JP2003208251A - 電子手順実行プログラムおよび電子手順実行サーバ - Google Patents

電子手順実行プログラムおよび電子手順実行サーバ

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JP2003208251A
JP2003208251A JP2002005288A JP2002005288A JP2003208251A JP 2003208251 A JP2003208251 A JP 2003208251A JP 2002005288 A JP2002005288 A JP 2002005288A JP 2002005288 A JP2002005288 A JP 2002005288A JP 2003208251 A JP2003208251 A JP 2003208251A
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JP2002005288A
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Yoshiki Takeuchi
芳樹 竹内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良好な電子手順実行システムのため
の電子手順実行プログラムを提供する。 【解決手段】 機器100に対して複数の操作を実行す
るための電子手順実行プログラムであって、前記複数の
操作11a〜11hのそれぞれを実行させるときにユー
ザに操作される操作子を示すデータ23aと、前記複数
の操作の実行順を示すデータ22と、前記複数の操作の
少なくとも一つが行われたときの前記機器からの応答を
示すデータ24とを単一の画面102aに表示させるス
テップと、前記実行順と異なる順番での前記操作の実行
を禁止するステップとをコンピュータ102に実行させ
るための電子手順実行プログラムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子手順実行プロ
グラムおよび電子手順実行サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、操作者51が操作盤
のスイッチを操作(コンピュータ画面52上またはキー
ボードでの操作を含む)して、機器(図示せず)の操作
(監視を含む)を行う場合には、操作者51は、手順書
(紙または電子的なマニュアル)53を参照しながら、
キーボード等を操作したりコンピュータ画面52のデー
タをチェックするのが一般的である。このような操作
は、例えば、機器の遠隔監視または遠隔操作等を行う場
合に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、手順書
を見ながら操作盤を操作する場合には、以下のような不
都合がある。 ・操作者は、操作盤と手順書の両方を見る必要があるた
め、操作が煩わしい。 ・また、そのため、誤操作を招き易い。 ・操作の記録を手書きで残す必要がある。また、操作の
有無の記録は履歴として残すことはできるが、常時モニ
ターしているデータのうち、その操作に対する応答とし
てのデータを抽出して記録することが困難である。 ・紙で配布された手順書のバージョン管理が大変であ
る。
【0004】本発明の目的は、操作性が良好な電子手順
実行システムのための電子手順実行プログラムおよび電
子手順実行サーバを提供することである。本発明の他の
目的は、操作性および視認性が良好な電子手順実行シス
テムのための電子手順実行プログラムおよび電子手順実
行サーバを提供することである。本発明の更に他の目的
は、操作手順ミスの発生を防ぐことのできる電子手順実
行システムのための電子手順実行プログラムおよび電子
手順実行サーバを提供することである。本発明の更に他
の目的は、操作手順を容易に知ることのできる電子手順
実行システムのための電子手順実行プログラムおよび電
子手順実行サーバを提供することである。本発明の更に
他の目的は、操作が良好に行われたか否かの結果を知る
ことのできる電子手順実行システムのための電子手順実
行プログラムおよび電子手順実行サーバを提供すること
である。本発明の更に他の目的は、操作手順の一元管理
ができる電子手順実行システムのための電子手順実行プ
ログラムおよび電子手順実行サーバを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決す
るための手段]を説明する。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記
