JP2907738B2 - 組立式蓋付き井桁折り箱 - Google Patents

組立式蓋付き井桁折り箱

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JP2907738B2
JP2907738B2 JP29411394A JP29411394A JP2907738B2 JP 2907738 B2 JP2907738 B2 JP 2907738B2 JP 29411394 A JP29411394 A JP 29411394A JP 29411394 A JP29411394 A JP 29411394A JP 2907738 B2 JP2907738 B2 JP 2907738B2
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順郎 金子
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Sekisui Kaseihin Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は組立式蓋付き井桁折り箱
に関し、特に弁当箱や惣菜などの食品容器、あるいはお
みやげ箱などとして使用される組立式蓋付き井桁折り箱
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】組立式井桁折り箱としては、実公昭53
−11167号公報に示されているように、二つの箱半
体を相互に溝係合させることより、矩形の底板部とその
底板部の四辺に各々起立した側板部とからなる井桁状の
箱本体を組み立て、別体の蓋部材により蓋をするように
構成されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の組立式井桁折り
箱においては、蓋部材が箱本体とは別体であり、蓋が開
閉式にはなっていないことから、取扱い性、使用性が悪
い場合がある。また、この組立式井桁折り箱の場合に
は、溝位置が異なった二つの箱半体と一つの蓋部材とで
合計三個の互いに異なる部材が必要で、必要部品の種類
が多く、製造コストが高くなる。
【0004】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、開閉式の蓋板を有し、取扱い性、使
用性に優れ、蓋付きであって二種類三個の部品の組み合
わせにより合理的に構成されて製造性に優れ、また、保
管、輸送時などの不使用時に嵩さばることがなく、しか
も組立性にも優れ、更には保温性、断熱性、緩衝性にも
優れた形態の容器として構成可能な組立式蓋付き井桁折
り箱を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るために、本発明による組立式蓋付き井桁折り箱は、矩
形の底板部と当該底板部の対向する二辺に各々にV字状
溝によるヒンジ部により起立可能に接続された前側板部
および後側板部とを一体に有する側板付き底板部材と、
右側板部と当該右側板部の一辺にV字状溝によるヒンジ
部により折曲可能に接続され前記底板部の概ね半分の大
きさの矩形の蓋板部とを一体に有する蓋板付き右側板部
材と、左側板部と当該左側板部の一辺にV字状溝による
ヒンジ部により折曲可能に接続され前記底板部の概ね半
分の大きさの矩形の蓋板部とを一体に有する蓋板付き左
側板部材とを有し、前記側板付き底板部材の前側板部お
よび後側板部の各々の右端近傍部には前記蓋板付き右側
板部材の右側板部がはまり込み係合する受け入れ溝が先
端縁部よりそれら側板部の高さ寸法の概ね半部の深さに
まで形成され、前記側板付き板底部材の前側板部および
後側板部の各々の左端近傍部には前記蓋板付き左側板部
材の左側板部がはまり込み係合する受け入れ溝が先端縁
部よりそれら側板部の高さ寸法の概ね半部の深さにまで
形成され、前記蓋板付き右側板部材の右側板部の前後両
端近傍部には各々前記側板付き底板部材の前側板部およ
び後側板部がはまり込み係合する受け入れ溝が先端縁部
より右側板部の高さ寸法の概ね半部の深さにまで形成さ
れ、前記蓋板付き左側板部材の左側板部の前後両端近傍
部には各々前記側板付き底板部材の前側板部および後側
板部がはまり込み係合する受け入れ溝が先端縁部より左
側板部の高さ寸法の概ね半部の深さにまで形成されてお
り、前記側板付き底板部材と前記蓋板付き右側板部材お
よび前記蓋板付き左側板部材とが各々受け入れ溝によっ
