JP2902506B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置

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    • H01L21/0274Photolithographic processes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法
び半導体装置に関し、特に縮小投影露光装置の1回の投
影露光で可能なフィールドサイズ以上の回路パターンを
半導体基板上に形成した半導体装置の製造方法及び半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法は、半導体
基板上にチップサイズの大きな半導体装置を形成する場
合、露光領域の大きな等倍露光、例えば、反射型投影露
光装置を使用し、縮小投影露光装置を使用しなかった。
【0003】また、従来の半導体装置が有する主要な機
能は、マイコン機能のみ、あるいはメモリー機能のみと
いうように、ICチップに対して通常1つである。
【0004】これは、複数の機能を有するものを形成し
ようとした場合、各機能とも充分な能力を持たせようと
するとそのチップサイズが巨大化してしまうためであ
る。複数の機能を有するパターンを形成しようとした場
合、縮小投影露光装置を使用して、1回で焼き付けられ
る領域よりもずっと大きな露光領域が必要となってしま
う。このため、1回の露光領域内に複数の充分な能力の
機能を有する回路パターンを形成することは事実上不可
能であった。また、チップサイズの大型化、パターンサ
イズの微細化が進んでいくにつれて、反射投影型露光装
置を使用しようとする場合には種々の不都合な点が発生
した。
【0005】反射型投影露光装置の一例を説明するため
の第1図を参照しつつ以下にその理由を説明する。反射
型投影露光装置は、凹面鏡11と凸面鏡12とを組合
せ、円弧スリット状照明光束13を用いて、焼き付ける
光学系を有しており、図中矢印Aの方向にマスク14
と、ウェハ15とを等速度で移動することにより、マス
ク14のパターンをウェハ15全面に、1:1の倍率で
転写する。したがつて、チップサイズの大きな半導体製
造装置を形成しようとした場合、チップサイズと同じ大
きさのパターンを有するマスクを用いることでウェハ1
5へのマスクのパターンの転写が可能となる。反射型投
影露光装置の限界解像度は、約2μm程度であり、たと
えば0.5〜1.0μmルールでパターンを形成し、微
細化により一尺の集積度を上げるのは困難である。ま
た、アライメントマーク精度は、ウェハ上の左右2点に
形成したアライメントマークでアライメントするため、
3σ≒1.5μm程度であり、この種の反射型投影露光
装置を用いるかぎりサブミクロンルールに対応する微細
化は事実上不可能である。つまり、反射型投影露光装置
を用いた場合、マスクサイズと同じ大きさのチップサイ
ズのICが形成されるが、解像度とアライメント精度の
2点において近年の更なる微細化の要求には応えられな
い。
【0006】また、この露光装置を用いた場合、ハード
ウェアのディストーションにより、そのパターンの直交
度が悪くなることや、工程間のオートアライメント精度
が、3σ≒1.5μm程度であり、サブミクロンルール
には対応できない等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置の製造方法は、チップサイズの大きな半導体装置を
製造するために反射投影型露光装置を用いた場合、下記
のような問題点がある。 (1)限界解像度が、2.5〜3μm程度であり、たと
えば0.5〜1.0μmルールで作成されたパターンを
形成し、微細化により集積度を上げることは不可能であ
る。
【0008】(2)反射投影型露光装置を用いた場合、
ハードウェアのディストーションにより、そのパターン
の直交度が悪くなる。
【0009】(3)工程間のオートアライメント精度
が、3σ≒1.5μm程度でありサブミクロンルールに
は対応できない。
【0010】このように障害となっている限界解像度や
アライメント精度を向上させるためには、縮小投影露光
装置を用いる方法がある。縮小投影露光装置の一例を説
明するための模式的構成図である第2図に示されるよう
に、縮小投影露光装置ではレクチル22に形成されたパ
ターンを、縮小投影レンズ23により、そのレンズのも
つ倍率で縮小し、ウェハ27上に1ショット毎、XYス
テージ28をステップアンドリピートして焼き付けてい
く。このため、限界解像度を1.0μm以下とすること
ができ、アライメント精度においても、1ショット毎に
アライメントするために、3σ0.2μm程度におさ
えられる。
【0011】そこで、縮小投影露光装置を用いて、チッ
プサイズの大きな半導体装置を形成する場合、そのレン
ズの倍率として5:1,10:1のように大きいもので
はなく、その倍率が2.5:1等のものを使用すること
が考えられるが、この場合でもその露光領域が(フィー
ルドサイズ)は、現実にはφ40mm程度である。
【0012】これは、マスクサイズは大きくすることは
可能であっても、それを歪なく、かつ、露光ムラなく大
面積に露光できるような露光装置の光学系が事実上得ら
れていないためである。
【0013】このようにチップサイズの一辺が50mm
を超す、チップサイズの大きな、しかも微細化された半
導体装置は、従来の方法を単に利用するだけでは、製造
できないのが実情である。
【0014】本発明は上記事項に鑑みなされたもので、
その目的とするところは上記方法では製造することので
きなかった大型の半導体装置の製造方法を提供すること
にある。
【0015】さらに、本発明の目的は、露光装置の1回
の露光で可能なフィールドサイズ以上の領域の所望パタ
ーンを複数に分割し、この分割されたパターンをつなぎ
合わせて露光することで前記所望パターンを形成する半
導体装置の製造方法を提供することである。
【0016】および、本発明の目的は、縮小投影型露光
装置により回路パターンを半導体基板に焼き付ける工程
を繰り返すことにより、前記回路パターンを順次つなぎ
合わせ、前記縮小投影型露光装置の1回の投影露光で可
能なフィールドサイズ以上のパターンを前記半導体基板
上に形成する半導体装置の製造方法を提供することであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、露光装置の1回の露光で可能なフィールドサ
イズ以上の領域の所望パターンを複数に分割し、この分
割されたパターンをつなぎ合わせて露光することで前記
所望パターンを形成する半導体装置の製造方法におい
て、前記分割されたパターンの分割部分は半導体装置の
素子分離領域上に対応して配され、前記分割されたパタ
ーンは隣接する分割されたパターンの一部にオーバーラ
ップ領域を有し、該オーバーラップ領域のパターン幅は
該オーバーラップ領域の近傍の該オーバーラップ領域に
続くパターン幅よりも広くされていることを特徴とす
る。
【0018】また、露光装置を用いて半導体基体上に回
路パターンを露光する工程を繰り返すとともに、露光さ
れる回路パターンを相互に順次つなぎあわせることによ
り、前記露光装置の1回の露光で可能なフィールドサイ
ズ以上のパターンを前記半導体基体上に形成する半導体