載との対応関係を明らかにするために付加されたもので
あるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技
術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0006】本発明の電子手順実行プログラムは、機器
(100)に対して複数の操作を実行するための電子手
順実行プログラムであって、前記複数の操作(11a〜
11h)を実行させるときにユーザに操作される操作子
を示すデータ(23b)と、前記複数の操作(11a〜
11h)の少なくとも一つが行われたときの前記機器
(100)からの応答を示すデータ(24)とを単一の
画面(102a)に表示させるステップと、前記ユーザ
による操作に応答して、前記複数の操作(11a〜11
h)の実行順通りに前記複数の操作(11a〜11h)
のそれぞれを実行するステップとをコンピュータ(10
2)に実行させるための電子手順実行プログラムであ
る。
【0007】本発明の電子手順実行プログラムは、機器
(100)に対して複数の操作を実行するための電子手
順実行プログラムであって、前記複数の操作(11a〜
11h)のそれぞれを実行させるときにユーザに操作さ
れる操作子を示すデータ(23a)と、前記複数の操作
(11a〜11h)の実行順を示すデータ(22)と、
前記複数の操作(11a〜11h)の少なくとも一つが
行われたときの前記機器(100)からの応答を示すデ
ータ(24)とを単一の画面(102a)に表示させる
ステップと、前記実行順と異なる順番での前記操作(1
1a〜11h)の実行を禁止するステップとをコンピュ
ータ(102)に実行させるための電子手順実行プログ
ラムである。
【0008】本発明の電子手順実行プログラムにおい
て、前記単一の画面(102a)には、データが表形式
で表示され、前記表形式の各行には、前記複数の操作
(11a〜11h)のそれぞれが対応し、前記表形式の
列方向には、前記操作が実行されたかをチェックする領
域(21)と、前記操作子を示すデータ(23a)を表
示するための領域と、前記実行順を示すデータを表示す
るための領域と、前記応答を示すデータ(24)を表示
するための領域が設けられている。
【0009】本発明の電子手順実行プログラムにおい
て、更に、前記応答を示すデータを記録するステップを
コンピュータ(102)に実行させる。
【0010】本発明の電子手順実行プログラムにおい
て、前記単一の画面(102a)には、更に、前記応答
が不良であるときに前記ユーザが採るべき対策を示すデ
ータを表示させる。
【0011】本発明の電子手順実行プログラムにおい
て、前記単一の画面(102a)には、更に、前記複数
の操作(11a〜11h)のそれぞれの操作内容を説明
するためのデータを表示させる。
【0012】本発明の電子手順実行プログラムにおい
て、前記単一の画面(102a)には、更に、前記複数
の操作(11a〜11h)のうちのどの前記操作までが
実行されたかを示すデータを表示させる。
【0013】本発明の電子手順実行サーバ(101)に
は、上記の本発明の電子手順実行プログラムが格納され
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の電
子手順実行プログラムの一実施形態を説明する。
【0015】本実施形態の電子手順実行プログラムによ
り実現される電子手順実行システムは、コンピュータ分
野の技術であり、機械、プラント、ホームオートメーシ
ョン、ホームエレクトロニクス等の操作(モニタ・点検
等を含む)を行うためのマンマシンインターフェースに
適用される。
【0016】図2に示すように、本実施形態において
は、遠隔地に在る機器100の操作手順がXML(ex
tensible markup language)
形式で記述された電子手順実行プログラムがWebサー
バ101に格納されている。操作者51は、端末102
のWebブラウザを用いてイントラネット103経由
で、その電子手順実行プログラムを端末102にダウン
ロードする。操作者51は、端末102上で、その電子
手順実行プログラムを実行させる。
【0017】図1は、電子手順実行プログラムを端末1
02上で実行させたときの画面例を示している。その電
子手順実行プログラムは、端末102上で表示される同
じ(単一の)コンピュータ画面102aに、電子的な手
順書を表示させると共に、その表示された手順書から直
接的に機器100にコマンドを発行させたり、その表示
された手順書の中にコマンドに対する応答としてのリア
