JPH10263556A - 循環浄化装置 - Google Patents
循環浄化装置Info
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- JPH10263556A JPH10263556A JP9077109A JP7710997A JPH10263556A JP H10263556 A JPH10263556 A JP H10263556A JP 9077109 A JP9077109 A JP 9077109A JP 7710997 A JP7710997 A JP 7710997A JP H10263556 A JPH10263556 A JP H10263556A
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- Japan
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- hot water
- tank
- circulating
- circulation
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- Filtration Of Liquid (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価な構成で安全且つ効果的に浴用水をオゾ
ン殺菌できる循環浄化装置を提供すること。 【解決手段】 オゾン発生装置１２がオゾンを発生する
と、オゾンはエア配管１０を介して絞り部９に引き込ま
れて温水に混入される。オゾンが混入された温水は、タ
ンク１３に一時的に貯留されて十分に殺菌された後、下
流へ吐出される。
ン殺菌できる循環浄化装置を提供すること。 【解決手段】 オゾン発生装置１２がオゾンを発生する
と、オゾンはエア配管１０を介して絞り部９に引き込ま
れて温水に混入される。オゾンが混入された温水は、タ
ンク１３に一時的に貯留されて十分に殺菌された後、下
流へ吐出される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、温水を浄化並び
に循環させる循環浄化装置に関し、さらに詳細には、浴
槽中の浴用水やプール中の温水のように、使用により経
時的に汚染される液体を循環させながら、オゾンの殺菌
作用により殺菌や制菌をするための家庭用、業務用の循
環浄化装置に関するものである。
に循環させる循環浄化装置に関し、さらに詳細には、浴
槽中の浴用水やプール中の温水のように、使用により経
時的に汚染される液体を循環させながら、オゾンの殺菌
作用により殺菌や制菌をするための家庭用、業務用の循
環浄化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、温水を温水貯留槽に貯留し、この
温水を循環ポンプによって循環流路に循環させると共
に、オゾンの殺菌作用により前記温水の殺菌や制菌を行
う循環浄化装置が一般家庭においても使用されている。
これらは、浴槽に浴用水を吐出する吐出口に絞り部を設
け、オゾンを含んだ気泡流を直接浴槽に吐出するものが
多く、他には、循環流路から分岐した箇所に殺菌槽を設
け、ポンプ等によりオゾンを圧送し浴用水に混入させる
等の方式をとっていた。
温水を循環ポンプによって循環流路に循環させると共
に、オゾンの殺菌作用により前記温水の殺菌や制菌を行
う循環浄化装置が一般家庭においても使用されている。
これらは、浴槽に浴用水を吐出する吐出口に絞り部を設
け、オゾンを含んだ気泡流を直接浴槽に吐出するものが
多く、他には、循環流路から分岐した箇所に殺菌槽を設
け、ポンプ等によりオゾンを圧送し浴用水に混入させる
等の方式をとっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た吐出口に絞り部を設けたものにおいては、オゾンが浴
用水に殆ど溶け込むことなく浴室内に放出され、浴室内
のオゾン濃度が環境基準を超えてしまうという恐れがあ
り、一方、これを防止するために特別な装置を設けたも
のにおいては装置が高価なものになるといった問題点が
あった。
た吐出口に絞り部を設けたものにおいては、オゾンが浴
用水に殆ど溶け込むことなく浴室内に放出され、浴室内
のオゾン濃度が環境基準を超えてしまうという恐れがあ
り、一方、これを防止するために特別な装置を設けたも