て相互にはまり込み係合することにより左右両開き蓋の
井桁状の折り箱を構成することを特徴としている。
【0006】本発明による組立式蓋付き井桁折り箱は、
前記側板付き底板部材と前記蓋板付き右側板部材と前記
蓋板付き左側板部材が各々所定の厚さを有する発泡合成
樹脂シートにより構成されていることを詳細な特徴とし
ている。また、本発明による組立式蓋付き井桁折り箱
は、前記側板付き底板部材と前記蓋板付き右側板部材と
前記蓋板付き左側板部材の各々の側板部の両端部の高さ
寸法が前記受け入れ溝を隔てた他の部分に比して低いこ
とを詳細な特徴としている。また、本発明による組立式
蓋付き井桁折り箱は、折り箱内に取り外し可能に収納さ
れる中蓋部材を有していることを詳細な特徴としてい
る。
【0007】
【作 用】上述の如き構成によれば、側板付き底板部材
の前側板部および後側板部をヒンジ部をもって起立さ
せ、前側板部および後側板部の右端近傍部の受け入れ溝
に蓋板付き右側板部材の受け入れ溝を係合させて相互に
はめ込むことにより側板付き底板部材の右側に蓋板付き
右側板部材が組み付けられ、また、前側板部および後側
板部の左端近傍部の受け入れ溝に蓋板付き左側板部材の
受け入れ溝を係合させて相互にはめ込むことにより側板
付き底板部材の左側に蓋板付き左側板部材が組み付けら
れ、左右両開き蓋の井桁状の折り箱が構成される。
【0008】この場合、蓋板付き右側板部材と蓋板付き
左側板部材とは互いに全く同じ形状のものが使用されて
よく、蓋付きの井桁状折り箱が二種類三個の部品の組み
合わせにより合理的に構成されることになる。側板付き
底板部材と蓋板付き右側板部材と蓋板付き左側板部材
は、保管時や輸送時などの不使用時には、各々平板状を
なして重ねられることにより、嵩さばることがない。
【0009】また、側板付き底板部材、蓋板付き右側板
部材、蓋板付き左側板部材が各々、所定の厚さを有する
発泡合成樹脂シートにより構成されていることにより、
優れた保温性、断熱性、緩衝性が得られる。また、側板
付き底板部材と蓋板付き右側板部材と蓋板付き左側板部
材の各々の側板部の両端部の高さ寸法が受け入れ溝を隔
てた他の部分に比して低いことにより、側板付き底板部
材の前側板部および後側板部を起立させる時に蓋板付き
右側板部材あるいは蓋板付き左側板部材の右あるいは左
側板部の受け入れ溝を隔てた他の部分がなす両端面部に
前側板部および後側板部を押し当てることにより、前側
板部および後側板の起立位置が一義的に決まり、また、
側板付き底板部材と蓋板付き右側板部材および蓋板付き
左側板部材との受け入れ溝相互のはめ込み係合時に、蓋
板付き右側板部材および蓋板付き左側板部材を側板付き
底板部材に対して少し倒して蓋板付き右側板部材および
蓋板付き左側板部材の受け入れ溝を先ず側板付き底板部
材の受け入れ溝近傍の板部に係合させ、少しのはめ込み
を完了した状態より蓋板付き右側板部材および蓋板付き
左側板部材の姿勢を立てながらはめ込みを行うことによ
り、受け入れ溝相互のはめ込み係合を一気にスムーズに
行うことができる。
【0010】また、折り箱内に中蓋部材が取り外し可能
に収納されることにより、惣菜とご飯を個別に収容する
弁当箱やつゆ物を有する食品の収容など、蓋付き井桁折
り箱の使用バリエーションが拡張される。
【0011】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。図1〜図3は本発明による組立
式蓋付き井桁折り箱の一実施例を示している。この組立
式蓋付き井桁折り箱は、側板付き底板部材10と、蓋板
付き右側板部材20と、蓋板付き左側板部材30とによ
り構成されている。
【0012】側板付き底板部材10は、図2に示されて
いるように、矩形の底板部11と、底板部11の対向す
る二辺に各々にV字状溝によるヒンジ部12、13によ
り起立可能に接続された前側板部14および後側板部1
5とを一体に有している。前側板部14の左右の両端近
傍部には各々受け入れ溝16、17が先端縁部より前側
板部14の高さ寸法の概ね半部の深さにまで形成され、
また、後側板部15の左右の両端近傍部には各々受け入
れ溝18、19が先端縁部より後側板部15の高さ寸法
の概ね半部の深さにまで形成されている。前側板部14
および後側板部15の両端部14a、15aは切り欠か
れ、その高さ寸法は受け入れ溝16、17、18、19
を隔てた他の部分(内側領域)14b、15bに比して
低くなっている。
