JP3317728B2 - プレス機械の異常監視装置 - Google Patents

プレス機械の異常監視装置

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JP3317728B2
JP3317728B2 JP26991792A JP26991792A JP3317728B2 JP 3317728 B2 JP3317728 B2 JP 3317728B2 JP 26991792 A JP26991792 A JP 26991792A JP 26991792 A JP26991792 A JP 26991792A JP 3317728 B2 JP3317728 B2 JP 3317728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU動作によって各
種重要事項状態データを確認しつつ各種駆動制御信号を
出力する駆動制御ユニットを備えたプレス機械の異常監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械には、各種入力信号から例え
ば非常停止,再起動防止等の複数の実際重要事項状態デ
ータを確認しつつ各種駆動制御信号をメーンモータ,ク
ラッチ・ブレーキ,各付属機器へ出力するための駆動制
御ユニットが設けられている。この駆動制御ユニット
は、リレー回路による有接点方式ではリレーの機械的寿
命が短いことから、集積回路等による無接点方式のハー
ドロジック回路が採用されている。さらに、多機能化等
に鑑みCPU動作によるコンピュータを用いる場合も出
現しつつある。
【0003】ところで、ハードロジック回路による駆動
制御ユニットを採用すると、半導体素子の異常・故障時
の対策を強化しなければならない。特に、半導体素子が
対称故障性を有することから、1または2以上の入力信
号から判断すれば非常停止という実際重要事項状態デー
タとなるべきところ非常停止とならない場合が生じ得る
からである。
【0004】ここに、従来は、リレー回路において採用
されていた2系統化という慣習から、ハードロジック回
路による駆動制御ユニットを2系統として設け、両ユニ
ットが同一動作することをもって正常とし相異動作をし
た場合に異常乃至故障があったものと判別して対処する
ものとされている。例えば、特公昭59−18598号
公報,特開昭56−134694号公報,特公昭58−
58559号公報が挙げられる。
【0005】また、2系統の動作が同じか否かを検出す
る比較回答の動作を運転開始直前に自動チェックするチ
ェック回路を設けたもの(特公昭56−7480号公
報)や、プレスが上死点にあるときに複数の上記チェッ
ク回路の動作チェックを次々に実行するセルフチェック
回路を設けたもの(特公昭62−25080号公報)が
提案されている。
【0006】したがって、駆動制御ユニットをCPU動
作型とする場合にも、上記考え方から2系統のコンピュ
ータを設けかつ両者を3番目の比較判別用コンピュータ
にバス接続させて動作比較するものと考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術で
ある特公昭56−7480号公報では運転開始直前に、
特公昭62−25080号公報では上死点にあるとき
に、チェック回路の動作チェックを行うとされている
が、常時的にチェックできるようにすることが望まし
い。しかし装置構築上現実としては難しい。
【0008】本発明の目的は、CPU動作型駆動制御ユ
ニットの異常発生の有無を何時でも連続的に監視するこ
とのできる低コストのプレス機械の異常監視装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一層の多機能
化,高速処理化等からCPU動作型が主流となる傾向に
あることに着目し、CPU動作型の駆動制御ユニットに
対し構成の異なるハード論理回路と照合回路とを設けて
同一の各種入力信号からそれぞれに生成された実際重要
事項状態データと理論重要事項状態データとをプレス一
工程時間に比較して非常に短い一定サイクル毎に照合し
て駆動制御ユニットの異常発生有無を監視するととも
に、テストパターン記憶手段とデータ変換手段とシーケ
ンス回路とを設けCPU動作中に前回(ラッチされてい
る。)の実際重要事項状態データの一部を強制書替え
(変換)して創成した判別対象重要事項状態データと
ストパターンをハード論理回路へ入力させて得た判別重
要事項状態データ比較して本装置自体を自己診断し
つつ異常無を前提としてCPU動作型の駆動制御ユニッ
トの異常発生の有無を例えばプレス一工程内に何回も連
続的に確認することのできる構成とし、前記目的を達成
するものである。
【0010】すなわち、本発明に係るプレス機械の異常
監視装置は、各種入力信号および所定プログラムに基づ
きCPU動作によって複数の実際重要事項状態データを
