JP2897279B2 - コンバインのローリング制御装置 - Google Patents

コンバインのローリング制御装置

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JP2897279B2 JP25478689A JP25478689A JP2897279B2 JP 2897279 B2 JP2897279 B2 JP 2897279B2 JP 25478689 A JP25478689 A JP 25478689A JP 25478689 A JP25478689 A JP 25478689A JP 2897279 B2 JP2897279 B2 JP 2897279B2
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久幸 里路
雅一 広瀬
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、左右走行装置の沈下度合の相違とか、走行
地盤の凹凸等に起因する走行車体の車体左右方向におけ
る傾斜如何にかかわらず、刈取部を地面に対して一定あ
るいはほぼ一定の姿勢に維持するように構成してあるコ
ンバインにおけるローリング制御装置に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来、この種のローリング制御装置を備えたコンバイ
ンにあっては、枕地での旋回走行とか畦越え等において
刈取部を非作業位置まで大きく上昇させる場合に、刈取
部が走行車体に対して傾斜されていると、これが後側部
及び横側部に近接して設けられている操縦部に干渉し破
損を招く問題があった。
本発明はかかる問題点を解消することを目的とし、次
のような技術的手段を講じた。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、走行車体に対して刈取部5をそれぞれの油圧ア
クチュエータ3,4により昇降及び車体左右方向にローリ
ング制御可能に構成してあるコンバインにおいて、前記
刈取部5が下方の作業位置から上方の非作業位置に上昇
する過程でその上昇途中の所定位置にきたことを検出す
る検出手段SUを設け、該検出手段SUの検出結果に基づい
て刈取部を走行車体に対して平行に出力信号を発生し、
この出力信号によって前記ローリング用油圧アクチュエ
ータ4を前記昇降用油圧アクチュエータ3による上昇動
作に優先して作動させる構成とし、刈取部5の非作業位
置への上昇時に、該刈取部5が走行車体に設ける操縦部
に干渉しないように、該刈取部5が非作業位置まで上昇
する前に走行車体に対して平行になるように構成したこ
とを特徴とするコンバインのローリング制御装置の構成
としたものである。
〔発明の作用効果〕
従って、本発明によれば、非作業走行のための刈取部
の上昇時には、その時の刈取部が走行車体に対して傾斜
状態にある際は、刈取部が非作業位置に上昇するまでの
間に走行車体に対する平行姿勢に修正されるので、操縦
部との干渉を回避でき、不測の損傷を招くことがない。
〔実施例〕
以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。下
部にクローラ走行装置1を具備し、上部に脱穀装置2を
搭載した走行車体に、それぞれの油圧アクチュエータ3,
4により横軸芯P1周りに昇降及び前後方向のローリング
軸芯P2周りで車体左右方向に傾斜自在に刈取部5を装備
し、刈取部5の傾斜状態を検出するセンサ6の傾斜状態
検出結果に基づき前記刈取部5の傾斜状態を設定範囲内
に維持するように前記ローリング用油圧アクチュエータ
4を自動的に作動させるローリング制御装置(コントロ
ーラ)7を備えてあると共に、刈取部5の後側横側部に
は操縦部8を設置してコンバインを構成している。刈取
部5は、フレーム5a上端側の横軸芯P1周りにおいて昇降
するが、昇降レバー9の操作によりレバースイッチSWを
刈取昇降バルブ10の上げ用ソレノイドバルブ10a側と下
げ用ソレノイドバルブ10b側とに切換操作して昇降用油
圧アクチュエータ3を駆動制御するように構成してい
る。
ローリング手動スイッチRSは、刈取ローリングバルブ
11の右下げ用ローリングソレノイドバルブ11a側と左下
げ用ローリングソレノイドバルブ11b側とに切替操作す
ることによってローリング用油圧アクチュエータ4を駆
動制御するように構成している。
平行切換スイッチ12は、接点イ側に切換えると刈取部
