JP2908452B2 - 再なめし方法、その方法により得られる再なめし革、およびその方法に用いられる共重合体 - Google Patents
再なめし方法、その方法により得られる再なめし革、およびその方法に用いられる共重合体Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、特に革の表面性状(なめらかさ、光沢)と
物理的性質(弾性挙動)及び染色挙動を改善する再なめ
し方法に関する。
物理的性質(弾性挙動)及び染色挙動を改善する再なめ
し方法に関する。
特定の種類の革の開発は流行の予想と各使用特性に対
する要求によって決まる。ファッション的外観を特徴づ
ける要因は、表面の視覚的印象及び官能挙動と呼ばれる
革の特性である。これに対して性質と使用価値は、それ
ぞれの革の物理的挙動によって決まる。
する要求によって決まる。ファッション的外観を特徴づ
ける要因は、表面の視覚的印象及び官能挙動と呼ばれる
革の特性である。これに対して性質と使用価値は、それ
ぞれの革の物理的挙動によって決まる。
全体として高級な革最終製品を求める努力は、特に原
革の品質の世界的な低下によって妨げられる。その結
果、銀面が密でない革が製造され、不利な外観を隠蔽す
るために、強度の仕上が使用される。ところが強力濃密
な仕上は革の高級な、美しい本来の特徴を隠してしま
う。そこで例えば大量の顔料を併用せずに、表面の外観
と官能挙動を改善することを可能にする方法が特に関心
を呼ぶのである。
革の品質の世界的な低下によって妨げられる。その結
果、銀面が密でない革が製造され、不利な外観を隠蔽す
るために、強度の仕上が使用される。ところが強力濃密
な仕上は革の高級な、美しい本来の特徴を隠してしま
う。そこで例えば大量の顔料を併用せずに、表面の外観
と官能挙動を改善することを可能にする方法が特に関心
を呼ぶのである。
所望の方向に実現ないしは調整するのに再も好適な、
製革の分野の処置は再なめしである。但しそれは収縮温
度を高めるという本来の意味で解するものでない。代表
的な再なめし剤として合成なめし剤芳香族スルホン酸と
ホルムアルデヒドの水溶性縮合物又はアクリル酸その他
の不飽和重合性カルボン酸をベースとする水溶性重合体
が使用される。ところが陰イオン電荷特性は、多かれ少
かれ明瞭な色あせを招く。これは望ましいことでない。
合成なめし剤に芳香族アミンを併用するか、又は両性重
合体樹脂を使用することによって、この欠点が取除かれ
る。
製革の分野の処置は再なめしである。但しそれは収縮温
度を高めるという本来の意味で解するものでない。代表
的な再なめし剤として合成なめし剤芳香族スルホン酸と
ホルムアルデヒドの水溶性縮合物又はアクリル酸その他
の不飽和重合性カルボン酸をベースとする水溶性重合体
が使用される。ところが陰イオン電荷特性は、多かれ少
かれ明瞭な色あせを招く。これは望ましいことでない。
合成なめし剤に芳香族アミンを併用するか、又は両性重
合体樹脂を使用することによって、この欠点が取除かれ
る。
西独特許出願公開第2127959号では革の染色性と強度
の改善のために、カルボキシル基とアミノ基の比が97.
5:2.5ないし35:45の両性重合体樹脂が記述される。アミ
ノ基は塩基性エステル、特に共重合用単量体として使用
されるメタクリル酸ジメチルアミノエチルに由来するも
のである。この塩基性エステルは、加水分解に敏感であ
るという欠点がある。
の改善のために、カルボキシル基とアミノ基の比が97.