のにおいては装置が高価なものになるといった問題点が
あった。
【０００４】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、安価な構成で安全且つ効果的に
浴用水をオゾン殺菌することができる循環浄化装置を提
供することを目的としている。
になされたものであり、安価な構成で安全且つ効果的に
浴用水をオゾン殺菌することができる循環浄化装置を提
供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項１に記載の循環浄化装置は、温水を
温水貯留槽に貯留し、この温水を循環ポンプを用いて循
環させる循環流路と、その循環される温水にオゾンを混
入して殺菌するオゾン発生装置と、前記循環される温水
を浄化する浄化手段とを備えたものを対象として、特
に、前記循環流路に設けられた絞り部と、一端が前記絞
り部に連通し、他端が前記オゾン発生装置に連通してオ
ゾンを前記絞り部へ流入させるためのエア配管と、前記
絞り部の下流側に設けられ、前記循環される温水を一時
的に貯留するためのタンクとを備えている。従って、前
記オゾン発生装置がオゾンを発生すると、オゾンは前記
エア配管を介して前記絞り部に引き込まれて温水に混入
される。オゾンが混入された温水は前記タンクに一時的
に貯留されて十分に殺菌された後、下流へ吐出される。
に、本発明の請求項１に記載の循環浄化装置は、温水を
温水貯留槽に貯留し、この温水を循環ポンプを用いて循
環させる循環流路と、その循環される温水にオゾンを混
入して殺菌するオゾン発生装置と、前記循環される温水
を浄化する浄化手段とを備えたものを対象として、特
に、前記循環流路に設けられた絞り部と、一端が前記絞
り部に連通し、他端が前記オゾン発生装置に連通してオ
ゾンを前記絞り部へ流入させるためのエア配管と、前記
絞り部の下流側に設けられ、前記循環される温水を一時
的に貯留するためのタンクとを備えている。従って、前
記オゾン発生装置がオゾンを発生すると、オゾンは前記
エア配管を介して前記絞り部に引き込まれて温水に混入
される。オゾンが混入された温水は前記タンクに一時的
に貯留されて十分に殺菌された後、下流へ吐出される。
【０００６】また、請求項２に記載の循環浄化装置は、
前記絞り部が、前記浄化手段の下流側に設けられてい
る。従って、浄化手段に着床した生物浄化作用を有する
細菌を殺菌することを防ぐことができる。
前記絞り部が、前記浄化手段の下流側に設けられてい
る。従って、浄化手段に着床した生物浄化作用を有する
細菌を殺菌することを防ぐことができる。
【０００７】また、請求項３に記載の循環浄化装置は、
前記オゾン発生装置の稼働を制御するための制御手段
と、前記エア配管におけるオゾン流量を調節するための
流量調節手段とを備えている。従って、前記制御手段に
より前記オゾン発生装置の稼働が制御され、前記流量調
節手段により前記エア配管におけるオゾン流量が調節さ
れるので、必要量のオゾンを必要時に混入させることが
できる。
前記オゾン発生装置の稼働を制御するための制御手段
と、前記エア配管におけるオゾン流量を調節するための
流量調節手段とを備えている。従って、前記制御手段に
より前記オゾン発生装置の稼働が制御され、前記流量調
節手段により前記エア配管におけるオゾン流量が調節さ
れるので、必要量のオゾンを必要時に混入させることが
できる。
【０００８】また、請求項４に記載の循環浄化装置は、
前記タンクが、温水を流入させるための流入口をタンク
本体上部に設け、温水を流出させるための流出口をタン
ク本体下部に設けている。従って、前記タンク内上部の
空間にオゾンが貯留されるため、浴室内へオゾンが直接
放出されるのを防止することができる。
前記タンクが、温水を流入させるための流入口をタンク
本体上部に設け、温水を流出させるための流出口をタン
ク本体下部に設けている。従って、前記タンク内上部の
空間にオゾンが貯留されるため、浴室内へオゾンが直接
放出されるのを防止することができる。
【０００９】また、請求項５に記載の循環浄化装置は、
前記流入口が、複数の通水孔からなる。従って、オゾン
が混入された温水は、前記複数の通水孔よりタンク内へ
飛散して流入するので、オゾンとの接触面積が増え、効
率よく殺菌することができる。
前記流入口が、複数の通水孔からなる。従って、オゾン