【0013】蓋板付き右側板部材20は、図3(a)に
示されているように、右側板部21と、右側板部21の
一辺にV字状溝によるヒンジ部22により折曲可能に接
続されて底板部11の概ね半分の大きさの矩形の蓋板部
23とを一体に有している。右側板部21の前後両端近
傍部には各々受け入れ溝24、25が先端縁部より右側
板部21の高さ寸法の概ね半部の深さにまで形成されて
いる。右側板部21の両端部21aは切り欠かれ、その
高さ寸法は受け入れ溝24、25を隔てた他の部分(内
側領域)21bに比して低くなっている。
【0014】蓋板付き左側板部材30は、図3(b)に
示されているように、左側板部31と、左側板部31の
一辺にV字状溝によるヒンジ部32により折曲可能に接
続されて底板部11の概ね半分の大きさの矩形の蓋板部
33とを一体に有している。左側板部31の前後両端近
傍部には各々受け入れ溝34、35が先端縁部より左側
板部31の高さ寸法の概ね半部の深さにまで形成されて
いる。左側板部31の両端部31aは切り欠かれ、その
高さ寸法は受け入れ溝34、35を隔てた他の部分(内
側領域)31bに比して低くなっている。この場合、蓋
板付き右側板部材20と蓋板付き左側板部材30とは、
全く同じ形状をしており、互いに同一部品である。
【0015】受け入れ溝16、17、18、19の溝幅
は右側板部21、左側板部31の板厚より少し小さく、
受け入れ溝24、25、34、35の溝幅は前側板部1
4、後側板部15の板厚より少し小さく、受け入れ溝1
6、18には右側板部21がはまり込み係合し、受け入
れ溝17、19には左側板部31がはまり込み係合し、
受け入れ溝24、25と34、35には各々前側板部1
4、後側板部15がはまり込み係合する。
【0016】側板付き底板部材10と蓋板付き右側板部
材20と蓋板付き左側板部材30には、発泡樹脂シート
を用いることが好ましく、その樹脂種としては、ポリス
チレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂などを使用するこ
とができる。ポリスチレン系樹脂としては、スチレン系
単量体の単独重合体に限らず共重合体も含まれる。スチ
レン系単量体にはスチレンのほか、メチルスチレン、エ
チルスチレンなども含まれる。また、共重合体はスチレ
ン単量体が50モル%以上含まれている共重合体を含ん
でいる。共重合の相手方単量体としてはメタクリル酸メ
チルなどのメタクリル酸エステル、アクリル酸エステ
ル、アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロニトリル、
無水マレイン酸などが挙げられる。ポリオレフィン系樹
脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げ
られる。これらの中で、保温性、断熱性、緩衝性の点か
ら発泡倍率が5〜60倍程度のポリスチレン系樹脂発泡
体で、厚さが1〜10mm程度のシート材により構成さ
れていることが特に好ましい。
【0017】側板付き底板部材10と蓋板付き右側板部
材20と蓋板付き左側板部材30を構成する他のシート
材としては、厚紙、非発泡のプラスチックシートなどが
ある。また、側板付き底板部材10と蓋板付き右側板部
材20と蓋板付き左側板部材30を構成するシート材
は、基材をなす熱可塑性樹脂発泡体などの表面に木目模
様や縞模様などを直接印刷したものや、表皮の少なくと
も一面にフィルムをラミネートした複合シート材であっ
てもよい。この場合には、各ヒンジ部12、13、2
1、31のV字状溝は熱可塑性樹脂発泡体などによる基
材に形成され、これらヒンジ部12、13、21、31
は表皮フィルムによる薄皮がヒンジ接続する構造のもの
であってよい。
【0018】側板付き底板部材10、蓋板付き右側板部
材20、蓋板付き左側板部材30は、保管時や輸送時な
どの不使用時には、図2、図3に示されているように、
各々平板状をなして重ねられることにより、嵩さばるこ
とがない。井桁状折り箱の組立に際しては、先ず、側板
付き底板部材10の前側板部14および後側板部15を
各々ヒンジ部12、13をもって起立させ、前側板部1
4および後側板部15の右端近傍部の受け入れ溝16、
18に蓋板付き右側板部材20の受け入れ溝24、25
を各々係合させて相互にはめ込み、側板付き底板部材1
0の右側に蓋板付き右側板部材20を組み付け、また、
前側板部14および後側板部15の左端近傍部の受け入