5:2.5ないし35:45の両性重合体樹脂が記述される。アミ
ノ基は塩基性エステル、特に共重合用単量体として使用
されるメタクリル酸ジメチルアミノエチルに由来するも
のである。この塩基性エステルは、加水分解に敏感であ
るという欠点がある。
欧州特許第0084134号ではアクリル酸又はメタクリル
酸、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−メタクリル
アミド及びアクリルニトリルないしはアクリルアミド・
ベースの三量体が再なめし剤として記述される。これに
よってはやり染色挙動を改善すると共に、良好な充実度
を得ようとするのである。
酸、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−メタクリル
アミド及びアクリルニトリルないしはアクリルアミド・
ベースの三量体が再なめし剤として記述される。これに
よってはやり染色挙動を改善すると共に、良好な充実度
を得ようとするのである。
そこで本発明の目的は、まず第一に染色挙動を改善す
ると共に、官能挙動(特に光沢となめらかさに関する表
面外観)と物理的性質を改善する製革用助剤を提供する
ことである。
ると共に、官能挙動(特に光沢となめらかさに関する表
面外観)と物理的性質を改善する製革用助剤を提供する
ことである。
本発明に基づき a)90ないし20重量%のアクリル酸又はメタクリル酸と b)10ないし80重量%の、式 の化合物 の共重合体を使用し、式のR1が水素又はメチル基、R2及
びR3は同一であるか又は異なり、メチル基又はエチル基
を表し、Xが炭素原子1ないし5個の、場合によっては
枝分かれしたアルキレン基であり、アミン窒素が場合に
よっては中性化又は第四化されており、pH値8.0で測定
した共重合体の分子量が100000未満であることによっ
て、上記の目的が達成される。
びR3は同一であるか又は異なり、メチル基又はエチル基
を表し、Xが炭素原子1ないし5個の、場合によっては
枝分かれしたアルキレン基であり、アミン窒素が場合に
よっては中性化又は第四化されており、pH値8.0で測定
した共重合体の分子量が100000未満であることによっ
て、上記の目的が達成される。
意外なことに、塩基性アクリルアミド誘導体とアクリ
ル酸又はメタクリル酸の共重合体を使用することによっ
て光沢、なめらかさ、均一性、優美さ等の性質、曲げ弾
性挙動及び表面の微粒性が得られることが判明した。そ
の場合、本発明に基づき使用される共重合体において
は、毒性が心配されるアクリルニトリルを差控えること
ができることが特に有利である。
ル酸又はメタクリル酸の共重合体を使用することによっ
て光沢、なめらかさ、均一性、優美さ等の性質、曲げ弾
性挙動及び表面の微粒性が得られることが判明した。そ
の場合、本発明に基づき使用される共重合体において
は、毒性が心配されるアクリルニトリルを差控えること
ができることが特に有利である。
本発明に基づき使用される共重合体は、アクリル酸又
はメタクリル酸のほかに塩基性アクリルアミド単量体
b)を重合して含む水溶性の両性生成物である。
はメタクリル酸のほかに塩基性アクリルアミド単量体
b)を重合して含む水溶性の両性生成物である。
本発明に基づき使用される共重合体は500ないし50000
の分子量を有することが好ましい。分子量はゲル透過ク
ロマトグラフィーの方法で決定した。
の分子量を有することが好ましい。分子量はゲル透過ク
ロマトグラフィーの方法で決定した。
本発明に基づき使用される共重合体は、水溶液の形で
用いられる。水溶液の形で生成し、共重合体(即ち作用
物質)の製造濃度が20ないし50重量%である共重合体
を、必要な使用濃度に希釈することが好ましい。本発明
に基づき使用される共重合体は、極めて僅かな濃度で既
に有効である。適当な濃度は、革の種類及び所望の性質
に応じて簡単に確かめられる。共重合体水溶液の濃度
は、裏削り仕上重量(Lederfalzgewicht)基準で広い範
囲(0.02ないし10重量%共重合体)で変動する。0.1な
いし7.5%の濃度が好適であるが、たいていの実用目的
で良好な革の性質を得るのに0.4ないし5重量%の濃度