ルタイムのデータを表示させる。
【0018】本実施形態では、単一の画面102a上
で、操作手順を示してその手順通りの操作をガイドし、
各操作手順毎に対応する操作ボタンを設け、その操作の
結果を表示し、その手順違反の操作はそのプログラム上
で実行できないように禁止する。これにより、操作者5
1は、従来のように、手順書(紙または電子的)53を
見ながら画面を操作する煩わしさから解放され、また、
操作ミスを防ぐことができる。
【0019】即ち、本実施形態では、手順書と、操作盤
(操作ボタンやランプやメータによる表示機能など)が
一体化されて単一の画面102a内に収められている。
しかも、手順書における各手順(操作)と、その手順
(操作)に対応する操作盤の機能が、画面102aの構
成上において対応付けられている。
【0020】さらに、本実施形態では、操作手順に従わ
ない操作が実行不可能なようにプログラムされるため、
操作手順のミスが発生し得ない。また、各操作に対する
応答(操作結果)が画面102aに表示されるため、操
作者51は、各操作の結果を認識しながら操作すること
ができる。またさらに、各操作の履歴のみならず、各操
作の応答のデータを記録することができる。
【0021】図1は、図2に示される機器100の換気
機能の起動動作の手順を示している。図1に示すよう
に、電子手順実行プログラムの画面102aは、表(行
列)形式に表示される。その画面102aにおいて、各
行は、電子手順実行プログラムに基づいて機器100を
操作するための各操作ステップ11a〜11hに対応し
ている。符号21〜27に示すように、列方向には、各
操作ステップ11a〜11hに対して、チェックマーク
と、ステップ番号と、操作内容と、データ値と、実行時
刻と、備考と、コメントが記入できるようになってい
る。
【0022】チェックマーク記入欄21には、その操作
ステップが良好に実行されたときに、チェックマークが
表示される。その表示は、電子手順実行プログラムがそ
の操作ステップの良好な実行を認識したときに自動的に
行われてもよいし、操作者51が手動で入力することに
より行われてもよい。
【0023】図1のチェックマーク記入欄21の表示例
は、1から5番目の操作ステップ11a〜11eまでが
実行されたことを示している。本実施形態の電子手順実
行プログラムでは、このチェックマーク記入欄21にチ
ェックマークが表示されていないと、次の順番の操作ス
テップの実行が禁止されるようにプログラムされてい
る。
【0024】ステップ番号記入欄22には、電子手順実
行プログラムに基づいてその操作ステップが実行される
べき順番が記入されている。図1に示すように、画面1
02aの表の上から下に向けて実行順が後になるように
並んでいる。図1に示される機器100の換気機能の起
動動作は、ステップ番号記入欄22の1番の操作ステッ
プ11aから8番の操作ステップ11hまでであり、最
後の9番の「マニュアル手順」は、その機器100の換
気機能の起動動作全体の手順の詳細情報を示すためのも
のである。
【0025】操作内容記入欄23には、その操作ステッ
プの操作内容が記述されていると共に、その操作ステッ
プを実行するためのボタン23aが設けられている。ボ
タン23aが操作されると、その操作ステップを実行す
るためのコマンドが図2の制御装置110に送信され
る。制御装置110は、その受信したコマンドに応答し
て、機器100に対する各種操作および確認動作(デー
タ採取)を実行する。
【0026】操作ステップ11aの操作内容は、図2の
符号に示すように、電源ボックス31のスイッチSW
1をオンにする動作である。操作ステップ11bの操作
内容は、図2の符号に示すように、電源ボックス31
のスイッチSW1がオンになったか否かを確認する動作
である。そのオン/オフのステータスの確認動作は、操
作ステップ11bのボタン23aが操作された後、1秒
周期で連続的に実行され、スイッチSW1のオン状態が
確認されるまで継続される。以下の確認動作11d、1
1f、11hも同様に、所望の結果が確認されるまで、
一定周期で実行される。
【0027】操作ステップ11cの操作内容は、図2の
符号に示すように、バルブ32をオープンにする動作
である。操作ステップ11dの操作内容は、図2の符号
に示すように、バルブ32の位置がオープンになった
か否かを確認する動作である。操作ステップ11eの操
作内容は、図2の符号に示すように、電源ボックス3
1のスイッチSW2をオンにする動作である。操作ステ
ップ11fの操作内容は、図2の符号に示すように、
電源ボックス31のスイッチSW2がオンになったか否
