比較
する(209)。この結果、両者が一致していれば機器
の識別コード″0004″と操作項目の識別コード″0
102″とを動作信号制御部11に出力する(21
0)。
【0052】ここで、マンマシン装置3で異常等が発生
して、操作項目選択信号fの機器の識別コードが破壊さ
れた場合、機器信号判定部14による機器番号格納エリ
ア8bに格納された識別コードとの比較に何らかの異常
が起こったことを判定することができる。
【0053】機器の識別コード″0004″と操作項目
の識別コード″0102″を受け取った動作信号制御部
11は、この識別コードより、機器がポンプDであるこ
とと、操作項目が″停止″であることを判定し、ポンプ
Dに対し、停止指令(動作信号b)を送出し、ポンプD
を起動状態から停止状態にする(211)。
【0054】また、同時に動作信号制御部11は打ち返
し信号cをプラント機器状態入出力制御部12を介して
マンマシン装置3に出力し、オペレータに対して機器操
作が完了したことを通知する(206)。
【0055】また、機器の識別コードが一致しない場合
や機器番号記憶部13に機器の識別コードが保存されて
いないときはプラント機器5に動作信号bを送出するこ
となく誤信号が受信されたことを動作信号制御部11を
介しマンマシン装置3に送出し、オペレータに通知する
(212)。
【0056】このようにマンマシン装置3より誤信号が
出力された場合でも、2段階の信号で動作する構成とし
たからプラント機器5へオペレータが意図しない操作の
送出を防止することができる。従って、プラント機器5
を誤動作させることがなく、操作装置の安定性、信頼性
を確保することができる。
【0057】なお、上記した実施例では、プラント機器
5を開、閉、停止等の操作させる操作装置の場合につい
て説明したが、調節計等の設定値等のアナログ量の操作
を扱う操作装置についても同様に実施することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置故障や対話処理に伴うオペレータによるプラント機器
の誤操作を防止することができ、安定性、信頼性の高い
操作装置となり、プラントの安定性、信頼性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す操作装置の構成図であ
る。
【図2】同装置の制御装置の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図3】同装置の機器別操作項目テーブルおよび機器に
対する操作項目テーブルを示す説明図である。
【図4】同装置の機器番号格納エリアと操作項目格納エ
リアを示す説明図である。
【図5】図3の具体例を示す説明図である。
【図6】図3の1例を示す説明図である。
【図7】操作装置の表示画面例を示す説明図である。
【図8】従来例を示す操作装置の構成図である。
【図9】同装置の制御装置の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】同装置の機器番号格納エリアと操作項目格納
エリアを示す説明図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 入力装置 3 マンマシン装置 4 制御装置 5 プラント機器 6 入力データ判定部 7 機器別操作項目記憶部 8 入力データ出力制御部 9 表示制御部 10 選択信号入力制御部 11 動作信号制御部 12 プラント機器状態入出力制御部 13 機器番号記憶部 14 選択信号判定部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置に表示されるプラト機器の情報
    に基づいて入力装置から入力されたオペレータからの機
    器選択および操作項目選択の操作情報を識別して該当す
    るプラント機器へ操作指令を出力する操作装置におい
    て、 前記プラント機器のそれぞれについて機器識別情報と当
    該プラント機器に対応する操作項目情報とを予め保存す
    る機器別操作項目記憶部と、 前記入力装置から入力された操作情報が機器選択か操作
    項目選択かを判定する入力データ判定部と、 前記入力データ判定部の判定で機器選択とされたとき前
    記機器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器の機
    器識別情報を機器選択信号として出力するとともに前記
    機器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器に対応
    する操作項目を前記表示装置に表示させ、また前記入力
    データ判定部の判定で操作項目選択とされたとき前記機
    器別操作項目記憶部に保存される当該選択機器の機器識
    別情報および当該操作項目識別情報を操作項目選択信号
    として出力する入力データ出力制御部と、 前記入力データ出力制御部から出力される信号が機器選
    択信号か操作項目選択信号かを判定する選択信号入力制
    御部と、 前記選択信号入力制御部の判定で機器選択信号とされた
    とき当該機器選択信号の機器識別情報を機器情報記憶部
    に保作させ、また前記選択信号入力制御部の判定で操作
    項目選択信号とされたとき当該操作項目選択信号の機器
    識別情報と前記機器情報記憶部に保存させた機器識別情