装置の製造方法であって、前記半導体装置において、つ
なぎあわされる部分の少なくとも一部が、素子分離領域
に存在する。
【0019】さらに、露光装置を用いて半導体基板に回
路パターンを露光する工程を繰り返すと共に、露光され
る回路パターンを相互に順次連結することにより、前記
露光装置の1回の露光で可能なフィールドサイズ以上の
パターンを前記半導体基板上に形成する半導体装置の製
造方法であって、複数回行う露光工程のうち、少なくと
も1回以上の露光工程を反射型投影露光装置あるいは近
接露光及び密着露光装置を用いて行うとともに、該回路
パターンの連結部を半導体装置の素子分離領域となるよ
うにすることである。
【0020】また、本発明の半導体装置は、露光装置の
1回の露光で可能なフィールドサイズ以上の領域の所望
パターンを複数に分割し、この分割されたパターンをつ
なぎ合わせて露光することで前記所望パターンを形成す
る半導体装置の製造方法を用いて、前記分割されたパタ
ーンは隣接する分割されたパターンの一部にオーバーラ
ップ領域を有し、該オーバーラップ領域のパターン幅は
該オーバーラップ領域の近傍の該オーバーラップ領域に
続くパターン幅よりも広くされているとともに、該分割
されたパターンの分割部分が半導体装置の素子分離領域
上に対応している。 さらに、露光装置を用いて半導体
基板上に回路パターンを露光する工程を繰り返すととも
に、露光される回路パターンを相互に順次つなぎあわせ
ることにより、露光装置の1回の露光で可能なフィール
ドサイズ以上のパターンを前記半導体基体上に形成する
半導体装置の製造方法を用いて、つなぎあわせる部分の
少なくとも一部が前記半導体装置における素子分離領域
に配設されている。
【0021】上述したように本発明は所望パターンを形
成するにあたつて、パターンを複数の領域に分割したパ
ターンを用い、複数回露光を行うことで、最終的に所望
パターンを分割パターンのつなぎ合わせによって形成す
る。
【0022】従って、パターン形成時の有効領域よりも
広い領域のパターン形成が可能になるばかりでなく、縮
小投影露光することによってより微細なパターン形成す
ることができる。
【0023】又、分割パターンのパターンニングを工夫
すれば、同一の分割パターンの繰り返し露光で自由な大
きさのパターンニングが少ないマスク数あるいは分割パ
ターン数で可能になる。
【0024】更に、分割する部分を素子分離領域や素子
非形成領域にすることで、万一分割パターンのパターン
ずれが生じた場合でも形成される素子特性に影響を与え
ることがなくなり、歩留りも向上する。
【0025】加えて、分割パターンを少しずつオーバー
ラップさせることで、露光時のわずかな位置ズレを補償
することができる。
【0026】パターンを機能ごとに分割しても良く、こ
の場合は、各機能ごとの仕様変更に容易に対応できると
いう利点もある。また、パターンを機能ごとに分割する
ことで、各分割したパターン間に素子が形成されるのを
容易に避けることが可能になる。
【0027】もちろん、パターンの分割は必要な工程に
おいて行なわれれば良く、充分なパターンニング精度
が、充分なパターンニング領域の大きさで得ることがで
きるなら、全工程をパターン分割しなくとも良い。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0029】[実施例1]図3は、本発明の半導体の製
造方法の好適な1つの実施例を説明するための半導体基
板上のファーストレイヤーの模式的パターン図、図4は
図3のファーストレイヤーを形成するために5:1縮小
投影型露光装置に用いられる第1のレクチル105の一
例を説明するための模式的パターン図、図5は実施例1
のセカンドレイヤーを形成するための第2のレクチル1
06の一例を説明するための模式的パターン図である。
【0030】第1のレクチル105内には、パターン
A,B,Cが3分割されて設けられており、それぞれの
パターン中にはICパターンが形成されている。本実施
例では、パターンA,B,Cをたてに並べ、つなぎ合わ
せ、つなぎ合わせたパターンA,B,Cで1チップを構
成する例を示す。
【0031】図4に示す第1のレクチル105を、通常
用いられる倍率5:1の縮小投影型露光装置にセット
し、その装置に付随するシステムにより、半導体基板1
01(以降ウェハー101と記す)に、図3に示される
つなぎ合わされたパターンが焼き付けられるように、ウ
ェハー101上のファーストレイヤーのレイアウトをプ
ログラムする。実際に露光されたときのパターンA,
B,Cのつなぎ合わせ精度は、横方向、縦方向ともに、
0.1μm以下におさえられている。この精度は、縮小
投影型露光装置のレーザー干渉を用いて位置決めをする
ことにより得ることができる。この露光のとき、パター
ンA,BまたはB,Cをつなぐつなぎ合わせ部におい
て、それぞれ重ねしろを0.1〜0.5μm程度作って
おくことが望ましい。これは、縮小投影型露光装置のス
テップサイズを変えることにより、容易に可能となる。
【0032】また、図4に示されるアライメントマーク
103は、ダイバイダイ方式のアライメントマークであ
り、図3に示されるように、露光された後、半導体基板
上では、つなぎ合わされた各パターンA,B,Cの両側
に形成され、セカンドレイヤーに対するアライメントマ
ーク(親マーク)102となる。また、ファーストレイ
ヤーを焼き付ける際、第1のレチクル105は、縮小投
影型露光装置のマスキングブレードの位置を、各ショッ
ト(パターンA,B,C)ごとにかえることにより、パ
ターンAの部分を焼き付けるときにはパターンB,Cの
部分は、このブレードによりかくし、光が透過しないよ
うにしている。パターンB,Cをそれぞれ焼き付けると
きも同様である。
【0033】パターンA,B,Cが形成された後、その
パターンによってエッチング、不純物拡散、CVD(C
hemical Vapor Depostion)膜
等の堆積等の通常の半導体製造プロセスを施した後、セ
カンドレイヤーにおけるパターンを形成する。
【0034】次にセカンドレイヤーでは、図5に示され
る第2のレチクル106を使用し、ファーストレイヤー
で形成された親マークであるアライメントマーク102
を子マークであるアライメントマーク104に合わせる
ようにアライメントされる。つまり、パターンA’は、
パターンAに重なり、パターンB’はパターンBに重な
るようにアライメントされる。パターンA’,B’,
C’が露光されるときは、ファーストレイヤーと同様、
マスキングブレードの位置を変えることにより行なわれ
る。
【0035】以上示したようなパターンニング操作を必
要に応じて繰り返し、さらに、パターニング後の不純物
の導入や配線形成を行なうことでICが形成された。こ
れにより、3.5mm×60mmのチップサイズをもつ
ICが、0.8μmルールで形成可能となった。
【0036】[実施例2]図6は本発明の好適な別の実
施例を説明するための半導体基板101上のファースト
レイヤーの模式的パターン図である。
【0037】本実施例は、実施例1において3種類のパ
ターンをつなげたものの中間に位置するパターンBをパ
ターンB1,B2として繰り返しつなげるように設計し
たものであり、実施例1よりも更にチップサイズを長く
することができた。このとき、中間のパターンB1,B
