JPH1119656A - 浴水循環装置 - Google Patents
浴水循環装置Info
- Publication number
- JPH1119656A JPH1119656A JP9191938A JP19193897A JPH1119656A JP H1119656 A JPH1119656 A JP H1119656A JP 9191938 A JP9191938 A JP 9191938A JP 19193897 A JP19193897 A JP 19193897A JP H1119656 A JPH1119656 A JP H1119656A
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- Japan
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- bath water
- ozone
- bathtub
- gaseous ozone
- gaseous
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- Pending
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- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は殺菌力を向上した浴水循環装置に関す
るものである。 【解決手段】少なくとも、浴水の取水口、浄化筒、ポン
プ、オゾン殺菌装置、浴水の吐出口を備えた浴水循環装
置において、オゾン殺菌装置部を含む当該装置内を浴水
が循環する閉回路が形成されるようにし、好ましくは、
循環経路内に攪拌手段を有する装置である。１‥浴槽、
２‥浴水循環装置本体、３‥浴水循環ポンプ、４‥生物
浄化を主とする浄化筒、５‥オゾンガス発生装置、５．
１‥エア−ポンプ、５．２‥電磁弁、５．３‥オゾン発
生装置、５．４‥逆止弁、５．５‥オゾンガス注入用エ
ジェクタ−、６‥オゾン水攪拌手段、７‥三方弁、８‥
浴水取水口、９‥浴水吐出口。
るものである。 【解決手段】少なくとも、浴水の取水口、浄化筒、ポン
プ、オゾン殺菌装置、浴水の吐出口を備えた浴水循環装
置において、オゾン殺菌装置部を含む当該装置内を浴水
が循環する閉回路が形成されるようにし、好ましくは、
循環経路内に攪拌手段を有する装置である。１‥浴槽、
２‥浴水循環装置本体、３‥浴水循環ポンプ、４‥生物
浄化を主とする浄化筒、５‥オゾンガス発生装置、５．
１‥エア−ポンプ、５．２‥電磁弁、５．３‥オゾン発
生装置、５．４‥逆止弁、５．５‥オゾンガス注入用エ
ジェクタ−、６‥オゾン水攪拌手段、７‥三方弁、８‥
浴水取水口、９‥浴水吐出口。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は殺菌力を向上した浴
水循環装置に関するものである。
水循環装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】いわゆる２４時間風呂と称する浴水循環
装置にあって、節水効果と共にいつでもお風呂に入れる
という利便性がある一方で、浴水中や浴槽の壁面、更に
は浴水循環装置を構成する各種配管の壁面等で病原菌が
繁殖する可能性があることが指摘されている。
装置にあって、節水効果と共にいつでもお風呂に入れる
という利便性がある一方で、浴水中や浴槽の壁面、更に
は浴水循環装置を構成する各種配管の壁面等で病原菌が
繁殖する可能性があることが指摘されている。
【０００３】かかる病原菌に対する殺菌手段が種々提案
されている中で、オゾンの殺菌効果は大きいことが分っ
ており、このため、浴水循環装置にオゾン発生器を搭載
してオゾンガスを発生し、エジェクタ−装置からオゾン
ガスを浴水中に混入させるタイプの浴水循環装置が提案
されている。
されている中で、オゾンの殺菌効果は大きいことが分っ
ており、このため、浴水循環装置にオゾン発生器を搭載
してオゾンガスを発生し、エジェクタ−装置からオゾン
ガスを浴水中に混入させるタイプの浴水循環装置が提案
されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、オゾンガス
が水に溶解しにくいという特性から、オゾンガスを発生
させて、浴水にエジェクタ−装置で混入させる従来の方
法では、溶解できなかったオゾンガスが浴槽の周辺の空
気内に多く存在することとなる。従って、入浴者がこの
オゾンガスを吸い込む危険性を防ぐために、発生するオ
ゾンガスの濃度を極端に小さく押えたり、入浴中はオゾ
ン殺菌装置を停止する等の対策が必要であった。
が水に溶解しにくいという特性から、オゾンガスを発生
させて、浴水にエジェクタ−装置で混入させる従来の方
法では、溶解できなかったオゾンガスが浴槽の周辺の空
気内に多く存在することとなる。従って、入浴者がこの
オゾンガスを吸い込む危険性を防ぐために、発生するオ
ゾンガスの濃度を極端に小さく押えたり、入浴中はオゾ
ン殺菌装置を停止する等の対策が必要であった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の課
題を解決するために新たな浴水循環装置を提供するもの
であって、その要旨は、少なくとも浴水の取水口、浄化
筒、ポンプ、オゾン殺菌装置、浴水の吐出口を備えた浴
水循環装置において、オゾン殺菌装置部を含む当該装置
内を浴水が循環する閉回路が形成されるようにしたこと
を特徴とする浴水循環装置にかかるものであって、好ま
しくは、前記循環経路内に攪拌手段を有する装置であ
る。
題を解決するために新たな浴水循環装置を提供するもの
であって、その要旨は、少なくとも浴水の取水口、浄化
筒、ポンプ、オゾン殺菌装置、浴水の吐出口を備えた浴