かを確認する動作である。操作ステップ11gの操作内
容は、図2の符号に示すように、ファン33をスター
トする動作である。操作ステップ11eの操作内容は、
図2の符号に示すように、ファン33の回転数が30
00rpm以上になったか否かを確認する動作である。
【0028】データ値記入欄24には、操作者51によ
るボタン23aの操作に応答して、その操作ステップが
実行されたときの機器100からの応答を示すデータ
が、制御装置110から端末102に送信され、電子手
順実行プログラムによって自動的に表示される。
【0029】操作ステップ11bのデータ値記入欄24
には、操作ステップ11bの確認動作の結果、電源ボッ
クス31のスイッチSW1がオンになっていることを示
す「on」の文字が表示されている。データ値記入欄2
4は、操作ステップ11bのオン/オフのステータスの
確認動作が周期的に実行されている間、制御装置110
から端末102に送信されるステータスを示すデータが
周期的に更新されて表示される。以下の確認動作11
d、11f、11hの場合も同様である。
【0030】操作ステップ11dのデータ値記入欄24
には、操作ステップ11dの確認動作の結果、バルブ3
2の位置がオープンになっていることを示す「ope
n」の文字が表示されている。操作ステップ11fのデ
ータ値記入欄24には、操作ステップ11fの確認動作
の結果、電源ボックス31のスイッチSW2がオフにな
っていることを示す「off」の文字が表示されてい
る。
【0031】実行時刻記入欄25には、操作者51によ
ってボタン23aが操作されて、その操作ステップが実
行された時刻が表示される。上記のように、図1では、
操作ステップ11eまでが終了しているので、操作ステ
ップ11eまでの実行時刻が表示されている。
【0032】備考欄26には、その操作ステップに関連
する情報が記述されている、または、その関連情報への
リンクがはられている。例えば、操作者51がボタン2
3aを操作してその操作ステップを行った場合に、その
データ値記入欄24に表示された結果が所望の結果では
無いと操作者51が判断した場合、操作者51が備考欄
26を参照すれば、それに対する対策が表示されるよう
に構成されている。または、操作者51が備考欄26を
参照すれば、そのボタン23aを操作することにより実
行される操作の詳細(全体の操作の中での意味付けな
ど)が表示されるようになっている。
【0033】操作ステップ11aおよび11eの各備考
欄26には、各コマンドの詳細情報が表示されるための
リンクがはられている。操作ステップ11bの備考欄2
6には、操作ステップ11bの確認の結果、スイッチS
W1がオンにならなかったときの対策が表示されるため
のリンクがはられている。操作ステップ11dの備考欄
26には、操作ステップ11dの確認の結果、バルブ3
2がオープンにならなかったときの対策が表示されるた
めのリンクがはられている。
【0034】操作ステップ11fの備考欄26には、操
作ステップ11fの確認の結果、スイッチSW2がオン
にならなかったときの対策が表示されるためのリンクが
はられている。操作ステップ11fのデータ値記入欄2
4では、スイッチSW2がオフであることが示されてお
り、このような場合に、操作者51は、その備考欄26
のリンク情報を見ることになる。操作ステップ11hの
備考欄26には、操作ステップ11hの確認の結果、フ
ァン33が3000rpm以上にならなかったときの対
策が表示されるためのリンクがはられている。操作ステ
ップ11iの備考欄26には、その機器100の換気機
能の起動動作全体の手順の詳細情報が表示されるための
リンクがはられている。
【0035】コメント記入欄27には、その操作ステッ
プに関連するコメントを、操作者51が記入できるよう
になっている。
【0036】次に、図2および図3を参照して、本実施
形態の画面102a上での操作手順と、その画面102
aの変化について説明する。
【0037】操作者51は、まず、図3の符号(1−
1)に示すように、操作ステップ11aの操作ボタン2
3aを操作する。すると、電源ボックス31のスイッチ
SW1をオンにする旨のコマンドが発行される。そのコ
マンドに応答して、制御装置110は、電源ボックス3
1のスイッチSW1をオンにする制御を行う(図2の
参照)。
【0038】次いで、符号(1−2)に示すように、操
作ステップ11aの実行時刻記入欄25に、上記(1−
1)で操作ボタン23aが操作された時刻が表示され
る。次に、符号(1−3)に示すように、上記(1−
1)で操作ボタン23aが操作されると、操作ステップ