    報が一致する場合に当該機器識別情報および当該操作項
    目識別情報を出力する選択信号判定部と、 前記選択信号判定部から出力される機器識別情報および
    操作項目識別情報をプラント機器への操作指令として出
    力する動作信号制御部とを具備することを特徴とする操
    作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の操作装置において、 前記機器情報記憶部に機器識別情報が保存されたとき、
    この保存された機器識別情報に該当する機器を表示装置
    にて通知表示するとともに、この通知表示に連動して前
    記入力データ出力制御部の選択機器に対応する操作項目
    の表示を前記表示装置に行なわさせる第1の打ち返し表
    示手段と、 前記動作信号制御部が操作指令を出力したとき、当該機
    器識別情報に該当する機器について操作指令を出力した
    ことを示すよう表示装置にて通知表示する第2の打ち返
    し表示手段と、 前記プラント機器の状態を取り込み、それぞれの操作状
    態を反映させたプラント機器の情報を前記表示装置に表
    示されるプラント機器状態表示手段とを具備することを
    特徴とする操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の操作装置において、
    前記操作項目選択する場合の操作情報は、操作項目選択
    と操作指令選択により出力されるものであることを特徴
    とする操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の操作装置において、前記選択
    信号判定部は、当該操作項目選択信号の機器識別情報と
    前記機器情報記憶部に保存させた機器識別情報が不一致
    の場合に、その旨を表示装置にて通知表示するものであ
    ることを特徴とする操作装置。
  5. 【請求項5】 表示装置に表示されるプラント機器の情
    報に基づいて、入力装置から入力されたオペレータから
    の機器選択および操作項目選択の操作情報を識別して該
    当するプラント機器へ操作指令を出力するプラント機器
    の操作方法において、 前記入力装置から入力された操作情報が機器選択か操作
    項目選択かを判定する入力データ判定処理と、 前記入力データ判定処理で機器選択とされたとき当該選
    択機器の機器識別情報を機器選択信号として出力し、一
    方前記入力データ判定処理で操作項目選択とされたとき
    当該選択機器の機器識別情報および当該操作項目識別情
    報を操作項目選択信号として出力する入力データ出力制
    御処理と、 前記入力データ出力制御処理により出力される信号が機
    器選択信号か操作項目選択信号かを判定する選択信号入
    力制御処理と、 前記選択信号入力制御処理の判定で機器選択信号とされ
    たとき当該機器選択信号の機器識別情報を機器情報記憶
    部に保存させ、一方前記選択信号入力制御処理の判定で
    操作項目選択信号とされたとき当該操作項目選択信号の
    機器識別情報と前記機器情報記憶部に保存させた機器識
    別情報を比較し、一致する場合に当該機器識別情報およ
    び当該操作項目識別情報を出力する選択信号判定処理
    と、 前記選択信号判定処理により出力される機器識別情報お
    よび操作項目識別情報をプラント機器への操作指令とし
    て出力する動作信号制御処理とを具備することを特徴と
    するプラント機器の操作方法。
  6. 【請求項6】 表示装置に表示されるプラント機器の情
    報に基づいて、入力装置から入力されたオペレータから
    の機器選択および操作項目選択の操作情報を識別して該
    当するプラント機器へ操作指令を出力するプラント機器
    の操作方法において、 前記プラント機器のそれぞれについて機器識別情報と当
    該プラント機器に対応する操作項目識別とを予め機器別
    操作項目記憶部に保存しておき、 前記入力装置から入力された操作情報が機器選択か操作
    項目選択かを判定処理し、 前記判定処理で機器選択とされたとき、前記機器別操作
    項目記憶部に保存される当該選択機器の機器識別情報を
    機器選択信号として機器情報記憶部に保存し、この機器
    情報記憶部に保存された機器識別情報に該当する機器を
    表示装置にて通知表示するとともに、前記機器別操作項
    目記憶部に保存される当該選択機器に対応する操作項目
    を前記表示装置に表示させ、 一方、前記判定処理で操作項目選択とされたとき、前記
    機器情報記憶部に保存させた機器識別情報および当該操
    作項目識別情報を操作指令として出力するとともに、操
    作指令として出力された当該機器識別情報に該当する機
    器について操作指令を出力したことを示すよう表示装置
    にて通知表示し、 プラント機器の状態を取り込み、前記操作指令に基づい
    て操作された当該機器の操作状態を反映させたプラント
    機器の情報を前記表示装置に表示されることを特徴とす
    るプラント機器の操作方法。
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