JPH0686847A - 遊技機の制御基盤配置構造 - Google Patents

遊技機の制御基盤配置構造

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JPH0686847A
JPH0686847A JP26430192A JP26430192A JPH0686847A JP H0686847 A JPH0686847 A JP H0686847A JP 26430192 A JP26430192 A JP 26430192A JP 26430192 A JP26430192 A JP 26430192A JP H0686847 A JPH0686847 A JP H0686847A
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JP
Japan
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control circuit
circuit board
ball
wiring
board
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JP26430192A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の制御基盤間の配線を短距離で結線し、
かつ配線の保護が可能で、しかも上部からの落下玉の影
響をなくす。 【構成】 役物制御回路盤77と、排出制御回路盤75
とを枠体16側の基枠体80に隣接して配置し、各制御
回路盤77、75の対向面側に配線端末のコネクタ部7
7c、75cを設け、各制御回路基間77、75の隙間
を利用して配線処理を行う。これにより、各制御回路盤
77、75間の配線を短距離で接続し、かつ配線101
〜104、122を保護する。さらに、枠体16の中央
開口部を覆う膨出形成したカバー部材76の下側に各制
御回路盤77、75を配置し、上方からの落下球の衝突
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機の制御基盤配置
構造に係わり、詳しくは、遊技機(例えば、パチンコ
機)の制御を行う制御基盤を取り付ける構造を改良した
遊技機の制御基盤配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体として玉を用いたパチ
ンコ機では各種の遊技態様の制御のためや玉の排出制御
などのために、例えばマイクロコンピュータなどの電子
回路からなる基盤を収納する制御回路盤を設けており、
通常、その取り付け位置はパチンコ機の裏面側になって
いる。なお、制御回路盤とは、制御回路の基盤(すなわ
ち、制御回路の機能を実現するボード)と、この基盤を
収納している箱型に形成された金属製あるいは樹脂製の
シャーシ箱とを一体として含むもので、請求の範囲にい
う制御回路基盤に相当する概念として用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、裏メ
カ(例えば、裏機構盤)に備えられる制御基盤は役物制
御回路基盤だけであったため、その取り付けスペースに
余裕があり、また、配線の数も少なく、コネクタの位置
や配線処理方法もそれほど複雑なものではなかった。な
お、裏機構盤とは、パチンコ機の前面枠の裏面側に取り
付けられ合成樹脂製の一体成型品からなる基枠体と、こ
の基枠体に配置される各種のユニット部品とを総称する
概念である。しかし、近時における排出装置の電子化お
よび役物装置の複雑化に伴い、パチンコ機の枠体側に複
数の制御回路基盤を備えなければならず(例えば、役物
制御回路基盤と排出制御回路基盤とを分けて配置)、ま
た、多数の配線を処理する配線処理方法を考えなければ
ならなくなってきた。
【0004】この場合、従来は単に複数の制御回路基盤
を分けて配置しただけで、各制御回路基盤間の配線処理
方法を考慮していなかったため、配線が長く引き回され
たり、配線の保護が十分でないという問題点があった。
また、各制御回路基盤の配置では上部から落下する玉の
影響を考慮していなかったため、上部からの落下玉(例
えば、貯留タンクからの落下玉)が制御回路基盤に衝突
して回路に悪影響を与えるという問題点があった。
【0005】そこで本発明は、複数の制御基盤間の配線