2は任意の数だけつなげることができるので、種々の長
さの半導体装置を製造することができた。
【0038】また、本発明の実施例では、パターンA,
B,Cの3種類のパターンをつなぎ合わせて1チップと
したが、2種類あるいは4種類以上のパターンをつなぎ
合わせても問題はない。
【0039】また、一工程で用いるレチクルは1枚に限
らず、2種類以上のレチクルを入れ換えてつなぎ合わせ
ることも可能である。
【0040】[実施例3]図7は本発明の好適な別の実
施例を説明するための半導体基板上のファーストレイヤ
ーの模式的パターン図、図8は図7の実施例のファース
トレイヤーを形成するために5:1縮小投影型露光装置
に用いられる第1のレチクル105を説明するための模
式的パターン図、図9は図7の実施例のセカンドレイヤ
ーを形成するための第2のレチクル106を説明するた
めの模式的なパターン図である。
【0041】本実施例は実施例1と同様に、図8に示す
第1のレチクル105を露光装置にセットし、露光装置
に付随するシステムにより、半導体基板であるウェハー
101に、図7に示すつなぎあわされたパターンが焼き
付けられるように、ウェハー101上のファーストレイ
ヤーのレイアウトをプログラムする。この場合において
も、パターンA,B間およびパターンB,C間のつなぎ
合わせ精度は、横方向、縦方向ともに、0.1μm以下
に押えられている。また、図8に示されるアライメント
マーク103は、ダイバイダイ方式のアライメントマー
クであり、図7に示されるように各パターンA,B,C
のうちパターンBの両側のみに形成され、セカンドレイ
ヤーに対するアライメントマーク102(親マーク)と
なる。
【0042】ここで、ファーストレイヤーを焼き付ける
場合においても、縮小投影型露光装置のマスキングブレ
ードの位置を各ショットごとにかえることにより、露光
されて行く。本実施例の場合、パターンBのみが半導体
基板の周辺に4つ独立して形成されている。また、図
8、図9における第1、第2のレチクル105、106
のパターンBに対するパターンA,Cの相対位置は予め
わかっている。
【0043】次に、セカンドレイヤー形成に際しては、
図9に示す第2のレチクル106を使用し、ファースト
レイヤーで形成された親マークであるアライメントマー
ク102を子マークであるアライメントマーク104に
合わせる。しかし、ここで、前述の実施例1,2と相違
する点は、以下に有る。
【0044】(1)前述のようにファーストレイヤーを
形成後にセカンドレイヤーを形成するために、アライメ
ントマーク102をアライメントマーク104に合わせ
る際、図7に示す8個のパターンBのみで、レーザース
キャンを行ない、パターンBにおける相互のずれ量を8
チップ分計測する。
【0045】(2)前記計測値を演算処理し、パターン
Bにおいて、アライメントマーク102が、アライメン
トマーク104に対してそれぞれX,Y,θ方向でどれ
だけずれているか、ずれ量を算出する。
【0046】(3)8個のパターンBのずれ量を平均化
する。
【0047】(4)平均化されたずれ分のみを露光時ず
らしてパターンA’,B’,C’の焼き付けを行なう。
このときは縮小投影型露光装置のXYステージのステー
ジ精度だけで焼き付けることになる。
【0048】これによりパターンA’は、パターンAに
重なり、パターンB’はパターンBに重なるように焼き
付けられる。パターンA’B’C’が露光されるときに
は、ファーストレイヤーと同様、マスキングブレードの
位置を変えることにより行なわれた。
【0049】このアライメント方式を採用することによ
り、パターンA’とB’、B’とC’の間のつなぎ精度
が実施例1,2のものより、よりよくなった。実施例
1,2のつなぎ精度は3σ=0.25μm、実施例3の
つなぎ精度は3σ=0.20μmであった。
【0050】[実施例4]図10は本発明の実施例を説
明するためのウェハー上のファーストレイヤーの模式的
パターン図である。
【0051】本実施例は、実施例3と同様、第1のレチ
クルをセットし、図10に示すつなぎ合わされたパター
ンが焼き付けられるように、ウェハー101上のファー
ストレイヤーのレイアウトをプログラムする。本実施例
の場合、実施例3のものとのちがいは、実施例3に示し
たようにウェハー周辺に独立したアライメントマーク専
用のパターンを形成することなく、通常形成されるパタ
ーン(本実施例ではパターンB)そのものをアライメン
トに使用することにある。本実施例の場合も、A’と
B’、B’とC’のつなぎ精度は、3σ=0.20μm
におさえることが可能であった。
【0052】尚、上述した実施例3、4においても、パ
ターンA,B,Cの3種類のパターンをつなぎ合わせて
1チップとしたが、つなぎ合わせるパターンは2種類あ
るいは4種類以上のパターンをつなぎ合わせても問題は
ない。
【0053】また、一工程で用いるレチクルは1枚に限
らず、2種類以上のレチクルを入れ換えてつなぎ合わせ
ることも可能である。
【0054】次に、上述した重ねしろについて説明す
る。
【0055】本発明では、各焼き付けパターン間に重ね
しろを設けずに焼き付けを行なうことも可能であるが、
精度や歩溜りの向上のために、重ねしろを設けることは
望ましいことである。
【0056】図11は本発明に好適に用いられ得る重ね
しろを有する実施例を説明するための模式的パターン図
である。この図においては、基板上でつなぎ合わせたパ
ターンA.B.C間にパターンA.B.Cが相互に重な
り合った連結部分230が形成されている。図12は
(a)及び図12(b)は上記連結部分230を形成す
るためのレチクルを説明するための模式的パターン図
で、ガラス板231上に形成されたクロム232のパタ
ーンの端部側の残しパターン233は幅広に形成した幅
広形成部234を有する。レチクルA(図12(a))
の端部側の残しパターン233はレチクルB(同図
(b))の端部側残しパターン233’と重複するよう
に露光される。この状態を図12(c)の模式的パター
ン図に示した。
【0057】本実施例においては、5:1縮小投影型露
光装置を用いて露光を行なっているので、レチクルのパ
ターンと基板のパターンとは長さが5:1になってい
る。従って、レチクル上における残しパターン233の
長さ5l、及び幅5W1 は基板上ではそれぞれ長さl、
幅W1 に対応する。なお、幅広形成部234の幅5W
は、形成されるクロムの幅をW0 とすれば図12(a)
に示すように5W=5W1−5W0 になる。
【0058】一方、露光量と線幅の間には図7の関係が
ある。連結部分230は重複露光されるため、この二重
露光領域は線幅が他の部分よりも図13に示すようにΔ
CDだけ細くなる。これを補正するために、残しパター
ン部233,233’を予め幅広に形成して補正するも
のであり、lとwは以下のようにして算出した。即ち、
使用した露光装置におけるY方向のつなぎ精度を
【0059】
【数1】 露光量Ex のときの線幅CDEXと露光量2EX のときの
線幅CDZEX の差を ΔCD=CDEX−CDZEX とすると
【0060】
【数2】 である。本実施例においてはつなぎ精度の測定より
【0061】
【数3】 が得られ、露光量68mJ/cm2 において ΔCD=0.20μm が求められたことより、l=0.16μm、w=0.1
0μmを得た。レチクル作製時のアドレスサイズが0.