が混入された温水は、前記複数の通水孔よりタンク内へ
飛散して流入するので、オゾンとの接触面積が増え、効
率よく殺菌することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明実施の形態の循環
浄化装置について、図面を参照しながら説明する。
浄化装置について、図面を参照しながら説明する。
【００１１】図１は、循環浄化装置の概略構成を示して
いる。本装置は、浴槽１に貯留されて経時的に汚染され
る浴用水を、この浴槽１の外部でポンプ作用により循環
させながら浄化と殺菌を行なうと共に、浴室の温度を制
御するものである。
いる。本装置は、浴槽１に貯留されて経時的に汚染され
る浴用水を、この浴槽１の外部でポンプ作用により循環
させながら浄化と殺菌を行なうと共に、浴室の温度を制
御するものである。
【００１２】即ち、本実施の形態の循環浄化装置は、温
水貯留槽としての浴槽１に着脱自在に配設される給排水
ユニット２と、この給排水ユニット２に給水ホース３及
び排水ホース４を介して接続する装置本体５とから基本
的に構成されている。
水貯留槽としての浴槽１に着脱自在に配設される給排水
ユニット２と、この給排水ユニット２に給水ホース３及
び排水ホース４を介して接続する装置本体５とから基本
的に構成されている。
【００１３】給排水ユニット２は、浴槽１の内壁面に着
脱自在に取り付けられ、浴用水の一般的な貯留水位より
下方に位置している。この給排水ユニット２は、装置本
体５内で浄化、殺菌された浴用水を浴槽１に戻す吐出口
２ａと浴槽１より浴用水を吸い出す吸い込み口２ｂとか
ら構成されている。
脱自在に取り付けられ、浴用水の一般的な貯留水位より
下方に位置している。この給排水ユニット２は、装置本
体５内で浄化、殺菌された浴用水を浴槽１に戻す吐出口
２ａと浴槽１より浴用水を吸い出す吸い込み口２ｂとか
ら構成されている。
【００１４】この給排水ユニット２内部では、浴用水を
装置本体５へ供給する給水ホース３が吸い込み口２ｂ
に、また、装置本体５から浄化された浴用水を還流させ
るための排水ホース４が吐出口２ａにそれぞれ接続され
て構成されている。これにより、後述の循環温浴機を稼
働させた際に、浴槽１中の浴用水が循環ポンプ６により
吸い込み口２ｂと給水ホース３を介して装置本体５に流
入し、ここで浄化及び殺菌された後に、排水ホース４及
び吐出口２ａを介して再び浴槽１に戻って循環するよう
になっている。
装置本体５へ供給する給水ホース３が吸い込み口２ｂ
に、また、装置本体５から浄化された浴用水を還流させ
るための排水ホース４が吐出口２ａにそれぞれ接続され
て構成されている。これにより、後述の循環温浴機を稼
働させた際に、浴槽１中の浴用水が循環ポンプ６により
吸い込み口２ｂと給水ホース３を介して装置本体５に流
入し、ここで浄化及び殺菌された後に、排水ホース４及
び吐出口２ａを介して再び浴槽１に戻って循環するよう
になっている。
【００１５】装置本体５は、図１に示すように、浴槽１
から浴用水を汲み上げ循環させる循環ポンプ６と、浴用
水に含まれる有機物やその他の汚染物質を吸着、分解、
濾過等により浄化する浄化槽７と、循環する浴用水を昇
温または保温する加熱槽８が配設されている。浄化槽７
と加熱槽８の下流には循環する浴用水の流速を速めるた
めの絞り部９が設けられ、一端がこの絞り部９に連通す
るエア配管１０は流量調節手段としての開閉弁１１を介
して他端がオゾン発生装置１２に連通されている。ま
た、絞り部９の下流には浴用水を一時的に貯留するため
のタンク１３が配設されている。
から浴用水を汲み上げ循環させる循環ポンプ６と、浴用
水に含まれる有機物やその他の汚染物質を吸着、分解、
濾過等により浄化する浄化槽７と、循環する浴用水を昇
温または保温する加熱槽８が配設されている。浄化槽７
と加熱槽８の下流には循環する浴用水の流速を速めるた
めの絞り部９が設けられ、一端がこの絞り部９に連通す
るエア配管１０は流量調節手段としての開閉弁１１を介
して他端がオゾン発生装置１２に連通されている。ま
た、絞り部９の下流には浴用水を一時的に貯留するため
のタンク１３が配設されている。
【００１６】また、タンク１３には、図２に示すよう
に、タンク１３の上部に複数の通水孔１４を設けた流入
口１３ａ、下部に流出口１３ｂが設けられている。流出
口１３ｂは流路により前記吐出口２ａと連通し、循環流
路を形成している。尚、図２（ａ）は、タンク１３内部