で十分である。
用いられる。水溶液の形で生成し、共重合体(即ち作用
物質)の製造濃度が20ないし50重量%である共重合体
を、必要な使用濃度に希釈することが好ましい。本発明
に基づき使用される共重合体は、極めて僅かな濃度で既
に有効である。適当な濃度は、革の種類及び所望の性質
に応じて簡単に確かめられる。共重合体水溶液の濃度
は、裏削り仕上重量(Lederfalzgewicht)基準で広い範
囲(0.02ないし10重量%共重合体)で変動する。0.1な
いし7.5%の濃度が好適であるが、たいていの実用目的
で良好な革の性質を得るのに0.4ないし5重量%の濃度
で十分である。
共重合体の組成は特許請求の範囲第1項に示した範囲
内で変動することができるが、80ないし40重量%のアク
リル酸又はメタクリル酸と20ないし60重量%の塩基性ア
クリルアミド単量体b)の共重合体が特に好適であるこ
とが判明した。
内で変動することができるが、80ないし40重量%のアク
リル酸又はメタクリル酸と20ないし60重量%の塩基性ア
クリルアミド単量体b)の共重合体が特に好適であるこ
とが判明した。
単量体b)として、アルキル基に第三アミノ基を持つ
n−アルキル置換アクリルアミド又はメタクリルアミド
が選ばれる。一例として挙げればジメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリル
アミド、ジメチルアミノ−2,2−ジケチルプロピルアク
リルアミド、ジメチルアミノ−2,2−ジメチルプロピル
メタクリルアミド及びジエチルアミノプロピルアクリル
アミドである。
n−アルキル置換アクリルアミド又はメタクリルアミド
が選ばれる。一例として挙げればジメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリル
アミド、ジメチルアミノ−2,2−ジケチルプロピルアク
リルアミド、ジメチルアミノ−2,2−ジメチルプロピル
メタクリルアミド及びジエチルアミノプロピルアクリル
アミドである。
共重合用単量体b)のアミン窒素は、場合によっては
中性化又は四級化されている。
中性化又は四級化されている。
本発明に基づく製革用助剤は、それ自体公知の重合法
によって得ることができる。
によって得ることができる。
水溶液又は水とアルコール、例えばイソプロパノール
の混合物中で単量体の重合を行うことが好ましい。重合
の開始はラジカル重合触媒によって行われる。レドック
ス系ないしアゾ化合物例えばアゾイソ酪酸ニトリル型の
熱分解性ラジカル形成剤を使用することができる。レド
ックス系として例えば過酸化水素、ペルオキソ硫酸の塩
又は第三ブチルヒドロパーオキシドと還元成分である亜
硫酸ナトリウム又は亜ニチオン酸ナトリウムとの組合せ
が適当である。
の混合物中で単量体の重合を行うことが好ましい。重合
の開始はラジカル重合触媒によって行われる。レドック
ス系ないしアゾ化合物例えばアゾイソ酪酸ニトリル型の
熱分解性ラジカル形成剤を使用することができる。レド
ックス系として例えば過酸化水素、ペルオキソ硫酸の塩
又は第三ブチルヒドロパーオキシドと還元成分である亜
硫酸ナトリウム又は亜ニチオン酸ナトリウムとの組合せ
が適当である。
本発明に基づく100000未満の分子量を得るために、重
合調整剤の存在で重合を行うのが適当である。これは炭
素原子1ないし4個の低級アルコール、例えばイソプロ
パノールである。更にヒドロキシルアンモニウム塩とメ
ルカプタン、例えばメルカプトエタノール又はチオグリ
コール酸も調整剤として有効である。
合調整剤の存在で重合を行うのが適当である。これは炭
素原子1ないし4個の低級アルコール、例えばイソプロ
パノールである。更にヒドロキシルアンモニウム塩とメ
ルカプタン、例えばメルカプトエタノール又はチオグリ
コール酸も調整剤として有効である。
単量体混合物の一部を仕込み、共重合を開始し、その
後は単量体混合物を絶えず補給するようにして、共重合
を行えばよい。共重合温度は広い範囲で変動することが
できる。使用する触媒に応じて50℃ないし200℃の温度
が最適である。溶剤の沸点で、又はそれより高い温度の
場合は圧力のもとで重合を行うことができる。