を短距離で結線でき、かつ配線の保護が可能で、しかも
上部からの落下玉の影響をなくすることのできる遊技機
の制御基盤配置構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による遊技機の制御基盤配置構造は、遊技盤13と
枠体16とに分離可能な遊技機(例えば、パチンコ装置
1)であって、前記遊技盤13に配置される役物装置
(例えば、可変表示装置62)を制御可能な役物制御回
路基盤(例えば、役物制御回路盤77)と、遊技媒体
(例えば、パチンコ玉)の排出を制御可能な排出制御回
路基盤(例えば、排出制御回路盤75)とを前記枠体1
6側に隣接して配置し、各制御回路基盤の対向面側に配
線端末のコネクタ部75c、77cを設け、各制御回路
基盤間の隙間を用いて配線処理を行うように構成したこ
とを特徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、前記枠体16
側に備えられる隣接した複数の制御回路基盤および配線
処理部は、枠体の中央開口部を覆う膨出形成されたカバ
ー体(例えば、玉寄せカバー76)により上方からの遊
技媒体の落下による衝突を保護可能であるように配置し
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、役物制御回路基盤と、排出制御回
路基盤とが枠体側に隣接して配置され、各制御回路基盤
の対向面側に配線端末のコネクタ部が設けられ、各制御
回路基盤間の隙間を利用して配線処理が行われる。した
がって、各制御基盤間の配線を短距離で結線することが
でき、また、各制御基盤間隙間で配線が行われるから、
配線の保護が可能となる。なお、枠体の中央開口部を覆
う膨出形成されたカバー体の下側に各制御基盤を配置す
ることにより、上方からの落下球の衝突を防止できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図5は本発明に係わる遊技機の制御
基盤配置構造をパッキーカード方式のパチンコ装置に適
用した場合の一実施例を示している。図1はパチンコ装
置の全体を示す外観斜視図である。図1において、1は
パチンコ装置であり、パチンコ装置1は同様のものが遊
技店内に所定数設置されている。本実施例のパチンコ装
置1は大きく分けてパチンコ機2と、パチンコ機2の側
方に配設された遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸
機(以下、単に玉貸機という)3によって構成され、こ
れらが対をなして設置されている。
【0010】玉貸機3は比較的狭い幅の縦長タイプに形
成され、一定の奥行を有している。そして、パチンコ装
置1の側方に配設されることによって、遊技者の便宜を
図れるようになっている。また、玉貸機3はパチンコ機
2と分離することが可能であり、修理の際には交換する
ことができる構造になっている。
【0011】玉貸機3にはカードリーダが内蔵され、玉
貸機3の前面パネル4には上記カードリーダに対応する
パッキーカード方式のカードが挿入されるカード挿入口
5と、カードの残り度数を表示するカード残度数表示器
(玉貸し可能表示ランプ)6とが設けられている。な
お、カード挿入口5はカードの受け付けを表示可能なも
のが用いられ、例えばカード挿入口5の上にカード受付
け表示器(有効表示ランプ)7を有し、カード受付け表
示器7は発光ダイオード等からなり、カードの受け付け
が有効であることを表示する。
【0012】カード残度数表示器6は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたパッキーカードの残り度数を10
0の位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度が
100円に相当し、残りの度数を度/100円の計算で
遊技者に表示する。
【0013】したがって、例えば3000円のパッキー
カードを挿入した場合には30度としてカード残度数表
示器6に表示される。パッキーカードとしては、例えば
1000円、2000円、3000円、5000円のも
のが相当し、既にメタルを用いたパチンコ型スロットル
マシンの場合と同様に市場に出回っている。ここで、パ
ッキーカード(PAQY CARD)とは、パチンコ遊