において上方に向かって温水が噴出するように構成した
実施の形態であり、一方、図２（ｂ）はタンク１３の上
部壁面より飛散して流入するように構成した実施の形態
である。
に、タンク１３の上部に複数の通水孔１４を設けた流入
口１３ａ、下部に流出口１３ｂが設けられている。流出
口１３ｂは流路により前記吐出口２ａと連通し、循環流
路を形成している。尚、図２（ａ）は、タンク１３内部
において上方に向かって温水が噴出するように構成した
実施の形態であり、一方、図２（ｂ）はタンク１３の上
部壁面より飛散して流入するように構成した実施の形態
である。
【００１７】図３に示すように、前述の循環ポンプ６の
駆動、停止、加熱槽８内に設置されたヒーター８ａへの
通電、開閉弁１１、オゾン発生装置１２は制御回路１５
により制御される。尚、制御回路１５は本発明の制御手
段を構成するものである。
駆動、停止、加熱槽８内に設置されたヒーター８ａへの
通電、開閉弁１１、オゾン発生装置１２は制御回路１５
により制御される。尚、制御回路１５は本発明の制御手
段を構成するものである。
【００１８】次に、以上のように構成された循環浄化装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【００１９】図１において、装置本体５に電源が投入さ
れると、循環ポンプ６が稼働し、浴槽１中の浴用水が、
吸い込み口２ｂから吸い込まれて給水ホース３を通り、
浄化槽７に送られ浄化され、加熱槽８で昇温または保温
される。
れると、循環ポンプ６が稼働し、浴槽１中の浴用水が、
吸い込み口２ｂから吸い込まれて給水ホース３を通り、
浄化槽７に送られ浄化され、加熱槽８で昇温または保温
される。
【００２０】そして、浴用水は下流の絞り部９を通過す
るときに流速が速められる。このとき、絞り部９では負
圧になっているので、開閉弁１１が開制御され、オゾン
発生装置１２が稼働されると、オゾンがエア配管１０を
通して吸引され、オゾンの混入した浴用水がタンク１３
へ流入する。タンク内へ流入した浴用水は流速が落ち、
混入していたオゾンはタンク１３の上部に放出され、タ
ンク１３の下部に設けられた流出口１３ｂから浴用水が
流出し、浴槽１に吐出され環流する。
るときに流速が速められる。このとき、絞り部９では負
圧になっているので、開閉弁１１が開制御され、オゾン
発生装置１２が稼働されると、オゾンがエア配管１０を
通して吸引され、オゾンの混入した浴用水がタンク１３
へ流入する。タンク内へ流入した浴用水は流速が落ち、
混入していたオゾンはタンク１３の上部に放出され、タ
ンク１３の下部に設けられた流出口１３ｂから浴用水が
流出し、浴槽１に吐出され環流する。
【００２１】ところで、タンク１３内にオゾンが所定量
（例えば半分程度）貯まると、開閉弁１１が閉制御さ
れ、オゾン発生装置１２の稼働が停止される。タンク１
３内のオゾン量は、図示しない水位センサーで検出して
も良いし、開閉弁１１の解放時間から算出しても良い。
この状態でタンクに１３に流入する浴用水は、複数の通
水孔１４により飛散して流入するため、オゾンとの接触
面積が増加し殺菌効率が向上する。そして、オゾンの殺
菌作用が弱まると新たなオゾンが流入され、殺菌作用の
弱まったオゾンは浴槽１内に吐出される。このように、
オゾン発生装置１２は間欠運転され、直接浴槽１内に吐
出されるオゾン量も少ないので、浴室内のオゾン濃度が
異常に上昇するのを防ぐことができる。
（例えば半分程度）貯まると、開閉弁１１が閉制御さ
れ、オゾン発生装置１２の稼働が停止される。タンク１
３内のオゾン量は、図示しない水位センサーで検出して
も良いし、開閉弁１１の解放時間から算出しても良い。
この状態でタンクに１３に流入する浴用水は、複数の通
水孔１４により飛散して流入するため、オゾンとの接触
面積が増加し殺菌効率が向上する。そして、オゾンの殺
菌作用が弱まると新たなオゾンが流入され、殺菌作用の
弱まったオゾンは浴槽１内に吐出される。このように、
オゾン発生装置１２は間欠運転され、直接浴槽１内に吐
出されるオゾン量も少ないので、浴室内のオゾン濃度が
異常に上昇するのを防ぐことができる。
【００２２】尚、本発明は以上詳述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
【００２３】例えば、前記実施の形態においては、開閉
