JP2894727B2 - 浴槽水の循環装置 - Google Patents

浴槽水の循環装置

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JP2894727B2 JP1182049A JP18204989A JP2894727B2 JP 2894727 B2 JP2894727 B2 JP 2894727B2 JP 1182049 A JP1182049 A JP 1182049A JP 18204989 A JP18204989 A JP 18204989A JP 2894727 B2 JP2894727 B2 JP 2894727B2
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成弘 喜多
義幸 足立
和則 曽根高
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用の浴槽水をジェット噴流などに使用
して汚濁し、雑菌が繁殖した環境を、殺菌・ろ過により
常に一番風呂の清潔な入浴を可能とする浴槽水の循環装
置に関するものである。
従来の技術 第4図は従来例を示すシステム構成図である。第4図
において、浴槽1の循環水出口2および入口6を水回路
3で配管し、途中に循環ポンプ4,ろ過器5を設けてい
る。この構成により、浴槽水を循環させ、ろ過器5にて
浴槽水中に浮遊する人体から排出される汚濁物をろ過
し、さらに、殺菌タンク7に貯蔵される殺菌液を前記水
回路3中に注入して、汚濁物を栄養源として繁殖する雑
菌を殺している。
これらの殺菌・ろ過システムは、大型で業務用に使用
され、入浴者数の状況に比例して汚濁する浴槽水を、専
任の維持管理者により適時必要に応じて殺菌液を注入す
るか、または、経験的にタイマなどで時間設定して殺菌
液を注入し、ろ過はほぼ常時行い、浴槽水を清潔を維持
していた。
発明が解決しようとする課題 このように従来の技術は、ほとんど業務用に使用され
るので、ジェット噴流による気泡流が発生する騒音は問
題視されることは無かったが、これを家庭用に応用する
と、夜間の静かなときに浴室での気泡流の発生する騒音
が問題となって来る。また、業務用では、常時ジェット
噴射による気泡風呂として運転しなければならないが、
家庭用では入浴者が希望するときのみこの運転を行えば
良いので、騒音低減はもちろんのこと、浴槽水中に溶存
した残留塩素を気泡により分解して大気中に放出するこ
とも同時に防止したい課題である。
本発明は上記課題を解決するもので、騒音低減に役立
ち、さらに浴槽水中の溶存殺菌液の大気中への放出を軽
減できる循環装置を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の循環装置は、浴槽
水を循環させ、浴槽の側壁部に設けたジェットノズルを
通して浴槽内に戻す水回路中に循環ポンプとろ過器とを
備え、殺菌液を収納したタンクから殺菌液を前記水回路
中に注入するポンプを設け、ジェット気泡運転時には前
記ジェットノズルと連通するエア供給管の途中に設けた
電磁弁を開弁して前記ジェットノズルにエア供給する状
態で前記循環ポンプを駆動し、浴槽水を殺菌・ろ過する
浄化運転時には前記電磁弁を閉弁して前記ジェットノズ
ルへのエア供給を停止させた状態で前記循環ポンプと前
記殺菌液注入用のポンプとを駆動するように制御する制
御器を設けたものである。
作用 上記構成により、ジェット噴射による気泡入浴で汚濁
された浴槽水を殺菌・ろ過動作により清潔に維持する際
に、ジェット噴射による気泡入浴時は止むを得ないとし
ても、非入浴での殺菌・ろ過動作時においては、ジェッ
トノズルにエアを供給するエア供給管の途中に設けた電
磁弁を閉弁して、ジェットノズルへのエアの供給を停止
することにより、ジェットノズルから噴射される噴射流
を単なる水流のみとし、気泡の発生による運転騒音を低
減できるものであり、夜間入浴時の運転や翌日に残した
浴槽水による一時的な深夜運転などには特に有効にな
る。
さらに、殺菌・ろ過動作のため、循環水中に注入され
た殺菌液はジェットノズルからの噴射により浴槽水中に
拡散されて行くのであるが、ジェット噴射が気泡をとも
なう場合は、浴槽水中に噴射した気泡が浮力により上昇
して浴槽水中から大気に放出される際に、浴槽水中に拡
散されて溶存した殺菌液の残留塩素がガスとしてエアに
より分離吸収されて大気中に放出される不利益が発生す
るが、これをも防止できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例のシステム構成図である。
第1図において、浴槽11の底部の循環水出口12から浴槽
水は水回路13を通り、循環装置14を経て、浴槽の壁面に
取付けられたジェット噴流を発生させるジェットノズル
15より浴槽11に戻る。一方、ジェットノズル15には、水
回路13とは別に破線で示すエア管13aが接続され、その
大気開放端の手前に電磁弁26を備えている。
第2図は循環装置の断面図である。第2図において、
循環水はまず循環ポンプ16の入口16aより入り、加圧さ
れて出口16bから吐出され、パイプ17を経てろ過器18の
通水部18aに流入し、一部Aはろ過室18bに入り、ろ過フ
ィルタ18cの外周部より糸巻きのろ過フィルタ18cにより
ろ過されながら中央部の空間から底部出口へ導かれ、一
方、残部Bはバイパス路18dを通り、前記底部出口の流
れと再び合流し、浴槽11へ戻る。このとき流入し、流出
する循環水量は同一であり、流れAと流れBの和に等し
いことはもちろんである。バイパス路18dの流れBとろ
過フィルタ18cへの流れAの比率は、それぞれの通水部
の通水抵抗(たとえば、流れA側では主にろ過フィルタ
18cの通水抵抗であり、バイパス路18dでは主に通水路の
断面積による)により種々に設定可能である。
前記循環水路とは別に殺菌液の供給回路が設けられて