25μmであることからlは0.05単位であることが
望ましいため、 l=0.20μm.w=0.10μm を設定し、レチクルを製作した。
【0062】上記レチクルセットを用いて重ね露光を行
なったところ、3.1mm×54mmのチップサイズを
もつICが0.7μmルールで形成可能となった。
【0063】なお、連結部分230を設ける理由は、パ
ターン間につなぎ合わせの不一致が生じた場合に、パタ
ーンの線切れまたは分離不能が生じるが、これを防ぐた
めのものである。
【0064】上記実施例においては、l=0.2μm.
w=0.1μmとなるようにしたが、これに限られず一
般にl=0.1〜0.5μm.w=0.05〜0.2μ
mとすることが好ましく、更に本発明においては回路パ
ターンを一次元的に連結した例を説明したが、パターン
は二次元的に連結しても良く、その他本発明の要旨を変
更しない範囲で種々変形しても差し支えない。
【0065】[実施例5]図14は、光電変換装置にお
ける光電変換セルの一例の模式的平面図である。図15
は、図14のB−B’線断面図である。
【0066】図14の光電変換セルを用いた光電変換装
置の規模が、ステッパのフィールドサイズ以上の大きさ
を必要とする場合、光電変換装置の一部を分割して前実
施例で説明したつなぎ合わせ露光により製造することが
可能である。
【0067】図15において、半導体基板401上に光
電変換セルが形成され配列されている。
【0068】各光電変換セルは次のような構成を有す
る。
【0069】基板401上に、エピタキシャル成長によ
りコレクタ領域となるn- 領域402が形成され、そこ
にpベース領域403、更にn+ エミッタ領域404が
形成されてバイポーラトランジスタを構成している。p
ベース領域403は2次元状に配列され、各水平方向の
セルは垂直方向のセルと素子分離領域によって分離され
ている。
【0070】尚、本図には記載していないが、図16に
記載してあるように、MOSFET、キャパシタンスが
同一半導体基板上に配置されている。
【0071】また、隣接するpベース領域403の間に
は、酸化膜407を挟んでゲート電極408が形成され
ている(図示せず)。したがって、隣接するpベース領
域403を各々ソース・ドレイン領域としてpチャネル
MOSトランジスタQcが構成されている。このpチャ
ネルMOSトランジスタQcはノーマリオフ型であり、
ゲート電極408の電位が隣接電位または正電位であれ
ばOFF状態である。したがって、隣接セル間のpベー
ス領域403は電気的に分離された状態となる。逆にゲ
ート電極408の電位がしきい値電位Vthを超える負
電位であると、ON状態となり、各セルのpベース領域
403は相互に導通した状態となる。
【0072】ゲート電極408は水平方向の行ごとに駆
動ラインに共通接続され、さらにpベース領域403の
電位を制御するためのキャパシタ電極409も同様に駆
動ラインに接続されている。駆動ラインは素子分離領域
である酸化膜上を水平方向に延びている。
【0073】さらに透明絶縁層411を形成した後、エ
ミッタ電極412を形成し、エミッタ電極412は列ご
とに垂直ライン413に接続されている。また、コレク
タ電極414が基板401の裏面にオーミックコンタク
ト層を挟んで形成されている。
【0074】図16(A)は、上記光電変換セルの等価
回路図、図16(B)は、その動作を説明するための電
圧波形図である。まず、pベース領域403には、蓄積
動作によって入射光量に対応したキャリア(ここではホ
ール)が蓄積されているとする。また、pチャネルMO
SトランジスタQcの端子には負電圧Vc、コレクタ電
極414には正電圧が各々印加されているとする。この
状態で駆動ライン410に正電圧のパルスφdを印加す
る(期間Trd)。これによって、キャパシタCoxを
介してpベース領域403の電位が上昇し、蓄積キャリ
アに対応した信号がエミッタ側に読み出される。(読み
出し動作)。続いて、駆動ライン410に負電圧のパル
スφdを印加する(期間Trh)。これによってMOS
トランジスタQcはONとなり、pベース領域403が
相互に導通した状態となってベース電位は電圧Vcにリ
セットされる(リフレッシュ動作)。また、パルスφr
をハイレベルとしてトランジスタQrをONとし垂直ラ
イン413のリセットを行なう。以上のリフレッシュ動
作が終了すると、蓄積動作が開始され、以下同様の動作
が繰り返される。
【0075】要するに、ここで提案されている方式は、
光入射により発生したキャリアを、pベース領域403
に蓄積し、その蓄積電化量によつてエミッタ電極408
とコレクタ電極414との間に流れる電流をコントロー
ルするものである。したがって、蓄積されたキャリアを
各セルの増幅機能により増幅してから読み出すわけであ
り、高出力、高感度、さらに低雑音を達成できる。
【0076】また、光励起によってベースに蓄積された
キャリア(ここではホール)によりベースに発生する電
位Vpは、Q/Cで与えられる。ここでQはベースに蓄
積されたホールの電荷量、Cはベースに接続されている
容量である。
【0077】この式により明白なように、高集積化され
た場合、セルサイズの縮小と共にQもCも小さくなるこ
とになり、光励起により発生する電位Vpは、ほぼ一定
に保たれることがわかる。したがって、ここで提案され
ている方式は、将来の高解像度化に対しても有利なもの
であるといえる。
【0078】図17は図14に記載の光電変換セルを用
いた光電変換装置の回路図である。本実施例ではA−
A’線を連結して光電変換セルをつなぎあわせ縮小投影
型露光装置のもつフィールドサイズ以上の大きさの光電
変換装置を製造した。
【0079】つなぎ部分をトランジスタの能動領域に設
定した場合、本実施例のような光電変換装置の場合に
は、つなぎ部分における光出力が大きくばらつき、固定
パターンノイズ(FPN)の増加となって、光電変換装
置の特性は大幅に劣ってしまう場合がある。また、光電
変換装置でない場合にも半導体装置の特性を悪化させて
しまう可能性がある。
【0080】本実施例では、つなぎ部分を素子分離領域
に設定することにより、つなぎあわせにより多少のショ
ットずれが生じても光電変換装置の特性に影響を及ぼさ