水循環装置において、オゾン殺菌装置部を含む当該装置
内を浴水が循環する閉回路が形成されるようにしたこと
を特徴とする浴水循環装置にかかるものであって、好ま
しくは、前記循環経路内に攪拌手段を有する装置であ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】オゾンはガスの状態では人の呼吸
器に吸い込まれた際に、水に溶け込まない性質から肺の
奥まで侵入してしまい、肺胞等の組織に悪影響を与える
が、水にとけあった状態では、呼吸によって吸い込まれ
ることがないので、人体にとっての危険性はなくなる。
器に吸い込まれた際に、水に溶け込まない性質から肺の
奥まで侵入してしまい、肺胞等の組織に悪影響を与える
が、水にとけあった状態では、呼吸によって吸い込まれ
ることがないので、人体にとっての危険性はなくなる。
【０００７】本発明はオゾンのかかる特徴を利用したも
のであって、浴水循環装置内にオゾン殺菌装置部を含む
閉回路を浴水が循環することにより、オゾンが浴水に十
分溶け込んだ状態にて、浴槽水へ混入させることを趣旨
としている。従って、本発明の浴水循環装置にあって
は、未反応のオゾンガスが浴室内に出にくくなり、従来
法に比べ浴水にオゾンをより多く溶解させることが可能
となり、殺菌能の大きな浴水循環装置を実現したもので
ある。
のであって、浴水循環装置内にオゾン殺菌装置部を含む
閉回路を浴水が循環することにより、オゾンが浴水に十
分溶け込んだ状態にて、浴槽水へ混入させることを趣旨
としている。従って、本発明の浴水循環装置にあって
は、未反応のオゾンガスが浴室内に出にくくなり、従来
法に比べ浴水にオゾンをより多く溶解させることが可能
となり、殺菌能の大きな浴水循環装置を実現したもので
ある。
【０００８】
【実施例】以下、図面をもって本発明の浴水循環装置を
更に説明する。図１は本発明の浴水循環装置の全体概念
図であり、図中、符号１は浴槽、２は浴水循環装置本体
を示す。この浴水循環装置本体２内には浴水循環ポンプ
３と、生物浄化を主とする浄化筒４と、オゾンガス発生
装置５、オゾン水攪拌手段６を備え、三方切り替え弁７
に連結している。そして、浴水循環ポンプ３には浴槽１
内の浴水中に水没した浴水取水口８が連結され、浴水の
出口として浴水吐出口９が備えられている。
更に説明する。図１は本発明の浴水循環装置の全体概念
図であり、図中、符号１は浴槽、２は浴水循環装置本体
を示す。この浴水循環装置本体２内には浴水循環ポンプ
３と、生物浄化を主とする浄化筒４と、オゾンガス発生
装置５、オゾン水攪拌手段６を備え、三方切り替え弁７
に連結している。そして、浴水循環ポンプ３には浴槽１
内の浴水中に水没した浴水取水口８が連結され、浴水の
出口として浴水吐出口９が備えられている。
【０００９】従って、通常の運転時には図の太線で示す
ように、浴槽１内の浴水は浴水取水口８より浴水循環ポ
ンプ３の作動によって取水されて浴水循環装置本体２内
に取り込まれ、浄化筒４内にて浄化され、このほか図示
しないヒ−タ−によって加温され、再度浴水吐出口９よ
り浴槽１内に吐出されて循環することになる。
ように、浴槽１内の浴水は浴水取水口８より浴水循環ポ
ンプ３の作動によって取水されて浴水循環装置本体２内
に取り込まれ、浄化筒４内にて浄化され、このほか図示
しないヒ−タ−によって加温され、再度浴水吐出口９よ
り浴槽１内に吐出されて循環することになる。
【００１０】さて、オゾンガス発生装置５であるが、エ
ア−ポンプ５．１、電磁弁５．２、オゾン発生装置５．
３、逆止弁５．４及びオゾンガス注入用エジェクタ−
５．５からなっており、エア−ポンプ５．１にて供給さ
れたエア−をオゾン発生装置５．３にてオゾンガスとし
て生成され、オゾンガス注入用エジェクタ−５．５にて
回路中にオゾンガスが供給される。
ア−ポンプ５．１、電磁弁５．２、オゾン発生装置５．
３、逆止弁５．４及びオゾンガス注入用エジェクタ−
５．５からなっており、エア−ポンプ５．１にて供給さ
れたエア−をオゾン発生装置５．３にてオゾンガスとし
て生成され、オゾンガス注入用エジェクタ−５．５にて
回路中にオゾンガスが供給される。
【００１１】一方、オゾン水攪拌手段６の好ましい例と
してはスタティックミキサ−であり、浴水とオゾンガス
とがここで攪拌され、オゾンがより多く浴水に溶け込む
ものである。このオゾン水攪拌手段６にあって、三方弁
７を図中上向きに切り替えて図の点線で示すように浴水
を循環させる閉回路を形成し、浴水を循環させて溶存オ
ゾンの濃度を高めることになる。そして、この浴水の循
環を一定時間行い、オゾンがより多く溶け込んだなら
ば、三方弁７を図中下向きに切り替えて浴水回路にて浴
槽水へ混合させる。
してはスタティックミキサ−であり、浴水とオゾンガス
とがここで攪拌され、オゾンがより多く浴水に溶け込む
ものである。このオゾン水攪拌手段６にあって、三方弁
７を図中上向きに切り替えて図の点線で示すように浴水
を循環させる閉回路を形成し、浴水を循環させて溶存オ
ゾンの濃度を高めることになる。そして、この浴水の循
環を一定時間行い、オゾンがより多く溶け込んだなら
ば、三方弁７を図中下向きに切り替えて浴水回路にて浴
槽水へ混合させる。
【００１２】尚、図示はしないが内部循環経路中の浄化
筒上部、或いは新設したトラップ部等にて、注入された
オゾンガスの余剰分を排出するための安全弁を設けるこ
とが有効である。この安全弁より排出されたオゾンガス
は活性炭フィルタ−等のオゾン分解触媒を経て浴室内に
安全な状態で排出されることになる。
筒上部、或いは新設したトラップ部等にて、注入された
オゾンガスの余剰分を排出するための安全弁を設けるこ
とが有効である。この安全弁より排出されたオゾンガス
は活性炭フィルタ−等のオゾン分解触媒を経て浴室内に
安全な状態で排出されることになる。