確認しつつ各種駆動制御信号を出力する駆動制御ユニッ
トを備えたプレス機械の異常監視装置であって、前記各
種入力信号入力された場合に理論重要事項状態データ
を生成可能かつ選択されたテストパターンが入力された
場合には当該テストパターンに対応する判別重要事項状
態データを生成可能に形成されたハード論理回路と、
力されたターゲット状態データ書替信号を利用してラッ
チされている実際重要事項状態データのターゲット状態
データを強制書替することで判別対象重要事項状態デー
タに変換するデータ変換手段と、前記実際重要事項状態
データとこれに対応する理論重要事項状態データとを照
合して両データの同異性判別に係る第1の照合結果信号
を出力可能かつ選択されたテストパターンに対応するも
のとして入力された判別重要事項状態データと判別対象
重要事項状態データとを照合して両データの同異性判別
に係る第2の照合結果信号を出力可能に形成された照合
回路と、前記CPU動作をしている間でかつ照合回路か
ら出力された第1の照合結果信号に基づいて前記駆動制
御ユニットに異常が無いと判別できた場合または第2の
照合結果信号に基づいて自己内に異常が無いと判別でき
た場合にテストパターン記憶手段に記憶されている中か
ら選択されたテストパターンをハード論理回路へ出力可
能かつ実際重要事項状態データのうちのテストパターン
に対応させたターゲット状態データのみを一定値に強制
書替えするためのターゲット状態データ書替信号をデー
タ変換手段に出力可能であるとともにハード論理回路で
生成された判別重要事項状態データとデータ変換手段で
変換された判別対象重要事項状態データとを順次に照合
回路に入力可能なシーケンス回路を設け、かつこのシー
ケンス回路照合回路から出力された第1の照合結果
号に基づいて前記駆動制御ユニットに異常が有ると判別
できた場合または第2の照合結果信号に基づいて自己内
に異常が有ると判別できた場合にクラッチ・ブレーキを
強制的にOFFさせる信号を出力可能に形成されている
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成による本発明では、駆動制御ユニット
は一定サイクル毎に各種入力信号をプログラムに基づき
処理して複数の実際重要事項状態データを確認しつつ各
種駆動制御信号を出力してプレス運転を行う。一方、ハ
ード論理回路は、一定サイクル毎に入力された上記と同
じ各種入力信号から理論重要事項状態データを生成す
る。この論理重要事項状態データは各種入力信号を同じ
くした実際重要事項状態データに対応するものである。
すると、照合回路が論理重要事項状態データ実際重要
事項状態データとを照合し同異性を判別する。そして、
第1の照合結果信号をシーケンス回路に出力する。すな
わち、シーケンス回路では入力された第1の照合結果信
号から両者(データ)が同一ならば駆動制御ユニットは
正常で相異ならば駆動制御ユニットに異常が発生したと
わかる。
【0012】ところで、駆動制御ユニットが上記のよう
に各種入力信号から今回の実際重要事項状態データを確
認するためのにCPU動作している間でかつ第1の照合
結果信号に基づき駆動制御ユニットが正常(異常無)と
判別された場合[または、第2の照合結果信号に基づき
自己内に異常が無(正常)と判別された場合]に、シー
ケンス回路はテストパターン記憶手段に記憶されている
テストパターンを順次に選択してハード論理回路に出力
する。ハード論理回路は、入力されたテストパターンご
との判別重要事項状態データをサイクル的に生成する。
また、シーケンス回路は実際重要事項状態データのうち
テストパターンに対応させたターゲット状態データのみ
を一定値に書替えるためのターゲット状態データ書替信
号をデータ変換手段に出力する。データ変換手段は、入
力されたターゲット状態データ書替信号を利用してラッ
チされている実際重要事項状態データのターゲット状態
データを強制書替することで実際重要事項状態データを
判別対象事項状態データにサイクル的に変換する。する
と、シーケンス回路がハード論理回路で生成された判別
重要事項状態データとデータ変換手段で変換された判別
対象重要事項状態データとを順次に照合回路に入力す
。CPU動作中に何回も行う。ここにシーケンス回路
は、照合回路から出力された第1の照合結果信号に基づ
いて駆動制御ユニットに異常が有ると判別できた場合ま
たは第2の照合結果信号に基づいて自己内に異常が有る
と判別できた場合(本装置の構成要素に異常が発生)に
クラッチ・ブレーキを強制的にOFFさせプレス停止さ
せる。異常と判別された場合は、プレス運転が続
行される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において、駆動制御ユニット10は、入力回
路11と入力ラッチ回路12と駆動制御回路15と出力
回路16とリレー17とから構成されている。入力回路
11には、各種ボタン,近接スイッチ,光電スイッチ等