後は単量体混合物を絶えず補給するようにして、共重合
を行えばよい。共重合温度は広い範囲で変動することが
できる。使用する触媒に応じて50℃ないし200℃の温度
が最適である。溶剤の沸点で、又はそれより高い温度の
場合は圧力のもとで重合を行うことができる。
多くの場合、断熱条件のもとで重合を行うことが好ま
しい。その場合は低い温度、例えば20℃で重合を開始す
るのが適当である。放出される重合熱により到達する最
終温度は、使用される単量体と濃度条件に関係し、適当
な圧力のもとで例えば180℃に達する。
しい。その場合は低い温度、例えば20℃で重合を開始す
るのが適当である。放出される重合熱により到達する最
終温度は、使用される単量体と濃度条件に関係し、適当
な圧力のもとで例えば180℃に達する。
共重合の時のpH値は広い範囲で変動する。低いpH値で
共重合を行うことが好ましいが、中性点を越えるpH値も
可能である。
共重合を行うことが好ましいが、中性点を越えるpH値も
可能である。
重合の後に塩基の水溶液例えばカ性ソーダ溶液、アン
モニア又はカ性カリ溶液でpH値を5ないし12、好ましく
は7ないし8の範囲に調整する。
モニア又はカ性カリ溶液でpH値を5ないし12、好ましく
は7ないし8の範囲に調整する。
本発明に基づき使用される共重合体の製造及び製革技
術的使用を、下記の実施例により説明する。部は重量部
である。
術的使用を、下記の実施例により説明する。部は重量部
である。
実施例1 共重合体の製造 共重合体1: 水675部、37%塩酸38部及びアクリル酸225部の混合物
にジメチルアミノプロピルアクリルアミド62部を、攪拌
及び冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃
である。次に35%過酸化水素42部、メルカプトエタノー
ル36部及び1%硫酸鉄(II)溶液2部を逐次、単量体溶
液にかき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる
重合が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃の最終
温度に到達する。次に35%過酸化水素4.5部と塩酸ヒド
ロキシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間
再反応させ、45%カ性ソーダ溶液269部を加えることに
よってpH値8.0とする。
にジメチルアミノプロピルアクリルアミド62部を、攪拌
及び冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃
である。次に35%過酸化水素42部、メルカプトエタノー
ル36部及び1%硫酸鉄(II)溶液2部を逐次、単量体溶
液にかき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる
重合が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃の最終
温度に到達する。次に35%過酸化水素4.5部と塩酸ヒド
ロキシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間
再反応させ、45%カ性ソーダ溶液269部を加えることに
よってpH値8.0とする。
生成物の粘度は30mPa.sである。ゲル透過クロマトグ
ラフィー(GPC)による分子量決定は920の値を示した。
生成物は27.3%の作用物質(ws)を有する。
ラフィー(GPC)による分子量決定は920の値を示した。
生成物は27.3%の作用物質(ws)を有する。
製革技術的使用 得た溶液を下記の処方に従って使用した。
小動物の皮 種類:羊ナッパ革 ウエットブルー、ニュージーランド産、%表示は脱水
重量基準である 革を一夜、台上で 脱水 伸延 吊して乾燥 与湿 革もみ 乾式裏削り 縮充 緊張 本発明に基づく共重合体で処理したナッパ革は、明瞭
な光沢となめらかな表面及び優美な、細かい粒起模様を
示した。二重皮膜が抑制された。弾性伸び挙動がすこぶ
るきわ立っていた。
