JP5638386B2 - 演出装置 - Google Patents
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Description
そして、遊技者が遊技を終了する際に、床等に並べられた貯留箱は、ホールスタッフにより所定の場所に設置された計数機まで運搬されて、貯留箱の玉が計数機によって計数される。
また、特許文献3は、パチンコ機同士の間に配置させる構成であるため、遊技島におけるパチンコ機を設置する実質的なスペースが縮小されて、利益の減少を招いてしまう。
ここで、一般的に、遊技機群においては、各遊技機に遊技媒体を供給する供給用の搬送路(補給通路)の他、補給通路に並設され、遊技媒体を遊技機郡内で循環させる循環用の搬送路(循環通路)が設けられている。このような循環通路は、遊技媒体が遊技機群内のいずれかの場所で長期間停滞することを防止するもので、遊技媒体が手垢や油等により固着するのを防止したり、遊技媒体が錆てしまうことを防止するものである。
従って、本発明は、遊技機群に通常設けられる循環通路を有効利用するものであって、循環通路から分岐させて各演出装置の貯留部に接続している。これにより、特許文献3のように、演出装置を設けるにあたって新たに搬送路を設ける必要がない。即ち、演出装置を設けることで設備投資費が増大することがない。
また、特許文献3のように、遊技機同士の間に配置する構成ではないため、遊技機の設置可能台数が減少するような不具合がなく、稼働台数の減少に起因した利益の減少が起き得ない。
また、本発明によれば、貯留部に導入される遊技媒体の数量管理が容易になるため、計数装置によって計数された数値に基づいた遊技媒体の出具合の演出がより確実なものとなる。
なお、以下の説明においては、特に断りがない限り、上下左右、前後方向の表現に関しては、通常の設置位置(図1)を基準に説明する。
本実施形態の演出装置1は、図1に示すように、パチンコ機40や図示しないスロット機等の遊技機30によって形成された遊技機群(遊技島)50が複数設置された遊技場に設けられるものであって、それぞれの遊技機30に対応するように配置されている。特に、本実施形態では、パチンコ機40に適した構成とされているため、以下の説明では、パチンコ機40により形成された遊技島50に注目して説明する。
なお、揚送通路46は、ポリエチレン製のパイプが採用されている。
なお、下部側貯留タンク21及び上部側貯留タンク24には、玉量を検出可能な図示しない玉量検出センサが設けられている。
以下に、本実施形態の演出装置1について具体的に説明する。
そして、本実施形態では、循環通路26が演出装置1に接続されるため、循環通路26が遊技島50の上部側に露出する配置にされている。
循環通路26は、上部側貯留タンク24の循環口67に接続され、上部側貯留タンク24から排出された玉を上方に向かって送り出すことができる揚送部37と、その揚送部37の下流側に接続されて下部側貯留タンク21に玉を搬送可能な循環主通路38及び循環主通路38から分岐した各演出装置1に玉の供給ができると共に玉回収搬送装置29(図6)に玉を排出できる分岐供給路39とを有した構成とされている。
循環主通路38は、図1に示すように、玉が揚送される揚送流路部68と、揚送された玉をほぼ水平方向へ搬送する水平搬送路部69と、水平搬送路部69の下流側端部と連通し下部側貯留タンク21に玉を流し込む落とし込み流路部70とを有している。そして、水平搬送路部69の中途には、複数の図示しない開口が設けられており、その開口は循環主通路38の設置時を基準に、水平搬送路部69の下部に配置されている。なお、この開口は、水平搬送路部69の内径より若干大きく設定されている。
また、供給部72は、実質的に流路となる部分の長さが、玉が導入されて流路内が玉で満たされた際に、始端部(上流部)において水平搬送路部69の底部の面と、玉の始端部側(上流側)の面がほぼ同一の面を共有する(所謂面一)配置となるように設定されている。本実施形態では、供給部72の長さは、玉の整数倍を基準に設定されている。
