JP2894315B2 - 単独型パチンコ装置 - Google Patents
単独型パチンコ装置Info
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Description
すると共に該パチンコ機で使用されるパチンコ球を循環
させる玉循環経路を有するパチンコ装置に関するもので
ある。
置においては、多数のパチンコ機が列設設置できるよう
に枠組形成し、その内部空間に玉磨揚送装置、補給タン
ク、貯留タンク等からなる玉循環経路を有するパチンコ
島台として形成されていた。しかして、従来のパチンコ
島台構成は、ホールのパチンコ機設置台数及びホール状
況によって個別対応した設計が通常で、均一した規格製
品での島台製造を前もって行うことが不可能であった。
その為、ホールの設計図完成後に島台製造の着手を与儀
なくされ、短期間で島台製造を行う場合、その製造台数
も限定されていた。また、島台の製造においても複雑な
作業工程となり、多くの人手と工事期間を要していた。
例えば、予めパチンコ機収容台数(6台、4台、2台
等)に対応して木枠組を形成し、各木枠組を設置総台数
に応じて複数連結し一連状の島台を製造していた。
備し、その玉磨揚送装置に関連して、上部に補給タン
ク、下部に大型貯留タンクを設けていた。このため、各
パチンコ機から排出される球を、島台の内部で円滑に循
環する装置は、必要以上の玉量と大掛かりな装置となる
ので、これらの装置を量産することは不可能であり経済
性および作業性においても問題があった。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、均一化した規格製品で、量産することが可能なパチ
ンコ機を設置し得るパチンコ装置を提供することにあ
る。
ために、本発明においては、パチンコ機を設置すると共
に該パチンコ機で使用されるパチンコ球を循環させる玉
循環経路を有するパチンコ装置において、該パチンコ装
置は、設置される1台のパチンコ機の横幅より僅かに大
きな横幅を有した縦長の直方体状に形成される枠組と、
該枠組に設けられて1台のパチンコ機を取り付ける前枠
部材と、該前枠部材に取り付けられたパチンコ機で獲得
した賞球を計数記憶しながら前記パチンコ装置の内部に
返却する返却球計数装置と、該返却球計数装置によって
返却された返却球及びパチンコ機で使用された使用済球
をパチンコ機の裏面側上部に揚送する揚送機と、を備え
ていることを特徴とするものである。
に取り付けられたパチンコ機で遊技をしたときに、遊技
者が獲得した賞球は、返却球計数装置に返却することに
よりパチンコ装置の内部に取り込まれると共に、その取
り込まれた返却球数が計数記憶される。そして、その取
り込まれた返却球及びパチンコ機で使用された入賞球や
アウト球等の使用済球は、揚送機によって研磨揚送さ
れ、パチンコ機に設けられる周知の賞球タンクに戻さ
れ、再度賞球として使用される。つまり、本発明におい
ては、1台のパチンコ機を稼働するために必要なすべて
の構成装置が1台のパチンコ装置に設けられているの
で、多数のパチンコ機を設置することを前提とする従来
のパチンコ島台のように、ホールの広狭やパチンコ機の
設置台数等に応じて島台を個別に製造する必要がなく、
均一化した規格製品であるパチンコ装置を予め量産して
おき、ホールにおいては、そのパチンコ装置の配置方法
をホール毎に工夫するだけで容易に対応することができ
る。
形態を詳細に説明する。まず、図1、図2及び図3を参
照して本実施形態に係る単独型パチンコ装置(以下、パ
チンコ装置という)1の概略構成について説明する。図
1は、実施形態に係るパチンコ装置1を示す斜視図であ
り、図2は、パチンコ装置1の前枠扉3を開放した状態
を示す斜視図であり、図3は、パチンコ装置1の開閉扉
10を開放した状態を示す斜視図である。
台のパチンコ機2の横幅より僅かに大きな横幅で、断面
略長方形状に形成した箱体の前面を装飾板で被覆するこ
とによって構成され、その装飾板の中央部にパチンコ機
2の取付部が開口形成され、その開口の一側に前枠部材
としての前枠扉3が開閉自在に軸支されている。前枠扉
3は額縁状に形成され、その開口部にはパチンコ機2が