々のプレス運転状態に係る複数の入力信号ISが入力さ
れ、これら複数の入力信号ISは、図2(B)に示すス
トローブ信号STB・Bで入力ラッチ回路12にラッチ
〔同(D)〕され、ラッチ入力信号RISとなる。入力
ラッチ用のストローブ信号STB・Bは、プレス一工程
時間よりも非常に短い所定サイクル(例えば、2〜5m
sec毎)に詳細後記のシーケンス回路22から入力さ
れる。
【0014】ここに、駆動制御回路15は、各種固定デ
ータや各種プログラムを格納するROM,各種データを
一時記憶するRAM,命令・演算・実行等々を司るCP
Uとを含み、図2(C)に示すストローブ信号STB・
Cでラッチ入力信号RISを取り込む〔同(E)〕と取
込完了信号CPACK〔同(K)〕を出力するととも
に、同(F),(K)に示すようにCPU動作によって
今回のラッチ入力信号RISから今回の実際重要事項状
態データCJODを求めつつ確認する。この実際重要事
項状態データCJODとしては、非常停止,急停止,連
続停止,原位置確認,再起動防止,クラッチON,連続
運転,連続サイクル,サイクル中,オーバーランチェッ
ク等であり、本発明では後に出力される図2(A)に示
すストローブ信号STB・Aで異常監視装置20の一部
を構成する出力ラッチ回路31にラッチされる。すなわ
ち、ストローブ信号STB・Aは、今回の実際重要事項
状態データCJODを次回の本装置20の自己診断のた
めに確定記憶させるものである。
【0015】なお、駆動制御回路15は、処理動作に伴
って表示装置18へ表示信号INGを出力し、インター
フェース19へ各種駆動制御信号INTを出力する。ま
た、所定条件の下に出力回路16に運転信号OPTを出
力する。また、一定条件の下に励磁信号EX1をOFF
させる。したがって、リレー17がOFFするとその補
助a接点(Ry1)が開路しクラッチ・ブレーキ用のソ
レノイド30をOFFさせる。以上の構成は、CPU動
作型の駆動制御ユニット10の一般的構成につき、これ
以上の説明は省略する。
【0016】さて、本異常監視装置20は、駆動制御ユ
ニット10(駆動制御回路15)に異常が発生したか否
かを監視判別するもので、駆動制御回路15がソフトウ
ェアとして動作するのに対して、ハードロジックから構
成され、図1で左側からシーケンス回路22,ROMか
ら形成されたテストパターン記憶手段23,信号選択回
路24,ハード論理回路25,2つの出力ラッチ回路3
1・32,照合・テスト選択回路33および照合回路3
5等を含み、ストローブ信号STB・Aが出力される所
定サイクル毎(例えば、2ms毎)に出力ラッチ回路3
1にラッチされた前回の実際重要事項状態データCJO
Dと出力ラッチ回路32にラッチされた理論重要事項状
態データTJODとを照合して駆動制御回路15(1
0)の異常の有無を判別する短定時的監視機能と、判別
重要事項状態データと判別対象重要事項状態データとを
照合してCPU動作中における本装置20自体の自己診
断に係るサイクル的な繰返監視機能とを有する。
【0017】まず、ハード論理回路25は、ラッチ入力
信号RISを入力として理論重要事項状態データTJO
Dを生成するもので、フリップ・フロップ素子あるいは
ORゲート,ANDゲート等からロジック回路として形
成される。すなわち、理論重要事項状態データTJOD
は、ラッチ入力信号RISを同一として駆動制御回路1
5がCPU動作で求め実際重要事項状態データCJO
Dと同じデータである。なお、このハード論理回路25
にテストパターンが入力された場合に当該テストパター
ンに対応する判別重要事項状態データを生成する機能に
ついては、詳細後記する。
【0018】詳しくは、今、ラッチされた入力信号RI
SをS0,S1,…,Snとした場合、駆動制御回路1
5がROMに格納されたプログラムに基づくCPU動作
によってSD0,SD1,…,SDjなる実際重要事項
状態データCJODを生成確認するものとすると、ハー
ド論理回路25も同じラッチ入力信号RIS(S0,S
1,…,Sn)を入力として論理重要事項状態データT
JOD(SD0,SD1,…,SDj)を生成するもの
と形成している。つまり、ソフトウェア的に生成された
実際重要事項状態データCJODとハードウェア的に生
成された理論重要事項状態データTJODとを照合させ
ることにより、同一構成要素(ロジック回路あるいはコ
ンピュータ)からなる従来駆動制御ユニットと従来チェ
ック回路との組合せによる異常同時発生不回避という従
来問題点を一掃させることを目的の1つとする。
【0019】信号選択回路24は、シーケンス回路22
からの選択信号SLCTによって、ハード論理回路25
へラッチ入力信号RISを入力させるかあるいはテスト
パターンPTNを入力させるかを選択するものである。
また、ハード論理回路25へラッチ入力信号RISを入
力させるときには、駆動制御回路15のCPUで同一の
ラッチ入力信号RISを取込み可能とする。但し、CP