重量基準である 革を一夜、台上で 脱水 伸延 吊して乾燥 与湿 革もみ 乾式裏削り 縮充 緊張 本発明に基づく共重合体で処理したナッパ革は、明瞭
な光沢となめらかな表面及び優美な、細かい粒起模様を
示した。二重皮膜が抑制された。弾性伸び挙動がすこぶ
るきわ立っていた。
実施例2 共重合体2: 共重合体の製造 水621部、37%塩酸45部及びアクリル酸263部の混合物
にジメチルアミノプロピルアクリルアミド72部を冷却し
ながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃である。次
に35%過酸化水素3部、メルカプトエタノール1部及び
1%硫酸鉄(II)溶液0.5部を逐次、単量体溶液にかき
混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合が温
度上昇ではっきり判る。約8分後に95℃の最終温度に到
達する。次に35%過酸化水素4.5部と塩酸ヒドロキシル
アミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再反応さ
せ、45%カ性ソーダ溶液309部を加えてpH値8.0とする。
生成物の粘度は9500mPa.sである。分子量の決定は4400
の値をもたらした。作用物質(ws)は32.7%と決定され
た。
にジメチルアミノプロピルアクリルアミド72部を冷却し
ながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃である。次
に35%過酸化水素3部、メルカプトエタノール1部及び
1%硫酸鉄(II)溶液0.5部を逐次、単量体溶液にかき
混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合が温
度上昇ではっきり判る。約8分後に95℃の最終温度に到
達する。次に35%過酸化水素4.5部と塩酸ヒドロキシル
アミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再反応さ
せ、45%カ性ソーダ溶液309部を加えてpH値8.0とする。
生成物の粘度は9500mPa.sである。分子量の決定は4400
の値をもたらした。作用物質(ws)は32.7%と決定され
た。
製革技術的使用 こうして得た共重合体を下記の処方により応用技術的
効果の試験のために使用した。
効果の試験のために使用した。
革を一夜、台上で 脱水 伸延 真空乾燥(80℃/2.5分) 曝気 与湿 革もみ アイロン掛け(80℃/0.5分) 本発明共重合体で処理した革は、きわ立った光沢、均
一ななめらかさ、細かい優美な銀面外観(Narbenbild)
と弾性挙動を特徴とする。
一ななめらかさ、細かい優美な銀面外観(Narbenbild)
と弾性挙動を特徴とする。
注)バイエル社(レファークーゼン所在)の製品 実施例3 水603部、37%塩酸72部及びアクリル酸210部の混合物
にジメチルアミノプロピルメタクリルアミド115部を冷
却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃であ
る。次に35%過酸化水素19部、メルカプトエタノール5
部及び1%硫酸鉄(II)溶液0.5部を逐次、単量体溶液
にかき混ぜてから、攪拌機を停止する。
にジメチルアミノプロピルメタクリルアミド115部を冷
却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃であ
る。次に35%過酸化水素19部、メルカプトエタノール5
部及び1%硫酸鉄(II)溶液0.5部を逐次、単量体溶液
にかき混ぜてから、攪拌機を停止する。
直ちに始まる重合が温度上昇ではっきり判る。約4分
後に95℃の最終温度に到達する。次に35%過酸化水素4.
5部と塩酸ヒドロキシルアミンの40%水溶液2部をかき
混ぜる。1時間再反応させ、45%カ性ソーダ溶液255部
を加えてpH値8.0とする。生成物の粘度は180mPa.sであ
る。分子量の決定は6300の値を示した。生成物は32.4%
の作用物質(ws)を有する。
後に95℃の最終温度に到達する。次に35%過酸化水素4.