ないように、光電変換装置を設計、製造した。以下、本
実施例による半導体装置の製造方法を図18により説明
する。
【0081】まず、P型半導体基板にN型層、及び、P
型層を形成した。この後、エピタキシャル成長によりN
型層を形成し、バイポーラトランジスタのコレクタ領域
とした。MOSFETのウエル領域を形成した後、光電
変換セルのバイポーラトランジスタを分離するためのN
型領域を形成した。この時、N型層はP+イオンを5X
1015/cm-2打ち込んだ後、1150℃、300分の
熱処理により形成した。 本実施例では、このn型領域
を連結部分と設定した。パターン上では、図14のC−
C’線が連結部分となる。これから、半導体素子のベー
ス403、エミッタ404領域は連結部分には当たら
ず、半導体素子の連結部分での特性ばらつきは防ぐこと
が可能である。
【0082】ベース403、エミッタ404領域が連結
部分に存在する場合、つなぎずれにより、ベース、エミ
ッタの面積が他の画素に対し、大きく変化する可能性が
ある。この場合、連結部分の光応答出力が他の部分に比
べ変動し、固定パターンノイズ(FPN)となる。続い
て、MOSFETの素子分離として、LOCOS法によ
りフィールド酸化を行なった。次に、バイポーラトラン
ジスタのベース領域を形成し、次いで、MOSFETの
ゲート酸化膜、ゲート電極を形成した。さらに、MOS
FETのソース、ドレイン、バイポーラトランジスタの
エミッタ領域を形成した後、配線を施し、光電変換装置
を形成した。
【0083】上記実施例により形成した光電変換装置
は、3.1mmX54mmのチップサイズであり、設計
ルールは0.8μmルールで形成可能となった。また、
連結部分における光応答出力のばらつき(FPN)は、
連結部分以外のばらつきと同等であった。上記実施例に
おいては、バイポーラトランジスタのコレクタ領域中に
連結部分を配設したが、バイポーラトランジスタのアイ
ソレーション領域と呼ばれるP型領域中に配設しても構
わず、更に、光電変換装置以外の半導体装置に応用する
など、その他本発明の要旨を変更しない範囲で種々変形
しても差し支えない。
【0084】[実施例6]図19は本発明をダイナミッ
クランダムアクセスメモリ(以下、DRAM)に応用し
た実施例6を示す図である。DRAMは一般的に図20
の様な構成になっており、半導体装置の集積度を向上さ
せる場合、DRAMメモリセルの部分の面積が大きくな
る。本実施例ではメモリセルの素子分離領域において前
述のつなぎ露光を行なうことにより大容量のDRAMを
製造することが可能となった。
【0085】図19は本発明の実施例6におけるメモリ
セルの平面図であり、A−A’線の部分につなぎ露光の
連結部分を設定した。図19のC−C’線の断面図を模
式的に記述したものが図21である。本図のDの部分が
メモリセルの素子分離領域である。以下、本発明の実施
例6による半導体装置の製造方法を図22を用いて説明
する。
【0086】先ず、N型半導体基板501にP型領域5
02を形成した。この後、基板501上にシリコン酸化
膜を形成し、LPCVDを用いてSi34 膜を形成し
た。レジストパターンニングによりSi34 膜を選択
除去する部分が素子分離領域となり、本実施例において
パターンをつなぎ合わせる部分である。この部分は図1
9におけるA−A’線で示してある。パターンニングの
後、1000℃150分の熱処理により、500nmの
シリコン酸化膜511を形成した。
【0087】次に、Si34 膜を除去し、ゲート酸化
512を行なった。ポリシリコンを堆積し、ゲート電極
513を形成した。MOSトランジスタのソース、ドレ
イン領域518を形成した後、容量素子の下部電極52
1をポリシリコンにより形成し、シリコン酸化膜からな
る誘電体部分522を形成し、容量素子の上部電極52
3をポリシリコンにより形成した。
【0088】次に、ビット線となるA1配線531を施
し、本発明の実施例5によるDRAMを形成した。上記
実施例により形成した半導体装置は32mmX18mm
のチップサイズであり、設計ルールは0.8μmルー
ルで形成可能となった。また、連結部分における容量素
子の不具合はなかった。
【0089】[実施例7]次に、本発明の実施例7につ
いて、詳しく説明する。図23は、本発明の半導体の製
造方法のファーストレイヤーを形成するためのレチクル
を説明するための模式的パターン図であり、図24は実
施例7を示すファーストレイヤーの模式的パターン図で
ある。図23のレチクルは、パターンAとパターンBを
2分割して有しており、そのパターンの有する機能は、
Aがメモリー機能を有するパターンが形成される部位で
あり、BがA/θコンバーター機能を有するパターンが
形成される部位である。
【0090】本実施例では、図23に示すレチクルを用
い、パターンA,Bを縦方向に長くA−B−Aとつなぎ
合わせ、つなぎ合わせたパターンA−B−Aで、メモリ
ー+A/θコンバーター機能を有するパターンを形成
し、A−B−Aの構成で、1チ本実施例では、図23に
示すレチクルを用い、パターンA,Bを縦方向に長くA
−B−Aとつなぎあわせ、つなぎあわせたパターンA−
B−Aで、メモリー+A/Dコンバーター機能を有する
パターンを形成し、A−B−Aの構成で、1チップとし
て使用可能にした例である。以下にその製造方法の詳細
を説明する。図23に示すレチクルを通常用いられる倍
率5:1の縮小投影型露光装置にセットし、その装置に
付随するシステムにより、半導体基板611(以降ウェ
ハー601と記す)に、図24に示すA−B−Aのつな
ぎあわされたパターンが焼き付けられるようにウェハー
601上のファーストレイヤーのレイアウトをプログラ
ムする。実際につなぎあわされた時のパターンA,Bの
つなぎ合せ精度は、0.1μm程度におさえられた。こ
れは、縮小投影型露光装置のレーザー干渉計によるもの
である。但し、本パターン形成においては、パターン
A,Bが独立な機能を有しているため、パターンAとB
の信号のやりとりを行なう電極配線形成以外の工程にお
いては、パターンAとパターンBがつなぎ合わされるこ
とはない。
【0091】図23に示す604,604′,604″