【００１３】本発明は得られたオゾンガスを浴水循環装
置本体内で浴水中に高濃度に溶存させ、その後浴水中に
これを混入するものであり、発生したオゾンガスを浴水
に溶けた状態で確実にかつ安全に供給できることとなっ
たもので、殺菌効果も十分な浴水循環装置が得られるこ
ととなったものである。
置本体内で浴水中に高濃度に溶存させ、その後浴水中に
これを混入するものであり、発生したオゾンガスを浴水
に溶けた状態で確実にかつ安全に供給できることとなっ
たもので、殺菌効果も十分な浴水循環装置が得られるこ
ととなったものである。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上の構成を有することにより
オゾンガスが入浴中に浴槽内に出にくくなり入浴者への
危険性が大幅に低減する。そして、浴水中のオゾン濃度
を上げることができるので殺菌効果の大きく、従来のオ
ゾンガスを混入する方式に比べて、安定した殺菌機能を
付加して好ましい浴水循環装置を実現できた。
オゾンガスが入浴中に浴槽内に出にくくなり入浴者への
危険性が大幅に低減する。そして、浴水中のオゾン濃度
を上げることができるので殺菌効果の大きく、従来のオ
ゾンガスを混入する方式に比べて、安定した殺菌機能を
付加して好ましい浴水循環装置を実現できた。
【図１】図１は本発明の浴水循環装置の全体概念図であ
る。
る。
【符号の説明】 １‥‥浴槽、 ２‥‥浴水循環装置本体、 ３‥‥浴水循環ポンプ、 ４‥‥生物浄化を主とする浄化筒、 ５‥‥オゾンガス発生装置、 ５．１‥‥エア−ポンプ、 ５．２‥‥電磁弁、 ５．３‥‥オゾン発生装置、 ５．４‥‥逆止弁、 ５．５‥‥オゾンガス注入用エジェクタ−、 ６‥‥オゾン水攪拌手段、 ７‥‥三方弁、 ８‥‥浴水取水口、 ９‥‥浴水吐出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５６０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５６０Ｈ ５６０Ｚ Ａ４７Ｋ 3/00 Ａ４７Ｋ 3/00 Ｋ Ｂ０１Ｄ 35/027 Ｃ０２Ｆ 1/78 Ｃ０２Ｆ 1/78 Ｂ０１Ｄ 35/02 Ｊ
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも、浴水の取水口、浄化筒、ポ
ンプ、オゾン殺菌装置、浴水の吐出口を備えた浴水循環
装置において、オゾン殺菌装置部を含む当該装置内を浴
水が循環する閉回路が形成されるようにしたことを特徴
とする浴水循環装置。 - 【請求項２】 前記循環経路内に攪拌手段を有する請求
項第１項記載の浴水循環装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9191938A JPH1119656A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 浴水循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9191938A JPH1119656A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 浴水循環装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119656A true JPH1119656A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16282961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9191938A Pending JPH1119656A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 浴水循環装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119656A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030043044A (ko) * | 2001-11-26 | 2003-06-02 | 주식회사 나우바이오 | 오존수 및 청정수 제조 장치 |
| KR100838285B1 (ko) | 2007-03-07 | 2008-06-17 | 신영일 | 티타늄 오존발생기를 이용한 소독수 제조장치 |
| JP2013036822A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Ihi Shibaura Machinery Corp | 除染システム |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP9191938A patent/JPH1119656A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030043044A (ko) * | 2001-11-26 | 2003-06-02 | 주식회사 나우바이오 | 오존수 및 청정수 제조 장치 |
| KR100838285B1 (ko) | 2007-03-07 | 2008-06-17 | 신영일 | 티타늄 오존발생기를 이용한 소독수 제조장치 |
| JP2013036822A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Ihi Shibaura Machinery Corp | 除染システム |
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