5部と塩酸ヒドロキシルアミンの40%水溶液2部をかき
混ぜる。1時間再反応させ、45%カ性ソーダ溶液255部
を加えてpH値8.0とする。生成物の粘度は180mPa.sであ
る。分子量の決定は6300の値を示した。生成物は32.4%
の作用物質(ws)を有する。
実施例1の処方で実施例3の共重合体を使用したとこ
ろ、伸び弾性が高く、銀面の空疎が少い革を得た。表面
は絹のような性格を呈し、染色が極めて濃かった。
ろ、伸び弾性が高く、銀面の空疎が少い革を得た。表面
は絹のような性格を呈し、染色が極めて濃かった。
実施例4 水592部、3%塩酸90部及びアクリル酸175部の混合物
にジメチルアミノ−2,2−ジメチルプロピルアクリルア
ミド144部を冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度
は20℃である。次に35%過酸化水素28部、メルカプトエ
タノール24部及び1%硫酸鉄(II)溶液1部を逐次、単
量体溶液にかき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに
始まる重合が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃
の最終温度に到達する。次に35%過酸化水素4.5部と塩
酸ヒドロキシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。
1時間再反応させ、45%カ性ソーダ溶液216部を加えてp
H値8.0とする。生成物の粘度は39mPa.sである。分子量
の決定は1800の値を示した。作用物質(ws)は31.4%で
ある。
にジメチルアミノ−2,2−ジメチルプロピルアクリルア
ミド144部を冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度
は20℃である。次に35%過酸化水素28部、メルカプトエ
タノール24部及び1%硫酸鉄(II)溶液1部を逐次、単
量体溶液にかき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに
始まる重合が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃
の最終温度に到達する。次に35%過酸化水素4.5部と塩
酸ヒドロキシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。
1時間再反応させ、45%カ性ソーダ溶液216部を加えてp
H値8.0とする。生成物の粘度は39mPa.sである。分子量
の決定は1800の値を示した。作用物質(ws)は31.4%で
ある。
こうして得た共重合体は実施例1の処方により高い光
沢、快適ななめらかさ、きわ立った弾性挙動を備えた革
をもたらした。
沢、快適ななめらかさ、きわ立った弾性挙動を備えた革
をもたらした。
実施例5 水580部、37%塩酸107部及びメタクリル酸140部の混
合物にジメチルアミノプロピルアクリルアミド173部を
冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃であ
る。次に35%過酸化水素28部、メルカプトエタノール24
部及び1%硫酸鉄(II)溶液1部を逐次、単量体溶液に
かき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合
が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃の最終温度
に到達する。次に35%過酸化水素4.5部及び塩酸ヒドロ
キシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再
反応させ、45%カ性ソーダ溶液216部を加えてpH値8.0と
する。生成物の粘度は39mPa.sである。分子量の決定は1
800の値を示した。作用物質は31.4%である。
合物にジメチルアミノプロピルアクリルアミド173部を
冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃であ
る。次に35%過酸化水素28部、メルカプトエタノール24
部及び1%硫酸鉄(II)溶液1部を逐次、単量体溶液に
かき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合
が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃の最終温度
に到達する。次に35%過酸化水素4.5部及び塩酸ヒドロ
キシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再
反応させ、45%カ性ソーダ溶液216部を加えてpH値8.0と
する。生成物の粘度は39mPa.sである。分子量の決定は1
800の値を示した。作用物質は31.4%である。
こうして得た共重合体は実施例1の処方により高い光
沢、快適ななめらかさ、きわ立った弾性挙動を備えた革
をもたらした。
沢、快適ななめらかさ、きわ立った弾性挙動を備えた革
をもたらした。
実施例6 水580部、37%塩酸107部及びメタクリル酸140部の混
合物にジメチルアミノプロピルアクリルアミド173部を
冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃であ
る。次に35%過酸化水素28部、メルカプトエタノール24
部及び1%硫酸鉄(II)溶液1部を逐次、単量体溶液に
かき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合
が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃の最終温度
に到達する。次に35%過酸化水素4.5部及び塩酸ヒドロ
キシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再
反応させ、45%カ性ソーダ溶液174部を加えてpH値8.0と
する。生成物の粘度は105mPa.sである。分子量の決定は
3900の値を示した。得た生成物は31.6%の作用物質(w
s)を有する。
合物にジメチルアミノプロピルアクリルアミド173部を
冷却しながら加える。pH値1.6となる。温度は20℃であ
る。次に35%過酸化水素28部、メルカプトエタノール24
部及び1%硫酸鉄(II)溶液1部を逐次、単量体溶液に