弁１１を開制御したときにオゾン発生装置１２を稼働さ
せたが、このときオゾン発生装置１２の稼働を停止すれ
ば気泡浴槽として入浴を楽しむことができる。
弁１１を開制御したときにオゾン発生装置１２を稼働さ
せたが、このときオゾン発生装置１２の稼働を停止すれ
ば気泡浴槽として入浴を楽しむことができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項１に記載の循環浄化装置は、温水を温水貯
留槽に貯留し、この温水を循環ポンプを用いて循環させ
る循環流路と、その循環される温水にオゾンを混入して
殺菌するオゾン発生装置と、前記循環される温水を浄化
する浄化手段とを備えたものを対象として、特に、前記
循環流路に設けられた絞り部と、一端が前記絞り部に連
通し、他端が前記オゾン発生装置に連通してオゾンを前
記絞り部へ流入させるためのエア配管と、前記絞り部の
下流側に設けられ、前記循環される温水を一時的に貯留
するためのタンクとを備えている。従って、温水がオゾ
ンと接触する時間が長く、強力な殺菌効果を得ることが
できる。
発明の請求項１に記載の循環浄化装置は、温水を温水貯
留槽に貯留し、この温水を循環ポンプを用いて循環させ
る循環流路と、その循環される温水にオゾンを混入して
殺菌するオゾン発生装置と、前記循環される温水を浄化
する浄化手段とを備えたものを対象として、特に、前記
循環流路に設けられた絞り部と、一端が前記絞り部に連
通し、他端が前記オゾン発生装置に連通してオゾンを前
記絞り部へ流入させるためのエア配管と、前記絞り部の
下流側に設けられ、前記循環される温水を一時的に貯留
するためのタンクとを備えている。従って、温水がオゾ
ンと接触する時間が長く、強力な殺菌効果を得ることが
できる。
【００２５】また、請求項２に記載の循環浄化装置は、
前記絞り部が、前記浄化手段の下流側に設けられてい
る。従って、浄化手段に着床した生物浄化作用を有する
細菌を殺菌することを防ぐことができる。
前記絞り部が、前記浄化手段の下流側に設けられてい
る。従って、浄化手段に着床した生物浄化作用を有する
細菌を殺菌することを防ぐことができる。
【００２６】また、請求項３に記載の循環浄化装置は、
前記オゾン発生装置の稼働を制御するための制御手段
と、前記エア配管におけるオゾン流量を調節するための
流量調節手段とを備えている。従って、適量のオゾンを
間欠的に混入させることができ、さらにオゾン発生装置
を長寿命化することができる。
前記オゾン発生装置の稼働を制御するための制御手段
と、前記エア配管におけるオゾン流量を調節するための
流量調節手段とを備えている。従って、適量のオゾンを
間欠的に混入させることができ、さらにオゾン発生装置
を長寿命化することができる。
【００２７】また、請求項４に記載の循環浄化装置は、
前記タンクが、温水を流入させるための流入口をタンク
本体上部に設け、温水を流出させるための流出口をタン
ク本体下部に設けている。従って、前記タンク内上部の
空間にオゾンが貯留されるため、浴室内へオゾンが直接
放出されるのを防止することができる。
前記タンクが、温水を流入させるための流入口をタンク
本体上部に設け、温水を流出させるための流出口をタン
ク本体下部に設けている。従って、前記タンク内上部の
空間にオゾンが貯留されるため、浴室内へオゾンが直接
放出されるのを防止することができる。
【００２８】また、請求項５に記載の循環浄化装置は、
前記流入口が、複数の通水孔からなる。従って、オゾン
が混入された温水は前記複数の通水孔よりタンク内へ飛
散して流入するので、オゾンとの接触面積が増え、効率
よく殺菌することができる。
前記流入口が、複数の通水孔からなる。従って、オゾン
が混入された温水は前記複数の通水孔よりタンク内へ飛
散して流入するので、オゾンとの接触面積が増え、効率
よく殺菌することができる。
【図１】本発明の実施の形態の循環浄化装置の全体構成
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図２】タンクの概略構成を示す概略構成図である。
【図３】循環浄化装置の電気的構成を示す制御ブロック
図である。
図である。