裏面側から着脱可能に装着されるようになっている。な
お、前記枠組20の両側面の上部及び下部には、隣接す
るパチンコ装置1と連結するための連結部26がそれぞ
れ形成されている。
は、周知のように、排出された賞球を貯留し且つその貯
留された賞球を遊技球として操作ハンドル近傍の発射位
置に供給する上皿が設けられている。上皿の下方には、
上皿が賞球で満杯となったときにそれ以上排出される余
剰の賞球を貯留する下皿が設けられている。なお、上皿
及び下皿には、周知のように、それぞれ貯留された玉を
玉抜きする玉抜ボタンが設けられている。このため、上
皿の玉抜ボタンを操作することにより上皿に貯留されて
いた賞球が下皿に移動し、下皿の玉抜ボタンを操作する
ことにより下皿に貯留されていた賞球が次に説明する返
却球計数装置8の玉貯留部に移動するものである。
応してカウンター4が突設されており、カウンター4上
には、返却球計数装置8が載置して一体的に取り付けら
れている(図5に示すように、返却球計数装置8を大型
化してカウンター4と一体的に形成したものでもよ
い)。返却球計数装置8は、下皿から抜き取られた賞球
を計数記憶しながらパチンコ装置1の内部に返却するた
めのものであり、返却されたパチンコ玉を計数手段、表
示手段、印字手段、精算手段、レシート発行手段で計数
管理することができる。
前面には、故障の際修理作業を容易とする開口部が設け
られており、その一側に開閉扉10が開閉自在に軸支さ
れている。この開閉扉10の表面側には、遊技客が手荷
物を収納する棚部11が形成されている。なお、図示で
は、一方向に開放するように説明したが、開閉扉10の
開放状態は限定するものではない。
5が取り付けられ、その照明装置15に略段状で呼出装
置16、特賞フラッシュ17が一体的に形成されてい
る。なお、本実施形態では、照明装置15は、円弧状に
形成されているが、装飾効果を高めるため他の形状とし
てもよい。
2及びパチンコ装置1の裏面構造について説明する。図
4はパチンコ装置1の裏面構造を示す平面図である。
知のように遊技盤で発生した入賞球を処理する入賞球処
理機構と、入賞球処理機構によって処理された入賞球に
基づいて所定個数の賞球を排出するための賞球排出機構
とを有する機構板が取り付けられている。機構板の上部
には、多量の賞球を貯留する賞球タンク25が設けられ
ている。なお、パチンコ装置1の底部両側には、パチン
コ装置1を固定するための固定部27が形成されてい
る。
よって閉塞される取付部の下部裏側には、前記返却球計
数装置8に返却された球及びパチンコ機2から排出され
る球を受け入れるアウト球受口21が設けられ、アウト
球受口21に当接連通して水平方向に研磨装置22が設
けられ、パチンコ機2の側方部には、研磨装置22の終
端から垂直方向に揚送機23が立設されている。この揚
送機23の終端部に上部タンク24が設けられ、上部タ
ンク24から連通筒を介してパチンコ機2の裏面上部に
設けられた賞球タンク25へ球が放出される。したがっ
て、返却球計数装置8に返却された球及びパチンコ機2
から排出される球は、これらの玉循環経路により賞球タ
ンク25へ揚送され、再びパチンコ機2で遊技球又は賞
球として使用される。
な最少限の玉数が収容されて上記した玉循環径路に供給
される循環球として使用され、その循環球が図示しない
コンピュータ制御手段で貸玉及び賞球として区別管理さ
れて、遊技者に貸玉又は賞球として供される。
装置1においては、パチンコ機2の稼働に必要なすべて
の装置が内蔵されているので、複数のパチンコ装置1を
組合せてパチンコ島台として遊技場に設置する際にも、
従来のパチンコ島台におけるように直線状に連続して配
置する必要がない。したがって、図6に示すように、交
互に凹凸する波状に配置して趣向を変えたり、図7に示
すように、相互に分離して配置して遊技客の左右空間を
十分確保したり、直角状に配置して遊技場のスペースを
有効活用したりすることができる。
成及び作用について説明してきたが、本実施形態によれ
ば、パチンコ機2を設置すると共に該パチンコ機2で使
用されるパチンコ球を循環させる玉循環経路22,2
3,24を有するパチンコ装置1において、該パチンコ