れ溝17、19に蓋板付き左側板部材30の受け入れ溝
34、35を係合させて相互にはめ込み、側板付き底板
部材10の左側に蓋板付き左側板部材30を組み付け
る。
【0019】これらの組み付けにより、図1に示されて
るような左右両開き蓋の、換言すれば観音開き蓋の井桁
状の折り箱が構成される。この折り箱の組立に際して、
側板付き底板部材10と蓋板付き右側板部材20と蓋板
付き左側板部材30の各々の側板部の両端部10a、2
0a、30aのさが受け入れ溝16〜19、24、2
5、34、35を隔てた他の部分10b、20b、30
bに比して低いことにより、図4に示されているよう
に、側板付き底板部材10の前側板部14および後側板
部15を起立させる時に、蓋板付き右側板部材20ある
いは蓋板付き左側板部材30の右あるいは左側板部2
1、31の受け入れ溝24、25、34、35を隔てた
他の部分20a、30aがなす両端面部20c、30c
に前側板部14および後側板部15を押し当てることに
よって前側板部14および後側板15の起立位置が直立
位置に一義的に決まる。
【0020】また、側板付き底板部材10と蓋板付き右
側板部材20および蓋板付き左側板部材30との受け入
れ溝相互のはめ込み係合時に、図5に示されているよう
に、蓋板付き右側板部材20および蓋板付き左側板部材
30を側板付き底板部材10に対して少し倒して蓋板付
き右側板部材20および蓋板付き左側板部材30の受け
入れ溝24、25、34、35を先ず側板付き底板部材
10の受け入れ溝14〜19の各々の近傍の板部に係合
させ、少しのはめ込みを完了した状態より蓋板付き右側
板部材20および蓋板付き左側板部材30の姿勢を立て
ながらはめ込みを行うことにより、受け入れ溝相互のは
め込み係合が一気にスムーズに行われる。
【0021】これらのことにより蓋付き井桁状折り箱の
組立が、作業性よく、迅速に行われる。また、図6に示
されているように、上述のように組み立てられた折り箱
内にポリスチレン系樹脂などにより薄肉成形された中蓋
部材40が取り外し可能に収納されてよい。
【0022】この場合には、惣菜とご飯とを個別に収容
する弁当箱やつゆ物を有する食品の収容など、井桁状折
り箱の使用バリエーションが拡張される。なお、側板付
き底板部材10が前後の側板を有していると云うこと
は、説明の便宜上の特定であり、側板付き底板部材10
が一体に有している側板は左右の側板であってもよく、
この場合には蓋板付き右側板部材20は蓋板付き前側板
部材となり、蓋板付き左側板部材30は蓋板付き後側板
部材となる。何れの場合も見方の違いだけで、構成は実
質的に同じである。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による組立式蓋付き井桁折り箱によれば、側板付き底板
部材と、同一部品である蓋板付き右側板部材と蓋板付き
左側板部材とによる二種類三個の部品の組み合わせによ
り、蓋付きの井桁状折り箱が合理的に構成され、部品の
種類が二種類でよいことから、成形金型の必要個数が少
なくなり、低コストで折り箱を生産することが可能にな
る。側板付き底板部材、蓋板付き右側板部材、蓋板付き
左側板部材は、保管時や輸送時などの不使用時には、各
々平板状をなして重ねられることから、嵩さばることが
なく、保管効率、輸送効率がよい。なお、使用後におい
ては、側板付き底板部材、蓋板付き右側板部材、蓋板付
き左側板部材が分解されることにより、不使用時と同様
に、これらが平板状をなして重ねられることにより、嵩
さばることがない。
【0024】また、側板付き底板部材、蓋板付き右側板
部材、蓋板付き左側板部材が各々、所定の厚さを有する
発泡合成樹脂シートにより構成されていることにより、
優れた保温性、断熱性、緩衝性が得られる。また、側板
付き底板部材と蓋板付き右側板部材と蓋板付き左側板部
材の各々の側板部の両端部の高さが受け入れ溝を隔てた
他の部分に比して低くされていることで、側板付き底板
部材の前側板部および後側板部の起立作業、受け入れ溝
相互のはめ込み係合作業が作業性よく行われ、蓋付き井
桁状折り箱の組立が、作業性よく、迅速に行われるよう
になる。
【0025】また、折り箱内に中蓋部材が取り外し可能
に収納されることにより、惣菜とご飯とを個別に収容す
る弁当箱やつゆ物を有する食品の収容など、蓋付き井桁
状折り箱の使用バリエーションが拡張される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組立式蓋付き井桁折り箱の組立完