技専用の「プリペイドカード」のことをいう。したがっ
て、本実施例ではパチンコ玉を持込む以外に、パッキー
カードをカード挿入口5に挿入することによって必要な
玉を確保してゲームを開始することが可能になってい
る。
【0014】パチンコ機2は、正面側に見える部分とし
て額縁状の前面枠11と、前面枠11の開口部に配設さ
れ、ガラスを支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技盤
13と、前面表示パネル14と、前面表示パネル14の
下方の前面操作パネル15とを有している。前面枠11
はパチンコ機2を設置している木製の枠体16に開閉可
能に支持されており、同様に金枠12は前面枠11に開
閉可能に支持されている。
【0015】前面表示パネル14は前面側が突出しつつ
やや盛り上がるような曲面状に形成され、この前面表示
パネル14には賞球としてのパチンコ玉を受ける上皿2
1が形成されるとともに、前面側にカード度数表示器
(残高表示器)22、玉貸釦(変換スイッチ)23、カ
ード排出釦(返却スイッチ)24および玉貸し可能表示
器25(ドットLED)が設けられている。なお、玉貸
し可能表示器としてはドットLED25に限らず、例え
ば細長い形状の表示ランプにしてもよい。前面表示パネ
ル14は一端側が前面枠11に開閉可能に支持されてい
る。また、26は上皿21の玉を後述の玉貯留皿32に
移すために、両者を接続する通路を開閉するための押し
釦である。
【0016】カード度数表示器22は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたパッキーカードの残高を100の
位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度が10
0円に相当し、残りの度数を度/100円の計算で遊技
者に表示する。したがって、例えば3000円のパッキ
ーカードを挿入した場合には30度としてカード度数表
示器22に表示される。
【0017】なお、本実施例ではカード度数表示器22
として7セグメントの発光ダイオードを用いて3列で構
成しているが、これに限らず、例えばドットLED、液
晶、蛍光表示管等を用いて構成してもよい。これは、カ
ード残度数表示器6についても同様である。また、カー
ド度数表示器22をカード残度数表示器6と一緒にした
構成としてもよい。
【0018】玉貸釦23は、カード挿入口5に挿入され
たパッキーカードの残高の範囲内で1度を単位としてパ
チンコ玉をパチンコ機2裏面の後述の玉排出装置(賞球
を行う機能も兼ねているもの)から排出して貸し出すた
めに遊技者によって押されるスイッチである。この場
合、パチンコ玉を貸し出し可能な状態の表示は玉貸し可
能表示器25によって行われる。なお、パチンコ玉を貸
し出し可能な状態にあれば、玉貸釦23全体が輝くもの
でもよい。
【0019】一方、パチンコ玉を貸し出し可能な状態に
なければ、玉貸し可能表示器25が消灯し、かつ玉貸釦
23を押してもパチンコ玉の貸し出しのための排出が行
われない。この玉貸釦23を1回押すと、1度に相当す
る分だけのパチンコ玉(例えば、25玉)が貸し出され
て上皿21に供給される。2回押すと、2度に相当する
分だけのパチンコ玉が貸し出される。
【0020】カード排出釦24は、カード挿入口5に挿
入されたパッキーカードをカード挿入口5から外部に引
出すためのもので、本実施例では遊技者がゲームを終了
したい場合などに、この釦を押すことにより、パッキー
カードがカード挿入口5から再び外部に引出される。遊
技者は引出されたパッキーカードを手にし、他のパチン
コ台でゲームを開始するか、あるいは今回はひとまずゲ
ームを終るかの自由な選択ができる。
【0021】前面操作パネル15には、その左側に灰皿
31が形成されるとともに、前面中央側が前方に突出す
るような形状に形成され、その突出部の内部は玉貯留皿
(受皿)32となっている。玉貯留皿32は上皿21が
パチンコ玉で一杯のときに賞品玉を受ける等の役目があ
る他、玉を一時的に貯留するためのものである。また、
前面操作パネル15には玉抜きレバー33および発射装
置の発射操作ノブ34が設けられている。
【0022】玉抜きレバー33は玉貯留皿32に貯留さ
れた玉を外部下方に抜くためのもので、この玉抜きレバ