11aのチェックマーク記入欄21にチェックマークが
入る。
【0039】次に、符号(2−1)に示すように、操作
者51は、操作ステップ11bの確認ボタン23aを操
作する。すると、電源ボックス31のスイッチSW1の
オン/オフステータスを確認する旨のコマンドが発行さ
れる。そのコマンドに応答して、制御装置110は、そ
のスイッチSW1のステータスの確認作業を開始する。
【0040】なお、操作ステップ11aのチェックマー
ク記入欄21にチェックマークが入っていないと、次の
操作ステップ11bには進めずに、確認ボタン23aを
操作しようとすると「先に操作ステップ11aを実行せ
よ」との警告が出る(以下の各操作ステップ11につい
ても同様である)。
【0041】次いで、符号(2−2)に示すように、操
作ステップ11bのデータ値記入欄24には、そのスイ
ッチSW1のステータスの確認の結果(オンまたはオ
フ)が表示される。そのステータスを示す表示は、オン
が表示されるまで、1秒周期で更新される。
【0042】操作ステップ11bの実行時刻記入欄25
には、上記(2−1)で確認ボタン23aが操作された
時刻が表示され、スイッチSW1のステータスがオンに
なるまで(確認作業が停止するまで)その表示時刻がカ
ウントアップされ、スイッチSW1のステータスがオン
になった時刻でそのカウントアップが停止される(SW
1のステータスがオンになった時刻が表示されたままの
状態となる)。
【0043】操作ステップ11bの確認作業の結果、S
W1のステータスがオンになると、符号(2−3)に示
すように、操作ステップ11bのチェックマーク記入欄
21にチェックマークが入る。または、スイッチSW1
のステータスがオンになる前であっても、操作者51に
よる操作で操作ステップ11bのチェックマーク記入欄
21にチェックマークを入れることができる。いずれの
場合にも、チェックマーク記入欄21にチェックマーク
が入ると、操作ステップ11bでのスイッチSW1のス
テータスモニタ作業は停止する。
【0044】操作者51は、操作ステップ11bのデー
タ値記入欄24を参照した結果、オンの表示がされない
場合には、操作ステップ11bの備考欄26のリンク情
報を表示させる。そのリンク情報には、操作ステップ1
1bにてスイッチSW1がオンにならなかった時の対策
が含まれている。ここで、操作者51による備考欄26
のリンク情報の参照は、チェックマーク記入欄21に自
らチェックマークを入れる前後のいずれにも行うことが
できる。
【0045】なお、上記実施形態は、次のように変形す
ることができる。図4に示すように、本変形例では、単
一の画面102a上に、各操作手順毎に対応する操作ボ
タン23aに代えて、一連の複数の操作11a〜11h
を実行するための単一の操作ボタン23bが設けられて
いる。
【0046】操作ボタン23bが操作されると、各操作
ステップ11a〜11hがその実行順通りに自動的に実
行され、かつ、各操作ステップ11a〜11hの実行の
結果の応答(操作結果)が所望の状態でない場合には、
その次の操作ステップに進まないようにプログラムされ
ている。
【0047】図5の符号(0−1)に示すように、操作
ボタン23bが操作されると、上記複数の操作11a〜
11hのうちの最先の実行順の操作ステップ11aを実
行するためのコマンドが制御装置110に送信される。
制御装置110は、その受信したコマンドに応答して、
機器100に対する制御を行う(図2の参照)。この
とき、符号(1−1)に示すように、操作ステップ11
aの実行時刻記入欄25に、操作ステップ11aが実行
された時刻が表示される。次に、符号(1−2)に示す
ように、操作ステップ11aが実行されると、操作ステ
ップ11aのチェックマーク記入欄21にチェックマー
クが入る。
【0048】本実施形態の電子手順実行プログラムにお
いて、操作ステップ11aの実行が確認されると、自動
的に(操作者51による操作無しに)、次の操作ステッ
プ11bが実行される。このとき、符号(2−1)に示
すように、操作ステップ11bのデータ値記入欄24に
は、そのスイッチSW1のステータスの確認の結果が表
示される。操作ステップ11bの実行時刻記入欄25に
は、操作ステップ11bが実行された時刻が表示され、
スイッチSW1のステータスがオンになった時刻でカウ
ントアップが停止される。操作ステップ11bの確認作
業の結果、SW1のステータスがオンになると、符号
(2−2)に示すように、操作ステップ11bのチェッ
クマーク記入欄21にチェックマークが入る。操作者5
1が、操作ステップ11bのデータ値記入欄24を参照