UはテストパターンPTNについては取込みしない。
【0020】また、照合・テスト選択回路33は、図2
(A)に示すストローブ信号STB・Aが発せられたと
きに、出力ラッチ回路31にラッチされた前回の実際重
要事項状態データCJODと、出力ラッチ回路32にラ
ッチされた前回の理論重要事項状態データTJODとを
照合回路35へ選択出力する。一方、シーケンス回路2
2からテスト信号つまりターゲット状態データ選択信号
を兼ねるターゲット状態データ書替信号CJOD・Tが
入力されると、詳細後記するテストパターンに基づく判
別重要事項状態データP・TJODと、実際重要事項状
態データCJODのターゲット状態データに対応するデ
ータを一定値(例えば、Lレベル)に強制書替えして得
た判別対象事項状態データP・CJODとを照合回路3
5へ出力するものである。つまり、照合・テスト選択回
路33はシーケンス回路22の指令にしたがって信号選
択を実行するに過ぎない。すなわち、ハード論理回路2
5で生成された判別重要事項状態データP・TJODと
データ変換手段(31,33)で変換された判別対象重
要事項状態データP・CJODとを順次に照合回路35
に入力可能である。なお、データ出力先である照合回路
35に関すれば、判別重要事項状態データP・TJOD
と判別対象重要事項状態データP・CJODとが何回も
繰り返すサイクル的なデータであるのに対して、論理重
要事項状態データTJODはいわば短定時的な判別重要
事項状態データP・TJODで実際重要事項状態データ
CJODはいわば短定時的な判別対象重要事項状態デー
タP・CJODといいえる。
【0021】次に、テストパターン記憶手段23に記憶
されるテストパターンは、あるラッチ入力信号RIS
(S0,S1,…,Sn)をハード論理回路25へ入力
した場合に生成される理論重要事項状態データTJOD
が例えばSD0=H,SD1=H,…,SDi=H,S
Dj=Hとした場合に、そのうちの1つのデータ(ター
ゲット状態データTPTN)の値を1パターンのテスト
中に例えばH→Lに1サイクル変化させることのできる
入力信号相当の信号として形成されている。つまり、上
記場合において、ターゲット状態データをSDj(Hレ
ベル)としたとき、それを1パターン内でHレベル→L
レベルと変化させかつその他のデータSD0,…,SD
iは上記と同じとしたままの判別重要事項状態データP
・TJOD〔SD0=H,SD1=H,…,SDi=
H,SDj=(H→L)〕を生成させることのできる入
力信号相当信号である。また、ターゲット状態データ
は、上記SDjのみならず他のSD0,SD1,…,S
Diのいずれもなり得る。したがって、テストパターン
としては例えば500通りとなる。
【0022】ハード論理回路25は、選択されたテスト
パターンが入力された場合には当該テストパターンに対
応する判別重要事項状態データP・TJODを生成可能
に形成されている。この実施例の場合、テスト時に照合
回路35へ入力する判別重要事項状態データP・TJO
Dは、出力ラッチ回路32にラッチされている前回の理
論重要事項状態データTJODのうちターゲット状態デ
ータTPTN〔上記場合でいえば、SDj〕のみを書替
えかつ他のデータ(SD0,SD1,…,SDi)は理
論重要事項状態データ(TJOD)のままとした組合せ
データとされている。これと関連し、判別対象重要事項
状態データP・CJODとしては、出力ラッチ回路31
にラッチされている前回の実際重要事項状態データCJ
ODのうちテストパターンに対応させたターゲット状態
データ相当のデータ(SDj)のみを一定値 (この実
施例では、Lレベル)に強制的に書替え(変換し)たも
のである。この書替え(変換し)は、照合・テスト選択
回路33において切替信号を兼ねるターゲット状態デー
タ書替信号CJOD・Tで実行される。すなわち、出力
ラッチ回路31と照合・テスト選択回路33とからなる
データ変換手段(31,33)が、入力されたターゲッ
ト状態データ書替信号CJOD・Tを利用してラッチさ
れていた前回の実際重要事項状態データCJODのター
ゲット状態データを強制書替することで判別対象重要事
項状態データP・CJODに変換する。
【0023】すなわち、ハード論理回路25の通常は、
あるテストパターン入力された場合には当該テストパ
ターンに対応する判別重要事項状態データP・TJOD
〔SD0=H,SD1=H,…,SDi=H,SDj=
(H→L)〕を生成る。つまり、ターゲット状態デー
タTPTNを1パターン内でH→Lと変化させる。一
方、出力ラッチ回路31にラッチされている前回の実際
重要事項状態データCJODのうちそのテストパターン
に対応するターゲット状態データ(SDj)相当のデー
タをターゲット状態データ切替信号CJOD・Tで強制
的にLレベルとする。したがって、本監視装置20の構
成要素(例えばフリップ・フロップ素子等)が全て正常
であれば、照合回路35からの結果信号CCMPは1パ