装置1は、設置される1台のパチンコ機2の横幅より僅
かに大きな横幅を有した縦長の直方体状に形成される枠
組20と、該枠組20に設けられて1台のパチンコ機2
を取り付ける前枠部材としての前枠扉3と、該前枠扉3
に取り付けられたパチンコ機2で獲得した賞球を計数記
憶しながら前記パチンコ装置1の内部に返却する返却球
計数装置8と、該返却球計数装置8によって返却された
返却球及びパチンコ機2で使用された使用済球を再度パ
チンコ機2に供給するためにパチンコ機2の裏面側上部
に揚送する揚送機23と、を備えているので、1台のパ
チンコ機を稼働するために必要なすべての構成装置が1
台のパチンコ装置1に設けられているため、多数のパチ
ンコ機を設置することを前提とする従来のパチンコ島台
のように、ホールの広狭やパチンコ機の設置台数等に応
じて島台を個別に製造する必要がなく、均一化した規格
製品であるパチンコ装置1を予め量産しておき、ホール
においては、そのパチンコ装置1の配置方法をホール毎
に工夫するだけで容易に対応することができる。
おいては、設置される1台のパチンコ機の横幅より僅か
に大きな横幅を有した縦長の直方体状に形成される枠組
と、該枠組に設けられて1台のパチンコ機を取り付ける
前枠部材と、該前枠部材に取り付けられたパチンコ機で
獲得した賞球を計数記憶しながら前記パチンコ装置の内
部に返却する返却球計数装置と、該返却球計数装置によ
って返却された返却球及びパチンコ機で使用された使用
済球をパチンコ機の裏面側上部に揚送する揚送機と、を
備えてパチンコ装置を構成したので、均一化した規格製
品であるパチンコ装置を予め量産しておき、ホールにお
いては、そのパチンコ装置の配置方法をホール毎に工夫
するだけで容易に対応することができる。
ある。
す斜視図である。
示す斜視図である。
る。
図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 パチンコ機を設置すると共に該パチンコ
機で使用されるパチンコ球を循環させる玉循環経路を有
するパチンコ装置において、該パチンコ装置は、設置される1台のパチンコ機の横幅
より僅かに大きな横幅を有した縦長の直方体状に形成さ
れる枠組と、該枠組に設けられて1台のパチンコ機を取
り付ける前枠部材と、該前枠部材に取り付けられたパチ
ンコ機で獲得した賞球を計数記憶しながら前記パチンコ
装置の内部に返却する返却球計数装置と、該返却球計数
装置によって返却された返却球及びパチンコ機で使用さ
れた使用済球をパチンコ機の裏面側上部に揚送する揚送
機と、を備えていることを特徴とする単 独型パチンコ装
置。
Priority Applications (4)
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US6880825B2 (en) * | 2002-09-16 | 2005-04-19 | Atlantic City Coin & Slot Service Company, Inc. | Gaming device base |
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- 1997-01-24 JP JP9026149A patent/JP2894315B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-09-14 JP JP10259635A patent/JPH11128490A/ja active Pending
- 1998-09-14 JP JP10259634A patent/JPH11128515A/ja active Pending
- 1998-09-14 JP JP10259632A patent/JPH11128523A/ja active Pending
Also Published As
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JPH09215845A (ja) | 1997-08-19 |
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