した結果、オンの表示がされない場合に、操作者51
が、符号(2−3)のリンクを起動させて、操作ステッ
プ11bの備考欄26のリンク情報を表示させる点は、
上記第1実施形態と同様である。
【0049】次いで、本実施形態の電子手順実行プログ
ラムにおいて、操作ステップ11bの実行が確認される
と、自動的に、次の操作ステップ11cが実行される。
それ以降の操作ステップについても上記と同様に、最初
に操作ボタン23bが操作されただけで、先の操作ステ
ップの実行が確認されると、自動的にその次の操作ステ
ップが実行される。
【0050】本実施形態およびその変形例によれば、以
下の効果を奏することができる。 ・手順書(紙または電子的)を見ながら、画面上で操作
する煩わしさから解放される。 ・プログラム上で禁止できるため、ミスオペレーション
を防止することができる。 ・全ての操作(コマンド発行、モニタ)をロギング可能
である。 ・Webブラウザを使用するために、端末を特定しな
い。 ・Webブラウザを使用するため、手順と各種の参考情
報(図面、説明書、画像)等とのリンクが可能である。 ・電子手順実行プログラムをサーバ上に格納するため、
遠隔地の端末からのアクセスが可能である。 ・電子手順実行プログラムをサーバ上に格納するため、
各種セキュリティ(アクセス権限、実行権限、変更権限
等)を確保することが可能である。 ・ローカルに手順を変更して実行しようとしても、Ap
plet、Webブラウザのセキュリティ機能があるた
めにその実行ができず、手順の一元性が管理できる。W
ebブラウザは、読み出したXML文書の中に<app
let>というタグがあると、指定されたJava(登
録商標)アプレットをWebサーバからダウンロードし
て実行する。 ・XMLのDDT(データの構造定義テーブル)を規定
することにより、電子手順のフォーマットの統一化およ
び事前検討が可能である。
【0051】従来より、画面上で操作を行って機器の遠
隔操作を行い、その操作結果が画面上で確認できるシス
テムはあった。しかしなから、そのシステムにおいて
は、各操作を行うタイミング(手順)については、操作
者は、その画面以外の手順書を参照したり、その操作者
が憶えていなければならなかった。
【0052】また、従来の遠隔監視システムにおいて
は、操作の履歴を記録することは行われていたが、監視
中のデータを記録する(ログをとる)場合には、常時モ
ニタしているデータの全てを記録するしかなく、ある特
定の操作に対する応答としてのデータのみを抽出するこ
とは行っていなかった。これに対し、本実施形態では、
ある特定の操作に対する応答としてのデータのみを取る
こと自体を、独立した操作ステップとして設け、それを
電子手順実行システムのプログラムの一ステップとして
組み込むことにより、ある特定の操作に対する応答とし
てのデータのみを抽出することが可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明の電子手順実行プログラムによれ
ば、操作性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電子手順実行プログラムの一
実施形態の画面例を示す図である。
【図2】図2は、本発明の電子手順実行プログラムの一
実施形態を用いて遠隔監視される機器の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図3は、本発明の電子手順実行プログラムの一
実施形態の画面例における操作順と表示順を説明するた
めの図である。
【図4】図4は、本発明の電子手順実行プログラムの一
実施形態の変形例の画面例を示す図である。
【図5】図5は、本発明の電子手順実行プログラムの一
実施形態の変形例の画面例における操作順と表示順を説
明するための図である。
【図6】図6は、従来のシステムを操作するときの操作
方法を説明するための図である。
【符号の説明】
11a 操作ステップ 11b 操作ステップ 11c 操作ステップ 11d 操作ステップ 11e 操作ステップ 11f 操作ステップ 11g 操作ステップ 11h 操作ステップ 11i 操作ステップ 21 チェックマーク記入欄 22 ステップ番号記入欄 23 操作内容記入欄 23a 操作ボタン 24 データ値記入欄 25 実行時刻記入欄 26 備考欄 27 コメント記入欄 31 電源ボックス 32 バルブ 33 ファン 51 操作者 52 コンピュータ画面 53 手順書 100 機器 101 Webサーバ 102 端末 102a 画面 103 イントラネット 110 制御装置 SW1 スイッチ SW2 スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に対して複数の操作を実行するため