は走行車体に対し平行になって停止し、接点ロ側に切換
えると前記ローリング手動スイッチRSの操作によって任
意に刈取部の傾きを調節できるように構成している。
起動スイッチSUは、刈取部の上昇したときの非作業位
置と下降したときの作業位置との間の途中位置に設けら
れ、この起動スイッチの動作で刈取部を走行車体に対し
て平行にする出力信号を発生し、この出力信号によって
前記ローリング用油圧アクチュエータ4の油圧シリンダ
ーに送油してこれを作動させ、刈取部を走行車体に対す
る平行姿勢に修正するよう構成している。
前記昇降用油圧アクチュエータ3の油圧回路と前記ロ
ーリング用油圧アクチュエータ4の油圧回路は並列回路
とし、つまり、一つの油圧ポンプ13の吐出側に刈取昇降
バルブ10と刈取ローリングバルブ11を並列に接続し、一
方の刈取昇降バルブ10に前記昇降用油圧アクチュエータ
3を、他方の刈取ローリングバルブ11に前記ローリング
用油圧アクチュエータ4を接続し、そして、ローリング
シリンダー4の保持圧力を昇降シリンダー3の保持圧力
よりも小さく構成することにより、両シリンダーに同時
に油が流れ込んでも保持圧の小さいローリングシリンダ
ー4が先に作動し、このローリングシリンダー4が中立
状態(刈取部が走行車体に対して平行姿勢となる)にな
った後昇降シリンダー3がなおも作動して刈取部が非作
業位置の最上部まで上昇するように構成している。
ローリング自動スイッチSSは「入」,「切り」可能
で、このローリング自動スイッチSSが「入」で、刈取部
が作業位置の刈取下げの状態にあるときには、起動スイ
ッチSUはON動作しており、リレーを介して平行切換スイ
ッチ12の手動側(接点ロ側)及びコントローラ7に通電
され、ローリング自動制御体勢にある。
このような自動制御体勢下にあって、刈取部を作業位
置から非作業位置への刈取上げの状態に操作すると、そ
の上昇途中位置で起動スイッチSUがOFF動作し、コント
ローラ7へはもとより、平行切換スイッチ12の手動側へ
の通電が遮断されことになるので、平行切換スイッチ12
は「平行」側(接点イ側)に切換えられたことと同じ状
態になる。従って、「平行」信号が出力されることによ
り、刈取部はローリング用油圧アクチュエータ4の中立
状態への復帰作動で走行車体に対する平行状態に戻り、
非作業位置の最上部まで上昇されて停止する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図はコンバイン
の要部の概略側面図、第2図はブロック回路図、第3図
は油圧回路図である。 1はクローラ走行装置、2は脱穀装置、3は昇降油圧ア
クチュエータ、4はローリング用油圧アクチュエータ、
5は刈取部、6はセンサー、7はローリング制御装置、
8は操縦部、9は昇降レバー、10は刈取昇降バルブ11は
刈取ローリングバルブ、12は平行切換スイッチ、13は油
圧ポンプ、SSはローリング自動スイッチ、SUは起動スイ
ッチ、RSはローリング手動スイッチを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 34/28,67/00 A01B 63/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車体に対して刈取部5をそれぞれの油
    圧アクチュエータ3,4により昇降及び車体左右方向にロ
    ーリング制御可能に構成してあるコンバインにおいて、
    前記刈取部5が下方の作業位置から上方の非作業位置に
    上昇する過程でその上昇途中の所定位置にきたことを検
    出する検出手段SUを設け、該検出手段SUの検出結果に基
    づいて刈取部を走行車体に対して平行に出力信号を発生
    し、この出力信号によって前記ローリング用油圧アクチ
    ュエータ4を前記昇降用油圧アクチュエータ3による上
    昇動作に優先して作動させる構成とし、刈取部5の非作
    業位置への上昇時に、該刈取部5が走行車体に設ける操
    縦部に干渉しないように、該刈取部5が非作業位置まで
    上昇する前に走行車体に対して平行になるように構成し
    たことを特徴とするコンバインのローリング制御装置。
JP25478689A 1989-09-28 1989-09-28 コンバインのローリング制御装置 Expired - Lifetime JP2897279B2 (ja)

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