ー33を、例えば左方向に移動させると、玉貯留皿32
の下底部が一部開口して玉を下方に放出することができ
る。発射操作ノブ34は1列に整列しているパチンコ玉
のうち、発射位置にあるものを1個ずつ遊技盤13前面
の遊技領域内に弾発させる発射装置の操作を行うもので
ある。
【0023】一方、パチンコ機2の前面枠11の上部に
は左側から順次、賞品玉排出時に点灯する賞品玉排出表
示器(賞球排出表示器)41、大当り時に点灯する大当
り表示器42、パチンコ機2において打止状態が発生し
たときに点灯する完了ランプ43が設けられている。
【0024】金枠12は前面枠11に開閉可能に支持さ
れ、通常は施錠孔51にキーを挿入して操作することに
より施錠装置によって前面枠11に対して施錠されてい
る。金枠12を開く場合には、施錠孔51に所定のキー
を挿入して回動操作することにより、施錠装置のロック
状態が解除されてオープンする。
【0025】遊技盤13は発射されたパチンコ玉を上方
から落下させつつアウトあるいはセーフの判定を行う領
域であり、入賞口に玉が入って有効にセーフとなる場合
は所定数の賞品玉が後述の玉排出装置から排出されて、
これが上皿21に供給される。また、発射操作ノブ34
を操作して玉が発射されても、ファールになったときに
は、パチンコ玉が発射位置に戻るか、あるいは玉貯留皿
32に排出される。
【0026】遊技盤13における遊技領域は任意の構成
をとり得るが、一例として図1に示す構成のものは、遊
技領域の周囲に弾発された玉を遊技盤13の上方部まで
案内するレール61が配置され、レール61の内側には
中央に可変表示部を有する可変表示装置(役物装置に相
当)62が配置されている。
【0027】また、可変表示装置62の下方には、該可
変表示装置62の作動結果によって遊技玉を受け入れな
い第1の状態から受け入れ易い第2の状態に変動する変
動入賞装置(アタッカー)63が配置されている。可変
表示装置62は始動入賞口に入賞した玉によって可変表
示部の数値を可変し、その数値が特定の状態(例えば、
大当りの状態:上述の第2の状態)になると、変動入賞
装置(アタッカー)63が開放するようになっている。
【0028】可変表示装置62の左右両側にはそれぞれ
始動入賞口64、65が設置されているとともに、遊技
領域内の適宜位置には風車と呼ばれる打球方向変換部材
66、67が回転自在に複数設置されるとともに、障害
釘(図示略)が多数植設されている。また、遊技領域の
中央下部にはアウト玉回収口68が形成されている。こ
こで、遊技盤13は枠体16と分離可能な構成になって
おり、遊技盤13だけを取り外して交換が可能である。
【0029】次に、図2はパチンコ機2の裏機構の構成
を示す図であり、図3はパチンコ機2の側面図である。
これらの図において、パチンコ機2の裏機構の主要なも
のとして、貯留タンク(上タンク)71、誘導路72、
中継基盤(外部端子基盤)73、玉排出装置74、排出
制御回路盤75、玉寄せカバー76、役物制御回路盤7
7、取り付けアダプタ78、発射回路盤79、裏機構盤
の基枠体80およびスピーカ81がある。
【0030】基枠体80は合成樹脂製の一体成型品から
形成され、パチンコ機2の前面枠11の裏側に固定され
た金属フレーム91(図3参照)に取り付けられてい
る。そして、この基枠体80の上に各種のユニット部
品、例えば貯留タンク71、誘導路72、中継基盤7
3、玉排出装置74、排出制御回路盤75、玉寄せカバ
ー76、役物制御回路盤77、取り付けアダプタ78、
発射回路盤79などが取り付けられており(例えば、ワ
ンタッチの爪部材によって固定される)、これらの各種
ユニット部品と基枠体80とを総称する概念として裏機
構盤92と称している。
【0031】貯留タンク71は排出される前の玉を予め
貯留しておくもので、この貯留タンク71の玉数の不足
は補給センサ(図示略)によって検出され、不足のとき
は島設備から玉が補給される。貯留タンク71内の玉は
誘導路72により誘導され、玉排出装置74によって排
出される。
【0032】なお、この誘導路72は特に限定されない
が、短時間に多量の玉を排出できるように2条に形成さ
れており、その途中には玉の重りを防止する玉ならし部
材および待機玉検出器(何れも図示略)が設けられてい
る。また、このような2条構成は玉排出装置74の内部
についても同様である。