    の電子手順実行プログラムであって、 前記複数の操作を実行させるときにユーザに操作される
    操作子を示すデータと、前記複数の操作の少なくとも一
    つが行われたときの前記機器からの応答を示すデータと
    を単一の画面に表示させるステップと、 前記ユーザによる操作に応答して、前記複数の操作の実
    行順通りに前記複数の操作のそれぞれを実行するステッ
    プとをコンピュータに実行させるための電子手順実行プ
    ログラム。
  2. 【請求項2】 機器に対して複数の操作を実行するため
    の電子手順実行プログラムであって、 前記複数の操作のそれぞれを実行させるときにユーザに
    操作される操作子を示すデータと、前記複数の操作の実
    行順を示すデータと、前記複数の操作の少なくとも一つ
    が行われたときの前記機器からの応答を示すデータとを
    単一の画面に表示させるステップと、 前記実行順と異なる順番での前記操作の実行を禁止する
    ステップとをコンピュータに実行させるための電子手順
    実行プログラム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子手順実行プログラム
    において、 前記単一の画面には、データが表形式で表示され、前記
    表形式の各行には、前記複数の操作のそれぞれが対応
    し、前記表形式の列方向には、前記操作が実行されたか
    をチェックする領域と、前記操作子を示すデータを表示
    するための領域と、前記実行順を示すデータを表示する
    ための領域と、前記応答を示すデータを表示するための
    領域が設けられている電子手順実行プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    電子手順実行プログラムにおいて、 更に、 前記応答を示すデータを記録するステップをコンピュー
    タに実行させる電子手順実行プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    電子手順実行プログラムにおいて、 前記単一の画面には、更に、前記応答が不良であるとき
    に前記ユーザが採るべき対策を示すデータを表示させる
    電子手順実行プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    電子手順実行プログラムにおいて、 前記単一の画面には、更に、前記複数の操作のそれぞれ
    の操作内容を説明するためのデータを表示させる電子手
    順実行プログラム。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    電子手順実行プログラムにおいて、 前記単一の画面には、更に、前記複数の操作のうちのど
    の前記操作までが実行されたかを示すデータを表示させ
    る電子手順実行プログラム。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項に記載の
    電子手順実行プログラムが格納された電子手順実行サー
    バ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005339495A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Fisher Rosemount Syst Inc プロセスプラント構成システムのオブジェクトに対するセキュリティ
JP2010092274A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Toshiba Corp ビル監視制御支援システム、およびこれに利用するビル監視制御支援装置、ビル監視制御支援方法、ビル監視制御支援プログラム
JP2017073010A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 三菱電機株式会社 プラント監視点検用画面表示システム
JP2017162259A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 三菱重工業株式会社 プラントの運転支援システム及びプラントの運転支援方法

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