１ 浴槽 ５ 装置本体 ６ 循環ポンプ ７ 浄化槽 ８ 加熱槽 ８ａ ヒーター ９ 絞り部 １０ エア配管 １１ 開閉弁 １２ オゾン発生装置 １３ タンク １３ａ 流入口 １３ｂ 流出口 １４ 複数の通水孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０Ｌ Ａ４７Ｋ 3/00 Ａ４７Ｋ 3/00 Ｍ Ｋ Ａ６１Ｈ 33/00 Ａ６１Ｈ 33/00 Ｇ Ｂ０１Ｄ 35/027 Ｃ０２Ｆ 1/78 Ｃ０２Ｆ 1/78 Ｂ０１Ｄ 35/02 Ｊ
Claims (5)
- 【請求項１】 温水を温水貯留槽に貯留し、この温水を
循環ポンプを用いて循環させる循環流路と、その循環さ
れる温水にオゾンを混入して殺菌するオゾン発生装置
と、前記循環される温水を浄化する浄化手段とを備えた
循環浄化装置において、 前記循環流路に設けられた絞り部と、 一端が前記絞り部に連通し、他端が前記オゾン発生装置
に連通してオゾンを前記絞り部へ流入させるためのエア
配管と、 前記絞り部の下流側に設けられ、前記循環される温水を
一時的に貯留するためのタンクとを備えたことを特徴と
する循環浄化装置。 - 【請求項２】 前記絞り部は、前記浄化手段の下流側に
設けられたことを特徴とする請求項１に記載の循環浄化
装置。 - 【請求項３】 前記オゾン発生装置の稼働を制御するた
めの制御手段と、 前記エア配管におけるオゾン流量を調節するための流量
調節手段とを更に備えたことを特徴とする請求項１若し
くは２に記載の循環浄化装置。 - 【請求項４】 前記タンクは、温水を流入させるための
流入口をタンク本体上部に設け、温水を流出させるため
の流出口をタンク本体下部に設けたことを特徴とする請
求項１乃至３のいずれかに記載の循環浄化装置。 - 【請求項５】 前記流入口は、複数の通水孔からなるこ
とを特徴とする請求項４に記載の循環浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9077109A JPH10263556A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 循環浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9077109A JPH10263556A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 循環浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10263556A true JPH10263556A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13624626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9077109A Pending JPH10263556A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 循環浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10263556A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5584869B1 (ja) * | 2013-12-06 | 2014-09-10 | 中村物産有限会社 | 殺菌処理装置及び殺菌処理方法 |
| JP2014213215A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 中村物産有限会社 | 殺菌処理装置及び殺菌処理方法 |
| JP2016077851A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | 紀公子 白鳥 | 「音声再生温水器」 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9077109A patent/JPH10263556A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014213215A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 中村物産有限会社 | 殺菌処理装置及び殺菌処理方法 |
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