ターンのテスト中にL:HによるLレベル→L:Lによ
るHレベルに変化する。つまり、この実施例では、CP
U動作中に結果信号CCMPが1パターン内でL→H変
化すればシーケンス回路22が本装置20が正常(異常
無)と判別する一方、L→LまたはH→Hならば異常有
と判別すように形成しているわけである。この実施例で
は、シーケンス回路22における信号処理態様が同一
に、つまり駆動制御回路(15)診断に係る第1の照合
結果信号および自己(20)診断に係る第2の照合結果
信号の双方信号取扱いを同じになるように簡素化(構
築)してあるから、結果信号CCMPは第1の照合結果
信号および第2の照合結果信号のいずれをも意味する。
いずれの信号であるかは、照合回路35の出力タイミン
グによる。
【0024】以上をまとめると、初めに照合された実際
重要事項状態データCJODと理論重要事項状態データ
TJODとが同一である場合には照合回路35からHレ
ベルの両データの同異性判別に係る第1の照合結果信号
結果信号CCMPが出力されるものと形成され、か
つテスト工程においては本装置20全体が異常無である
ことを前提として判別重要事項状態データP・TJOD
と判別対象重要事項状態データP・CJODとを照合し
た場合に、両データの同異性判別に係る第2の照合結果
信号(結果信号CCMPを1パターン内でL→Hに変
化させて照合回路35からシーケンス回路22へ出力さ
せることができるように、テストパターンを予め決めて
いる。
【0025】ここにおいて、シーケンス回路22は、イ
ンクレメント信号選択回路,カウンタ等を含み、パター
ン番号指定信号PTNo.と選択信号SLCTとターゲ
ット状態データ書替信号CJOD・Tと判定結果信号P
OKとを適時に出力する他、さらにオシレータ21から
のクロック信号CLKに基づき、図2に示すタイミング
で各ストローブ信号STB・A〜STB・Cを出力する
ものと形成されている。また、駆動制御回路15からの
取込完了信号CPACKが入力されたことを条件として
テストパターンによる本監視装置20自体の自己診断動
作を開始する。
【0026】すなわち、ストローブ信号STB・Bで入
力信号ISを入力ラッチ回路12にラッチさせる。引続
き、ストローブ信号STB・Cを出力する。すると、駆
動制御回路15のCPUが図2(E)に示すようにその
今回ラッチ入力信号RISを取込み(リード)、かつ取
込完了信号CPACKをシーケンス回路22へ転送する
とともに、CPU動作によりラッチ入力信号RISに基
づいた今回の実際重要事項状態データCJODを生成・
確認させる。
【0027】このCPU動作と同時的に、シーケンス回
路22は、駆動制御回路15からの取込完了信号CPA
CKに基づきターゲット状態データ選択信号を兼ねるタ
ーゲット状態データ書替信号CJOD・TをHレベル→
Lレベルとし、つまり実質的には短定時的照合信号を出
力し両ラッチ回路31,32にラッチされていた前回の
両データCJOD,TJODを照合回路35に選択入力
させる。これにより、照合回路35は、両データCJO
D,TJODが同一である場合に第1の照合結果信号
結果信号CCMPを出力(Hレベル)する。これを
受けたシーケンス回路22は、各ストローブ信号との関
係を見ながらリレー駆動回路(例えば、AC・DC変換
器)26へ判別結果信号POKを出力(1パルス信号出
力)する。したがって、リレー駆動回路26からの励磁
信号EX2,リレー27はONのままであり、クラッチ
・ブレーキ用ソレノイド30をONとしたままプレス運
転続行を許容する。一方、第1の照会結果信号(結果信
号CCMPがLレベルであれば、先のテストとの関係
から判別結果信号POKがL→Hに変化されないのでリ
レー27がOFFとなりクラッチ・ブレーキ用ソレノイ
ド30がOFFされプレス停止される。なお、出力ラッ
チ回路32から入力される信号POは、電源装置(図示
省略)が故障した場合にリレー駆動回路26をOFFさ
せるための信号である。
【0028】さらに、シーケンス回路22は、ストロー
ブ信号STB・Cを出力したと同時またはその直後にテ
ストパターン番号指定信号PTNo.を出力して、テス
トパターン記憶手段23からテストパターンPTNを信
号選択回路24を通してハード論理回路25へ入力させ
る。このハード論理回路25からは、判別重要事項状態
データP・TJODが出力される。これと同時的にター
ゲット状態データ書替信号CJOD・Tを出力(Hレベ
ル)し、データ変換手段(31,33)つまり照合・テ
スト選択回路33において出力ラッチ回路31にラッチ
されている前回の実際重要事項状態データCJODのう
ち当該テストパターンPTNに対応させたターゲット状
態データのみを一定値(Lレベル)に強制書替した判別
対象重要事項状態データP・CJODを生成させる。し
たがって、照合回路35が、入力された判別対象重要事
項状態データP・CJODと判別重要事項状態データP