一方、排出部73は、始端側(上流側)が後述する演出装置1の玉排出部28に接続されており、排出部73に導入された玉を玉回収搬送装置29を介してあるいは直接、下部側貯留タンク21に導入するものである。そして、排出部73の流路長さは、終端側(下流側)が玉回収搬送装置29近傍あるいは下部側貯留タンク21近傍に配される程度の長さとされている。
以上が、循環通路26についての説明である。
即ち、玉箱本体42は、側壁44a〜44cにより構成されており、側壁44a〜44cのうち対向する1対の側壁44a、44cの内側に、傾斜板47が設けられている。
従って、玉箱本体42に導入された玉は、傾斜板47の勾配に沿って流れるため、最下段の単体玉箱14dから上方に向かって順番に貯留される。
また、図3、6に示すように、背面板17の張出部53同士に挟まれた位置で、最上部にあたる単体玉箱14a及びその1つ下の単体玉箱14bの位置には、貯留空間16に導入された玉が満杯状態であるか否かを検知する玉量検出センサ51が設けられている。なお、玉量検出センサ51は、近接センサが採用されている。
なお、本実施形態では、貯留空間16に貯留された玉を玉排出部28から確実に排出できるように、下部箱体19の上部壁面が、図3に示すように、玉排出部28に向かって下り勾配の傾斜状に構成されている。
表示装置7は、各台計数機31によって計数された玉の数量を数字、画像又は映像によって表示可能な装置であって、本実施形態では複数の単体発光体(例えばLED)をマトリックス状に密に配置して形成されるドットマトリックス式の表示部7aを有している。なお、表示部7aには、液晶式のものや、7セグメント式のものを採用しても構わない。
即ち、導入規制装置10は、筐体10a(図7)内にモータ等の駆動源に接続され玉を下流側に送り出す回転体たるスプロケット58と、玉が流れる装置内通路59を有し、そのスプロケット58を装置内通路59に臨ませて回転自在に配備した構成を有する。従って、導入規制装置10は、装置内通路59に導入された玉を、スプロケット58の回転作用により装置内通路59の下流側に送り出す機能を有する。
なお、本実施形態では、図7に示す導入規制装置10の筐体10aにおける玉の搬送方向長さ(高さ)が、上部箱体18の内部における天面と底面によって形成される間隔(上部空間の高さ)とほぼ等しい。また、上部箱体18の内部における天面と底面に対向する位置の筐体10aの壁面には、その壁面と同一平面を共有するように、壁面の外側に突出した突出部10bが設けられており、その突出部10bにビス等が螺合される貫通孔が設けられている。
制御部61は、記憶部62や演算部63を制御する部分である。
記憶部62は、入力部60に入力される玉数の情報、並びに演出装置1の動作条件に関する設定情報等を記憶する部分である。
演算部63は、各台計数機31からの入力情報あるいは玉貸し機32における変更情報と、記憶部62に記憶された情報とを比較演算等する部分である。
そして、出力部65によって、入力情報や演算結果に基づいて、玉貸し機32、表示装置7、照明装置8、並びに導入規制装置10、排出規制装置11に対して命令信号が発信される。
本実施形態の演出装置1は、図2に示すように、上部箱体18及び下部箱体19が取り付けられた本体3の装着部15に、ケース体2が装着されている。即ち、図10に示すように、ケース体2の側壁44a、44cの端部側の内側面が、本体3の背面板17の張出部53の外側面と当接する配置とされている。そして、当接した双方に渡ってビス等が螺合されて接合されている。このとき、ケース体2と本体3によって、貯留空間16が形成されており、その容積は玉が6000個程度貯留できる程度の大きさとされている。換言すれば、単体玉箱14a〜14dにおいては、それぞれ1500個程度の玉が貯留可能である。
下部箱体19の内部には、排出規制装置11が配置されており、排出規制装置11の装置内通路59と玉排出部28が連通した配置とされている。下部箱体19においては、前記したように、上部壁面が傾斜状とされているため、下部箱体19の底面と突出部10bのみがビス等で接続されて、装置内通路59と玉排出部28との連通状態が維持されるように固定されている。
演出装置1は、各台計数機31における玉の計数情報等に基づいて、循環通路26を介して貯留空間16に玉を導入あるいは貯留空間16から玉を排出したり、表示装置7及び照明装置8により演出の補助的効果を追加できるものである。