【0033】排出制御回路盤75は玉の排出に必要な各
種制御を行うもので、役物制御回路盤77は遊技盤13
における役物の作動に必要な各種制御を行うものであ
る。スピーカ81は遊技に必要な効果音(例えば、玉の
排出に伴う効果音)を報知するもので、玉排出数、賞態
様および玉の貸出しに応じて各種の音を発生して遊技者
に知らせる。
【0034】玉寄せカバー(カバー体に相当)76は基
枠体80の中央に大きく開口した中央開口部を塞ぐもの
で、この中央開口部は役物装置の取り付けのための空間
となっている。玉寄せカバー76の後方は図3に示すよ
うに膨出形成されており、少なくとも排出制御回路盤7
5や役物制御回路盤77よりも大きく後方に突き出たよ
うな構造になっている。そして、玉寄せカバー76によ
って中央開口部を塞ぐことにより、貯留タンク71など
から落下した玉が遊技盤13の裏面側に衝突しないよう
になっている。
【0035】制御回路盤の配置構造 次に、本実施例の特徴部分である排出制御回路盤75お
よび役物制御回路盤77の配置構造について説明する。
排出制御回路盤75および役物制御回路盤77は何れも
基枠体80に隣接して配置、すなわち、何れも枠体16
側に隣接して配置されている。排出制御回路盤75は図
4に斜視図を、また、図5に側面図をそれぞれ示すよう
に、箱型に形成された樹脂製の蓋75aを有し、その内
部に排出制御回路の基盤を収納している。なお、この場
合の蓋75aは排出制御回路の基盤を覆うのみならず、
玉排出装置74の方まで覆うような形状に一体形成され
た大きなものである。蓋75aはワンタッチ部材として
のクリップ75bによって着脱可能に固定されている。
【0036】排出制御回路盤75はコネクタ部75cを
有しており、コネクタ部75cの配線101、102は
主に役物制御回路盤77に接続されている。また、排出
制御回路盤75の下方にはターミナル部75dが配置さ
れており、ターミナル部75dは排出制御回路盤75に
おけるコネクタ部75c以外の他の配線103、104
を排出制御回路盤75に中継するもので、これらの配線
103、104のうち、配線103は前面操作パネル1
5に接続され、配線103は玉貸機3のカードリーダに
接続されている。
【0037】一方、役物制御回路盤77は同じく図4に
斜視図を、また、図5に側面図をそれぞれ示すように、
箱型に形成された金属製のケーシング77aを有してお
り、ケーシング77aの上部には開口部が形成されてい
る。ケーシング77aの内側には箱型に形成された透明
の樹脂製の取り付け部77bがはめ込まれており、取り
付け部77bの内部に役物制御回路の基盤が収納されて
いる。また、取り付け部77bには前面側に役物装置の
可変表示ゲーム実行中における「大当り」の発生確率を
変更・設定する確率設定装置(図示略)のキー挿入口1
10が取り付けられている。
【0038】ケーシング77aは、ワンタッチ部材によ
り着脱可能に基枠体80に固定されている。役物制御回
路盤77も同様に排出制御回路盤75との対向面側にコ
ネクタ部77c(図2参照)を有しており、コネクタ部
77cの配線101、102は排出制御回路盤75に接
続されるとともに、他の配線121は遊技盤13に接続
されている。なお、取り付けアダプタ78は役物制御回
路盤77が図1に示すものに比べて大型化した際に、大
型の役物制御回路盤を基枠体80に容易に取り付けるこ
とができるように、役物制御回路盤を取り付ける支持部
材となるもので、基枠体80に固定されている。
【0039】このように、本実施例では排出制御回路盤
75および役物制御回路盤77が枠体16側の基枠体8
0に隣接して配置され、かつ各制御回路盤75、77の
対向面側に配線端末のコネクタ部75c、77cが設け
られ、各制御回路盤75、77間の隙間を利用して配線
処理が行われる。したがって、各制御回路盤75、77
間の配線を長く引き回す必要がなく、最短距離で効率良
く接続することができる。例えば、排出制御回路盤75
あるいは役物制御回路盤77の保守・点検で取り外した
り、組み立てたりする際に配線接続処理の効率を高める
ことができる。
【0040】また、各制御回路盤75、77間の隙間を
利用して配線処理が行われるから、配線処理部(配線お
よびコネクタ部を含む概念)の保護を十分に図ることが
できる。さらに、排出制御回路盤75、役物制御回路盤