は、夫々アライメントマークであり、本アライメントマ
ークは、図24に示すように、パターンの上部、左部、
右部に形成され、ファーストレイヤーのA−B−Aのパ
ターンの上部Aの外側に配置される。また、ファースト
レイヤーを焼き付ける際、図23のレチクルは、縮小投
影露光装置のマスキングブレードの位置を各ショット
(パターンA,B)ごとにかえることより、パターンA
の部分を露光するときには、パターンBの部分は、上記
マスキングブレードによりかくし、光が透過しないよう
にしている。パターンBを露光する時も、同様である。
【0092】パターンA−B−Aが形成された後、その
パターンをエッチング及び不純物拡散、CVD(Che
mical Vapor deposition)膜等
を堆積した後、セカンドレイヤーにおけるパターンを形
成する。セカンドレイヤー形成時には、図25に示すレ
チクルを使用し、ファーストレイヤーで形成された、ア
ライメントマーク604,604′,604″の位置
と、図25のレチクルアライメントマークによって読み
取られた位置との相対位置関係から、レチクルとウェハ
ーのアライメントを行ない、図25におけるA′が図1
におけるAに重なるように焼きつけられ、図25におけ
るB′は図1におけるBに重なるように露光した。ここ
で、明記すべきは、パターンAおよびパターンBは、基
本的に独立なパターンであり、A−B−Aのパターンを
つなぎあわせることは、配線形成等以外では、最小限に
なるように形成した。また、プロセスは、Aにおけるメ
モリー、BにおけるA/Dインバーターは、両者とも基
本的には、C−MOSプロセスの改良型を使用し、形成
した。また、A−B−Aで、1チップとして形成された
1チップ内の一番下部にあるAは、実際には一番上にあ
るAのレチクルの位置を180度回転させて、露光を行
なっている。したがって、形成されたA−B−Aのパタ
ーンは、パターンBの中心に対して、上、下にあるA
は、対称となるように形成した。Al配線等で形成され
たパターンがA−B−Aでどのようにつなぎあわされる
かを示したのが図26である。図26に示すように、A
l配線パターンを例にとると、パターンBの上、下にお
いて、パターンAとつなぎあわされる。また、パターン
AとパターンBのつなぎしろは、0〜0.05μm程度
に設定した。また、Bの下側に形成されるパターンAを
焼きつけるとき、縮小投影露光装置内で、レチクルを1
80度回転させる機構を有する半導体縮小投影露光装置
を使用した。また、本機構が付いていない露光装置を使
用する時には、マニュアル動作でレチクルを180度回
転させた。また、セカンドレイヤー形成時にも、A′,
B′の露光時には、ファーストレイヤーと同様、マスキ
ングブレードの位置を変えることにより、行なわれる。
【0093】以上示したように、パターンニングをくり
返し、さらにパターンニング後の不純物導入、および配
線形成を行なうことで、2つの独立の機能を有するIC
を形成した。これにより、20mm(X方向)×30m
m(Y方向)のチップサイズを有し、かつ、メモリ機能
とA/Dコンバータ機能という独立の機能を有するIC
が、0.8μmルールで形成可能となった。 [実施例8]次に、実施例8について、図27、図28
を用いて説明する。図27は、本発明の実施例8におけ
る半導体製造方法のファーストレイヤーを形成するため
のレチクルを説明するための模式的パターン図であり、
図28は、実施例7を示す、ファーストレイヤーの模式
的パターン図である。本実施例の実施例6との相違点
は、図27に示すようにレチクルの中がパターンA,
B,Cの3つのパターンに3分割されている点である。
それらのパターンの有する機能は、Aがメモリー機能を
有するパターンが形成される部位であり、Bがマイコン
機能を有するパターンが形成される部位であり、CがA
/Dコンバーターを有するパターンが形成される部位で
ある。本実施例では、図27に示すレチクルを用い、パ
ターンA,B,Cを図28に示すようにつなぎ合わせ、
A−B,C−Aというつなぎ合わされたパターンで、メ
モリー+A/Dコンバーター+マイコン機能を有するパ
ターンを形成し、A−B,C−Aの構成1chipとし
て使用可能にした例である。これにより、メモリー+A
/Dコンバーター+マイコンという3つの機能を有する
ICが、20mm(X方向)×30mm(Y方向)のチ
ップサイズで形成可能となった。また、デザインルール
は、実施例6と同様0.8μmルールで形成した。 [実施例9]次に、実施例9について、図29、図30
を用いて説明する。図29(a),(b)は、本発明の
実施例9における半導体製造方法のファーストレイヤー
を形成するためのレチクルを説明するための模式的パタ
ーン図であり、図30は実施例9を示すファーストレイ
ヤーの模式的パターン図である。実施例7,8との相違
点は、図29(a),(b)に示すように、1つのレイ
ヤーについて、レチクルを2枚使用して、パターンを形
成することである。本実施例では、図29(a)に示す
レチクル651のパターンA(652)が、メモリー機
能のためのパターンであり、図29(b)に示すレチク
ル651のパターンB(653)が、A/Dコンバータ
ー機能のためのパターンである。図30に示すパターン
を形成するには、縮小投影型露光装置の有するレチクル
交換装置を使用し、図29(a)に示すレチクル651
を用いて、ファーストレイヤーを露光した後、図29
(b)に示すレチクル651を、レチクル交換装置を用
いて、自動的にレチクルステージに挿入し、レチクルの
アライメントを行ない、露光し、図30に示すファース
トレイヤーを形成した。尚、図29(a),(b)にお
いて、654はウェハー上に形成されたアライメントマ
ーク、655は装置本体に対してレチクルをアライメン
トするためのアライメントマークである。
【0094】又、図30において、661はウェハー、
662は形成されたパターンA、663は形成されたパ
ターンB、664,664′,664″は夫々アライメ
ントマークであり、図29(a)に示されるアライメン
トマーク654に対応して形成される。666はつなぎ
合わせ部分である。本実施例においても、パターン
(A)とパターン(B)とのつなぎ合わせ精度は、0.