また、本実施形態では、この動作と同時あるいは先行して、表示装置7の表示を変更する。即ち、変更前の表示が0個であれば、0個から1500個に表示が変更される。
ここで、本実施形態では、照明装置8による演出効果を追加する場合、玉量検出センサ51による信号及び制御基板5で演算された数値が所定の条件を満足することが条件とされている。即ち、既に遊技者が獲得した玉数と、各台計数機31から新たに入力された玉数との合計(以下、合計玉数と言う)が、制御基板5に予め設定されて記憶された条件(本実施形態では、合計玉数が6000の倍数が基準)を満たしているか否かが確認され、さらに玉量検出センサ51により貯留空間16内が玉で満杯であることが確認されれば、所定の動作により照明装置8の発光状態を変更することとされてる。
また、本実施形態では、この動作と同時あるいは先行して、表示装置7の表示を変更する。即ち、変更前の表示が1500個であれば、1500個から500個に表示が変更される。
なお、照明装置8における制御は、貯留空間16に玉を導入する際と同様の条件で変更されるため、説明を省略する。
さらに、本実施形態の演出装置1は、遊技島50におけるパチンコ機40の上部に位置する天板52に取り付ける構成を有しているため、周囲の遊技者等が視認し易い。即ち、演出における周囲の認識性が高まるため、演出による効果が高い。
5 制御基板(制御手段)
7 表示装置
8 照明装置(照明手段)
16 貯留空間(貯留部)
20 搬送装置
21 下部側貯留タンク
23 揚送装置
24 上部側貯留タンク
25 補給通路
26 循環通路
27 玉導入部
28 玉排出部
30 遊技機
31 各台計数機(計数装置)
32 玉貸し機
38 循環主通路
39 分岐供給路
40 パチンコ機
50 遊技島
52 天板
Claims (5)
- 遊技媒体を用いて遊技可能な1又は複数の遊技機により構成された遊技機群が設置された遊技場において、各遊技機に対応する位置に遊技媒体を計数可能な計数装置が設置され、計数装置によって計数された数値に基づいて遊技者が獲得した遊技媒体の情報を反映可能な演出装置であって、
遊技機群は、各遊技機に遊技媒体を供給する補給通路と、補給通路と並設され遊技媒体を遊技機群の内部において循環させることが可能な循環通路を備え、
演出装置は、遊技媒体が貯留され外部から視認可能な貯留空間を有した貯留部を備え、貯留部は循環通路と連通するものであって、
少なくとも計数装置で遊技媒体が計数されることを条件に、循環通路内の遊技媒体が貯留部に導入されることを特徴とする演出装置。 - 遊技機群は、遊技機より上部であって天面を形成する天板と、天板を支持する梁を有し、
貯留部の一部又は全部は、梁に直接支持された天板上に設置されることを特徴とする請求項1に記載の演出装置。 - 遊技機群は、遊技機より下方の位置であって遊技機及び循環通路を通過した遊技媒体が貯留される下部側貯留タンクと、下部側貯留タンクから排出された遊技媒体を遊技機より上方の位置に揚送する揚送装置と、揚送装置によって揚送された遊技媒体が貯留される上部側貯留タンクとを有し、
循環通路は、上部側貯留タンクと下部側貯留タンクとを繋ぐ通路であって、当該通路の一部は内径が遊技媒体の大きさとほぼ同じであり、中途に遊技媒体の流れ方向下流側に向かって遊技媒体を1つずつ送り出すことが可能な搬送機構が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の演出装置。 - 少なくとも計数装置によって計数された遊技媒体の実際の数量を表示可能な表示装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の演出装置。
- 照明手段を有し、
照明手段は、計数装置によって計数された遊技媒体の数量に基づいて制御されるものであって、前記計数された数量が所定の条件を満足した場合、発光状態が変更されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の演出装置。
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