77および配線処理部が玉寄せカバー76の下部に位置
しており、しかも、図5に示すように玉寄せカバー76
の後面側が膨出形成されているため、上部からの落下玉
(例えば、貯留タンク71などからの落下玉)があって
も、排出制御回路盤75、役物制御回路盤77および配
線処理部への衝突を防ぐことができ、回路基盤への悪影
響をなくすことができる。上記効果は、排出装置の電子
化および役物装置の複雑化に対して十分に有効であり、
また、多数の配線を処理する場合にも有効である。
【0041】なお、本発明の適用は上記実施例のような
いわゆる第1種に属するものに限らず、第2種あるいは
第3種に属するものであってもよい。要は、制御回路基
盤を有するパチンコ機であって、上記態様で複数の制御
回路基盤に分けることが可能なものについてはすべてに
適用が可能である。また、制御回路基盤の形状は上記実
施例のようなタイプに限定されず、本発明の目的の範囲
内で各種の変形が可能である。
【0042】玉貸機の配置場所は上記例に限るものでは
ない。例えば、前面操作パネルの部分や皿前装飾体の部
分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしてもよい。
【0043】さらに、本発明に係わるパチンコ機の裏機
構構造は上記実施例のようなパッキーカード方式のパチ
ンコ装置に適用する例に限らない。、例えば、クレジッ
ト方式のパチンコ装置にも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、役物制御回路基盤と、
排出制御回路基盤とを枠体側に隣接して配置し、かつ各
制御回路基盤の対向面側に配線端末のコネクタ部を設
け、各制御回路基盤間の隙間を利用して配線処理を行っ
ているので、各制御基盤間の配線を長く引き回す必要が
なく、最短距離で効率良く接続することができる。ま
た、各制御回路基盤間の隙間で配線が行われるので、配
線やコネクタの保護を十分に図ることができる。さら
に、各制御回路基盤、配線、コネクタをカバー体の下部
に配置し、かつカバー体の後面側を膨出形成することに
より、上部からの遊技媒体の落下による衝突を防ぐこと
ができ、回路基盤への悪影響をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の制御基盤配置構造を適用
したカード方式のパチンコ装置の一実施例の構成を示す
斜視図である。
【図2】同実施例のパチンコ装置の裏機構の構成を示す
図である。
【図3】同実施例のパチンコ装置の側面図である。
【図4】同実施例の制御回路基盤間の配置図である。
【図5】同実施例の制御回路基盤間の側面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ装置 2 パチンコ機 3 玉貸機 11 前面枠 13 遊技盤 14 前面表示パネル 15 前面操作パネル 16 枠体 62 可変表示装置(役物装置) 75 排出制御回路盤 76 玉寄せカバー(カバー体) 77 役物制御回路盤 80 基枠体 92 裏機構盤 101〜104、121 配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤と枠体とに分離可能な遊技機であ
    って、 前記遊技盤に配置される役物装置を制御可能な役物制御
    回路基盤と、遊技媒体の排出を制御可能な排出制御回路
    基盤とを前記枠体側に隣接して配置し、 各制御回路基盤の対向面側に配線端末のコネクタ部を設
    け、各制御回路基盤間の隙間を用いて配線処理を行うよ
    うに構成したことを特徴とする遊技機の制御基盤配置構
    造。
  2. 【請求項2】 前記枠体側に備えられる隣接した複数の
    制御回路基盤および配線処理部は、枠体の中央開口部を
    覆う膨出形成されたカバー体により上方からの遊技媒体
    の落下による衝突を保護可能であるように配置したこと
    を特徴とする請求項1記載の遊技機の制御基盤配置構
    造。
JP26430192A 1992-09-07 1992-09-07 遊技機の制御基盤配置構造 Pending JPH0686847A (ja)

Priority Applications (1)

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