かき混ぜてから、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合
が温度上昇ではっきり判る。約2分後に95℃の最終温度
に到達する。次に35%過酸化水素4.5部及び塩酸ヒドロ
キシルアミンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再
反応させ、45%カ性ソーダ溶液174部を加えてpH値8.0と
する。生成物の粘度は105mPa.sである。分子量の決定は
3900の値を示した。得た生成物は31.6%の作用物質(w
s)を有する。
この共重合体を実施例2の処方で使用したところ、な
めらかな表面、絹のような光沢と優美で均一な、細かい
粒起模様を有する革を得た。革はきわ立った伸縮及び回
復能を示した。
めらかな表面、絹のような光沢と優美で均一な、細かい
粒起模様を有する革を得た。革はきわ立った伸縮及び回
復能を示した。
実施例7 水592部、アクリル酸263部及びジメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド87.5部の混合物を仕込む。pH値2.1と
なる。温度は20℃である。次に反応混合物に窒素を導入
し、35%過酸化水素11部、メルカプトエタノール2.5部
及び1%硫酸鉄(II)溶液0.5部を逐次かき混ぜてか
ら、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合が温度上昇で
はっきり判る。約8分後に92℃の最終温度に到達する。
次に35%過酸化水素4.5部及び塩酸ヒドロキシアルアミ
ンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再反応させ、
45%カ性ソーダ溶液295部を加えてpH値8.0とする。生成
物の粘度は360mPa.sである。分子量の決定は2100の値を
示した。
ルアクリルアミド87.5部の混合物を仕込む。pH値2.1と
なる。温度は20℃である。次に反応混合物に窒素を導入
し、35%過酸化水素11部、メルカプトエタノール2.5部
及び1%硫酸鉄(II)溶液0.5部を逐次かき混ぜてか
ら、攪拌機を停止する。直ちに始まる重合が温度上昇で
はっきり判る。約8分後に92℃の最終温度に到達する。
次に35%過酸化水素4.5部及び塩酸ヒドロキシアルアミ
ンの40%水溶液2部をかき混ぜる。1時間再反応させ、
45%カ性ソーダ溶液295部を加えてpH値8.0とする。生成
物の粘度は360mPa.sである。分子量の決定は2100の値を
示した。
この共重合体で実施例1の処方により処理した革は、
良好な光沢と著しいなめらかさが卓越していた。二重皮
膜が著しく減少した。革は鮮明な絞様を特徴とした。
良好な光沢と著しいなめらかさが卓越していた。二重皮
膜が著しく減少した。革は鮮明な絞様を特徴とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス − ゲオルク・ハルタン ドイツ連邦共和国、デー ‐ 4178 ケ フェレア 4,フォーゲルザンク 171 (72)発明者 アルフォンス・ラントシャイト ドイツ連邦共和国、デー ‐ 4150 ク レフェルト、レファルトシュトラーセ 11 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C14C 3/00 - 3/32
Claims (10)
- 【請求項1】裏削り仕上重量基準で30ないし300%の浴
比、3ないし6のpH値及び20ないし70℃の範囲の温度で
共重合体の水溶液で処理して行う革の再なめし方法にお
いて、共重合体として a)90ないし20重量%のアクリル酸又はメタクリル酸と b)10ないし80重量%の、式 (但し、R1は水素又はメチル基、R2及びR3は同一である
か又は異なり、メチル基又はエチル基を表し、Xは炭素
原子1ないし5個の、場合によっては枝分かれしたアル
キレン基であり、アミン窒素が場合によっては中性化又
は第四級化されている)で示される単量体化合物との共
重合体であってpH値8.0で測定した分子量が100000未満
であるものを用いることを特徴とする方法。 - 【請求項2】分子量500ないし50000の共重合体を使用す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】a)80ないし40重量%のアクリル酸又はメ
タクリル酸と b)20ないし60重量%の単量体化合物b)と の共重合体を使用することを特徴とする特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の方法。 - 【請求項4】単量体化合物b)としてジメチルアミノプ
ロピルアクリルアミド又はジメチルアミノプロピルメタ
クリルアミドを重合して含む共重合体を使用することを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
か1項記載の方法。 - 【請求項5】単量体化合物b)としてジメチルアミノ−
2,2−ジメチルプロピルアクリルアミド又はジメチルア
ミノ−2,2−ジメチルプロピルメタクリルアミドを重合
して含む共重合体を使用することを特徴とする特許請求
の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】共重合体を革の裏削り仕上重量基準で0.02
ないし10重量%の水溶液濃度で使用することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項7】共重合体を革の裏削り仕上重量基準で0.1
ないし7.5重量%の濃度で使用することを特徴とする特
許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項8】共重合体を革の裏削り仕上重量基準で0.4
ないし5重量%の水溶液濃度で使用することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項9】特許請求の範囲第1項ないし第8項のいず
れか1項記載の方法により得られた再なめし革。 - 【請求項10】特許請求の範囲第1項ないし第8項のい
ずれか1項記載の方法に使用される共重合体であって、 a)90ないし20重量%のアクリル酸又はメタクリル酸と b)10ないし80重量%の、式 (但し、R1は水素又はメチル基、R2及びR3は同一である
か又は異なり、メチル基又はエチル基を表し、Xは炭素
原子1ないし5個の、場合によっては枝分かれしたアル