1〜0.2μm程度である。1レイヤーに対して、メモ
リー機能を有するレチクルとA/Dコンバーター機能を
有するレチクル2枚を使用して露光することにより、2
0mm(X方向)×40mm(Y方向)のチップサイズ
を有するICが形成可能となった。また、デザインルー
ルは、実施例1と同様0.8μmルールで形成した。 [実施例10]次に、縮小投影露光装置と反射投影型露
光装置とを併用して半導体装置を製造した実施例10に
ついて説明する。半導体装置の製造工程において、高い
解像度、高いアライメント精度を露光装置に要求する工
程と、これに比較して低い解像度、低いアライメント精
度で充分な工程とがある場合も多い。しかしながら、そ
れ程の解像度やアライメント精度を必要としない場合も
ある。また、上述した実施例のようにつなぎパターンを
必要としないような狭い領域のパターンニングを行なう
場合もある。そこで、本実施例では高解像度、高アライ
メント精度でチップサイズの大きな半導体装置を形成す
る場合は上記した各実施例の如くのパターンつなぎを必
要に応じて行ない、それ以外の部分を反射投影露光装置
を用いることで半導体装置の製造におけるスループット
を向上させ、製造コストの大幅削減を可能にした。
【0095】本発明における半導体装置の製造方法にお
いて前記縮小投影露光装置のスループットと反射投影露
光装置のスループットはたとえば以下の通りであった。
即ち、縮小投影露光装置は3パターンをつなぐ場合、ス
ループットは22枚/時間であった。これに対し、反射
型投影露光装置は80枚/時間であった。これから、前
述のつなぎ露光を含む、半導体装置の製造方法におい
て、パターンニング時におけるスループットが大幅に向
上することが可能となった。
【0096】次に、本実施例の製造方法を順をおって説
明する。まず、図32に示す第1のレチクル1101を
通常用いられる倍率5:1の縮小投影型露光装置にセッ
トし、ウェハー1001に図31に示すつなぎ合わされ
たパターンを焼き付けた。また、図32に示すマーク1
003は、縮小投影型露光装置におけるアライメントマ
ークであり、図31に示すように、露光された後、ウェ
ハー上では、つなぎ合わされた各パターンA,B,Cの
両側に形成され、以降の縮小投影型露光装置で露光を行
なうためのアライメントマーク(親マーク)1002と
なる。また、図32に示すマーク1103は、反射投影
露光装置におけるアライメントマークであり、図31に
示すように、ウェハー上の左右2点に形成され、以降の
反射投影露光装置で露光を行なうためのアライメントマ
ーク(親マーク102)となる。また、ファーストレイ
ヤーを焼き付ける際、第1のレチクル1101は、縮小
投影型露光装置のマスキングブレードの位置を各ショッ
ト(パターンA、B、C)ごとにかえることにより、パ
ターンAの部分を焼きつけるときにはパターンB、Cの
部分、及び、反射投影露光装置で使用するアライメント
マークの部分はブレードにより遮光すれば良い。反射投
影露光装置で使用するアライメントマークを焼きつける
場合は図32に示すマーク1103の部分までブレード
を開け、焼きつけることによりセカンドレイヤー以降の
アライメントマークを形成すればよい。なお、反射投影
型露光装置で用いるアライメントマークは縮小投影型露
光装置で用いるアライメントマークよりも大型であるこ
とが多い。このため、反射投影型露光装置置用のマーク
をファーストレイヤーのレチクルとは異なる別のレチク
ルを用いて焼きつけることも可能である。又、マークの
形状を工夫すれば共用することも可能である。
【0097】次に、セカンドレイヤーを形成する際に
は、図33に示す反射投影型露光装置置用のマスクを使
用し、ファーストレイヤーで形成された親マークである
アライメントマーク1102を子マーク1104に合わ
せる。ここで、実施例1、2と相違する点は反射投影型
露光装置置により、ウェハー上の左右2点に形成された
アライメントマークによりアライメントしつつパターン
を焼きつける点である。次に、実施例1と同様に縮小投
影型露光装置によりパターンを焼き付けることによりパ
ターニングを行なう。
【0098】以上示したように、パターニングを繰り返
すことで半導体装置を形成する。これにより、3.5m
m×60mmのチップサイズをもつICが、0.8μm
ルールで形成可能となった。また、本実施例においては
反射投影型露光装置置を用いたが、近接露光及び密着露
光装置を代わりに使用しても問題はない。近接露光及び
密着露光装置の好適な例を図34に示す。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、縮小露光
装置を用いて回路パターンを同一半導体基板上につなぎ
合わせて焼き付けることにより下記の効果がある。
【0100】1.縮小投影型露光装置のもつフィールド
サイズ以上の大きなICチップが得られる。
【0101】2.前記ICチップ内に形成されたパター
ンは、サブミクロンルールで形成でき、さらに、ICチ
ップ形成時の工程間のアライメント精度は3σ=0.2
μm以下におさえられる。
【0102】3.大面積かつ高集積ICを、コストが現
状よりもアップすることなく製造が可能である。
【0103】又、回路パターンは順次つなぎ合わされて
焼き付けられるので、焼き付け工程数に比例してパター
ン面積は大きくなり、縮小投影型露光装置のフィールド
サイズに制限されない。
【0104】更に、オーバーラップ領域を設けること
で、多少のパターンの連結の不一致が生じても、パター
ンの切断や分離不能などの不良を低減させることが可能
である。
【0105】また、従来複数個のICの組み合わせを1
つのICとして作製することができ、コストの低減をは
かることができるばかりか、製造されたICの信頼性を
向上することができる。
【0106】さらに、パターンの連結部分を素子分離領
域や非素子形成領域にすることで、半導体装置の特性の
悪化や歩留りの低下を防ぐことができる。
【0107】また、必要に応じて露光方法を選択するこ
とでスループツトを向上させ、コストの低減をはかるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射型投影露光装置の一例を説明するための模
式的斜視構成図。
【図2】縮小投影型露光装置の一例を説明するための模
式的斜視構成図。
【図3】本発明の実施例で説明されるウェハー上のファ
ーストレイヤーの模式的パターン図。
【図4】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図5】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図6】本発明の実施例で説明されるウェハー上のファ
ーストレイヤーの模式的パターン図。
【図7】本発明の実施例で説明されるウェハー上のファ
ーストレイヤーの模式的パターン図。
【図8】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図9】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図10】本発明の実施例で説明されるウェハー上のフ
ァーストレイヤーの模式的パターン図。
【図11】本発明の実施例で説明されるウェハー上のフ
ァーストレイヤーの模式的パターン図。
【図12】(a),(b)は本発明の実施例で説明され
るレチクルの模式的パターン図。 (c)は該レチクルによって形成される模式的パターン
図。
【図13】露光量と線幅との関係を説明するためのグラ
フ。
【図14】光電変換セルの一例の模式的平面図。
【図15】図14のB−B′線部分で光電変換セルを切
断した場合の模式的切断面図。
【図16】(A)は本発明の実施例光電変換セルの概略
的回路図。 (B)はタイミング図。
【図17】光電変換装置の回路図。
【図18】本発明の実施例による半導体装置の製造方法
を説明するための工程図。
【図19】本発明の実施例のDRAMの模式的平面図。
【図20】(a)は図19のDRAMの回路図。 (b)はDRAMを有する半導体装置のブロック構成
図。
【図21】図19のC−C′線で切断した場合の模式的
切断面図。
【図22】本発明の実施例による半導体装置の製造方法
を説明するための工程図。
【図23】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図24】本発明の実施例で説明されるウェハー上のフ
ァーストレイヤーの模式的パターン図。
【図25】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図26】本発明の実施例を説明するための模式的パタ
ーン図。
【図27】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図28】本発明の実施例で説明されるウェハー上のフ
ァーストレイヤーの模式的パターン図。
【図29】(a),(b)は本発明の実施例で説明され
るレチクル(マスク)の模式的パターン図。
【図30】本発明の実施例で説明されるウェハー上のフ
ァーストレイヤーの模式的パターン図。
【図31】本発明の実施例で説明されるウェハー上のフ
ァーストレイヤーの模式的パターン図。
【図32】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図33】本発明の実施例で説明されるレチクル(マス
ク)の模式的パターン図。
【図34】実施例に好適な近接露光及び密着露光装置を
示す図。