・TJODとを照合判別する。照合回路35からシーケ
ンス回路22に戻される両データの同異性判別に係る第
2の照合結果信号(結果信号CCMP)は本装置20が
正常であれば、この実施例の場合は、1パターン内でL
→Hに変化するが、異常があるとL→LまたはH→Hと
なる。
【0029】なお、詳しくは、1パターンのテストは次
のようにして行われる。すなわち、判別重要事項状態デ
ータP・TJODのターゲット状態データTPTNを一
気にH→Lに変化させるのでなく、まずターゲット状態
データTPTNを“H”としその結果として照合回路3
5からの第2の照会結果信号(結果信号CCMPがL
(正常)となったことを確認し、次にターゲット状態デ
ータTPTNを“L”としてその結果として照合回路3
5からの第2の照会結果信号CCPMがH(正常)とな
ったことを確認するようにして行う。また、第2の照会
結果信号(結果信号CCMPが最初にL(正常)とな
るべきところH(異常)であると1パターン内のテスト
であってもターゲット状態データTPTNを次の“L”
に変化させない。
【0030】このCPU動作中における本装置20の自
己診断は、テストパターン記憶手段23に記憶されてい
る全てのテストパターンについて順次に繰返し実行され
る。したがって、シーケンス回路22からの判定結果信
号POKは、本監視装置20が正常であれば連続的に一
定周期のパルス信号として出力される。これに対して、
シーケンス回路22は入力された第2の照会結果信号
結果信号CCMPから本監視装置20に異常が発生
したものと判定した場合は、その判定結果信号POKを
強制的にLレベルのままとする。かくして、励磁信号E
X2がOFFとなり、リレー27がOFFとなるからク
ラッチ・ブレーキ用ソレノイド30をOFFしてプレス
停止させ安全を図る。
【0031】その後に、ストローブ信号STB・Aを出
力し、出力ラッチ回路31に今回の実際重要事項状態デ
ータCJODをラッチさせ、かつ出力ラッチ回路32に
ハード論理回路25で生成された今回のラッチ入力信号
RISに基づく今回の理論重要事項状態データTJOD
をラッチさせる。すなわち、次回のCPU動作中に行わ
れる本装置20の自己診断の準備のために今回における
両データCJOD,TJODを確定記憶させるわけであ
る。
【0032】次に、この実施例の全体的作用を説明す
る。図2において、時刻tjにおいてストローブ信号S
TB・Aが出力されると、出力ラッチ回路31には同
(F)に“1”で示す前回の実際重要事項状態データC
JODがラッチ〔同(G)〕され、かつ出力ラッチ回路
32には同(I)に“1”で示す前回の理論重要事項状
態データTJODがラッチ〔同(J)〕される。つま
り、前回の両データCJOD,TJODが確定記憶され
る。
【0033】ここに、照合・テスト選択回路33は、
ーケンス回路22からの切替信号(CJOD・T)によ
って前回の実際重要事項状態データCJODおよび理論
重要事項状態データTJODを選択して照合回路35へ
入力させる。つまり、本監視装置20(照合回路35,
シーケンス回路22)が駆動制御回路15(10)に異
常が発生したか否かを両データCJOD,TJODを照
合して判別する。すると、シーケンス回路22は照合回
路35からの第1の照会結果信号(結果信号CCMP
に基づいて駆動制御回路15に異常がると判定すると
判別結果信号POKをLレベルのままとする。つまり、
リレー27,ソレノイド30をOFFしプレス停止させ
る。正常と判定した場合は、HレベルとLレベルとの繰
返し変化信号(POK)を出力してプレス運転の続行を
許容する。
【0034】その後の時刻tkにおいてシーケンス回路
22からストローブ信号STB・Bが出力されると、入
力ラッチ回路12は今回の入力信号ISをラッチし、図
2(D)に“2”で示す今回のラッチ入力信号RISと
して記憶しておく。引続き、時刻tlにおいてストロー
ブ信号STB・Cを出力し、かつ選択信号SLCTをL
レベルとしこのラッチ入力信号RISを信号選択回路2
4を通して駆動制御回路15へ転送可能に切替える。こ
れにより、CPUが今回ラッチ入力信号RISを同
(E)に“2”で示すようにリード(取込み)する。そ
して、同(K)に示す取込完了信号CPACKを出力す
るとともに、今回ラッチ入力信号RISに基づき同
(F)に示す如く今回の実際重要事項状態データCJO
Dを求める。また、各駆動制御信号EX1,OPT,I
NG,INTを適時に出力する。
【0035】このCPU動作中に、本監視装置20は自
己診断を開始する〔同(H),(I)〕。この段階にお
ける出力ラッチ回路31のラッチ内容は同(G)に
“1”で示す前回の実際重要事項状態データCJOD
で、出力ラッチ回路32のラッチ内容は同(J)に
“1”で示す前回の論理重要事項状態データTJODで
ある。ここに、シーケンス回路22は選択信号SLCT
をHレベルとしかつテストパターン番号指定信号PTN