キレン基であり、アミン窒素が場合によっては中性化又
は第四級化されている)で示される単量体化合物と の共重合体であり、pH値8.0で測定した分子量が100000
未満である共重合体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19873702153 DE3702153A1 (de) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | Verfahren zum nachgerben |
DE3702153.2 | 1987-01-26 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS63194000A JPS63194000A (ja) | 1988-08-11 |
JP2908452B2 true JP2908452B2 (ja) | 1999-06-21 |
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ID=6319524
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2908452B2 (ja) |
AT (1) | ATE66020T1 (ja) |
BR (1) | BR8800253A (ja) |
CA (1) | CA1309561C (ja) |
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ES (1) | ES2003865B3 (ja) |
GR (2) | GR890300104T1 (ja) |
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US5820633A (en) * | 1996-09-20 | 1998-10-13 | Lesko; Patricia Marie | Method of treating leather with improved retaining agents |
US6855672B2 (en) * | 2001-11-07 | 2005-02-15 | Baker Hughes Incorporated | Copolymers useful for gelling acids |
US20100192307A1 (en) * | 2007-09-03 | 2010-08-05 | Basf Se | Method for the production of aqueous formulations, aqueous formulations, and the use thereof |
CN101323886B (zh) * | 2008-07-04 | 2010-06-23 | 陕西科技大学 | 用于高弹性皮革复鞣的丙烯酸类聚合物复鞣剂的制备方法 |
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US2879255A (en) * | 1954-08-05 | 1959-03-24 | Eastman Kodak Co | N-dialkylaminoalkyl acrylamide and methacrylamide modified polyacry-lonitriles and process for preparing same |
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FR1601410A (en) * | 1968-06-14 | 1970-08-24 | Copolymers of unsatd organic acids and quaternised - amines as tanning agents | |
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DE3201226A1 (de) * | 1982-01-16 | 1983-07-28 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zum nachgerben |
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- 1988-01-20 AT AT88100725T patent/ATE66020T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-01-20 ES ES88100725T patent/ES2003865B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-20 US US07/145,941 patent/US4813968A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-20 EP EP88100725A patent/EP0278267B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-21 TR TR5888A patent/TR23678A/xx unknown
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- 1988-01-21 CA CA000556991A patent/CA1309561C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-22 NZ NZ223278A patent/NZ223278A/xx unknown
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- 1988-01-25 BR BR8800253A patent/BR8800253A/pt not_active IP Right Cessation
- 1988-12-09 US US07/282,079 patent/US4980437A/en not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-10-31 GR GR89300104T patent/GR890300104T1/el unknown
-
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