おり、殺菌タンク19に収納された殺菌液19aは殺菌タン
ク19の上部よりパイプ20aを経てポンプ21により吸引さ
れ、加圧されてパイプ20bからろ過器18の上部に送ら
れ、ろ過室18bに供給される。殺菌タンク19内には、フ
タ19bより吊下げたパイプ19cと殺菌液19aの液面を検出
する液面センサ19dが備えられている。23は制御器で、
循環ポンプ16と殺菌液注入用のポンプ21およびエア管13
aの電磁弁26を制御する。なお、24はろ過室18bのエア抜
き弁、25はこれらの構成部品を収納するケースである。
次に、上記構成の動作を説明する。浴槽11に湯を張
り、第3図に示す浴室操作盤27にてジェット気泡運転ス
イッチ28をオンすると、操作部の信号を制御器23が受
け、循環ポンプ16を駆動する。そして浴槽水は循環水出
口12から出て、水回路13を循環装置14内のろ過器18を経
て、ジェットノズル15に到り、浴槽11内へ噴射される。
このとき、ジェットノズル15内にて発生する負圧によ
り、開弁中の電磁弁26を通してエア管13aからエアを吸
込み、このエアを水流に混合して、勢いの良い気泡をと
もなったジェット噴流を発生させ、入浴中の人体表面に
衝突させる。この衝突のエネルギーにより人体表面の老
化した皮ふ組織が剥離し、あかとなって浴槽水中に放出
される。また、浴室内の大気中や人体表面に付着した一
般細菌(雑菌)が浴槽水に混入し、40℃前後の浴槽水温
や前記あかを栄養源とするなどの増殖条件を満たされて
一般細菌は増加する。そこで、この一般細菌の増殖を抑
えて浴槽水を清潔に保つために、第3図の浴室操作盤27
の浄化運転スイッチ29をオンすると、制御器23が循環ポ
ンプ16を駆動し、浄化ランプ30を点灯し、ポンプ21を駆
動し、殺菌液19aをろ過器18内に注入する。次に、浄化
運転スイッチ29をオンしない場合は、オンしてからろ過
性能が十分に発揮される約15分経過後に循環ポンプ16が
停止し、浄化ランプ30が消灯する。殺菌液19aの注入は
ポンプ21を約10秒間運転し、次亜塩素酸ソーダの6%液
を約2cc水回路13内に入れることによって行われる。こ
のとき、浄化運転スイッチ29による殺菌・ろ過の浄化運
転中で浄化ランプ30の点灯中は、エア管13aの途中に設
けた電磁弁16は制御器23により閉弁されている。このこ
とにより、前述の気泡をともなったジェット噴流と比較
して、浄化運転中のジェットノズル15より噴射される水
流は気泡を含まない。したがって、低騒音で静かな循環
流として浴槽11内に噴射され、殺菌液19aが浴槽水中に
残留塩素として溶存する期間も長くなり、殺菌効果も大
きくなる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ジェット気泡運転時に
はジェットノズルと連通するエア供給管の途中に設けた
電磁弁を開弁して前記ジェットノズルにエア供給する状
態で循環ポンプを駆動し、浴槽水を殺菌・ろ過する浄化
運転時には前記電磁弁を閉弁して前記ジェットノズルへ
のエア供給を停止させた状態で前記循環ポンプと殺菌液
注入用のポンプとを駆動するように制御する制御器を設
けたことにより、浴槽水を殺菌・ろ過する浄化運転時に
はジェットノズルの噴射流に気泡を含まないので、周囲
の環境が静かなときにも高い騒音を長く発生することは
ない。また、浴槽水中に溶存した殺菌液を大気中に放出
しにくいので、殺菌能力の向上を図ることができる。さ
らに、浄化機能とは全く無関係の気泡により、浴室内外
の冷たい空気が浴槽水に混入され大気中に放出されるこ
とで起こる、空気による浴槽水の放熱現象も防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第2
図は本発明の一実施例の循環装置の構成図、第3図は浴
室操作盤の正面図、第4図は従来例のシステム構成図で
ある。 11…浴槽、13…水回路、14…循環装置、15…ジェットノ
ズル、16…循環ポンプ、18…ろ過器、19…殺菌タンク、
21…殺菌液注入用ポンプ、23…制御器、26…電磁弁、27
…浴室操作盤、28…ジェット気泡運転スイッチ、29…浄
化運転スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 531 C02F 1/50 540B 540 550L 550 550H 560Z 560 F24H 9/00 W F24H 9/00 B01D 35/02 J (56)参考文献 特開 昭62−282614(JP,A) 特開 昭63−88095(JP,A) 実開 昭63−130198(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/50 A61H 23/00 F24H 9/00 A47K 3/00 B01D 35/027

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の浴槽水を循環させ、浴槽の側壁部
    に設けたジェットノズルを通して浴槽内に戻す水回路中
    に介装される家庭用の浴槽水の循環装置であって、循環
    ポンプと、ろ過器と、殺菌液を収納したタンクと、前記
    タンク内の殺菌液を前記水回路中に注入するポンプと、
    ジェット気泡運転時には前記ジェットノズルと連通する
    エア供給管の途中に設けた電磁弁を開弁して前記ジェッ
    トノズルにエア供給する状態で前記循環ポンプを駆動
    し、浴槽水を殺菌・ろ過する浄化運転時には前記電磁弁
    を閉弁して前記ジェットノズルへのエア供給を停止させ
    た状態で前記循環ポンプと前記殺菌液注入用のポンプと
    を駆動するように制御する制御器とを備えた浴槽水の循
    環装置。
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