o.を出力する。したがって、ハード論理回路25にテ
ストパターン記憶手段23に記憶されているテストパタ
ーンのうち指定されたテストパターンPTNが同(H)
に示すように入力される。ハード論理回路25からは、
同(I)に示されるように、出力ラッチ回路32にラッ
チされている前回の論理重要事項状態データTJODの
うちその1つのターゲット状態データTPTNだけが書
替えられた判別重要事項状態データP・TJODが出力
(H→L変化)される。これと同時的に、出力ラッチ回
路31にラッチされていた前回の実際重要事項状態デー
タCJODのうちの当該ターゲット状態データ相当の状
態データがターゲット状態データ書替信号CJOD・T
によって強制的にLレベルに書替えられ、判別対象重要
事項状態データP・CJODが生成される。
【0036】かくして、照合回路35は、判別重要事項
状態データP・TJODと判別対象重要事項状態データ
P・CJODとを照合判別する。この照合判別は図2
(H)に示すように全てのテストパターンについて上記
手順により繰返し行われる。したがって、今、判別対象
重要事項状態データP・CJODが〔SD0=H,SD
1=H,…,SDi=H,SDj=“L”〕に対して判
別重要事項状態データP・TJODは〔SD0=H,S
D1=H,…,SDi=H,SDj=(H→L)〕であ
るから、本装置20が正常であれば第2の照合結果信号
結果信号CCMPは1パターン内でL→Hと変化し
た信号となるが、異常が発生しているとL→LまたはH
→Hであり変化しない。
【0037】ここに、シーケンス回路22は、照合回路
35からの第2の照会結果信号(結果信号CCMP
各テストパターンを切替えるごとにLレベルとHレベル
に交互に変化して入力されれば本装置20が正常である
と自己診断して一定サイクルのパルス信号となる判別結
果信号POKをリレー駆動回路26に出力してプレス運
転の続行を許すが、第2の照会結果信号(結果信号CC
MPがH→Hレベルのまま又はL→Lレベルのままだ
と本装置20のいずれかのロジックに異常が発生したも
のと自己診断して判別結果信号POKを強制的にLレベ
ルのままとしリレー27,ソレノイド30をOFFして
プレス停止させる。
【0038】しかして、この実施例によれば、ハード論
理回路25とデータ変換手段(31,33)と照合回路
35とテストパターン記憶手段23とシーケンス回路2
2とを設け、短定時的に駆動制御ユニット10(15)
でソフト的に生成した実際重要事項状態データCJOD
と同一のラッチ入力信号RIS(IS)からハード論理
回路25がハード的に生成した理論重要事項状態データ
TJODとを照合させて駆動制御ユニット10に異常が
発生したか否かを監視し、かつ駆動制御ユニット10内
のCPU動作中にはテストパターンを用いて本異常監視
装置20自体のロジックに異常があるか否かをサイクル
的に自己診断する構成とされているので、CPU動作型
の駆動制御ユニット10(15)をプレス運転中に何時
でも監視できるからプレス機械の安全性を確約でき、か
つ異常発生時には速やかにセフティーサイドに対処でき
る。
【0039】また、各ストローブ信号STB・A〜ST
B・Cは、例えば2〜5msec毎のサイクルごとに出
力させることも可能であるから、高速プレス機械でもプ
レス一工程サイクル内に4〜5回の短定時的監視を行え
る。
【0040】また、サイクル内に実行される自己診断機
能は、テストパターン記憶手段23に記憶されている例
えば500通りの全てのテストパターンを順次に選択入
力して行うものとされているので、本装置20の異常発
生の有無を常時的に監視できる。よって、CPU動作型
の駆動制御ユニット10(15)を一段と確実に監視で
き信頼性も高い。
【0041】また、自己診断機能は、テストパターンを
ハード論理回路25へ入力させそれから生成された判別
重要事項状態データP・TJODと出力ラッチ回路31
にラッチされていた前回の実際重要事項状態データCJ
ODを利用して生成した判別対象重要事項データP・C
JODとを照合回路35で照合判別し、その結果、正常
と判別された場合に次のテストパターンに切替え、異常
と判別された場合は繰返し動作停止とする構成とされて
いる。つまり、本装置20の全構成要素を用いてループ
チェックするように形成されているので、確実な自己診
断を迅速に行える。
【0042】また、自己診断機能は、判別重要事項状態
データP・TJODのうちのターゲット状態データTP
TNを1パターン内でH→Lに1サイクル変化させ、か
つ判別対象重要事項状態データP・CJODのうちのタ
ーゲット状態データ相当のデータを強制的にLレベルと
して実行されるので、構成要素たる例えばフリップ・フ
ロップの動作・不動作を各テストパターンごとに自動チ
ェックできるので、一段と確実な信頼性ある診断を高速
に行える。さらに、ターゲット状態データTPTNを初
めの“H”から後の“L”に切替える場合にも、上記ル
