JPH04166164A - 浴室装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浴室装置に関し、特に衛生的で健康的な浴室空
間を維持するための浴室装置の構成に関する。

従来の技術 近年、浴槽の湯の中に殺菌効果のあるオゾンを注入し、
浴槽の湯を長期間にわたり再使用する新しい入浴法が提
唱されてきている。その一つの例として実開昭６２−１
３９５２９号公報に記載されている第２図に示す構成の
ものがある。

第２図で浴槽２１内の湯２２は循環ポンプ２５の駆動に
よって、矢印に示すように循環バイブ２３を通ってフィ
ルタ２４に導入されて、夾雑物が除去され、ついで給湯
Ｉ！２０によって加温される。さらにオゾン熔解装置２
６で、オゾン発生装置２７により得たオゾンを湯２２中
に注入して殺菌した後、浴槽２１に戻るようになってい
る。なお、湯２２に熔解しきれなかったオゾンは、気液
骨Ｈ器２８で分離した後、オゾン分解器２９で酸素に分
解して空気中に放出している。これにより、湯２２はつ
ねに清浄な状態に維持されるから長期間の再使用が可能
となる。また湯２２の殺菌に塩素を使用しないので、眼
等に刺激が少ない。

発明が解決しようとする課題 オゾン殺菌により、浴槽２１の場２２を常に清浄に維持
するだけでは温暖湿潤雰囲気の浴室内で繁殖する「かび
」などの微生物の発生を防止できず、不衛生な浴室とな
るという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、浴室内での
微生物の生育を防止し、衛生的な浴室を実現することを
第１の目的とする。

また、酸化富化空気を浴室に満たし、快適で健康的な環
境の浴室を実現することを第２の目的とする。

つぎに、浴槽の湯を常に清浄な状態に維持し、ぬめりや
臭いの発生を防止することを第３の目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の浴室装置は、上記第１の目的を達成するために
、浴室内に面した噴出口からオゾンを浴室内に噴出可能
な構成にしている。

また、第２の目的を達成するために、浴室内に面した噴
出口から酸素富化空気を浴室内に噴出可能な構成にして
いる。

つぎに、第３の目的を達成するために、浴槽循環水中に
オゾンを注入させる構成にしている。

作用 この構成により本発明の浴室装置は、上記した第１の目
的を達成する構成によって、浴室内で微生物の生育を防
止し、また、上記した第２の目的を達成する構成ムこよ
って、酸素富化空気を浴室に噴出し、つぎに、第３の目
的を達成する構成によって、浴槽循環水をオゾンにより
殺菌することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例の浴室装置を第１図に基づいて
説明する。

第１図は、本発明のオゾンまたは酸素富化空気を浴室に
噴出可能とすると共に、オゾンを浴槽循環水中に注入し
て浄化する浴室の構成を示す系統図である。

浴室１２外の空気Ａを、酸素富化装置１１に通して得た
酸素富化空気ＡＯを、オゾン発生装置７に供給しオゾン
○を発生させる。浴室１２内の殺菌浄化にはオゾンＯを
二方弁１３を介して浴室壁面に設けた噴出口１４より噴
出させる。オゾン発生装置７を停止させると、酸素富化
空気ＡＯのみが発生するので、同様に浴室１２内の噴出
口１４から浴室１２内に噴出させると、快適な浴室空間
を形成することができる。実用上のオゾンの濃度は、０
．ＩＰＰＭ以下、酸素富化空気Ａ○の酸素比率は３０〜
５０％となっている。発生したオゾンＯは、三方弁Ｉ３
から浴槽１の循環水１５中に注入され、浴槽１内の湯２
の殺菌浄化に使用される。

浴槽１内の湯２は、循環ポンプ５の駆動によって、夾雑
物を除去するフィルタを具備した吸込口４から吸い込ま
れ、ついで循環パイプ１６を通って循環する。さらにオ
ゾン溶解装置６で、三方弁１３および逆止弁１７よりの
オゾンＯを注入した後、気液分離器８で分離する。オゾ
ンＯを注入した循環水１５は、浴槽１の吐水口１８に戻
るまでに、循環水１５の中の微生物や有機物が酸化分解
され、殺菌浄化される。

循環水１５中に残存する溶解オゾンＯは、活性炭または
酸化触媒を具備した吐水口１８において、酸化分解され
酸素になる。

なお、湯２に？容解しきれなかったオ゛シンＯは、気液
分離器８で分離した後、排気弁１９を通りオゾン溶解装
置６に戻る。矢印Ｓは湯２の循環径路を示す。

発明の効果 以上の実施例の説明で明らかなように本発明の浴室装置
によれば、次のような種々の効果が得られる。

（１）従来、浴槽の湯の殺菌浄化用のみに用いられてい
たオゾンを、本発明では、三方弁を介して浴室内にも噴
出させることにより、浴室内での微生物の生育を防止し
浴室の衛生的環境を向上させると共に、従来オゾン発生
用としてしか用いられていなかった酸素富化空気を、オ
ゾン発生装置を停止させて発生させ、同様に浴室内に噴
出させることにより、浴室内を快適で健康的な空間にす
る。

（２）従来、湯に熔解しきれなかったオゾンは、気液分
離器で分解した後、オゾン分離器で酸化分解し、酸素に
して大気中に放出していたが、本発明では排気弁や逆止
弁を用いることにより、オゾン熔解装置に戻して、再利
用している。

（３）浴槽循環水を殺菌浄化した後に、循環水中に残存
する溶解オゾンは、活性炭または酸化触媒を具備した吐
水口において、酸化分解され酸素になるため、臭い等オ
ゾンに敏感な人にも影響を与えない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の浴室装置の構成を説明す
る系統図、第２図は、従来の浴槽湯殺菌浄化システムの
構成を示す系統図である。 ６・・・・・・オゾン溶解装置、７・・・・・・オゾン
発生装置、８・・・・・・気液分離器、１１・・・・・
・酸素富化装置、１２・・・・・・浴室、１３・・・・
・・三方弁、１４・・・・・・噴出口、１５・・・・・
・浴槽循環水、１８・・・・・・吐水口、Ａ・・・・・
・空気、ＡＯ・・・・・・酸素富化空気、Ｏ・・・・・
・オゾン。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　明　ほか２名１２−　
　石！

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）室外空気を酸素富化装置およびオゾン発生装置を
   通して、三方弁を介して、一方は浴室内に設けた噴出口
   から噴出させ、他方は循環水浄化装置を循環する浴槽循
   環水中に注入させた浴室装置。
2. （２）活性炭または酸化触媒を具備した吐出口およびオ
   ゾン溶解装置、気液分離器を具備した循環水浄化装置を
   有する請求項１記載の浴室装置。