【符号の説明】 11 凹面鏡 12 凸面鏡 13 照明光束 14 マスク 15,27 ウェーハ 21 オートアライメント光学系 22 レチクル 28 XYステージ 101 半導体基板(ウェハ−) 102,103,104 アライメントマーク 105 第1のレチクル 106 第2のレチクル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−71509(JP,A) 特開 平1−154519(JP,A) 特開 平1−276717(JP,A) 特開 昭62−147729(JP,A) 特開 昭63−18352(JP,A) 特開 昭55−11303(JP,A) 特開 平1−262625(JP,A) 特開 昭58−178359(JP,A) 特開 昭62−147728(JP,A) 特開 昭64−15919(JP,A) 特開 昭62−183518(JP,A) 特開 平4−64230(JP,A) 特開 平2−280314(JP,A) 特開 昭62−265723(JP,A) 特開 平2−121368(JP,A) 特開 昭64−25188(JP,A) 特開 昭63−312636(JP,A) 特開 昭64−25415(JP,A) 特開 昭62−125620(JP,A) 特開 平2−5568(JP,A) 特許2706099(JP,B2) 特許2520937(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光装置の1回の露光で可能なフィール
    ドサイズ以上の領域の所望パターンを複数に分割し、こ
    の分割されたパターンをつなぎ合わせて露光することで
    前記所望パターンを形成する半導体装置の製造方法にお
    いて、前記分割されたパターンの分割部分は半導体装置の素子
    分離領域上に対応して配され、 前記分割されたパターンは隣接する分割されたパターン
    の一部にオーバーラップ領域を有し、 該オーバーラップ領域のパターン幅は該オーバーラップ
    領域の近傍の該オーバーラップ領域に続くパターン幅よ
    りも広くされていることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 オーバーラップ領域の幅広形成部の合計
    の幅が0.05〜0.2μmである請求項1に記載の半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 オーバーラップ領域幅が0.1〜0.5
    μmである請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記分割部分は半導体装置の素子非形成
    領域上である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記分割は半導体装置に形成される回路
    の機能ごとに行なわれる請求項1乃至のいずれか1項
    に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記露光はマスクパターンを縮小してな
    される請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記分割されたパターンの少なくとも一
    つのパターンは同じパターンを連続してつづけてつなぎ
    合わせて露光される請求項1乃至のいずれか1項に記
    載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記分割されたパターンは同一のマスク
    に形成されている請求項1乃至のいずれか1項に記載
    の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記分割されたパターンは夫々別のマス
    クに形成されている請求項1乃至のいずれか1項に記
    載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記分割されたパターンの少なくとも
    2種以上が同一のマスクに形成されている請求項1乃至
    のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記分割パターン相互の連結部分を重
    複露光する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の半
    導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 露光装置を用いて半導体基体上に回路
    パターンを露光する工程を繰り返すとともに、露光され
    る回路パターンを相互に順次つなぎあわせることによ
    り、前記露光装置の1回の露光で可能なフィールドサイ
    ズ以上のパターンを前記半導体基体上に形成する半導体
    装置の製造方法であって、前記半導体装置において、つ
    なぎあわされる部分の少なくとも一部が、素子分離領域
    に存在することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 露光装置を用いて半導体基板に回路パ
    ターンを露光する工程を繰り返すと共に、露光される回
    路パターンを相互に順次連結することにより、前記露光
    装置の1回の露光で可能なフィールドサイズ以上のパタ
    ーンを前記半導体基板上に形成する半導体装置の製造方
    法であって、複数回行う露光工程のうち、少なくとも1
    回以上の露光工程を反射型投影露光装置あるいは近接露
    光及び密着露光装置を用いて行うとともに、該回路パタ
    ーンの連結部を半導体装置の素子分離領域となるように
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 露光装置を用いて半導体基板上に回路
    パターンを露光する露光工程を繰り返すとともに、露光
    される回路パターンを相互に順次連結することにより、
    前記露光装置の1回の露光で可能なフィールドサイズ以
    上のパターンを前記半導体基板上に形成する半導体装置
    の製造方法であって、該露光工程において、縮小投影露
    光装置を用いるとともに、該回路パターンの連結部を半
    導体装置の素子分離領域となるようにすることを特徴と
    る半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 半導体基板上に、後の行程においてア
    ライメントに用いるためのアライメントマークを焼き付
    ける工程のうち、少なくとも1回以上の焼き付け工程に
    おいて、縮小投影露光装置を用いることを特徴とする請
    求項13又は14記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 露光装置の1回の露光で可能なフィー
    ルドサイズ以上の領域の所望パターンを複数に分割し、
    この分割されたパターンをつなぎ合わせて露光すること
    で前記所望パターンを形成する半導体装置の製造方法を
    用いて、前記分割されたパターンは隣接する分割された
    パターンの一部にオーバーラップ領域を有し、該オーバ
    ーラップ領域のパターン幅は該オーバーラップ領域の近
    傍の該オーバーラップ領域に続くパターン幅よりも広く
    されているとともに、該分割されたパターンの分割部分
    が半導体装置の素子分離領域上に対応していることを特
    徴とする半導体装置。
  17. 【請求項17】 オーバーラップ領域の幅広形成部の合
    計の幅が0.05〜0.2μmである請求項16に記載
    の半導体装置。
  18. 【請求項18】 オーバーラップ領域幅が0.1〜0.
    5μmである請求項16又は17に記載の半導体装置。
  19. 【請求項19】 前記分割部分は半導体装置の素子非形
    成領域上に対応する請求項16乃至18のいずれか1項
    に記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】 前記分割は半導体装置に形成される回
    路の機能ごとに行なわれる請求項16乃至19のいずれ
    か1項に記載の半導体装置。
  21. 【請求項21】 露光装置を用いて半導体基板上に回路
    パターンを露光する工程を繰り返すとともに、露光され
    る回路パターンを相互に順次つなぎあわせることによ
    り、露光装置の1回の露光で可能なフィールドサイズ以
    上のパターンを前記半導体基体上に形成する半導体装置
    の製造方法を用いて、つなぎあわせる部分の少なくとも
    一部が前記半導体装置における素子分離領域に配設され
    ていることを特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】 つなぎあわせる部分の少なくとも一部
    が光電変換素子の素子分離領域であることを特徴とする
    請求項21に記載の半導体装置。
  23. 【請求項23】 つなぎあわせる部分の少なくとも一部
    にバイポーラトランジスタのコレクタ領域を含むことを
    特徴とする請求項21又は22に記載の半導体装置。
  24. 【請求項24】 つなぎあわせる部分の少なくとも一部
    が光電変換素子の素子分離領域であり、かつ、前記素子
    分離領域がバイポーラトランジスタのコレクタ領域であ
    ることを特徴とする請求項21乃至23のいずれか1項
    に記載の半導体装置。
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