ープチェックするので完璧な診断を行える。
【0043】さらに、リレー27は、判定結果信号PO
KをAC・DC変換した信号で駆動される構成とされて
いるので、判定結果信号が遮断したとしても、クラッチ
・ブレーキ用ソレノイド30を確実にOFFできセフテ
ィーシステムとなる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、ハード論理回路とデー
タ変換手段と照合回路とテストパターン記憶手段とシー
ケンス回路とを設け、短定時的に駆動制御ユニットでソ
フト的に生成した実際重要事項状態データと同一のラッ
チ入力信号からハード論理回路がハード的に生成した理
論重要事項状態データとを照合させて駆動制御ユニット
に異常が発生したか否かを監視し、かつ駆動制御ユニッ
ト内のCPU動作中にはテストパターンを用いて本異常
監視装置自体のロジックに異常があるか否かをサイクル
的に自己診断する構成とされているので、CPU動作型
の駆動制御ユニットをプレス運転中に何時でも監視でき
るからプレス機械の安全性を確約でき、かつ異常発生時
には速やかにセフティーサイドに対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
10 CPU動作型の駆動制御ユニット 11 入力回路 12 入力ラッチ回路 15 駆動制御回路 16 出力回路 17 リレー 18 表示装置 19 インターフェース 20 異常監視装置 21 オシレータ 22 シーケンス回路 23 テストパターン記憶手段 24 信号選択回路 25 ハード論理回路 26 リレー駆動回路 27 リレー 31,32 出力ラッチ回路 33 照合・テスト選択回路 35 照合回路 30 クラッチ・ブレーキ用ソレノイド IS 入力信号 RIS ラッチ入力信号 PTN テストパターン CJOD 実際重要事項状態データ TJOD 理論重要事項状態データ P・CJOD 判別対象重要事項状態データ P・TJOD 判別重要事項状態データ TPTN ターゲット状態データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 15/28 G05B 23/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種入力信号および所定プログラムに基
    づきCPU動作によって複数の実際重要事項状態データ
    を確認しつつ各種駆動制御信号を出力する駆動制御ユニ
    ットを備えたプレス機械の異常監視装置であって、 前記各種入力信号入力された場合に理論重要事項状態
    データを生成可能かつ選択されたテストパターンが入力
    された場合には当該テストパターンに対応する判別重要
    事項状態データを生成可能に形成されたハード論理回路
    と、入力されたターゲット状態データ書替信号を利用してラ
    ッチされている実際重要事項状態データのターゲット状
    態データを強制書替することで判別対象重要事項状態デ
    ータに変換するデータ変換手段と、 前記 実際重要事項状態データとこれに対応する理論重要
    事項状態データとを照合して両データの同異性判別に係
    る第1の照合結果信号を出力可能かつ選択されたテスト
    パターンに対応するものとして入力された判別重要事項
    状態データと判別対象重要事項状態データとを照合して
    両データの同異性判別に係る第2の照合結果信号を出力
    可能に形成された照合回路と、前記CPU動作をしている間でかつ照合回路から出力さ
    れた第1の照合結果信号に基づいて前記駆動制御ユニッ
    トに異常が無いと判別できた場合または第2の照合結果
    信号に基づいて自己内に異常が無いと判別できた場合に
    テストパターン記憶手段に記憶されている中から選択さ
    れたテストパターンをハード論理回路へ出力可能かつ実
    際重要事項状態データのうちのテストパターンに対応さ
    せたターゲット状態データのみを一定値に強制書替えす
    るためのターゲット状態データ書替信号をデータ変換手
    段に出力可能であるとともにハード論理回路で生成され
    た判別重要事項状態データとデータ変換手段で変換され
    た判別対象重要事項状態データとを順次に照合回路に入
    力可能な シーケンス回路を設け、かつこのシーケンス回
    照合回路から出力された第1の照合結果信号に基づ
    いて前記駆動制御ユニットに異常が有ると判別できた場
    または第2の照合結果信号に基づいて自己内に異常が
    有ると判別できた場合にクラッチ・ブレーキを強制的に
    OFFさせる信号を出力可能に形成されていることを特
    徴とするプレス機械の異常監視装置。
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