了状態を示す斜視図。
【図2】本発明による組立式蓋付き井桁折り箱の側板付
き底板部材の一実施例を示す斜視図。
【図3】(a)は本発明による組立式蓋付き井桁折り箱
の蓋板付き右側板部材側の一実施例を示す斜視図、
(b)は本発明による組立式蓋付き井桁折り箱の蓋板付
き左側板部材側の一実施例を示す斜視図。
【図4】側板付き底板部材の前側板部および後側板部の
起立作業状態を示す説明図。
【図5】受け入れ溝相互のはめ込み係合作業状態を示す
説明図。
【図6】中蓋部材を有する組立式蓋付き井桁折り箱の一
実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
10…側板付き底板部材 11…底板部 12、13…ヒンジ部 14…前側板部 15…後側板部 16〜19…受け入れ溝 20…蓋板付き右側板部材 21…右側板部 22…ヒンジ部 23…蓋板部 24、25…受け入れ溝 30…蓋板付き左側板部材 31…左側板部 32…ヒンジ部 33…蓋板部 34、35…受け入れ溝 40…中蓋部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45C 11/20 B65D 6/18 B65D 6/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の底板部と、当該底板部の対向する
    二辺に各々にV字状溝によるヒンジ部により起立可能に
    接続された前側板部および後側板部とを一体に有する側
    板付き底板部材と、 右側板部と、当該右側板部の一辺にV字状溝によるヒン
    ジ部により折曲可能に接続され前記底板部の概ね半分の
    大きさの矩形の蓋板部とを一体に有する蓋板付き右側板
    部材と、 左側板部と、当該左側板部の一辺にV字状溝によるヒン
    ジ部により折曲可能に接続され前記底板部の概ね半分の
    大きさの矩形の蓋板部とを一体に有する蓋板付き左側板
    部材とを有し、 前記側板付き底板部材の前側板部および後側板部の各々
    の右端近傍部には前記蓋板付き右側板部材の右側板部が
    はまり込み係合する受け入れ溝が先端縁部よりそれら側
    板部の高さ寸法の概ね半部の深さにまで形成され、前記
    側板付き底板部材の前側板部および後側板部の各々の左
    端近傍部には前記蓋板付き左側板部材の左側板部がはま
    り込み係合する受け入れ溝が先端縁部よりそれら側板部
    の高さ寸法の概ね半部の深さにまで形成され、前記蓋板
    付き右側板部材の右側板部の前後両端近傍部には各々前
    記側板付き底板部材の前側板部および後側板部がはまり
    込み係合する受け入れ溝が先端縁部より右側板部の高さ
    寸法の概ね半部の深さにまで形成され、前記蓋板付き左
    側板部材の左側板部の前後両端近傍部には各々前記側板
    付き底板部材の前側板部および後側板部がはまり込み係
    合する受け入れ溝が先端縁部より左側板部の高さ寸法の
    概ね半部の深さにまで形成されており、前記側板付き底
    板部材と前記蓋板付き右側板部材および前記蓋板付き左
    側板部材とが各々受け入れ溝によって相互にはまり込み
    係合することにより左右両開き蓋の井桁状の折り箱を構
    成することを特徴とする組立式蓋付き井桁折り箱。
  2. 【請求項2】 前記側板付き底板部材と前記蓋板付き右
    側板部材と前記蓋板付き左側板部材は各々所定の厚さを
    有する発泡合成樹脂シートにより構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の組立式蓋付き井桁折り箱。
  3. 【請求項3】 前記側板付き底板部材と前記蓋板付き右
    側板部材と前記蓋板付き左側板部材の各々の側板部の両
    端部の高さ寸法は前記受け入れ溝を隔てた他の部分に比
    して低いことを特徴とする請求項1または2に記載の組
    立式蓋付き井桁折り箱。
  4. 【請求項4】 折り箱内に取り外し可能に収納される中
    蓋部材を有していることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の組立式蓋付き井桁折り箱。
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